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月刊児童文学翻訳

─2006年11月号(No. 85)─

児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、
電子メール版情報誌<HP版+書店街>
http://www.yamaneko.org/
編集部:mgzn@yamaneko.org
2006年11月15日発行 配信数 2410

もくじ

 ◎特別企画:『大人のファンタジー読本 未知なる扉をひらく180選』出版記念特集 その2
       第1部 やまねこの本ができるまで 〈後編〉
       第2部 執筆者からのおすすめメッセージ
 ◎特集:できたてほやほやクリスマスの新刊
   邦訳読み物『サンタの最後のおくりもの』
             マリー=オード・ミュライユ&エルヴィール・ミュライユ作/
             クェンティン・ブレイク絵/横山和江訳
   邦訳絵本『サンタクロースはおもちゃはかせ』
             マーラ・フレイジー文・絵/うぶかた よりこ訳
 ◎世界の本棚(ドイツ語):"Ich habe einfach Gluck"
                      アレクサ・ヘンニッヒ・フォン・ランゲ作
 ◎賞速報
 ◎イベント速報
 ◎お菓子の旅:第37回 甘くてふっくら、朝食にもいかが 〜マフィン〜
 ◎読者の広場:読者の方から届いたメールをご紹介します。

●このページでは、書店名をクリックすると、各オンライン書店で詳しい情報を見たり、本を購入したりできます。

 

●特別企画●
『大人のファンタジー読本 未知なる扉をひらく180選』出版記念特集 その2

 本11月末のブックガイド出版までのカウントダウンがはじまり、編集作業が終了した今、先月号に引き続き出版奮闘記第2弾をお届けする。第1部では、荒波を乗り越えて旅を終えるまでの道程を、第2部では、ブックガイド執筆者がそれぞれ関わった視点からのおすすめメッセージを発信する。

◎第1部 やまねこの本ができるまで 〈後編〉

●やまねこたちの前進――夢の扉の向こうにあったもの

 2006年11月30日、いよいよ初の「やまねこ翻訳クラブ編」の本が出る。まだ2週間ちょっと先なので、気が早いけど……やっぱり、うれしい。とにかく、うれしい! 会った人全員に「よろしくお願いします」と伝えたい気分だ。
 本誌10月号「やまねこの本ができるまで〈前編〉」では、当クラブが本の執筆をするという、夢の扉を開けたところまでをお伝えした。本編では、扉の向こうに踏み出してからのことをお話ししたい。

○やまねこの本の作り方

 みなさんは不思議に思っていないだろうか。
 いくらインターネットでつながっているとはいえ、日本中、というか世界中に散らばっている数十名の人たちが、どうやってひとつの作業を進めるのか。じつは、今回クラブにブックガイドの企画を依頼してくださった株式会社マッグガーデンの佐藤さんも、会員の一部が東京のどこかに集まって相談するものと思われていたらしい。たしかに、交流のために会員同士が会うこともあるけれど、〈やまねこ〉はあくまでもウェブ上のクラブ。作業はすべてウェブ上でおこなっている。
 クラブでは、たとえばメールマガジンを作成するとき、ウェブ上に「編集室」という名前の専用掲示板を作って、そこに参加メンバーがコメントを書き込む形で作業を進める。その際、専用掲示板には関係者以外、閲覧や書き込みができないように設定する。つまり、ウェブ上とはいえ、仲間が自分たちだけの部屋で、ワイワイガヤガヤ気兼ねなく話し合っている感じなのだ。今回の『大人のファンタジー読本 未知なる扉をひらく180選』も、そんなふうに掲示板を使って作業を進めた。ちなみに今回の作業では、毎月本誌を発行してきたノウハウをおおいに活用した。

○編集室は奥深い森

 締め切りまで逆算すると、とにかく時間がないことがわかったので、掲示板では、いくつもの話し合いを同時に進めることになった。ここでさらに疑問に思う方がいらっしゃるかもしれない。「ウェブ上の掲示板って、前のコメントの下につぎのコメントをつけていくから、トピック違いのコメントをつなげていくと、話がごちゃごちゃになってしまうんじゃないの?」そのとおり。ただ、わたしたちが使用している掲示板は、ツリー形式にコメントをつなぐことができる(形式にご興味のある方は、当クラブHPの「読書室掲示板」の「ツリー表示」をクリックのこと)。トピックごとにコメントをつけていけるのだ。
 コメントのタイトルだけ表示してみると、各トピックにコメントが枝分かれしてつながっているさまが、まるでツリー(木)のように見える。ブックガイドの編集室は、あっという間に大木でわっさわさの奥深い森になった。コメントが1日に数十件つくことも珍しくなく、しかも内容が濃いため、読むだけでも時間がかかる。コメントを書くとなると、さらに……なのだ。もしかしたら、この作業は根気のある人じゃないと、難しいかもしれない。編集室に集まったやまねこたちはみんな、奥深い森をこつこつ切り開いていける忍耐力の持ち主といえそうだ。

○森でのやりとりこそ宝の山?

 各トピックのうち、特に難しかったけれど興味深かった件といえば、なんといっても「ファンタジーの定義」だ。正直いって、研究者ではない、いわばシロウトのわたしたちの手に負えるテーマではないのだけど、収録作品を選ぶには、ある程度の判断基準が必要になる。ということで、ファンタジーとは、というテーマをうんうんうなりながら考えて、「SFやホラーとの境界線は?」なんてことまで話し合った。そしてけっきょく、境界線上の作品に関しては、各個人のものさしによるのかな、という意見に落ち着いた。結論じゃないような結論だけど、それがわたしたちの判断基準ということになった。このあたりのことは、本誌2006年10月号、特別企画の第2部「特別鼎談(※)」にも載っているので、ご覧いただきたい。
 もうひとつ、論議に花が咲いたトピックに「どんな人がファンタジーを読んでいるのか」というのがあった。おもしろかったのは、アメリカ在住の会員が「『指輪物語』などのファンタジーを読むのは、こちらでは男性のイメージがある」と述べたのに対して、日本在住の会員が「最近のYA向けファンタジーは、OLや主婦が読者層の中心かも」という意見を出したこと。こういった違いがあるのは、ファンタジーが世の中に登場し、浸透していった流れと関係しているらしい(詳しくは※を参照)。こんな話ができるのも、海外に会員がいるこのクラブのいいところだ。
 ここで、今回の選書の方法に触れてみたい。わたしたちの強みは、本好きがたくさん集まっているという点だ。それを活かすため、なるべく大勢の意見をくみ取ることを目標に、作業を進めた。まず、ふだんメールマガジンの作成にかかわっている人までを対象にアンケートをとって、自分が人に薦めたいファンタジーを募集。集まった300作以上の本の情報を表にまとめて、それを参考に代表者4名が各自作品リストを作成。その4つのリストについて、作業メンバーが45名全員で投票して、いちばんいいと思うリストをひとつ選ぶ。それをたたき台にして、みんなで意見を出し合いながら、さらに作品を足したり引いたりする。そして、ついに最終の作品リストが完成(選書完了)! ちなみに、リストの微調整は原稿を書きはじめてからも、ずっと続いた。ここでもまた、ど根性ねこの本領をみんなで発揮した。

○がんばった〈ねこ〉たち その1

 作品リストを見ながら、執筆者を選んで(やまねこはもちろん、立候補が基本。それで担当がすべて決まるのだからスゴイ)、いよいよ各自でレビューの執筆に取りかかった。ここで忘れてはならないのが、フリーの編集者で会員でもある長澤國雄さん。出版社に原稿を渡すまでの、クラブ内でのまとめ役を買ってでてくれた。作業メンバーは45名もいるし、そのうち仕事として文章を書くのは初めてという人が少なくない。またやまねこには、すべてを合議制で決めるという独特のしきたりがある。やまねこをよく知っているプロの編集者が作業に参加してくれるというのは、本当に心強いことで、みんながこの仕事を引き受けようといえた理由のひとつにもなった。
 長澤さんは、みんなの意見調整のほか、200件近いレビューの赤入れ(校正前に極力直せるところを直すための示唆など)をひとりで担当することになった。当然、大量のコメントを書く毎日。その投稿時間は徐々に夜中から朝方に……(早起きをしていたわけではない模様)。長澤さん、どう考えてもお疲れだよねえ、という雰囲気が編集室に流れはじめたころ、出版社での打ち合わせのため、長澤さんとわたしが直接会う機会があった。すると、もともと細身の人が、さらにスマートになっている……? じつはそのころ、編集室では半分冗談、半分本気で「絵本のブックガイドも作りたいね。そのときは、長澤さん、よろしくお願いしま〜す」みたいなコメントがいくつか書かれていた(編集室では、脱線のおしゃべりも楽しみのひとつ。楽しくなくちゃね、なのだ)。そこで、わたしは長澤さんに「みんな、次の本もやりたいっていってますね」と様子をうかがってみた。「冗談じゃないよなあ」という返事がかえってくることも予想しながら。すると「そうそう、やりたいよなあ」との返事! 長澤さんは忙しさに懲りて(?)いなかったのだ。ということで、関係者のみなさま、わたしたちはやる気なので、どうぞよろしく(?)。

○がんばった〈ねこ〉たち その2

 やまねこは「児童書が好き」という共通項で偶然つながった人たちの集まりだ。当然、直接会ったことがない人もたくさんいる。だけど、児童書好きに悪い人はいないというか、好きなものが同じ絆はとても強いというか、何もいわなくてもお互いにフォローしあえるチームワーク体制が自然とできている。今回の仕事でも、そんな場面がたくさんあった。たとえば、長澤さんがたいへんそう、と思ったら、さりげなく赤入れのサブに回る人が現れる。「作家ガイド」という一筋縄ではいかない長い記事の執筆者がなかなか決まらなかったりすると(あ、これはその作家が嫌いなわけではまったくなく、その作家の偉大さに気おされてのこと)、ある日とつぜん「たたき台を書いてみました」という控えめな添え書きとともに、ほぼ完成稿を出してくれる人が現れる。困った雰囲気が漂ってくると、フォローする人が出てくるのだ。そういうチームワークのよさが、ブックガイドにもきっと表れているんじゃないかと思う。
 家庭や本業などのさまざまな事情で忙しい中、本当にみんながんばった。いま、原稿はわたしたちの手を離れ、あとは出版を待つばかりだ。そこで感じるのは、やまねこのみんなで仕事ができたのは、いろんな意味でよかったなあ、ということ。ただ、わたしたちだけでは、この本は完成しなかったのもたしか。やはり、周囲の方々のお力添えがあってこそだ。心から感謝している。やまねこのがんばり+みなさまのご協力のおかげで、とにかくスゴイ本ができたと思う。どうスゴイのかについては、第2部を読んでいただくことにして……11月30日にはぜひ、実物を!

(田中亜希子)

※編集部注:
▽本誌2006年10月号
 『大人のファンタジー読本 未知なる扉をひらく180選』出版記念特集 その1
http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2006/10.htm#kikaku

 

◎第2部 執筆者からのおすすめメッセージ

 45名の執筆者を代表して、みなさまへ熱いメッセージをお届けします。

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 大好きな作品を紹介できるとうれしさ一杯でレビューを書き始めました。でも、思い入れのある作品だからこそ、短い文章の中に何を盛り込めば魅力を伝えられるか、すごく悩みました。レビューに凝縮させた愛を感じてください!

(古市真由美:執筆)

 初めての経験に緊張の連続で、書くことの楽しさと同時に、伝えることの難しさを味わいながらの作業でした。冷や汗もかきましたが、充実した熱い夏でした。熱い思いの詰まったレビューからお気に入りの一冊が見つかりますように。

(吉井一美:執筆)

 この企画がやまねこに飛び込んできたのは、わたしがファンタジーマラソン(※)の進行役に手を挙げ、みなさんに開催をお知らせした直後でした。絶妙のタイミングを勝手に運命のように感じてしまい、お気に入りの本や大好きな作家を、心をこめて紹介させていただきました。マラソンと同時進行で作業を進めていたこのブックガイドですが、まだまだ掲示板にレビューがアップされていない本が満載です。このあとも続くマラソンの、すてきな伴走者になってくれることでしょう。

(冬木恵子:執筆・ファンタジーマラソン進行役)

 翻訳の仕事が少し忙しくなってから、クラブの活動にはほとんど参加できていませんでしたが(オフを除く)、今回は思い切って執筆陣に加えていただきました。気がつけば6作品のレビューを書き、古株なのをいいことに、人様の文章にまでツッコミを入れる始末。ほぼ一発OKだった方もいますし、何度も書き直した方もいます。私自身、全面書き直しなんてこともありました。いずれにしても、「この本の魅力を伝えたい!」という熱い思いは共通しています。やまねこたちの力作、どうぞ隅々まで楽しんでください!

(宮坂宏美:執筆・編集協力)

 やまねこのメンバーで本を書くというのは、ずいぶん前からの夢でした。それがほぼ理想的な形でかない、微力ながら自分も作業に加わることができて、感無量です。選書とレビュー書きに携わりながら、自分はやはりファンタジー好きなんだなあ、と再確認もできました。大人になっても、いえ、大人だからこそ楽しめるファンタジー。おすすめの本ばかりを取り揃えたこのブックガイドからは、本を愛するやまねこたちの声が響きわたります。

(菊池由美:執筆・作品リスト作成協力)

 今回、スタッフとして、先方との打ち合わせなどの窓口をさせていただきました。初めて打ち合わせに出かけたころ、不安と希望を抱きながら、ブックガイドの内容や作業日程のことをひとつひとつ考えていったことを思うと、感慨深いです。この本づくりに関わったすべてのひとが一丸となった結果できあがったファンタジーガイド。やまねこたちの本への思いがぎっしりつまっていて、やまねこパワーを感じられることと思います。ぜひお手にとってみてください。

(早川有加:執筆・本企画担当スタッフ)

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※編集部注:ファンタジーマラソンについて
 当クラブでは現在、来年4月までの予定で、会員限定の第2次ファンタジーマラソンを開催しています。海外のファンタジー児童書をどんどん読んで感想をアップするという、楽しい企画です。会員の方は、ぜひ一度、マラソン掲示板をご覧下さい。 会員でないみなさんも、この機会にやまねこの仲間になって、一緒にファンタジーの世界を楽しみませんか?

▽学習室「ファンタジーマラソン」案内
http://www.yamaneko.org/gakushu/open/fm_guide.htm

▽「ファンタジーマラソン」特設掲示板(会員限定)
http://yamaneko.or.tv/member/c-board/c-board.cgi?id=fanta2
 

 

 『大人のファンタジー読本 未知なる扉をひらく180選』
☆ やまねこ翻訳クラブ編 ☆

定価1,850円(税込) 株式会社マッグガーデンより 11月30日出版予定
本の大好きなやまねこによる、渾身のレビューがつまったファンタジー・ガイド
(あの……できましたら……買っていただけると、非常にありがたいです!) 



特別企画   やまねこの本ができるまで 〈後編〉   執筆者からのおすすめメッセージ   特集:できたてほやほやクリスマスの新刊   『サンタの最後のおくりもの』   『サンタクロースはおもちゃはかせ』   "Ich habe einfach Gluck"   賞速報   イベント速報   お菓子の旅   読者の広場   もくじ 

●特集:できたてほやほやクリスマスの新刊●

クリスマスシーズンにさきがけて、出版されたばかりの本を2冊ご紹介します。

◎邦訳読み物◎

―― 「大きく」なった子どもたち、そしてあなたへ ――

サンタの最後のおくりもの
マリー=オード・ミュライユ&エルヴィール・ミュライユ作/
クェンティン・ブレイク絵/横山和江訳
徳間書店 定価1,260円(税込) 2006.10 40ページ ISBN 4198622493
"Father Christmas's Last Present" by Marie-Aude and Elvire Murail,
illustrations by Quentin Blake
Random House Children's Books, 2003

「サンタクロースって本当にいるの?」そんな会話を学校や家庭でかわしたのは、いくつぐらいのことだったろう。
 ジュリアン少年は、サンタクロースの存在をもう信じてはいない。でも両親をがっかりさせないようにと、今年もサンタクロースあてにプレゼントをお願いする手紙を書いた。クリスマスの朝リビングルームにかけていくと、ツリーの下には、ほしかったテレビゲームのプレゼントが置いてあった。ところがそのそばに、両親も知らない地味な茶色い包みがあったのだ。あけてみると中から出てきたのは、木製の小さな蒸気機関車だった。赤と青できれいに塗られ、かわいらしい目のついた機関車を見たとたん、ジュリアンはたちまち気に入ってしまう。けれどもお父さんからこんなことを聞かされる――それはきっとサンタクロースの落とし物だから、1年と1日たっても本当の持ち主があらわれなかったら、ジュリアンのものになるのだ、と。ジュリアンは機関車にジュリエットと名前をつけ、学校にいくとき以外はいつも持って歩くようになった。食事のときも寝るときも、旅行にいくときも、ジュリエットといっしょだった。そして月日はまたたく間に過ぎ……。
 もとは絵本だったというこの作品、クェンティン・ブレイクによる表情豊かな優しい色合いの水彩画が、物語をさらに引き立てる。1年後、クリスマスツリーに飾りつけをする、すらりとしたジュリアンが、心なしか大人びてみえるのが印象に残る。ジュリアン親子のように、互いの考えが薄々わかっていながらクリスマスを演じた経験のある人は、少なくないだろう。この物語は、そんな「大きく」なりかけている子どもたち、そしてすでに「大きく」なってしまったあなたの心に、忘れられない大切なものをそっと届けてくれる。作中ジュリアンは誕生日を迎え、〈サンタクロースがこない年〉になる。けれどもその年齢はどこにも書かれていない。「大きく」なりかけていたはずの娘が、読後ぽつりとつぶやいた――いくつになるまでサンタはきてくれるのかな……。この本は娘の心に、まぎれもなくサンタからのおくりものを届けてくれたにちがいない。いつまでも消えることのない、ろうそくの火を灯すかのように。

(清水陽子)


【作】マリー=オード・ミュライユ&エルヴィール・ミュライユ(Marie-Aude, Elvire Murail)

姉妹でフランスの児童文学作家。姉マリー=オードは、ソルボンヌ大学で学んだのち、『青い髪のミステール』(末松氷海子訳/偕成社)など、数多くの児童書を執筆。妹のエルヴィールは、ケンブリッジ大学を卒業後、大人向けの本、映画・テレビ番組の脚本などを手がけ、1989年より子どもの本を書きはじめる。

【絵】クェンティン・ブレイク(Quentin Blake)

英国の挿絵画家・絵本作家。1932年、ケント生まれ。ケンブリッジ大学、チェルシー美術学校で学んだのち、ロアルド・ダールなどの著書の挿絵を手がける。2002年に国際アンデルセン賞画家賞を受賞。"Michael Rosen's Sad Book"(『悲しい本』マイケル・ローゼン文/谷川俊太郎訳/あかね書房)は、ネスレ子どもの本賞をはじめ、数々の賞を受賞している。

【訳】横山和江(よこやま かずえ)

1968年、埼玉県生まれ。跡見学園短期大学文化英文専攻卒業後、ソフトウェア関係の会社でシステム翻訳に携わる。その後、通信教育で児童文学の翻訳を学び、現在は子育てをしながら、やまねこ翻訳クラブで勉強を続けている。当誌副編集長。本作品が、はじめての翻訳書となる。山形県在住。

【参考】
▼マリー=オード・ミュライユの公式ウェブサイト(フランス語)
http://perso.orange.fr/mamurail/

▼クェンティン・ブレイクの公式ウェブサイト
http://www.quentinblake.com/
 

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◎邦訳絵本◎

―― サンタにならう、贈り物の選び方 ――

『サンタクロースはおもちゃはかせ』
マーラ・フレイジー文・絵/うぶかた よりこ訳
文溪堂 定価1,575円(税込) 2006.11 32ページ ISBN 4894235056
"Santa Claus: The World's Number One Toy Expert" by Marla Frazee
Harcourt, 2005

 今はいつでも欲しいものが手に入る世の中だが、やはりクリスマスのプレゼントには特別な感慨がある。『サンタの最後のおくりもの』の主人公ジュリアンのように、サンタクロースが信じられない年になってからも、このシーズンになると不思議な幸せを感じずにいられない。幼いころにもらったクリスマスプレゼントには、何か魔法でもかかっていたのだろうか。その秘密を少しだけ教えてくれるのが、サンタクロースの仕事を描いたこの絵本だ。
 サンタクロースはクリスマスイブのわずか1日で、世界中へプレゼントを届けなければならない。だから、サンタの仕事ぶりはことのほかシステマティックに流れている。まず最初はもちろんリサーチから。こどもたちが何を欲しがっているのか、直接会ってじっくりと話を聞く。人見知りで話せない子のことだって、サンタはちゃんと観察している。こどもたちに会えないときは椅子に座って目を閉じると、欲しがっている物が見えてくる。メモにとったデータは、整理してからファイリングする。次に、計画をたてて、おもちゃを選び、品質を確かめ……と、続いていく。
 マーラ・フレイジーの絵は古典的なシルエットと色使いを受け継いでいるように思う。個性のある描写や突出したキャラクターで引き付けるのではなく、オーソドックスで落ち着いた画風の中にユーモアをプラスし、登場人物を生き生きと描き出している。表情は眉毛に至るまで豊かで、動きが伝わり、声が聞こえてくるような気がする。特にサンタの仕草はかわいらしくて、まるでおじいさんの姿をしたこどものようだ。それに結構おしゃれで、ハイテク。名前は出てこないが、お気に入りの飲みものもあるらしい。
 1年かけて準備するサンタクロースの笑顔には、こどもたちを思う優しさがあふれている。サンタも幸せなのだろう。大勢のこどもひとりひとりを想像し、心を込めて選んでくれたから、クリスマスプレゼントは特別な贈り物になる。サンタクロースはおもちゃが大好き。そして、こどもたちが大好きなのだ。

(大原慈省)


【文・絵】マーラ・フレイジー(Marla Frazee)

米国、カリフォルニア州生まれ。母校の大学で児童書向け挿絵を教えるかたわら、作家、画家として絵本の製作を続けている。"Mrs. Biddlebox"(2002) でゴールデン・カイト賞を受賞。パサディナ在住。

【訳】うぶかた よりこ(生方頼子)

北海道生まれ。東京音楽大学音楽部卒業。訳書に『サンタクロースのいそがしい日』(ジュリー・サイクス文/ティム・ワーンズ絵/文溪堂)などがある。埼玉県在住。やまねこ翻訳クラブ会員。

【参考】
▼マーラ・フレイジーの公式ウェブサイト
http://www.marlafrazee.com/

▼本作品に関するマーラ・フレイジーへのインタビュー記事(Harcourt Trade Publishers 内)
http://www.harcourtbooks.com/SantaClaus/interview.asp

▽生方頼子訳書リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室)(11月15日公開)
http://www.yamaneko.org/bookdb/int/ls/yubukata.htm

▽「やまねこ会員実績紹介作品リスト」
http://www.yamaneko.org/honyaku/jisseki/kaiin.htm#ubukata
 

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●世界の本棚(ドイツ語)●

―― 大人になるって、悲しい? 嬉しい? ――

あたし、しあわせ』(仮題)
アレクサ・ヘンニッヒ・フォン・ランゲ作
"Ich habe einfach Gluck" by Alexa Hennig von Lange
Rowohlt Taschenbuch Verlag, 2003, ISBN 3499229706 (Germany, PB)
246pp.

2002年ドイツ児童文学賞ヤングアダルト部門受賞作品

  陶芸用粘土をこねる。ペニスの形に似せて成形する。それを使って自分の処女膜を破ろうとする……という、かなりショッキングな内容で本書は始まる。この冒頭が象徴するように、15歳のレレが大人になっていく揺れる日常を切り取りながら、強烈な個性で語りかけてくる作品だ。
 レレは、はた目には幸せそうな家庭に育った。しかしその中身はかなり極端だ。姉コッチュは17歳、病的なほど癇が強くて、家でも学校でも反抗ばかりしている。超ヒステリーな母親は、そんなコッチュにナイフを向けられても過保護をやめない。父親は問題を封印するか逃げ出すかだ。娘たちに対して性的な視線を向けることもある。姉が引き起こし、母がそれを複雑にする緊急事態にレレはいつも付き合わされ、母をなだめすかす役を演じている。コッチュに比べておとなしく手がかからないレレだが、その内面には、食事もできなくなるほどに複雑で強い感情が渦巻いていた。ある夜、コッチュの姿が見えなくなった。レレは恋心を抱いている近所の少年アルトゥールといっしょに、深夜の街をコッチュ探しに奔走する……。
 レレによる一人称で語られるこの物語、会話部分はチャットルームでのお喋りのごとくアップテンポで進んでいく。レレの台詞の末尾に必ず感嘆符がついているのもユニークだ。レレの内面は「!」ではないのに、「!」のみで表されることでアンバランスさが強調されており、また、一種の脚韻効果も生み出していておもしろい。
 ドイツのヤングアダルト作品の世界では、思い通りに生きる少女たちが活躍中だ。彼女たちは、たいてい多様な家族形態(=一般的に不安定とされる)に育ちながら、その環境を肯定していく。そして自らも規格化された人生を拒否し、「しあわせよ」と言い切る。逆にレレは、二親揃った伝統家族(=一般的に安定とされる)で育ちながらも、その環境を悲観的にとらえ、発散することなく、非常に不安定な内向きの自己を生きている。それでも最後にやはりたどり着く。「あたし、しあわせよ」という一言に。そこが、本書の中で最も印象深かったところだ。
 レレの気分にすっかり巻き込まれてしまって本書を読み終えた。その気分で考えてみると、レレの家族のように極端ではなくても、似たような日本の家族も多いだろうなと思えてしまった。かくいうわたし自身だって、レレのひどくヒステリックな母親とたいして変わらないかもしれないのだ。となると、娘はわたしをどう思っているのだろう? ちょっとこわいかも……。というわけで、少女たちにはもちろん、親世代にもお薦めの一冊だ。

( たかおまゆみ)


 

【作】Alexa Hennig von Lange(アレクサ・ヘンニッヒ・フォン・ランゲ)

作家、脚本家。1973年、ドイツのハノーヴァー生まれ。8歳から小説を書き始める。13歳で「子どもによる子どものための小説コンテスト」最優秀賞に選ばれ、以来、注目を浴びる。"Relax" と "Ich bin's" がベストセラーになり、作家として成功を収める。邦訳はまだない。

【参考】
▼アレクサ・ヘンニッヒ・フォン・ランゲ公式ウェブサイト(ドイツ語)
http://www.alexahennigvonlange.de/

▽ドイツ児童文学賞受賞作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室)
http://www.yamaneko.org/bookdb/award/de/dj/index.htm

【特殊文字】
 「Gluck」:「u」の上にウムラウト(¨)がつく → Ich habe einfach Glück

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●賞速報●

★2006年カナダ総督文学賞(児童書部門)候補作発表(受賞作の発表は11月21日)
★2006年ブックトラスト・ティーンエイジ賞発表

海外児童文学賞の書誌情報を随時掲載しています。「速報(海外児童文学賞)」をご覧ください。

 

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●イベント速報●

★展示会情報

ちひろ美術館「ノルシュテインの絵本づくり展」
斑尾高原絵本美術館「世界の切手でめぐる絵本たち」展
軽井沢絵本の森美術館「イギリス絵本展 〜古典絵本の源流を求めて〜」など
 

★講演会情報

子どもの本のみせナルニア国「上橋菜穂子さん トーク&サイン会」
クレヨンハウス「松井るり子さん 姫たちの生きぬきかた」
「今江祥智さん おいしい本の話」など
 

★イベント情報

子どもの本のみせナルニア国「ナルニア国のクリスマス」など
 
 詳細やその他のイベント情報は、「速報(イベント情報)」をご覧ください。なお、空席状況については各自ご確認願います。

(笹山裕子/井原美穂)



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●お菓子の旅●第37回 甘くてふっくら、朝食にもいかが
〜マフィン〜

When Mrs McLachlan turned her back on him to assess the status of her baking raspberry muffins, Titus slid his muesli bowl over to Ffup.

by Debi Gliori
         "Pure Dead Magic" Doubleday(2001)
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 これは、イギリスの古いお城に暮らすストレーガ一家のお話 "Pure Dead Magic"(『ピュア・デッド・マジック―うちの家族はチョー魔法』/デビ・グリオリ作/せなあいこ訳/評論社/2004年)の一節です。タイタス、パンドラ、ダンプの3人兄妹のパパは家出中、ママは魔法の修業中。お城には冷凍人間のおばあさん、ドラゴンにグリフィン、雪男まで一緒に住んでいます。しかも、家のパソコンはねずみでも人でも送信してしまう困った機械。まるでイギリス版アダムス・ファミリーといった様相の奇想天外なお話です。引用は、ある日の朝食の場面から。ナニーのミセス・マクラクランが、ラズベリーマフィンの焼き加減を見ようとむこうを向いたとたん、長男のタイタスが、苦手なシリアルをドラゴンのファップに押しつけようとしますが……。
 マフィンはイギリスで生まれ、19世紀ごろは、お茶の時間になると、マフィン売りがあちこちでハンドベルをならして売り歩いていました。マザーグースの「マフィンマン」は、このマフィン売りを歌ったものです。当時のマフィンは、イーストを使うパンの一種だったようですが、アメリカに渡り、ベーキングパウダーを使うケーキタイプに姿を変えて、大きさもそれまでの3倍、4倍になっていきました。アメリカのベーカリーでは、直径10センチ以上のものにお目にかかることも珍しくないようです。そして今では世界中で、お菓子として、また手軽な朝食としても親しまれています。
 ここでは、簡単にできるプレーンマフィンの作り方をご紹介します。

*-* マフィンの作り方 *-*

画像はこちら(やまねこ翻訳クラブ喫茶室)

材料:(直径7cm、高さ5cmの紙カップ約6個分)

  • 薄力粉 200g
  • ベーキングパウダー 小さじ1/2
  • 無塩バター 70g
  • 三温糖または粗糖 130g
  • 卵 1個
  • 牛乳 1/2カップ
  • 塩 少々
  • バニラエッセンス 少々
  1. 耐熱のボウルにバター、三温糖または粗糖、牛乳、バニラエッセンスを入れて、ラップをかけずに電子レンジで加熱する。様子をみながらバターが完全に溶ける前に止め、余熱を使って泡立て器で混ぜ溶かす。そのまま5分ほどさます。
  2. よく溶いた卵を加え、泡立てないように静かに混ぜ合わせる。
  3. 薄力粉、ベーキングパウダー、塩を加え、なめらかになるまで泡立て器で混ぜる。
  4. 3の生地を紙カップに8分目ほど入れ、170度に温めたオーブンで約30分焼く。
  5. 竹串をさしてみて生地がついてこなければ、紙カップごと金網の上でさます。

★参考文献・ウェブサイト
『ケーキの本〜知りたかったコツがわかる〜』(トミタセツ子著/地球丸/2006年)
The food timeline http://www.foodtimeline.org/index.html

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●編集後記●

やまねこ翻訳クラブからの熱いメッセージ、いかがでしたでしょうか? ここだけの話、読者プレゼントの当選確率はかなり高いです。(よ)

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