12月 『すきすきパパ』 |
11月 『ねむるまえに クマは』 『みて、ほんだよ!』 『シャオユイのさんぽ』 『しずかな、クリスマスの ほん』 |
10月『パパとわたし』 |
9月『ブラック・ドッグ』 |
3月『アマンディーナ』 『ローズ色の自転車』 |
1月『つぼつくりのデイヴ』 『ミアは おおきなものが すき!』 『商人とオウム ペルシャのおはなし』 |
2012年12月刊行きみのためなら、
【あらすじ】 雨の日、パパはレインコートになって守ってくれる。荷物が重くたって、転んだって、パパがいればへっちゃら! パパと子の何気ないやりとりにあふれた、かけがえの無い幸せな時間をユニークに描いた絵本。 【イザベル・マルチンス(Isabel Martins)】 【宇野和美(うのかずみ)】 |
2012年11月刊行ぼくの話、きいてくれる?
【あらすじ】 聞いてほしい話があるクマ。ところが友だちは、冬じたくで忙しかったり、もう冬眠していたり。みなを手伝ううちに冬がきて、クマも眠りにつきました。そして春、「もう話を聞いてもらえる!」と目を覚ましたクマでしたが……。 【フィリップ・C・ステッド(Philip C. Stead)】 絵本作家。ミシガン大学で美術を学んだ。学生のころから出版社に作品を持ち込んでいたが、なかなか採用されなかったという。2009年、“Creamed Tuna Fish and Peas on Toast”(未訳)でデビュー。妻のエリンとともに、ミシガン州のアナーバー在住。築100年の古い家に住んでいる。エリンとの絵本は、本書で2作目となる。 【エリン・E・ステッド(Erin E. Stead)】 絵本作家。ボルティモアにあるメリーランド・インスティテュート・カレッジ・オブ・アーツで学ぶ。児童書専門店でのアルバイトや編集者のアシスタントを経て、『エイモスさんが かぜを ひくと』(光村教育図書)でデビュー。木版画に鉛筆でかき込んだり、水彩絵の具と鉛筆でかいたりするイラストは、高く評価されている。日本の彫刻刀やばれんを愛用している。 【青山 南(あおやま みなみ)】 福島県に生まれる。早稲田大学卒業。翻訳家、エッセイスト。絵本の訳書に『グランパ・グリーンの庭』(BL出版)、『トンネルをほる』(ほるぷ出版)、『商人とオウム ペルシャのおはなし』『ひらめきの建築家 ガウディ』『インドのむかしばなし にげろ! にげろ?』(光村教育図書)など多数。 |
2012年11月刊行1冊の本から
【あらすじ】 ほこりにまみれた一冊の本と出会ったときから、世界が変わり始めた。まわりの見なれた風景はたちまちその姿を変え、ページをめくるたびに、無限に広がる想像の世界。本は私たちをどこまで連れて行ってくれるのだろう? 【リビー・グリーソン(Libby Gleeson)】 1950年、オーストラリア、ニューサウスウェールズ州に生まれる。作家。大学卒業後、教員生活を経てイタリアへ渡る。その後、ロンドンで作家デビュー。1980年にオーストラリアへ戻り、児童文学を中心に旺盛な執筆活動をしている。 【フレヤ・ブラックウッド(Freya Blackwood)】 1975年、スコットランド、エジンバラに生まれる。画家。2002年から創作活動を始める。2010年に『さよならをいえるまで』(岩崎書店)でケイト・グリーナウェイ賞を受賞。現在、オーストラリア、ニューサウスウェールズ州在住。 【谷川俊太郎(たにかわ しゅんたろう)】 1931年、東京に生まれる。詩人。1952年『二十億光年の孤独』(創元社)でデビュー。数十冊におよぶ詩集のほか、作詞、翻訳など幅広く活躍。1975年に『マザー・グースのうた』(草思社)で日本翻訳文化賞を受賞。また1983年に『日々の地図』(集英社)で読売文学賞、1993年に『世間知ラズ』(思潮社)で萩原朔太郎賞、2008年に『私』(思潮社)で詩歌文学館賞を受賞している。 |
2012年11月刊行台湾の路地裏で
【あらすじ】 おつかいに出たシャオユイは、小さな遊びをくり返しつつ散歩を楽しむ。ビー玉をとおして見ると、世界は青い海のよう……。雑貨屋店主との軽妙なやりとりや路地裏の風景など、日常の生活の中のしみじみとした幸せを描く台湾の絵本。 【チェン・ジーユエン(陳致元)】 1975年、台湾南部の屏東市に生まれる。絵を描くのが大好きで、中学時代は漫画家をめざしていた。19歳のとき、絵本という形式こそが自分の求めていたものだと感じ、絵本の創作を始める。1997年、兵役を終えたあと台北市へ移り住む。自己紹介によると「背高のっぽで、背広はあまり似合いません。あちこち散歩するのが好きです。」とのこと。 【中 由美子(なか ゆみこ)】 長崎市生まれ。中国、台湾、香港のすぐれた児童文学を翻訳し、日本に紹介している。日中児童文学美術交流センター副会長。著書に『中国の児童文学』(久山社)、訳書に『パオアルのキツネたいじ』(徳間書店)、『チュンチエ――中国のおしょうがつ』(光村教育図書)など。 |
2012年11月刊行クリスマスは しずかなきせつ
【あらすじ】 心しずかなクリスマス。手袋をして戸をたたくしずかさ、ツリーに明かりがともる瞬間の息をつめたしずかさ、暖炉のそばで本を読むしずかさ……。ふだんとは違う特別なしずかな場面を描いたかわいい絵本。おやすみの前におすすめ。 【デボラ・アンダーウッド(Deborah Underwood)】 アメリカ、ワシントン州ワラワラ市に育つ。父親は数学教授、母親は英語教師であった。大学卒業後、サンフランシスコでストリートミュージシャンをしたり、会計事務所で働いたりしていた。2004年から子ども向けノンフィクションのライターとして活躍している。創作絵本に、本作の姉妹篇である『しんと しずかな、ほん』『にぎやかな ほん』(光村教育図書)などがある。 【レナータ・リウスカ(Renata Liwska)】 ポーランドのワルシャワに生まれ育つ。カナダのアルバータ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインに学んだ。自分の子どもの頃の経験や思い出をイラストに盛り込むのが好きなのだという。現在、イラストレーターの夫とともに、カナダのカルガリーに暮らしている。 【江國香織(えくに かおり)】 東京都に生まれる。2004年『号泣する準備はできていた』で第130回直木賞を受賞。小説のほか、詩やエッセイも発表し、日本でもっとも注目される作家の一人として活躍している。絵本の翻訳に、「ステラとサム」シリーズ、『いやはや』(光村教育図書)など多数。 |
2012年10月刊行そのときどき それぞれのきもち
【あらすじ】 わたしがパパといっしょにいたいと思うとき、パパはいっしょにいたくなかったり、その逆だったり。そして、ふたりともいっしょにいたいと思うときもある。父と娘のその時々、それぞれの思いを繊細に描いた詩情あふれる絵本。 【マリア・ウェレニケ(María Wericke)】 アルゼンチン、オリボスに生まれる。作家の両親のもとで、ずっと本に囲まれて育ったため、自分自身も文章を書いたり、絵を描いたりして、本を作るようになる。1994年にはじめて本の挿絵を描き、その後は、国内外のさまざまな出版社の本に絵を描いてきた。ユニセフや厚生省のポスターの絵とデザイン、本の挿画も手がける。 現在、ブエノスアイレス在住。 【宇野和美(うの かずみ)】 大阪府生まれ。東京外国語大学スペイン語学科卒業。出版社勤務ののち、3人の子どもとともにスペインに渡り、バルセロナ自治大学大学院に留学。言語文学教育学科修士課程修了。訳書に、『むこう岸には』(ほるぷ出版)、『フーくんのおへそ』『アリアドネの糸』(光村教育図書)など。 |
2012年9月刊行こわいと思えば、さらにこわくなる
【あらすじ】 とある一軒家の前にふらりと現れた黒い犬。その姿は、どんどん大きくなっていき、一家は大混乱! あの恐ろしい、伝説の「ブラック・ドッグ」なのか? 末っ子のチャイは「ブラック・ドッグ」の正体を確かめるため、外へ飛び出す。 【レーヴィ・ピンフォールド (Levi Pinfold)】 いつだったか車の窓からあのブラック・ドッグを見かけたような気もするけど、ふつうのピューマだったかもしれない、という。 お話を考えたり絵をかいたりしていないとき、人や物をまじまじと見るくせがあるが、悪気はさらさらない由。ふだんは自分の想像の中に住み、そこで仕事をしている。コーンウォールの古い幽霊屋敷にいることもあり、近く引っ越すのかもしれない。 The Django(未訳)でブックトラスト賞幼年部門新人賞を受賞。本書は第二作。 【片岡しのぶ (かたおか しのぶ)】 旅が好き。家にいるのも好き。両方同時にできないものかとよく悩む由。和歌山に生まれて岩手で育つ。国際基督教大学教養学部卒業。翻訳書に『変わり者ピッポ』『はるかな島』(光村教育図書)、『千年の森をこえて』『エメラルドアトラス』(あすなろ書房)などがある。 |
2012年3月刊行はずかしがるのは もう やめよう
【あらすじ】 アマンディーナは小さな犬ですが、いろいろなことができます。ある日、舞台に出て、自分のできることをみんなに見てもらうことにしました。必要なものを全て自分でつくり、練習を重ね、いよいよ舞台の幕開けです。ところが……。 【セルジオ・ルッツィア (Sergio Ruzzier)】 1966年、イタリアのミラノに生まれる。1995年にアメリカに移住し、ニューヨークを拠点にイラストレーター、絵本作家として活躍。絵本にはThe Room of Wonders、The Little Giant(ともに未訳)などがある。現在、アメリカで最も期待される絵本作家の一人で精力的に活動をしている。 【福本友美子 (ふくもとゆみこ)】 慶應義塾大学卒業後、公共図書館勤務を経て、現在は児童書の研究、翻訳などをする。『としょかんライオン』(岩崎書店)、『ないしょのおともだち』(ほるぷ出版)、『りこうすぎた王子』(岩波書店)、『マグナス・マクシマス、なんでもはかります』(光村教育図書)など多数の訳書がある。 |
2012年3月刊行笑顔をもう一度
【あらすじ】 悲しい眼をした少女「ローズ」を見て、ゾランは記憶をたどり始める。戦争、その恐ろしい音、燃えさかる家、難民キャンプ。新しい町での生活は、次第にゾランの心の傷をいやしていく。そして「ローズ」のためにゾランは……。 【ジャンヌ・アシュベ(Jeanne Ashbé)】 1955年ブリュッセルに生まれる。ルーヴァン・カトリック大学で言語医学を学んだのち、ブリュッセル美術学校でイラストを勉強。大家族に育ち、自分も5人の子どもを生み育てる。文学が人間の情緒面に大きな影響を及ぼしうるという、確固とした信念に基づいて絵本を制作しており、これまでに、絵本を20点以上出版、7か国語に翻訳されている。 【野坂悦子(のざかえつこ)】 早稲田大学第一文学部卒業。1989年より翻訳家として活躍。特にオランダとベルギーの児童文学の紹介に力をそそいでいる。訳書に『おじいちゃん わすれないよ』(金の星社)、『フランダースの犬』(岩波書店)、『アルノのサッカーボール』(講談社)、『ネジマキ草と銅の城』(福音館書店)、『フィートははしる』(光村教育図書)など多数。紙芝居文化の会海外企画推進委員。 |
2012年1月刊行ある奴隷が のこした生きたあかし
【あらすじ】 今から200年ほど前のこと。デイヴという一人の奴隷がいた。デイヴは粘土で壺をつくって暮らしていた。彼の手にかかれば、ただの粘土もたちまち立派な大きな壺に変わっていく。1800年代のアメリカに実在した人物を描くノンフィクション。 【レイバン・キャリック・ヒル(Laban Carrick Hill)】 これまでに、児童文学をふくむ20冊以上の作品を手がける。現在、ガーナ・ライターズ・プロジェクトの共同主宰者として、支援活動を行っている。また、コロンビア大学など複数の大学で教鞭をとる。 【ブライアン・コリアー(Bryan Collier)】 ブライアン・コリアー メリーランド州で育ち、15歳で絵を描き始める。水彩とコラージュを用いたイラストは高い評価を得ており、『アップタウン』(未訳)でエズラ・ジャック・キーツ賞、本作および『ローザ』(光村教育図書)でコルデコット賞銀賞とコレッタ・スコット・キング賞を受賞している。現在、ニューヨーク在住。 【さくま ゆみこ】 東京都に生まれる。編集者、翻訳家。著書に『イギリス7つのファンタジーをめぐる旅』(メディアファクトリー)、『エンザロ村のかまど』(福音館書店)など、訳書に『ローザ』『かあさんを まつ ふゆ』(光村教育図書)、『シャーロットのおくりもの』(あすなろ書房)、『オオカミ族の少年』(評論社)など多数。現在、青山学院女子短期大学教授。 |
2012年1月刊行大きくなあれ!!
【あらすじ】 ミアは、大きなものが大好き! 植物は土に埋めて水をやると大きくなると知り、畑に直行します。だって、ミアには大きくなったらいいなあ、と思っているものがたくさんあるのです。おもちゃの車に人形の家に、それから……。 【カトリーン・シェーラー(Kathrin Schärer)】 1969年、スイスのバーゼル生まれ。バーゼル造形大学で学び、美術の教師となる。ことばに障害のある子どもたちに美術を教えるかたわら、フリーのイラストレーターとして活躍。絵本では、本書のように絵と文を手がけた作品も多数ある。スイスをはじめ、ドイツ、オーストリアやアジアでも高い評価を受けている。 【関口裕昭(せきぐち ひろあき)】 大阪府生まれ。慶應義塾大学大学院修了。京都大学博士(文学)。在学中、ドイツのゲッティンゲン大学に留学。最近のドイツ文化全般に深い興味を持ち、紹介に努めている。絵本の翻訳に『うんち したのは だれよ!』(偕成社)、『空の飛びかた』『フリードリヒばあさん』(光村教育図書)など。明治大学准教授。 |
2012年1月刊行ペルシャ商人 vs. オウム
【あらすじ】 オウムのおかげで商売繁盛! お金持ちになった商人は、オウムを故郷のインドの森に帰してくれません。あるとき、インドへ買い付けに行くことになった商人は、おみやげは何がいいかとオウムにたずねました。すると、オウムは……。 【ミーナ・ジャバアービン (Mina Javaherbin)】 イランのテヘランに生まれる。ペルシャの文学、建築、歴史などについて広く学んだ。子どもの頃から詩や物語を書くことが好きだったという。”Goal!”(未邦訳)で絵本作家としてデビュー。2作目となる本書は、ペルシャの詩人ルーミーの詩に着想を得て書かれている。夫と二人の息子とともにアメリカのカリフォルニア州在住。 【ブルース・ホワットリー(Bruce Whatley)】 イギリスに生まれ、子どものときにオーストラリアへ移住。絵本作家、イラストレーターとして活躍し、手がけた作品は50冊以上にのぼる。日本で紹介された絵本に『ウォンバットのにっき』(評論社)などがある。本書を描くにあたり、中東の市場の写真を手に入れ、また伝統的なペルシャの服や装飾の資料をたくさん集めたという。ニューサウスウェールズ州在住。 【青山南(あおやまみなみ)】 福島県に生まれる。早稲田大学卒業。翻訳家、エッセイスト。絵本の訳書に『ハックションあれッ??』(BL出版)、『きんようびはいつも』(ほるぷ出版)、『ひらめきの建築家 ガウディ』『エイモスさんが かぜを ひくと』『エドウィーナ』(光村教育図書)など多数。 |
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Last Modified:2012/12/19
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