10月刊行
【あらすじ】 今日が『とってもとくべつな日』だと知ったかえるくん。 |
12月末刊行
【あらすじ】 韓国のチュソク(秋夕)は、旧暦の八月十五日、ちょうど十五夜のころ、日本のお盆のようにたくさんの人たちがふる里にかえり、先祖のおまいりをするそうです。ソリちゃんも朝はやくおきておとうさんとおかあさんのいなかへ出発します。似ていてもすこしずつちがうおとなりの国の習慣をソリちゃんといっしょに見にいきましょう。 絵本の中の1シーンをご紹介します。まんまるお月さまのもと、都会にでていた家族が集まっています。おじいちゃんとおばあちゃんの幸せそうな表情がなんともいえません。 【編集こぼれ話】 絵本の最後のページは、日本語版はオリジナルの韓国版とちょっと違っています。作者の意向により、夜の風景に月が描き加えられました。 【イ・オクベ (Uk-Bae Lee)】 1960年、京畿道ヨンイン(水原近郊)生まれ。弘益大学校美術学部彫塑科卒業。これまで『太陽と月になった兄と妹』『半分の人』『手のおおきなお婆ちゃんの饅頭作り』『あなたはだれですか』(いずれも邦訳未発売)などの本の挿画を描いてきた。『世界でいちばんつよいオンドリ』(邦訳未発売)で1997年BIBC(ブラティスラバ国際イラストレーションビエンナーレ)に選ばれた。現在、京畿道のアンソンに住み、絵本の創作活動をしている。 【みせ けい】 1948年、山形県生まれ。1972年から図書館に勤務。アジアの歴史、文化、生活、子どもたちに関心を持ち続けている。絵本の翻訳に『マンヒのいえ』(セーラー出版)がある。
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6月末刊行
【あらすじ】「世界がぼくをよんでいる。そろそろ旅にでよう」ねずみくんはそう言って、ひろい世界をめざして出発します。かえるくんは、ねずみくんに「きみはまだ小さすぎる」といわれたにもかかわらず、ついていこうとしますが……。 【マックス・ベルジュイス(Max Velthuijs)】 オランダの作家。作品の多くは、世界各国で翻訳出版されている。また、オランダ金の石筆賞、アメリカン・グラフィック賞など数多くの賞に輝く。本書「かえるくん」シリーズは、オランダで国民的人気を得ている。 【清水奈緒子(しみず なおこ)】 1965年、静岡県生まれ。常葉(とこは)学園大学外国語学部卒。訳書にベルジュイスの「かえるくん」シリーズの他に、『ストライプ』、『ハロウィーンのおばけ屋敷』(セーラー出版)、『大草原の小さな家 ローラの世界』(求龍堂)、『西風がふくとき』(文研出版)などがある。大人のための子どもの本の資料館「遊本館」(静岡市用宗)スタッフ。 |
5月末刊行
【あらすじ】 花売りの少女エヴァは、自分がしあわせになれる、ここではない別の場所のことを考えています。その国ではお日さまはここよりずっと大きくてずっとあつい。花がどこにでも咲いている。そこでエヴァはまた両親と暮らせるだろう…。――パリの場末を舞台に、ほんとうのわたしがいるべき場所への想いをはせる、少女の旅立ちのストーリー。 作者のラスカルはいつも作品の冒頭に詩や小説からの引用を置いています。『オレゴンの旅』ではランボー。『はじめてのたまご売り』ではノストラダムス。『くまのオルソン』ではこもりうた。今回の「エヴァ』ではボリス・ヴィアンのこんな言葉を引いています。 生きることを考えすぎるから、 人々のことを考えすぎるから、 風のことばかり書いていても 満足できないんだ。 (ボリス・ヴィアン 山田兼士訳) 【ラスカル(Rascal)】 ベルギー生まれ。少年時代は学校嫌いで、さぼって遊び回るのが好きだった。広告業界で働いたあと、油絵をかき、いくつかの職を経て子供のための本の制作に身を捧げる決心をした。 【ルイ・ジョス(Louis Joos)】 1940年ベルギー生まれ。少年時代はもっぱら夢みることと絵をかくことばかりして過ごした。ブリュッセル・アカデミーでグラフィック・アートを学ぶ。現在はジャズをテーマにした漫画やガリマール社の探偵小説の挿し絵をかくなど、漫画家・イラストレーターとして活躍している。ラスカルとの共作で1993年度のボローニャ児童図書展グラフィック賞・大賞を獲得した『寄港――クロッキー帳――』(邦訳未発売)がある。 【山田兼士(やまだ けんじ)】 1953年岐阜県大垣市生まれ。関西学院大学院卒。現在、大阪芸術大学助教授。フランスの詩人、日本の近代詩人・作家に関する研究のほか、宮沢賢治などの児童文学の研究も行う。主著に『ボードレール《パリの憂鬱》論』、『荻原朔太郎の世界(共著)』(共に砂子屋書房)、CDブック『歌う!ボードレール』(同朋舎出版)などがある。 |
3月刊行
【あらすじ】 雨がふって 外にあそびにいけないピートは ご機嫌ななめです。そんなピートを 上機嫌にしてしまったお父さんのアイディアとは…。 【ウィリアム・スタイグ(William Steig)】 1907年、ニューヨーク生まれ。芸術一家に育つが、大学時代は全米水球チームを作ったほどのスポーツマンでもある。また、ナショナル・アカデミー・オブ・デザインの一員でもあった。 【木坂 涼(きさか りょう)】 1958年生まれ。詩人・エッセイスト・翻訳家・絵本作家として活躍。詩集『ツッツッと』で現代詩花椿賞、『金色の網』で芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。その他の著書に、詩集『陽のテーブルクロス』『現代詩文庫150・木坂涼詩集』(思潮社)。絵本に『みんなおっぱいのんでたよ』(福音館)『カレンダーのはなし』(セーラー出版)。翻訳絵本に『すき』『おとなってじぶんでばっかりハンドルをにぎってる』(セーラー出版)などがある。 |
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Last Modified: 2005/1/19
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