2003年12月刊行
鏡のなかの迷宮II 光る石 【著/カイ・マイヤー】 1969年、ドイツのリューベック生まれ。ボーフム大学で演劇、映像学を学んだ後、最初の本を発表。1995年より、文筆に専念し、
サスペンス・スリラーを多数執筆。主な作品に『錬金術師』、『ダイタロスの家』(以上未邦訳)、「七つの封印」シリーズ(ポプラ社)がある。
メルレを主人公とするこの三部作はドイツでベストセラーになった。
ネシャン・サーガ コンパクト版 【著/ラルフ・イーザウ】 1956年ベルリン生まれ。コンピュータのソフトウェア設計の仕事をしながら、無味乾燥なデータの世界から逃避しようと書きはじめる。ファンタジーの伝統とコンピュータゲームの興奮を合わせ持つ独特の作風にミヒャエル・エンデが目をつけ、自ら出版社に原稿を持ちこんでくれたのがデビューのきっかけという。 |
2003年11月刊行
モギ ちいさな焼きもの師 【著/リンダ・スー・パーク】 1960年、アメリカ、イリノイ州に生まれる。スタンフォード大学英語科卒業。1999年に最初の作品 Seesaw Girlを出版。第3作目にあたる本書で2002年度ニューベリー賞を受賞。主として韓国を舞台とする作品を書いている。現在、夫、二人の子どもとともにニューヨーク州に住む。 |
2003年11月刊行
クリスマスのうたの絵本
【作/H.A.レイ(ハンス・アウグスト・レイ】 1898年、ドイツ・ハンブルクに生まれる。ちいさいころから動物と、絵を描くことが大好きだった。ハンブルク大学で哲学、医学、自然科学、語学を学んだ後、26歳でブラジルに渡り、広告関係の仕事をする。その後、4年間のパリ滞在を経てアメリカに永住。「おさるのジョージ」シリーズ(岩波書店)は、世界中の子どもたちに愛されている。1977年、死去。 急行「北極号」 【作/クリス・ヴァン・オールズバーグ】 1949年、アメリカ・ミシガン州生まれ。ミシガン大学、ロードアイランドデザイン学校で彫刻を学ぶ。彫刻と絵画は、ホイットニー美術館や近代美術館に展示されている。本書で1986年度コルデコット賞受賞。絵本作品に『ジュマンジ』(ほるぷ出版)、『西風号の遭難』(河出書房新社)など多数。
くんくまくんときゅんまちゃん 【文/今村葦子(いまむらあしこ)】 熊本県生まれ。絵本、幼年童話から長編ファンタジーまで多彩な作品を手掛け、幅広い読者に読まれている。『ふたつの家のちえ子』(評論社)で坪田譲治文学賞、芸術選奨文部大臣新人賞、同作品および、『良夫とかな子』『あほうどり』(評論社)で路傍の石幼少年文学賞を、『ぶな森のキッキ』(童心社)で絵本にっぽん大賞、『かがりちゃん』(講談社)で野間児童文芸賞、『まつぼっくり公園のふるいブランコ』(理論社)でひろすけ童話賞を受賞。他に「こぎつねキッペ」シリーズ(ポプラ社)「こもり森」シリーズ(ほるぷ出版)『空をとんだQねずみ』(あかね書房)など多数。 |
2003年10月刊行
オリビア…ときえたにんぎょう
【作/イアン・ファルコナー】 雑誌「ニューヨーカー」の表紙画を手がける画家・イラストレーター。イラストの仕事のほか、
ニューヨークシティーバレー団、サンフランシスコオペラ劇場、ロンドンのロイヤルオペラハウスの舞台装置や衣装デザインを手がける。ファルコナーが初めて手がけた絵本『オリビア』
(あすなろ書房)はコルデコット賞銀賞を受賞。また、17ヵ国で出版され、世界的なベストセラーになった。2001年、第2作『オリビアサーカスをすくう』
(あすなろ書房)を発表。2003年、3作目となる本書を刊行。 野菜とくだもののアルファベット図鑑 【絵と文/ロイス・エイラト】 1934年、アメリカのウィスコンシン州に生まれる。中学校の美術教師を経て独立。玩具やゲームの
デザイン、ポスター製作や人形劇の舞台美術の仕事を体験後、絵本作家になる。色あざやかで大胆なコラージュ(貼り絵)による絵本を多く発表し、コルデコット賞ほかを受賞。
日本で翻訳、紹介された絵本に『にじのはな さかせよう!』『へんしんどうぶつえん』(ともに偕成社)、『あかいはっぱ きいろいはっぱ』(福音館書店)などがある。 |
2003年10月刊行
あわれなエディの大災難 【文/フィリップ・アーダー】 1961年生まれ。2歳半のときから、さまざまな学校に通う。約10年前から作家活動をはじめ、
約60冊の作品を出版している。イギリスの海辺の町に、妻、二匹の猫とともに暮らす。好きなことは歴史と、考古学。大英博物館で、子ども向けの講座の講師を務める。邦訳された本に、
『ヒエログリフを書こう!』(翔泳社)がある。 |
2003年8月刊行
むしゃくしゃかぞく 【文/ラッセル・ホーバン】 1925年、アメリカのペンシルバニア州生まれ。第2次世界大戦従軍後、8年間フリーのイラストレーターとして活躍。その後、本格的に作家活動に入る。主な作品に『おやすみなさいフランシス』(福音館書店)、『ハービーのかくれが』(あかね書房)、『親子ネズミの冒険』(評論社)など、多数。 |
2003年7月刊行
鏡のなかの迷宮T 水の女王
【著/カイ・マイヤー】 1969年、ドイツのリューベック生まれ。ボーフム大学で演劇、映像学を学んだ後、最初の本を発表。1995年より、文筆に専念し、
サスペンス・スリラーを多数執筆。主な作品に『錬金術師』、『ダイタロスの家』(以上未邦訳)、「七つの封印」シリーズ(ポプラ社)がある。
メルレを主人公とするこの三部作はドイツでベストセラーになった。 ローワンと白い魔物 【訳/さくまゆみこ】 東京生まれ。出版社勤務を経て現在はフリーの翻訳家ならびに玉川大学英米文学科講師。著書に『イギリスの7つのファンタジーをめぐる旅』(メディアファクトリー)。訳書に『リンの谷のローワン』シリーズ(既5冊)『シャーロットのおくりもの』(共にあすなろ書房)、『ライオンと歩いた少年』(徳間書店)などがある。 【絵/佐竹美保】 1957年生まれ。「奇想天外」の仕事を皮切りに、SF、ファンタジーなどの分野で多くの作品を手がける。主な作品に『ネシャン・サーガ』シリーズ(全3巻 あすなろ書房)、『不思議を売る男』(偕成社)、『メニム一家の物語』シリーズ(講談社)などがある。 |
2003年5月刊行
すえっこ おおかみ 【文/レリー・デーン・ブリマー】 1949年、アメリカ、フロリダ州セイント・ピーターズバーグに生まれる。
サンディエゴ州立大学で英文学を学んだ後、教師になる。教師をするかたわら、大人向けのノンフィクションを書いていたが、子どもの本に興味を持ち、1984年、教師を辞め、
執筆活動に専念。しかし、その後、1992年までサンディエゴ州立大学の教壇に立つことになる。ブリマーの子どもの本のデビュー作は、『Country Bear's Good Neighbor』(1988年)
で、現在まで100冊近くの子どもの本を発表している。 大いなる河の流れ 【絵/フレデリック・バック】 1924年、現ドイツ領のザールブリュッケンに生まれ、フランスのストラスブールで
幼少の時をすごす。パリとレンヌで美術を学んだ後、1948年、カナダのモントリオールに移り、カナダ国営放送に職を得て、50年代にテレビむけのアニメーション映画を多く手がける。
その後、ケベック生まれのある揺りイスを主人公にした『クラック!』(1982年)と、フランスの作家ジャン・ジオノの作品をもとに南仏プロヴァンスの森でひとり黙々と木を
植えつづける老人の献身的な行為を描いた『木を植えた男』(1987年)とが、ともにそれぞれの年度のアカデミー賞短編映画賞を受けるにおよんで、アニメーション作家としての
国際的な名声をうちたてた。『クラック!』と『木を植えた男』はそれぞれ絵本化され、世界各国で翻訳され、各地の環境保護と植林活動にも大きな影響をあたえた。 |
2003年3月刊行
魔法のスリッパ 【作者/ディック・キング=スミス】 1922年、イギリスに生まれる。農業、教師などの仕事に携わったのち、専業作家として多数の児童書を出版。ガーディアン賞ほか数々の賞を受賞している。おもな作品に『子ブタシープピッグ』(評論社)『ゆうかんなハリネズミマックス』(あかね書房)『歌うねずみラルフ』(偕成社)などがある。 |
2003年1月刊行
北の魔女ロウヒ 【絵/バーバラ・クーニー】 1917年、ニューヨーク州に生まれる。スミス・カレッジとアート・スチューデント・リーグで美術を学ぶ。1959年に『チャンティクリアときつね』、1980年に『にぐるまひいて』(共にほるぷ出版)でコルデコット賞を受賞。そのほかの絵本に『満月をまって』(あすなろ書房)などがある。2000年、死去。 世界がみえる地図の絵本 【作/ブライアン・デルフ】 イギリスのロンドンで活躍するイラストレーター。80冊以上の本のイラストを担当し、その範囲は、動植物学、医学に関するものから、機械・工学関係の図解、建築のイラストまで幅広い。 |
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Last Modified: 2004/3/2
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