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2011年5月号
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  =====★   月 刊  児 童 文 学 翻 訳   ★=====
   =====☆   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ☆=====
                                No.130
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児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、電子メール版情報誌
http://www.yamaneko.org                         
編集部:mgzn@yamaneko.org     2011年5月15日発行 配信数2380  無料 
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●2011年5月号もくじ●
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◎出版社シリーズ研究:第1回 あかね書房「YA Step!」
◎出版社シリーズ研究連動レビュー:『彼女のためにぼくができること』
                      クリス・クラッチャー作/西田登訳
◎注目の本(未訳絵本):"Dogs Don't Do Ballet"
                   アンナ・ケンプ文/サラ・オギルヴィー絵
◎賞速報
◎イベント速報
◎読者の広場

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●出版社シリーズ研究●第1回 あかね書房「YA Step!」
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 本誌で不定期に掲載してきた「出版社研究」の姉妹版として、新コーナー「出版社
シリーズ研究」を設けた。第1回となる今月号では、この春、あかね書房から出版さ
れたヤングアダルト(以下YA)シリーズ「YA Step!」を取りあげる。青春をテーマ
に、書かれた年代も作者も違う5作品を集めたシリーズだ。児童書の出版社として歴
史と実績のあるあかね書房だが、YAに本格参入したのは最近のことだという。4月
半ば、東京都千代田区にある、あかね書房本社を訪ね、出版部の伊藤史子さんにお話
を伺った。

■初めてのYA企画

 あかね書房初のYAシリーズは、2009年に出版された「YA Dark」である。その前
にもYA世代向けのファンタジーなどは出していたのだが、特に「YA」と銘打って
はいなかった。「あかね書房は、小学生までを対象にした本の出版が中心だったので、
YAをあまり強くは意識していませんでした」。しかし、児童書業界でYA作品出版
の気運が高まるにつれ、「わが社も」という思いが強くなった。また、日本の中学生
の読解力低下が憂慮されていたという社会的背景もきっかけとなっている。あかね書
房でも中学生向けの読み物のニーズに応えようと考え、YA作品に目を向け始めたの
だ。
 まずは、これまでも重視してきた学校図書館へのセット販売を考慮して、何冊かま
とめて出すことにした。選書の際、伊藤さんは、確実な情報を求めて、海外のYA作
品に精通している金原瑞人氏に相談する。インパクトのあるテーマをと話し合った結
果、さまざまな作家によるホラー系の作品を集めることに決まり、全5冊からなる
「YA Dark」シリーズが誕生した。

■シリーズ第2弾刊行へ

 そして、テーマを変えた第2弾が、この春に刊行された「YA Step!」シリーズだ。
「せっかく出した〈あかね書房のYA〉の認知度をもっと上げたいという思いもあっ
て、YAシリーズをもう一度企画することになりました」
 伊藤さんは、再び金原氏に相談してテーマを考えた。前回のように、単独で読めて
手に取りやすいものを選ぼう。知名度の高い作家をラインアップに入れよう。そんな
ことを考慮しながら多くの作品を紹介してもらい、最終的に「青春」をテーマにした
5冊を、「YA Step!」というシリーズ名で出版することにした。訳者も金原氏の推薦
で、実績があり安心してまかせられる5人を選んだ。

■「YA Step!」ラインアップとその魅力

『スキ・キス・スキ!』(田中亜希子訳)は、日本でも人気の高いアレックス・シア
ラーの初期の作品。既訳のシアラー作品とはひと味違うガールズものだ。人気バンド
のボーカリストに恋する女の子が主人公。「ポップでスピード感のある話ながら、家
族のつながりがしっかり描かれているし、主人公の成長も感じられます」
『どこからも彼方にある国』(中村浩美訳)は、アーシュラ・K・ル=グィンが1970
年代に書いたリアリズム作品。まわりになじめず、味気ない日々を送っていた17歳の
少年が、作曲家をめざす同級生の少女と出会って変わっていく。進路のことでの親と
の葛藤や、友情と恋のはざまでの悩み、自分らしさを抑えてまわりに合わせようとし
てしまう高校生の姿など、「時代と国を越えて共通だと思える」ところに魅力がある。
 クリス・クラッチャー作の『彼女のためにぼくができること』(西田登訳)は、親
友サラを支えるために、ある固い決意をしている高校生エリックが主人公。非情な父
親を持つサラ・バーンズが直面する状況は、かなり厳しい。「重たいテーマだけれど、
ドラマとしても読みごたえがあり、読者をぐいぐい引き込んでいきます」。どうしよ
うもない大人がいる一方で、親身になってくれる大人の姿も描かれ、希望を感じさせ
てくれる。(本誌今月号「出版社シリーズ研究連動レビュー」を参照のこと)
『フライ・ハイ』(代田亜香子訳)は、イギリスの女性作家ポーリン・フィスクの作
品。ローティーンの平凡な女の子カリスは、お金持ちのお嬢様フランキーと親友にな
る。でも、フランキーが癌におかされて……。「不治の病と友情がテーマだけれど、
お涙頂戴ではなく、ユーモアとさわやかさを持ち合わせた作品です」
『キリエル』(宮坂宏美訳)は、アメリカの女性作家A・M・ジェンキンスの初の邦
訳作品。地獄での暮らしにうんざりしていた堕天使のキリエルは、高校生ショーンの
体に乗り移り、人間の暮らしを楽しむ。「堕天使なのに純粋で人間味があり、ちょっ
としたことに感動するなど、キリエル独特の視点がユーモラスです」。ショーンの弟
や友だち、それに女の子との関係にも注目。

■どの作品からでも楽しめる

「YA Step!」は、続きものではなく個別の作品を集めたシリーズなので、読者が順番
に縛られないようにと、巻数は表記していない。装丁も、統一事項は特に設けず、そ
れぞれの作品のイメージを大事にしてもらった。女の子らしいポップな感じ、シンプ
ルなシルエット、風景を描いたものなど、バラエティに富んだデザインが表紙を飾る。
訳文についても、なるべく注を入れないという方針以外、特に統一したことはなく、
信頼できる5人の訳者におまかせだった。
 出版までの過程で苦労したことを尋ねると、発行までのスケジュールが厳しかった
という答えが返ってきた。「でも、訳者さん、デザイナーさん、印刷所などにがんば
っていただいて、予定通り発行できました」。そして、このシリーズを出せたことに
喜びを感じていると伊藤さんはいう。「海外の作品に携われるのはすごくうれしいで
すね。私自身、子どものころ、ジュール・ベルヌなどをきっかけに本が好きになりま
した。高校時代はアガサ・クリスティにはまったこともありますし、もともと海外も
のは好きなんです」。あかね書房の出版物は、日本の作家のものが8割以上。そんな
中、「YAの翻訳ものをまとめて出せて、ラインアップの幅もぐんと広がったと思い
ます」と話してくれた。

■「人との関わり」を大切に

 全5冊が出そろって1か月弱だが(取材時)、学校図書館の現場から、「知ってい
る作家の作品があるので手に取りやすい」という声が届いたり、シリーズで置いてく
れる書店があったりと、反応も出始めている。YAシリーズ第3弾はまだ決まってい
ないが、「チャンスがあれば」と、伊藤さんは前向きだ。「YA Step!」が順調に認知
されれば、実現の可能性は高くなるだろう。
 出版する作品を発掘する手段としては、エージェントからの紹介や、翻訳家からの
持ち込みがある。また、伊藤さん自身が原書を読み、レジュメを書くこともあるそう
だ。「YA Step!」5冊のうち4冊は金原氏の推薦だが、『キリエル』は伊藤さんが選
んだもの。「何年か前に読んで、とてもおもしろかったのですが、YAを単独で出版
するのは難しかったので、ずっと温めていたんです」。それが今回のシリーズにライ
ンアップされ、日の目を見ることになったのだ。
 出版を決定する際には、ストーリーのおもしろさはもちろん、ページ数や、その年
の傾向、社内のほかの作品との兼ね合いなど、考慮すべきことがたくさんある。そん
な中、あかね書房のYAとしてはずしたくない条件は、ストーリーに希望があるとい
うことだ。また、どんなジャンルの話であれ、世に出していきたいのは、「家族のつ
ながりとか友情とか、人との関わりが盛り込まれているもの」と語ってくれた。

▼あかね書房ウェブサイト
http://www.akaneshobo.co.jp

▼あかね書房新刊案内(メープルストリート)
http://www.litrans.net/maplestreet/p/akane/index.htm

▽「あかね書房大特集号」(本誌1998年9月号別冊)
http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/1998/09e.htm

                           (取材・文/大作道子)

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●出版社シリーズ研究連動レビュー●友情パワー全開 厳しい現実を吹き飛ばせ!
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『彼女のためにぼくができること』 クリス・クラッチャー作/西田登訳
あかね書房 定価1,575円(税込) 2011.02 350ページ ISBN 978-4251066749
"Staying Fat for Sarah Byrnes" by Chris Crutcher
Harper Collins Children's Books, 1993
Amazonで詳細を見る  bk1で詳細を見る  Amazonで原書の詳細を見る

 人並みはずれて「デブ」なエリックと、顔じゅうに醜いやけどの跡が残るサラ・バ
ーンズ。外見上のハンディと頭の回転のよさという共通点をもつふたりは、固い友情
で結ばれている。小中学校時代、ビクビクしながら最低の人生を送っていたエリック
にとって、いじめや暴力に毒舌と拳で果敢に立ち向かうサラ・バーンズは、唯一の友
だちであり同志だった。高校入学後エリックは水泳を始め、ハードな練習により体重
が落ち始めるものの、友情の証にあえてドカ食いして、太ったままでいようとする。
そんなとき、サラ・バーンズが突然口をきかなくなり、すべてに無反応となった。エ
リックは忙しい部活の合間をぬって、精神科に入院した彼女を見舞い続ける。やがて
入院した理由と秘められた過去が明らかになるのだが……。
 現代社会はさまざまな問題を抱えている。虐待、貧困、中絶、離婚──。本書は、
子どもたちがおかれている厳しい環境と彼らを取り巻く大人たちの姿を、真正面から
取り上げている。子どもを虐待する親や高圧的な大人たちは、簡単に改心したり子ど
もの心に寄り添うように変わったりはしないのだ。ここに描かれる現実はひどく残酷
で重い。けれども物語には子どもたちを支えようとする大人たちも登場する。その筆
頭が高校教師のレムリー先生だ。エリックに水泳部へ入るようすすめ、授業では生徒
たちが自由に意見を述べられる場を設けるなど、いつも生徒のことを第一に考えてい
る。サラ・バーンズを救うためにも最大限の力を尽くすレムリー先生は、希望の星だ。
今の社会にこそ、このような大人がいてほしい、いるべきだという作者クラッチャー
の思いが伝わってくる。
 多様な社会問題が盛り込まれた硬派の作品だが、読み物としての面白さも際立って
いる。時にユーモラス、時にパンチの効いたエリックの語り口はカラッと明るい。今
どきの米国のティーンエイジャーたちが織りなすリアルな人間模様も興味深い。そし
て何より心に響くのは、エリックとサラ・バーンズの関係だろう。追い詰められた彼
女を、文字通り命をかけて救おうとするエリック。そのどこまでも深い友情と向こう
見ずともいえる勇気に圧倒された。次第に加速しながら展開していくストーリーに、
ページをめくる手が止まらない。そして読み終えた時には、ずしんと胸に響くものが
ある。読み応えたっぷりの青春小説だ。

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【作】クリス・クラッチャー(Chris Crutcher):1946年米国オハイオ州生まれ。小
中学校の教師を務めた後、"Running Loose" で作家デビュー。邦訳作品に『ホエール
・トーク』(金原瑞人、西田登訳/青山出版社)、『アイアンマン トライアスロン
にかけた17歳の青春』(金原瑞人、西田登訳/ポプラ社)がある。作品を書きながら
ファミリー・セラピストとしても活動している。

【訳】西田登(にしだ のぼる):1963年愛知県生まれ。中央大学大学院英文学専攻
修士課程卒。主な訳書に『歩く』(ルイス・サッカー作/金原瑞人共訳/講談社)、
「ターニング・ポイント」シリーズ(デイヴィッド・クラス作/1・2巻金原瑞人共
訳/岩崎書店)、『ソードハンド 闇の血族』(マーカス・セジウィック作/あかね
書房)などがある。

【参考】
▼クリス・クラッチャー公式ウェブサイト
http://www.chriscrutcher.com/

                                (佐藤淑子)

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●注目の本(未訳絵本)●パグ犬のゆめは、バレリーナ!?
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『いぬはバレエをおどらない?』(仮題)アンナ・ケンプ文/サラ・オギルヴィー絵
"Dogs Don't Do Ballet" text by Anna Kemp, illustrations by Sara Ogilvie
Simon and Schuster, 2010 ISBN 978-1847384744 (PB)
32pp.
★2011年ケイト・グリーナウェイ賞ロングリスト作品
Amazonで詳細を見る

 あたしが飼ってるパグ犬のビフは、ちょっと(いや、かなり)かわってる。犬らし
いことは、なにひとつしないから、あたしは投げたぼうを自分で拾わなくちゃいけな
いの。ビフが好きなのは、音楽と月明かり、そしてつま先立ちで歩くこと。そう、ビ
フは自分をバレリーナだと思ってるんだ! だからあたしがバレエ教室に行くときに
ビフはこっそりついてきて、窓の外からのぞいてた。ところが見るだけじゃなくてお
どりたいとアピールしたものだから、バレエ教室の先生にしかられちゃって、ビフは
すっかり元気をなくしてしまったの。
 パパもバレエ教室の先生も「犬はバレエなんか、おどらない」って言いきるけれど、
ほんとかな? 誕生日のお祝いに、パパがあたしをロイヤル・バレエ団の公演に連れ
ていってくれたとき、実はビフもついてきていて……!?
 チュチュを身にまとってバレエを踊る表紙のワンちゃんがあまりにかわいらしく、
思わずひとめぼれしてしまった。バレエを踊りたい一心で、熱いまなざしでチュチュ
を見つめたり、飼い主の女の子に気づかれないようにこっそりあとをついていったり
する姿がキュートでたまらない。ビフの思いを尊重して応援しつづける女の子のよう
すも、ほほ笑ましい。たとえ犬でも、オスでも、好きな気持ちさえあれば、なんだっ
て成し遂げられる! 前向きでひたむきなビフから、元気をわけてもらえるお話だ。
 オギルヴィーの描く線は力強く個性的で、アクの強い印象も受けるが、本作品では
かわいらしさが前面に出ている。かといって子どもにおもねるものではなく、デザイ
ンの世界で成功しているだけあって、全体的におしゃれで粋な雰囲気がただよう。邦
訳が出れば、日本の子どもたちに楽しんでもらえることまちがいなしと(勝手に)確
信している。

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【文】Anna Kemp(アンナ・ケンプ):本作がデビュー作。2作目に書いた読み物、
"Fantastic Frankie and the Brain Drain Machine" は英国の有名書店ウォータース
トーンが選ぶ、子どもの本賞にノミネートされた。執筆活動以外にも、オックスフォ
ード大学でフランス文学について教えるほか、劇場関係の仕事もしている。本作と同
じ作者と画家による "Rhinos Don't Eat Pancakes" も最近刊行された。

【絵】Sara Ogilvie(サラ・オギルヴィー):1971年、英国スコットランドのエジン
バラに生まれる。美術大学卒業後も制作活動を続け、米国、日本、フランスなど国内
外で広く個展を開いている。商業デザインで数多くの賞を受賞したほか、本作品でケ
イト・グリーナウェイ賞のロングリスト、英国のブックトラストが主催するロアルド
・ダールのおもしろい本で賞にノミネートされた。邦訳はまだない。

【参考】
▼アンナ・ケンプ紹介ページ(Simon and Schuster 内)
http://authors.simonandschuster.com/Anna-Kemp/66825306

▼サラ・オギルヴィー公式ウェブサイト
http://www.saraogilvie.com/
                                (横山和江)

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●賞速報━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★2011年フェニックス賞発表
★2011年オーストラリア児童図書賞候補作品発表(受賞作品の発表は8月19日)
★MWA賞(エドガー賞)受賞作品発表
★2010年度アガサ賞児童書及びヤングアダルト部門受賞作品発表
★2011年ローカス賞ヤングアダルト部門最終候補作品発表
                        (受賞作品の発表は6月25日)
★2011年エズラ・ジャック・キーツ賞発表

 海外児童文学賞の書誌情報を随時掲載しています。「速報(海外児童文学賞)」を
ご覧ください。
http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=award

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●イベント速報━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★展示会情報
 呉市立美術館「ベルギー絵本作家展」
 長崎歴史文化博物館「安野光雅の絵本展」 など

★講座・講演会情報
 メリーゴーランド「荒井良二さん講演会&ライブ」
 木城えほんの郷「清水真砂子講演会」 など

★イベント情報
 大阪市立中央図書館
 「絵本で元気を!(東日本大震災復興支援チャリティイベント)」 など

 詳細やその他のイベント情報は、「速報(イベント情報)」をご覧ください。なお、
空席状況については各自ご確認願います。
http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=event

                           (冬木恵子/笹山裕子)

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●読者の広場●海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ!
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 このコーナーでは、本誌に対するご感想・ご質問をはじめ、海外児童書にまつわる
お話、ご質問、ご意見等を募集しています。mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せ
ください。

※メールはなるべく400字以内で、ペンネームをつけてお送りください。
※タイトルには必ず「読者の広場」とお入れください。
※掲載時には、趣旨を変えない範囲で文章を改変させていただく場合があります。
※質問に対するお返事は、こちらに掲載させていただくことがあります。原則的に編
集部からメールでの回答はいたしませんので、ご了承ください。

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●お知らせ●

 本誌でご紹介した本を、各種のインターネット書店で簡単に参照していただけます。
こちらの「やまねこ翻訳クラブ オンライン書店」よりお入りください。
http://www.yamaneko.org/info/order.htm
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           ・☆・〜 次 号 予 告 〜・☆・

 詳細は毎月10日頃、やまねこ翻訳クラブHPメニューページに掲載します。
          http://www.yamaneko.org/info/index.htm
 どうぞお楽しみに!

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▽▲▽▲▽   海外児童書のシノプシス作成・書評執筆を承ります   ▽▲▽▲▽

  やまねこ翻訳クラブ(yagisan@yamaneko.org)までお気軽にご相談ください。

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     ☆☆ FOSSIL 〜 Made in USA のライフスタイルブランド ☆☆
 独創的なデザインで世界100ヶ国以上で愛用されているフォッシルはアメリカを代
表するライフスタイルブランドです。1984年、時計メーカーとして始まったフォッシ
ルは時計をファッションアクセサリーの一つと考え、カジュアルな「TREND」ライン
からフォーマルなシーンにも使える「CERAMIC」など、年間300種類以上のモデルを発
売し続けています。またフォッシル直営店では、時計以外にもレザーバッグ、革小物、
ファッションサングラスなどのラインも展開しています。
TEL 03-5992-4611
http://www.fossil.co.jp/     (株)フォッシルジャパン:やまねこ賞協賛会社
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          吉田真澄の児童書紹介メールマガジン
             「子どもの本だより」
     http://www.litrans.net/maplestreet/kodomo/info/index.htm
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★☆       出版翻訳ネットワーク・メープルストリート       ☆★
        http://www.litrans.net/maplestreet/index.htm
新刊情報・イベント情報などを掲載いたします。詳細はmaple2003@litrans.netまで。

       出版翻訳ネットワークは出版翻訳のポータルサイトです
             http://www.litrans.net/ 
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     ★☆メールマガジン『海外ミステリ通信』 隔月15日発行☆★
          http://www.litrans.net/whodunit/mag/
未訳書から邦訳新刊まで、あらゆる海外ミステリの情報を厳選して紹介。翻訳家や
編集者の方々へのインタビューもあります!    〈フーダニット翻訳倶楽部〉
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★やまねこアクチベーター(毎月20日発行/無料)
  やまねこ翻訳クラブのHOTな話題をご提供します!
                 http://www.yamaneko.org/mgzn/acti/index.htm

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●編集後記●今月で130号となる本誌では、昨年末から編集体制を見直し、より動き
やすいようにと少しずつ手を加えていっているところです。その中で今回送り出した
新コーナー! 気合が入っています。みなさまのご感想をお待ちしています。(う)
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発行人 佐藤淑子(やまねこ翻訳クラブ 会長)
編集人 植村わらび/井原美穂(やまねこ翻訳クラブ スタッフ)
企 画 大作道子 尾被ほっぽ 加賀田睦美 かまだゆうこ 児玉敦子 笹山裕子
    佐藤淑子 田中亜希子 中井理佳 平野麻紗 冬木恵子 宮坂宏美
    村上利佳 横山和江
協 力 出版翻訳ネットワーク 管理人 小野仙内
    ながさわくにお
    html版担当 ぐりぐら
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・ご意見・ご感想は mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せください。
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