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月刊児童文学翻訳

─2004年4月号(No. 59 書評編)─

※こちらは「書評編」です。「情報編」もお見逃しなく!!

児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、
電子メール版情報誌<HP版+書店街>
http://www.yamaneko.org/
編集部:mgzn@yamaneko.org
2004年4月15日発行 配信数 2400


もくじ

◎注目の本(邦訳絵本):『かぜひいちゃった日』 
キム・ドンス文・絵
◎注目の本(邦訳読み物):〈名画で見る世界のくらしとできごと〉シリーズ全4巻
アントニー・メイソン作
◎注目の本(未訳絵本):"The Day Babies Crawled Away"
ペギー・ラスマン文・絵
◎注目の本(未訳読み物):"Aleutian Sparrow"
カレン・ヘス文/エヴォン・ゼーベツ絵

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「どんぐりとやまねこ」


注目の本(邦訳絵本)

―― 韓国から届いたほかほかの絵日記 ――

『かぜひいちゃった日』 キム・ドンス文・絵/ピョン・キジャ訳

岩崎書店 定価1,365円(税込) 2004.02 29ページ
"GAMGI GULLIN NAL" by Kim Dong Su
Borim Publishing Company, 2002

 今日は雪がいっぱいふり、オンマ(おかあさん)がダウンジャケットを買ってくれた。わたしがそれを着て鏡を見ていると、あれ? 羽が1枚とびだしてる! どうしてとびだしちゃったんだろうと考えているうちに眠ってしまった。目が覚めたら……。  1枚の羽から広がる女の子のイマジネーションの世界。ダウンジャケットを着ていたのに女の子がかぜをひいてしまった意外な理由に思わず微笑んでしまう。

 地味な色づかいで決して目立つ絵本ではないのに、一度読むと心に残るのはなぜだろう。ページをめくるたび、女の子のつぶやきが聞こえてくるような気がする。テキストは、絵の下にあるノートのような罫線に沿って書かれていて、まるで女の子の絵日記のような構成になっている。また、訳文の下に原文のハングルが併記されている。残念ながら私には全然読めないが、絵日記をつづる女の子の存在感が生き生きと伝わってくるようだ。この絵本は素朴な絵日記だけにとどまっていない。一見子どもが描くようなつたない絵に、余分なものをそぎ落とし、空間を生かした作者の洗練されたセンスを感じる。テキストの横にさりげなく添えられているイラストも女の子の落書きのようでありながら、ひとつひとつがサイドストーリーを想像させ、この絵本に広がりをもたせている。

 そして、イマジネーションの世界を存分にあそぶこのストーリーに大きな安心感を与えているのがオンマの存在だと思う。イマジネーションの世界へ出発するとき同様、帰ってきたときも、控えめな登場ながらオンマは女の子のそばにしっかりと寄り添っている。見送り、出迎えてくれる人の存在があってこそ、子どもはより深くイマジネーションの世界を味わえることを実感できる。この絵本であえてオンマを原語のままにした訳者のセンスも光っている。韓国語でありながらどこかなつかしく心地よい響きなのは、日本でもよく耳にする「ママ」やごはんの「マンマ」に近い音だからだろうか。母のぬくもりが国境を越えてより身近に伝わってくる。

(鈴木明美)

 

【文・絵】キム・ドンス(Kim Dong Su)
韓国の若手作家。2002年ポリム創作絵本公募展優秀賞を受賞した『かぜひいちゃった日』が、初めての絵本出版となる。

【訳】ピョン・キジャ(Pyon Kijya)
1940年生まれ。在日朝鮮人二世。訳書に『こいぬのうんち』(クォン・ジョンセン文/チョン・スンガク絵/平凡社)、『庭を出ためんどり』(ファン・ソンミ文/キム・ファンヨン絵/平凡社)などがある。また、創作童話「春姫という名前の赤ちゃん」で「第6回ニッサン童話と絵本のグランプリ」童話の部で優秀賞を受賞している。

 

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『かぜひいちゃった日』   〈名画で見る世界のくらしとできごと〉   "The Day Babies Crawled Away"   "Aleutian Sparrow"   MENU

 

注目の本(邦訳読み物)

―― 美術をとおして世界の歴史をみてみよう ――

〈名画で見る世界のくらしとできごと〉シリーズ全4巻
『人間美の追求 ルネサンスの時代』 熊谷淳子訳 2004.01>
『アトリエから戸外へ 印象派の時代』 武富博子訳 2004.02
『想像と個性の競演 モダン・アートのはじまり』 木村尚美訳 2004.02
『マルチ・メディアと美術 現代美術のゆくえ』 八木恭子訳 2004.03
アントニー・メイソン作

国土社 各定価2,940円(税込) 各45ページ
"Art Around the World: At the time of Michelangelo The Renaissance Period"
"Art Around the World: At the time of Renoir The Impressionist Era"
"Art Around the World: At the time of Picasso The Foundations of Modern Art"
"Art Around the World: At the time of Warhol The Development of Contemporary Art"
by Anthony Mason
Aladdin Books, 2001, 2002

 歴史をどの切り口でみていくか、この本ではそのキーワードが「美術」だ。それぞれ独立した1冊としても楽しめるが、4冊を順に読んでいくことで、人々の生活や出来事の流れが美術を介してよくみえてくる。楽しみがより深まる流れになっているのだ。また、イヌイットの彫刻や日本の漆など、世界各地で生まれたさまざまな美術の形にもふれている。

 1巻目では、ルネサンスの時代を紹介していく。ミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチが活躍した時代だ。よく知られている芸術家の名前がでてくると、その時代への興味がわいてくる。肖像画が流行しているのもこの時だ。肖像画も見方を教わると実におもしろい。ルネサンス期のイタリアでは肖像画が多く描かれ、当時の人ならばすぐにわかる象徴(犬は愛への忠誠をしめすなど)があちこちにみられる。信仰心を強調するために、自分の肖像とともに聖母子を描いてほしいという注文もあった。なるほど、絵を解説してもらうと、当時の生活がいかに信仰に密着しているかがみえてくる。漠然とみていた絵から生活が浮かびあがるので、次はどんな絵を紹介してくれるのだろうとページを繰るのが楽しくなる。

 2巻目になると、日本でも人気の高い画家が続々と登場する。印象派の画家、モネ、ルノワール、ドガたちだ。画家たちがどのように絵を描くことに打ち込んだかも紹介し、一言コラムでは、絵にまつわるおもしろいエピソードが書かれている。たとえば、セザンヌは静物画を描くのに何度も手をくわえ時間をかけるので、絵が完成するころには、果物はしなびてくさっていたそうだ。

 3巻目を読むと、美術界の大きな変革がみえてくる。時代は1900年代に入った。風景や歴史上の一場面を描く伝統的な技法ではない新しい描き方で画家が表現をはじめたのだ。ここまでくると、ルネサンスの時代の頃の絵とはだいぶ変わってきているのが、美術に詳しくない私でもよくわかる。そのひとつである「抽象美術」は、目にみえる物を対象として描くのではなく、画面を点や線で構成し表現する。カンディンスキーは、抽象美術こそ、心の奥にある感情を真に表現できる方法だと見ていた。

 最後の巻では「現代」における美術をみていく。自分の暮らしている時代は、やはり身近に感じる。絵画、彫刻ばかりでなく、写真もまたひとつの芸術の形だと認められていく。そして芸術の幅は現代においてどんどん広がる。7万株の花からつくられた《子犬》という作品、大きな岩のかたまりに穴をあけ、それをいくつも集めた作品《20世紀の終焉》。子どもたちも、これらの美しい作品をみて、次は自分たちの美術をつくりあげていくのだろうか。新しい美術の形はいったいどんなものだろう――想像すると、なんだかわくわくしてくる。

(林さかな)

 

【作】アントニー・メイソン(Anthony Mason)
美術史、歴史、地理、探険史など幅広い分野で活躍している作家。著書は子ども向け、大人向けに多数あり、ガイドブックなども手がけている。著書に "Performing Arts: Culture Encyclopedia(舞台芸術――文化の百科シリーズ)"、"Ancient Civilizations of the Americas(アメリカ大陸の古代文明)"(いずれも未訳)など。ロンドン在住。

【訳】熊谷淳子(くまがい じゅんこ)
大阪教育大学、コロラド大学大学院修士課程で、言語・コミュニケーション障害学を学ぶ。翻訳のかたわら、おはなし会などの活動にも関わっている。

【訳】武富博子(たけとみ ひろこ)
上智大学法学部国際関係法学科卒。銀行勤務を経て翻訳をはじめる。共訳書に『ロンリープラネットの自由旅行シティガイド ニューヨーク』(メディアファクトリー)など。

【訳】木村尚美(きむら なおみ)
学習院大学文学部卒。TBS番組「世界遺産」のリサーチ記事翻訳にたずさわる。訳書に『指圧―マッサージより簡単に出来るもう一つの癒しと健康法』(産調出版)など。

【訳】八木恭子(やぎ きょうこ)
成城大学文芸学部英文学科卒。アパレルメーカー勤務などを経て翻訳を志す。美術史・博物館学を学び、博物館等学芸員の資格も取得している。

 

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『人間美の追求 ルネサンスの時代』熊谷淳子訳
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『アトリエから戸外へ 印象派の時代』武富博子訳
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『想像と個性の競演 モダン・アートのはじまり』木村尚美訳
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『マルチ・メディアと美術 現代美術のゆくえ』八木恭子訳
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"Art Around the World: At the time of Michelangelo The Renaissance Period"
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"Art Around the World: At the time of Renoir The Impressionistera"
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"Art Around the World: At the time of Picasso The Foundations of Modern Art"
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"Art Around the World: At the time of Warhol The Development of Contemporary Art"
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注目の本(未訳絵本)

―― のどかな1日に起こったあるできごと ――
『あかちゃんそろって、どこいった?』(仮題) ペギー・ラスマン文・絵
"The Day Babies Crawled Away" text and illustrations by Peggy Rathmann
G. P. Putnam's Sons 2003, ISBN 039923196X
32pp.

 綿菓子のような雲が空に浮かぶある日のこと。住宅地につづくなだらかな丘陵で、 小さなお祭りが開かれた。家族連れが集まって、子どもたちはポニーに乗ろうと列を なし、大人たちはパイ食い競争で盛り上がる。アイスクリームをほおばりながら風に 吹かれるみんなの姿には幸福がいっぱい。どこからともなく笑い声の聞こえてきそう な光景が続く中、ふと右ページ端に目をやると……あっ! 5人の赤ちゃんたちがち ょうちょうに魅せられ、ハイハイしながら追っていこうとしている。丘を後に、森に 入っていく赤ちゃんたちに気づいたのは小さな男の子ただ1人。消防士の帽子をかぶ った男の子は、連れ戻そうと後を追いかけた。こうして、5人の赤ちゃんと豆消防士 の小さな冒険が始まった。

『おやすみゴリラくん』(いとうひろし訳/徳間書店)や『バックルさんとめいけん グロリア』(ひがしはるみ訳/徳間書店)などで、絵本作家としての人気を不動のも のにしたペギー・ラスマン。カラフルな色使いとかわいらしいキャラクターが特徴の 作風だったが、最新作はがらりと趣向が変わった。背景となる空などには着色が施さ れているが、人物や建物などは黒いシルエットのみで描かれ、影絵の体裁となってい る。

 各ページの細部には、遊び心にあふれた発見があって楽しい。人物はほとんど横顔 で描かれるが、眺めているうちに笑い顔、真剣な顔、驚いた顔など不思議といろいろ な表情が見えてくる。風の吹きぐあい、温度、あお虫やかえるなど小動物たちの息づ かいも、細かな描写から確認できる。想像力をかき立てる影絵の妙味とはこのことな のだろう。移りゆく陽光を映し出す空の色が、生き生きと情景を浮かび上がらせてい る。

 起こったできごとそのものは一大事だが、赤ちゃんを追いかけた男の子の母親が語 りかけるリズミカルな韻文が、明るさと安堵感をあたえてくれる。我が子の奮闘を誇 らしげに語ること、これがどんなに大切か、最終ページがやさしく教えてくれる。光 と影を用いて、親子のぬくもりをたっぷり伝える不思議な作品が誕生した。夕暮れ時、 男の子を抱く母親のシルエットが何とも言えずあたたかい。

(ブラウンあすか)

 

【文・絵】Peggy Rathmann(ペギー・ラスマン)
1944年、米国ミネソタ州生まれ。 ミネソタ大学を卒業。シカゴ、ミネアポリス、ロサンジェルスで絵画を学んだ。 "Officer Buckle and Gloria"(『バックルさんとめいけんグロリア』)で1996年コ ールデコット賞受賞。遊び心あふれる作風で小さなファンを魅了している。カリフォ ルニア州在住。

《参考》
◆ペギー・ラスマンの公式サイト
◇ペギー・ラスマン作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室)
◇『バックルさんとめいけんグロリア』のレビュー (やまねこのおすすめ 1998年5月)


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注目の本(未訳読み物)

―― 忘れられた戦争とアリュート人の苦難 ――

『アリューシャンのスズメ』(仮題) カレン・ヘス文/エヴォン・ゼーベツ絵
"Aleutian Sparrow" text by Karen Hesse, illustrations by Evon Zerbetz
Simon & Schuster 2003, ISBN 0689861893
156pp.

 真珠湾攻撃の7か月後、アラスカとシベリアの間に連なるアリューシャン列島に日本軍が侵略し始め、米国政府はアリュート人881名をアラスカ南東部へ強制疎開させた。安全な生活を守るという名目でありながら、送られた先は長年放置された缶詰工場や廃坑の建物で、電気や下水といった設備もなく、まともなトイレ、清潔な水や十分な食料は望むべくもなかった。政府の人権無視に加え、地元の白人住民による差別も彼らを苦しめてゆく。日本軍が撤退しても帰郷への許可は出ず、3年に及ぶ疎開中、汚物の垂れ流し等の非衛生的な環境による病が蔓延し、多くが命を失った。亡くなったのは主に高齢者と幼子だった。どうにか生き残った人々が帰島するが、待っていたのは、一部の心ない米兵が破壊、略奪しつくした後の悲惨な故郷であった。

 アリューシャンの戦いは、米国が外国から受けた唯一の侵略でありながら、ほとんどの米国民が知らず、「忘れられた戦争」と呼ばれている。作者はそのかげにあった先住民の悲しい歴史を伝え残そうと、ヴェラという架空の少女の声で、4行詩形式の物語を作り上げた。アリュート人の血をひき、アラスカ州ケチカンへ強制疎開したヴェラの生活や思いを通して、アリュート人の望郷の念、生活の苦しさ、いわれのない差別への怒り、平和への願いを描き出している。

 ヴェラはつねに声高に訴え叫んでくるのではない。研ぎ澄まされた言葉で、様々な思いを静かにじっくりと伝えてくる。奥深い内容を短い言葉で表現する方法は東洋の詩を思わせ、西洋文化と異なるアリュートの言葉や文化の印象を表している。歴史と文化の綿密な調査で当時のアリュート人の視点に立った作者ならではの内容と文体だ。

 傷心に崩れる人々の中で、ヴェラはつねにアリュート人であることを大切にして生きている。しかし、文化を継承する年配者を亡くし、島に残した物も破壊され、アリュート人がかつての生活と文化を取り戻すことは果てしなく困難だった。日本軍の侵略とそれに続く悲劇は、民族と文化の存続に暗い影を残した。作者は、過去の歴史と現代が強く共鳴することに心惹かれ、歴史物語を書き、黒人やユダヤ人の受けた差別も題材にしてきた。平和と平等への深い願いを次世代に伝え続けてほしい。

(リー玲子)

 

【文】カレン・ヘス(Karen Hesse)
1952年米国メリーランド州生まれ。メリーランド大学卒。様々な職につきながら詩と物語を発表。邦訳作品は、ニューベリー賞、スコット・オデール賞受賞作 "Out of the Dust"(『ビリー・ジョーの大地』伊藤比呂美訳/理論社)、"Come On, Rain!"(『ふれ、ふれ、あめ!』さくまゆみこ訳/岩崎書店)など。"Cats in Krasinski Square" を9月に出版予定。バーモント州在住。

【絵】エヴォン・ゼーベツ(Evon Zerbetz)
1960年、米国アラスカ州ケチカン生まれ。ワシントン州立大学卒。リノリウム版画を中心にアラスカの自然を題材にした作品を手がける。挿絵を担当した児童書に "Little Red Snapperhood: A Fishy Fairy Tale"(text by Neal W. Gilbertsen)、"Blueberry Shoe"(text by Ann Dixon)などがある。いずれも未訳。アラスカ州ケチカン在住。

《参考》
◆カレン・ヘスのインタビュー
◆強制疎開したアリュート人のインタビュー
◆エヴォン・ゼーベツ公式サイト
◇カレン・ヘス作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室)


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●編集後記●

歴史を物語の形として語り継ぐことは、太古の昔からやってきたことです。今、世界のあちこちで起きているいろいろなことも、こうやって語り継がれていくのでしょうか。(あ)


発 行: やまねこ翻訳クラブ
発行人: なかつかさひでこ(やまねこ翻訳クラブ 会長)
編集人: 赤塚きょう子(やまねこ翻訳クラブ スタッフ)
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