メニュー>「月刊児童文学翻訳」>バックナンバー>2015年03月号 オンライン書店 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2015年3月号 =====☆ ☆===== =====★ 月 刊 児 童 文 学 翻 訳 ★===== =====☆  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ☆===== No.162 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、電子メール版情報誌 http://www.yamaneko.org 編集部:mgzn@yamaneko.org 2015年3月15日発行 配信数 2530 無料 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●2015年3月号もくじ● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎注目の本(邦訳絵本):『やっぱりノミタくん!』 ヘレン・スティーヴンズ文・絵/せなあいこ訳/評論社 ◎注目の本(未訳絵本): "The Noisy Paint Box: The Colors and Sounds of Kandinsky's Abstract Art" バーブ・ローゼンストック文/メアリー・グランプレ絵 ◎賞速報 ◎イベント速報 ◎音楽のしおり:第1回 「無言歌集」より『夢』/メンデルスゾーン ◎やまねこカフェ:第10回 海外レポート ニュージーランド(オークランド) ◎読者の広場 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(邦訳絵本)●男の子と孤独な犬の絆が生み出したもの ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『やっぱりノミタくん!』 ヘレン・スティーヴンズ文・絵/せなあいこ訳 評論社 定価1,300円(本体) 2014.11 32ページ ISBN 978-4566016002 "Fleabag" by Helen Stephens Scholastic Ltd, 2008 Amazonで詳細を見る |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(未訳絵本)●色と音の魔術師、カンディンスキーの世界 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ "The Noisy Paint Box: The Colors and Sounds of Kandinsky's Abstract Art" 『にぎやかなえのぐばこ 色と音の魔術師、カンディンスキー』(仮題) text by Barb Rosenstock, illustrations by Mary GrandPre バーブ・ローゼンストック文/メアリー・グランプレ絵 Alfred A. Knopf, 2014, 40pp. ISBN 978-0307978486 (HB) ★2015年コールデコット賞オナー作品 Amazonで詳細を見る |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●賞速報● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★2014年度ローカス賞YA部門推薦作品発表(読者投票受付は4月15日迄) ★2014年度アガサ賞児童書部門およびヤングアダルト部門候補作品発表 (受賞作品の発表は5月2日の予定) ★2015年ケイト・グリーナウェイ賞ロングリスト発表 ★2015年カーネギー賞ロングリスト発表 (カーネギー賞およびケイト・グリーナウェイ賞ショートリストの発表は3月17日、 受賞作品の発表は6月22日の予定) ★2015年エズラ・ジャック・キーツ賞発表 ★2015年ボローニャ・ラガッツィ賞発表 ★2014年度アンドレ・ノートン賞最終候補作品発表 (受賞作品の発表は6月6日の予定) ★2015年チルドレンズ・ブック賞受賞作品発表 ★2015年ゴールデン・カイト賞およびシド・フライシュマン賞受賞作品発表 海外児童文学賞の書誌情報を随時掲載しています。「速報(海外児童文学賞)」を ご覧ください。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=award |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●イベント速報● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★展示会情報 松屋銀座「生誕100年 ターシャ・テューダー展」 安曇野ちひろ美術館「―絵はみなくてもいい美術館― まるごとちひろ美術館」 など ★講演会情報 国立国会図書館国際子ども図書館 講演会「私が子ども時代に出会った本」 岡山県立美術館「トーベ・ヤンソンの知られざる素顔、魅力、思い」 など ★イベント情報 ゲートシティホール「子どもの本の日フェスティバル2015」 など 詳細やその他のイベント情報は、「速報(イベント情報)」をご覧ください。なお、 空席状況については各自ご確認願います。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=event (冬木恵子/笹山裕子) |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●音楽のしおり●第1回 言葉が無くても伝わるもの ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 本誌で人気のあった「世界のお祭り」の終了に伴い、今月から新しく「音楽のしお り」がスタートします。このコーナーでは、曲に限らず児童文学の中の音楽にまつわ るさまざまなモチーフを取り上げて、皆さんにご紹介します。クラシックあり、ジャ ズあり、ジャンルを問わず、また楽器そのものについてなども取り上げていく予定で す。記念すべき第1回のしおりでご案内するのは、メンデルスゾーン作曲「無言歌集」 の中の1曲。文学と音楽のすてきなハーモニーをお楽しみください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 〜「無言歌集」より『夢』/フェリックス・メンデルスゾーン〜 *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- 朝食がすむと、ルーベン・ワインストックはテーブルの上をきれいに片づけ、お皿 を洗い、パンくずを集め、デビーはピアノのお稽古をしました。それはもう三週間も 練習している、メンデルスゾーンの『夢』という曲でした。 『ピアノ調律師』 M・B・ゴフスタイン文・絵/末盛千枝子訳/現代企画室/2012年復刊 Amazonで詳細を見る |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●やまねこカフェ●第10回 海外レポート ニュージーランド(オークランド) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 〜2014年ベティ・ギルダデール賞授賞式レポート〜 ニュージーランドの児童文学賞といえば、当クラブの賞速報でもお伝えしているニ ュージーランド・ポスト児童図書賞(本年から名称が変更される)やLIANZA児 童図書賞(図書館協会が主催)が有名だが、児童文学にまつわる賞は、ほかにも存在 する。中でも、児童文学団体「ストーリーラインズ」(Storylines) が設けている8 つの賞は、目的や対象もさまざまで興味深い。この記事では、そのひとつであるベテ ィ・ギルダデール賞 (Betty Gilderdale Award) の概要を紹介し、昨年11月13日の夕 刻にオークランドでおこなわれた、2014年の授賞式の様子をレポートしたいと思う。 ベティ・ギルダデール賞は、ニュージーランド児童文学の普及に貢献した人物を幅 広く対象にした賞で、過去の受賞者の顔ぶれを見ると、作家、研究者、図書館司書、 児童書専門店経営者など、職業は多岐にわたる。その名を冠されたベティ・ギルダデ ールは、英国で生まれ、1960年代後半に40代でニュージーランドに移住した女性。そ の直後から、教員養成学校や大学で教壇に立つと同時に、児童文学の普及、発展に貢 献し続けている。当初は、情報が整理されていなかったせいで、ニュージーランドの 作家が英米の作家に紛れてしまい、海外はもとより、国内でさえ認識されていない状 態だった。そんな作家たちの情報を拾って本にまとめあげたり、アンソロジーを編さ んしたりという貴重な役割を果たした。また、児童文学団体の設立、児童書の書評執 筆、マーガレット・マーヒーの伝記などノンフィクション作品の執筆と、多面的に活 躍。1992年に発表した絵本 "Little Yellow Digger" シリーズ(Alan Gilderdale 絵) はロングセラーとなり、現在も版を重ねている。90歳になった今も、穏やかでやさし そうなたたずまいの中に気品を感じさせる、すてきな女性だ。 授賞式は、国立図書館オークランドセンター1階のロビーで開催された。この日集 まったのは50人ほど。地元オークランド在住者を中心に、作家、イラストレーター、 研究者、図書館司書、出版業界の面々など、児童文学に関わる人々だ。ほとんどが互 いに顔見知りで、年齢に関係なくファーストネームで呼び合う気さくな雰囲気。サン ドイッチや飲み物が用意され、立食パーティーでなごやかに会話がはずんだ。ちょう どニュージーランドを旅行中だった私は、ストーリーラインズ会員の方に声をかけて いただいて出席したのだが、フォーマルな服を持ち合わせていなかったため、全くの 普段着だった。そんな私を、開催スタッフは「私たちはフォーマルとは無縁なの。ド レスコードなんてないから大丈夫よ」と、明るく歓迎してくれた。 ほどよくなごんだころに、セレモニーが始まった。主催者のあいさつのあと、すで に発表済みの受賞者が、改めて紹介された。2014年のベティ・ギルダデール賞を受賞 したのは、大手出版社に勤務する女性ロビン・サウザム (Robyn Southam)。前職の教 員時代から読書推進に熱心で、出版社に転職してからは、20年にわたりプロモーショ ン担当として活躍している。自宅に本がない子どもたちに本を贈るプロジェクト Duffy Books in Homes などの慈善事業にも深く関わり、その熱意あふれる活動ぶり は、多くの人にたたえられている。今回の受賞は、長年にわたる功績が総合的に評価 されてのことだ。受賞スピーチでは、子どものころの本との出会いや、児童書のプロ モーターとしての経験談が語られた。サウザム氏は、特に男の子に読書の楽しみを伝 える活動を、積極的におこなってきたそうだ。例としてあげられた本には、「スーパ ーヒーロー・パンツマン」や「グレッグのダメ日記」など、日本でもおなじみのシリ ーズがあり、拝聴しながらほほえまずにはいられなかった。国は違えど、同じ作品に 同じ価値観を見いだせることがうれしい。最後にベティ・ギルダデール本人から賞状 と花束が贈られると、会場は大きな拍手に包まれた。 余談だが、会場となったロビーには「マーガレット・マーヒーの椅子」がある。マ ーヒーの代表作のひとつである絵本『みーんないすのすきまから』(ポリー・ダンバ ー絵/もとしたいづみ訳/フレーベル館)の、すてきなものが次々飛びだしてくるあ の椅子が、ポリー・ダンバーのイラストそのままに再現されているのだ。来館者は誰 でも自由に座ることができる。記念写真を撮ってもいいし、運がよければこの椅子で 読書もできるだろう。今は亡きマーヒーが、この椅子から授賞式を見守っていたとし ても不思議ではないような気がした。 エントランスの自動ドアは、夕方6時になると、自動的に停止する。授賞式があっ たこの日も例外ではなく、6時以降は出入りがあるたびに、中にいる誰かが手動でボ タンを押して開閉しなければならなかった(!)。気づいた人がその役割を果たし、 みんながそれをネタにジョークを飛ばして笑い合う。開かずの自動ドアの向こう側で おどけてみせる人もいる。そんななごやかさが、日本人の私にはとても新鮮だった。 ざっくばらんでフレンドリーな「キーウィ流」の授賞式とその前後の立食パーティー を満喫し、幸せな気分で会場をあとにした。 本賞を主催するストーリーラインズは、ニュージーランドで生まれた2つの児童文 学団体が合併して誕生した組織だが、国際児童図書評議会(IBBY)のニュージー ランド支部としての役割も担っている。2016年8月には、IBBYの国際大会が、初 めてニュージーランドで開催される。そのときにはまた足を運びたい。どんな大会に なるのか、今からとても楽しみである。 【参考】 ▼ストーリーラインズ公式ウェブサイト http://www.storylines.org.nz ▼同ウェブサイト内ベティ・ギルダデール賞のページ http://www.storylines.org.nz/Awards/Betty+Gilderdale+Award.html ▼第35回(2016年)IBBY世界大会ウェブサイト http://www.ibbycongress2016.org/new-zealand/ ▼Duffy Books in Homes 公式ウェブサイト http://www.booksinhomes.org.nz/ (大作道子) |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●読者の広場● 海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このコーナーでは、本誌に対するご感想・ご質問をはじめ、海外児童書にまつわる お話、ご質問、ご意見等を募集しています。mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せ ください。 ※メールはなるべく400字以内で、ペンネームをつけてお送りください。 ※タイトルには必ず「読者の広場」とお入れください。 ※掲載時には、趣旨を変えない範囲で文章を改変させていただく場合があります。 ※質問に対するお返事は、こちらに掲載させていただくことがあります。原則的に編 集部からメールでの回答はいたしませんので、ご了承ください。 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●お知らせ● 本誌では、これまで書籍の価格を「税込」(消費税5パーセントで計算)で表記し ておりましたが、消費税率引き上げにともない、2014年4月からは本体価格としてお ります。バックナンバーに掲載されている書籍につきましては、価格の訂正はいたし ませんので、ご了承ください。 本誌でご紹介した本を、各種のインターネット書店で簡単に参照していただけます。 こちらの「やまねこ翻訳クラブ オンライン書店」よりお入りください。 http://www.yamaneko.org/info/order.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・☆・〜 次 号 予 告 〜・☆・ 4月号では、「出版社シリーズ研究」第4回をお届けする予定です。 詳細は10日頃、出版翻訳ネットワーク内「やまねこ翻訳クラブ情報」のページに掲 載します。どうぞお楽しみに! http://litrans.g.hatena.ne.jp/yamaneko1/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽▲▽▲▽ 海外児童書のシノプシス作成・書評執筆を承ります ▽▲▽▲▽ やまねこ翻訳クラブ(yagisan@yamaneko.org)までお気軽にご相談ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆☆ FOSSIL 〜 Made in USA のライフスタイルブランド ☆☆ 独創的なデザインで世界120ヶ国以上で愛用されているフォッシルはアメリカを代 表するライフスタイルブランドです。1984年、時計メーカーとして始まったフォッシ ルは時計をファッションアクセサリーのひとつと考え、カジュアルでポップなライン からフォーマルなシーンにも使えるアイテムまで、年間300種類以上のモデルを発売 し続けています。またフォッシル直営店では、時計以外にもレザーバッグ、革小物、 ファッションサングラスなどのラインを展開しています。 TEL 03-5992-4611 http://www.fossil.co.jp/ (株)フォッシルジャパン:やまねこ賞協賛会社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆ 出版翻訳ネットワークは出版翻訳のポータルサイトです ☆★ http://www.litrans.net/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆メールマガジン『海外ミステリ通信』 隔月15日発行☆★ http://honyakuwhod.blog.shinobi.jp/ 未訳書から邦訳新刊まで、あらゆる海外ミステリの情報を厳選して紹介。翻訳家や 編集者の方々へのインタビューもあります! 〈フーダニット翻訳倶楽部〉 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= やまねこ翻訳クラブ広報ブログ =*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* ★広報ブログ「やまねこ翻訳クラブ情報」(litrans グループ ブログ内) http://litrans.g.hatena.ne.jp/yamaneko1/ ※各掲示板の話題やクラブの動きなど、HOTな情報をご紹介しています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●編集後記●新コーナー「音楽のしおり」をスタートさせました。不定期ではありま すが、情報系の連載記事としてお届けしていきます。ご感想など、ぜひお寄せくださ い。(お) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発 行 やまねこ翻訳クラブ 編集人 大作道子/蒲池由佳(やまねこ翻訳クラブ スタッフ) 企 画 牛原眞弓 尾被ほっぽ 加賀田睦美 かまだゆうこ 神原里枝 くどうあきこ 相良倫子 笹山裕子 武田牧子 手嶋由美子 冬木恵子 増山麻美 三好美香 森井理沙 協 力 出版翻訳ネットワーク 管理人 小野仙内 くらら ながさわくにお html版担当 shoko ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・このメールマガジンは、「まぐまぐ」( http://www.mag2.com/ )を利用して配信 しています。購読のお申し込み、解除もこちらからどうぞ。 ・バックナンバーは、http://www.yamaneko.org/mgzn/ でご覧いただけます。 ・ご意見・ご感想は mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せください。 ・無断転載を禁じます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
メニュー>「月刊児童文学翻訳」>バックナンバー>2015年03月号 オンライン書店 Copyright (c) 2015 yamaneko honyaku club. All rights reserved. | ![]() |