Page 97 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼★2016読み物部門★ 管理人 16/10/31(月) 9:11 ┣Re:★2016読み物部門★(Incisor) やまねこ会員 16/11/5(土) 13:07 ┣Re:★2016読み物部門★(キジトラ) やまねこ会員 16/11/8(火) 23:09 ┣(=^_^=) やまねこ会員 16/11/13(日) 15:17 ┃ ┣(=^_^=) 管理人 16/11/20(日) 15:12 ┃ ┃ ┗(=^_^=) やまねこ会員 16/11/20(日) 15:28 ┃ ┃ ┗(=^_^=) 管理人 16/11/20(日) 15:37 ┃ ┗Re:再投票★2016読み物部門★(ロールちゃん) やまねこ会員 16/11/20(日) 16:00 ┃ ┗(=^_^=) 管理人 16/11/20(日) 17:26 ┣Re:★2016読み物部門★(BUN) やまねこ会員 16/11/14(月) 14:04 ┣Re:★2016読み物部門★(うりこひめ) やまねこ会員 16/11/14(月) 16:38 ┣Re:★2016読み物部門★(まなみ) やまねこ会員 16/11/15(火) 1:13 ┣Re:★2016読み物部門★(みちこ) やまねこ会員 16/11/15(火) 21:05 ┣Re:★2016読み物部門★(コアラン) やまねこ会員 16/11/15(火) 22:10 ┣Re:★2016読み物部門★(おとむとむ) やまねこ会員 16/11/16(水) 20:09 ┣Re:★2016読み物部門★(mapleleaf) やまねこ会員 16/11/16(水) 20:21 ┣Re:★2016読み物部門★(hanemi) やまねこ会員 16/11/16(水) 20:35 ┣Re:★2016読み物部門★(MOMO) やまねこ会員 16/11/16(水) 21:33 ┃ ┗(=^_^=) 管理人 16/11/16(水) 22:42 ┣Re:★2016読み物部門★(おちゃわん) やまねこ会員 16/11/17(木) 14:09 ┣Re:★2016読み物部門★(モーモー) やまねこ会員 16/11/17(木) 15:39 ┣Re:★2016読み物部門★(SUGO) やまねこ会員 16/11/17(木) 15:50 ┣Re:★2016読み物部門★(ちゃぴ) やまねこ会員 16/11/17(木) 17:22 ┣Re:★2016読み物部門★(shoko) やまねこ会員 16/11/17(木) 20:04 ┣Re:★2016読み物部門★(モリー) やまねこ会員 16/11/17(木) 21:39 ┣Re:★2016読み物部門★(ワラビ) やまねこ会員 16/11/17(木) 23:07 ┣Re:★2016読み物部門★(anya) やまねこ会員 16/11/17(木) 23:49 ┣Re:★2016読み物部門★(くらら) やまねこ会員 16/11/18(金) 0:05 ┣Re:★2016読み物部門★(asayaka) やまねこ会員 16/11/18(金) 0:09 ┣(=^_^=) やまねこ会員 16/11/18(金) 0:14 ┃ ┗(=^_^=) やまねこ会員 16/11/18(金) 0:17 ┃ ┗(=^_^=) 管理人 16/11/18(金) 9:21 ┣Re:★2016読み物部門★(ゆま) やまねこ会員 16/11/18(金) 1:11 ┗Re:★2016読み物部門★(Chicoco) やまねこ会員 16/11/18(金) 5:34 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ★2016読み物部門★ ■名前 : 管理人 ■日付 : 16/10/31(月) 9:11 -------------------------------------------------------------------------
投票開始は、11月1日(火)午前0時です。 -------------------------------------------------- こちらは★読み物部門★です。 読み物部門の投票は、この発言に返信する形でお願いします。 題名の後ろにハンドルを、 → Re:★2016読み物部門★(しろねこ) 内容の最初に、ハンドルと会員番号をお忘れなく。 投票フォーム ★読み物部門★ -------------------------------------------------- ハンドル(WYN-****) <前半:タイトルまたはシリーズ名のみ> (1位から順番にタイトル、またはシリーズ名のみ書き出してください。 エクセル処理のため、『 』や副題は書かないでください。 シリーズものは、1つにまとめて、投票してください。 シリーズものに投票される場合は、わかる範囲でシリーズ名で投票してください。 5位まで全部書かなくてもかまいません) タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ <後半:書誌情報とコメント> (順位・『タイトル』・書誌情報・コメントをお願いします。 前半の順番と同じになるよう、最後にご確認ください。) 1位 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) 2位 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) 3位 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) 4位 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) 5位 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) ・コメントの分量はなるべく100文字以内でお願いします。ネタバレしないようご注意ください。 ここに収まらない熱い思いは、読書室掲示板にて語り合いましょう! -------------------------------------------------- 管理人 |
Incisor(WYN-2016) エレナーとパーク 十三番目の子 飛び込み台の女王 目で見る栄養 1位『エレナーとパーク』 (レインボー・ローウェル作 三辺律子訳 辰巳出版2016/2/1) 1986年、アメリカのあるティーンエイジャーの恋物語。確固としたスクールカースト、女の子の過酷な家庭環境のなか、はぐくまれていくふたりの関係は揺るぎないものに思われたけれど……。未知数なラストへ向かいながら、脇役、主役のハッとするような言動に希望を感じた。 2位『十三番目の子』 (シヴォーン・ダウト作 パム・スマイ絵 池田真紀子訳 小学館2016/4/25) 生々しく美しく心に響く家族の物語。静かな語り口ながら、遠い国の伝説を耳元で語られているような臨場感が不思議な魅力。躍動感のある挿絵もまた、ストーリーに音色を加えている。 3位『飛び込み台の女王』 (マルティナ・ヴィルトナー作 森川弘子訳 岩波書店 2016/9/15) この夏、オリンピックで活躍したアスリートたちの10代前半の日々に思いをはせた。学校制度に組み込まれたドイツのエリート選手育成のシステムも興味深かった。友情、家族、仲間、ライバル心。その年代の少女たちの心象が、飛び込みというスポーツに巧みに織りこまれていた。 4位『目で見る栄養 食べ物が作るわたしたちの体』 (ドーリング・キンダースリー編 大塚道子訳 さ・え・ら書房 2016/1) 食べることがますます楽しくなる本。身近に置いてこれから何度も開くと思う。 食べ物の秘密がいっぱいつまった宝箱のような本。文章がとてもわかりやすく、 その秘密をひもときながら、食べることとは生きることなんだなとおなかの底から感じる。 (代理投票) |
キジトラ(WYN-1060) ダーウィンと旅して 飛び込み台の女王 ペーパーボーイ 世界を7で数えたら まいごのまいごのアルフィーくん 1位『ダーウィンと旅して』 (ジャクリーン・ケリー作、斎藤倫子訳、ほるぷ出版、2016.8) 自分の夢と周囲の期待とのギャップに悩みながらも前向きに行動する主人公が魅力的で、心から応援したくなる。自然科学の楽しさを教えてくれるという意味でも貴重な作品。 2位『飛び込み台の女王』 (マルティナ・ヴィルトナー作、森川弘子訳、岩波書店、2016.9) スポーツエリートのための学校に通う少女の日常と心の揺れが、細やかに描かれた作品。主人公ナージャと親友カルラの姿が、くっきりと浮かんでくる。 3位『ペーパーボーイ』 (ヴィンス・ヴォーター作、原田勝 訳、岩波書店、2016.7) 夏休み、新聞配達を通じて知り合った人々との出会いや事件が、少年の瑞々しい感性で記される。深い余韻を残す作品だ。 4位『世界を7で数えたら』 (ホリー・ゴールドバーグ・スローン作、三辺律子訳、小学館、2016.8) 育ての両親を事故で亡くした天才少女ウィローが、周囲の人々と新しい関係を築き、それぞれの人生を変えていく。現代のおとぎ話のようで楽しく読んだ。 5位『まいごのまいごのアルフィーくん』 (ジル・マーフィ作、松川真弓訳、評論社、2016.7) 甘えん坊のハウンド犬が、まいごになって……。飼い主との度重なるすれ違いや、キツネ夫婦との交流、悪者の登場と、児童文学の王道をいく成長物語。こういうの、好きです。 |
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ロールちゃん(WYN-2286) 霧のなかの白い犬 空飛ぶリスとひねくれ屋のフローラ のんびり村は大さわぎ! きょうはかぜでおやすみ テオの「ありがとう」ノート 1位『霧のなかの白い犬』 (アン・ブース作 杉田七重訳 あかね書房 2016/3) 祖母の認知症の症状を目の当たりにし、戸惑うジェシー。やがてジェシーは、祖母が心にしまい込んだ闇につきあたる。生きることは、許すこと。世代を超えて語られる、心の物語。 2位『空飛ぶリスとひねくれ屋のフローラ』 (ケイト・ディカミロ作 K・G・キャンベル絵 斎藤倫子訳 徳間書店 2016/9) 10歳の女の子とリスの友情を軸に、個性豊かな登場人物がユニークかつ心に沁みるエピソードを紡ぎ出していく。 3位『のんびり村は大さわぎ!』 (アンナレーナ・ヘードマン作 菱木晃子訳 徳間書店 2016/5) ギネス記録に挑戦した昨夏の思い出と、豪華客船で船旅をする今年の夏が絶妙にリンクしながら展開する。もうすぐ5年生の女の子、アッベの明るい語り口が印象的。 4位『きょうはかぜでおやすみ』 (パトリシア・マクラクラン作 ウィリアム・ペン・デュボア絵 小宮由訳 大日本図書 2016/2) 「頭がふくつうで喉はずつうがする」というエミリーを、パパはおうちで看病する。エスカレートしていくエミリーのわがままに、パパは知恵を絞って反応する。親子のやりとりが楽しい作品。 5位『テオの「ありがとう」ノート』 (クロディーヌ・ル・グイップ=プリエト作 坂田雪子訳 PHP研究所 2016/3) 生まれつき体に障がいがあり、頑なだったテオが、「ありがとうノート」によって少しずつ変化していく。悩みながらも成長していく少年の姿がみずみずしく描かれている作品。 管理人さん、お手数をおかけしました。 どうぞ、よろしくお願いします。 |
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BUN(WYN-0003) 古森のひみつ 世界を7で数えたら ペーパーボーイ ぼくたちの相棒 ダーウィンと進化論 1位『古森のひみつ』(ディーノ・ブッツァーティ作 川端則子訳 岩波書店 2016年6月) 昔話ふうなんだけど、やさしさからはほど遠い物語で、一度読んだだけでは味わいきれないところがいい。純粋無垢な善人も、100%の悪人も出てこないおもしろさ。 2位『世界を7で数えたら』(ホリー・ゴールドバーグ・スローン作 三辺律子訳 小学館 2016年8月) 世界がくだけちったときに出会った、個性豊かな人々。完璧なヒーロー/ヒロインはいないけど、みんながそれぞれ作用を及ぼしあって新しい世界がひらけていく。笑えて痛快でじんとするYA。 3位『ペーパーボーイ』(ヴィンス・ヴォーター作 原田勝訳 岩波書店 2016年7月) 11歳の吃音の少年が、ひと月の新聞配達を通じて大人の弱さや社会の影、そして人間の強さや聡明さに出会ってゆく。いろいろな要素がとても自然にからみあっていてひきこまれた。 4位『ぼくたちの相棒』(ケイト・バンクス作 千葉茂樹訳 あすなろ書房 2015年11月) 転校にまつわる不安、新たな友情、科学への探究心と、さらに大きなものを仰ぎ見る心、そしてペットへの愛情。とてもさわやかで、深みもあって、ぐっとくる物語。犬がいとおしくなるお話。 5位『ダーウィンと進化論』(バーナード・ストーンハウス作 菊池由美訳 玉川大学出版部 2015年12月) シリーズなのですが、まだ全部読んでいないのでこれだけ。ダーウィンの業績がよくわかる。大学の専門ですらなかった分野に取り組んだこと、父の猛反対を押し切って船に乗ったことなど色々驚く。 |
うりこひめ(WYN-2249) 世界を7で数えたら エレナーとパーク 1位『世界を7で数えたら』 (ホリー・ゴールドバーグ・スローン作、三辺律子訳、小学館、2016/8) 2位『エレナーとパーク』 (レインボー・ローウェル作、三辺律子訳、辰巳出版、2016/2) メモをとってなかったので記憶をたどったら、この2冊がすぐに浮かびました。 両方とも三辺律子さん訳とは! (代理投票) |
まなみ(WYN−1063) 14番目の金魚 エレナーとパーク 1位『14番目の金魚』 (ジェニファー・L・ホルム作 横山和江訳 講談社2015/11/27) 超天才へんくつ科学者のおじいちゃんが面白い。科学を軸にしながら、エリーの友情や恋、家族の物語でもある。最後にタイトルの秘密がわかって感動しました。6歳の娘がもう少し大きくなったら一緒に読みたい。 2位『エレナーとパーク』 (レインボー・ローウェル作 三辺律子訳 辰巳出版2016/2) エレナーの内に秘めた情熱や溢れる思いを表現しているような表紙が印象的。パークの恋心が愛に変わる瞬間をカセットテープの乾電池のエピソードから感じて、互いを想うふたりのピュアな気持ちがまぶしかった。 |
みちこ(WYN-1057) 世界を7で数えたら バイバイ、わたしの9さい! エジソンと電灯 1位『世界を7で数えたら』 ホリー・ゴールドバーグ・スローン作/三辺律子訳/小学館 2位『バイバイ、わたしの9さい!』 ヴァレリー・ゼナッティ作/伏見操訳/文研出版 3位『エジソンと電灯』 キース・エリス作/児玉敦子訳/玉川大学出版部 |
コアラン(WYN−1053) エレナーとパーク 空飛ぶリスとひねくれ屋のフローラ ペーパーボーイ 世界を7で数えたら 1位『エレナーとパーク』 (レインボー・ローウェル作 三辺律子訳 辰巳出版2016.2) エレナーとパーク、ふたりのピュアな恋愛は、切なくてまぶしくて。こういう話、好みです。 2位『空飛ぶリスとひねくれ屋のフローラ』 (ケイト・ディカメロ作 斉藤倫子訳 徳間書店 2016.9) ひょんなことからスーパーリスになったリスのユリシーズと、自称ひねくれ屋の女の子フローラの、おかしくも心あたたまる物語。たくさん挿入されている漫画調のイラストがとっても楽しい。 3位『ペーパーボーイ』 (ヴィンス・ヴォーター作 原田勝訳 岩波書店 2016.7) 新聞配達を通して成長する少年のひと夏の物語。しみじみいいなぁと思える話だった。 4位『世界を7で数えたら』 (ホリー・ゴールドバーグ・スローン作 三辺律子訳 小学館 2016.8) 大きな悲しみに直面した天才少女ウィローが、それをどうにか乗り越えながら、同時に周囲の人たちも変えていくところがよかった。 |
おとむとむ(WYN-2033) がれきのなかの小鳥 世界を7で数えたら 火打箱 ペーパーボーイ モンスーンの贈りもの 1位『がれきのなかの小鳥』 (カーリ・ヴィッセルス作/野坂悦子訳/文渓堂/2015.11) ユダヤ人が迫害される中、日々怯えながらも、繊細に力強く生きる少女の姿にぐっときた。 2位『世界を7で数えたら』 (ホリー・ゴールドバーグ・スローン作/三辺律子訳/小学館/2016.08) 登場人物がみな魅力的で、ストーリーもミラクルな感じが、どストライク。 3位『火打箱』 (サリー・ガードナー文/デイヴィッド・ロバーツ絵/山田順子訳/東京創元社/2015.11) 昔話風で、ちょっと不思議でちょっと怖くて、ゾクゾクしながら読んだ。 4位『ペーパーボーイ』 (ヴィンス・ヴォーター作/原田勝訳/岩波書店/2016.07) 少年が出会った個性的な人々や、彼を温かく見守る大人たちがすてき。 5位『モンスーンの贈りもの』 (ミタリ・パーキンス作/永瀬比奈訳/鈴木出版/2016.06) 思春期って複雑で厄介だけど、自分や家族、社会について真剣に考えていく姿がまぶしい。 (代理投票) |
mapleleaf(WYN−1064) エレナーとパーク ペーパーボーイ 月は、ぼくの友だち 1位『エレナーとパーク』レインボー・ローウェル作/三辺律子訳/辰巳出版/2016.2 2位『ペーパーボーイ』ヴィンス・ヴォーター作/原田勝訳/岩波書店/2016.7 3位『月は、ぼくの友だち』ナタリー・バビット作/こだまともこ訳/評論社/2016.6 |
hanemi(WYN-0036) ラスト・ウィンター・マーダー ダーウィンと旅して ヘフツィール物語 古森のひみつ がれきのなかの小鳥 1位『ラスト・ウィンター・マーダー』(バリー・ライガ作/満園真木訳/東京創元社) 『さよなら、シリアルキラー』『殺人者たちの王』に続く3部作の完結編。17歳の高校生ジャズは認知症の祖母とふたり暮らし。親友は血友病で、ガールフレンドとは肌の色が異なり、そのため彼女の父親に疎まれている。このいかにもYA的な要素に加わるのは、ジャズの父親が21世紀最悪のシリアルキラーで、ジャズは父の英才教育を受けて育ったということ。自分の中にひそむかもしれないモンスターにジャズは打ち勝つことができるのか。血生臭くて、猟奇的な、でも、かなりせつない青春小説。 2位『ダーウィンと旅して』(ジャクリーン・ケリー作/斎藤倫子訳/ほるぷ出版) 『ダーウィンと出会った夏』の続編。気圧計、わたしも作ろうかな。 3位『ヘフツィール物語 おとぎばなしの動物たちとふたりの女の子の友情についてのたのしくておかしくてほんとうのようなおはなし』(アレクサーンドル・ペトローヴィチ・レペトゥーヒン作/岡田和也訳/未知谷) 父親が娘たちが寝る前に聞かせた物語をまとめたもの。今年はわたしにおけるロシア年なので選んでみました。 4位『古森のひみつ』(ディーノ・ブッツァーティ作/川端則子訳/岩波書店) いろいろと恐ろしい場面はあるけれど、頭のなかで映像化しながら読んだ。1993年にエルマンノ・オルミ監督で映画化されていたとは知らなかった。 5位『がれきのなかの小鳥』(カーリ ビッセルス作/野坂悦子訳/文溪堂) 語られていない部分にも物語が感じられて、読み応えがあった。登場人物のその後を案じてしまう。 |
MOMO(WYN-1013) ミスターオレンジ 1位『ミスターオレンジ』 (トゥルース・マティ作/野坂悦子訳/朔北社/2016.9.30) 登場する「ミスターオレンジ」が実在の画家だと知って、作中の描写がより一層リアルに感じられた。「想像力がなかったら、なにひとつ、生まれてこなかった」という言葉がとても深い。 >管理人さんへ この作品、アマゾンなどでは今年10月の出版になっていますが、本の奥付には「2016.9.30発行」と記載されています。 |
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おちゃわん(WYN-1054) ペーパーボーイ 火打箱 10の奇妙な話 十三番目の子 賢女ひきいる魔法の旅は 1位『ペーパーボーイ』 ヴィンス・ヴォーター 作 原田勝 訳 2016.7 岩波書店 どもるために、何かと苦労の多い主人公。彼が友人の代わりに新聞配達をすることになり、様々な人と事件に出会う一夏の体験。句読点がほとんどなく、主人公の焦りや不安がひしひしと伝わってくる。 2位『火打箱』 サリー・ガードナー ディヴィッド・ロバーツ絵 山田順子 訳 東京創元社 2015.11.27 アンデルセンの作品が、ガードナーの手によって再話(?)されるとこんなにも現代にも通じるむなしさと、悲しさと、寂しさを持つ。死神に出会った兵士が見たものは一瞬の夢か、天国か、それとも地獄? 3位『10の奇妙な話』 ミック・ジャクソン 田内志文訳 東京創元社 2016.2 奇妙で不可思議な話10話。日常のちょっとした隙間にしのびいる摩訶不思議な世界。普通とは少しだけずれてしまう人々の心に住みたがる狂気。 「モンタギューのおじさんの怖い話」でおなじみのディヴィッド・ロバーツの挿絵が怖さと可笑しみ、面白さを引き立てる。 4位『十三番目の子』 シヴォーン・ダウド 作 パム・スマイ絵 池田真紀子 訳 小学館 2016.4 暗黒の神ドンドとの契約は、13番目に生まれた子を13回目の誕生日にいけにえとしてささげよというもの。あの!ダウドの描く伝説のような美しいお話。 5位『賢女ひきいる魔法の旅は』 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ & アーシュラ・ジョーンズ 作 田中薫子 訳 徳間書店 2016.3 目くるめくダイアナ・ウィン・ジョーンズ最後の作品。未完だったのを、妹アーシュラの手によって完成。どこからがアーシュラが担当した部分か? |
モーモー(WYN-1062) ペーパーボーイ 世界を7で数えたら 14番目の金魚 十三番目の子 1位 『ペーパーボーイ』ヴィンス・ヴォーター作/原田勝訳/岩波書店/2016.07 吃音の少年がひと夏の新聞配達を通して大人たちと関わり、心豊かに成長していく。吃音の苦しみ、人種差別、ほんものの愛情、そして言葉の大切さが深く切なく描かれる。読点を使わずにこれほど読みやすく綴った訳者の手腕にただただ脱帽! 2位 『世界を7で数えたら』ホリー・ゴールドバーグ・スローン作/三辺律子訳/小学館/2016.08 両親を亡くしたウィローが、まわりの人たちとともに立ち直っていく姿が感動的。カウンセラーのデルの変化がすばらしい。クアン・ハも素敵。 3位 『14番目の金魚』ジェニファー・L・ホルム作/横山和江訳/講談社/2015.11.26 エリーが科学の素晴らしさに目覚めながらも、科学の悪い面にもしっかり目を向けていくところがすばらしい。 4位 『十三番目の子』シヴォーン・ダウド作/パム・スマイ絵/池田真紀子訳/小学館/2016.04 娘と息子を助けるために、母親が最後にとった行動……悲しいけれど、ほっとした。これで母親も安らかになれただろう。美しい物語。 |
SUGO(WYN-1012) ペーパーボーイ 世界を7で数えたら 空飛ぶリスとひねくれ屋のフローラ 14番目の金魚 1位『ペーパーボーイ』 ヴィンス・ヴォーター作/原田勝訳/岩波書店/2016.7 作品のストーリー構成も翻訳も、すべてにおいてすばらしいと思いました。 2位『世界を7で数えたら』 ホリー・ゴールドバーグ・スローン作/三辺律子訳/小学館/2016.8 特異な能力を持っているがゆえに学校になじめないウィロー。赤ん坊のときに養子縁組で引き取ってくれた両親を交通事故で一瞬にして失い世界に絶望してしまうが……ウィローを抱きしめたくなるステキな物語。 3位『空飛ぶリスとひねくれ屋のフローラ』 ケイト・ディカメロ作/斉藤倫子訳/徳間書店/2016.9 家庭環境のせいで自ら「ひねくれ屋」というフローラと、掃除機に吸い込まれたせいで不思議なパワーを持ったリスとの友情物語。グラフィックノベルの要素があるので邦訳は難しいと思っていましたが、さすが徳間書店! 4位『14番目の金魚』 ジェニファー・L・ホルム作/横山和江訳/講談社/2015.11 原書は今もニューヨークタイムズ紙ベストセラーのトップ10入りすることがあります。 5位を選ぶのは難しく……以下迷った作品たちです。 『バイバイ、わたしの9さい!』『エベレスト・ファイル シェルパたちの山』『ぼくたちの相棒』『テオの「ありがとう」ノート』『お静かに、父が昼寝しております』 |
ちゃぴ(WYN-1026) ダーウィンと旅して ペーパーボーイ 14番目の金魚 最後のゲーム 十三番目の子 1位『ダーウィンと旅して』 ジャクリーン・ケリー作/斎藤倫子訳/ほるぷ出版/2016.08 1900年、日々、性差の不公平感をひしひし感じながら、科学的観察と考察に邁進する12歳の少女キャルパーニアの姿が生き生きとユーモラスに描かれる。楽しくて、いつまでも読み続けていたい本。さらなる続刊を望む! でも、キャルパーニア、淑女にならないでね!! 2位『ペーパーボーイ』 ヴィンス・ヴォーター作/原田勝訳/岩波書店/2016.07 吃音障害を持つ少年が、ひと夏の経験でたくましく成長する姿を描く。日常のささやかな冒険のなかで劇的なできごとがあり、しみじみと読み、後半は一気に読んだ。主人公が素直なよい子なのも好印象。 3位『14番目の金魚』 ジェニファー・L・ホルム作/横山和江訳/講談社/2015.11 突飛な始まり、ユーモラスな展開。おしまいははじまりなんだ。 4位『最後のゲーム』 ホリー・ブラック作/千葉茂樹訳/エリザ・ウィーラー絵/ほるぷ出版/2016.06 大人へのステップをあがるときの冒険物語に、ホラーの不気味さが程よく混じっている。 『スタンド・バイ・ミー』を思い出した。 5位『十三番目の子』 シヴォーン・ダウド作/池田真紀子訳/パム・スマイ絵/小学館/2016.04 神話や伝説をもとにした物語は、人間の自分勝手さ、冷酷さをえぐりだしていてぞっとした。 |
shoko(WYN-1042) 世界を7で数えたら ペーパーボーイ 14番目の金魚 ------ 1位 『世界を7で数えたら』 (ホリー・ゴールドバーグ・スローン作/三辺律子訳/小学館/2016.8) 主人公に負けず劣らず個性的な周囲の面々と、ウィローの変わっていく様に目が離せない。力や元気がもらえる、ビタミン剤のような作品。 2位 『ペーパーボーイ』 (ヴィンス・ヴォーター作/原田勝訳/岩波書店/2016.7) 「ぼく」のもどかしさ、焦り、困惑、あこがれ、怒り、疑問などなどの、さまざまな気持ちが痛いほど伝わってきた。 3位 『14番目の金魚』 (ジェニファー・L・ホルム作/横山和江訳/講談社/2015.11) 11歳のエリーの世界が開けていく様や、おじいちゃん?のメルヴィンもの考えが変わっているところが見もの。14番目の金魚というタイトルもうまい。 |
モリー(WYN-1059) 14番目の金魚 ぼくたちの相棒 テオの「ありがとう」ノート 世界を7で数えたら 霧のなかの白い犬 1位『14番目の金魚』 ジェニファー・L・ホルム作/横山和江訳/講談社/2015.11 主人公の物事に向き合う姿勢がすごく良かった。科学(者?)の責任という難しい問題を扱っているのに、とてもわかりやすいのは主人公のおかげ。 2位『ぼくたちの相棒』 ケイト・バンクス&ルパート・シェルドレイク作/千葉茂樹訳/あすなろ書房/2015.11 疑問→発見→また疑問という実験の過程と、それを優しく支える科学者からのメールが誠実で素晴らしい。科学って難しいことではなく、身のまわりの不思議を探るものだと改めて思った。 3位『テオの「ありがとう」ノート』 クロディーヌ・ル・グイック=プリエト作/坂田雪子訳/PHP研究所/2016.3 毎日「ありがとう」を言ってばかりいることに我慢ならなくなる、というのが新鮮だった。 4位『世界を7で数えたら』 ホリー・ゴールドバーグ・スローン作/三辺律子訳/小学館/2016.8 主人公ウィローの分析的な思考がとにかく興味深い。出会いは奇跡なんだなと思った。 5位『霧のなかの白い犬』 アン・ブース作/杉田七重訳/あかね書房/2016.3 移民問題、偏見、認知症、重い過去など、ぎっしり詰まった作品。 |
ワラビ(wyn-1001) エレナーとパーク モンスーンの贈りもの 世界一の三人きょうだい イラスト伝記 スティーブ・ジョブズ テオの「ありがとう」ノート 1位『エレナーとパーク』 (レインボー・ローウェル作 三辺律子訳 辰巳出版 2016/2/1) 二人の視点がでてくることで関係がうまく表現されていて、のめりこんで読んだ。映画化が楽しみなような、こわいような。 2位『モンスーンの贈りもの』 (ミタリ・パーキンス作/永瀬比奈訳/鈴木出版/2016.06) コンプレックスが浄化されていく過程が決して簡単なものではないところに、説得力を感じた。 貧困を自分の力で乗り越えていくためのひとつの方法が示してあるのも、意義がある。 3位『世界一の三人きょうだい』 グードルン・メプス はたさわ ゆうこ訳 山西 ゲンイチ絵 徳間書店 2016年07月31日 4位『イラスト伝記 スティーブ・ジョブズ 世界を変えたすごい男!』 ジェシー・ハートランド著 杉山絵美訳 淡交社 2016年6月24日 (副題がどれか、よくわかりません。) 5位『テオの「ありがとう」ノート』 クロディーヌ・ル・グイック=プリエト作 坂田雪子訳 PHP研究所 2016.3 |
anya(WYN-1049) モンスーンの贈りもの 霧のなかの白い犬 1位『モンスーンの贈りもの』 (ミタリ・パーキンス作 永瀬比奈訳 鈴木出版 2016/6) インドで夏休みを過ごす主人公は、そこでの経験や人との出会いを経てコンプレックスを乗り越えていく。貧困などの社会問題も盛り込まれているが、少女漫画的な要素もあり、さわやかな読後感の作品。 2位『霧のなかの白い犬』 (アン・ブース作 杉田七重訳 あかね書房 2016/3) 白い犬がきっかけとなって、祖母が隠していた過去が明らかになる。謎が解きあかされていく過程で、子どもたちが戦争、差別、いじめ、移民問題など深刻な事柄と向き合っていく姿が心に残った。 |
くらら(WYN-1046) ペーパーボーイ 世界を7で数えたら 1位『ペーパーボーイ』 (ヴィンス・ヴォーター作 原田勝訳 岩波書店 2016.7) 2位『世界を7で数えたら』 (ホリー・ゴールドバーグ・スローン作 三辺律子訳 小学館 2016.8) |
asayaka(WYN-1058) 空飛ぶリスとひねくれ屋のフローラ 月は、ぼくの友だち 1位『空飛ぶリスとひねくれ屋のフローラ』 ケイト・ディカミロ作 K・G・キャンベル絵 斎藤倫子訳 徳間書店 2016.09 2位『月は、ぼくの友だち』 ナタリー・バビット作 こだまともこ訳 評論社 2016.06 |
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ゆま(WYN-1032) 14番目の金魚 ルミッキ 1位 14番目の金魚 ジェニファー・L.ホルム作、横山和江訳、講談社(2015/11) 2位 「ルミッキ」シリーズ ルミッキ2雪のように白く(2015/10)、ルミッキ3黒檀のように黒く(2015/12) サラ・シムッカ作、古市真由美訳、西村書店 |
Chicoco(WYN-0007) ぼくたちの相棒 ペットのきんぎょがおならをしたら……? 1位 『ぼくたちの相棒』(あすなろ書房) 2位 『ペットのきんぎょがおならをしたら……?』(徳間書店) かけこみで、タイトルのみ。すみません! Chicoco(WYN-0007) |