Page 72 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼▼2013オールタイム部門▲ 管理人 13/10/31(木) 9:43 ┣Re:▼2013オールタイム部門▲(キジトラ) やまねこ会員 13/11/5(火) 11:06 ┣Re:▼2013オールタイム部門▲(hanemi) やまねこ会員 13/11/5(火) 15:11 ┣Re:▼2013オールタイム部門▲(みちこ) やまねこ会員 13/11/5(火) 16:50 ┣Re:▼2013オールタイム部門▲(SUGO) やまねこ会員 13/11/7(木) 17:23 ┣Re:▼2013オールタイム部門▲(ナウシカ) やまねこ会員 13/11/7(木) 22:41 ┣Re:▼2013オールタイム部門▲(shoko) やまねこ会員 13/11/14(木) 15:08 ┣Re:▼2013オールタイム部門▲ くるり やまねこ会員 13/11/15(金) 13:11 ┣Re:▼2013オールタイム部門▲(からくっこ) やまねこ会員 13/11/16(土) 1:48 ┣Re:▼2013オールタイム部門▲(ゆま) やまねこ会員 13/11/17(日) 10:53 ┣Re:▼2013オールタイム部門▲(おちゃわん) やまねこ会員 13/11/17(日) 11:14 ┣Re:▼2013オールタイム部門▲(ちゃぴ) やまねこ会員 13/11/17(日) 20:47 ┣Re:▼2013オールタイム部門▲(BUN) やまねこ会員 13/11/17(日) 21:10 ┣Re:▼2013オールタイム部門▲(Chicoco) やまねこ会員 13/11/17(日) 21:19 ┣Re:▼2013オールタイム部門▲(コアラン) やまねこ会員 13/11/17(日) 22:54 ┣Re:▼2013オールタイム部門▲(あんこ) やまねこ会員 13/11/17(日) 23:57 ┣Re:▼2013オールタイム部門▲(ワラビ) やまねこ会員 13/11/18(月) 0:51 ┃ ┗(=^_^=) やまねこ会員 13/11/18(月) 0:53 ┗Re:▼2013オールタイム部門▲(winter) やまねこ会員 13/11/19(火) 9:12 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ▼2013オールタイム部門▲ ■名前 : 管理人 ■日付 : 13/10/31(木) 9:43 -------------------------------------------------------------------------
投票開始は、11月1日(金)午前0時です。 -------------------------------------------------- こちらは▼オールタイム部門▲です。 オールタイム部門の投票は、この発言に返信する形でお願いします。 題名の後ろにハンドルを、 → Re:▼2013オールタイム部門▲(しろねこ) 内容の最初に、ハンドルと会員番号をお忘れなく。 投票フォーム ▼オールタイム部門▲ -------------------------------------------------- ハンドル(WYN-****) <前半:タイトルまたはシリーズ名のみ> (順位は不要です。タイトル、またはシリーズ名のみ書き出してください。 エクセル処理のため、『 』や副題は書かないでください。 シリーズものは、1つにまとめて、投票してください。 シリーズものに投票される場合は、わかる範囲でシリーズ名で投票してください。 5冊全部書かなくてもかまいません) タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ <後半:書誌情報とコメント> (『タイトル』・書誌情報・コメントをお願いします。 原書部門とオールタイム部門については、順位は不要です。) シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) ・コメントの分量は最大3行(120字)までとします。ネタバレしないようご注意ください。 3行に収まらない熱い思いは、読書室掲示板にて語り合いましょう! -------------------------------------------------- 管理人 |
キジトラ(WYN-1060) えのはなし ニニのゆめのたび ダーウィンと出会った夏 ベラスケスの十字の謎 ギヴァー・シリーズ 『えのはなし』ポール・コックス作、ふしみみさを訳、青山出版社、2008.1 思わず力が抜けてしまうナンセンスさが秀逸。どのページも味があり、何度読んでも笑ってしまう。 『ニニのゆめのたび』アニタ・ローベル作、まつかわまゆみ訳、評論社、2012.5 猫好きの私にはたまらない、心くすぐるイラストの数々……。ロマンチックなタイトルに似合わない、ふてぶてしい表情もス・テ・キ☆ 『ダーウィンと出会った夏』ジャクリーン・ケリー作、斎藤倫子訳、ほるぷ出版、2011.7 「進化論」が賛否両論を巻き起こしていた19世紀末。祖父の導きで科学に夢中となった少女の日常がみずみずしいタッチで描かれる。女の子として期待される役割と、自分の夢とのはざまで葛藤する主人公に共感。 『ベラスケスの十字の謎』エリアセル・カンシーノ作、宇野和美訳、徳間書店、2006.5 ベラスケスの名画をめぐる宮廷ミステリー。引き込まれ、一気に読み終えた。 ギヴァー・シリーズ『ギヴァー 記憶を注ぐ者』ロイス ローリー作、島津やよい訳、新評論、2010.1 今回、新訳で初めて読んだ。安心安全に管理されたコミュニティー。その代償の大きさに気づいたとき……。主人公が未来にかける強い想いに心を打たれた。未訳の続編も気になる。 絵本2作、読み物3作です。あー、おもしろかった〜 |
hanemi(WYN-0036) 秘密の花園 木いちごの島をとりかえせ トラのじゅうたんになりたかったトラ 『秘密の花園』〈上・下〉(フランシス・ホジソン・バーネット作/シャーリー・ヒューズ挿絵/山内玲子訳/岩波書店) たぶん、子どものころに読んでいないはず。子どもたちが走り込みや筋トレをすると聞いて、興味本位に手に取ったら、面白くてやめられなくなった。動植物の描写が見事。短編集『白い人びと』を先に読んでいたので、この作品はバーネットの集大成だったのかな、という気がした。 『木いちごの島をとりかえせ』(キャサリン・セフトン作/バレリー・リトルウッド挿絵/鈴木孝志訳/岩波書店) 舞台は北アイルランドの海辺の小さな村。村の子どもたちとベルファーストから来た子どもたちはなぜ反目しあうのか。主人公ノーラの父親が出稼ぎに行き、17歳のブレンダンが就職できないのはなぜか。理解するには背景知識が必要。品切れ・重版未定なのが惜しい作品。原書は1983年刊。カーネギー賞候補作。 『トラのじゅうたんになりたかったトラ』(ジェラルド・ローズ文・絵/ふしみみさを訳/岩波書店) なさけないトラが何とも魅力的。トリ好きとしては、トラに寄り添うハトのカップルや、絵本のあちこちにいるトリたちに和む。 偶然ですが、3冊とも岩波書店の本です。 『秘密の花園』は新・旧あちこちから出ていますが、シャーリー・ヒューズが挿絵を描いている、この岩波文庫版がおすすめ。原書のKindle版も入手したので(Freeで手に入ります)、来年は原書部門に投票しようかな(笑)。 |
みちこ(WYN-1057) ジュディ・モードとなかまたち シリーズ わたしの世界一ひどいパパ ほか二編 サースキの笛がきこえる 特急キト号 ゆきのひのおくりもの 「ジュディ・モードとなかまたちシリーズ」『ジュディ・モードの独立宣言』 メーガン・マクドナルド作 ピーター・レイノルズ絵 宮坂宏美訳 小峰書店 2007年 いまさらながらこのシリーズにはまってしまいました。中でもこの第6巻は、楽しい上に独立戦争のこともよくわかり、夢中で読みました。ダジャレの応酬も、楽しすぎる! 『わたしの世界一ひどいパパ ほか二編』 クリス・ドネール作 アレックス・サンデール画 堀内紅子訳 福音館書店 2010年 ほんとうにひどいパパの話。こんな話、今まで読んだことがない! 独特の味わいでした。 『サースキの笛がきこえる』 エロイーズ・マッグロウ作 斎藤倫子訳 偕成社 2012年6月 妖精と人間、どちらの世界にも属せず孤立するサースキだけれど、愛されてもいたのだと思い、いい読後感でした。 『特急キト号』 ルドウィッヒ・ベーメルマンス作 ふしみみさを訳 PHP研究所 2006年 オーストリア生まれの作者がエクアドルを舞台に描いた絵本。素朴な温かさが好きです。 『ゆきのひのおくりもの』 ポール・フランソワ文 ゲルダ・ミューラー絵 ふしみみさを訳 パロル舎 2003年 フランスの「ペール・カストール」シリーズの1冊。ほかにもいいものがあったけれど、冬が好きなのでこの作品に投票します。おはなしも絵もとてもかわいい。 |
SUGO WYN-1012 スピリットベアにふれた島 魔法の泉への道 『スピリットベアにふれた島』ベン・マイケルセン作、原田勝訳、鈴木出版、2010.9 ハードそうで敬遠していたけれど(そして確かにハードだったけれど)、もっと早くに読んでおけばよかったと後悔するほどすばらしい作品でした。特に原田さんの訳がすばらしい! 続編の”Ghost of Spirit Bear”、邦訳が出ますように。 『魔法の泉への道』リンダ・スー・パーク作、金利光訳、あすなろ書房、2011.11 短めのお話ですが、実際に起きた出来事をベースにしていると知り、さらに感動。南スーダンのことを少しでも知ることができ、よかったです。 |
ナウシカ(WYN-2165) 肩胛骨は翼のなごり 『肩胛骨は翼のなごり』デイヴィッド・アーモンド著、山田順子訳、東京創元社、2000.09 遅ればせながら、読みました。浮浪者のような天使像は、あまりにも衝撃的! (代理投票) |
shoko(WYN-1042) 戦火の馬 教会ねずみシリーズ つぼつくりのデイヴ リアル・ファッション ダーウィンと出会った夏 『戦火の馬』マイケル・モーパーゴ作 佐藤見果夢訳(評論社)2012.1 昨年の読み物部門5位の作品。投票後読んで、あー、期間内に読むべきだったと後悔。ラストの部分では、思わず涙が出た。 『教会ねずみとのんきなねこのわるものたいじ』 グレアム・オークリー作・絵 三原泉訳(徳間書店)2012.2 とても気に入っているシリーズの3冊目。ねずみのアーサーたちは、どぶねずみたちに、すみかである教会を占領されてしまい……。ねずみたちのアイデアが楽しく、キャラクターたちの表情がつぼだった。 『つぼつくりのデイヴ』レイバン・キャリック・ヒル文 ブライアン・コリアー絵 さくまゆみこ訳(光村教育図書)2012.1 好みのイラストではないのに、力のある絵にぐっと惹かれた。何気なく読んだ絵本だが、このデイヴが実在の人物だということに衝撃を受けた。巻末についていたデイヴの人生の部分まで興味深く読めた。 『リアル・ファッション』ソフィア・ベネット作 西本かおる訳(小学館)2012.4 タイトルからファッションの話かと思えば、アフリカの難民問題がうまく絡めてあって楽しく読める、いかにもYAらしいYA作品。 『ダーウィンと出会った夏』ジャクリーン・ケリー作 斎藤倫子訳(ほるぷ出版)2011.7 まだ女性が社会進出をしていなかった時代に、科学に興味を持ち、祖父といっしょにある発見をする少女キャルパーニアの成長を描いた物語。読後すがすがしい気持ちになれる。 |
くるり WYN-0005 怪物はささやく サラスの旅 サティン入江のなぞ 少年弁護士セオの事件簿シリーズ 1位 『怪物はささやく』 パトリック・ネス作、シヴォーン・ダウド原案、ジム・ケイ絵、池田真紀子訳、あすなろ書房、2011.11 悲しく、美しい物語。これをきっかけに、ネスにはまる。おかげで2013年はネスばっかりの1年になってしまった。 2位 『サラスの旅』 シヴォーン・ダウド作、尾高薫訳、ゴブリン書房、2012.7 辛いテーマではあるが、女の子が主人公のロードノベルとしてとてもよくできている。サラスをはじめ、登場人物の描き方がとても秀逸。どこにもひとつも「紋切り型」がない。その徹底したリアリズムの中でサラスが救われるからこそ、最後の感動もひとしお。 3位 『サティン入江のなぞ』 フィリパ・ピアス作、高杉一郎訳、岩波書店、1986.7 非常に奥深く陰影のある物語を、あくまでも児童文学に仕立て上げるピアスさんの凄腕に、あらためて感銘を受けた。積読10年、もっと早くに読んでおくべきだった。 4位 『少年弁護士セオの事件簿1―なぞの目撃者』 ジョン・グリシャム作、石崎洋司訳、岩崎書店、2011.9 大御所は、子ども相手でも決して手を抜かない。本格的法廷小説でありながら、しっかり児童書。文句なしに楽しめて、勉強にもなる。 ************************: とっても久しぶりの投票です。 内容以前に、書式が合っているかが心配(^^; くるり@WYN-0005 |
からくっこ(WYN-1050) きみに出会うとき 『きみに出会うとき』レベッカ・ステッド作/ないとうふみこ訳/東京創元社/2011 一見ばらばらだったパズルのピースが一気に組み合わさっていくクライマックスが圧巻。読後感がとてもさわやかで、つくづく人生っていいものだなあと思った。今年のガーディアン賞を取った作者の新作も読みたい。日本語で! |
ゆま(WYN-1032) サースキの笛がきこえる サースキの笛がきこえる エロイーズ・マッグロウ作 斎藤倫子訳 偕成社 2012.06 娘と同時に読みました。妖精と人間の両方の血を引き、人間の世界で孤立するサースキの寂しさに、娘は特に共感。サースキの選んだ道の先に幸せがあるようにと願わずにいられませんでした。 |
おちゃわん(WYN-1054) イルカの家 年とったばあやのお話かご ダイドーの冒険シリーズ 『イルカの家』 ローズマリー・サトクリフ作 乾侑美子訳 評論社 2004.12 故郷を離れロンドンで暮らすことになった彼女の孤独と寂しさがいやされていく様子が、自然と風景と年中行事をとおして描かれる。サトクリフの温かなまなざしがとてもいい。 『年とったばあやのお話かご』 エリナー・ファージョン作 石井桃子訳 岩波書店 1970.7 ファージョンはやっぱりおもしろい! 何気ないのに、おもしろくて最後まで読んでしまう! 「ダイドーの冒険」シリーズ ジョーン・エイキン作 こだまともこ訳 冨山房 ダイドー・トワイトは行儀が悪く、いじわるだったが、賢く勇気がある逞しい少女になっていく。まるで少年のような女の子が縦横無尽に活躍する冒険物語。 |
ちゃぴ(WYN-1026) サースキの笛がきこえる 戦火の馬 時間のない国でシリーズ きらきら ジョン万次郎 『サースキの笛がきこえる』 エロイーズ・マッグロウ作 斎藤倫子訳 偕成社 2012.6 「妖精の取り替え子」サースキから、疎外感、認められない悲しみ、そのまま愛される素晴らしさを感じる。 『戦火の馬』 マイケル・モーパーゴ作 佐藤見果夢訳(評論社)2012.1 敵、味方両軍のもとで働いた馬の目を通して、戦争の無意味さがしっかり伝わってくる。 「時間のない国で」シリーズ 『時間のない国で(上・下)』『プーカと最後の大王』『世界の終わりと妖精の馬(上・下)』 ケイト・トンプソン作 渡辺庸子訳 東京創元社 アイルランドを舞台に、妖精、取り替え子、音楽、宗教、環境危機をとりいてれて、巡り巡るラストが見事!! 『きらきら』 シンシア・カドハタ作 代田亜香子訳 白水社 2004.10 辛苦が続くなかの親切、家族の支え合う気持ちが心にしみる。 『ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂』 マーギー・プロイス作 金原瑞人訳 集英社 2012.6 波瀾万丈の11年半を万次郎の視線でみずみずしく語り、彼の気持ちを丁寧に描き出す。 |
BUN(WYN-0003) ベーグル・チームの作戦 13歳の沈黙 クローディアの秘密 サティン入江のなぞ エーミルと小さなイーダ ベーグル・チームの作戦 E.L.カニグズバーグ作/松永 ふみ子訳/岩波書店 カニグズバーグさんが亡くなって、いくつか記事を書かせていただきました。こちらは翻訳ミステリー大賞シンジケートに。あらためて読みかえしてやっぱり面白かった。 http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20130712/1373586073 13歳の沈黙 E.L.カニグズバーグ/小島 希里訳/岩波書店/2001年11月05日 原著が出てすぐに読んだので、邦訳は初めて。いろいろ言われることの多い小島訳だったけど、ちゃんと楽しめた。子どもにとっての秘密の大切さをずっと書いてきた著者が、初めて13歳という思春期の子どもにおける秘密の危険を描いた作品。読みごたえがある。 クローディアの秘密 E.L.カニグズバーグ作/松永 ふみ子訳/岩波書店 よごれるのがきらい、お風呂に入れないのがきらいなクローディアが冒険の主人公というところがそもそも革新的(笑)。いろいろな意味で、やっぱり代表作だし出発点だなあとあらためて感じます。 サティン入江のなぞ フィリパ・ピアス作/高杉 一郎訳/岩波書店/1986/7/16 20年ほど前に、当時滞在していたニュージャージー州の図書館で借りて夜中にひとりでぼろぼろ泣きながら読んだ作品。ピアスのなかでは比較的目立たない作品だけれど、まぎれもない傑作なので、こちらも邦訳で読みかえしてレビューを書かせてもらいました。 http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20130412/1365722599 エーミルと小さなイーダ アストリッド・リンドグレーン作/さんぺい けいこ訳/岩波書店/1994年01月25日 読書探偵作文コンクールで読まれた作品。リンドグレーンファンのわたしだけど、大人になってから出版されたもので、読みのがしていた。小品だけど、あちこちで声をあげて笑ってしまう、ほんとうにリンドグレーンらしい傑作。破天荒なエーミールだけでなく、おりこうでいたずらのできないイーダのことも愛情を込めて描いているのがいい。ピッピに対するトミーとアンニカの関係を思わせる。 こうやってふりかえってみると、カニグズバーグ、ピアス、リンドグレーンとい う「わたしの御三家」を再読した年だったということがわかります。いろいろす ぐに忘れてしまうので、やまねこ賞やレビューで書き留めるのって貴重。 ☆BUN(WYN-0003)☆ (代理投票) |
Chicoco(WYN-0007) ベートーヴェンの真実 イクバルと仲間たち キュッパのはくぶつかん 少年弁護士セオの事件簿シリーズ トラのじゅうたんになりたかったトラ ベートーヴェンの真実(リディア・ニブリー、ラッセル・マーティン著/児玉敦子訳/PHP研究所) イクバルと仲間たち 児童労働にたちむかった人々(スーザン・クークリン著/長野徹、赤塚きょう子訳/小峰書店) キュッパのはくぶつかん(オーシル・カンスタ・ヨンセン著/ひだにれいこ訳/福音館書店) 少年弁護士セオの事件簿1 なその目撃者(ジョン・グリシャム著/石崎洋司訳/岩浬馘后ヒ トラのじゅうたんになりたかったトラ(ジェラルド・ローズ著/ふしみみさお訳/岩波書店) (代理投票) |
コアラン(WYN−1053) ザ・ダークホース メイク・ビリーブ・ゲーム 殺人者の涙 ねじれた夏 『ザ・ダークホース』 マーカス・セジウィック作/唐沢則幸訳/理論社 セジウィックらしいダークで不思議な魅力に満ちた物語。 『メイク・ビリーブ・ゲーム』 リアノン・ラシター作/乾 侑美子訳/小学館 怖いです、これは。 『殺人者の涙』 アン=ロール・ボントゥ作/伏見操訳/小峰書店 『ねじれた夏』 ウィロ・デイビス・ロバーツ作/笹野洋子訳/講談社 |
あんこ(WYN-1048) ミンティたちの森のかくれ家 なつのゆきだるま サンタをのせたクリスマス電車 モーツァルトはおことわり 火を喰う者たち 『ミンティたちの森のかくれ家』 キャロル・ライリー・ブリンク作 谷口由美子訳 文渓堂(2011) 大恐慌時代のアメリカが舞台。最初からひきこまれて、おもしろくて止まらなくなった。ちょっと古風で、ストーリーに甘さもあるが、こういう児童文学が好き。登場人物がそれぞれしっかり描かれている。 『なつのゆきだるま』 G・ジオン文 M.B.グレアム絵 ふしみみさを訳 岩波書店(2003) 原作は1955年。古き良きアメリカ的で、大好きな本。こんな名著を発掘したことが素晴らしい。 『サンタをのせたクリスマス電車』 ロルフ・クレンツァー作 ジタ・ユッカ―絵 ウィルヘルム・きくえ訳 太平社(1991) とても可愛らしくて、きれいな絵本。クリスマスのころに読みたい。 『モーツァルトはおことわり』 マイケル・モーパーゴ作 マイケル・フォアマン絵 さくまゆみこ訳 岩崎書店(2010) 小型絵本の体裁ながら、こんなに深い世界が描けるとは。大人たちが、子どもであるパオロに真摯な態度で接するところがいい。「秘密とは嘘のこと」とは真実味のある言葉。 『火を喰う者たち』 デイヴィッド・アーモンド著 金原瑞人訳 河出書房新社(2005) アーモンド作品は、我々の心の中にある子ども時代の記憶を呼び起こしてくれる。家族や友を想う気持ちが、切なく胸に迫った。 |
ワラビ(wyn-1001) 肩胛骨は翼のなごり ウィッシュ ツリーハウス 『肩胛骨は翼のなごり』デイヴィッド・アーモンド作、山田順子訳、東京創元社、2000.09 (再読) 『ウィッシュ 願いをかなえよう!』 フェリーチェ・アリーナ作 横山和江訳 講談社 2011.08 『ツリーハウス』(文字なし絵本) ロナルド・トルマン、マライヤ・トルマン作 西村書店 2012.06 |
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winter(WYN-2293) としょかんライオン すてきな三にんぐみ ダンデライオン としょかんライオン (ミシェル・ヌードセン 作 /ケビン・ホークス 絵 /福本裕美子 訳 /岩崎書店/2007.4) すてきな三にんぐみ (トミー・アンゲラー 作/今江祥智 訳/偕成社/1969.12) ダンデライオン (ドン・フリーマン 作/アーサー・ビナード 訳/福音館書店/2005.2) (代理投票) |