11月『とらと ほしがき』 10月『ハンタイおばけ』 |
9月『ちびうさ にいちゃん!』 8月『りんご ぽいぽい』 7月『雲をみようよ』 |
6月『ひみつの もり』 5月『いやはや』 4月『ハンダのびっくりプレゼント』 |
2月『さんびきめのかいじゅう』 1月『嵐のティピー』 |
2007年11月刊行たべちゃった……ぼく、死んじゃうの?
【あらすじ】 長いこと、なにも食べていなかったマカンバー・マギー。ようやく見つけたソーセージを食べたとたん、おなかが、ちくん、と痛くなって・・・・・。ぼく、このまま死んじゃうの? ああ、神様、おなかがぺこぺこだっただけなのに――。 【パトリック・ロア(Patrick Loehr)】 アメリカ、コロラド州に生まれる。写真とイラストを組み合わせるという斬新な手法で注目され、それらの作品はアメリカ国内だけでなく、海外でも紹介されている。また、小学校や美術学校を訪問し、作品づくりの実践を行っている。現在、デンバー在住。本書が初めての絵本。 【青山 南(あおやま みなみ)】 福島県に生まれる。早稲田大学卒業。翻訳家、エッセイスト。翻訳絵本に「まっかな ちっちゃい きかんしゃの ぼうけん」シリーズ(BL出版)、『カバ! じゃない、サイ!』、(ほるぷ出版)、『超じいちゃん』、『ハンタイおばけ』(光村教育図書)など多数。 |
2007年10月刊行これ はこ? それ はこ? どれが はこ?
【あらすじ】 “はこ”じゃないよ! スポーツカーで、めらめら燃えるビルで・・・・・・ロケットだよ! ぼくは、レーサーで、消防士で、・・・・・・宇宙飛行士なんだ! 子どもの見立て遊びにヒントを得た楽しい絵本。 【アントワネット・ポーティス(Antoinette Portis)】 カリフォルニア大学ロサンゼルス校で美術を学ぶ。グラフィックデザイナー、アートディレクター、ディズニー社のクリエイティブディレクターとして活躍した後、アーティストとして独立。初めての絵本である本書で、ドクター・スース賞銀賞を受賞。 【中川ひろたか(なかがわひろたか)】 1954年生まれ。5年間保父を務めた後、『さつまのおいも』(村上康成・絵、童心社)で絵本作家としてデビュー。『ないた』(長 新太・絵、金の星社)で日本絵本賞受賞。手がけた絵本は100冊を超える。シンガーソングライターという一面ももつ。2006年、鎌倉・由比ガ浜に「SONG BOOK Café」オープン。 |
2007年9月刊行アイルランドのむかしばなし
【あらすじ】 ジェイミー・オルークはアイルランドいちのなまけもの。おかみさんの留守に、仲間といっしょにどんちゃんさわぎ。あとかたづけはだれがする? ところが……とつぜんあらわれたプーカに、ジェイミーはびっくり! シリーズ第2弾! 【トミー・デ・パオラ(Tomie dePaola)】 1934年、アメリカのコネチカット州生まれ。4歳の頃には、すでに絵本作家になりたいと思っていたという。ブルックリンのプラット・インスティテュートで学んだあと、カリフォルニア芸術工芸大学に進み美術学修士号を取得した。『まほうつかいのノナばあさん』(ほるぷ出版)、『フェアマウント通り26番地の家』(あすなろ書房)、『ポップコーンをつくろうよ』、『雲をみようよ』、『絵かきさんになりたいな』、『ジェイミー・オルークとおばけイモ』(ともに福本友美子訳、光村教育図書)など、これまでに200冊を超える絵本を発表し、アメリカでもっとも人気のある絵本作家のひとりとして今も活躍し続けている。 【福本友美子(ふくもとゆみこ)】 慶應義塾大学卒業、公共図書館勤務を経て、現在は児童書の研究、評論、翻訳、書誌作成などをする。『戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ』(岩波書店)、『としょかんライオン』(岩波書店)、『ハンダのめんどりさがし』(光村教育図書)などの多数の訳書のほか、編著書に児童向けブックガイド『キラキラ読書クラブ』(共著 日本図書センター)がある。 |
2007年8月刊行元気になあ〜れ!
【あらすじ】 大好きなじいちゃんは、しわしわよれよれの93歳。マドリンは元気になる特製ジュースを作り、じいちゃんに飲ませました。すると翌朝早く、窓の外で・・・・・・。こんなじいちゃんがいたら、絶対におもしろい! ナンセンス絵本。 【ステファニー・ローゼンハイム(Stephanie Rosenheim)】 オーストラリアに生まれる。ヴィクトリア・カレッジ・オブ・アーツで学び、ウェスタン・オーストラリア舞台芸術学校を卒業。クラシックバレエのバレリーナとしても活躍した。演じた中には、彼女のために書かれた役も多数あるという。引退後、現在は夫と3人の子どもとロンドンで暮らしている。 【エレナ・オドリオゾーラ(Elena Odirozola)】 スペインに生まれる。祖父、父親ともに画家。美術とインテリアデザインを学び、8年ほど広告関連の会社に勤める。その後、絵本作家となり、多くの作品を発表。『ハンタイおばけ』(青山 南 光村教育図書)をはじめ、その数は55作以上にのぼる。本国スペインで大変高い評価を受けており、2004年には、“Vegetable Glue”でケイト・グリーナウェイ賞にノミネートされている。 【青山 南(あおやま みなみ)】 福島県に生まれる。早稲田大学卒業。翻訳家、エッセイスト。翻訳絵本に「まっかな ちっちゃい きかんしゃの ぼうけん」シリーズ(BL出版)『カバ! じゃない、サイ!』、『たのしいホッキーファミリー!』(ともにほるぷ出版)、『やぎのブッキラボー3きょうだい』、『算数の呪い』(ともに小峰書店)、『アベコベさん』(文化出版局)、『ハンタイおばけ』(光村教育図書)など多数。 |
2007年7月刊行 ゆかい痛快
【あらすじ】 まほうの玉を取り返すため、いざ、よくばりばあさんの家へ! ヤオンと鳴いてねこがネズミにとびつけば、モンモン吠えていぬがねこに八つ当たり。お手柄者は、どっち? いぬは外、ねこは中で飼うことの楽しい由来譚。韓国の昔ばなし。 【ソ・ジョンオ(Seo, Jeong-Oh)】 1955年、韓国東南部の安東市に生まれる。安東教育大学、大邱教育大学卒業。小学校で教師をしながら、昔ばなしの語りと再話をつづけている。民族文学作家会議、韓国つづり方研究会、韓国オリニ文学協議会会員。日本では『韓国昔ばなし 上・下』(白水社)などが紹介されている。 【シン・ミンジェ(Shin, Min-Jae)】 1971年、韓国ソウルに生まれる。弘益大学絵画科卒業。広告会社勤務を経て、絵本作家として活躍している。本書では、色えんぴつとコラージュ技法をつかった斬新なイラストで、おおらかな昔ばなしの世界を表現している。愛娘にたのしい絵本を手わたしたい一心で日々イラストを描いているという。 【おおたけ きよみ】 白百合女子大学大学院修士課程修了後、日韓文化交流基金フェロー、大韓民国政府招聘留学生として6年間ソウルで学ぶ。「韓国の絵本10選」(アートン)、『とらと ほしがき』(光村教育図書)など、韓国のすぐれた絵本を多数紹介している。東京純心女子大学准教授。教育学博士。 |
2007年6月刊行雨の日、サムは家の中でなにしてる?
【あらすじ】外は雨。仲良し姉弟のステラとサムは今日は家で過ごします。森や海では臆病なサムも、家ではちびっこギャング! シュノーケルを持っておふろに入ったり、台所をべたべたにしてお料理したりのやんちゃ放題。サム、次は何するの? 【メアリー=ルイーズ・ゲイ(Marie-Louise Gay)】 1952年、カナダのケベック州ケベック・シティに生まれ、英語とフランス語の両方を母語として育つ。モントリオールで美術学校に通った後、26歳でアメリカに渡り、カリフォルニア州のアカデミー・オブ・アート・カレッジに学ぶ。カリフォルニアの太陽が、彼女のイラストに明るい色彩をもたらした。カナダに戻って絵本の制作を始め、デザイン的でユニークな独自の画風で人気を博している。絵本「ステラシリーズ」は、12を超える言語に訳され、世界中で親しまれている。現在、ケベック州モントリオール在住。 【江國香織(えくに かおり)】 東京都に生まれる。目白学園女子短期大学国語国文科卒。2004年『号泣する準備はできていた』で第130回直木賞を受賞。小説のほか、詩やエッセイも発表し、日本でもっとも注目される作家の一人として活躍している。絵本の翻訳に、『マドレーヌとどうぶつたち』(BL出版)、『なつのいなかのおとのほん』(ほるぷ出版)、「ステラシリーズ」『いやはや』(光村教育図書)など多数。 |
2007年5月刊行その静かな決断が、世界を動かした
【あらすじ】 1955年12月1日。バスの車内で白人男性に席を譲ることを拒んだローザ・パークスの静かな決断は、キング牧師を中心に全米に広がった公民権運動のきっかけとなった。アメリカの歴史を変えた一人の女性を描いたノンフィクション絵本。 【ニッキ・ジョヴァンニ(NIkki Giovanni)】 1943年、テネシー州に生まれる。ラングストン・ヒューズ賞など数々の賞を受けた著名な女性詩人であり作家であり活動家。バージニア工科大学教授。日本でも『双子座のおんな』(晶文社)、『女と男』(工作舎)などが翻訳出版された。「ローザ・パークス勇気ある女性賞」の最初の受賞者。現在、バージニア州在住。 【ブライアン・コリアー(Bryan Collier)】 メリーランド州で育ち、15歳で絵を描き始める。水彩とコラージュを用いたイラストは高い評価を得ており、『アップタウン』でエズラ・ジャック・キーツ賞新人賞とコレッタ・スコット・キング賞、本作品でもコルデコット賞銀賞とコレッタ・スコット・キング賞を受賞している。日本ではほかに、『キング牧師の力づよいことば』(国土社)が翻訳出版されている。現在、ニューヨーク在住。 【さくま ゆみこ】 東京都に生まれる。編集者、翻訳家として活躍。玉川大学・大学院非常勤講師。著書に『イギリス7つのファンタジーをめぐる旅』(メディアファクトリー)、『子どもを本好きにする50の方法』(柏書房)、訳書に『クリスマスのちいさな木』、『ひみつのもり』(光村教育図書)、『シャーロットのおくりもの』(あすなろ書房)、『オオカミ族の少年』(評論社)、『おいしそうなバレエ』(徳間書店)など多数。 |
2007年4月刊行ケニアの女の子、ハンダの絵本
【あらすじ】 ハンダとアケヨは、めんどりのモンディ探しに出かけました。鳥小屋の周りにチョウチョが2匹、穀物小屋の下にねずみが3匹、つぼの後ろにトカゲが4匹。コオロギにカエル、ムクドリも見つけたけれど…ああ、モンディはどこ? 【アイリーン・ブラウン(Eileen Browne)】 イギリスのバーミンガムに生まれる。ロンドンで20年以上、教師や青少年の育成にかかわる仕事をし、1977年に初めての絵本を発表する。文と絵の両方を手がけるが、『チックタック』(評論社)のように、他の画家と組んだ作品もある。学校を訪問し、自作の絵本を読んで聞かせる活動にも力を入れている。ハンダの絵本には、ほかに『ハンダのびっくりプレゼント』(福本友美子訳 光村教育図書)がある。 【福本友美子(ふくもとゆみこ)】 慶應義塾大学卒業後、公共図書館勤務を経て、現在は児童書の研究、評論、翻訳、書誌作成などをする。『戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ』(岩波書店)、「世界のなぞかけ昔話」全3巻(晶文社)など多数の訳書のほか、編著書に児童向けブックガイド『キラキラ読書クラブ』(日本図書センター)がある。 |
2007年3月刊行み〜つけた!
【あらすじ】 海の底で、かくれんぼをしよう! サンゴや海藻のかげに、ひっそりかくれているタツノオトシゴを見つけながら読みすすむ、かわいいフェルトワークの絵本。サンゴやタツノオトシゴ、ユニークな魚たちのひみつが満載の解説付き! 【ステラ・ブラックストーン(Stella Blackstone)】 天気のよい日は太陽とともに歌い、月の子守唄で眠る。天気の悪い日は大地に寄り添いもの思いにふける。そうして得たエネルギーをことばにかえて、詩を生み出している。ことばがもつリズム、とくに話しことばがもつリズムが好きだという。日本はこれまでに、「ねこのクレオ」シリーズ(教育画劇)が紹介されている。趣味は散歩と庭いじり。 【クレア・ビートン(Clare Beaton)】 子どものころから絵を描くことが好きで、イラストレーターになるのが夢だった。フェルトやボタン、ビーズ、スパンコール、ひもなどを使ったユニークな作風で、これまでに60を超える子どもの本を手がけている。材料の多くはフリーマーケットから取り寄せているのだそう。日本ではこれまでに、『ねこはどこ?』(主婦の友社)が紹介されている。好きな色は青。 【藤田千枝(ふじた ちえ)】 お茶の水女子大学理学部卒業。科学読物研究会会員。おもに子ども向けの化学の本を執筆、翻訳している。著書に『ぼくのブッベはどこ?』(イロン・ヴィークランド絵、福音館書店)。訳書に『マーヤの春・夏・秋・冬』(冨山房)、『実物大 恐竜図鑑』(小峰書店)、「フリズル先生のマジック・スクールバス」シリーズ 全8巻(岩波書店)など多数。趣味は水彩画、そして、ことばに関することすべて。 |
2007年2月刊行アイルランドのむかしばなし
【あらすじ】 ジェイミー・オルークはアイルランド一のなまけもの。ある日、妖精にもらったジャガイモの「たね」を植えたことから、村中が大騒動に! おばけジャガイモにうんざりの村人たち。いっぽう、ジェイミーは得意満面! そのわけは? 【トミー・デ・パオラ(Tomie dePaola)】 1934年、アメリカのコネチカット州生まれ。4歳の頃には、すでに絵本作家になりたいと思っていたという。ブルックリンのプラット・インスティテュートで学んだあと、カリフォルニア芸術工芸大学に進み美術学修士号を取得した。『まほうつかいのノナばあさん』(ほるぷ出版)、『フェアマウント通り26番地の家』(あすなろ書房)、『ポップコーンをつくろうよ』、『雲をみようよ』、『絵かきさんになりたいな』(ともに福本友美子訳、光村教育図書)など、これまでに200冊を超える絵本を発表し、アメリカでもっとも人気のある絵本作家のひとりとして今も活躍し続けている。 【福本友美子(ふくもと ゆみこ)】 慶應義塾大学卒業、公共図書館勤務を経て、現在は児童書の研究、評論、翻訳、書誌作成などをする。『戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ』(岩波書店)、「世界のなぞかけ昔話」全3巻(晶文社)、『ハンダのびっくりプレゼント』(光村教育図書)などの多数の訳書のほか、編著書に児童向けブックガイド『キラキラ読書クラブ』(共著 日本図書センター)がある。 |
2007年2月刊行きょうりゅう だ〜いすき!
【あらすじ】 ぼく恐竜になった夢を見たよ! ぼくは水色のディプロドクスで、ステゴザウルスにトリケラトプス、プテロダクティルスも、みんなみんな、友だちだったんだ・・・・・・。解説付きで、好奇心旺盛な子も大満足。夢が広がる恐竜の絵本! 【ステラ・ブラックストーン(Stella Blackstone)】 天気のよい日は太陽とともに歌い、月の子守唄で眠る。天気の悪い日は大地に寄り添いもの思いにふける。そうして得たエネルギーをことばにかえて、詩を生み出している。ことばがもつリズム、とくに話しことばがもつリズムが好きだという。日本はこれまでに、「ねこのクレオ」シリーズ(教育画劇)が紹介されている。趣味は散歩と庭いじり。 【クレア・ビートン(Clare Beaton)】 子どものころから絵を描くことが好きで、イラストレーターになるのが夢だった。フェルトやボタン、ビーズ、スパンコール、ひもなどを使ったユニークな作風で、これまでに60を超える子どもの本を手がけている。材料の多くはフリーマーケットから取り寄せているのだそう。日本ではこれまでに、『ねこはどこ?』(主婦の友社)が紹介されている。好きな色は青。 【藤田千枝(ふじた ちえ)】 お茶の水女子大学理学部卒業。科学読物研究会会員。おもに子ども向けの化学の本を執筆、翻訳している。著書に『ぼくのブッベはどこ?』(イロン・ヴィークランド絵、福音館書店)。訳書に『マーヤの春・夏・秋・冬』(冨山房)、『実物大 恐竜図鑑』(小峰書店)、「フリズル先生のマジック・スクールバス」シリーズ 全8巻(岩波書店)など多数。趣味は水彩画、そして、ことばに関することすべて。 |
2007年1月刊行ホロコーストを生き抜いて
【あらすじ】 両親、兄、妹たち、そして何百万人ものユダヤ人が虐殺されていく中、必死に生き抜いた少女時代の記憶。娘へと残された刺しゅう画が、今を生きる全ての人たちの心を揺さぶる。 【エスター・ニセンタール・クリニッツ(Esther Nisenthal Krinitz)】 1927年生まれ。ポーランドでナチスによるホロコーストを体験した。戦後アメリカに移住し、長年、ニューヨークのブルックリンで婦人服店を営んだ。のちにメリーランド州フレデリックで、50歳のとき、刺しゅう画を作りはじめ、2001年、74歳で亡くなるまでに36点を仕上げた。 【バニース・スタインハート(Bernice Steinhardt)】 妹のヘリーン・マクウェイドとともに、ストーリーと絵により戦争の悲惨さを伝えることを目的とする非営利教育団体Art and Remembranceを設立した。アメリカ合衆国議会の調査部門である会計検査院の役員をつとめる。夫ブルース・スタインハートとの間にふたりの子どもがいる。 【片岡しのぶ】 和歌山県で生まれ、岩手県で育つ。国際基督教大学教養学部卒業。多数の翻訳を手がける。現在、翻訳工房パディントン&コンパニイを夫と共同で主宰する。主な訳書に『絵本 アンネ・フランク』、『ナゲキバト』(あすなろ書房)がある。 |
2006年11月刊行韓国のむかしばなし
【あらすじ】 アイゴー! とらが叫んで逃げ出した。アイゴー! とらにまたがり、どろぼうも叫ぶ。泣く子も黙る、恐怖の干し柿!? ゆかいな韓国の昔話を伝統の民画風に描いた迫力の絵本! 【パク・ジェヒョン(Janie Jaehyun Park)】韓国、ソウルに生まれる。ソウルの延世大学フランス文学科を卒業後、カナダに渡り、トロントのシェリダン大学で美術を学ぶ。現在もトロントに暮らし、国際的なイラストレーターとして活躍している。初めての絵本である本書は、母国に伝わる昔ばなしを韓国伝統の民画風に描き、カナダ総督文学賞の候補作になった。 【おおたけ きよみ】 白百合女子大学大学院修士課程修了後、日韓文化交流基金フェロー、大韓民国政府招聘留学生として6年間ソウルで学ぶ。『うしとトッケビ』『くらやみからきたサプサリ』など「韓国の絵本10選」(アートン刊)の翻訳で注目をあつめ、以後も韓国のすぐれた絵本を多数紹介している。東京純心女子大学助教授。教育学博士。 |
2006年10月刊行そのときから ネイトの まわりは
【あらすじ】 ある日、突然、ハンタイおばけがあらわれた。その時から、ネイトのやることなすことすべてがハンタイに。おばけに手を焼くネイトがひらめいたハンタイおばけ攻略法とは? 【トム・マックレイ(Tom MacRae)】 ロンドン在住。テレビドラマの脚本化。イギリスの主要放送局で多くの作品を手がけている。2002年、英国アカデミー賞テレビ部門にノミネート。本書が初めての絵本となる。 【エレナ・オドリオゾーラ(Elena Odriozola)】 スペイン生まれ。美術とインテリアデザインを学び、広告会社を経て絵本作家となる。2004年、”Vegetable Glue”でケイト・グリーナウェイ賞にノミネートされている。 【青山南(あおやま みなみ)】 1949年、福島生まれ。翻訳家、エッセイスト。著書に『ネットと戦争』(岩波書店)、訳書に『くさいくさいチーズぼうや&たくさんのおとぼけ話』(ほるぷ出版)など多数。 |
2006年9月刊行ぼく、おにいちゃんだぞ!
【あらすじ】 ワガママでやんちゃなちびうさが、お兄ちゃんに! 抱っこしてチュッてして、あれこれ世話を焼きたいけれど、赤ちゃん相手に大苦戦。ついに爆発して・・・。人気シリーズ第四弾! 【ハリー・ホース(Harry Horse)】 1960年、イングランド中南部の都市、コベントリーに生まれる。「スコットランド・オン・サンデー」紙の政治マンガ家として活躍後、子どものための物語や絵本を手がけるようになった。代表作に、絵本『シロクマをさがしに』「ちびうさ」シリーズ(ともに千葉茂樹訳 光村教育図書)など。シェットランド諸島出身の妻マンディー、愛犬ルーとともに、エジンバラ郊外の、丘を見渡す農場に暮らし創作を続けている。ケイジャン・ミュージックに魅せられ、バンジョー奏者として2つのバンドに参加しているとか。 【千葉茂樹(ちば しげき)】 1959年、北海道に生まれる。 国際基督教大学卒業後、出版社に勤務し、児童書の編集に携わった。現在は、北海道当別町に居を移し、フリーの翻訳家として活躍している。 訳書に、『秘密の道をぬけて』(あすなろ書房)、『あの空の下で』(小峰書店)、『スター・ガール』『フラッシュ』(理論社)、『あたまにつまった石ころが』『ウォーターハウス・ホーキンズの恐竜』『メアリー・スミス』『嵐のティピー』(光村教育図書)など多数ある。 |
2006年8月刊行ぼくってすごい!
【あらすじ】 りんごを4つ、お手玉みたいにぽいぽいできるのは、ぼくだけ! と、うさぎのスターは得意顔。でも、スターだけでなく、ぶたのルーベンスや友だちみんなもできて・・・・・・。がっかり? 【デビッド・マッキー(David McKee)】 1935年、イギリス南西部のデボン州に生まれる。美術学校に通う頃から風刺漫画を描き、卒業後は「パンチ」や「リーダーズダイジェスト」誌上に作品を連載した。一方で絵本の創作にも力をそそぎ、「ぞうのエルマー」シリーズ(BL出版)や『せかいで いちばん つよい国』『さんびきめの かいじゅう』(ともに中川千尋訳、光村教育図書)など、多数の作品を発表している。 【なかがわ ちひろ】 創作童話に『しらぎくさんのどんぐりパン』、『天使のかいかた』(ともに理論社)などがある。訳書に『カクレンボ・ジャクソン』(偕成社)、『魔法のこねこゴブリーノ』(福音館書店)、『花火師リーラと火の魔王』(ポプラ社)などがあり、『ふしぎをのせたアリエル号』『おすのつぼにすんでいたおばあさん』(ともに徳間書店)では翻訳とともにさし絵も手がけている。 |
2006年7月刊行これであなたもお天気はかせ!
【あらすじ】 ユーモアあふれるイラストと文章で、代表的な10種類の雲をわかりやすく紹介。さらに雲にまつわる神話やことわざ、言い伝えまで、丸ごと一冊雲の絵本。楽しく読んで、雲博士! 【トミー・デ・パオラ(Tomie de Paola)】 1934年、アメリカのコネチカット州生まれ。4歳の頃には、すでに絵本作家になりたいと思っていたという。ブルックリンのプラット・インスティテュートで学んだあと、カリフォルニア芸術工芸大学に進み美術学修士号を取得した。『まほうつかいのノナばあさん』(ほるぷ出版)、『フェアマウント通り26番地の家』(あすなろ書房)、『ポップコーンをつくろうよ』、『絵かきさんになりたいな』(ともに福本友美子訳、光村教育図書)など、これまでに200冊を超える絵本を発表し、アメリカでもっとも人気のある絵本作家のひとりとして今も活躍し続けている。 【福本友美子(ふくもとゆみこ)】 慶應義塾大学卒業、公共図書館勤務を経て、現在は児童書の研究、評論、翻訳、書誌作成などをする。立教大学講師。『ヌードル』(岩波書店)、「世界のなぞかけ昔話」全3巻(晶文社)、『ハンダのびっくりプレゼント』(光村教育図書)など多数の訳書のほか、編著書に児童向けブックガイド『キラキラ読書クラブ』(共著 日本図書センター)がある。 |
2006年6月刊行海中に広がる神秘の森をコラージュで再現
【あらすじ】 ある日、ベンは初めて海に潜った。目の前に広がる海藻の森や、そこに暮らす様々な生き物たちとの出会いを通し、ベンは成長する。海中に広がる神秘の森をコラージュで再現。 【ジーニー・ベイカー(Jeannie Baker)】 イギリスに生まれる。6人兄弟の長女で、長男のアランも絵本作家として活躍している。 【さくま ゆみこ】 東京都に生まれる。編集者、翻訳家として活躍。玉川大学・大学院非常勤講師。著書に『イギリス7つのファンタジーをめぐる旅』(メディアファクトリー)、『子どもを本好きにする50の方法』(柏書房)、訳書に『クリスマスのちいさな木』、『マックスとたんじょうびケーキ』(光村教育図書)、『沈黙のはてに』(あすなろ書房)、『オオカミ族の少年』(評論社)、『おいしそうなバレエ』(徳間書店)など多数。 |
2006年5月刊行「ぼくだけ ちがう」それは、とってもステキなこと!
【あらすじ】 ぼくの名前は、いやはや。どこにでもいる猫だけど、ほかの猫とちょっと違う。みんなは空を飛べるのに、ぼくだけ飛べないんだ。だけど…、「ぼくだけ ちがう」はステキなこと! 【メアリー=ルイーズ・ゲイ(Marie-Louise Gay)】 1952年、カナダのケベック州ケベック・シティに生まれる。子どもの頃、カナダじゅう転居をくり返し、英語とフランス語の両方を母語として育った。モントリオール・グラフィック・アーツ協会、モントリオール美術学校に通う学生の頃からイラストで収入を得ていた。26歳の時アメリカに渡り、カリフォルニア州のアカデミー・オブ・アート・カレッジに学ぶ。カリフォルニアの太陽が、彼女のイラストに明るい色彩をもたらした。カナダに戻ってから絵本の制作を始め、デザイン的でユニークな独自の画風で人気を博している。絵本「ステラシリーズ」は、12を超える言語に訳され、世界中で親しまれている。現在、ケベック州モントリオール在住。 【江國香織(えくに かおり)】 東京都に生まれる。目白学園女子短期大学国語国文科卒。2004年『号泣する準備はできていた』で第130回直木賞を受賞。小説のほか、詩やエッセイも発表し、日本でもっとも注目される作家のひとりとして活躍している。絵本の翻訳に、「ステラシリーズ」(光村教育図書)、『なつのいなかのおとのほん』(ほるぷ出版)、『マドレーヌのメルシーブック』(BL出版)など多数。 |
2006年4月刊行すきなくだもはなにかな? アフリカのサバンナを舞台にした楽しい絵本
【あらすじ】 ハンダはアケヨにあげようと、果物を頭にのせ歩き始めました。バナナ、グアバ、マンゴー…。アケヨはどれが好きかな? 途中、果物をねらうサバンナの動物が次々に顔を出し…。 【アイリーン・ブラウン(Eileen Browne)】 イギリスのバーミンガムに生まれる。ロンドンで20年以上、教師や青少年の育成にかかわる仕事をし、1977年に初めての絵本を発表する。文と絵の両方を手がけるが、『チックタック』(評論社)のように、他の画家と組んだ作品もある。学校を訪問し、自作の絵本を読んで聞かせる活動にも力を入れている。『ハンダのびっくりプレゼント』は、大型版にもなって親しまれている。現在はウィルトシャー在住。 【福本友美子(ふくもとゆみこ)】 慶應義塾大学卒業後、公共図書館勤務を経て、現在は児童書の研究、評論、翻訳、書誌作成などをする。立教大学講師。『ポップコーンをつくろうよ』『絵かきさんになりたいな』(光村教育図書)、『ヌードル』(岩波書店)、『世界のなぞかけ昔話』全3巻(晶文社)など多数の訳書のほか、編著書に児童向けブックガイド『キラキラ読書クラブ』(日本図書センター)がある。 |
2006年2月刊行よそもの、おことわり!
【あらすじ】 青赤、2匹のかいじゅうが住む島に、黄色いかいじゅうがやってきた。土地をくれというけれど、よそ者はお断り! だまして追い出すはずが・・・。寓話の名手、デビッド・マッキー最新作。 【デビッド・マッキー(David McKee)】 1935年、イギリス南西部のデボン州に生まれる。美術学校に通う頃から風刺漫画を描き、卒業後は「パンチ」や「リーダーズダイジェスト」誌上に作品を連載した。一方で絵本の創作にも力をそそぎ、「ぞうのエルマー」シリーズ(BL出版)や『せかいで いちばん つよい国』(光村教育図書)など、多数の作品を発表している。 【なかがわ ちひろ】 絵本作家、翻訳家として活躍。創作童話に『しらぎくさんのどんぐりパン』、『天使のかいかた』(ともに理論社)などがある。訳書に『カクレンボ・ジャクソン』(偕成社)『魔法のこねこゴブリーノ』(福音館書店)、『花火師リーラと火の魔王』(ポプラ社)などがあり、『ふしぎをのせたアリエル号』『おすのつぼにすんでいたおばあさん』(ともに徳間書店)では、翻訳とともにさし絵も手がけている。 |
2006年1月刊行いにしえより伝わる印に込められた精霊の恵み物語に、耳をかたむけよ!
【あらすじ】 北米先住民ブラックフット族の移動式住居ティピーに描かれている、悪天の神に授けられた印に秘めたれた精霊の恵みの物語。ティピーの材料、設営方法の図解、模型の型紙つき。 【ポール・ゴーブル(Paul Goble)】 1933年、イギリスに生まれる。ロンドンの美術学校で学んだあと、ロンドンで家具デザイナーや美術講師などをしていた。子どもの頃からアメリカ先住民に深い関心をもちつづけ、1977年、アメリカ中北部のサウスダコタ州に移住した。以来、アメリカ先住民の文化を研究し、絵本の形でひろく紹介している。『野うまになったむすめ』(ほるぷ出版)で、1979年度のコルデコット賞を受賞するなど、高い評価を受けている。 【千葉茂樹(ちば しげき)】 1959年、北海道に生まれる。国際基督教大学卒業後、出版社に勤務し、児童書の編集に携わった。現在は、北海道当別町に居を移し、フリーの翻訳家として活躍している。訳書に、『おりの中の秘密』(あすなろ書房)、『あの空の下で』(小峰書店)、『スター・ガール』『ミルクウィード』(理論社)、『あたまにつまった石ころが』『ウォーターハウス・ホーキンズの恐竜』『メアリー・スミス』「ちびうさ」シリーズ(光村教育図書)など多数ある。 |
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