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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2009年2月号 =====☆ ☆===== =====★ 月 刊 児 童 文 学 翻 訳 ★===== =====☆  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ☆===== No.107 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、電子メール版情報誌 http://www.yamaneko.org 編集部:mgzn@yamaneko.org 2009年2月15日発行 配信数 2450 無料 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●2009年2月号もくじ● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎プロに訊く:第30回 アレックス・シアラーさん(作家) ◎プロに訊く連動レビュー:『チョコレート・アンダーグラウンド』 アレックス・シアラー作/金原瑞人訳 ◎注目の本(邦訳読み物):『ウェディング・ウェブ サムがつむいだ夢』 ネット・ヒルトン作/小松原宏子訳 ◎注目の本(未訳絵本):"The House in the Night" スーザン・マリー・スワンソン文/ベス・クロムス絵 ◎注目の本(未訳絵本):"A Couple of Boys Have the Best Week Ever" マーラ・フレイジー作 ◎賞速報 ◎イベント速報 ◎世界のお祭り:第15回 ホーリー祭(ヒンドゥー教) ◎読者の広場 ◎お知らせ |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●プロに訊く●第30回 アレックス・シアラーさん(作家) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回は、著書『チョコレート・アンダーグラウンド』(本誌今月号レビュー参照) の日本でのアニメーション映画化にあたって来日されたアレックス・シアラーさんに お話をうかがいました。『チョコレート〜』をはじめ、シアラー作品を多数訳されて いる翻訳家、金原瑞人さんにもご同席願い、いくつか質問にもお答えいただきました。 インタビューは、金原さんとともにシアラー作品の翻訳に取り組んだ、やまねこ翻訳 クラブの面々が担当し、さらに『スノードーム』を翻訳された石田文子さんにも質問 に加わっていただきました。多忙なスケジュールの中、快く取材に応じてくださった シアラーさん、金原さんに感謝いたします。 映画の公開は1月31日から。監督は『図書館戦争』の浜名孝行さん、総作画監督は 『攻殻機動隊 S.A.C.』の後藤隆幸さんで、スタイリッシュな少年たちが活躍するお しゃれなアニメとなっています。原作とは多少プロットが異なるものの、やはりチョ コレートが食べたくなる作品。バレンタイン・デーの季節(本誌発行日には過ぎてい ますが)、愛する人にチョコレートを贈りたくなる映画といえるでしょう。 【アレックス・シアラー(Alex Shearer)さん】 +――――――――――――――――――――――――――――――――――――+ |1949年生まれ。英国サマセット在住。シナリオライターとして執筆活動を始め、| |映画、舞台、ラジオ劇の脚本などを多数書く。その後、若い世代を主な対象とし| |た小説を発表。日本でも2002年の『青空のむこう』(金原瑞人訳/求龍堂)以降| |『スノードーム』(石田文子訳/求龍堂)、『海のはてまで連れてって』(金原| |瑞人訳/ダイヤモンド社)と、翻訳出版が相次いでいる。最新の邦訳は2008年の| |『透明人間のくつ下』(金原瑞人訳/竹書房)。 | +――――――――――――――――――――――――――――――――――――+ 【求龍堂ウェブサイト(取材協力)】 http://www.kyuryudo.co.jp/ 【アレックス・シアラーさん作品リスト】 http://www.yamaneko.org/bookdb/author/s/ashearer.htm 【映画『チョコレート・アンダーグラウンド』公式サイト】 http://www.choco-bar.jp/index/index.html 【アレックス・シアラーさんインタビュー ロングバージョン】 http://www.yamaneko.org/bookdb/int/ashearer.htm ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 注:名前表記のないQはインタビュアーの質問、Aはシアラーさんのお答えです。 Q★お会いできて光栄です。まずは、『チョコレート・アンダーグラウンド』のアニ メーション映画のご感想はいかがでしょうか。翻訳された金原さんのご感想もお願い します。 A☆(シアラー)原作とはずいぶん変わっていますね。かなり未来的で、マンガ的な 解釈です。大きなチョコレートマシンなどは、異質な感じがして驚きました。もちろ ん、表現する形式が変われば、作品が変わるのは承知しています。 A☆(金原)書籍のほうは小学生から大学生まで楽しめるようにできていますが、映 画は低年齢層にしぼっていますね。それが強みとも言えるかもしれませんが。 Q★『チョコレート・アンダーグラウンド』は、イギリスでテレビドラマ化もされて いますが、今回の映画で新しい発見があったでしょうか。 A☆映画の冒頭に、チョコレート捜査官たちが「チョコレートを食べてはいけない」 と宣言する、インパクトのあるシーンを置き、本編につないでいくのがうまいと思い ました。イギリスのドラマは、わたし自身が脚本を書いているので、わりあい原作に 近いですね。 Q★(金原)自分の原作にない部分を作ることもありますか? A☆ドラマは小説とは違い、視覚的な要素が必要なので、新しくつけたさなければな らないこともありますね。逆に、ときには好きな部分をカットする必要もあります。 つらくて大変な作業です。 Q★この作品はどんないきさつから書こうと思われたのでしょうか? A☆個人的には、わたしの子どもたちが小さかったころ、妻が「野菜を食べないとチ ョコレートを禁止しますよ」と注意したことからヒントを得ました。それから、アメ リカの禁酒法のことを考え、チョコレートが禁じられたらどうなるかを書きたいと思 いました。 Q★ご自身もチョコレートはお好きなのでしょうか。ほかの作品にも食べ物の登場シ ーンが多いようですが、食べることはお好きでしょうか。 A☆チョコレートは好きですが、歯に悪いのであまり食べないようにしています。他 の人が作ってくれた食事を食べるのは好きですが、自分の料理はあまり食べたくあり ません(笑)。 Q★『チョコレート・アンダーグラウンド』ではチョコレート製造場面もありますが、 実際に作られたことがおありでしょうか。 A☆子どものころ、兄といっしょに作ってみたことがありますが、大失敗に終わりま した。ココアパウダーとバターを混ぜて、小麦粉を入れただけですからね(笑)。と ても食べられたものじゃありませんでした。 Q★この作品で特別お気に入りの登場人物はいますか? A☆スマッジャーが一番好きです。権威に抵抗し、立ち上がって戦うキャラクターで すから、だれもがこんな風になりたいと思うのではないでしょうか。 Q★金原瑞人さんへの質問です。翻訳家の目からごらんになった、シアラー作品の魅 力や翻訳の難しさなどについてお聞かせいただけますか。 A☆(金原)さきほどシアラーさんに、「(あなたが訳している)デイヴィッド・ア ーモンドの文体は難しいでしょう?」と言われました。確かにアーモンド作品の文体 は難しいけれど、シアラー作品にも、英国文学らしい難しさはありますね。 シアラーさんの作品はテンポがよく、発想、着想が面白く、それを物語として構築 していく力がすばらしい。思いもかけないような状況を語っていくストーリー・テリ ングのうまさは、ロアルド・ダールを思わせます。シアラーさんもダールはお好きだ とおっしゃっていましたが、ぜひダールをこえる作家になっていただきたいですね。 Q★やまねこ翻訳クラブ会員のお子さんからの質問です。「シアラーさんは娘さんや 息子さんも大きくなったベテランのお父さんですよね。そのくらいの年齢になっても、 空想豊かな物語を書けるのはどうしてですか? 家族の人たちと一緒に考えることは ありますか? ぜひ、そのこつを教えてください。」 A☆現在と過去の自分の経験を組み合わせることはありますね。たとえば『魔法があ るなら』(野津智子訳/PHP研究所)の例ですが、ロンドンのハロッズに初めて行 ったとき、店内のぜいたくなアイスクリームパーラーで娘が「ここに住めるわね」と 言ったのです。ハロッズにはどんなものでもそろっていますからね。それから、わた し自身が子ども時代を送ったスコットランドで聞いた「大家が来る前に夜逃げしろ」 という言い回しを思い出したことから、(貧しい母子がこっそりデパートに住むとい う)この本のアイデアが生まれました。 Q★ユーモラスな作品から、死や老いなどシリアスなものまで、幅広い主題、多くの アイデアはどこから得られるのでしょうか。 A☆新聞などを読んだり、何かのできごとをきっかけにしたり、ですね。よく聞かれ る質問ですが、はっきりとはわかりません。いろんなことが混ざり合って、出てくる ようです。ひとつの作品を書いていて、ほかの作品のアイデアが浮かぶこともありま す。アイデアを得てから数週間ほどで作品にしますね。 Q★ご自分の作品の中で、どれがいちばんお好きですか? A☆(シアラー)いつも、そのとき執筆している作品がいちばん面白くて好きですね。 A☆(金原)翻訳も同じです。今訳している作品がいちばん面白い。 Q★最後に、新作について、日本の読者に教えていただけますか。 A☆少年と母親を扱ったコメディ、"Acting up" を書き上げたばかりです。少年は落 ち着いた暮らしをしたいのですが、母親のほうは、バレエとか役者とか目立つことを 子どもにさせたがる。やがて少年は、有名になりたいのは母自身だということに気づ き……という話です。まだ出版は決まっていません。 (取材/相山夏奏・月沢李歌子・菊池由美 文/菊池由美) |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●特別企画連動レビュー●世の中を変えるのは、そう、君なんだ! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『チョコレート・アンダーグラウンド』 アレックス・シアラー作/金原瑞人訳 求龍堂 定価1,260円(税込) 2004.05 507ページ ISBN 978-4763004208 Amazonで詳細を見る |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(邦訳読み物)●クモがつむぐ、ひいおばあちゃんの思い出 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『ウェディング・ウェブ サムがつむいだ夢』 ネット・ヒルトン作/小松原宏子訳 くもん出版 定価1,365円(税込) 2008.08 126ページ ISBN 978-4774314150 Amazonで詳細を見る |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(未訳絵本)●夜空に思いをはせる、おやすみ絵本 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『よるのいえ』(仮題) スーザン・マリー・スワンソン文/ベス・クロムス絵 "The House in the Night" text by Susan Marie Swanson, illustrations by Beth Krommes Houghton Mifflin Company, 2008 ISBN 978-0618862443 40pp. Amazonで詳細を見る |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(未訳絵本)●「自然教室、最高!」「でも、何したっけ?」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『ぼくらの、とびきり最高の7日間』(仮題) マーラ・フレイジー文・絵 "A Couple of Boys Have the Best Week Ever" by Marla Frazee Harcourt, 2008 ISBN 978-0152060206 40pp. Amazonで詳細を見る |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●賞速報● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★2008年度ローカス賞(YA部門)推薦作品発表(読者投票受付は4月15日迄) ★2009年ルドルフ・コイヴ賞発表 海外児童文学賞の書誌情報を随時掲載しています。「速報(海外児童文学賞)」を ご覧ください。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=award |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●イベント速報● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★展示会情報 ブックハウス神保町「オリシヴァング絵本原画展」 鹿児島メルヘン館「黒川みつひろ恐竜絵本原画展」 など ★講座・講演会情報 三重・メリーゴーランド「ささめやゆき講演会」 大阪府立国際児童文学館「インドと日本の絵本」シンポジウム など 詳細やその他のイベント情報は、「速報(イベント情報)」をご覧ください。なお、 空席状況については各自ご確認願います。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=event (冬木恵子/笹山裕子) |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●世界のお祭り●第15回 ホーリー祭(ヒンドゥー教) 今年は3月11日 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回ご紹介するのは、春の訪れを祝うヒンドゥー教の「ホーリー祭」です。色彩の 祭りとも呼ばれ、毎年2〜3月(ヒンドゥー暦でパールグナ月)の満月の日に行われ ます。起源はとても古く、はっきりとしたことはわかりませんが、紀元前から伝わる ヒンドゥー教の聖典プラーナ文献には、すでに現代と変わらぬ祭りの様子が描かれて いるそうです。現在も、主にインド全土とネパールで祝われています。 この祭りの由来には諸説がありますが、とりわけ有名な伝説がふたつあります。そ のひとつが、クリシュナ神と恋人ラーダーが色水をかけあったというもので、もうひ とつが、ホーリカーと呼ばれる火をたく前夜祭に絡んだものです。実はこのたき火の 由来も諸説があるのですが、その昔、神を自称していた悪の王ヒラニヤカシプが、父 を神と認めない息子プラフラーダを殺そうとした伝説が最も知られています。息子が ヴィシュヌ神を信じ続けることに怒ったヒラニヤカシプは、火に入っても焼けない特 別な力を持った自分の妹ホーリカーに、プラフラーダを抱かせて火の中へ入らせます。 ところが、助かったのはプラフラーダで、ホーリカーは死んでしまいました。この伝 説から、ホーリー祭は「悪に対する善の勝利」「神への強い信仰心の勝利」を祝う祭 りとも考えられています。 さて、この祭りの醍醐味は、なんといっても色粉の塗りあいと色水のかけあいです。 赤、青、ピンク、緑、黄、オレンジ、紫といった「グラール」と呼ばれるさまざまな 色粉が街中で売られており、それらを水に溶いてかけあったり、直接塗りあったりし ます。そのため、この日、街行く人々の衣服や顔は、実にさまざまな色に染まること に。階級や貧富、カーストの差といったあらゆる「差」が日常の生活に色濃く残るイ ンドですが、この祭りに関しては無礼講となっているのです。「友愛と喜びの祭り」 と言われているのはそのためです。 ヒンドゥー教では、肉や魚より野菜のほうが清らかな食べ物と考えられているため、 祭りの日は誰もがベジタリアンとなります。また、甘いお菓子はめでたい食べ物とさ れており、「ミターイ」と呼ばれるお菓子が祭りの定番です。「ミターイ」にはいろ いろな種類があり、代表的な「バルフィ」は、牛乳と砂糖を煮詰めて作った半生ミル ク菓子に銀箔をつけたもので、味は練乳に似ています。インドのお菓子は強烈に甘い のが特徴と言われており、日本の味に慣れているとびっくりするかもしれません。 古代インドの長編叙事詩として有名な「ラーマーヤナ」の21世紀版、『ラーマーヤ ナ1 蒼の皇子〈上〉』(アショーカ・K・バンカー作/大嶋豊訳/ポプラ社)では、 修行から戻った4人の皇子たちが、8年ぶりに故郷の都で迎えるホーリー祭を楽しみ にしている様子が描かれています。また、インドを舞台にした『モンスーンあるいは 白いトラ』(クラウス・コルドン作/大川温子訳/理論社)にも、ホーリー祭の様子 が描かれています。父親が大金持ちであるがゆえに学友に受け入れてもらえない少年 バプティは、農民の息子ゴプーを自分専用のボーイとして雇ってもらいました。ゴプ ーを友人にしたかったのです。ところが、お金で雇ったゴプーと友情を築くのは難し く、思ったようにはいきません。そんなバプティが、グラールを買いに学校を抜け出 し、ホーリー祭真っ最中の街を走っている場面です。 *〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜* 街は人であふれていた。みんな踊ったり、笑ったり、歌ったり、仮装行列が通ったり している。色水や色とりどりの粉を自分たちだけにではなくバプティにも降りかけた りする愉快な男の人や女の人のことをバプティは笑った。それだけじゃない。ある少 女がバルコニーから赤い水をバケツ半杯分、バプティめがけてぶっかけた時にもバプ ティは笑った。水はバプティの頭から下へと流れ落ちたが、バプティは少女に向かっ てにこやかに「ホーリー、ハイ!」と呼びかけただけだった。 *〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜* 大人も子どもも、頭のてっぺんから足の先までさまざまな色にまみれるなんて、本 当に楽しそうなお祭りですね。 ★参考文献 『世界大百科事典』平凡社 『世界の子どもたちはいま 3 インドの子どもたち』学習研究社 『国際理解に役立つ世界の衣食住 4 特別な日の食べもの』小峰書店 『アジアの友だちに会おう!』東京書籍 (村上利佳/笹山裕子) |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●読者の広場● 海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このコーナーでは、本誌に対するご感想・ご質問をはじめ、海外児童書にまつわる お話、ご質問、ご意見等を募集しています。mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せ ください。 ※メールはなるべく400字以内で、ペンネームをつけてお送りください。 ※タイトルには必ず「読者の広場」とお入れください。 ※掲載時には、趣旨を変えない範囲で文章を改変させていただく場合があります。 ※質問に対するお返事は、こちらに掲載させていただくことがあります。原則的に編 集部からメールでの回答はいたしませんので、ご了承ください。 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●お知らせ● 本誌でご紹介した本を、各種のインターネット書店で簡単に参照していただけます。 こちらの「やまねこ翻訳クラブ オンライン書店」よりお入りください。 http://www.yamaneko.org/info/order.htm 好評連載中の「お菓子の旅」のコーナーでご紹介したお菓子の画像を一挙公開する ページができました。どうぞご覧下さい。 http://www.yamaneko.org/kissa/cake_pc/okashi_1.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・☆・〜 次 号 予 告 〜・☆・ 3月号では、翻訳家の★菱木晃子さん★インタビューを掲載する予定です。 「お菓子の旅」では、チョコレートを使ったお菓子をご紹介します。 詳細は毎月10日頃、やまねこ翻訳クラブHPメニューページに掲載します。 http://www.yamaneko.org/info/index.htm どうぞお楽しみに! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽▲▽▲▽ 海外児童書のシノプシス作成・書評執筆を承ります ▽▲▽▲▽ やまねこ翻訳クラブ(yagisan@yamaneko.org)までお気軽にご相談ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆☆ FOSSIL 〜 Made in USA のカジュアルウオッチ ☆☆ 「FOSSIL は化石って意味でしょ? レトロ調の時計なの?」 これは創業者の父親が FOSSIL(石頭、がんこ者)というあだ名だったことから誕生したブランド名。オーソ ドックスからユニークまで様々なテイストの時計がいずれもお手頃価格で揃います。 2005年より新しいスローガン "What Vintage are you?" を掲げ、更にパワーアップ した商品ラインナップでキャンペーンを展開。Vintage を表現する重要なツールが TIN CAN(ブリキの缶)のパッケージです。年間200種類以上の新しいTIN CAN が発表 され、時計のデザイン同様、常に世界中のコレクターから注目を集めています。 http://www.fossil.co.jp/ (株)フォッシルジャパン:TEL 03-5981-5620 やまねこ賞協賛会社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 吉田真澄の児童書紹介メールマガジン 「子どもの本だより」 http://www.litrans.net/maplestreet/kodomo/info/index.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆ 出版翻訳ネットワーク・メープルストリート ☆★ http://www.litrans.net/maplestreet/index.htm 新刊情報・イベント情報などを掲載いたします。詳細はmaple2003@litrans.netまで。 出版翻訳ネットワークは出版翻訳のポータルサイトです http://www.litrans.net/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆メールマガジン『海外ミステリ通信』 隔月15日発行☆★ http://www.litrans.net/whodunit/mag/ 未訳書から邦訳新刊まで、あらゆる海外ミステリの情報を厳選して紹介。翻訳家や 編集者の方々へのインタビューもあります! 〈フーダニット翻訳倶楽部〉 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *=*=*=*=*=*= やまねこ翻訳クラブ発行メールマガジン&ウェブジン =*=*=*=*=*=* ★やまねこアクチベーター(毎月20日発行/無料) やまねこ翻訳クラブのHOTな話題をご提供します! http://www.yamaneko.org/mgzn/acti/index.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●編集後記●シアラーさんのインタビュー実現に、参加できなかった者も興奮してし まいました。プロの方にお話をうかがうのは刺激があり、とても勉強になります。今 後もインタビュー企画が続きますので、どうぞお楽しみに(う) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行人 大原慈省(やまねこ翻訳クラブ 会長) 編集人 植村わらび/井原美穂(やまねこ翻訳クラブ スタッフ) 企 画 相山夏奏 大原慈省 金山裕実 かまだゆうこ 菊池由美 児玉敦子 笹山裕子 相良倫子 杉本詠美 月沢李歌子 冬木恵子 村上利佳 協 力 出版翻訳ネットワーク 管理人 小野仙内 ながさわくにお 蒼子 キャトル コアラン めい 林檎 html版担当 shoko ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・このメールマガジンは、「まぐまぐ」( http://www.mag2.com/ )を利用して配信 しています。購読のお申し込み、解除もこちらからどうぞ。 ・バックナンバーは、http://www.yamaneko.org/mgzn/ でご覧いただけます。 ・ご意見・ご感想は mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せください。 ・無断転載を禁じます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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