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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008年6月号 =====☆ ☆===== =====★ 月 刊 児 童 文 学 翻 訳 ★===== =====☆  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ☆===== Yamaneko Honyaku Club 10th Anniversary No.101 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、電子メール版情報誌 http://www.yamaneko.org 編集部:mgzn@yamaneko.org 2008年6月15日発行 配信数 2550 無料 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●2008年6月号もくじ● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎特別企画:フィンランド児童文学の魅力を探る ◎特別企画連動レビュー:『シーソー』 ティモ・パルヴェラ文/ヴィルピ・タルヴィティエ絵/古市真由美訳 ◎注目の本(未訳絵本):"The Lost Happy Endings" キャロル・アン・ダフィ文/ジェーン・レイ絵 ◎注目の本(未訳読み物):"Snake and Lizard" ジョイ・カウリー作/ガビン・ビショップ絵 ◎賞速報 ◎イベント速報 ◎お菓子の旅:第43回 なつかしい味もあり、話題の味もあり 〜キャラメル〜 ◎読者の広場: |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●特別企画●フィンランド児童文学の魅力を探る ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ここ数年、フィンランド作品の邦訳が相次いで刊行されている。フィンランドとい えば、OECDの学習到達度調査で高い成績を収め、注目されている国だ。「学力世 界一」といわれる子どもたちが読んでいる、フィンランド児童文学。その魅力を探る べく、今回はフィンランド語児童書の翻訳に携わる2人の翻訳者の対談をお届けする。 なお、この対談と、歴史やおもな児童文学作品などフィンランドの概要をまとめた レポートを併せ、ロングバージョンとして公開する。ぜひ参照されたい。 【フィンランド児童文学の魅力 ロングバージョン】 http://www.yamaneko.org/bookdb/int/finland.htm ■□■対談 フィンランドの児童文学■□■ 【上山美保子(うえやま みほこ)さん】 +――――――――――――――――――――――――――――――――――――+ | 東京都出身。フィンランド技術庁 Tekes 東京に勤務。フィンランド語の翻訳 | |に携わるほか、通訳や語学学校講師も務める。訳書に『フーさん』、『フーさん| |にお隣さんがやってきた』、『フーさん引っ越しをする』(いずれもハンヌ・マ| |ケラ作/国書刊行会)がある。 | +――――――――――――――――――――――――――――――――――――+ ご多忙のところお時間を割いてくださった上山さんに、心より御礼申し上げます。 【古市真由美(ふるいち まゆみ)】(本稿執筆も担当) +――――――――――――――――――――――――――――――――――――+ | 東京都出身。都内でフィンランド企業に勤務の傍ら、フィンランド児童文学の| |日本への紹介に努めている。訳書に『シーソー』(本誌今月号掲載の「特別企画| |連動レビュー」参照)がある。やまねこ翻訳クラブ会員。 | +――――――――――――――――――――――――――――――――――――+ ●フィンランド人の誇り『カレワラ』┃ ━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ―最も重要なフィンランド語文学の一つという『カレワラ』は、どんなものですか? 古市:19世紀に出版された『カレワラ』は、編著者リョンロートが民間の口承詩を採 集し、それらを一貫した筋のある物語としてまとめた民族叙事詩で、ゲルマン系の北 欧神話とは異なる世界観を持っています。『カレワラ』では、世界は卵から生まれ、 英雄たちは武力だけでなく、歌や呪術、つまり言葉の力で戦います。原詩は独特の韻 律を持っていますが、散文で親しみやすい『カレワラ物語』(キルスティ・マキネン 編著/荒牧和子訳/春風社)が日本語で出たのはうれしかったです。『カレワラ』を モチーフにした児童文学もいろいろありますね。 上山:その代表は、1992年に出版されたマウリ・クンナスの絵本 "Koirien Kalevala" (仮題『犬のカレワラ』)でしょう。登場人物を犬に変えたユニークな〈カレワラ〉 で、この本を知らないフィンランド人はいません。自国の文化を象徴する作品で、児 童書版のスタンダードがあるのはいいことですね。フィンランドには『カレワラ』を 題材にした有名な絵画作品がたくさんあるのですが、それらのパロディーも入ってい ます。オリジナルの絵と見比べるのも楽しいものです。 古市:この国もファンタジーブームで、各国語からの翻訳がたくさん出ていますが、 国産ファンタジーも生まれていて、中にはこの『カレワラ』の詩や設定を取り入れた ものもあります。ファンタジーといえば、『指輪物語』の作者で言語学者でもあった トールキンは『カレワラ』を愛読し、人工言語「エルフ語」の創作にあたってはフィ ンランド語も参考にしたといわれています。トールキンは、欧州の中央とは異なる文 化の香りを、『カレワラ』やフィンランド語に感じていたのではないでしょうか。 ●北欧全体で共有する民話「トロル」と「小人」┃ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ―いまや英米のファンタジー文学に、北欧民話の「トロル」は不可欠な存在ですね。 古市:トロル(トロール)はゲルマン系の呼び名で、フィンランド語では「ペイッコ」 といいます。日本の妖怪のような超自然の存在で、いろいろな種族がいるようです。 上山:ペイッコと並ぶ存在がトントゥです。小さな人の姿をしていて、人間の生活の 場、たとえば納屋やサウナ小屋にいる、守り神のようなものです。サンタクロースの 手伝いをするトントゥもいます。 古市:トントゥは、北欧の他の国ではニッセとかトムテなどと呼ばれるようですね。 北欧は、欧州の中心部に比べキリスト教化が遅かったからか、こういう民間信仰の類 がしっかり残っています。ペイッコもトントゥも、日本人には理解しやすいと思うん です。日本にも天狗や河童や、座敷童子がいますから。 上山:ですがキリスト教が深く根付いている英米文化圏からすると、エキゾチックに 見えるのでしょうか。 古市:厳しい環境に暮らす北欧の人々は、自然の力に対する畏敬の念が強いことも、 このような不思議なものたちの存在が信じ続けられる理由でしょうね。 上山:フィンランドで出版された、ペイッコやトントゥも含む不思議なものたちの図 鑑があって、見ていると楽しいですよ。 ●フィンランディア・ジュニア賞の10年┃ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ―フィンランド図書財団主催の「フィンランディア・ジュニア賞」という児童文学賞 があるそうですね。どのような賞ですか? 古市:毎年12月に授賞があり、社会的にも注目される賞です。1997年が第1回で、昨 年が10年目(第11回)でした。10年前と昨年の受賞作を比べると、興味深いですよ。 第1回受賞作『ゴンドワナの子どもたち』(アレクシス・クーロス作/大倉純一郎訳 /岩崎書店)は、イラン出身の作者がフィンランド語で書いた作品です。迷子のひな 鳥を主人公にした本書のテーマは、「自分はだれ?」という根源的な問い。これは移 民である作者自身の問い、そして当時のフィンランドが抱えていた問いです。1990年 代のこの国は、国境を接する超大国ソ連の崩壊、深刻な不況、EUへの加盟などを経 験して、進むべき道を必死に模索していました。昨年はというと、人気絵本シリーズ の最新作 "Tatun ja Patun Suomi"(仮題『タトゥとパトゥのフィンランド』)が受 賞しました。昨年は独立90周年だったため、国の歴史や地理が題材の作品が多かった のですが、これもその例です。タトゥとパトゥ兄弟が案内役になり、この国の風物や 人々の暮らしを紹介する内容で、現代フィンランドのガイドブックとしても優れてい ます。模索の時代から10年経って、この国は「これぞフィンランド」と提示する形を 作ったのだなと感じました。同時に、存在を主張しないと、「一つの欧州」の中では 他にまぎれて消えかねない危機感もあるように思います。 上山:この賞は、絵本も読み物も、YAも対象なので、受賞作は多彩ですよね。 古市:今までの受賞作や候補作を見ると、民話風の絵本もあり、歴史ものやSFも、 数学の問題を物語の中に入れた作品もある。詩の本もよく候補に挙がりますね。 上山:2005年の受賞作 "Kuono kohti tahtea"(仮題『お鼻をひくひく星に向けて』) は、挿絵が美しい詩集です。児童書から一般書まで、詩の本が多いのもフィンランド の特徴ですね。「赤ちゃんのための」と銘打った詩の絵本もあります。もちろん読み 聞かせを想定していますが、リズミカルな詩は大人が読んでも楽しい。この国では、 ちょっとしたカードにも韻を踏んだ詩が書かれているなど、日常生活に詩が溶け込ん でいると感じます。やはり『カレワラ』の民ということでしょうか。フィンランド語 の特徴として、隣り合った単語同士が同じ語尾を持ち、自然と韻を踏んだような形に なるのですが、このことも詩が親しまれている理由の一つかもしれません。それと詩 集に限りませんが、朗読の CD も人気がありますね。作家自身が朗読しているものも 多いです。もともと目の不自由な人向けに考案されたそうですが、いまではだれでも 気軽に利用するメディアになって、書店でも普通に売られています。 古市:そういえば私も初めてフィンランドに行ったとき、「ムーミン」のフィンラン ド語の朗読カセットテープを買いましたよ。 ●フィンランドらしさを感じるとき┃ ━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 古市:児童書に限らず、フィンランド語の文章を読んでいて、「オチ」がない、と感 じることがよくあるんです。 上山:ありますね。書き手は、自己との対話を進行させるように物語を作っている。 古市:読者に向かって「これが答えです」と提示してこないんですよね。読者は受身 でいることができず、能動的に思考することになる。前述の『ゴンドワナの子どもた ち』には、読者へのメッセージとして、好きなところで物語を終わらせてほしいとい う意味のことが書いてあります。このあたりが、フィンランドの作品が哲学的と形容 される理由かもしれませんね。 上山:フィンランド人はたしかに、内側を向いているというか、内省的なところがあ る人々ですね。 古市:「ムーミン」の中に、「たったひとりでいることの、大きな大きなよろこび」 という表現があります(※)。フィンランド人らしい「よろこび」だなあと思うんで すよ。クロスカントリースキーが盛んな国ですが、このスポーツの魅力をフィンラン ド人に尋ねたら、「だれもいない静かな森でひとりになれるのが素晴らしい」といわ れたことがあります。自分と向き合うために、自然の中に入っていくんでしょうね。 でも、ひとりになりたいフィンランド人も、孤独になりたいわけではない。 上山:孤独な状況に陥りやすい社会ではあるんですよね。18歳で成人すると独立する のが当然で、親子世代の同居はまずない。男女ともに仕事を持ち、自力で生活するの が基本です。順調なときはいいですが、パートナーを失ったり失業したりして悩む人 や、冬の暗さのために精神のバランスを崩し苦しむ人も多い。そんなときには支えが 必要なのに、あまり感情を外に出さない人々なので、助けを求めにくいのですね。 古市:そういうフィンランド人らしさを感じた作品に、2001年のフィンランディア・ ジュニア賞受賞作 "Ihana meri"(仮題『美しい海』)があります。主人公の少女は、 あらゆる面で完璧をめざすあまり精神的に追い詰められ拒食症になりますが、彼女が 落ちていく内面の「海」の深さは、恐ろしくなるほどでした。自己と向き合える強さ と、苦しいとき力を貸してくれる他者と、どちらもが必要なのだと痛感させられまし た。フィンランドの理想は、どんな環境でもひとりで生きられる力を持ち、その上で 周囲からの愛情には恵まれることでしょうね。個人としても、国のあり方としても。 上山:作品の印象でいうと、劇的でない、静かな作品が多いような気がします。ユー モアの要素を持つ作品もたくさんありますが、ナンセンスな出来事で大笑いさせるこ とはあまりない。爆笑でなく、クスッと笑わせるのがフィンランド流ですね。 古市:もちろん、愉快なお話も、冒険ものやサスペンス風のものもあるけれど、おか しいだろう! すごいだろう! といった、押し付けがましさがないですよね。受け 手に委ねられている部分が大きい。フィンランドの作品の読者は、自分なりの考えを 持つ、自立した読み手であることが求められているといえますね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※『ムーミン谷の仲間たち』所収「春のしらべ」より(トーベ・ヤンソン作/山室静 訳/講談社) 【参考】 ▼フィンランド文学情報センター(FILI)ウェブサイト(英語) http://www.finlit.fi/fili/en/ ▼フィンランド児童文学研究所(SNI)ウェブサイト(英語) http://www.tampere.fi/kirjasto/sni/sneinfo.htm ▼International Children's Digital Library 内、フィンランドのページ(英語) http://www.childrenslibrary.org/servlet/WhiteRavens?title=Finland&where =country%3D%27Finland%27 ▼国際子ども図書館「北欧からのおくりもの」展概要(2006〜2007年開催) http://www.kodomo.go.jp/event/exb/bnum/tenji2006-02.html ▽マウリ・クンナス邦訳作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/author/k/mkunna_j.htm 【特殊文字】 「Kuono kohti tahtea」:「tahtea」の2つの「a」の上にウムラウト(¨)がつく (記事執筆・古市真由美、協力・大井久里子) |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●特別企画連動レビュー●今の自分を運命と思っていますか? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『シーソー』ティモ・パルヴェラ文/ヴィルピ・タルヴィティエ絵/古市真由美訳 ランダムハウス講談社 定価1,365円(税込) 2007.12 79ページ ISBN 978-4270002667 Amazonで詳細を見る |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(未訳絵本)●洗練された文と絵で魅せる、新しいおとぎ話 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『ハッピーエンドのゆくえ』(仮題) キャロル・アン・ダフィ文/ジェーン・レイ絵 "The Lost Happy Endings" text by Carol Ann Duffy, illustrations by Jane Ray Bloomsbury Children's Books, 2006 ISBN 978-0747579229 32pp. Amazonで詳細を見る |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(未訳読み物)●違っているから友だちになれる ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『ヘビとトカゲ』(仮題) ジョイ・カウリー作/ガビン・ビショップ絵 "Snake and Lizard" text by Joy Cowley, illustrations by Gavin Bishop Gecko Press, 2007 ISBN 978-0958272070 (HB); 978-0958278737 (PB) 85pp. AmazonでUS版の詳細を見る |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●賞速報● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★2008年イタリア・アンデルセン賞発表 ★2008年ニュージーランド・ポスト児童書及びヤングアダルト(YA)小説賞発表 ★2007-2008年ビスト最優秀児童図書賞発表 ★2008年ガーディアン賞ロングリスト発表(受賞作の発表は9月後半の予定) ★2008年チルドレンズ・ブック賞発表 ★2008年ミソピーイク賞最終候補作発表(受賞作の発表は8月の予定) 海外児童文学賞の書誌情報を随時掲載しています。「速報(海外児童文学賞)」を ご覧ください。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=award |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●イベント速報● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★展示会情報 天童市美術館「絵で読む宮澤賢治展〜賢治と絵本原画の世界〜」 安曇野ちひろ美術館「世界の絵本画家展」など ★講座・講演会情報 朝日カルチャーセンター「金原瑞人の翻訳教室」 クレヨンハウス「小林豊さん講演会」など ★イベント情報 岡山県立図書館「本の世界の恐竜」 パナソニックセンター東京「ムーミンの日の集い」など 詳細やその他のイベント情報は、「速報(イベント情報)」をご覧ください。なお、 空席状況については各自ご確認願います。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=event (笹山裕子/冬木恵子) |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●お菓子の旅●第43回 なつかしい味もあり、話題の味もあり 〜キャラメル〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ MINT JUJUBES FOR THE BOY NEXT DOOR―THEY'LL GIVE HIM GREEN TEETH FOR A MONTH. CAVITY-FILLING CARAMELS―NO MORE DENTISTS. STICKJAW FOR TALKATIVE PARENTS. by Roald Dahl "Charlie and the Chocolate Factory"(1964), Puffin Books(1988) Amazonで詳細を見る |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●読者の広場●海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このコーナーでは、本誌に対するご感想・ご質問をはじめ、海外児童書にまつわる お話、ご質問、ご意見等を募集しています。mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せ ください。 ※メールはなるべく400字以内で、ペンネームをつけてお送りください。 ※タイトルには必ず「読者の広場」とお入れください。 ※掲載時には、趣旨を変えない範囲で文章を改変させていただく場合があります。 ※質問に対するお返事は、こちらに掲載させていただくことがあります。原則的に編 集部からメールでの回答はいたしませんので、ご了承ください。 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●お知らせ● 本誌でご紹介した本を、各種のインターネット書店で簡単に参照していただけます。 こちらの「やまねこ翻訳クラブ オンライン書店」よりお入りください。 http://www.yamaneko.org/info/order.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽▲▽▲▽ 海外児童書のシノプシス作成・書評執筆を承ります ▽▲▽▲▽ やまねこ翻訳クラブ(info@yamaneko.org)までお気軽にご相談ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆☆ FOSSIL 〜 Made in USA のカジュアルウオッチ ☆☆ 「FOSSIL は化石って意味でしょ? レトロ調の時計なの?」 これは創業者の父親が FOSSIL(石頭、がんこ者)というあだ名だったことから誕生したブランド名。オーソ ドックスからユニークまで様々なテイストの時計がいずれもお手頃価格で揃います。 2005年より新しいスローガン "What Vintage are you?" を掲げ、更にパワーアップ した商品ラインナップでキャンペーンを展開。Vintage を表現する重要なツールが TIN CAN(ブリキの缶)のパッケージです。年間200種類以上の新しいTIN CAN が発表 され、時計のデザイン同様、常に世界中のコレクターから注目を集めています。 http://www.fossil.co.jp/ (株)フォッシルジャパン:TEL 03-5981-5620 やまねこ賞協賛会社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 吉田真澄の児童書紹介メールマガジン 「子どもの本だより」 http://www.litrans.net/maplestreet/kodomo/info/index.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆ 出版翻訳ネットワーク・メープルストリート ☆★ http://www.litrans.net/maplestreet/index.htm 新刊情報・イベント情報などを掲載いたします。詳細はmaple2003@litrans.netまで。 出版翻訳ネットワークは出版翻訳のポータルサイトです http://www.litrans.net/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆メールマガジン『海外ミステリ通信』 隔月15日発行☆★ http://www.litrans.net/whodunit/mag/ 未訳書から邦訳新刊まで、あらゆる海外ミステリの情報を厳選して紹介。翻訳家や 編集者の方々へのインタビューもあります! 〈フーダニット翻訳倶楽部〉 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *=*=*=*=*=*= やまねこ翻訳クラブ発行メールマガジン&ウェブジン =*=*=*=*=*=* ★やまねこアクチベーター(毎月20日発行/無料) やまねこ翻訳クラブのHOTな話題をご提供します! http://www.yamaneko.org/mgzn/acti/index.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆次号予告は毎月10日頃、やまねこ翻訳クラブHPメニューページに掲載します。◆ http://www.yamaneko.org/info/index.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●編集後記●100号達成記念として、読者参加型企画がいよいよスタートしました。 たくさんの方々から、心に残る作品を聞けることを楽しみにしています。どうぞ奮っ てご参加ください! もしプレゼントが当たったら、それもまた思い出の1冊となり ますように。(い) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行人 植村わらび(やまねこ翻訳クラブ 会長) 編集人 井原美穂/大原慈省(やまねこ翻訳クラブ スタッフ) 企 画 赤塚きょう子 大井久里子 かまだゆうこ 児玉敦子 笹山裕子 冬木恵子 古市真由美 村上利佳 協 力 出版翻訳ネットワーク 管理人 小野仙内 ながさわくにお ヒダニレイコ html版担当 shoko ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・このメールマガジンは、「まぐまぐ」( http://www.mag2.com/ )を利用して配信 しています。購読のお申し込み、解除もこちらからどうぞ。 ・バックナンバーは、http://www.yamaneko.org/mgzn/ でご覧いただけます。 ・ご意見・ご感想は mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せください。 ・無断転載を禁じます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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