2007年7月刊行
自分の気持ちをコントロールするなんて、いったいいつからできるんだろう。 15歳のソフィーは、双子のようにそっくりで大好きだった弟を病気で亡くして以来、心がカチカチになっていた。小児科医をめざし、勉強に打ち込んではみたものの、天井にかかったフックを見るとどうにもやるせなくなる。 気持ちがゆるむタイミングは自分にはわからない。ソフィーの心をとかしてくれたのは、涙のタトゥーをほどこした少年と出会った時。ニューヨークを舞台に、ソフィーが不器用にぎごちなく自分の気持ちとむきあいはじめるまでを淡々と印象深く描く。 訳者のないとうさんより、こっそりひとこと。 2冊めの持ち込み本。へんくつな主人公にひかれました(笑)。 さて、どんなへんくつ少女なのか、ぜひぜひ読んで出合ってください。 【作】ギャレット・フレイマン=ウェア Grarret Freymann-Weyr
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Last Modified: 2007/07/10
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