Page 47 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼▼2010オールタイム部門▲ 管理人 10/10/30(土) 21:33 ┣Re:▼2010オールタイム部門▲(みちこ) やまねこ会員 10/11/2(火) 12:45 ┣Re:▼2010オールタイム部門▲(ワラビ) やまねこ会員 10/11/11(木) 14:48 ┃ ┗(=^_^=) やまねこ会員 10/11/13(土) 0:24 ┃ ┗(=^_^=) 管理人 10/11/13(土) 8:36 ┣Re:▼2010オールタイム部門▲(MOMO) やまねこ会員 10/11/11(木) 19:01 ┣Re:▼2010オールタイム部門▲(コアラン) やまねこ会員 10/11/11(木) 22:52 ┣Re:▼2010オールタイム部門▲(蒼子) やまねこ会員 10/11/11(木) 23:10 ┣Re:▼2010オールタイム部門▲(shoko) やまねこ会員 10/11/12(金) 4:54 ┣Re:▼2010オールタイム部門▲(Emme) やまねこ会員 10/11/12(金) 15:28 ┣Re:▼2010オールタイム部門▲(SUGO) やまねこ会員 10/11/12(金) 17:20 ┣Re:▼2010オールタイム部門▲(ちゃぴ) やまねこ会員 10/11/13(土) 16:48 ┣Re:▼2010オールタイム部門▲(asayaka) やまねこ会員 10/11/14(日) 18:30 ┣Re:▼2010オールタイム部門▲(hanemi) やまねこ会員 10/11/14(日) 20:32 ┃ ┗(=^_^=) やまねこ会員 10/11/14(日) 20:36 ┃ ┗(=^_^=) 管理人 10/11/15(月) 0:24 ┃ ┗(=^_^=) やまねこ会員 10/11/15(月) 4:42 ┣Re:▼2010オールタイム部門▲(あんこ) やまねこ会員 10/11/15(月) 9:56 ┣Re:▼2010オールタイム部門▲(ち〜ず) やまねこ会員 10/11/15(月) 12:31 ┣Re:▼2010オールタイム部門▲(Chicoco) やまねこ会員 10/11/15(月) 16:34 ┣Re:▼2010オールタイム部門▲(おちゃわん) やまねこ会員 10/11/15(月) 16:45 ┃ ┗(=^_^=) やまねこ会員 10/11/15(月) 22:32 ┣(=^_^=) やまねこ会員 10/11/15(月) 20:41 ┃ ┗(=^_^=) やまねこ会員 10/11/15(月) 20:47 ┃ ┗(=^_^=) 管理人 10/11/15(月) 21:33 ┃ ┗(=^_^=) やまねこ会員 10/11/15(月) 22:15 ┣Re:▼2010オールタイム部門▲(muzu) やまねこ会員 10/11/15(月) 22:08 ┣Re:▼2010オールタイム部門▲(からくっこ) やまねこ会員 10/11/15(月) 22:40 ┣Re:▼2010オールタイム部門▲(はなみ) やまねこ会員 10/11/16(火) 0:14 ┗Re:▼2010オールタイム部門▲(ゆずみ) やまねこ会員 10/11/16(火) 1:00 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ▼2010オールタイム部門▲ ■名前 : 管理人 ■日付 : 10/10/30(土) 21:33 -------------------------------------------------------------------------
投票開始は、11月1日です。 日付が変わったら、投票していただいてかまいません。 -------------------------------------------------- こちらは▼オールタイム部門▲です。 オールタイム部門の投票は、この発言に返信する形でお願いします。 題名の後ろにハンドルを、 → Re:▼2010オールタイム部門▲(しろねこ) 内容の最初に、ハンドルと会員番号をお忘れなく。 投票フォーム ▼オールタイム部門▲ -------------------------------------------------------- ハンドル(WYN-****) <前半:タイトルまたはシリーズ名のみ> (順位は不要です。タイトル、またはシリーズ名のみ書き出してください。 エクセル処理のため、『 』や副題は書かないでください。 シリーズものは、1つにまとめて、投票してください。 シリーズものに投票される場合は、わかる範囲でシリーズ名で投票してください。 5冊全部書かなくてもかまいません) タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ <後半:書誌情報とコメント> (『タイトル』・書誌情報・コメントをお願いします。 原書部門とオールタイム部門については、順位は不要です。 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) -------------------------------------------------------- 管理人 |
みちこ(WYN-1057) ササフラス・スプリングスの七不思議 レモネードを作ろう、トゥルー・ビリーヴァー クワイナー一家の物語シリーズ 二つの旅の終わりに おばけやしきにおひっこし 『ササフラス・スプリングスの七不思議』 ベティ・G・バーニィ作 マット フェラン絵 清水奈緒子訳 評論社 2009年5月 退屈な田舎町だと思っていたササフラス・スプリングスで、主人公が伝え聞いた不思議なできごとの数々。どれも、ほんとうのことに違いない! (シリーズ名なし) 『レモネードを作ろう』徳間書店 1999年 『トゥルー・ビリーヴァー』小学館 2009年6月 ヴァージニア・ユウワー・ウルフ作 こだま ともこ訳 去年のやまねこ賞で知ったYA作品。厳しい環境を必死で生きるラヴォーンがいとおしくなった。すごくすごくいい作品。 「クワイナー一家の物語シリーズ」 『森の小さな開拓地』2002年 『コンコード・ヒルの上で』2003年 マリア・D・ウィルクス作 ダン・アンドレイアセン画 土屋京子訳 福音館書店 あの時代、夫を亡くし、森の中の小さな小屋で6人の子どもを育てていたローラのおばあさんは、すごい人だ。 『二つの旅の終わりに』 エイダン・チェンバーズ作 原田勝訳 徳間書店 2003年 現代のオランダを旅するイギリス人の少年の話と、第2次大戦中の話が交互に語られていく。いろいろな思いを抱いたけれど、オランダという国の独特さが印象的だった。 『おばけやしきにおひっこし』 カズノ・コハラ文 石津ちひろ訳 光村教育図書 2009年9月 かわいくて楽しくて、超お気に入りの絵本となりました。 ---------- 投票はやっぱりドキドキします。過去ログを見ながらまとめました。まちがいなどありませんように。 オールタイム部門は、たくさんあってかなり迷いました。 |
ワラビ(wyn-1001) レモネードを作ろう、トゥルー・ビリーヴァー チュウチュウ通りのゆかいななかまたちシリーズ ラッセとマヤのたんていじむしょシリーズ 『レモネードを作ろう』ヴァージニア・ユウワー・ウルフ作 こだまともこ訳 徳間書店 1999 『トゥルー・ビリーヴァー』ヴァージニア・ユウワー・ウルフ作 こだまともこ訳 小学館 2009 昨年度読めなかった『トゥルー・ビリーヴァー』を読むにあたり、『レモネードを作ろう』も再読した。 主人公を応援したくなるとともに、自分も頑張ろうと思える、素晴らしい作品。 『クツカタッポと三つのねがいごと チュウチュウ通り1番地』 『ゴインキョとチーズどろぼう チュウチュウ通り2番地』 ともに、エミリー・ロッダ/作 さくまゆみこ訳 たしろちさと絵 あすなろ書房 2009.09 読み物部門に入れられなかったので、1、2巻をこちらで入れます。 手軽に読めるかわいらしい作りで、話も楽しくて、イラストもたっぷり。 「ラッセとマヤのたんていじむしょ」シリーズ 『ミステリーホテルの怪』 『サーカスのどろぼう』 『カフェ強盗団』 『恐怖のミイラ』 マッティン・ビードマルク作 ヘレナ・ビリス絵 枇谷玲子訳 主婦の友社 各巻ごとに工夫がこらされていて、短いけれど読み応えのある探偵もの。 ちょっとクセのある絵も、相性よくはまっている。 新刊で翻訳ものを読むので、新刊以外のものは、日本の作品を読むことが多かったです。結果、3作のみとなりました。 ワラビ |
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MOMO(WYN-1013) 13の理由 きりのもりのもりのおく 『13の理由』ジェイ・アッシャー作 武富博子訳 講談社 2009年3月 少女が自殺したその理由がひとつひとつ明かされていくそのスリリングな展開に引き込まれ、夢中になりすぎて、気づいたら降りるべき駅を3つも乗り過ごしてしまっていました(電車で読書中の出来事)。 『きりのもりのもりのおく』ニック・シャラット作 木坂涼訳 フレーベル館 2008年7月 ページをめくるたびに、わたしも一緒に霧の森の森の奥へといざなわれていきました。影絵のようなミステリアスな絵と絵本の構成は圧巻。 新刊以外は日本の作品を読むことが多かったので、2冊しか選べませんでした。。。 |
コアラン(WYN-1053) トゥルー・ビリーヴァー ヒットラーのむすめ いつか空のうえで くもりときどきミートボール 『トゥルー・ビリーヴァー』 ヴァージニア・ユウワー・ウルフ著 こだまともこ訳 小学館 (2009.06) 『レモネードをつくろう』の続編。自分の道を切り開くのは自分なんだと勇気づけられました。 『ヒットラーのむすめ』 ジャッキー・フレンチ作 さくまゆみこ訳 鈴木出版(2004.12) 戦争の悲惨さを描くだけでなく、過去の戦争はなぜ起きてしまったのかまで考えさせる本。 『いつか空のうえで』 アンドレア・ペトルリック・フセイノヴィッチ作・絵 まえざわあきえ訳 小学館(2009.07) 大切な人を失う悲しみを、そっと受け止めてくれる絵本だと思う。 『くもりときどきミートボール』 ジュディ・バレット文 ロン・バレット絵 青山南訳 ほるぷ出版 (2004.06) 楽しいナンセンス絵本。食べ物が空から降ってくるって、子どもも喜びそう。 -------------------------------------------------------- あまり読めなかったのですが、その中から選んでみました。 来年はもっと読むぞ〜。 コアラン |
蒼子(WYN-0031) あかちゃんにあえる日 ノエル先生としあわせのクーポン きょうは ソンミの うちで キムチを つける ひ! 『あかちゃんにあえる日』 キンバリー・ウィリス・ホルト作 ギャビ・スヴャトコフスカ絵 河野万里子訳 小峰書店(2009.09) みんながあかちゃんをまっている嬉しい気持ちがつたわってきます。 『ノエル先生としあわせのクーポン』 シュジー・モルゲンステルン作 宮坂宏美・佐藤美奈子訳 講談社(2009.06) 人生の楽しみ方と、ちょっぴりほろ苦い気持ちを教えてくれました。 『きょうは ソンミの うちで キムチを つける ひ!』 チェ・インソン文 パン・ジョンファ絵 ピョン・キジャ訳 セーラー出版(2005.12) みんなでわいわい、がやがやするようすが好きです。 |
shoko(WYN-1042) カッチョマンがやってきた! 森のなかへ かえるごようじん 『カッチョマンがやってきた!』 ミニ・グレイ 吉上 恭太訳 徳間書店 (2008/06) ヒーロー大好きの子どもが気にいるだろうなと思っていたこの作品、ようやく読めました。案の定わいわい読めたミニ・グレイの楽しい絵本。 『森のなかへ』 アンソニー・ブラウン 灰島 かり 評論社 (2004/07) 隠し絵が子どもにとても評判よくて、楽しめました。下の子が自分から何度も読んだ絵本は珍しい。あっ、ここにも、あそこにも! 『かえるごようじん』 ウィリアム・ビー たなかなおと訳 セーラー出版 (2009/01) 評判のよかったこの絵本、読んでみて納得。えっ、いいの? ということが次々に起こります。思わず、小学校高学年の読み聞かせでも使ってしまいました。 |
Emme(WYN-2182) ステフィとネッリの物語シリーズ リディアのガーデニング クワイナー一家の物語シリーズ 「ステフィとネッリの物語」シリーズ アニカ・トール作 菱木晃子訳 新宿書房(2006〜) 昨年のやまねこ賞で知り、みごとにはまった。このシリーズに出会えて本当によかった。 『リディアのガーデニング』 サラ・スチュワート文 デイビッド・スモール絵 福本友美子訳 アスラン書房(1999) リディアの明るさと、彼女が育てた花たちのおかげで、とても幸せな気持ちになれた。 「クワイナー一家の物語」シリーズ 『ブルックフィールドの小さな家』 マリア・D・ウィルクス作 土屋京子訳 福音館書店(2001) ローラの母さんキャロラインがどんなふうに育って、あんなすてきな母親になったのか、こうやって物語で読めてうれしい。贅沢を言えば、父さんの物語も読んでみたい。 Emme |
SUGO(WYN-1012) あきらめないで――白血病と闘ったわたしの日々 マジシャンミロのふしぎなぼうし 『あきらめないで――白血病と闘ったわたしの日々』 マルティナ・アマン作 本田雅也訳 徳間書店 2009年5月 主人公の少女が白血病を発症し、再発を乗り越え元気になるまでの物語。苦しいながらも生きる勇気をもらえた。 『マジシャンミロのふしぎなぼうし』 ジョン・エイジー作 石崎洋司訳 講談社 2009年7月 マジックでウサギの代わりにクマに協力してもらう、さえないマジシャンのお話。シュールな笑いをさそう。 新刊は対象年度内に読むことが多いのではじめてオールタイムに投票しました〜 |
ちゃぴ(WYN-1026) 靴を売るシンデレラ ビーバー族のしるし はっぱをつかまえて! はしれ! カボチャ 『靴を売るシンデレラ』 ジョーン・バウアー作 灰島かり訳 小学館 2009年7月 重い問題を抱えながら、前向きにとらえて力強く進むヒロインの姿がかっこいい。 『ビーバー族のしるし』 エリザベス・ジョージア・スピア こだまともこ訳 あすなろ書房 2009年2月 アメリカ開拓者の息子とインディアンの少年の友情を描き、歴史的事実を公正に見る目をそっと差し出している。 『はっぱをつかまえて!』 オーレ・クネッケ作 ささきたづこ訳 ほるぷ出版 2009年9月 『はしれ! カ"ボチャ ポルトガルのむかしばなし』 エバ・メフト文 アンドレ・メトリア絵 宇野和美訳 小学館 2008年10月 昔話の基本をきちんとおさえた絵本。繰り返しの歌が楽しい。 |
asayaka(WYN-1058) みーんないすのすきまから シロクマたちのダンス お月さまってどんなあじ? 『みーんないすのすきまから』 マーガレット・マーヒー文 ポリー・ダンバー絵 もとしたいづみ訳 フレーベル館 2007.12 リズミカルな訳文とカラフルなイラストがぴったりマッチ。ページをめくるのが楽しくて、読みながらその人気に納得。 『シロクマたちのダンス』 ウルフ・スタルク作 菱木晃子訳 偕成社 1996.06 複雑な家族関係に振り回される少年ラッセの姿に心を痛めつつ、ユーモアあふれるエピソードには思わず笑ってしまう。悩んだ分だけ成長したラッセの姿が大きく見える。 『お月さまってどんなあじ?』 マイケル・グレイニエツ文・絵 いずみちほこ訳 セーラー出版 1995.09 ストーリーもイラストもお気に入りの1冊に。繰り返しを楽しみながら、展開をあれこれ想像するのも楽しい絵本。 |
hanemi(WYN-0036) ないしょのおともだち 龍のすむ家シリーズ リスとお月さまシリーズ リタとナントカシリーズ カロリーヌとゆかいな8ひきシリーズ 『ないしょのおともだち』 ビバリー・ドノフリオ文 バーバラ・マクリントック絵 福本友美子訳 ほるぷ出版 女の子の部屋とネズミの部屋を見比べるのが楽しい。美しい絵にユーモラスな内容……こういう絵本、大好き。 「龍のすむ家」シリーズ『龍のすむ家』『龍のすむ家〈2〉氷の伝説』 クリス・ダレーシー作 三辺律子訳 竹書房 お茶の時間がなんとも英国風。わたしも特別な龍が欲しい。 「リスとお月さま」シリーズ『リスとお月さま』『リスとはじめての雪』 ゼバスティアン・メッシェンモーザー作 松永美穂訳 コンセル 絵柄からは想像できなかったユーモラスな内容。ともかく動物の絵がいい! 「リタとナントカ」シリーズ『リタとナントカ』 ジャン=フィリップ・アルー=ヴィニョ文 オリヴィエ・タレック絵 児玉しおり訳 シンプルな白黒の線にところどころ赤という絵がおしゃれ。 「カロリーヌとゆかいな8ひき」シリーズ『カロリーヌのクリスマス』ほか ピエール・プロブスト作 やましたはるお作 BL出版 去年のクリスマスに手持ちのクリスマス関係の絵本をひととおり再読する中、この本も再読。久しぶりだったので、つい某アイドルグループのメンバーでキャスティングしながら読んでみたところ、あまりにもぴったりだったので、調子に乗って娘たちと一緒にほかの本も(キャスティングしながら)次々と読んだ。作り手の方たちには申し訳ないような読み方だけれど、特にプフとユピーとボビーがぴったりで、大爆笑だった。 学校に行っていない、でも何でもできる、両親は健在らしいけれど所在不明、お金には不自由していない……カロリーヌは子どもの理想かな。 |
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あんこ(WYN-1048) 白い盾の少年騎士 イップとヤネケ ソリちゃんのチュソク 海時計職人ジョン・ハリソン いつもだれかが 『白い盾の少年騎士(上・下)』トンケ・ドラフト 著、西村由美 訳 2006年11月 (岩波少年文庫) 『王への手紙』の続編。心のきれいな若い主人公たちが、すがすがしい。年を重ねるということは、悲しみを知ることと感じ入る。 『イップとヤネケ』アニー・M・G・シュミット作、西村由美訳 岩波書店 2004年6月 オランダで読み継がれる有名なシリーズ。シンプルな挿し絵と二人の幼児の日常がほほえましい。寝る前の読みきかせにぴったり。続編も出てほしい。 『ソリちゃんのチュソク』 イ・オクベ著 みせ・けい訳 セーラー出版、2001年1月 隣国、韓国の人びとの暮らしが身近なものに感じられる。細かく描かれた絵が楽しい。 『海時計職人ジョン・ハリソン―船旅を変えたひとりの男の物語』、ルイーズ・ボーデン著、片岡しのぶ訳、あすなろ書房、2005年2月 航海時計クロノメーターの製作に生涯をかけた職人の物語。こういう世界を絵本で表現できるとは新鮮な驚き。多くの人に読んでほしい。 『いつもだれかが』ユッタ・バウアー著、上田真而子 訳 徳間書店 2002年12月 いつもわたしたちを見守ってくれているあたたかい目。そんな存在を感じることができる。 |
ち〜ず(WYN-1040) ドラゴン・キーパーシリーズ きりのもりのもりのおく どうしてちがでるの 皇帝にもらった花のたね ステフィとネッリの物語シリーズ 「ドラゴン・キーパー」シリーズ『最後の宮廷龍』『紫の幼龍』(キャロル・ウィルキンソン作 もきかずこ訳 金の星社) ストーリーのしっかりした骨太ファンタジー。波乱に満ちた展開に思わず引きこまれる。最終巻が読めず、大賞のほうに投票できなくて残念…… 『きりのもりのもりのおく』(ニック・シャラット作 木坂涼訳 フレーベル館) 薄紙に書かれた影絵風のイラストがすてきな、夢のある絵本。 『どうしてちがでるの』(ソ・ボヒョン文 田島征三絵 おおたけきよみ訳 光村教育図書) 田島征三さんのダイナミックな絵で描かれる、韓国の科学絵本。読み聞かせの定番になりそう。 『皇帝にもらった花のたね』(デミ作 武本佳奈絵訳 徳間書店) やや長めですが、読み聞かせでは子どもたちがしっかり聴き入ってくれました。昔話には力がありますね。 「ステフィとネッリの物語」シリーズ『大海の光』(アニカ・トール作 菱木晃子訳 新宿書房) シリーズ最終巻。最後に一波乱も二波乱もあった。ステフィがこんなにも強くなれたのは、絶対的に信頼できる人がいたからだろう。 |
Chicoco(WYN-0007) ベラスケスの十字の謎 1つぶのおこめ さんすうのむかしばなし ベラスケスの十字の謎、エリアセル・カンシーノ作、宇野和美訳、徳間書店 作者の来日講演にあわせて読みました。実在した画家の実在する絵画にまつわるフィクション。ミステリーとファンタジーの両面で楽しめた1冊。 1つぶのおこめ さんすうのむかしばなし、デミ作、さくまゆみこ訳、光村教育図書 数字の倍、倍のびっくりを、美しい絵で見せてくれる絵本。小学生の息子と、おどろきの声をあげて読みました。 |
おちゃわん(WYN-1054) 夜の語り部 太陽の東 月の西 チャールズのおはなし ジョゼッペとマリア 上下 ステフィとネッリの物語 シリーズ 夜の語り部 ラフィク・シャミ作 松永美穂 訳 1996.4 西村書店 大人の童話は、現実と魔法の境目が曖昧だ。大人になるほど、化かし方?ごまかし方?がうまい? アラブの人々にとっては、今もこんなにお話が大切にされているのだろうか。そうだとしたら、とてもうれしい。 太陽の東 月の西 アスビョルンセン作 佐藤俊彦 訳 1958.3 岩波書店 ノルウェーの聞き書き民話。シンデレラの男の子版アシェラッド(灰をいじる少年)が「ガラス山のおひめさま」を訪ねていくお話など。奇想天外変幻自在なお話がどっさり。 チャールズのおはなし ルース・エインズワース作 上條由美子 訳 2000.1 福音館書店 おしゃまなチャールズ君が楽しい。わんばくじゃないし、力強くもないけど、思いやりがあって、好奇心旺盛。絵もとてもいい。かわいい! ジョゼッペとマリア 上下 クルト・ヘルト作 酒寄進一 訳 2009.9 長崎出版 原作は1955年。第二次世界大戦末期のイタリアが舞台。目の前であっと言うまに人が死ぬ。食べ物がない。今日の幸せは明日につながらない。辛い話だけど、読まずにいられない。 ステフィとネッリの物語 シリーズ -------------------------------------------------------- ステフィとネッリの物語 シリーズ も入れたかったんだけど。 5冊になってしまった。古くても新しいお話はいつもステキ。 |
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muzu(WYN-1056) 夢の彼方への旅 ピトゥスの動物園 白バラはどこに かしこいブタのロリポップ 『夢の彼方への旅』 エヴァ・イボットソン作 三辺律子訳 偕成社 2008年6月 ロマンあふれる作品。作者の人生を物語に重ねてみると、また味わいも違います。 『ピトゥスの動物園』 サヴァスティア・スリバス作 宇野和美訳 あすなろ書房 2006年12月 大好きな友だちのために何かしようという子どもたちの純粋な思いが胸に響きます。 『白バラはどこに』 クリストフ・ガラーツ作 ロベルト・イーノセンティ(ロベルト・インノチェンティ)絵 長田弘訳 みすず書房 2000年9月 第二次世界大戦のさなか、少女のとった勇気ある行動が胸をうちます。絵本とは思えないほどの衝撃的な内容に忘れられない1冊となりました。 『かしこいブタのロリポップ』 ディック・キング=スミス作 もりうちすみこ訳 アリス館 2002年11月 わがまま放題のおひめさまが、飼育係の少年とブタのふたり(!?)によって変わっていく様子にうれしくなりました。楽しくて、じんときて、うちの娘も大好きな物語です。 ======= #549で対象外の作品に投票してしまったので、忘れていた1冊もついでに含め、改めて投票させていただきました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。 |
からくっこ(WYN-1050) 町からきた少女 駆けぬけて、テッサ! 『町からきた少女』 リュボーフィ・ヴォロンコーワ作 内田莉莎子訳 岩崎書店 1978年 戦争で孤児になった少女が農家に引き取られる。ロシアの田園地帯にめぐる四季の美しさが、少女の心に寄り添っていてすばらしい。農村の暮らしぶりもめずらしく、おもしろかった。 『駆けぬけて、テッサ!』 K.M.ペイトン作 山内智恵子訳 徳間書店 2003年 馬が好きな私としては、ずっと読みたかった本。主人公の、文字どおり駆けぬける青春に、読み手の血も沸き立ちます。作者の馬への愛情も、ひしひしと感じられる作品。 |
はなみ(WYN-2223) ステフィとネッリの物語シリーズ 「ステフィとネッリの物語」シリーズ アニカ・トール作 菱木晃子訳 新宿書房 2006〜2009 第二次世界大戦の体験を話せる人が減っていく中、こんな素晴らしい物語が書かれたなんて、素晴らしいですね。 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 遅れて、しかも一作品だけです。すみません。 |
ゆずみ(WYNー2038) メイク・ビリーブ・ゲーム Eggs 小人の冒険シリーズ 『メイク・ビリーブ・ゲーム』 リアノン・ラシター作 乾侑美子訳 小学館 2009年8月 ホラー映画を見ているようでした。 『Eggs』 ジェリー・スピネッリ作 千葉茂樹訳 理論社 2009年7月 さわやかな読後感でした。 「小人の冒険シリーズ」 『床下の小人たち』『野に出た小人たち』『川をくだる小人たち』『空をくだる小人たち』『空をとぶ小人たち』『小人たちの新しい家』 メアリー・ノートン作 林容吉/猪熊葉子訳 岩波書店 1956年3月 映画「借り暮らしのアリエッティ」を観て読みました。まるでホントの話のような設定が楽しかった。 去年は投票しそびれてしまったので、今年は投票できただけでもよかったです。 でも、遅刻ですが……。m(__)m |