●やまねこ翻訳クラブの勉強会は、自主勉強会です。講師はいません。誰かに教えてもらうのではなく、参加者が互いに、意見、情報を交換しあうことで、各自の力を伸ばしていくものです。
そこで、大勢の方と効率よく、実りある意見交換ができるよう、最低限のルールを決めております。参加者のみなさまは、以下の項目についてご留意いただいたうえ、勉強会にご参加ください。ご留意されない場合は、勉強会を遠慮していただく場合もあります。
1. 勉強会について 2. 勉強会の参加資格 3. 勉強会の開催 4. 勉強会の参加(〜勉強会開始まで) 5. 勉強会参加のマナーと心構え 6. 「引用の原則」について |
●訳出勉強会とシノプシス勉強会には、初級と中級があります。
*訳出勉強会(全参加者が全訳文をアップ)
初級 参加者どうしが、訳文にコメントをつけあうことを基本とする。
中級 疑問点、問題点などに重点をおいて検討し、個人の訳文については、他参加者の訳文を読み、自分で検討、修正する。
*シノプシス勉強会
初級 参加者全員が同じ課題本でシノプシスを書いてアップし、コメントをつけあう。
中級 課題本はそれぞれの参加者が選択し、適時アップし、他参加者がコメントする。
●レビュー勉強会では、メールマガジン「月刊児童文学翻訳」と同形式の編集作業を体験し、レビュー執筆を目指します。メールマガジン編集メンバーがコメント参加することもあります。
●読破マラソンは数か月間にわたって行います。自分で目標を決めて、他参加者とコミュニケーションをとりながら、読んだ本の感想をアップしていきます。
●見学のみの参加は、原則として不可です(読破マラソンをのぞく)。
自分が成果を得るだけでなく、勉強会に貢献できるように努めてください(それがひいては自分の向上につながります)。
具体的には、以下の点にご留意ください。
(1)自分の訳文に対してのコメントにはレスをつける。
(2)勉強会に関すること以外の質問は控える。
(3)質問をする前にできるだけ自分で調べ、何をどのように調べたかを報告する。
(4)発言は必ず勉強会の場で行う。参加者全員が見えない個人的なメールのやりとりは、参加者の調和を乱すおそれがあるので禁止。
※パソコンの故障などで、メールでしか連絡がとれなくなった場合は、進行役にメールしてください。
(5)課題本を出版社のもちこみに使うのは控える(中級シノプシス勉強会およびそれに準ずる勉強会での自身の課題本をのぞく)。
(1)発言で引用をする際は、「引用の原則」にご注意ください。
「引用の原則」 1.出典・著作者名を明記する。 2.引用した文と自分の文との区別を明確にする。 3.原文を改変することなく正確に引き写す。 4.引用は正当な範囲内にとどめる。 5.本文と引用文とが量的にも質的にも主従の関係にあるようにする。 6.引用を行う「必然性」がある。 |
(2)上記「引用の原則」は、第一に「著作権」保護のためです。
勉強会でとくに注意するべき「著作物」
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(3)翻訳学習とともに正しい引用の訓練をするために、他参加者の発言を利用(コピー)して発言をする際にも「引用の原則」を守る。
他参加者の発言を過度に利用(コピー)するのは、翻訳学習という面から、メリットがないという二次的側面があります。
他人の言葉に何らかの反応をする際、相手が何を意味しているか考えるためにも、自分の思考を通して他人の発言を利用(コピー)することを心がけましょう。どの部分を利用(コピー)し、どのようにコメントをするかを判断することは、他人の文章、言葉に対する感覚を養う非常に有益な訓練になります。
以上、さまざまな条件がありますが、勉強会をより実り多きものとできるよう、みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。
本ページへのご意見、ご要望、ご質問等は、「サークルスクエア掲示板」までお願いいたします。
2024年8月28日 更新
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