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2017年7月号
   =====☆                    ☆=====
  =====★   月 刊  児 童 文 学 翻 訳   ★=====
   =====☆   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ☆=====
                                No.179
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児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、電子メール版情報誌
http://www.yamaneko.org                         
編集部:mgzn@yamaneko.org     2017年7月15日発行 配信数 2570 無料
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●2017年7月号もくじ●
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◎賞情報:2017年カーネギー賞、ケイト・グリーナウェイ賞、
                    アムネスティCILIPオナー賞発表!
 アムネスティCILIPオナー賞受賞作品レビュー:"The Bone Sparrow"
                             ザナ・フライロン作
◎賞情報:2017年チルドレンズ・ブック賞発表
◎賞速報
◎イベント速報:★やまねこ翻訳クラブ協力企画のお知らせあり★
◎追悼:スウェーデンの児童文学作家 ウルフ・スタルク
 レビュー:『おねえちゃんは天使』『おじいちゃんの口笛』
            ウルフ・スタルク文/アンナ・ヘグルンド絵/菱木晃子訳
◎読者の広場

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●賞情報●速報! 2017年カーネギー賞、ケイト・グリーナウェイ賞、
                    アムネスティCILIPオナー賞発表!
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 英国図書館・情報専門家協会(CILIP: The Chartered Institute of Library and
Information Professionals)が主催する、イギリスで最も権威ある児童文学賞、カ
ーネギー賞およびケイト・グリーナウェイ賞が6月19日に発表された。
 また、人権団体 Amnesty International UK との協力で昨年より設けられた新たな
賞、アムネスティCILIPオナー賞(Amnesty CILIP Honour)も同時に発表された。
こちらは、カーネギー賞とケイト・グリーナウェイ賞のショートリストを対象に、人
権と自由を尊重するアムネスティの趣旨に照らし合わせて選考され、最もふさわしい
作品の作家と画家それぞれ1名に贈られる。
 本号では、各賞の受賞作品を紹介するとともに、カーネギー賞アムネスティ
CILIPオナー賞受賞作品のレビューもお届けする。

▼カーネギー賞、ケイト・グリーナウェイ賞公式ウェブサイト
http://www.carnegiegreenaway.org.uk/

▼同ウェブサイト内、2017年受賞作品発表ページ
http://www.carnegiegreenaway.org.uk/2017-winners-announced.php

【カーネギー賞】(作家対象)

★The CILIP Carnegie Medal 2017 Winner

  "Salt to the Sea" by Ruta Sepetys (Puffin)

☆The Amnesty CILIP Honour 2017 Winner

  "The Bone Sparrow" by Zana Fraillon (Orion Children's Books)

 カーネギー賞に選ばれたのは、海事史上最悪の海難事故と言われるヴィルヘルム・
グストロフ号の沈没事故をモチーフとした、Ruta Sepetys の "Salt to the Sea"。
第2次世界大戦も終盤にさしかかった1945年1月、ソヴィエト軍の東プロイセン侵攻
から逃れるため、数千人の難民たちがバルト海沿岸の港を目指していた。その中にそ
れぞれ暗い秘密を抱える4人の若者がいた。彼らが語る忘れられない体験を通して、
戦争と人間を描いた作品。Sepetys は同じく第2次世界大戦を舞台にした "Between
Shades of Gray"(『灰色の地平線のかなたに』野沢佳織訳/岩波書店)で知られて
いる。
 昨年から設けられたアムネスティCILIPオナー賞には、オーストラリアの作家
Zana Fraillon の "The Bone Sparrow" が選ばれた。さまざまな難民問題が起きてい
る中、一般的にあまり知られていないミャンマーの少数民族ロヒンギャの難民の少年
を敢えて主人公に据えた作品だ。人間が生きていく上で希望と自由がいかに大切かを
問いかけている。詳しくは、本誌今月号のレビューでご紹介する。

【ケイト・グリーナウェイ賞】(画家対象)

★The CILIP Kate Greenaway Medal 2017 Winner

  "There Is a Tribe of Kids" by Lane Smith (Two Hoots)

☆The Amnesty CILIP Honour 2017 Winner

  "The Journey" by Francesca Sanna (Flying Eye Books)

 今年のケイト・グリーナウェイ賞に輝いたのは、"There Is a Tribe of Kids"
(『こどものなかま』青山南訳/BL出版)だ。Lane Smith は、1993年に "The
Stinky Cheese Man and Other Fairly Stupid Tales"(『くさいくさいチーズぼうや
&たくさんのおとぼけ話』ジョン・シェスカ文/青山南訳/ほるぷ出版)でコールデ
コット賞オナーに選ばれるなど、多くの受賞歴を持つ。本作では、ひとりの子どもが、
ヤギやペンギンから岩や草にいたるまで、自然界のさまざまなものとの出会いと別れ
を繰り返し、自分の居場所を見つけるまでの旅を描いている。絵の具を吹きつけたモ
ザイク画のような背景に広がる豊かな自然。大小にコマ割りされたページが刻む緩急
のリズム。時に切ない場面もあるが、いろいろな仲間になりきって旅する子どものユ
ーモラスな姿に、冒険心がくすぐられる。何度も読み返したくなる魅力あふれる絵本
だ。
 アムネスティCILIPオナー賞には、Francesca Sanna のデビュー作 "The
Journey" が選ばれた。多様な背景を持つ難民たちへのインタビューをもとに、ひと
りひとりの体験を普遍的な物語へと昇華させたこの作品は、すでに14か国語に翻訳さ
れている。海辺で遊ぶ幸せそうな一家に、ひたひたと迫る黒い波。それはやがて黒い
手へと変わり、町を襲う。戦争によって父親と平和な生活を奪われた一家は、やっと
の思いで国境を越え、安心して暮らせる土地を目指す。恐怖や不安、希望や平和への
願いが、明暗のコントラストによって見事に視覚化され、難しいテーマが身近なもの
として心に迫ってくる。難民問題が深刻化する今日、子どもたちにぜひとも手渡した
い作品だ。

【参考】
▼Ruta Sepetys 公式ウェブサイト
http://rutasepetys.com/

▼Zana Fraillon 公式ウェブサイト
https://www.zanafraillon.com/

▼Lane Smith 公式ウェブサイト
http://www.lanesmithbooks.com/

▼Francesca Sanna 公式ウェブサイト
https://francescasanna.com/

▽カーネギー賞、ケイト・グリーナウェイ賞について
               (本誌1999年7月号情報編「世界の児童文学賞」)
http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/1999/07a.htm#a1bungaku

▽カーネギー賞、ケイト・グリーナウェイ賞受賞作品リスト
                        (やまねこ翻訳クラブ資料室)
http://www.yamaneko.org/bookdb/award/uk/carnegie/
http://www.yamaneko.org/bookdb/award/uk/greenawy/

▽ショートリスト(最終候補作品)一覧(本誌2017年4月号)
http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2017/04.htm#sokuho

                          (村上利佳/手嶋由美子)

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★2017年カーネギー賞アムネスティCILIPオナー賞受賞作品
★2017年オーストラリア児童図書賞 Older Readers 部門ショートリスト作品
★2016年ガーディアン賞ショートリスト作品

"The Bone Sparrow" 『希望の先に自由がある』(仮題)
by Zana Fraillon ザナ・フライロン作
Orion Children's Books, 2016, ISBN 978-1510101593 (Kindle)
Orion Children's Books, 2017, 240pp. ISBN 978-1510101555 (PB)
(このレビューは Kindle 版を参照して書かれています)
Amazonで検索する:書名と作者名  Amazonで検索する:ISBN

 10歳の少年スプヒーは難民キャンプで生まれ育ち、フェンスの外の世界を知らない。
故郷もない。ある夜、テントを抜け出したスプヒーは、同い年の少女と出会った。大
胆にも有刺鉄線のフェンスをくぐってキャンプに入りこんできたその少女ジミーは、
亡くなった母親が物語を書き遺したノートを持っていた。字が読めないジミーに頼ま
れ、スプヒーはその物語を読んでやることになる。それは、ジミーが首から下げてい
る骨でできたスズメのネックレス、ボーン・スパロウにまつわる愛の物語だった。秘
密の友だちとかけがえのない時間を楽しむスプヒーだったが、キャンプ内には不穏な
空気が漂い始める。そしてスプヒーが兄のように慕う親友エリがついに……。
 果たして人間は、夢も希望も自由もない状態で生きていると言えるのだろうか。本
書はそんな人間の尊厳の根本を問いかけてくる。スプヒーはキャンプの中しか知らな
いが、母が語る物語を聞いて育ち、豊かな想像力を持っていた。その想像力を使って
頭の中の世界を広げ、絵として描くことで外への憧れを発散できた。しかし、スプヒ
ーの親友エリは違った。スプヒーより年長であるがゆえに、自分たちが置かれた現実
をより直視せざるをえなかった。故郷を追われ平安の地と信じてたどり着いた難民キ
ャンプが、実は故郷と同じくらい絶望と悲しみに満ちた場所であり、むしろ高いフェ
ンスに囲まれた鳥かごのような場所だったという皮肉さ。そして、そこで「保護する」
という名目のもと権力をふるう人間の傲慢さ。希望と自由が与えられない状況に我慢
できず、エリは同志たちと一緒に行動を起こす。本書に描かれているのは、今も世界
の難民キャンプで繰り広げられている普遍的な悲劇であり、魂の叫びである。
 本書のもうひとつの柱となるのが、キャンプと地元を隔てるフェンスを越えて育ま
れる子ども同士の友情である。まだ見ぬ父が迎えに来てくれることを待ち望むスプヒ
ーと、4年前に母親を亡くしたジミー。ふたりはジミーの母親が遺した物語を共有す
ることで、互いの心の孤独を埋めあう。実はこの物語には壮大な仕掛けがあり、読者
は不思議な運命の糸に驚くことになるのだが、それは最後まで読んでのお楽しみとい
うことで。

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【作】Zana Fraillon(ザナ・フライロン):オーストラリア、メルボルン生まれ。
大学で歴史を学んだ後、小学校の教師として働く。これまでに複数の絵本や、児童書
"Monstrum House" シリーズなどを発表している。邦訳はまだない。人権問題に関心
があり、今年6月刊行の最新刊 "The Ones That Disappeared" では、子どもの人身
売買を描いている。現在、夫と3人の息子とともにメルボルンに在住。

【参考】
▼ザナ・フライロン公式ウェブサイト
https://www.zanafraillon.com/

▼ザナ・フライロン寄稿記事(The Guardian ウェブサイト内)
https://www.theguardian.com/childrens-books-site/2016/jun/22/refugee-week-the-
bone-sparrow-zana-fraillon

                                (村上利佳)

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●賞情報●2017年チルドレンズ・ブック賞発表
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 6月10日、2017年のチルドレンズ・ブック賞の大賞および各部門賞が発表された。
この賞は、子どもたちの投票で選ばれた作品に贈られる英国の児童文学賞で、幼年向
け、低学年向け、高学年向けの3部門がある。選考方法は、出版社の推薦を受けた作
品を各学校や団体に提示し、それらを読んだ子どもたちの感想などを基に、主催者団
体「子どもの本グループ連盟(FCBG: The Federation of Children's Book Groups)」
からショートリスト(The Top 10)が発表される。その後、子どもたちによる投票が
行われ、その得票数に応じて受賞作、大賞(Overall Winner)が決まる。なお、本賞
には審査員の子どもたちを授賞式に招待する特典も設けられている。
 チルドレンズ・ブック賞は、1980年にFCBG主催で Children's Book Award と
して創設され、その後、2002年に Red House Children's Book Award へと変更され
たが、昨年から創設時の賞名に改められた。

▼チルドレンズ・ブック賞のページ
         (The Federation of Children's Book Groups ウェブサイト内)
http://www.fcbg.org.uk/childrens-book-award/

▼上記ウェブサイト内、2017年チルドレンズ・ブック賞発表ページ
http://www.fcbg.org.uk/cba2017results/

 今年の大賞(★)、各部門賞(☆)は、以下の通り。

The Children's Book Award 2017 Winners

★大賞 ☆低学年向け部門賞
(The Overall Winner & The Winner of the Books for Younger Readers Category)
"An Eagle in the Snow"
    by Michael Morpurgo, illustrated by Michael Foreman (Harper Collins)

☆高学年向け部門賞
(The Winner of the Books for Older Readers Category)
"One" by Sarah Crossan (Bloomsbury)

☆幼年向け部門賞
(The Winner of the Books for Younger Children's Category)
"Oi Dog!" written by Kes Gray and Claire Gray, illustrated by Jim Field
                                  (Hodder)

 大賞および低学年部門賞に輝いた "An Eagle in the Snow" は、英国を代表する児
童文学作家のひとりである Michael Morpurgo が手掛けた作品だ。1940年、第2次世
界大戦下の英国。10歳の少年 Barney は空襲で家を失い、母親と共に列車で地方の親
戚の元へ向かう。ところが爆撃により、乗った列車がトンネル内に退避することに。
暗闇のなか、居合わせた見知らぬ乗客が、第1次世界大戦に兵士として加わった友人
の体験を語り出す。作者 Morpurgo が物語にせずにはいられなかったという衝撃の実
話をもとにした、スリリングな歴史フィクション。挿絵は、これまでに何度も
Morpurgo とコンビを組んだ Michael Foreman が担当している。
 "One" は、結合双生児を主人公に詩で綴られた異色の作品。作者 Sarah Crossan
は、昨年の "Apple and Rain" に続き、2年連続で本賞高学年向け部門の受賞となっ
た。本作は2016年にカーネギー賞、およびCBI最優秀児童図書賞も受賞している。
作品の内容は、本誌2016年7月号「カーネギー賞受賞作品レビュー」(※)を参照い
ただきたい。
 幼年向け部門の受賞作 "Oi Dog!" は、ベストセラー "Oi Frog!" の続編だ。文章
を手掛けたのは、Kes & Claire Gray 夫妻。Kes は「いたずらデイジーの楽しいお
はなし」シリーズ(ニック・シャラット&ギャリー・パーソンズ絵/吉上恭太訳/小
峰書店)などで、子どもに大人気の作家だ。絵を担当したのは、"Cats Ahoy" で2011
年ロアルド・ダールのおもしろい本で賞を受賞した Jim Field。座りたくない丸太
(log)に座らされ、イヌ(dog)に座られるという散々な目にあってしまったカエル
(frog)は、ルールを変えようとするが――!? 前作同様、似た音つながり(韻)
でさまざまな動物とその座るべき場所が挙げられ、ありえないでしょ!な状況が明る
い色使いで描かれる。リズミカルな言葉遊びとコミカルな絵の連続に、思わず笑っち
ゃうこと間違いなし。さらなる続編 "Oi Cat!" が今秋出版予定。

※本誌バックナンバー(2016年7月号)
http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2016/07.htm#myomi

【参考】
▼Michael Morpurgo 公式ウェブサイト
http://www.michaelmorpurgo.com/

▼Michael Foreman 紹介ページ(Walker Books ウェブサイト内)
http://www.walker.co.uk/contributors/Michael-Foreman-2741.aspx

▼Sarah Crossan 公式ウェブサイト
http://www.sarahcrossan.com/

▼Kes Gray 公式ウェブサイト
http://www.kesgray.com/

▼Jim Field 公式ウェブサイト
http://www.jimfield.co.uk/

▽チルドレンズ・ブック賞について(本誌2002年3月号情報編)
http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2002/03a.htm#bungaku

▽チルドレンズ・ブック賞受賞作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室)
http://www.yamaneko.org/bookdb/award/uk/children/index.htm

                      (平野麻紗/蒲池由佳/森井理沙)

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●賞速報━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★2017年ローカス賞YA部門受賞作品発表
★2017年銀の石筆賞発表(金の石筆賞の発表は10月3日の予定)
★2017年銀の絵筆賞、銀のパレット賞発表
            (金の絵筆賞と金のパレット賞の発表は9月20日の予定)
★2017年ブランフォード・ボウズ賞発表

 海外児童文学賞の書誌情報を随時掲載しています。「速報(海外児童文学賞)」を
ご覧ください。
http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=award

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●イベント速報━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★展示会情報
 西宮市大谷記念美術館「2017イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」
 かごしまメルヘン館
  「バーナデット・ワッツ画業50年展 アンデルセンとグリムの世界」 など

★講演会情報
 神奈川近代文学館 企画展「角野栄子『魔女の宅急便』展―魔女とおばけと―」
  記念トークイベント「ことばの魔法―かく、きく、はなす」
 大阪府立中央図書館
  「タンザニアの絵本作家 ジョン・キラカ 自作を語る―バオバブの木の下で」
                                    など

★イベント情報
 岡山・京都・福岡・札幌「2017こどもの本ブックフェア」
 福岡アジア美術館「おいでよ!絵本ミュージアム2017」 など

 詳細やその他のイベント情報は、「速報(イベント情報)」をご覧ください。なお、
空席状況については各自ご確認願います。
http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=event

★★やまねこ翻訳クラブ協力企画のお知らせ★★

「読書探偵作文コンクール2017」
  主催 読書探偵作文コンクール事務局
  協力 翻訳ミステリー大賞シンジケート、やまねこ翻訳クラブ

 いつも「読書探偵作文コンクール」にご協力いただき、ありがとうございます。
 先月お知らせいたしましたように、今年は小学生部門に加え、長く中断していた中
高生部門を再開しました。
 応募締切は★9月25日★です。詳細は、各部門の公式ウェブサイトをご覧ください。
公式ツイッター、フェイスブックページでも随時最新情報をお伝えしていますので、
どうぞご利用ください。

▼「読書探偵作文コンクール」小学生部門 公式ウェブサイト
http://dokushotantei.seesaa.net/

▼「読書探偵作文コンクール」中高生部門 公式ウェブサイト
https://dokutanchuko.jimdo.com/

▼「読書探偵作文コンクール」公式ツイッター
https://twitter.com/Dokusho_Tantei

▼「読書探偵作文コンクール」公式フェイスブックページ
https://www.facebook.com/dokushotantei

 お子さんに、お友だちに、お知り合いに、ぜひお知らせください!

 また、『外国の本っておもしろい! 〜子どもの作文から生まれた翻訳書ガイドブ
ック〜』のクラウドファンディングは、おかげさまで目標金額を大きく上回り、6月
30日に終了しました。ご協力くださったみなさまには、あらためて心よりお礼申し上
げます。書籍や小冊子の到着を楽しみにお待ちください。

                          (山本真奈美/冬木恵子)

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●追悼●スウェーデンの児童文学作家 ウルフ・スタルク
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 先月6月13日、スウェーデンの児童文学作家ウルフ・スタルクが、病により72歳で
亡くなった。現代社会を子どもの視点から鋭くユーモラスに描くスタルクの作品は世
界中で愛され、日本でも多くの作品が紹介されてきた。これまでの功績が評価され、
2018年の国際アンデルセン賞にもノミネートされていたが、受賞者の発表を待たずに
旅立ってしまった。
 スタルクは、1944年にスウェーデンのストックホルムで生まれた。1980年代半ばか
ら話題作を次々に発表し、現在、それらの作品は25か国語に翻訳されている。1988年
に "Jaguaren"(『ぼくはジャガーだ』アンナ・ヘグルンド絵/いしいとしこ訳/復
刊ドットコム)でニルス・ホルゲション賞を、1993年にアストリッド・リンドグレー
ン賞を受賞するなど、数々の賞にも輝いている。映画化、戯曲化されたものも多く、
"Kan du vissla Johanna"(『おじいちゃんの口笛』アンナ・ヘグルンド絵/菱木晃
子訳/ほるぷ出版)のテレビ映画版は、本国スウェーデンで毎年クリスマスイブに放
送され、クリスマスの定番になっているという。なお、この本のドイツ語版 "Kannst
du pfeifen, Johanna" は、1994年にドイツ児童文学賞児童書部門を受賞した。
 死など重いテーマもユーモアを交えて描き、わたしたちを笑わせ、ほろりとさせて
きたスタルク。新しい作品を読むことはもう叶わないが、彼が手掛けた素晴らしい作
品はこれからもずっと生き続け、読み継がれていくはずだ。
 本号ではスタルクをしのび、邦訳作品の中から2作品を取り上げ、ご紹介する。

【参考】
▼ウルフ・スタルク紹介ページ(Bonnier Rights ウェブサイト内、英語)
http://www.bonnierrights.se/Author/Ulf-Stark/12701/

▼ウルフ・スタルク紹介ページ(Bonnier Carlsen ウェブサイト内、スウェーデン語)
http://www.bonniercarlsen.se/forfattare/s/ulf-stark/

▼2018年国際アンデルセン賞候補者発表ページ(IBBY公式ウェブサイト内)
http://www.ibby.org/awards-activities/awards/hans-christian-andersen-awards/
hcaa-2018/?L=0

▽ウルフ・スタルク邦訳作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室)
http://www.yamaneko.org/bookdb/author/s/ustark.htm

▽ニルス・ホルゲション賞受賞作品&作家リスト
http://www.yamaneko.org/bookdb/award/sw/holgers.htm

▽『シロクマたちのダンス』レビュー
               (本誌2009年3月号「特別企画連動レビュー1」)
http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2009/03.htm#kikaku1

▽"En stjarna vid namn Ajax" レビュー(本誌2008年3月号「世界の本棚」)
http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2008/03.htm#sekai

▽『聖ヨーランの伝説』レビュー(本誌2005年11月号「注目の本(邦訳読み物)」)
http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2005/11.htm#hyomi1

▽『地獄の悪魔アスモデウス』レビュー
               (本誌2000年5月号「注目の本(邦訳読み物)」)
http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2000/05b.htm#hyomi

▽『ちいさくなったパパ』レビュー
            (やまねこ翻訳クラブ レビュー集「今月のおすすめ」)
http://www.yamaneko.org/dokusho/shohyo/osusume/1999/liten.htm

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■レビュー■

◆それでも……物語は生きつづけます◆

『おねえちゃんは天使』1997.09 40ページ ISBN 978-4593503773
Amazonで検索する:書名と作者名  Amazonで検索する:ISBN
『おじいちゃんの口笛』1995.02 48ページ ISBN 978-4593503247
Amazonで検索する:書名と作者名  Amazonで検索する:ISBN
ウルフ・スタルク文/アンナ・ヘグルンド絵/菱木晃子訳
ほるぷ出版 定価各1,500円(本体)
"Min syster ar en angel" Alfabeta Bokforlag AB, 1996
"Kan du vissla Johanna" Bonniers, 1992
text by Ulf Stark, illustrations by Anna Hoglund

 今年10月に創立20周年を迎えるやまねこ翻訳クラブ(通称やまねこ)は今、記念行
事のひとつ「過去にクラブで人気を博した作品についてウェブ上の掲示板で語り合う」
という企画で盛り上がっている。スウェーデンの児童文学作家ウルフ・スタルクの訃
報はそんな中、飛び込んできた。
 スタルクは、やまねこでも人気の作家のひとりで、ちょうどクラブが始まったころ
翻訳出版されたのが絵本『おねえちゃんは天使』だった。すぐにやまねこ内で大評判
になった。
 主人公は7歳のウルフ(作者)。ウルフはおねえちゃんが大好きだ――会ったこと
はないけれど。というのも、おねえちゃんはママのお腹にいるときに死んでしまった
から。でもウルフにだけはおねえちゃんが見える。金色の髪に灰色の目、ちょっと大
胆で、親切で、楽しくて……最高!
 あるとき、ウルフはロングヘアの金髪のかつらをかぶり、ママの赤いワンピースを
着て、なんと、大好きなおねえちゃんに変身。自分をとおして、いろんなものを見て
聞いて味わってもらおうと、そのまま外へ出かける。まずはお気に入りのチョコキャ
ラメルをおねえちゃんに味わわせてあげて、おいしいオレンジサイダーをのんであげ
て……!
 この絵本は死を扱っている。けれどスタルクにかかると、ちっとも湿っぽい感じに
はならない。おねえちゃんを思ってとった行動が「おねえちゃんになる」って!?と
つっこみを入れたくなるような、この軽快なユーモア。笑ってしまうシーン満載なの
だが、それでいてウルフのピュアな気持ちにじんとせずにはいられない。
 やまねこで話題となった当時は日本で読める北欧の絵本はまだ少なかったので、こ
れがスウェーデン流の作風なのだろうか、それともこの作家独特のものなのだろうか
と驚き、感嘆したものだ。画家アンナ・ヘグルンドの、どこか子どものらくがきを思
わせるオシャレな絵も新鮮だった。というか、今も輝きをまったく失っていない。特
に表紙で使われているサーモンピンクは、愛でいっぱいの物語の雰囲気を表していて、
とびきりすてきだ。
 おかしくて切ない、いい意味で複雑な気分にさせてくれるこの絵本の魅力にはまる
と、スタルク&ヘグルンドの作品をもっともっと読みたくなる。そんな折、やまねこ
創立の2年前に出版されていた同じペアによる絵本『おじいちゃんの口笛』も会員の
だれかが見つけてきて、すぐにクラブの必読本になった。
 主人公はウルフの親友ベッラ。ウルフからおじいちゃん自慢を聞かされたベッラは
「おれもおじいちゃんがほしいな」。すると、ウルフはベッラを、老人ホームに(!)
つれていく。ここならおじいちゃんを見つけられるというのだ。ふたりが廊下を歩い
ていくと、ひとつだけドアのあいた部屋があり……“おじいちゃん”がいた。
「ベッラです。あなたに会いにきました」。この唐突な訪問を、ベッラたちが勝手に
決めた“おじいちゃん”ことニルスさんは、なぜか受け入れてくれる。
 それからベッラとウルフとニルスさんは、孫と孫の友だちとおじいちゃんとして会
うようになる。ベッラが都合よく決めた「おじいちゃんの誕生日」には、3人でスリ
ル満点のパーティまでひらいて大盛り上がり! けれど、口笛の吹けないベッラが必
死におじいちゃんの好きな曲を練習し、数週間後に会いにいくと……。
 この作品の原題 "Kan du vissla Johanna" は、訳すと『ヨハンナ、口笛がふける
かい?』。作中に出てきた曲の題名であり、ニルスさんの口から、亡くなった奥さん
の名前がヨハンナだったことがさりげなく語られる。ニルスさんがベッラたちと出会
ったころ元気がなかったのは、さびしかったからなのだなと(読者にだけは)わかる。
 この作品で扱われているのも、死。でもラストはむしろさわやかで、スタルク流の
ユーモアが全編を通して活きている。ベッラのちゃっかりした言動は、とりようによ
っては小憎らしいのだが、無邪気であからさま、あまりにもわかりやすいため、読者
もいつのまにかニルスさんと同じやさしいまなざしで見てしまう。また、ヘグルンド
の温かい絵は、物語そのものとあいまって心にじんわりしみてくる。
 なお、スタルクの作品でヘグルンドと組んだ絵本は、他にも『ぼくはジャガーだ』
(いしいとしこ訳/復刊ドットコム)などがあり、『ちいさくなったパパ』(菱木晃
子訳/小峰書店)といった、はたこうしろうとの絵本も秀逸だ。児童読み物にも『パ
ーシーの魔法の運動ぐつ』(はたこうしろう絵/菱木晃子訳/小峰書店)など、おも
しろい作品が多数ある。
 だが個人的には、おかしさと切なさが絶妙にミックスされたこの2作品から読んで
もらいたい。どちらの作品もラストがまたいいのだ。大切な人がいなくなっても、残
された者は生きている。日常にもどっていく。それでいいのだ。それがいいのだ。
 最後にひとつおまけ。『おねえちゃんは天使』に「笑うおまわりさん」という歌が
でてくる。ウルフが何度聞いても笑っちゃうというこの歌、「聞いてみたいね」とク
ラブのみんなで言い合ったのは楽しい思い出だ。
 おねえちゃんたちがいってしまったあとも、ウルフやベッラは生きている。スタル
クさん、あなたがいってしまったあとも、物語は生きています。日本まで届いていま
すよ。たくさんの作品と思い出をありがとう。

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【絵】アンナ・ヘグルンド(Anna Hoglund):1958年生まれ。スウェーデンの人気絵
本画家。1988年『ぼくはジャガーだ』(ウルフ・スタルク文/いしいとしこ訳/復刊
ドットコム)でエルサ・ベスコフ賞受賞。『ふたり 2ひきのくまの物語』(菱木晃
子訳/ほるぷ出版)など、自身が文章まで手がけた絵本も出版している。

【訳】菱木晃子(ひしき あきらこ):1960年東京生まれ。スウェーデンの児童書を
中心に北欧文学の翻訳を手がけ、講演、執筆活動も精力的に行っている。2009年、ス
ウェーデン文化の普及に貢献したとして同国より北極星勲章受勲。ウルフ・スタルク
の一連の作品をはじめ、『マイがいた夏』(マッツ・ヴォール作/徳間書店)、『ニ
ルスのふしぎな旅』(セルマ・ラーゲルレーヴ作/福音館書店)など訳書多数。

【参考】
▼アンナ・ヘグルンド紹介ページ
             (Bonnier Carlsen ウェブサイト内、スウェーデン語)
http://www.bonniercarlsen.se/Illustratorer/H/anna-hoglund/

▼北欧文学翻訳 菱木晃子公式ホームページ
http://www.hishiki.info/

▽菱木晃子さんインタビュー ロングバージョン(本誌2009年3月号「プロに訊く」)
http://www.yamaneko.org/bookdb/int/ahishiki.htm

【特殊文字】
「ar en angel」:各「a」の上にウムラウト(¨)がつく
「Bokforlag」:ひとつめの「o」の上にウムラウト(¨)がつく
「Hoglund」:「o」の上にウムラウト(¨)がつく

                               (田中亜希子)

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 独創的なデザインで世界120ヶ国以上で愛用されているフォッシルはアメリカを代
表するライフスタイルブランドです。1984年、時計メーカーとして始まったフォッシ
ルは時計をファッションアクセサリーのひとつと考え、カジュアルでポップなライン
からフォーマルなシーンにも使えるアイテムまで、年間300種類以上のモデルを発売
し続けています。またフォッシル直営店では、時計以外にもレザーバッグや革小物な
どのラインを展開しています。
TEL 03-5992-4611
http://www.fossil.com/      (株)フォッシルジャパン:やまねこ賞協賛会社
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●編集後記●先月号の灰島かりさん追悼、今月号のウルフ・スタルク氏追悼と、2号
連続の追悼企画になりました。訃報は悲しいですが、これまでに生み出された作品は、
これからもずっと生き続け、思い出とともに心の中にも残っていくのだと、今月の編
集を通してあらためて感じました。本ってすごいものですね。(か)
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発 行 やまねこ翻訳クラブ
編集人 蒲池由佳/三好美香/平野麻紗(やまねこ翻訳クラブ スタッフ)
企 画 赤塚きょう子 大作道子 尾被ほっぽ 加賀田睦美 かまだゆうこ
    くどうあきこ 小島明子 田中亜希子 手嶋由美子 冬木恵子 増山麻美
    村上利佳 森井理沙 安田冬子 山本真奈美
協 力 出版翻訳ネットワーク 管理人 小野仙内
    からくっこ くらら ながさわくにお hanemi りり
    html版担当 ぐりぐら
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