メニュー「月刊児童文学翻訳」バックナンバー>2013年11月号   オンライン書店


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2013年11月号
   =====☆                    ☆=====
  =====★   月 刊  児 童 文 学 翻 訳   ★=====
   =====☆   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ☆=====
                                No.153
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、電子メール版情報誌
http://www.yamaneko.org                         
編集部:mgzn@yamaneko.org     2013年11月15日発行 配信数 2390 無料 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●2013年11月号もくじ●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎注目の本(邦訳読み物):『日ざかり村に戦争がくる』
                フアン・ファリアス作/宇野和美訳/福音館書店
◎注目の本(未訳読み物):"Liar & Spy" レベッカ・ステッド作
◎賞速報
◎イベント速報
◎お菓子の旅:第63回 甘酸っぱさがやみつきに! 〜ルバーブパイ〜
◎読者の広場

▲ページのトップへ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●注目の本(邦訳読み物)●戦場は遠く、空襲もない村に戦争がくる話
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『日ざかり村に戦争がくる』フアン・ファリアス作/宇野和美訳
福音館書店 定価1,260円(税込) 2013.09 88ページ ISBN 978-4834027648
"Cronicas de Media Tarde : Anos dificiles" by Juan Farias
Editorial Everest, 1998
Amazonで詳細を見る  hontoで詳細を見る
Amazonで原書を見る  日ざかり村は街道からはずれた何もない村だ。戦争が始まったと聞いた少年フアン ・デ・ルナは、戦争がくるのを見てやろうと、教会の塔に登りひたすら待つ。しかし、 いく日たっても戦争はやってこなかった。  村は少年にとって世界の中心だったが、ちっぽけで地図にものっていないところだ ったから、戦場にはならなかったのだ。けれども戦争のもたらすさまざまな悲しみか らは逃れようがなかった。最初、村人は「両方の旗を立てておけばいい」と言ってい た。主義主張は異なっても、親しい隣人だったから言い争いぐらいで済んだ。しかし 次第にはっきりと敵味方へと分かれざるを得なくなっていく。パンがかたくなったり、 たばこが値上がりしたりというささいな出来事とともに、戦争はなにくわぬ顔をして 村に居座り続ける。若者はいなくなり、笑い声は聞かれなくなった。じわじわと村人 の生活は脅かされ、心の平安は失われていった。  本書の背景にあるのは1930年代にスペインであった内戦だそうだ。けれどここに戦 場描写はない。作者は村の生活のすべてを事細かに記すだけだ。ありのままの村人の 姿を浮き彫りにし、まるで詩のような文章で読者の心を打つ。ていねいに描かれた村 人の日常のひとつひとつによって、自分も村の一員として、その場に居合わせた気に なる。穏やかな日々が徐々に奪われていく様子は痛々しい。  人々の喜怒哀楽を、力強く滑らかなタッチの墨で描いた挿絵も、本書の魅力のひと つとなっている。スペイン在住の画家堀越千秋によるものだ。昔ながらの土地ととも に生き、先祖とともにあることを誇りとしたであろう人々の血肉を感じさせてくれる。  戦争というものはほとんどの人にとって、直接自分とは関係のないところで始まる。 そしていったん戦争が始まれば、気づかぬうちに、物が無くなり、食糧にこと欠き、 人がいなくなる。戦場から遠い日ざかり村がもし自分の村だったら? どうしたらい い? 何ができる? 読み終わったあと、そんな思いにとらわれる。短い物語だけれ ども、多くの人に味わっていただきたい一冊だ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【作】フアン・ファリアス(Juan Farias):1935年スペイン北西部ガリシア地方の 村セランテス生まれ。大人向け、子ども向けそれぞれの作品を多数残す。現代スペイ ンを代表する児童文学作家のひとり。1980年に "Algunos ninos, tres perros y mas cosas" でスペイン国民児童文学賞を受賞。2005年には第1回イベロアメリカ児童文 学賞受賞。2011年没。 【訳】宇野和美(うの かずみ):1960年大阪生まれ。東京外国語大学スペイン語学 科卒業。バルセロナ自治大学大学院言語文学教育学科修士課程修了。訳書に『すきす きパパ』(イザベル・マルチンス文/ベルナルド・カルヴァーリョ絵/光村教育図書)、 『フォスターさんの郵便配達』(エリアセル・カンシーノ作/偕成社)など多数。ミ ランフ洋書店店長、武蔵野大学講師。 【参考】 ▼フアン・ファリアス紹介ページ(スペイン語)               (ミゲル・デ・セルバンテス・バーチャル図書館内) http://www.cervantesvirtual.com/bib/bib_autor/juanfarias/ ▽宇野和美訳書リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/int/ls/kuno.htm ▽宇野和美インタビュー(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/int/kuno.htm 【特殊文字】 「Cronicas」:「o」の上にアクセント記号(´)がつく 「Anos」:「n」の上にティルデ(~)がつく 「dificiles」:2つ目の「i」の上にアクセント記号(´)がつく 「ninos」:2つ目の「n」にティルデ(~)がつく 「mas」:「a」の上にアクセント記号(´)がつく                                 (尾被ほっぽ)

▲ページのトップへ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●注目の本(未訳読み物)●陰謀を探れ! ふたりきりのスパイ・クラブ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

"Liar & Spy" 『嘘つき&スパイ』(仮題)
by Rebecca Stead レベッカ・ステッド作
Yearling, 2013, 180pp. ISBN 978-0375850875 (US) (PB)
★2012年アガサ賞児童書及びヤングアダルト部門候補作品
★2013年ガーディアン賞受賞作品
★2014年カーネギー賞ノミネート作品
Yearling, 2012, 180pp. ISBN 978-0375850875 (US) (PB)
Amazonで詳細を見る

 ジョージは7年生。父さんの失業で、住み慣れた家を売り払ってアパートに引っ越
すことになった。生活費を稼ぐために看護師の夜勤を増やした母さんとは、最近では
顔を合わせることすらない。電話で二言三言話すか、単語ゲーム用の板でアルファベ
ットを並べて、ごく簡単なメッセージをやりとりするのがせいぜいだ。学校ではいじ
めっ子に目をつけられてしまったのに、両親に相談できないでいる。家庭にも学校に
も安らげる場のないジョージだったが、引っ越し先の地階で「スパイ・クラブ」の張
り紙を見つけたことで生活が一変する。クラブのメンバーは、学校に通っていない不
思議な少年セイファーただ1人。アパートの怪しい住人の動向を探っているという。
その男は全身黒ずくめで、悪事をたくらんでいるらしい。ひょんなことから、ジョー
ジもクラブに加わり、スパイ見習いとして行動をともにすることになったが――。
 本書は、主人公ジョージの少年らしい繊細で率直な視点で語られていく。語り口や
会話はテンポがよく、みずみずしさにあふれている。しかし、この作品の魅力はそれ
だけではない。タイトルに関わる伏線が巧妙に張られ、二転三転する筋運びで最後ま
で一気に読ませる。その構成の巧みさは、作中にもたびたび登場する点描画を連想さ
せる。画家ジョルジュ・スーラによって描かれた点が、ただの点ではないのと同様に、
ジョージの瞳に映しだされたものが、ものごとのありのままの姿とは限らないのだ。
 コーヒー片手に、緻密な計画を自信たっぷりに語るセイファー。そんな彼から手ほ
どきを受け、ジョージは観察力や計画力などスパイに必須の能力を磨いていく。イン
ターホンの特性を利用した偵察行為や、家人の在宅を確かめる方法は、細かいところ
まで具体的に描写され、思わず実際に試してみたくなってしまうほど。ところがスパ
イ活動は次第に過激になり、ジョージは良心と友情のせめぎあいに揺れることになる。
その姿から目が離せず、いつしか手に汗をにぎりながらページをめくっていた。
 セイファーの危機を救うため、ジョージがとった勇敢な行動がきっかけとなり、ふ
たりは目を背けてきたそれぞれの現実と向き合いはじめる。仲間の存在があってこそ、
困難を直視して乗り越えるすべを見いだせる。少年たちの成長から、そう強く感じた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【作】Rebecca Stead(レベッカ・ステッド):1968年生まれ。弁護士として活動後、
結婚出産を経て、2007年に子ども向けSF "First Light" で作家デビュー。2作目
の "When You Reach Me"(『きみに出会うとき』ないとうふみこ訳/東京創元社)で
ニューベリー賞とボストングローブ・ホーンブック賞を受賞。本書が3作目。夫と息
子2人とともに、生まれ育ったニューヨークに在住。

【参考】
▼レベッカ・ステッド公式ウェブサイト
http://www.rebeccasteadbooks.com/

                                (森井理沙)

▲ページのトップへ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●賞速報━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★2013年全米図書賞(児童書部門)最終候補作品発表
                     (受賞作品の発表は11月20日の予定)
★2013年ガーディアン賞受賞作品発表
★2013年ドイツ児童文学賞受賞作品発表
★2013年度ニューヨークタイムズ・ベストイラスト賞受賞作品発表
★2014年カーネギー賞ノミネート作品発表
★2014年ケイト・グリーナウェイ賞ノミネート作品発表
(カーネギー賞および、ケイト・グリーナウェイ賞ロングリストの発表は2014年2月
     4日、ショートリストの発表は3月18日、受賞作品の発表は6月の予定)

 海外児童文学賞の書誌情報を随時掲載しています。「速報(海外児童文学賞)」を
ご覧ください。
http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=award

▲ページのトップへ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●イベント速報━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★展示会情報
 日本新聞博物館「手から手へ展 絵本作家から子どもたちへ 3.11後のメッセージ」
 唐津市近代図書館 美術ホール
 「美術館に行こう! −ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方−」
                                    など

★講演会情報
 国立国会図書館国際子ども図書館「トルコにおける児童書の執筆と出版」
 岡山子どもの本の会「カズコ・G・ストーンさん講演会」 など

 詳細やその他のイベント情報は、「速報(イベント情報)」をご覧ください。なお、
空席状況については各自ご確認願います。
http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=event

                           (冬木恵子/笹山裕子)

▲ページのトップへ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●お菓子の旅●第63回 甘酸っぱさがやみつきに! 〜ルバーブパイ〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

That night at dinner I could hardly eat.
"Have you been eating angry apples again, child?" Bubbie asked as she sliced
me a huge wedge of rhubarb pie. "I baked your favorite!" 
Richard gave me one of his extra-rotten, weasel-eyed, greeny-toothed grins.
       "My Rotten Redheaded Older Brother" by Patricia Polacco
                          Aladdin Paperbacks (1998)
Amazonで詳細を見る
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 ルバーブと聞いても、日本ではあまりなじみのない方が多いかもしれません。草丈
が1メートル以上にもなるタデ科の植物で、中国からロシア南西部にいたる地域が原
産地と考えられています。古代から下剤などの薬用に根が利用されてきましたが、現
在食用にされているルバーブは、18世紀ごろ作られた栽培品種のようです。大きな緑
色の葉の下には、赤または緑の太くて長い軸があり、食用にするのはこの部分。強烈
な酸味があるため、砂糖をたっぷり使ってお菓子やジャムに多く利用されます。なか
でもルバーブパイが絶品で、米国では "pie plant" という別名があるほど。刻んで
パイ生地に詰めて焼くだけでおいしいお菓子になる手軽さが、まさにそのゆえんでし
ょう。ちなみに葉は有毒です。食べられませんのでご注意を。
 さて、今回の引用はミシガン州にある農場を舞台にした絵本からです。主人公の少
女トリーシャは、自分よりなんでもよくできる、4歳上の兄リチャードに対抗心を燃
やしています。トリーシャの好物はルバーブパイ。ルバーブの茂みを見て、ルバーブ
を生で食べる競争を思いつきました。お兄ちゃんに "Do you like rhubarb?" と聞い
てみると、答えは "No!" それならきっと勝てるはずと、酸っぱいルバーブをお腹が
痛くなるほど食べたのに、また負けてしまいます。それもそのはず、お兄ちゃんとき
たら "I don't like it....I LOVE IT!" と、にやり。その後の夕食の様子が上記の
引用場面ですが、ご機嫌ななめのトリーシャには、大好きなルバーブパイも、今回ば
かりはうれしくないかもしれませんね。

*-* ルバーブパイの作り方 *-*
                    画像はこちら(やまねこ翻訳クラブ喫茶室)
材料(直径22.5センチのパイ皿1台分)
〈フィリング〉              〈パイ生地〉
 ルバーブ(生、2センチざく切り)300g   薄力粉         250g
 砂糖              150g   バター(1センチ角切り)150g
 薄力粉              30g   塩         小さじ1/3
 バター(5ミリ角切り)      15g   冷水          90cc

〈つや出し用〉
 卵黄             1個分
 水             大さじ1

1.ボウルにパイ生地用の薄力粉を入れてバターを加え、両手の指先でバターをつぶ
  すようにして粉となじませる。細かいそぼろ状になったら、中央にくぼみを作っ
  て塩を入れ、冷水を少し加えて塩を溶かした後、残りの水をすべて加える。練ら
  ないように手で混ぜてひとまとめにし、2等分して丸め、ラップで包んで冷蔵庫
  で30分以上休ませる。
2.砂糖とフィリング用の薄力粉をよく混ぜ合わせておく。
3.2等分したパイ生地をそれぞれパイ皿よりひとまわり大きい円にのばし、一方を
  パイ皿にしきこむ。2を底の部分に大さじ2ぐらいふり、その上にルバーブを入
  れる。2の残りを全部ふりかけ、その上にフィリング用のバターを散らす。
4.もう一方のパイ生地で3にふたをし、縁をしっかり押さえる。重なった端の生地
  をパイ皿の縁の上に巻き上げる。好みで縁を波型にしたり、フォークで筋をつけ
  たりしてもよい。空気抜き用に2センチぐらいの切れ込みを十字に4本、ナイフ
  で中央付近に入れる。卵黄に水を加えたものを刷毛で表面に塗り、200度のオー
  ブンで15分、180度に下げてルバーブに火が通るまで30分ぐらい焼く。

★参考図書・ウェブサイト
『はじめてのハーブ手帖』(株式会社エディング編/メディアパル)
『メディカルハーブ』(ペネラピ・オディ著/日本ヴォーグ社)
The food timeline
http://www.foodtimeline.org/

お菓子の話題は喫茶室掲示板へどうぞ。
★「やまねこ翻訳クラブ喫茶室掲示板」
        http://www.yamaneko.or.tv/open/c-board/c-board.cgi?id=kissa

                   (加賀田睦美/冬木恵子/かまだゆうこ)

▲ページのトップへ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●読者の広場● 海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 このコーナーでは、本誌に対するご感想・ご質問をはじめ、海外児童書にまつわる
お話、ご質問、ご意見等を募集しています。mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せ
ください。

※メールはなるべく400字以内で、ペンネームをつけてお送りください。
※タイトルには必ず「読者の広場」とお入れください。
※掲載時には、趣旨を変えない範囲で文章を改変させていただく場合があります。
※質問に対するお返事は、こちらに掲載させていただくことがあります。原則的に編
集部からメールでの回答はいたしませんので、ご了承ください。

▲ページのトップへ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●お知らせ●

 本誌でご紹介した本を、各種のインターネット書店で簡単に参照していただけます。
こちらの「やまねこ翻訳クラブ オンライン書店」よりお入りください。
http://www.yamaneko.org/info/order.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
           ・☆・〜 次 号 予 告 〜・☆・

 詳細は10日頃、出版翻訳ネットワーク内「やまねこ翻訳クラブ情報」のページに掲
載します。どうぞお楽しみに!
          http://litrans.g.hatena.ne.jp/yamaneko1/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▽▲▽▲▽   海外児童書のシノプシス作成・書評執筆を承ります   ▽▲▽▲▽

  やまねこ翻訳クラブ(yagisan@yamaneko.org)までお気軽にご相談ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     ☆☆ FOSSIL 〜 Made in USA のライフスタイルブランド ☆☆
 独創的なデザインで世界100ヶ国以上で愛用されているフォッシルはアメリカを代
表するライフスタイルブランドです。1984年、時計メーカーとして始まったフォッシ
ルは時計をファッションアクセサリーの一つと考え、カジュアルな「TREND」ライン
からフォーマルなシーンにも使える「CERAMIC」など、年間300種類以上のモデルを発
売し続けています。またフォッシル直営店では、時計以外にもレザーバッグ、革小物、
ファッションサングラスなどのラインも展開しています。
TEL 03-5992-4611
http://www.fossil.co.jp/     (株)フォッシルジャパン:やまねこ賞協賛会社
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★☆     出版翻訳ネットワークは出版翻訳のポータルサイトです     ☆★
             http://www.litrans.net/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     ★☆メールマガジン『海外ミステリ通信』 隔月15日発行☆★
          http://www.litrans21.net/whodunit/mag/
未訳書から邦訳新刊まで、あらゆる海外ミステリの情報を厳選して紹介。翻訳家や
編集者の方々へのインタビューもあります!    〈フーダニット翻訳倶楽部〉
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
*=*=*=*=*=*= やまねこ翻訳クラブ発行メールマガジン&ウェブジン =*=*=*=*=*=*

★やまねこアクチベーター(毎月20日発行/無料)
  やまねこ翻訳クラブのHOTな話題をご提供します!
                 http://www.yamaneko.org/mgzn/acti/index.htm

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●編集後記●秋深まるなか、毎年恒例の「やまねこ賞」の投票が始まりました。今年
はいったいどのような作品がランクインするでしょうか? 投票結果は12月号で発表
いたします。どうぞお楽しみに!(か)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発 行 やまねこ翻訳クラブ
編集人 蒲池由佳/大作道子/植村わらび(やまねこ翻訳クラブ スタッフ)
企 画 尾被ほっぽ 加賀田睦美 かまだゆうこ くどうあきこ 小島明子
    笹山裕子 冬木恵子 村上利佳 森井理沙
協 力 出版翻訳ネットワーク 管理人 小野仙内
    おとむとむ からくっこ くらら ながさわくにお みーこ ゆま ラッテ
    html版担当 shoko
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・このメールマガジンは、「まぐまぐ」( http://www.mag2.com/ )を利用して配信
しています。購読のお申し込み、解除もこちらからどうぞ。
・バックナンバーは、http://www.yamaneko.org/mgzn/ でご覧いただけます。
・ご意見・ご感想は mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せください。
・無断転載を禁じます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 

メニュー「月刊児童文学翻訳」バックナンバー>2013年11月号   オンライン書店

Copyright (c) 2013 yamaneko honyaku club. All rights reserved.

やまねこ翻訳クラブロゴ