━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ニャン公(WYN-2099) 1位 ファニー 13歳の指揮官 岩波書店 ファニー・ベン=アミ(著)ガリラ・ロンフェデル=アミット(編I伏見 操(訳) 勇敢でどんな状況下でも負けずに現実に向かっていくふぁにー。 2位 100時間の夜 100時間の夜 アンナ・ウォルツ(著)野坂悦子(訳) フレーベル館 大人のいなくて、電気がつかない真っ暗な世界での子供たちのサバイバル生活。 3位 カラヴァル(Caraval) 深紅色の少女 ステファニー。ガーバー(著)西本かおる(訳)キノブックス 読むにつれ、めくるめくファンタジーと冒険の物語に引き込まれます。 4位 ガラスの封筒と海と アレックス・シアラー(著)金原瑞人・西本かおる(訳) 読んでいくうちに主人王の周りの大人達の温かさにジーンときます。 5位 タイガー・ボーイ 鈴木出版の児童文学ーこの地球を生きる子どもたち ジェイミー・ホーガン(著) 永瀬比奈(訳) 村を、家族を友人と離れたくない少年が一匹のトラの子と出会って成長していく物語 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ナウシカ(WYN-1265) 1位 ぼくが消えないうちに イマジナリーフレンドが出てくる作品はたくさんあるけれど、これは、イマジナリー フレンドが主人公の物語。怖いけれど、詩的な文章が美しくもある作品。えみり・グ ラヴェットのイラストも秀逸! 2位 ジョージと秘密のメリッサ 性同一性障害の男の子が主人公の物語。ジョージが、親友の女の子の協力を得て女の 子の服をいろいろ試すときの、はちきれんばかりの喜びが、とても印象的でした。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ やまのまま(WYN-2302) 1位 コードネーム・ヴェリティ 創元推理文庫 「再読必至の傑作」で極上のミステリー! 原作はYA小説としても高い評価を得て受 賞対象にもなっているのに、日本では大人向け文庫本として出版されたのがなんとも 残念。 2位 ジョージと秘密のメリッサ トランスジェンダーというデリケートな問題を扱いながらも、ここまで爽快な読後感 を得られる作品に巡り合えたことに、ただただ感謝感激です! 3位 もうひとつのワンダー 気になっていた「あの子」の「その後」が語られていて、予想もしなかった展開に大 泣き。Wonder映画版の日本公開が待ち遠しい! 4位 レイミー・ナイチンゲール それぞれの理由を抱えて美少女コンテストでの優勝を目指す三人の友情と成長ぶりに、 素直に胸を打たれます! 5位 3つ数えて走りだせ 走って、ただひたすら走って、それだけでこんなにも周囲を感動させてしまう物語が できるなんて、すごすぎて脱帽。主人公たちの最後のひと言に、思わずニヤリ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ キジトラ(WYN-1060) 1位 ぼくとベルさん 『ぼくとベルさん 友だちは発明王』フィリップ・ロイ作、櫛田理絵訳、PHP研究所、 2017.2 科学の才能に恵まれつつ、読み書きが苦手な主人公と、発明王ベルとの交流を描いた フィクション。こんなふうに、人との出会いが子どもの自信を取り戻すきっかけとな ることはあるはず。気持ちがふわっと明るくなった。 2位 太陽と月の大地 コンチャ・ロペス=ナルバエス作、宇野和美訳、松本里美画、福音館書店、2017.4 決して長編ではない1冊に、スペインの歴史と人々の生き様が濃密に描かれ、胸を打 たれた。 3位 九時の月 デボラ・エリス作、もりうちすみこ訳、さ・え・ら書房、2017.7 少女たちの瑞々しいロマンスが、過酷な展開を迎えるさまに胸が締めつけられた。両 親を含め、ひとりひとりの登場人物が生身の姿で描かれ、もし自分であったらと考え ずにはいられない。 4位 わたしがいどんだ戦い 1939年 キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー作、大作道子訳、評論社、2017.8 逃げる勇気、学びの力、家族愛――。母親から虐げられてきた主人公が、新しい環境 で周囲との信頼関係を結び、自立していく強さに感動した。 5位 青空のかけら S・E・デュラント作、杉田七重訳、鈴木出版、2016.10 いくつもの家を転々とし、児童養護施設で暮らす姉弟の「居場所探し」の物語。切望 とあきらめの揺れ幅が痛々しいが、穏やかなエピローグにほっとできる。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ まなみ(WYN−1063) 1位 カラヴァル カラヴァル 深紅色の少女/ステファニー ガーバー作/キノブックス 生まれて初めて自由を手にし冒険に挑む姉妹、カラヴァルの魅惑的なキャストたち、 不可思議なまやかしの世界に、スカーレットの激しい恋……ドキドキが止まりません。 2位 わたしがいどんだ戦い1939年 わたしがいどんだ戦い 1939年/キンバリー・ブルベイカー ブラッドリー作/評論社 母からの酷い仕打ちで心に傷を負ったエイダが、優しく接してくれる人にもなかなか 心を開けない描写など、とても丁寧にリアルに描かれていると思いました。最後の結 末には、涙が溢れました。 3位 オオカミを森へ オオカミを森へ/キャサリン・ランデル作/小峰書店 「オオカミ預かり人」であるフェオ母娘が、人に媚びず、芯が強く、まるでオオカミ のようにかっこいいです。ランデルが描く子どもたちは、生き生きとして可能性に満 ち溢れていて、読んでいると心が温かくなります。 4位 ぼくが消えないうちに ぼくが消えないうちに/A.F. ハロルド 文/エミリー グラヴェット絵/ポプラ社 表紙の美しいイラストやタイトルから、切ない物語かなとイメージしていました。と ころが読み始めてびっくり! ハラハラドキドキの冒険、戦いがあって、時にヒヤヒ ヤし、時に拳をにぎりしめながら、最後まで一気に読みました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ みちこ(WYN-1057) 1位 レイン 『レイン 雨を抱きしめて』アン・M・マーティン作/西本かおる訳/小峰書店 アスペルガーの女の子が自分の信念を通す様子に感銘し、勇気づけられた。 2位 ガラスの封筒と海と アレックス・シアラー作/金原瑞人・西本かおる訳/求龍堂 3位 ぼくとベルさん 『ぼくとベルさん 友だちは発明王』フィリップ・ロイ作/櫛田理絵訳/PHP研究所 4位 僕には世界がふたつある ニール・シャスタマン作/金原瑞人・西田佳子訳/集英社 2015全米図書賞児童書部 門受賞作 5位 ノラのボクが、家ネコになるまで ヤスミン・スロヴェック作/横山和江訳/文研出版 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Incisor (WYN-2016) 1位 もうひとつのワンダー R・J・パラシオ 作 中井はるの 訳 ほるぷ出版 2017.7.20発行 3人のストーリーはオギーと同じくらい大きな希望を与えてくれた。 2位 スピニー通りの秘密の絵 ローラ・マークス・フィッツジェラルド 作 千葉茂樹 訳 2016.11.17 発行 あすなろ 書房 突然の祖父の死で、少女が日々生きていくために奮闘することが、祖父の遺した絵画 をめぐるミステリー、思いがけないファミリーヒストリーにいきつき、ページをめく る手がとまらなかった。 3位 100時間の夜 アンナ・ウォルツ 作 野坂悦子 訳 2017.3.1 発行 フレーベル館 日常を逃れた先で被災し、生き抜くために少女が直面したさまざまな状況ごとに考え させられた。ライフライン、ネット、情報、家族、友達。どれも命綱にも刃にもなる。 4位 メキシコへわたしをさがして パム・ムニョス・ライアン 作 神戸万知 訳 偕成社 2017.5 発行 メキシコへ、父へと近づくにつれて鮮やかになっていく色彩とナオミの成長がまぶし い。 5位 レイミー・ナイチンゲール ケイト・ディカミロ 作 長友恵子 訳 岩波書店 2017.5.25 発行 風変りだけどブレない、物騒だけど情の深い、そんな友達とのかかわりから自分の感 情に気づき、表現していくようになるレイミーに、幸せの確かな一歩を感じた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ うりこひめ 1位 コードネーム・ヴェリティ エリザベス・ウェイン/東京創元社 多くの賞を獲得したヤングアダルト小説。日本では大人向けに出版されましたが、こ れから大人になる若い人にこそ読んでほしい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ めい 1035 1位 100時間の夜 個人的に大好きなニューヨークを舞台に、少女のちょっとした冒険が描かれていたの で楽しく読ませていただきました。 2位 九時の月 設定はとても重いですが。 3位 緑の霧 2位と同じくらいですが、読み応えあり。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ hanemi(WYN-0036) 1位 こいぬとこねこのおかしな話 こいぬとこねこのおかしな話/ヨゼフ・チャペック 作/木村有子訳/岩波書店 おかしくて、ばかばかしくて、教訓なんて込められていないお話に笑いころげたあと、 チェペック兄弟の生涯にふれた訳者あとがきを読むと泣けます。 2位 ジョージと秘密のメリッサ ジョージと秘密のメリッサ/アレックス・ジーノ作/島村浩子訳/偕成社 スコットのジョージへの対応にほろりとしてしまった。いいお兄ちゃんだなあ。 3位 太陽と月の大地 太陽と月の大地/コンチャ・ロペス=ナルバエス作/宇野和美訳/福音館書店 レコンキスタ直後の話なのに、まるで今のヨーロッパを描いているかのようだった。 4位 ホイッパーウィル川の伝説 ホイッパーウィル川の伝説/キャシー・アッペルト、アリスン・マギー作/吉井知代 子訳/あすなろ書房 姉妹とキツネ、兄弟と兄の親友とピューマ。せつなく悲しいお話だけれど、つらくは ない。 5位 レイン レイン 雨を抱きしめて/アン・M・マーティン作/西本かおる訳/小峰書店 同じ作者の『宇宙のかたすみ』がとても好きだったので、手にとってみた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ あぐりんこ(WYN-2218) 1位 100時間の夜 2位 ジョージと秘密のメリッサ 3位 ぼくとベルさん 4位 わたしたちが自由になるまえ 5位 こいぬとこねこのおかしな話 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ winter(WYN-1065) 1位 ミミとまいごの赤ちゃんドラゴン マイケル・モーパーゴ作/ヘレン・スティーヴンズ絵/おびかゆうこ訳 2位 たんけんクラブシークレット・スリー ミルドレッド・マイリック文/アーノルド・ローベル絵/小宮由訳/大日本図書 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Chicoco(WYN-0007) 1位 レイン:雨を抱きしめて 予想しなかった展開に涙が止まらなかった。 2位 サイモンvs人類平等化計画 主人公がゲイかどうかなんて、もうどうでもいいほど、ピュアでかわいい学園恋愛ス トーリー。 3位 ジョージと秘密のメリッサ ジョージがトランスジェンダーであることを、悩みに悩んで、ようやく思い切って打 ち明けたときに、友人と兄がなんでもないことのように受け入れ、認める場面がとて も好き。 4位 わたしがいどんだ戦い1939年 第二次世界大戦中の話だけれど、違う時代(現代を含めて)、違う国でも、エイダの ように戦っている子どもがいると、あらためて考えさせられた。 5位 こいぬとこねこのおかしな話 はちゃめちゃなおもしろい短編集。「なんで、そうする?!」とツッコミながら笑う のが楽しい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ゆま(WYN-1032) 1位 レイン 『レイン 雨を抱きしめて』 アン・M.マーティン作、西本かおる訳、小峰書店( 2016.10) ハラハラしながら一気に読んだ。悲しいできごとがあれこれ起こるのに、読後感はさ わやか。希望を感じた。 2位 虹色のコーラス リュイス・プラッツ作、寺田真理子訳、西村書店(2017.05) 美しい音楽が聞こえてきそうな物語。 3位 わたしたちが自由になるまえ フーリア・アルバレス作、神戸万知訳、ゴブリン書房(2016.12) 南の国の、日本ではあまり知られていないと思われる暗い歴史。主人公とその家族の 運命に、最後までハラハラした。 4位 ファニー 13歳の指揮官 ファニー・ベン=アミ作、ガリラ・ロンフェデル・アミット編、伏見操訳、岩波書店 (2017.08) 13歳の少女ファニーの勇気に、ただただ脱帽。 5位 メキシコへ わたしをさがして パム・ムニョス・ライアン作、神戸万知訳、偕成社(2017.05) 自分のルーツを知り、自信を持つナオミの成長がすがすがしい。メキシコの祭り「 ラディッシュの夜」も興味深い。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ モリー(WYN-1059) 1位 ジョージと秘密のメリッサ トランスジェンダーをテーマにした作品。主人公はとても周囲に恵まれているのだけ れど、それでもやっぱり悩む。子どもを支えることのできる親になりたいと思った。 2位 もうひとつのワンダー 『ワンダー』での脇役が主人公となり、さまざまな視点が描かれる。人はみんな、さ まざまな思いを抱えて生きている。気になっていた子の話を読めて良かった。 3位 わたしがいどんだ戦い1939年 虐待で受けた心の傷に苦しみながら、懸命に生きようと戦う姿に心打たれる。 4位 ペンダーウィックの四姉妹シリーズ シリーズ第3巻『海べの音楽』/ジーン・バーズオール作/代田亜香子訳/小峰書店 /2017.6 シリーズ第3巻『海べの音楽』では、頼りになる長女が不在。お互いがお互いを思い やる気持ちにあふれた、とてもいい雰囲気がこのシリーズの魅力だと思う。 5位 いたずらっ子がやってきた どんなすごい「いたずらっ子」かと思いきや、想像していた感じとは違った。燻製ニ シンの場面が楽しい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ mapleleaf 1位 太陽と月の大地 コンチャ・ロペス=ナルバエス/宇野和美訳/福音館 2位 レイン レイン 雨を抱きしめて/アン・M/マーティン/西本かおる訳/小峰書店 3位 コードネーム・ヴェリティ コードネーム・ヴェリティ/エリザベス・ウェイン/吉澤康子訳/東京創元社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ さかな(WYN-0021) 1位 スマート キーラン・ウッズの事件簿 キム・スレイター 作 武富博子 訳 評論社 謎解きがメインでも、虐待の悲惨さが声高に語られるわけでもなく、淡々と物語は すすみ、殺人や虐待も日常の延長線上に起きている。物語の語り口がとても新鮮です。 2位 ファニー ファニー・ベン=アミ ガリラ・ロンフェデル・アミット 編 伏見操訳 岩波書店 映画「少女ファニーと運命の旅」の原作。ナチスから逃れるための強さを13歳の少女 は生きる力をどこで蓄えたのか、芸術の力を感じます。 3位 青空のかけら S・E・デュラント 作 杉田七重 訳 すずき出版 悲しいこと、うれしいこと、日々の小さな出来事ひとつひとつが精密に言葉でデッサ ンされ、文章を絵でみているかのようでした。 4位 いのちは贈りもの ホロコーストを生きのびて フランシーヌ・クリストフ 著 河野万里子 訳 岩崎書店 誰にとってもいのちは贈りもの。生まれてきた命に優劣があるはずもない、しかし狂 った時代があったことは知り続けていかねばと思うのです。 5位 メキシコへ わたしをさがして パム・ムニョス・ライアン作 神戸万知 訳 偕成社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NON 1位 オオカミを森へ キャサリン・ランデル 原田勝 小峰書店 オオカミをつれた小さな少女に、そして小さな仲間たちに、こんなに力があることを、 温かにおしえてくれる。これは児童文学の真骨頂をみごとに発揮した物語です。 2位 グリムのむかしばなし ワンダ・ガアグ 松岡享子 のら書店 目でおいながら、おもわず声にだしたくなる。ガアグさんが子どものころにきいたお 話を、わくわくをそのままに、松岡さんをとおして、わたしたちに語ってくれていま す。 3位 太陽と月の大地 コンチャ・ロペス=ナルバエス 宇野 和美 この薄さに、この壮大な物語がとじこめられているのが信じられない。読了後、しば らく時間の感覚がなくなりました。 4位 ぼくが消えないうちに A.F. ハロルド エミリー グラヴェット こだま ともこ ポプラ社 不気味で、どきどきして、たのしくて、先がしりたくて、ぐいぐいひきこまれました。 文と挿絵のコンビネーションがばっちりです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ mikiron(WYN-2325) 1位 わたしがいどんだ戦い 1939年 わたしがいどんだ戦い 1939年/キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー作/評論 社 主人公エイダはもちろん、エイダを救うスーザンの人物像も魅力的で、わかりやすい 「いい人」ではないところに親近感を抱いた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ おちゃわん(WYN-1054) 1位 ガラスの封筒と海と アレックス・シアラー 著 金原瑞人 西本かおる 訳 求龍堂 2017.6 もし海辺に流れ着いた空き瓶に手紙が入っていたら……。だれだって返事を書きたく なる。でも相手に届くなんてことだれも期待しないだろう。港町に住む少年は手紙を 瓶につめて海へ。ところが返事が来たのだ。海の底から。 2位 わたしがいどんだ戦い 1939年 キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー 著 大作道子 訳 評論社 舞台は第2次世界大戦末期。時と場所を選ばず、無知と偏見の産む所業はなくならな い。心身共に痛めつけられた少女が、自ら生きる希望を手にいれようとする姿と、子 育てとは無縁だった女性が葛藤しながらも少女とともに生きようと変わっていく姿が すばらしい。 3位 レイン 雨を抱きしめて かわいい、愛しい、せつない。 4位 水瓶座の少女 アレーア タニヤ・シュテーブナー 著 中村智子 訳 学研プラス 2017.7 水の世界を生きる者たちの物語。思いもよらない形や、機能を併せ持つ生きもの達に 出会うのが楽しい。病気のため水をさけて暮らしてきたアレーア。養母が入院するこ とになり、「水」との関係が思わぬ形で変わっていく冒険譚。 5位 正義の声は消えない ラッセル・フリードマン 著 渋谷弘子 訳 汐文社 2017.7 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ コアラン(WYN-1053) 1位 緑の霧 ルバーブ農園を舞台にした不思議な物語。この世界にどっぷりと浸って楽しめました。 細かい設定や描写も好きです。 2位 ホイッパーウィル川の伝説 「死」をめぐる切なくて美しい物語。大切なひとを失う悲しさが深く心に迫ってきま した。 3位 コードネーム・ヴェリティ 第二次世界大戦の話。最初はよくわからないところもありながら読み進めると、次第 に謎が明らかになり、最後は少女ふたりの友情に涙。読み応えありました。 4位 ウィル・グレイソン、ウィル・グレイソン ふたりのウィル・グレイソンの物語。ストレートのウィル・グレイソンとゲイのタイ ニーの友情が最高。 5位 もうひとつのワンダー 前作『ワンダー』の物語を、ほかの登場人物の視点から見てみたら……。みんなあれ これ抱えながら生きているということが感じられる作品。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ おとむとむ(WYN-2033) 1位 3つ数えて走りだせ エリック・ペッサン作/平岡 敦 訳/あすなろ書房 (2017.03) 抱えるには大きすぎる悩みを胸に、走って走って走り抜けるふたりが最高!! すが すがしい読後感。 2位 わたしがいどんだ戦い1939年 キンバリー・ブルベイカー ブラッドリー作/大作 道子 訳/評論社 (2017.08) 折れない心と賢さで自分の人生を必死に手に入れていくエイダの姿がとても力強く、 ものすごい生命力を感じた。 3位 ぼくとベルさん フィリップ・ロイ作/櫛田 理絵 訳/PHP研究所 (2017.01) あきらめずに努力するエディと、彼を理解し、見守る大人たちに心が温まる。 4位 メキシコへわたしをさがして パム・ムニョス・ライアン文/猫野 ぺすか絵/神戸 万知 訳/偕成社 (2017.04) 5位 タイガー・ボーイ ミタリ・パーキンス文/ジェイミー・ホーガン絵/永瀬比奈 訳/鈴木出版 (2017. 06) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ たろたろ(WYN-1055) 1位 もうひとつのワンダー もうひとつのワンダー/R・J・パラシオ 作/中井はるの訳/ほるぷ出版 ジュリアンのおばあちゃんの言葉はわすれられない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ モーモー(WYN-1062) 1位 ぼくとベルさん ディスレクシアのエディの辛さがじんじん伝わってくる。それでも尽きない知識欲が すばらしい。子どもたちに希望を与える物語。 2位 オオカミを森へ ロシアの白い雪に、フェオの赤いマントが印象的で、いつまでも心に残りそう。 3位 コードネーム・ヴェリティ 友情について深く考えさせられた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ asayaka(WYN-1058) 1位 太陽と月の大地 争いや憎しみも、心の交流も、ちょっとしたことがきっかけで生まれるのだと実感す る。16世紀のスペインを舞台にしていながら、現代にも通じる要素がたくさんあるこ とにはっとさせられる。 2位 レイン アスペルガー症候群の少女ローズの淡々とした語りのなかに、実はさまざまな思いが つまっているのが伝わってきて、ぐっと心をつかまれた。 3位 ジョージと秘密のメリッサ トランスジェンダーの少年が主人公だが、自分が自分らしくいられないことのつらさ、 自分らしくいることが相手に受け入れられた時の喜びは、誰もが共感できるものだと 思う。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ SUGO(WYN-1012) 1位 オオカミを森へ 冒頭から物語世界へどっぷりつかって楽しめました。ファオとオオカミ、そしてイリ ヤとの友情がすばらしい。村の子どもたちの活躍がすばらしい! 2位 青空のかけら すごくいいお話で久しぶりに感動した。控えめなタイプの登場人物が多く、好感度も 高い。原書と同じケイティー・ハーネットの表紙絵や挿絵も秀逸。 3位 ファニー 13歳の指揮官 主人公が実際に体験した事実のみを聞き取りしたため不明な点もあるが、13歳の少女 が実際に体験したことと思えないほど過酷で命がけの力強い物語。これまでと違う角 度からホロコーストを知ることができた。 4位 9時の月 宗教上の問題、1988年のイラン革命後のテヘランという社会情勢もからんでいて複雑 な上に過酷。しかも実話をもとにしているという現実に言葉を失う。 5位 ぼくが消えないうちに エミリー・グラヴェットの挿絵が豊富にあるので、原書の表紙を見た時から気になっ ていた作品。子ども時代に見えない友だちはいなかったものの、想像力をかきたてら れた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆ みーこ WYN-1020 ☆★ 1位 レイン レイン 雨を抱きしめて/アン・M・マーティン作 西本かおる訳/小峰書店 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ベス(WYN-0004) 1位 九時の月 イランの少女たちに起きたむごい現実に衝撃を受けた。「生きることのできるあいだ に生きるしかないのよ」というサディーラの言葉が切ない。 2位 ジョージと秘密のメリッサ 自分の性別に違和感を感じている子、そんな子のまわりにいる友だちや家族に、ぜひ 読んでほしいです! 3位 太陽と月の大地 遠いグラナダの悲しい歴史や人々の思いを知ることのできる貴重な一冊。薄い本なの に中身が濃く、物語も絵も文章もすばらしかった。 4位 わたしがいどんだ戦い 1939年 今で言う「毒親」の呪縛からエイダがどう逃れていくのか、はらはらどきどきしなが ら読みました。戦争をこういう角度から描いたのも新鮮。 5位 レイン 雨を抱きしめて レインを思うローズのまっすぐな気持ちに胸を打たれました。最後の展開には驚きつ つも納得。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ くるり(WYN-0005 ) 1位 サイモンvs人類平等化計画 YA文学がいかに「現代性」を実現できる力を持っているかを証明してくれる作品。リ アリティあふれる登場人物たちの魅力、きらきらした青春時代の描写、軽妙な語り口 の底にながれる大切なテーマ、すべてに心をつかまれた。 2位 太陽と月の大地 16世紀のスペインが舞台で、1984年に書かれた作品だが、今こそ多くの人に読まれる べき話だと思う。 3位 こいぬとこねこのおかしな話 ただただ、楽しくてゆかいな子どものためのお話に、幸せで胸がいっぱいになる。チ ャペック兄弟の絆と彼らを襲った悲劇にも思いをはせる。 4位 ホイッパーウィル川の伝説 三姉妹の末っ子でお姉ちゃん大好きな私には、姉妹の悲しいお別れの話は辛すぎる… …。それでも物語の最後に流れた涙は、ただ悲しいだけの涙ではなかった。いつまで も余韻に浸ってしまう美しく優しい話。 5位 ジョージと秘密のメリッサ ジョージのけなげさに、途中なんども泣きそうになった。ありのままの自分を受け入 れてくれる人の存在が、どれほど大切かが心にしみる。どこかで悩んでいる誰かにと って、きっと大きな力になってくれる本。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ mamacho (WYN-2291) 1位 ぼくが消えないうちに 魅力的な装画とスリリングなストーリー展開にどんどん惹きこまれ、読み終えるのが 切なかったです。童心にもどった自分を感じました。 2位 わたしがいどんだ戦い1939年 冒頭からぐいぐい惹きこまれました。戦争というテーマへの切り込み方が独創的で、 新鮮な面白さを感じました。続編も是非読みたいです! 3位 ふたりはなかよしマンゴーとバンバン 挿絵の愛らしさに加え、そのイメージ通りの愛らしい主人公二人のやりとりに、毎回 心がほっこり和みます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ キャメル(WYN-2162) 1位 スピニー通りの秘密の絵 L.M.フィッツジェラルド著 千葉茂樹訳 あすなろ書房 2016.11 ・ミステリー的展開にはらはらどきどき。さらに家族、戦争、芸術への愛などいくつ もの要素がうま〜く入っていて、心ゆすぶられます。 2位 レイン (副題)雨を抱きしめて Lアン・M. マーティン著 西本 かおる訳 小峰書店 2016.10 主人公ローズの気持ちが痛いほど伝わってくる。思わず涙が出ました。 3位 かわいいゴキブリのおんなの子メイベル シリーズ かわいいゴキブリのおんなの子メイベルとゆめのケーキ ケイティ・スペック著 お びかゆうこ訳 大野 八生絵 福音館書店 2017.9 かわいいゴキブリの女の子?! 新しい。笑える。絵がすごくかわいい。 4位 ホイッパーウィル川の伝説 キャシー・アッペルト&アリスン・マギー著 吉井 知代子訳 あすなろ書房 2016. 10 近しい人を失った人それぞれの、自分の気持との向き合い方が心に沁みます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ MOMO(WYN-1013) 1位 レイン 『レイン 雨を抱きしめて』 アン・M・マーティン作/西本かおる訳/小峰書店 本を読んでこんなに泣いたのは久しぶり。ローズが愛おしくてたまらなかった。 2位 わたしがいどんだ戦い 1939年 『わたしがいどんだ戦い 1939年』キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー作/大 作道子訳/評論社 つらい話だけれど、読まずにはいられなかった。 3位 ファニー 13歳の指揮官 『ファニー 13歳の指揮官』ファニー・ベン=アミ著/ガリラ・ロンフェデル・アミ ット編集/伏見操訳/岩波書 これが13歳の少女が実際に経験したことだなんて――理不尽すぎて、どう言葉にした らいいのかわからない……。 4位 レイミー・ナイチンゲール 『レイミー・ナイチンゲール』ケイト・ディカミロ作/長友恵子訳/岩波書店 3人の心理描写が絶妙で、読後感もとてもいい。さすがディカミロ。 5位 100時間の夜 『100時間の夜』アンナ・ウォルツ作/野坂悦子訳/フレーベル館 そう、逃げてもいいのだ。逃げることが解決につながることもある。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆BUN(WYN-0003)☆ 1位 わたしがいどんだ戦い つらい場面が多いけど、たくまざるユーモアに思わずふふっと笑ってしまう場面も。 口調や会話に、それぞれのらしさがにじみ出ていて、登場人物がみんな生きてる感じ がすごく好き。 2位 レイン ローズも、酒飲みのお父さんも、悲しみと勇気に満ちた決断をした。涙がこみあげて きたけど、さわやかな読後感。 3位 オオカミを森へ 厳寒の森のなかの物語なのに、読みながらどんどん体が熱くなる。フェオとオオカミ たちがとにかくかっこいい。 4位 ジョージと秘密のメリッサ 人はだれしも、ありのままの自分を理解して受け入れてほしい。だからジョージはこ んなにも苦しかったんだ。親友のケリーと一見がさつな兄貴がとっても頼りになる存 在ですてき。 5位 スピニー通りの秘密の絵 歴史をさかのぼっての謎解き。ぴたりときまる着地。あーおもしろかった!と満足し て本をとじられる、極上の物語です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ shoko(WYN-1042) 1位 スピニー通りの秘密の絵 主人公のセオとセレブなボーディの調査力や行動力が気持ちいい。少しずつ明らか になる絵の謎や祖父の過去に惹きつけられて一気に読んだ。 2位 ホイッパーウィル川の伝説 悔やみ、悲しむジュールズを導く不思議な子ギツネの美しい物語に読みながら涙が浮 かんだ。 3位 ウィル・グレイソン、ウィル・グレイソン 友情、恋、自分と世界、虚構と現実、感謝などなどを上手に詰め込んだ愛のお話にぐ っときた。 4位 メキシコへわたしをさがして9784037268909 父を探すメキシコへの旅の中で、ナオミはルーツを見つけ少女へと成長する。勇気を 出せたラストシーンに、胸をなでおろした。 5位 レイン ローズの言動の意図が周囲に理解されないのがはがゆいが、理解者のおじさんがいて よかった。光が見えるラストにほっとした。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ちゃぴ(WYN-1026) 1位 スピニー通りの秘密の絵 スピニー通りの秘密の絵/ローラ・マークス・フィッツジェラルド作/千葉茂樹訳/ あすなろ書房 スリルに満ち、謎解をといていくストーリーに、歴史と美術の知識を詰め込まれてい る。290ページの作品とは思えない濃厚さ。 2位 わたしがいどんだ戦い1939年 わたしがいどんだ戦い 1939年/キンバリー・ブルベイカー ブラッドリー作/大作道 子訳/評論社 凄まじい虐待による自己全否定から、苦しみながら自信をとりもどしていく姿に感動! 3位 ジェリーフィッシュ・ノート ジェリーフィッシュ・ノート/アリ・ベンジャミン作/田中奈津子訳/講談社 主人公の孤独で複雑な苦しみとそこから抜け出すまでを繊細に描いている。 4位 スマート キーラン・ウッズの事件簿 スマート キーラン・ウッズの事件簿/キム・スレイター作/武富博子訳/評論社 あちこちに飛んでいた話が後半つながり、大きく展開して、終息に向かうと一気に面 白くなった。 5位 100時間の夜 100時間の夜/アンナ・ウォルツ作/野坂悦子訳/フレーベル館 停電の100時間をともに過ごす4人。彼らを苦しめる問題は親から来ている。守るべ き親の不完全さ、便利ネットの怖さが描かれ現代的。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ anya(WYN-1049) 1位 スピニー通りの秘密の絵 スピニー通りの秘密の絵/L.M.フィッツジェラルド/千葉茂樹/あすなろ書房 おじいちゃんの遺した絵の秘密を探る謎ときの過程がおもしろく、その結果わかった 事実も興味深い。美術、歴史、家族、友情、さまざまな要素がぎゅっとつまった物語。 2位 太陽と月の大地 太陽と月の大地/コンチャ・ロペス=ナルバエス/宇野和美訳/福音館 16世紀のスペインを描いた短い物語に、現代と通じる重要なテーマが盛り込まれてい る。30年前の作品が、今この世に出たことに感謝。 3位 サイモンvs人類平等化計画 サイモンvs人類平等化計画/ベッキー・アルバータリ/三辺律子/岩波書店 人を恋しく思う気持ちはゲイもなにも関係ない。ふつうの男の子の友情や恋がとても 生き生きと描かれていて胸がはずんだ。登場人物がみな魅力的。 4位 ホイッパーウィル川の伝説 ホイッパーウィル川/キャシー・アッペルト&アリスン・マギー/吉井知代子/あす なろ書房 姉を思う妹のひたむきな気持ちが切々と伝わってきた。悲しいけれど、美しくて心に 残るお話。 5位 ジョージと秘密のメリッサ ジョージと秘密のメリッサ/アレックス・ジーノ/島村浩子/偕成社 自分が自分らしく生きることの難しさ。ありのままの自分を自分で認めて、人に受け 入れてもらうまでのようすが、素直に描かれていた。お兄ちゃんと親友がいい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ くらら 1位 わたしがいどんだ戦い 1939年 2位 ジョージと秘密のメリッサ 3位 ぼくが消えないうちに 4位 青空のかけら 5位 スマート キーラン・ウッズの事件簿 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ワラビ(wyn-1001) 1位 もうひとつのワンダー もうひとつのワンダー/R・J・パラシオ 作/中井はるの訳/ほるぷ出版 スピンオフも、本作にひけをとりません。何事も一方向からだけでなく多方面から考 えることが必要で、この本はそのための想像力を養う助けになってくれる作品。 2位 太陽と月の大地 太陽と月の大地/コンチャ・ロペス=ナルバエス/宇野和美訳/福音館書店 これまでなじみの少なかった16世紀のスペインが舞台。時代が違えども、為政者のせ いで憎しみや不幸が生まれる現実は同じであることに心が痛んだ。文学性豊かな作品。 3位 わたしがいどんだ戦い 1939年 わたしがいどんだ戦い 1939年/キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー作/大作 道子訳/評論社 最初の数ページで心をつかまれた。エイダの戦いに心を痛めつつ、スーザンとの未来 を祈りながら読み進めた。 4位 レイン 雨を抱きしめて/アン・M・マーティン作/西本かおる訳/小峰書店 主人公ローズのこだわりや思いがうまく描きだされていた。父親のだめな部分がきち んと描かれていた点も良かった。 5位 メキシコへわたしをさがして メキシコへわたしをさがして/パム・ムニョス・ライアン作/神戸万知訳/偕成社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ayo(WYN-1061) 1位 ファニー 短いお話の中に、たくさんの経験がギュッと詰まっている。一気に読んでしまう本。 2位 ミミと まいごの赤ちゃんドラゴン 怖いものの正体は本当は知らない。いたずらに対立するのは世の常ですね。重たいは ずの話題が軽やかに描かれていて好きです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
担当:ワラビ(wyn-1001)
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