Page 45 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼★2010読み物部門★ 管理人 10/10/30(土) 14:21 ┣Re:★2010読み物部門★(カコ) やまねこ会員 10/11/2(火) 16:35 ┣Re:★2010読み物部門★(みちこ) やまねこ会員 10/11/9(火) 12:51 ┣Re:★2010読み物部門★(ワラビ) やまねこ会員 10/11/11(木) 13:57 ┣Re:★2010読み物部門★(SUGO) やまねこ会員 10/11/11(木) 15:52 ┣Re:★2010読み物部門★(蒼子) やまねこ会員 10/11/11(木) 23:16 ┣Re:★2010読み物部門★(shoko) やまねこ会員 10/11/12(金) 5:22 ┣Re:★2010読み物部門★(コアラン) やまねこ会員 10/11/12(金) 14:01 ┣Re:★2010読み物部門★(ちゃぴ) やまねこ会員 10/11/13(土) 16:46 ┣Re:★2010読み物部門★(ゆま) やまねこ会員 10/11/14(日) 16:11 ┣Re:★2010読み物部門★(林檎) やまねこ会員 10/11/14(日) 18:20 ┣Re:★2010読み物部門★(asayaka) やまねこ会員 10/11/14(日) 18:34 ┣(=^_^=) 管理人 10/11/14(日) 18:37 ┃ ┗(=^_^=) 管理人 10/11/14(日) 18:38 ┃ ┗(=^_^=) 管理人 10/11/14(日) 19:51 ┣(=^_^=) 管理人 10/11/14(日) 18:41 ┃ ┗(=^_^=) 管理人 10/11/15(月) 0:30 ┃ ┗(=^_^=) 管理人 10/11/15(月) 4:33 ┣Re:★2010読み物部門★(ぐりぐら) やまねこ会員 10/11/14(日) 21:04 ┣Re:★2010読み物部門★(みーこ) やまねこ会員 10/11/14(日) 21:45 ┣Re:★2010読み物部門★(hanemi) やまねこ会員 10/11/15(月) 4:34 ┣Re:★2010読み物部門★(あんこ) やまねこ会員 10/11/15(月) 10:14 ┣(=^_^=) 管理人 10/11/15(月) 11:23 ┃ ┗(=^_^=) 管理人 10/11/15(月) 11:27 ┣Re:★2010読み物部門★(MOMO) やまねこ会員 10/11/15(月) 11:30 ┣Re:★2010読み物部門★(NON) やまねこ会員 10/11/15(月) 12:17 ┃ ┗(=^_^=) 管理人 10/11/15(月) 15:02 ┃ ┗(=^_^=) やまねこ会員 10/11/15(月) 22:37 ┃ ┗(=^_^=) 管理人 10/11/15(月) 22:46 ┣Re:★2010読み物部門★(ち〜ず) やまねこ会員 10/11/15(月) 12:29 ┣Re:★2010読み物部門★(ぎねびあ) やまねこ会員 10/11/15(月) 14:49 ┣Re:★2010読み物部門★(Chicoco) やまねこ会員 10/11/15(月) 15:28 ┣Re:★2010読み物部門★(おとむとむ) やまねこ会員 10/11/15(月) 17:42 ┣Re:★2010読み物部門★(muzu) やまねこ会員 10/11/15(月) 20:27 ┣Re:★2010読み物部門★(あぐりんこ) やまねこ会員 10/11/15(月) 21:31 ┣Re:★2010読み物部門★(からくっこ) やまねこ会員 10/11/15(月) 23:11 ┣Re:★2010読み物部門★(おちゃわん) やまねこ会員 10/11/15(月) 23:27 ┣Re:★2010読み物部門★(anya) やまねこ会員 10/11/15(月) 23:34 ┣Re:★2010読み物部門★(はなみ) やまねこ会員 10/11/16(火) 0:04 ┣Re:★2010読み物部門★(ゆずみ) やまねこ会員 10/11/16(火) 0:34 ┗Re:★2010読み物部門★(りり) やまねこ会員 10/11/16(火) 8:42 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ★2010読み物部門★ ■名前 : 管理人 ■日付 : 10/10/30(土) 14:21 -------------------------------------------------------------------------
投票開始は、11月1日です。 日付が変わったら、投票していただいてかまいません。 -------------------------------------------------- こちらは★読み物部門★です。 読み物部門の投票は、この発言に返信する形でお願いします。 題名の後ろにハンドルを、 → Re:★2010読み物部門★(しろねこ) 内容の最初に、ハンドルと会員番号をお忘れなく。 投票フォーム ★読み物部門★ -------------------------------------------------------- ハンドル(WYN-****) <前半:タイトルまたはシリーズ名のみ> (1位から順番にタイトル、またはシリーズ名のみ書き出してください。 エクセル処理のため、『 』や副題は書かないでください。 シリーズものは、1つにまとめて、投票してください。 シリーズものに投票される場合は、わかる範囲でシリーズ名で投票してください。 5位まで全部書かなくてもかまいません) タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ <後半:書誌情報とコメント> (順位・『タイトル』・書誌情報・コメントをお願いします。 前半の順番と同じになるよう、最後にご確認ください) 1位 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) 2位 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) 3位 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) 4位 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) 5位 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) -------------------------------------------------------- 管理人 |
カコ(WYN−2171) はみだしインディアンのホントにホントの物語 『はみだしインディアンのホントにホントの物語』 シャーマン・アレクシー著 エレン・フォーニー絵 さくまゆみこ訳 小学館 (2010.2.1) 一見、ある限られた人の物語で、普遍性とは無縁のように感じるが、読み終わると普遍的な感情が湧き上がってくる。これを持ち込みされたという、翻訳者様に感謝。 〜〜〜O〜〜〜 一冊だけですみません。。。 |
みちこ(WYN-1057) はみだしインディアンのホントにホントの物語 マルベリーボーイズ アニーのかさ ウェイサイド・シリーズ トレイシー・ビーカー物語シリーズ 1位『はみだしインディアンのホントにホントの物語』 シャーマン・アレクシー作 エレン・フォーニー絵 さくまゆみこ訳 小学館 2010年2月 保留地に暮らしながら白人の学校に行ったインディアンの少年の厳しい青春が、ユーモアたっぷりに語られている。こんな話ははじめて! 泣いたり、笑ったり、また泣いたりしながら読んだ。 2位『マルベリーボーイズ』 ドナ・ジョー・ナポリ作 相山夏奏訳 偕成社 2009年11月 ドムという1人の男の子を通じて、多くの移民が自由を求めて渡ったアメリカという国をしみじみ感じた。読了後、マンハッタンの地図をながめながら余韻にひたった。 3位『アニーのかさ』 リサ・グラフ作 武富博子訳 講談社 2010年7月 「かさ」の話が初めて出てきたところで、泣いた。私もフィンチさんみたいなおばあさんになりたい。 4位『ウェイサイド・スクールはきょうもへんてこ』 ルイス・サッカー作 きたむら さとし絵 野の水生訳 偕成社 2010年4月 ほんとうにへんてこ! 最初のエピソードで度肝を抜かれたけれど、読み進むうちに、ウェイサイド・スクールにはまってしまった。 5位「トレイシー・ビーカー物語シリーズ」『舞台の上からママへ』『わが家がいちばん!』 ジャクリーン・ウィルソン作 ニック・シャラット絵 小竹由美子訳 偕成社 2010年9月 養護施設でサバイバルしてきたトレイシー・ビーカーは、強烈なキャラクターの女の子。圧倒されそうになったところもあったけれど、一人称のリアルな語りは、さすが、ウィルソン! ーーーーーーーーーー 今年は新刊をけっこう読んだので、5作投票できました。 ほかに印象深かった作品は、 『盗まれたコカ・コーラ伝説』『席を立たなかったクローデット 15歳、人種差別と戦って』『八月の暑さのなかで ホラー短編集』などです。 |
ワラビ(wyn-1001) はみだしインディアンのホントにホントの物語 クロニクル千古の闇シリーズ ドラゴンキーパー・シリーズ ピーティー 1位『はみだしインディアンのホントにホントの物語』 シャーマン・アレクシー作 さくまゆみこ訳 小学館 2010.01 「ホントにホント」のことを、ユーモアという味付けで絶妙に描きだしている。脱帽! 2位『クロニクル千古の闇6 決戦のとき』 ミシェル・ペイヴァー作 さくまゆみこ訳 評論社 2010.04 何年も応援してきたトラクの物語は終わってしまったが、私の中で生き続けることだろう。 3位『ドラゴンキーパー 月下の翡翠龍』 キャロル ウィルキンソン作 もきかずこ訳 金の星社 2009.11 美しく、繊細で、力強い物語も本作で終了。オーストラリアの作家が、中国、漢の時代を舞台に物語の世界を作り上げたことに驚嘆する。 4位『ピーティ』 ベン・マイケルセン作 千葉茂樹訳 鈴木出版 2010.05 この本を通じて、過酷だけれども素晴らしい人生を垣間見ることができたことに感謝したい。 5位は選びきれませんでした。 『みんながそろう日』『リキシャガール』『マルベリーボーイズ』『ライオンとであった少女』 『ソーサレス:呪術師ペレネル』『パーシー・ジャクソン5』『希望のいる町』『ミムス』 ワラビ |
SUGO(WYN-1012) ライオンとであった少女 クロニクル千古の闇シリーズ ミムス 宮廷道化師 はみだしインディアンのホントにホントの物語 わたしは、わたし 1位『ライオンとであった少女』 バーリー・ドハーティ作 斎藤倫子訳 主婦の友社 2010年2月 年のはじめ早々に1位と決めたほどインパクトのある作品だった。 2位「クロニクル千古の闇」シリーズ 『決戦のとき』 ミシェル・ペイヴァー作 さくまゆみこ訳 評論社 2010年4月 ようやくシリーズ完結。年に1度、トラクの世界に引き込まれるのが楽しみでした。 3位『ミムス 宮廷道化師』 リリ・タール作 木本栄訳 小峰書店 2009年12月 長いと感じないほどに夢中になって読みました。ドイツ語の言葉遊びを違和感なく翻訳されていてすばらしいです。 4位『はみだしインディアンのホントにホントの物語』 シャーマン・アレクシー作 エレン・フォーニー絵 さくまゆみこ訳 小学館 2010年2月 あまりにストレートすぎて気恥ずかしくなる場面もありつつ、居留地で生まれ育った少年が外の世界に出ていく葛藤や悩みがリアルに描かれていてすばらしい。 5位『わたしは、わたし』 ジャクリーン・ウッドソン作 さくまゆみこ訳 鈴木出版 2010年7月 「証人保護プログラム」というものの必要性と残酷さを感じられる作品だった。 (余談)5作品中3作が、さくまゆみこさん訳でした〜 このほかにも心に残った作品はたくさんありました。 「パーシー・ジャクソン」「ドラゴン・キーパー」シリーズ 『サリーの帰る家』『ゴハおじさんのゆかいなお話 エジプトの民話』 『ウィッティントン』 |
蒼子(WYN-0031) 創世の島 スキャット はみだしインディアンのホントにホントの物語 リキシャ★ガール 小さな可能性 1位 『創世の島』 バーナード・ベケット作 小野田和子訳 早川書房(2010.06) 今年読んだ中で一番驚いた結末。そして読み返すといろいろと深い。 2位 『SCAT スキャット』 カール・ハイアセン作 千葉茂樹訳 理論社(2010.08) 見かけだけで判断してはいけない人がぞろぞろ出てくるが、作者の熱い想いはひとつ。ニックとお父さんの関係、それを見守るお母さんと、この家族は幸せだなぁと思った。 3位 『はみだしインディアンのホントにホントの物語』 シャーマン・アレクシー作 エレン・フォーニー絵 さくまゆみこ訳 小学館(2010.02) 差別、暴力、貧困などと、扱っている問題は深刻だけど、軽快な語り口でさらっと読めてしまう。だけど、あとにはずしりと残る。 4位 『リキシャ★ガール』 ミタリ・パーキンス作 永瀬比奈訳 鈴木出版(2009.10) 世界にはいろいろな国があって、それぞれ習慣や考え方もちがうということがよくわかる。 5位 『小さな可能性』 マルヨライン・ホフ作 野坂悦子訳 小学館(2010.05) 戦場に行っている医師の父のことが心配で、その不安を減らすために、キークは思いがけない行動にでる。大人の役割を考えさせられた。 以下、最後の最後まで迷った作品です。 『わたしは、わたし』 ジャクリーン・ウッドソン作 さくまゆみこ訳 鈴木出版(2010.07) 『とむらう女』 ロレッタ・エルズワース作 代田亜香子訳 作品社(2009.12) 『船乗りサッカレーの怖い話』 クリス ・プリーストリー作 デイヴィッド・ロバーツ絵 三辺律子訳 理論社(2009.10) 『トンネルに消えた女の怖い話』 クリス・プリーストリー作 三辺律子訳 理論社(2010.07) 『モーツァルトはおことわり』 マイケル・モーパーゴ作 マイケル・フォアマン絵 さくまゆみこ訳 岩崎書店(2010.07) 『11をさがして』 パトリシア・ライリー・ギフ作 岡本さゆり訳 文研出版(2010.09) 『アニーのかさ』 リサ・グラフ作 武富博子訳 講談社(2010.07) 『秘密のマシン、アクイラ』 アンドリュー・ノリス作 原田勝 あすなろ書房(2009.11) 『ぼくのかわいいおさるちゃん』 ウルフ・ニルソン作 クリスティーナ・ディーグマン絵 菱木晃子訳 岩崎書店(2010.04) 『飛べない渡り鳥』 リッレヴィン マッツ・ヴァーンブロッド作 ペール・グスタフソン絵 枇谷玲子訳 スウェーデン国立障害研究所監修 汐文社(2010.03) シリーズ完結おめでとう! 「プリンセス・ダイアリー」シリーズ 『プリンセス・ダイアリー 崖の下のプリンセス篇』 メグ・キャボット作 代田亜香子訳 河出書房新社(2010.01) 『プリンセス・ダイアリー 永遠のプリンセス篇』 メグ・キャボット作 代田亜香子訳 河出書房新社(2010.07) 『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 5 最後の神』 リック・リオーダン作 金原瑞人・小林みき訳 ほるぷ出版(2009.12) |
shoko(WYN-1042) スキャット ピーティ はみだしインディアンのホントにホントの物語 魔使いシリーズ マルベリーボーイズ 1位『スキャット SCAT』 カール・ハイアセン 千葉茂樹訳 理論社 2010.8 『HOOT』や『フラッシュ』に続いて、やっぱり、いい! 出てくる登場人物たち、特に大人が素敵。 2位『ピーティ』 ベン・マイケルセン 千葉茂樹訳 すずき出版 2010.5 これは、友情の物語。ピーティと少年の関係が泣かせます。 3位『はみだしインディアンのホントにホントの物語』 シャーマン・アレクシー作 さくまゆみこ訳 小学館 2010.01 ユーモアたっぷりの語り口なのに、ズシンとくることが語られます。 思わず主人公を応援したくなりました。思春期の子にぜひ読んでもらいたい。 4位「魔使い」シリーズ 『魔使いの戦い 上下』『魔使いの過ち 上下』 ジョセフ・ディレイニー 金原水人・田中亜希子訳 東京創元社 2009.2 2010.3 主人公、トムの成長がうれしい。このシリーズ、どんどん面白くなってきています。早く続きが読みたい! 5位『マルベリーボーイズ』 ドナ・ジョー・ナポリ 相山夏奏訳 偕成社 2009.11 たったひとりで密航させられ、アメリカへ向かった少年、ドムの知恵と強さにぐいぐいと惹きつけられた。 -------------- 今年は、日本の作品も読んでいたので、あまり読めていなかったのが、残念。投票されているものでも、未読がけっこうあるなあと反省です。 |
コアラン(WYN-1053) ミムス 宮廷道化師 はみだしインディアンのホントにホントの物語 ピーターと象と魔術師 とむらう女 わたしは、わたし 1位 『ミムス』 リリ・タール作 木本栄訳 小峰書店 (2009.12) この本の世界にすっぽりと入り込み、夢中になって読みました。 2位 『はみだしインディアンのホントにホントの物語』 シャーマン・アレクシー作 エレン・フォーニー絵 さくまゆみこ訳 小学館 (2010.02) 主人公のパワーあふれる本音トークに笑って涙しました。 3位 『ピーターと象と魔術師』 ケイト・ディカミロ作 長友恵子訳 岩波書店(2009.11) 物語の醸し出す雰囲気が素敵。 4位 『とむらう女』 ロレッタ・エルズワース著 代田亜香子訳 作品社(2009.12) 地味ながら心に残る話でした。 5位 『わたしは、わたし』 ジャクリーン・ウッドソン作 さくまゆみこ訳 鈴木出版(2010.08) 重い話でした。人種差別について、自分が自分でいるための基盤について、考えさせられました。 -------------------------------------------------------- |
ちゃぴ(WYN-1026) はみだしインディアンのホントにホントの物語 リキシャ★ガール ライオンとであった少女 ほこりまみれの兄弟 希望(ホープ)のいる町 1位『はみだしインディアンのホントにホントの物語』 シャーマン・アレクシー作 さくまゆみこ訳 小学館 2010年1月 深刻なのに軽くて、笑えるのに切ない。気持ちはもうぐちゃぐちゃ、で、むちゃくちゃ面白い。 2位『リキシャ★ガール』 ミタリ・パーキンス作 永瀬比奈訳 鈴木出版 2009年10月 家族の絆と女性の自立が、思いやりでつながっているのがいい。異国情緒がたっぷり味わえる。 3位『ライオンとであった少女』 バーリー・ドハーティ作 斎藤倫子訳 主婦の友社 2010年2月 全く違うようで似ているふたりの少女について、交互に描かれ、ついにつながる構成が読ませる。 4位『ほこりまみれの兄弟』 ローズマリー・サトクリフ作 乾侑美子訳 評論社 2010年8月 イギリス南部の自然を楽しみながら、ゆったりと読むことができた。泥臭い人情の熱さが心にしみる。 5位『希望(ホープ)のいる町』 ジョーン・バウアー作 中田香訳 作品者 2010年3月 ヤングアダルト作品で選挙運動を扱っているのが新鮮。心に傷を負いながら、自分で考え、率直に意見をいい、前向きに生きようとするヒロインが気持ちいい。 |
ゆま(WYN-1032) 希望(ホープ)のいる町 ミムス 宮廷道化師 ライオンとであった少女 マルベリーボーイズ マルカの長い旅 1位 希望(ホープ)のいる町 ジョーン・バウアー作 中田香訳 作品社 2010年3月 優しい空気につつまれたような作品。すがすがしい読後感が残った。 2位 ミムス 宮廷道化師 リリ・タール作 木本栄訳 小峰書店 2009年12月 最初から最後まで、ドキドキハラハラする展開。誇りをもち生きていくことの強さを感じた。 3位 ライオンとであった少女 バーリー・ドハーティ作 斎藤倫子訳 主婦の友社 2010年2月 苛酷な環境で育ったアベラが幸せをつかむよう、祈りながら読んだ。 4位 マルベリーボーイズ ドナ・ジョー・ナポリ作 相山夏奏訳 偕成社 2009年11月 逆境の中でもたくましく生きていく少年たちの姿に感心した。 5位 マルカの長い旅 ミリヤム・プレスラー作 松永美穂訳 徳間書店 2010年6月 心にずしんと重くのしかかる物語。こんな世界があったということを、子どもたちにも覚えていてほしいと思った。 |
林檎(WYN-2180) マルベリーボーイズ 時の書 1位 『マルベリーボーイズ』 ドナ・ジョー・ナポリ作 相山夏奏訳 偕成社 2009年11月 いつか自分の子どもが大きくなったら、この本を読んで、考えてほしいで す。学ぶこと、働くこと、そして生きることの意味を。 2位 『時の書』 ギヨーム・ブレヴォー作 伊藤直子訳 くもん出版 2009年11月 ドンピシャで好みの話です! -------------- ドキドキの初投票です。 |
asayaka(WYN-1058) アニーのかさ はみだしインディアンのホントにホントの物語 わたしは、わたし 1位 『アニーのかさ』 リサ・グラフ作 武富博子訳 講談社 2010.07 主人公アニーの心の痛み、そんなアニーにそっと寄り添うまわりの人たちの気持ちのあたたかさが胸にしみる。読みながら涙が止まらなくなった。 2位 『はみだしインディアンのホントにホントの物語』 シャーマン・アレクシー作 エレン・フォー二―絵 さくまゆみこ訳 小学館 2010.02 過酷な現実から逃げることなく、むしろ立ち向かうことで乗り越えよう、何かを変えようとする主人公のパワーに圧倒される。 3位 『わたしは、わたし』 ジャクリーン・ウッドソン作 さくまゆみこ訳 鈴木出版 2010.07 まったくの別人として生きることになってしまった一家の境遇に衝撃を受けながら、「自分」を形作っているものについて考えさせられる。 |
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ぐりぐら(WYN−1039) ダイドーの冒険シリーズ マルベリーボーイズ 1位『少女イス 地下の国へ』 ジョーン・エイキン作 こだまともこ訳 冨山房 2010.03 これぞまさに児童書の王道だと思った。先が読めなくてハラハラドキドキできて最高。 2位『マルベリーボーイズ』 ドナ・ジョー・ナポリ作 相山夏奏訳 偕成社 2009.10 ドムと仲間たちの勇気と賢さにただただ感動 *********************************************************** まったく分野の違う作品だったので、どちらを1位にするか迷いました。 |
みーこ WYN-1020 ピーティ 1位『ピーティ』 ベン・マイケルセン作 千葉茂樹訳 鈴木出版 978-4-7902-3232-2 2010.5 ピーティの人生を追いながら、同時に、ここには書かれていない、長い長い年月に思いをはせました。 ********** 今年はあまり読めなかったので、1位だけ、読み物だけの投票になります。すみません…。 |
hanemi(WYN-0036) くじらの歌 マルベリーボーイズ ピーティ リキシャ★ガール マルカの長い旅 1位 『くじらの歌』 ウーリー・オルレブ作 母袋夏生訳 岩波書店 ものづくりと古いものをこよなく愛す者にとって、いとおしくてたまらない物語。ミハエルとおじいさんが行く夢の世界と、ミハイルがニューヨークで仲よくしていたおじさんたちに送る手紙がよかった。 2位 『マルベリーボーイズ』 ドナ・ジョー・ナポリ作 相山夏奏訳 偕成社 最後の章が圧巻。読み終えたあと、しばらく何も手につかなかった。 3位 『ピーティ』 ベン・マイケルセン作 千葉茂樹訳 鈴木出版 不条理なことや悲しいことも多かったけれど、大切な人たちと出会えたピーティの人生は幸せだったと思う。 4位 『リキシャ★ガール』 ミタリ・パーキンス作 永瀬比奈訳 鈴木出版 手に取ったときは「薄い!」「短い!」と感じたが、内容は濃く、心に残るものだった。 5位 『マルカの長い旅』 ミリヤム・プレスラー作 松永美穂訳 徳間書店 読後に得たのはカタルシスとは程遠く、こんなテーマの話が子ども向けに書かれていることにショックを受けた。 |
あんこ(WYN-1048) ティムール国のゾウ使い ダイドーの冒険シリーズ リキシャ★ガール 1位『ティムール国のゾウ使い』ジェラルディン・マコックラン著 こだま ともこ訳 小学館 2010年3月 スケールの大きい、大人でも楽しめる一冊。アジアが舞台の物語は少ないので興味深く、イメージがふくらんだ。 2位「ダイドーの冒険シリーズ」『少女イス 地下の国へ』ジョーン・エイキン作 こだまともこ訳 冨山房 2010年3月 (今年も書くけど)こういう児童文学がもっと読みたい! 「学ぶ」ということについて、心に残る言葉があった。 3位『リキシャ★ガール』ミタリ・パーキンス作 永瀬比奈訳 鈴木出版 2009年10月 厳しい環境の中でも自分を生かす道を切り開いて行く少女に、希望を感じた。 今年もあまり読めなくて3冊だけの投票です。 |
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MOMO(WYN-1013) ライオンとであった少女 アニーのかさ 墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活 1位 『ライオンとであった少女』 バーリー・ドハーティ著 斎藤倫子訳 主婦の友社 2010年2月 主人公の少女アベラの心理描写が秀逸で、読んでいて胸がしめつけられるような思いだった。 2位 『アニーのかさ』 リサ・グラフ著 武富博子訳 講談社 2010年7月 アニーがさした心のかさ。そのかさをアニーが閉じられるよう、そっと手をかす周りの人たち。人の心のあたたかさに胸がふるえました。 3位 『墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活』 ニール・ゲイマン著 金原瑞人訳 角川書店 2010年9月 ファンタジーにこんな設定もあったのかとあらためて驚いた。血なまぐさい場面もあるものの、人間以上に人間臭い幽霊たちが作品にあたたかみを与えている。 |
NON(WYN-0019) チキチキバンバンシリーズ トレイシー・ビーカー物語シリーズ クロニクル千古の闇シリーズ 楽しいスケート遠足 1位「チキチキバンバンシリーズ」『チキチキバンバンはまほうの車』『海辺の大ぼうけん 』『ギャングなんかこわくない』 イアン フレミング作 ジョン バーニンガム絵 こだまともこ訳 あすなろ書房 2010年9月 とにかく楽しいし、こんなへんてこ一家がいると思うだけでうれしくなってしまう。そして、「彼女」に乗ってみたい! 2位「トレイシー・ビーカー物語シリーズ」『舞台の上からママへ』『わが家がいちばん!』 ジャクリーン・ウィルソン作 ニック・シャラット絵 小竹由美子訳 偕成社 2010年9月 からっと楽しく、じんわり泣ける。ウィルソンさんの魅力はこのふたことにつきる。そして、いじらしい。トレイシーの魅力はこのひとことにつきる。 3位「クロニクル 千古の闇シリーズ」『決戦のとき』 ミシェル ペイヴァー作 酒井 駒子絵 さくま ゆみこ訳 評論社 2010年3月 このシリーズから、人生のすべてが学べると思う。人がいきていくって、こんなに単純で、こんなに大変なことだったんだと、古代のわたしたちに立ち戻らせてくれる本。全員が、一生に一度はよむべきだ。 4位『楽しいスケート遠足』 ヒルダ・ファン・ストックム作 ふなと よし子訳 福音館書店 2009年10月 古いけど、古くない。みんなで外でなにかをするって、今も昔もたのしいもの。寒さと温かさが伝わってきます。 NON |
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ち〜ず(WYN-1040) ハンター サリーの帰る家 1位 『ハンター』(ジョイ・カウリー作 大作道子訳 偕成社) マオリ文化が融合されたニュージーランド独特の作品にしあがっていて、NZ好きの私にとって最高の作品でした。カウリーさん&大作さん、これからも応援しています! 2位 『サリーの帰る家』(エリザベス・オハラ作 もりうちすみこ訳 さ・え・ら書房) まだ大人にはなりたくないのに否が応でも大人にならざるを得ない、思春期まっただなか(13歳)のサリーの複雑な心境が、甘酸っぱく伝わってきた。続編もあるそうなので、邦訳されたら読んでみたい。 |
ぎねびあ(WYN-1045) ドラゴンキーパー・シリーズ 黒魔女コンテスト モーツァルトはおことわり 11をさがして 魔法の森シリーズ 1位 「ドラゴンキーパー」シリーズ3 『月下の翡翠龍』 キャロル・ウィルキンソン作/もきかずこ訳/金の星社/2009年12月 すべてがあるべき方向にすすみ、納得のラスト。著者が漢字をどう扱っているのか、原書をみてみたい。 2位 『黒魔女コンテスト』 エヴァ・イボットソン作/三辺律子訳/偕成社/2009年10月 登場するのは黒魔女だらけなのに、読みながら何度も吹き出してしまう、しかも最後の最後まで。そして登場人物(?)ひとりひとりにちゃんとストーリーがある、さすがイボットソン。 3位 『モーツァルトはおことわり』 マイケル・モーパーゴ作/さくまゆみこ訳/岩崎書店/2010年7月 インタビューの形を取った、戦時の堪え難い体験の物語。「秘密は別の言葉でいえば嘘」という言葉にも納得。 4位 『11をさがして』 パトリシア・ライリー・ギフ作/岡本さゆり訳/文研出版/2010年9月 ミステリー仕立てでありながらあたたかい、みごとな構成。 5位 「魔法の森」シリーズ3 『はみだしちゃった魔女』 パトリシア・C・リーデ/田中亜希子/東京創元社/2010年9月 毎度ユーモアあふれる表現と、元は何かなと考えさせられる昔話・おとぎ話のもじりが最高。4巻出版までまた1年待つのが結構つらい。 |
Chicoco(WYN-0007) アニーのかさ ウェイサイド・シリーズ スキャット 1位 アニーのかさ、リサ・グラフ作、武富博子訳、講談社 明るいトーンで語るアニーの「用心深さ」がどんどんエスカレートしていくのが滑稽だけれど、すごくせつない。アニーのかさプロジェクトが、まわりの人も救っていくところに泣きました。 2位 ウェイサイド・スクールはきょうもへんてこ/ウェイサイド・スクールはますますへんてこ、ルイス・サッカー作、野の水生訳、きたむらさとし絵、偕成社 おかしな「ぶっとんだ」お話ばかりなのに、学校にはこんな子いるいる、こんなことあるあるとニヤニヤしてしまうおもしろさ。 3位 SCAT スキャット、カール・ハイアセン著、千葉茂樹訳、理論社 笑いのツボをおさえつつ、ハイアセンらしく絶滅危惧種の保護をテーマに、戦争でけがをした父のエピソードもからめ、容姿も態度もこわーい先生の失踪事件の謎を解いていきます。おもしろかった! |
おとむとむ(WYM-2033) はみだしインディアンのホントにホントの物語 ピーティ わたしは売られてきた 1位『はみだしインディアンのホントにホントの物語』 シャーマン・アレクシー作 エレン・フォーニー絵 さくまゆみこ訳 小学館(2010.02) 思春期の心に抱える悩みをユーモアを交えてさわやかに語る感じがよかったです。 2位『ピーティ』 ベン・マイケルセン作 千葉茂樹訳 鈴木出版(2010.05) 過酷な人生にも必ず光はさし、命は輝くものなのだと涙が止まりませんでした。 3位『わたしは売られてきた』 パトリシア・マコーミック作 代田亜香子訳 作品社 (2010.6) 衝撃的な内容でしたが、前向きに生きる主人公の強さに心を打たれました。 |
muzu(WYN-1056) ミムス 宮廷道化師 ピーティ マルベリー・ボーイズ 小さな可能性 希望(ホープ)のいる町 1位『ミムス 宮廷道化師』リリ・タール作 木本栄訳 小峰書店 2009年12月 ミムスの徹底した道化ぶり、その壮絶な生き様には心から感服させられました。 2位『ピーティ』ベン・マイケルセン作 千葉茂樹訳 すずき出版 2010年5月 不遇の中にあっても、日々、小さな喜びを見出すことができる心。それがどんなに大切なものか、改めて考えるきっかけになりました。 3位『マルベリー・ボーイズ』 ドナ・ジョー・ナポリ作 相山夏奏訳 偕成社 2009年11月 たったひとり、勇気と才覚で未来をつかんでいく少年に、かなり感情移入してしまいました。 4位『小さな可能性』マルヨライン・ホフ作 野坂悦子訳 小学館 2010年5月 子どもらしく、突拍子もない発想で不安を消そうとする様子がいじましい。不安の描かれ方が本当に見事です。 5位『希望(ホープ)のいる町』 ジョーン・バウアー作 中田香訳 作品社 2010年3月 よおっし、わたしも前向きに生きていくぞ! と、心に勇気と希望、元気をもらいました。 |
あぐりんこ(WYN-2218) ミムス 宮廷道化師 ピーティー 1位 ミムス 宮廷道化師 リリ・タール作 木本栄訳 小峰書店 2009/12 自分の自由と大切な人を助けること。今の自分に何が出来るか。 八方ふさがりに見えてもどこかに出口はある、と教えてくれた本。 2位 ピーティー ベン・マイケルセン作 千葉茂樹訳 鈴木出版 2010/5 カチコチの体にやどる柔らかい心。全てをあるがままに受け取り 許すその姿に感動。 |
からくっこ(WYN-1050) 楽しいスケート遠足 ミムス 宮廷道化師 ほこりまみれの兄弟 リキシャ★ガール ライオンとであった少女 1位『楽しいスケート遠足』 ヒルダ・ファン・ストックム作 ふなとよし子訳 福音館書店 2009年10月 子ども時代のきらきらしたしあわせが、いっぱいに詰まった本。寒い北国のお話だけど、読めば心はぽかぽかに。 2位『ミムス 宮廷道化師』 リリ・タール作 木本栄訳 小峰書店 2009年12月 生きていくことの厳しさとすばらしさを教えてくれる、じつに読み応えのある本。 3位『ほこりまみれの兄弟』 ローズマリー・サトクリフ作 乾侑美子訳 評論社 2010年8月 旅の途中で主人公を待っている出会の数々が、とてもすてきで心にしみた。 4位『リキシャ★ガール』 ミタリ・パーキンス作 永瀬比奈訳 鈴木出版 2009年10月 同じアジアで、いまこの瞬間、こういう毎日を送っている女の子がいると、日本の子どもたちに知ってほしい。 5位『ライオンとであった少女』 バーリー・ドハーティ作 斎藤倫子訳 主婦の友社 2010年2月 何の接点もなさそうなふたりの少女の人生が結び合わさっていく筋立てがみごと。 |
おちゃわん(WYN-1054) クロニクル千古の闇シリーズ スピリットベアにふれた島 スキャット はみだしインディアンのホントにホントの物語 ライオンとであった少女 1位 クロニクル 千古の闇 シリーズ ミシェル・ペイヴァー さくまゆみこ 訳 評論社 何度読み返しても新しい発見があるシリーズ。トラク、レン、ウルフの幸せを祈りたい。 2位 『スピリットベアにふれた島』 ベン・マイケルセン 作 原田勝 訳 鈴木出版 2010.9 10代の凄まじい怒りの正体を教えてくれた。どうすればいいのか、何ができるのかも見せてくれた。 3位 『スキャット』 カール・ハイアセン 千葉茂樹 訳 理論社 2010.8 フロリダ・パンサーに会いたい。名物教師スターチ先生、スモークにも会いたい。 4位 『はみだしインディアンのホントにホントの物語』 シャーマン・アレクシー さくまゆみこ 訳 小学館 2010.2 物凄く悲惨な状況にあるのにちっともめげないで、前向きで、ひたむきで、飄々とカッコイイ! 5位 『ライオンとであった少女』 バーリー・ドハーティ 斉藤倫子 訳 主婦の友社 2010.2 タンザニアの子供たちの現状を考えさせられた。誇り高く生きるアベラ、イギリス国籍でアフリカ人の血をひくローザ。二人の未来が明るいといいな。 -------------------------------------------------------- 最後まで悩みに悩んだ傑作たち。 『危険ないとこ』 ナンシー・ワーリン 越智道雄 訳 評論社 2010.7 『アルテミス・ファウル 失われし島』 オーエン・コルファー 大久保 寛 訳 角川書店 2010.8 『ハンター』 ジョイ・カウリー 大作道子 訳 偕成社 2010.6 『ぼくんちのテディベア騒動』クリス・ダレーシー 渡邉了介 訳 徳間書店 2010.5 『消えたヴァイオリン』スザンヌ・ダンラップ 西本かおる 訳 小学館 2010.8 『希望(ホープ)のいる町』ジョーン・バウアー 中田香 訳 作品社 2010.3 『とむらう女』ロレッタ・エルスワース作 代田亜香子 訳 2009.11 作品社 |
anya(WYN-1049) 希望(ホープ)のいる町 図書室からはじまる愛 1位『希望(ホープ)のいる町』 ジョーン・バウワー作、金原瑞人・中田香訳、作品社(2010.3) まっすぐに生きている主人公や周囲の人たちの姿に、背筋がすっと伸びるような気がした。 2位『図書室からはじまる愛』 パドマ・ヴェンカトラマン作、中田香訳、白水社(2010.6) 1940年代のインドというあまりなじみのない舞台設定ながら、逆境にあっても自分をしっかり持ちつづけることや、本や学ぶことの力など、普遍的な事柄がストレートに伝わってきた。 |
はなみ(WYN−2223) モーツァルトはおことわり 『モーツァルトはおことわり』 マイケル・モーパーゴ文 マイケル・フォアマン絵 さくまゆみこ訳 岩崎書店 2010.7 音楽が聞こえてくるような絵に魅せられて、いつまでも眺めていたいと思いました。 |
ゆずみ(WYN-2038) ドーン・ロシャルの季節シリーズ ライオンとであった少女 はみだしインディアンのホントにホントの物語 ピーティ マルカの長い旅 1位 「ドーン・ロシェルの季節シリーズ」 『さよならの贈り物』『ふたつのバースディ』 ローレイン・マクダニエル作 日当陽子訳 岩崎書店 2010年7月 病気を患った主人公の気持ちがすごくうまく描かれていました。 2位 『ライオンとであった少女』 バーリー・ドハーティ作 斎藤倫子訳 主婦の友社 2010年2月 二人の主人公が早く出会えることを願いながら、一気に読みました。 3位 『はみだしインディアンのホントにホントの物語』 シャーマン・アレクシー作 さくまゆみこ訳 小学館 2010年2月 重い内容でありながら、明るいタッチの文章にひきつけられました。 4位 『ピーティ』 ベン・マイケルセン作 千葉茂樹訳 すずき出版 2010年5月 無知と差別に怒り、トレバーの働きに感動。そしてピーティのすばらしさに涙しました。 5位 『マルカの長い旅』 ミリヤム・プレスラー作 松永美穂訳 徳間書店 2010年6月 あまりの過酷さに衝撃を受けた一冊です。 遅くなってスミマセン! |
りり(WYN-1006) はみだしインディアンのホントにホントの物語 墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活 ピーティー パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々シリーズ ウェイサイド・シリーズ 1位 『はみだしインディアンのホントにホントの物語』 シャーマン・アレクシー作 エレン・フォーニー絵 さくまゆみこ訳 小学館 2010.02 波乱の人生を軽やかに深く語るストーリー。確信的に「インディアン」の語を使うゆるぎなさ。魅力的な登場人物に、イラストのセンスのよさ、面白さもあわせて、画期的な一冊でした。 2位 『墓場の少年 ノーボディ・オーエンズの奇妙な生活』 ニール・ゲイマン作 金原瑞人訳 角川書店 2010.09 1位と最後まで迷った作品。設定も雰囲気もキャラクターもプロットも語り口も、何もかも好みです。 3位 『ピーティ』 ベン・マイケルセン作 千葉茂樹訳 すずき出版 2010.05 長い年月を追いながら、シンプルなテーマで、人の孤独と愛と幸福を描ききった作品。 4位 パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々シリーズ『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 5 最後の神』 リック・リオーダン作 金原瑞人・小林みき訳 ほるぷ出版 2009.12 王道的なファンタジーに、最後までどっぷりひたることができました。満足。 5位 『ウェイサイド・スクールはきょうもへんてこ』 ルイス・サッカー作 きたむら さとし絵 野の水生訳 偕成社 2010.04 この作者らしい、とぼけた雰囲気でひねりのきいた作品。短いのがちょっと残念。続きが早く読みたい! 遅刻してすみませんでした。今年は2部門のみの投票です。 </font> |