Page 77 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼★2014読み物部門★ 管理人 14/10/31(金) 11:52 ┣Re:★2014読み物部門★(hanemi) やまねこ会員 14/11/3(月) 10:07 ┃ ┗(=^_^=) やまねこ会員 14/11/3(月) 10:08 ┣Re:★2014読み物部門★(ナウシカ) やまねこ会員 14/11/4(火) 5:29 ┣Re:★2014読み物部門★(林檎) やまねこ会員 14/11/4(火) 10:09 ┃ ┗(=^_^=) やまねこ会員 14/11/4(火) 10:33 ┣Re:★2014読み物部門★(winter) やまねこ会員 14/11/9(日) 7:53 ┣Re:★2014読み物部門★(キジトラ) やまねこ会員 14/11/14(金) 11:12 ┣Re:★2014読み物部門★(ロールちゃん) やまねこ会員 14/11/14(金) 12:22 ┣Re:★2014読み物部門★(ayo) やまねこ会員 14/11/16(日) 6:31 ┣Re:★2014読み物部門★(みちこ) やまねこ会員 14/11/16(日) 20:20 ┣Re:★2014読み物部門★(おちゃわん) やまねこ会員 14/11/16(日) 21:50 ┣Re:★2014読み物部門★(mamacho) やまねこ会員 14/11/17(月) 5:23 ┣Re:★2014読み物部門★(ワラビ) やまねこ会員 14/11/17(月) 9:29 ┣Re:★2014読み物部門★(BUN) やまねこ会員 14/11/17(月) 14:35 ┣Re:★2014読み物部門★(みーこ) やまねこ会員 14/11/17(月) 14:36 ┣Re:★2014読み物部門★(SUGO) やまねこ会員 14/11/17(月) 15:03 ┣Re:★2014読み物部門★(MOMO) やまねこ会員 14/11/17(月) 15:35 ┣Re:★2014読み物部門★(ちゃぴ) やまねこ会員 14/11/17(月) 16:51 ┣Re:★2014読み物部門★(からくっこ) やまねこ会員 14/11/17(月) 17:45 ┣Re:★2014読み物部門★(くるり) やまねこ会員 14/11/17(月) 18:47 ┣Re:★2014読み物部門★(おとむとむ) やまねこ会員 14/11/17(月) 20:08 ┣Re:★2014読み物部門★(shoko) やまねこ会員 14/11/17(月) 22:44 ┣Re:★2014読み物部門★(コアラン) やまねこ会員 14/11/17(月) 22:50 ┣Re:★2014読み物部門★(モリー) やまねこ会員 14/11/17(月) 22:54 ┣(=^_^=) やまねこ会員 14/11/17(月) 23:00 ┃ ┣Re:★2014読み物部門★(モーモー) やまねこ会員 14/11/17(月) 23:02 ┃ ┗(=^_^=) やまねこ会員 14/11/17(月) 23:07 ┣Re:★2014読み物部門★(muzu) やまねこ会員 14/11/17(月) 23:49 ┣Re:★2014読み物部門★(ゆま) やまねこ会員 14/11/18(火) 2:17 ┗Re:★2014読み物部門★(あんこ) やまねこ会員 14/11/18(火) 8:36 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ★2014読み物部門★ ■名前 : 管理人 ■日付 : 14/10/31(金) 11:52 -------------------------------------------------------------------------
投票開始は、11月1日(土)午前0時です。 -------------------------------------------------- こちらは★読み物部門★です。 読み物部門の投票は、この発言に返信する形でお願いします。 題名の後ろにハンドルを、 → Re:★2014読み物部門★(しろねこ) 内容の最初に、ハンドルと会員番号をお忘れなく。 投票フォーム ★読み物部門★ -------------------------------------------------- ハンドル(WYN-****) <前半:タイトルまたはシリーズ名のみ> (1位から順番にタイトル、またはシリーズ名のみ書き出してください。 エクセル処理のため、『 』や副題は書かないでください。 シリーズものは、1つにまとめて、投票してください。 シリーズものに投票される場合は、わかる範囲でシリーズ名で投票してください。 5位まで全部書かなくてもかまいません) タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ <後半:書誌情報とコメント> (順位・『タイトル』・書誌情報・コメントをお願いします。 前半の順番と同じになるよう、最後にご確認ください) 1位 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) 2位 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) 3位 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) 4位 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) 5位 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) ・コメントの分量はなるべく100文字以内でお願いします。ネタバレしないようご注意ください。 ここに収まらない熱い思いは、読書室掲示板にて語り合いましょう! -------------------------------------------------- 管理人 |
hanemi(WYN-0036) わたしの心のなか 3つの鍵の扉 路上のストライカー シャイローがきた夏 母さんが消えた夏 『わたしの心のなか』(シャロン・M・ドレイパー作/横山和江訳/鈴木出版) 聡明で毒舌で、ステレオタイプの障がい者とはずいぶん違うメロディが魅力的。いわゆるチャリティが苦手な人におすすめ。 『3つの鍵の扉 ニコの素粒子をめぐる冒険』(ソニア・フェルナンデス=ビダル作/轟津香訳/池内了監修/晶文社) 子ども向けの冒険物語の顔をした物理学の入門書。理論など、とてもわかりやすい。 『路上のストライカー』(マイケル・ウィリアムズ作/さくまゆみこ訳/岩波書店) 壮絶。この物語はアフリカの作家にしか書けない。 ★レビュー http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2014/03.htm#hyomi 『シャイローがきた夏』(フィリス・レイノルズ・ネイラー作/さくまゆみこ訳/あすなろ書房) 11歳の誕生日にお父さんからライフルをプレゼントされたというエピソードにびっくり。アメリカ人と銃について考えさせられた。 ★1992年ニューベリー賞(原題 “Shiloh”) ★『さびしい犬』(斉藤健一訳/講談社/1993)の新訳 ★『ビーグル犬シャイロ』のタイトルで映画化(日本未公開、ビデオ/DVD発売) 『母さんが消えた夏』(キャロライン・アダーソン作/田中奈津子訳/講談社) 親に見捨てられた子どもたちと孤独な老人の交流という設定自体は割とよくあるけれど、よくある展開にはならなかった。自分を試された気分がする。 ★レビュー http://dokushotantei.seesaa.net/article/403941588.html |
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ナウシカ(WYN-2165) メリサンド姫 『メリサンド姫:むてきの算数!』(E.ネズビット作/灰島かり訳/小峰書店) 誰もが知っている童話や物語のパロディを散りばめた、楽しい物語。低学年向けの良書が少ないなか、これは大人でも読み応えのある一冊でした。 |
林檎(WYN-2180) 3つの鍵の扉 わたしの心のなか 絵でわかる馬の本 プケコの日記 1位 3つの鍵の扉: ニコの素粒子をめぐる冒険 ソニア・フェルナンデス=ビダル 著/轟 志津香 訳/本田 亮 絵/晶文社/2013年11月 こういう本を訳してみたいです。 2位 わたしの心のなか シャロン・M.ドレイパー 作/横山 和江 訳/鈴木出版/2014年9月 繊細でとても美しい訳でした。翻訳書は日本の作家の作品に 勝てない気がしていたのですが、翻訳ならではの文章の味わい を再確認できた1冊。子ども達に外国の読み物の面白さをもっと もっと伝えたいです。 3位 絵でわかる馬の本 E.ボーモン、M.R.ピモン、P.ライニッヒ 著/かのう きよ 訳/WAVE出版/2014年2月 日本では子どもが乗馬を日常的にする習慣はあまりないかもしれないけど、 馬と触れ合うことにあこがれや興味を持つ子どもはいるのでは。うちの子も 馬は大好きです。 4位 プケコの日記 サリー・サットン 作/デイヴ・ガンソン 絵/大作 道子 訳/文研出版/2013年10月 |
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winter(WYN-2293) ぼくはめいたんてい プケコの日記 1位 「ぼくはめいたんてい」シリーズ『スウェーデンこくおうをすくえ!』 マージョリー・W・シャーマット作/マーク・シーモント絵/小宮由訳/大日本図書 2013.11 名探偵ネートが外国で起こった事件に挑みます。 2位 『プケコの日記』 サリー・サットン作/デイヴ・ガンソン絵/大作道子訳/文研出版 2013.10 ニュージーランドに生息する鳥、プケコの男の子の楽しい日常。擬人化された日記の中で、プケコの生態をうまく説明しています。 |
キジトラ(WYN-1060) ルーシー変奏曲 ゆうれい作家はおおいそがしシリーズ プケコの日記 1位『ルーシー変奏曲』 (サラ・ザール作、西本かおる訳、小学館、2014.2) 悩みながら成長していく少女のみずみずしさが魅力的。読書中、ずっとピアノの音が聞こえてくるようだった。 2位「ゆうれい作家はおおいそがし」シリーズ (ケイト・クライス文、M・サラ・クライス絵、宮坂宏美訳、ほるぷ出版) 『オンボロ屋敷へようこそ』2014.5 『ハカバのハロウィーン』2014.8 手紙や新聞記事でストーリーを語る形式もおもしろく、遊び心満載の愉快なゆうれい物語。純粋に楽しい気持ちにさせてくれる本は貴重。 3位『プケコの日記』 (サリー・サットン作、デイヴ・ガンソン絵、大作道子訳、文研出版、2013.10) ニュージーランドの鳥プケコの男の子の、いっしょうけんめいな毎日がすこしとぼけていてかわいい。 |
ロールちゃん(WYN-2286) ゆうれい作家はおおいそがしシリーズ サマーと幸運の小麦畑 1位「ゆうれい作家はおおいそがし」シリーズ (ケイト・クライス作、M・サラ・クライス絵、宮坂宏美訳、ほるぷ出版) 『オンボロ屋敷へようこそ』(2014.5)『ハカバのハロウィーン』(2014.8) 物語の構成がユニークかつ新鮮。なおかつ、登場人物名や店名など、名称に 言葉遊びが多用されており、終始楽しみながら読めるシリーズ。 2位『サマーと幸運の小麦畑』 (シンシア・カドハタ作、代田亜香子訳、作品社、2014.8) 小麦の収穫を手伝う旅に出かけたサマーが、周囲の人間関係に 一喜一憂しながらも懸命に日々を過ごす姿が印象的で、すがすがしい 読後感を味わえる。 |
ayo(WYN-1061) マッティのうそとほんとの物語 母さんが消えた夏 1位『マッティのうそとほんとの物語』 ザラー・ナオウラ作/森川弘子訳/岩波書店/2013.10 うそが一人歩きした気まずさを疑似体験して、ハラハラできる。フィンランド人の国民性を垣間見ることができる点もよかった。 2位『母さんが消えた夏』 キャロライン・アダーソン著/田中奈津子訳/講談社/2014.6 おばあさんの家を出てからの冒険がとても楽しかったです。おばあさんの複雑な思いと、それを感じ取ったお兄ちゃんとのかけひきも見所だと思う。 |
みちこ(WYN-1057) 希望の海へ 思い出のマーニー 14歳、ぼくらの疾走 ルーシー変奏曲 ゾウと旅した戦争の冬 1位『希望の海へ』 マイケル・モーパーゴ作/佐藤見果夢訳/評論社 2014.07 悲しい歴史を題材に、現実離れすることなく、スケールの大きな物語に仕上げているモーパーゴの筆力に感動しました。 2位『新訳 思い出のマーニー』 ジョーン・G・ロビンソン作/越前敏弥・ないとうふみこ訳/角川文庫 2014.07 後半の謎解きの部分を夢中で読みました。『トムは真夜中の庭で』を読んだときのような気持ちでさわやかに読了。 3位『14歳、ぼくらの疾走 マイクとチック』 ヴォルフガング・ヘルンドルフ作/木本栄訳/小峰書店 2013.10 最初は、こういうタイプの話は苦手だなあと思ったのだけれど、いつのまにか引きこまれ、独特の雰囲気に魅了されました。マイクとチック、2人とも、いいやつ! 4位『ルーシー変奏曲』 サラ・ザール作/西本かおる訳/小学館 2014.02 束縛されたくない、自由になりたいという10代の女の子の気持ちに共感しながら、次々とページをめくりました。 5位『ゾウと旅した戦争の冬』 マイケル・モーパーゴ作/杉田七重訳/徳間書店 2013.12 やっぱりモーパーゴ、すごい! 涙なしには読めない。 次点 『世界一幸せなゴリラ、イバン』 キャサリン・アップルゲイト作/岡田好惠訳/講談社 2014.07 毎年のことながら、順位をつけるのが難しかったです〜。 |
おちゃわん(WYN-1054) 真夜中の電話 魔使いシリーズ 1位『真夜中の電話』ロバート・ウェストール作 原田勝訳 2014.8 徳間書店 父親を戦地へ送り出した10代の少女、友達をバイク事故で失った20代のライダー、視力を失った老人。さまざまな年代の異なる境遇の主人公達が織り成す日常は秀逸。たっぷりと「物語」を味わえる短編集だった。 2位「魔使い」シリーズ 『魔使いの敵』ジョゼフ・ディレイニー作 田中亜希子訳 2014.8 東京創元社 自分の出自に抗いながら、人生を歩むアリス。心身ともに傷だらけだ。彼女は健気で、やせっぽちな体に包まれた強靭な意志の強さは並大抵ではない。作者はどんな結末を用意しているのかと最終巻が待ち遠しい。 |
●読み物部門● mamacho(WYN-2291) わたしの心のなか 書誌情報 『わたしの心のなか』(シャロン・M・トレイパー作/横山和江訳 /鈴木出版) 前向きで、でも美化しすぎないストーリーに力強さを感じました。 一部門、一作品のみの投票ですみません。 来年はもう少し前に出られるように(ツリーへの書き込みもできるように)、一年間読書を楽しみたいです。 (代理投票) |
ワラビ(wyn-1001) わたしの心のなか はじまりのとき 希望の海へ ルーシー変奏曲 思い出のマーニー 1位『わたしの心のなか』シャロン・M.ドレイパー 作/横山 和江 訳/鈴木出版/2014年9月 脳性まひで生まれた少女の心の内側が、あふれるように表現されている。新しい窓を開いてくれる、素晴らしい1冊。 2位『はじまりのとき』 タィン=ハ・ライ作 代田亜香子訳 鈴木出版 2014.06 ベトナムからの脱出、アラバマでの新しい生活。10歳の少女の体験がみずみずしく語られる。こちらも読者に新しい窓を開いてくれる貴重な1冊だと思う。 3位『希望の海へ』マイケル・モーパーゴ作/佐藤見果夢訳/評論社/2014.07 読ませます。イギリスからオーストラリアの奥地へ、シドニーの港へ、そして太平洋の海へと心が飛んでいき、しばらく戻ってこられなかった。 4位『ルーシー変奏曲』サラ・ザール作、西本かおる訳、小学館、2014.2 16歳のルーシーのもがく様子や気持ちがストレートに伝わってきた。ルーシーや弟のガスのように音楽の才能を持っていない読者でも共感できる、懐の広い作品にしあがっている。 5位『思い出のマーニー』(新訳)ジョーン・G・ロビンソン作 越前敏弥、ないとうふみこ訳 角川書店 2014.07 古めの作品かなと思って読み始めたら、(新訳のせいもあるのでしょうが)新しい! 原作1967年って、『クローディアの秘密』の原作と同じ年! なんか、じんときたよ、Bさん。 (番外) 『伝説の双子 ソフィー&ジョシュ』(「アルケミスト」シリーズ) シリーズ完結! 感慨深いです。 4部門終了。 今年はコメントもかけたし、ぎりぎり投票じゃないし、頑張りました。 ワラビ |
BUN(WYN-0003) わたしの心のなか 14歳、ぼくらの疾走 スティッチ あるアーティストの傷の記憶 ゆうれい作家はおおいそがしシリーズ 1位 『わたしの心のなか』 シャロン・M・ドレイパー作/横山和江 訳/鈴木出版/2014年9月19日 読み終えたとき、じーんと体がしびれた。冒頭の1節が、さらなるきらめきと密度を持って迫ってくる構成。訳もすばらしくて、終始メロディーの世界にひきこまれながら、喜んだり、どきどきしたり、くやしがったりして読み終えた。メロディーはもちろんだけど、両親がすてき。人間的な弱さもきちんと描かれているのがとても好き。表紙もすてき。小一時間語りたい。 2位 『14歳、ぼくらの疾走』 ヴォルフガング・ヘルンドルフ作/木本栄 訳/小峰書店/2013年10月24日 マイクとチック。14歳のふたりがアウトバーンを突っ走る。そうでもしないと突破できないほど、親や学校や社会にからめとられているから。でもちっともダークじゃなくて、どこか愛らしいすなおなふたり。14歳という年齢のきらめきと、純粋さと、危うさと、破壊力を余すところなく描いている。ママの断捨離も痛快だった。 3位 『スティッチ あるアーティストの傷の記憶』 デイビッド・スモール作/藤谷文子 訳/青土社/2013年11月22日 『リディアのガーデニング』の作者、デイビッド・スモールの子ども時代を描いたグラフィックノベル。あの温かな作風からはとても想像できないほどの過酷な少年時代を過ごしたのだと知って、ほんとうにびっくりした。「君のお母さんは君を愛していない」というせりふが、子どもを救うこともあるのだと知った。 4位 『オンボロ屋敷へようこそ (ゆうれい作家はおおいそがし)』 ケイト・クライス文/M・サラ・クライス絵/宮坂宏美 訳/ほるぷ出版/2014年5月15日 幽霊のオリーブさんと、スランプに陥った作家のムッツリー、そして幽霊屋敷にひとり置き去りにされていた少年シーモアが、だんだんと「疑似家族」になっていく様子が、書簡や新聞などの形でうま〜く描かれていておもしろい。本の苦手な子でもぐんぐん読めそう。登場人物の名前の訳も工夫されていて、特にシーモアの両親、ロック・ホープとデナシー・ホープには、声をあげて笑ってしまった。うまい、うますぎる。 4冊だけですが……。でも読めてよかった本ばかり。感謝。 ☆BUN(WYN-0003)☆ |
みーこ(WYN-1020) 浮いちゃってるよ、バーナビー! 新訳版 ハイジ マッティのうそとほんとの物語 真夜中の電話 透明人間になった男の子のはなし 1位 『浮いちゃってるよ、バーナビー!』 ジョン・ボイン著 オリヴァー・ジェファーズ画 代田亜香子訳 金原瑞人選/作品社/2013.10 最後、バーナビーの選択に、「えっ、これでいいの?」と、ちょっと固まってしまいました。でも、とても面白かった(^^) 2位 『新訳版 ハイジ1・2』 ヨハンナ・シュピーリ作 若松宣子訳/偕成社/2014.4 読んでいる間ずっと、私の頭の中にはアニメのハイジやクララが……(^^) 3位 『マッティのうそとほんとの物語』 ザラー・ナオウラ作 森川弘子訳/岩波書店/2013.10 小さなうそがどんどんおおごとになっていき、ドキドキしながら読みました。 4位 『真夜中の電話 ウェストール短編集』 ロバート・ウェストール作 原田勝訳/徳間書店2014.8 本のタイトルにもなっている『真夜中の電話』が一番怖かったです。 5位 透明人間になった男の子のはなし サリー・ガードナー作 三辺律子訳/小峰書店/2014.1 どんな目に遭ってもあきらめないサムが、すごいなあと思いました。それにしても、隣のおばさん、ひどすぎ。 |
SUGO(WYN-1012) メッセンジャー 緑の森の使者 路上のストライカー 夏の魔法 カンボジアの大地に生きて マッティのうそとほんとの物語 1位『メッセンジャー 緑の森の使者』 ロイス・ローリー作/島津やよい訳/新評論 いろいろと考えをめぐらせながら読ませる作品。最終巻 "SON" の邦訳が待ち遠しい! 2位『路上のストライカー』 マイケル・ウィリアムズ作/さくまゆみこ訳/岩波書店 少年が生死をかけた旅のなかでサッカーを心の支えにして苦難を乗り越えたことに、サッカーに興味のないわたしでも感動しました。 3位『夏の魔法 ペンダーウィックの四姉妹』 ジーン・バーズオール作/代田亜香子訳/小峰書店 児童書の王道を行く作品で、読後感のいい作品でした。装丁がとびぬけて美しいです。 4位『カンボジアの大地に生きて』 カンボジアを舞台にこれまで描かれてなかった題材がとりあげられており、すばらしい内容でした。 5位『マッティのうそとほんとの物語』 ザラー・ナオウラ作/森川弘子訳/岩波書店 ぬりかさねられていくマッティの「うそ」に、ドキドキしながら読みました。 |
MOMO(WYN-1013) マッティのうそとほんとの物語 路上のストライカー ルーシー変奏曲 1位『マッティのうそとほんとの物語』(ザラー・ナオウラ作/森川弘子訳/岩波書店) うそがうそを呼び、引っ込みがつかなくなっていくマッティに、最後までハラハラドキドキ。 2位『路上のストライカー』(マイケル・ウィリアムズ作/さくまゆみこ訳/岩波書店) 遠い国の出来事が現実のものとして目の前に突きつけられるような思いがした。過酷な環境に置かれている子どもたちについて深く考えさせられた作品。 3位『ルーシー変奏曲』(サラ・ザール作/西本かおる訳/小学館) 音楽と周囲の人々との関わりを通して、葛藤し、自分を見つめなおし、成長していくルーシーの姿に引き込まれ、一気に読了。 |
ちゃぴ(WYN-1026) ルーシー変奏曲 夏の魔法 路上のストライカー シャイローがきた夏 サマーと幸運の小麦畑 1位『ルーシー変奏曲』 サラ・ザール作 西本かおる訳 小学館 2014.02 周囲の期待に押しつぶされたルーシーが、自分をとりもどし、自分の人生を歩きはじめる過程が、家族や友人との関係、恋、音楽を通して、鮮やかに描かれる。音楽が無性に聞きたくなる。 2位『夏の魔法 ペンダーウィックの四姉妹』 ジーン・バーズオール作 代田亜香子 小峰書店 2014.06 現代版の若草物語。四姉妹が生き生きと書き分けられていて、姉妹とともに楽しい冒険の日々を体験できる。続編の翻訳を期待。 3位『路上のストライカー』 マイケル・ウィリアムズ作 さくまゆみこ訳 岩波書店 2013.12 難民となったジンバブエの少年ディオを主人公に、国を超えた人間の尊厳を問いかける。 4位『シャイローがきた夏』 フィリス・レイノルズ・ネイラー作 さくまゆみこ訳 あすなろ書房 犬への愛、犬を守るために嘘を重ねる苦しさ、家族への思いなど、主人公の気持ちがきめ細やかに描かれていて共感を呼ぶ。 5位『サマーと幸運の小麦畑』 シンシア・カドハタ作 代田亜香子訳 作品社 2014.08) 厳しい状況のなかの希望。行き違う人間関係のなかでふと触れる人のあたたかさ。作者の人間ヘの絶対的な信頼感を感じる物語。 |
からくっこ(WYN-1050) マッティのうそとほんとの物語 1位『マッティのうそとほんとの物語』 ザラー・ナオウラ作/森川弘子訳/岩波書店/2013.10 制御不能な方向へ転がっていく物語に、どうなるのーっ、と心拍数が上がり、読後は爽快な気分で、いい運動をしたような読書でした。それにしても、児童書で perseet olalle なんてフィンランド語に出くわすとはなあ(笑) |
くるり(WYN-0005) 14歳、ぼくらの疾走 ルーシー変奏曲 思い出のマーニー 路上のストライカー ゾウと旅した戦争の冬 1位『14歳、ぼくらの疾走 マイクとチック』 ヴォルフガング・ヘルンドルフ作/木本栄訳/小峰書店 2013.10 14歳の痛快な冒険物語だと思って読んだのに、切なく胸に刺さる話だった。でも、最高のバディものであり、ロードノベルでもある。答えを示すのではなく、出そうともがくなかで得られる大切なことが描かれている。 2位『ルーシー変奏曲』 サラ・ザール作/西本かおる訳/小学館 2014.02 周囲の期待と本当の自分とのギャップに苦しむなかで、大切なものを見つける主人公ルーシーの葛藤と成長が、リアルに胸に迫ってきた。家族との関係、友情、恋……いろいろな要素が詰まっていて、YA作品を読む醍醐味がある。 3位『新訳 思い出のマーニー』 ジョーン・G・ロビンソン作/越前敏弥・ないとうふみこ訳/角川文庫 2014.07 新訳のおかげで出会えたことに、心から感謝したい。冒頭から引き込まれ、アンナの感じる孤独に涙がこぼれたけれど、読み終えていろいろなことを思い返すと、最初に流した涙がまったく別の意味を持った。奥深い物語。 4位『路上のストライカー』 マイケル・ウィリアムズ作/さくまゆみこ訳/岩波書店 2013.12 今の時代、書かれなければならず、読まれなければならない話。「壮絶」という言葉が物語の形容ではなく、現実であることが悲しいけれど、その事実を知ることができてよかった。 5位『ゾウと旅した戦争の冬』 マイケル・モーパーゴ作/杉田七重訳/徳間書店 2013.12 戦争を題材にした話で、直接に悲劇を描かずに多くの意味を伝えられる物語の力に魅了された。 |
おとむとむ(WYN-2033) クララ先生、さようなら わたしの心のなか 希望の海へ おばあちゃんは大どろぼう?! 母さんが消えた夏 1位 『クララ先生、さようなら』 ラヘル・ファン コーイ作/石川素子訳/ 徳間書店 (2014.09) 2位 『わたしの心のなか』 シャロン・M. ドレイパー作/横山和江訳/鈴木出版 (2014.09) 3位 『希望の海へ』 マイケル モーパーゴ作/佐藤 見果夢訳/評論社(2014.08) 4位 『おばあちゃんは大どろぼう?!』 デイヴィッド ウォリアムズ作/三辺律子訳/小学館 (2013.12) 5位 『母さんが消えた夏』 キャロライン・アダーソン作/田中奈津子訳/講談社 (2014.06) (代理投票) |
shoko(WYN-1042) 14歳、ぼくらの疾走 ルーシー変奏曲 路上のストライカー わたしの心のなか 『14歳、ぼくらの疾走 マイクとチック』(ヴォルフガング・ヘルンドルフ作/木本栄訳 2013.10 1行目から「血とコーヒーの匂いがした」ときた。血まみれになった14歳の少年マイクが語った顛末にぐいっとひきこまれる。ガツンガツンと胸にくる1冊。 『ルーシー変奏曲』(サラ・ザール作/西本かおる訳/小学館 2014.02) 祖父や母親にしばられていた主人公が、自分自身や好きなこと、進む道を見つけていく成長物語。読みながら音楽が聞こえてくるような気がした。 『路上のストライカー』(マイケル・ウィリアムズ作/さくまゆみこ訳/岩波書店 2013.12) 南アフリカの作家による壮絶な物語。途中読む手が止まらなかった。 『わたしの心のなか』(シャロン・M・ドレイパー作/横山和江訳/鈴木出版) 脳性まひのメロディの心のなかがみずみずしく描かれている。ラストの部分が、ぐっときた。 |
コアラン(WYN−1053) モンキー・ウォーズ さよならのドライブ ルーシー変奏曲 1位『モンキー・ウォーズ』(リチャード・カルティ著/久保美代子訳/あすなろ書房) サルの世界を舞台にした、部族争いの話ですが、サルを人間に置きかえてみると、あれこれ考えさせられました。 2位 『さよならのドライブ』(ロディ・ドイル著/こだまともこ訳/フレーベル館) 死をあつかった話ながら、しみじみ心があたたかくなりました。 3位 『ルーシー変奏曲』(サラ・ザール著/西本かおる訳/小学館) 主人公ルーシーの気持ちがとても丁寧に描かれています。読後はさわやか。 |
モリー(WYN-1059) サマセット四姉妹の大冒険 はじまりのとき 希望の海へ 夏の魔法 真夜中の電話 1位『サマセット四姉妹の大冒険』 レズリー・M・M・ブルーム作 尾高薫訳 ほるぷ出版 2014.06 作中に物語が散りばめられ、物語の醍醐味を味わえた。児童書の可能性についても考えさせられた。 2位『はじまりのとき』 タィン=ハ・ライ作 代田亜香子訳 すずき出版 2014.06 ベトナム戦争で難民となった家族を描いた作品。主人公の率直な心情が胸に迫る。 3位『希望の海へ』 マイケル・モーパーゴ作 佐藤見果夢訳 評論社 2014.07 第二次世界大戦後の児童移民問題について、全く知らなかったので衝撃を受けた。 4位『夏の魔法 ペンダーウィックの四姉妹』 ジーン・バーズオール作 代田亜香子訳 小峰書店 2014.06 若草四姉妹のように個性のはっきりした主人公たちと一緒に、ひと夏の冒険を堪能した。 5位『真夜中の電話』 ロバート・ウェストール作 原田勝訳 徳間書店 2014.08 さまざまな視点、立場を味わいつくせる一冊。ぞわっとする話が多いのだけれど、そこがウェストールらしいのかも。 |
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モーモー(WYN−2271) 路上のストライカー マッティのうそとほんとの物語 シートン動物記 1位『路上のストライカー』(マイケル・ウィリアムズ作/さくまゆみこ訳/岩波書店) 辛くなる場面が多いですが、それだけに、苦難を乗り越えていく少年の姿に胸を打たれました。 2位『マッティのうそとほんとの物語』(ザラー・ナオウラ作/森川弘子訳/岩波書店) あー、そんなウソをついたら大変なことに……ハラハラしどおしで楽しいお話。 3位「シートン動物記」『サンドヒルの雄ジカほか』(シートン作/越前敏弥訳/角川書店/2013年10月) 「シートン動物記」新訳の2冊目です。「スプリングフィールドのキツネ」で、キツネのお母さんが最後に下した決断が深く心に残りました。(もし今年の対象にならないなら、はずしてください。すみません。) |
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muzu(WYN-1056) ルーシー変奏曲 真夜中の電話 ゾウと旅した戦争の冬 1位 『ルーシー変奏曲』 サラ・ザール作 西本かおる訳 小学館、2011年12月 小学館SUPER!YAの音楽小説シリーズはハズレがありません。 2位 『真夜中の電話』 ロバート・ウェストール作 原田勝訳 徳間書店、2014年8月 3位 『ゾウと旅した戦争の冬』 マイケル・モーパーゴ作 杉田七重訳 徳間書店、2013年12月 なかなか新刊を読む機会を作れず、今回は娘のところに祖母が送ってくれた本(←毎月一冊新刊が届きます)ばかりです。いつも娘が読むのを待ち切れず、こっそり先に読んでしまう母でした。 |
ゆま(WYN-1032) 夏の魔法 ふたりは世界一! 戦場のオレンジ 1位 夏の魔法 ペンダーウィックの四姉妹 ジーン・バーズオール作 代田亜香子訳 小峰書店 2014.06 どこか懐かしい児童文学を読んでいる気分になれた。4姉妹の夏の体験がすてきに思え、読後感もさわやか。続きが知りたいので、続編の邦訳も出てほしい。 2位 ふたりは世界一! アンドレス・バルバ作 宇野和美訳 偕成社 2014.04 奇想天外だけど、楽しい物語。読みながら、主人公たちの冒険を応援していた。 3位 戦場のオレンジ エリザベス・レアード作 石谷尚子訳 評論社 2014.04 戦地で生きる子がいるという、つらい現実もあることを教えてくれた。 |
あんこ(WYN-2048) トラッシュ ゾウと旅した戦争の冬 1位『トラッシュ』アンディ・ムリガン著/高橋結花訳/角川MF文庫) フィリピンの貧しい子どもたちの生活をリアルに描いた名著の邦訳。息もつかせぬ展開とサスペンス感。 2位『ゾウと旅した戦争の冬』マイケル・モーパーゴ作/杉田七重訳/徳間書店 2013.12 戦争をあらゆる立場の人の視点から描く作者に敬意を表す。 |