Page 54 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼◆2011原書部門◆ 管理人 11/10/31(月) 9:33 ┣Re:◆2011原書部門◆(キジトラ) やまねこ会員 11/11/10(木) 23:39 ┣Re:◆2011原書部門◆(hanemi) やまねこ会員 11/11/12(土) 14:42 ┣Re:◆2011原書部門◆(コアラン) やまねこ会員 11/11/12(土) 22:32 ┣Re:◆2011原書部門◆(みちこ) やまねこ会員 11/11/13(日) 14:02 ┣Re:◆2011原書部門◆(asayaka) やまねこ会員 11/11/13(日) 18:33 ┣Re:◆2011原書部門◆(ワラビ) やまねこ会員 11/11/14(月) 16:14 ┣Re:◆2011原書部門◆(おちゃわん) やまねこ会員 11/11/14(月) 19:37 ┣Re:◆2011原書部門◆(MOMO) やまねこ会員 11/11/14(月) 20:54 ┗Re:◆2011原書部門◆(はるはな) やまねこ会員 11/11/15(火) 22:17 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ◆2011原書部門◆ ■名前 : 管理人 ■日付 : 11/10/31(月) 9:33 -------------------------------------------------------------------------
投票開始は、11月1日です。 日付が変わったら、投票していただいてかまいません。 -------------------------------------------------- こちらは◆原書部門◆です。 原書部門の投票は、この発言に返信する形でお願いします。 題名の後ろにハンドルを、 → Re:◆2011原書部門◆(しろねこ) 内容の最初に、ハンドルと会員番号をお忘れなく。 投票フォーム ◆原書部門◆ -------------------------------------------------------- ハンドル(WYN-****) <前半:タイトルまたはシリーズ名のみ> (順位は不要です。タイトル、またはシリーズ名のみ書き出してください。 エクセル処理のため、『 』や副題は書かないでください。 シリーズものは、1つにまとめて、投票してください。 シリーズものに投票される場合は、わかる範囲でシリーズ名で投票してください。 5冊全部書かなくてもかまいません。) タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ <後半:書誌情報とコメント> (『タイトル』・書誌情報・コメントをお願いします。 原書部門とオールタイム部門については、順位は不要です。) シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) -------------------------------------------------------- 管理人 |
キジトラ(WYN-2259) Fudge series Anne of Green Gables The Books of Elsewhere Spy Dog series The Ice Bear Fudge series by Judy Blume "Tales of a Fourth Grade Nothing"(1972) "Fudge-a-Mania"(1990) "Double Fudge"(2002) 5冊シリーズのうち、未邦訳の3作品を読み切りました。やさしいお兄ちゃんと困った弟(と妹)の日常がとにかくおもしろい。 "Anne of Green Gables" by L.M.Montgomery, 1908(『赤毛のアン』) 名シーンの数々にほほ笑み、アンやマリラの心情描写にうなずき、美しい風景描写にうっとり。読みごたえたっぷりでした! The Books of Elsewhere by Jacqueline West 1作目の"The Shadows"(2010)を読みました。静かな笑いをちりばめた、上質な(血みどろではない)ホラーファンタジーです。挿絵もコワかわいい。 Spy Dog series by Andrew Cope 5作目の"Rocket Rider"(2009)で、主人公のスパイ犬の懸命な姿に思わず涙し(コメディなのに!)、自分でもびっくりしました。英語で読んであげると眠りに誘われるようで、息子のお昼寝前の本として活用しています(笑)。 "The Ice Bear" by Jackie Morris, 2010 「いたばし国際絵本翻訳大賞」の課題本。子どもを思う親(しろくま&人間)の気持ちが切ないです。 |
hanemi(WYN-0036) Me . . . Jane My First Classical Music Book Ascolta il mio cuore Due scimmie in cucina "Me . . . Jane" by Patrick McDonnell 5月、職場近くの洋書専門店でデザインにひとめぼれして、即買いました。 今年の4月に出たばかりだというのに、9月には邦訳が出て、びっくり。 "My First Classical Music Book" by Genevieve Helsby, ill. by Jason Chapman CD付き絵本。出張でロンドンへ行った義父が、吹奏楽部でホルンを吹いている次女にくれた本ですが、もっぱらわたしが楽しんでいます。ホルンを吹くヘビがキュート。でも、キーはどうやって押さえるのだろう? "Ascolta il mio cuore" by Bianca Pitzorno 長らく積読状態だったのを一念発起して手に取ってみたら、あまりにも面白くて、読みながら、心に残る台詞や場面に付箋をぺたぺた貼りました。こんなにも付箋を貼ったのは、『きのう、何食べた?』と『下町ロケット』以来かな。どちらもわりと最近ですが(笑)。前者は単に作りたい料理のページに付箋を貼っただけですが。 それにしても、イタリアの小学生はこんなに分厚くて字の小さな本を読むのか……。 "Due scimmie in cucina" by Giovanna Zoboli, ill. by Guido Scarabottolo この夏、紀伊国屋書店でやっていたイタリア書籍フェアみたいなもので購入。5年くらい前のイタリア・アンデルセン賞受賞作。 以上、順不同です。 今回絵本部門5冊、オールタイム部門5冊中3冊、原書部門4冊中3冊、絵本に投票しました。 最近、ポスターやちらし、プログラム等を作る機会が多いせいか、本の中身よりもまず、装丁に目がいってしまいます。 hanemi |
コアラン(WYN-1053) Unhooking the Moon The Devil’s Arthmetic Please Ignore Vera Dietz Listen! Wake series “Unhooking the Moon” by Gregory Hughes(2010) メルマガでも紹介された、兄と妹の冒険物語です。妹のラットがとっても魅力的。ほろ苦いラストに泣けました。 “The Devil’s Arthmetic” by Jane Yolen (2004) アメリカに住む少女が1942年のポーランドにタイムトラベルしてしまう話です。ホロコーストの話を現代の少女と絡めて描いているところが新鮮でした。 “Please Ignore Vera Dietz” by A.S.King (2010) いろいろな困難を抱える高校生ヴェラの日々が、ミステリー仕立てで、ときにユーモアも交えて描かれています。プリンツ賞オナー作品。 “Listen!” by Stephanie S. Tolan (2008) 孤独を感じていた少女が、野生の犬と出会い、どうにか懐かせようと奮闘するひと夏の物語。周囲に心を開いて耳を傾けることの大切さを感じさせられる本です。 Wake series By Lisa McMann “Wake” “Fade” “Gone” 他人の夢のなかに入り込むことができる少女が主人公の三部作です。スリルとロマンスに満ちたダークなファンタジー。 |
みちこ(WYN-1057) Kakapo Rescue Hill and Hole Ria the Reckless Wrybill Stories from our Night Sky "Kakapo Rescue: Saving the World's Strangest Parrot" text by Sy Montgomery, photographs by Nic Bishop, Houghton Mifflin Books for Children(U.S) ニュージーランド固有のへんてこなオウム、カカポの保護活動をレポートしたノンフィクション。読みごたえがあり、美しい写真の数々も楽しめました。 "Hill and Hole" text by Kyle Mewburn, illustrations by Vasanti Unka, Puffin Books NZ 仲良しの丘くんと穴くんが、相手のことがうらやましくなって、入れ替わってみたけれど……。クスッと笑えるユーモアが魅力の絵本です。 "Ria the Reckless Wrybill" text by Jane Buxton, illustrations by Jenny Cooper, Puffin Books NZ ニュージーランドの鳥ハシマガリチドリをモチーフにした絵本。おてんばチドリがかわいい。 "Stories from our Night Sky" text by Melanie Drewery, illustrations by Jenny Cooper, Puffin Books NZ 64ページの絵本。おじいちゃんが孫娘に語る、星や夜にまつわるマオリのお話。あったかくって、しみじみしました。 --------------- 今年もニュージーランド関係ばかり読んでいました。 |
asayaka(WYN-1058) Mockingbird The Unfinished Angel Ninth Ward Big Bear Little Brother Leon and the Place Between "Mockingbird" (2010) by Kathryn Erskine(未訳読み物) アスペルガー症候群の少女の視点から綴られた物語。彼女のひたむきな姿が次第に周囲の人々の心を動かしていく様子に胸が熱くなりました。 "The Unfinished Angel" (2009) by Sharon Creech(未訳読み物) カ・グ賞候補作を読もう会で出会った作品。天使と人間の少女のやりとりが楽しい、心温まる物語です。 "Ninth Ward" (2010) by Jewell Parker Rhodes(未訳読み物) ハリケーンに襲われたニューオーリンズが舞台。試練に見舞われながらも、強く愛情深く成長していく主人公の少女が魅力的です。 "Big Bear Little Brother" (2009) text by Carl Norac, illustrated by Kristin Oftedal(未訳絵本) 絵本の舞台は冷たい雪と氷の世界ですが、男の子とシロクマのすてきな交流が心をぽかぽかにしてくれます。 "Leon and the Place Between" (2008) text by Angela McAllister, illustrated by Grahame Baker-Smith(未訳絵本) 昨年のやまねこ賞で出会った作品。サーカステントの中の幻想的な空間を目の前で見ているような気持ちになりました。 |
ワラビ(wyn-1001) April Underhill, Tooth Fairy Me and You Monster of Men Mirror Gemici Dedem "April Underhill, Tooth Fairy" by Bob Graham(未訳) 歯の妖精というテーマと妖精の家の中の素敵な描写に、とりこになった。 "Me and You" (2009) by Anthony Browne(未訳) 「3びきのくま」の世界を、アンソニー・ブラウンらしい不思議な世界に再構築している。 "Monster of Men" by Patrick Ness(未訳) 壮大な3部作の3作目。3部作で1500ページの読み応えはかなりのものだった。 "Mirror" (2010) by Jeannie Baker ジーニー・ベイカー 2冊の本を合体させたようなつくりの絵本。オーストラリアとモロッコの少年をつないでいる。 "Gemici Dedem" by Behic Ak (Behic の c の下にセディーユ) 夏以降、トルコ語の本をまとめて読んだ中から、とりあえず1冊。 離別した家族の再生を、孫の目からユーモアいっぱいに描いている。 ワラビ(wyn-1001) |
おちゃわん(WYN−1054) 今年は原書ほとんど読めていません。わずかに手にした絵本から4冊を。 The Happy Lion Roars Harvey Hare Postman Extraordinaire The Mitten Pitschi The Happy Lion Roars By Louise Fatio (author) Roger Duvoisin (illustrator) なぜかふさぎ気味のHAPPYLION。彼がふたたびHAPPYになったのは、町に来た素敵なメスLIONのせい? Harvey Hare Postman Extraordinaire By Bernadette Watts 1997 雨の日も風の日も、雪の日も、郵便配達をするうさぎさんに森のみんながプレゼントしたものは……。 The Mitten By Jan Brett 1989 ジャン・ブレットの手袋はユーモアたっぷり。こんなふうに毛糸で丈夫に編んであれば、ふくろうだって、ハリネズミだって、なんだって入れるかも。くしゃみで終わる最後がいい。 Pitschi By Hans Fischer 子猫のピッチかわいい!動物たち大活躍で女主人のせりふが全くないことに気づいて、改めて感動。 |
MOMO(WYN-1013) Turtle in Paradise Tall Story Dogs "Turtle in Paradise" by Jennifer L. Holm(2010)(未訳読み物) 今年読んだ洋書の中で、わたしにとってダントツ1位の作品。主人公の少女と彼女を取り巻く人々とのふれあいに心が揺さぶられた。ぜったい邦訳がでてほしい。 "Tall Story" by Candy Gourlay(2011)(未訳読み物) ホラ話のようでいて、とてもリアル。ユーモラスで、ほろ苦く、スリリングで、じんとする、たくさんの要素がつまった1冊。 "Dogs" by Emily Gravett(2010)(未訳絵本) 多種多様のワンコが登場する、ワンコ好きにはたまらない1冊。ワンコそれぞれの特徴をとらえた絵がとてもいい。中表紙などにもちょっとした遊び心が見られて、思わずニンマリ。 |
はるはな(WYN-1047) The Little Refugee The Story of Rosy Dock The Journey That Saved Curious George The Boy of the Striped Pajamas "The Little Refugee" by Anh Do and Suzanne Do(2011) オーストラリアの人気コメディアンの自伝がもとになっている絵本。 作者は30年前、ベトナムからオーストラリアへやってきたボート難民だった。 あまり期待せずに手に取ってみたけれど、子どもたちにボート難民の背景を わかりやすく伝えている良書(絵本)だと思いました。リアリティとユーモアのバランスがうまくとれている絵が、感傷的にならずにしっかりとストーリーを支えているところもよかったです。 "The Story of Rosy Dock" by Jeannie Baker (2002) コラージュが美しい上に、ストーリーも興味深いです。 作者の魅力を再認識。 "The Journey That Saved Curious George"by Louis Borden(2005) (邦題『戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ――作者レイ夫妻の長い旅』) 子どもの頃大好きだった"おさるのジョージ"の作者、 Margret and H.A. Rey 夫妻が第二次世界大戦時、住んでいたパリからリスボン、リオ・デ・ジャネイロ、ニューヨークへと渡る旅を描いた伝記。絵がおしゃれ。 "The Boy in the Striped Pajamas" by John Boyne (2007) (邦題『縞模様のパジャマの少年』) 子どもと一緒に読みました。現実にはありえないとは思いつつ、やはり最後は胸が詰まりました。 はるはな(WYN-1047) |