2001年12月刊行【あらすじ】 アメリカ北西部の原生林、マダラフクロウが絶滅の危機にひんしていた。木こりは木を切ることを禁じられ、父さんは仕事を失った。ぼくは思った――みんなフクロウのせいなんだ! ナチュラリスト作家が贈る、自然と人間の共生の物語。 【作/ジーン・クレイグヘッド・ジョージ】 アメリカ、ワシントンDC生まれ。ナチュラリストの一家に育ち、自然を題材にした作品を多く発表している。1940年代にはワシントンポスト紙の記者、その後リーダーズダイジェストの編集者もつとめた。アラスカでのオオカミとの出会いから生まれた『狼とくらした少女ジュリー』(徳間書店)は、1973年のニューベリー賞を受けた。『だれがコックロビンを殺したの?』(ゆうエージェンシー)など、60冊以上もの著作がある。ニューヨーク州在住。 |
2001年12月刊行【あらすじ】 ネシャン全土を征服しようと企む闇の帝国テマナー、その恐ろしい手から、世界を救うことはできるのか? ネシャン各地に六つあるとされる〈紅の目〉を破壊せんと、ヨナタンは再び旅立つ。冒険長編ファンタジー、「ネシャン・サーガ」シリーズ最終章! 【作/ラルフ・イーザウ】 1956年、ベルリン生まれ。ファンタジーの伝統と、コンピュータゲームの興奮を合わせ持つ独特の作風にミヒャエル・エンデが目をつけ、自ら出版社に原稿を持ちこんだのがデビューのきっかけ。ネシャン3部作刊行後も『盗まれた記憶の博物館』(ブックステフーダー賞 受賞)など長編ファンタジーを次々に発表、「エンデに次ぐドイツ・ファンタジーの旗手」と目されている。南ドイツ在住。 |
2001年11月刊行【あらすじ】 オリビアは、バイタリティーあふれる、おしゃまなブタの女の子。着る服を選ぶのも、全部の服を試してからでないと気がすまないし、好奇心旺盛で、なんでもやってみたくて、うずうずしてる。いつも一所懸命だから、なんでも上手。中でも得意なのは、人をへとへとにさせることだけど、ときには自分までへとへとに……。ひとくせありそうな風貌の、個性的なコブタが主人公のユーモラスな絵本です。 【作/イアン・ファルコナー】 雑誌「ニューヨーカー」の表紙画を手がける画家・イラストレーター。イラストの仕事のほか、ニューヨークシティーバレー団、サンフランシスコオペラ劇場、ロンドンのロイヤルオペラハウスの舞台装置や衣装デザインを手がける。『オリビア』は、ファコルナーが初めて手がけた絵本。第2弾
Olivia Saves the Circus は、2001年秋、アメリカで出版予定。ニューヨーク市在住。 |
2001年10月刊行【あらすじ】 『のら犬ウィリー』は、コルデコット賞作家、マーク・シーモントが、1983年に友人のサッサ・レイコから聞いた実話から生まれました。シーモントは、15年以上も構想をねりつづけて、この、すてきな絵本をつくりあげました。「読み聞かせ」にぴったりの、心あたたまるお話です。 【作/マーク・シーモント】 1915年、パリ生まれ。1939年、最初の児童書にさし絵をつけて以来、100冊近い作品を手がける。1949年、『はなをくんくん』(福音館書店)でコルデコット賞オナー、1957年、『木はいいなあ』(偕成社)でコルデコット賞を受賞。他に、『オーケストラの105人』(すえりもブックス)、「ぼくはめいたんてい」シリーズ(大日本図書)などが邦訳されている。シーモントが友人、サッサ・レイコから聞いた実話が元となって本書が生まれた。 |
2001年9月刊行【あらすじ】 おだやかで、あたたかみのある画風でおなじみ、人気作家トミー・デ・パオラの子ども時代。新しい家がハリケーンで飛ばされたり、チョコレートとまちがえて下剤をありったけ食べちゃったり、世界初のフルカラーアニメ〈白雪姫〉にドキドキしたり……。そういった日常に起こる小さな事件の一つ一つが鮮やかに再現されています。1日1章ずつの読み聞かせがおススメです。2000年度ニューベリー賞銀賞受賞作! 【作/トミー・デ・パオラ】 1934年、コネティカット州メリデン生まれ。母親はアイルランド系、父はイタリア系。1976年、『まほうつかいのノナばあさん』(ほるぷ出版)でコルデコット賞銀賞を受賞。そのほかの絵本作品に、アイルランド系の祖母、曾祖母をモデルにした『上のおばあちゃん下のおばあちゃん』(絵本の家)、『神の道化師』『ヘルガの持参金』(共にほるぷ出版)など、その数は100を超える。現在、ニューハンプシャー州の古い農家に住んでいる。 |
2001年7月刊行【あらすじ】 伝説の〈黄金の谷〉は、本当に存在したのか? リンの村を襲う敵の正体をあばくため、そして、二つの民の友情を守るため、ローワンは、地獄へと足を踏み入れる! 「ローワン」シリーズ、待望の第2巻。 【作/エミリー・ロッダ】 1948年、シドニー生まれ。シドニー大学で英文学を学ぶ。『ローワンと魔法の地図』(あすなろ書房)で1993年度オーストラリア最優秀児童図書賞を受賞。本名のジェニファー・ロウ名で大人向きミステリーも書いている。 |
2001年7月刊行【あらすじ】 病気の人と話をするのは、むずかしい。なにもかも、むなしく聞こえる。うそっぽくて、どこかまちがっている気がする。ぼくは、むかしパパがドイツで買った黒いバイオリンを手にとった。――妹を気づかう兄のやさしさと、生きることへの喜びがあふれだすスタルク&ヘグルンドの最新作! 【文/ウルフ・スタルク】 1944年生まれ。スウェーデンの人気児童文学作家。1993年に意欲的な作家活動に対しておくられるアストリッド・リンドグレン賞を、1994年に『おじいちゃんの口笛』(ほるぷ出版)でドイツ児童文学賞を受賞。『地獄の悪魔アスモデウス』(あすなろ書房)、『シロクマたちのダンス』(偕成社)、『ちいさくなったパパ』(小峰書店)など数多くの作品が日本で紹介されている。 |
2001年5月刊行【あらすじ】 奴隷制度の是非をかけた戦争のさなか、ふたりの少年は出会った。文字を読める黒人ピンクス。そして文字を読めない白人シェルダン。ピンクスは言った。「たとえ奴隷でも、自分のほんとうの主人は、自分以外にはいない」…と。この本の作者パトリシア・ポラッコの家に、5代に渡って語りつがれてきた実話。 【文と絵/パトリシア・ポラッコ】 1944年、ミシガン州ランシング生まれ。カリフォルニア美術工芸大学などで学ぶ。自らの家族の歴史を題材とした作品を数多く手がける絵本作家。
日本で出版された作品に『かみなりケーキ』(あかね書房)、『チキン・サンデー』(アスラン書房)がある。ミシガン州ユニオンシティー在住。 |
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Last Modified: 2001/12/21
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