Page 38 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼▼2009オールタイム部門▲ 管理人 09/10/30(金) 21:17 ┣Re:▼2009オールタイム部門▲(ワラビ) やまねこ会員 09/11/1(日) 13:41 ┣Re:▼2009オールタイム部門▲(蒼子) やまねこ会員 09/11/6(金) 19:58 ┣Re:▼2009オールタイム部門▲(shoko) やまねこ会員 09/11/10(火) 20:18 ┣Re:▼2009オールタイム部門▲(ち〜ず) やまねこ会員 09/11/13(金) 13:44 ┣Re:▼2009オールタイム部門▲(ちゃぴ) やまねこ会員 09/11/13(金) 18:01 ┣Re:▼2009オールタイム部門▲(コアラン) やまねこ会員 09/11/13(金) 21:51 ┣Re:▼2009オールタイム部門▲(みちこ) やまねこ会員 09/11/14(土) 12:25 ┣Re:▼2009オールタイム部門▲(からくっこ) やまねこ会員 09/11/14(土) 14:47 ┣Re:▼2009オールタイム部門▲(Emme) やまねこ会員 09/11/14(土) 16:26 ┣Re:▼2009オールタイム部門▲(muzu) やまねこ会員 09/11/15(日) 1:15 ┣Re:▼2009オールタイム部門▲(あんこ) やまねこ会員 09/11/15(日) 10:49 ┣Re:▼2009オールタイム部門▲(asayaka) やまねこ会員 09/11/15(日) 19:41 ┣Re:▼2009オールタイム部門▲(おちゃわん) やまねこ会員 09/11/15(日) 21:14 ┣Re:▼2009オールタイム部門▲(くらら) やまねこ会員 09/11/15(日) 23:22 ┣Re:▼2009オールタイム部門▲(えみりい) やまねこ会員 09/11/16(月) 0:56 ┗Re:▼2009オールタイム部門▲(ゆま) やまねこ会員 09/11/16(月) 5:21 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ▼2009オールタイム部門▲ ■名前 : 管理人 ■日付 : 09/10/30(金) 21:17 -------------------------------------------------------------------------
投票開始は、11月1日です。 日付が変わったら、投票していただいてかまいません。 -------------------------------------------------- こちらは▼オールタイム部門▲です。 オールタイム部門の投票は、この発言に返信する形でお願いします。 題名の後ろにハンドルを、 → Re:▼2009オールタイム部門▲(しろねこ) 内容の最初に、ハンドルと会員番号をお忘れなく。 投票フォーム ▼オールタイム部門▲ -------------------------------------------------------- ハンドル(WYN-****) <前半:タイトルまたはシリーズ名のみ> (順位は不要です。タイトル、またはシリーズ名のみ書き出してください。 エクセル処理のため、『 』や副題は書かないでください。 シリーズものは、1つにまとめて、投票してください。 シリーズものに投票される場合は、わかる範囲でシリーズ名で投票してください。 5冊全部書かなくてもかまいません) タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ <後半:書誌情報とコメント> (『タイトル』・書誌情報・コメントをお願いします。 原書部門とオールタイム部門については、順位は不要です。 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) -------------------------------------------------------- 管理人 |
ワラビ(wyn-1001) かあさんまだかな よじはんよじはん うさぎのおるすばん アフガンを生きぬく少女シリーズ 漂泊の王の伝説 『かあさん まだかな』イ・テジュン文 キム・ドンソン絵 チョン・ミヘ訳 フレーベル館 2005年(絵本) 小さな男の子が、寒い停車場で母さんの帰りをただただ待ちます。通りの様子や町並みなど、何度見ても飽きない絵が素晴らしい。 『よじはんよじはん』イ・ヨンギョン絵 ユン・ソクチュン文 かみやにじ訳 福音館書店 2007年(絵本) ひと昔前の韓国の田舎と女の子の姿が、とても懐しかった。穏やかなやさしい空気が漂います。 『うさぎのおるすばん』イ・ホベク作 黒田福美訳 平凡社 2003年(絵本) 家族が留守の間に、ベランダで飼われているうさぎが部屋の中に入ってきたら……楽しい想像がふくらみました。 「アフガンを生きぬく少女」シリーズ デボラ・エリス作 もりうちすみこ訳 さ・え・ら書房 『生きのびるために』2002年 『さすらいの旅――続・生きのびるために』2003年 『泥かべの町』2004年 タリバン政権下のアフガニスタン、カブールの町でたくましく生きる少女パヴァーナの姿に、 心を打たれると同時に、テレビのドキュメンタリーやノンフィクション作品とは異なる角度から 子供たちの現実を突きつけられた思いがした。 『漂泊の王の伝説』ラウラ・ガジェゴ・ガルシア作 松下直弘訳 偕成社 構成も、登場人物も、テーマも見事で、読み応えがありました。 ワラビ(wyn-1001) |
蒼子(WYN-0031) あなたはそっとやってくる みーんないすのすきまから インド式マリッジブルー 『あなたはそっとやってくる』 ジャクリーン・ウッドソン作 さくまゆみこ訳 あすなろ書房(2008.03) 切ない初恋。そして重かった。 『みーんないすのすきまから』 マーガレット・マーヒー文 ポリー・ダンバー絵 もとしたいづみ フレーベル館(2007.12)絵本 すごいのひと言でした。 『インド式マリッジブルー』 バリ・ライ作 田中亜希子訳 東京創元社(2005.05) 日本にいるとあまり意識しないけど、文化や民族についてあらためて考えさせられました。 |
shoko(WYN-1042) みーんないすのすきまから ペンギンさん あの空の下で ---------- 『みーんないすのすきまから』 マーガレット マーヒー文 ポリー ダンバー絵 もとした いづみ訳 フレーベル館 (2007/12) 去年読めなくて悔しい思いをしたのですが、読んでみてやまねこ賞入賞も納得。 子どもたちといっしょに、すごい、えー、といいながら楽しく読みました。 『ペンギンさん』 ポリー ダンバー作 もとした いづみ訳 フレーベル館 (2007/11) こいつ、○○○○だよーという子どもといっしょに、どうなるのだろうと考えながら読んだところ、ええっ!? と3人でびっくりです。そうきたかーの絵本。 『あの空の下で』フランシスコ・ヒメネス作 千葉茂樹 小峰書店 2005.8 豊かさを夢見てアメリカへ移ったメキシコ人一家を描いた『この道のむこう』の続編です。成長するパンチート少年は家族と離れて暮らしながらも、働きながら、恋をしたり、勉強したりする。ただ日々を映した物語なのに、ずんときました。 |
ち〜ず(WYN-1040) マイがいた夏 シロクマたちのダンス トビー・ロルネスシリーズ ペンギン・カルテット ニューヨークへいく ニルスのふしぎな旅 『マイがいた夏』 マッツ・ヴォール作/菱木晃子訳/徳間書店 (マイベストに入る1冊。少年の心のひだの微妙なところが描かれているのが魅力的。〈少年〉は自分が経験したことのない未知の世界なので、少年の心の動きというものがとても新鮮だった。そして、ラストの衝撃は忘れられない……。) 『シロクマたちのダンス』 ウルフ・スタルク作/菱木晃子訳/偕成社 (親のエゴに翻弄されるラッセを心から応援しながら読んだ。最後の決断には胸がすっとした。辛い内容ながらも、途中「くっ」と声を漏らして笑ってしまうような場面が何度もあり、ちょっぴり皮肉がこもっていながらもユーモアたっぷりのスタルクのスタイルに、いっきにファンになってしまった。) 「トビー・ロルネス」シリーズ 『空に浮かんだ世界』 ティモテ・ド・フォンベル作/伏見操訳/岩崎書店 (身長1.5ミリのトビー・ロルネスが主人公。小さい世界のことを想像しながらよく作られた作品だと思う。現在の地球が抱える環境汚染の問題を提起したような作品。はらはらドキドキしながら読んだ。2巻以降も読みたかったが叶わずとても残念。) 『ペンギン・カルテット ニューヨークへいく』 ペーテル・アルヘニウス文/インゲラ・ペテッション絵/ひしきあきらこ訳/BL出版 (お父さんペンギンたちが、たまごをあたためているあいだ退屈なので、たまごを持ってニューヨークへジャズの演奏旅行に出かける。絵もポップで、お話もクール! たまごをカバンに入れたままというところがすごいけど……。ハッピーになれる絵本。) 『ニルスのふしぎな旅』 セルマ・ラーゲルレーヴ作/菱木晃子訳/福音館書店 (憧れの国スウェーデンに想いを馳せながら、ニルス、がちょうのモルテンとともに、スウェーデンじゅうを旅することができました。群れの鳥たちの心意気に心うたれ、イラストの美しさにも感動しきりでした。特に下巻の表紙は、子どものころ、この物語を読んだときに、自ら何度もモルテンの背中にのり舞い上がったときの映像とぴたりと重なり、どれだけ見ていても飽きません。こんなにすてきな完訳版を日本に紹介していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。) (ものすごく偏った選書ですみません。。。) |
ちゃぴ(WYN-1026) 縞模様のパジャマの少年 時の旅人 『縞模様のパジャマの少年』 ジョン・ボイン作 千葉茂樹訳 岩波書店 2008.9 恐ろしい出来事を、9歳の少年の視点で描く。少年があまりに不幸を知らず無邪気なために、恐ろしさがいっそう増す。 『時の旅人』 アリソン・アトリー 松野正子 岩波書店 1998.3 ずっと読みたかった1冊。農場の暮らし、過去の荘園の暮らしが、生き生きと描写され、ゆっくりと物語が進むのが、とても心地よかった。 |
コアラン(WYN-1053) リスとお月さま ミルクウィード 天国にいちばん近い場所 シャバヌシリーズ アルプスのきょうだい 『リスとお月さま』 ゼバスティアン メッシェンモーザー作 松永 美穂訳 コンセル (2007/03) 絵も話も大好きです。笑いました! 『ミルクウィード 天使の羽根のように』 ジェリー スピネッリ作 千葉 茂樹訳 理論社 (2004/09) どきどきしながら読みました。歴史の重さを感じつつ、それだけではない不思議な感触がある物語でした。 『天国にいちばん近い場所』 E.R. フランク作 冨永 星訳 ポプラ社 (2006/09) NYのブルックリンで暮らす少年少女たちの短編連作集。登場人物の誰もが愛しくなりました。 『シャバヌ―砂漠の風の娘』(2004/12) 『シャバヌ ハベリの窓辺にて』(2005/06) スザンネ・フィッシャー ステープルズ作 金原 瑞人、 築地 誠子訳 ポプラ社 パキスタンの砂漠での暮らし、想像を超えていました。 『アルプスのきょうだい』 ゼリーナ・ヘンツ作 ロワ・カリジェ絵 光吉 夏弥訳 岩波書店(1954/09) カリジェの絵が好きです。よい絵本は時間を経てもやっぱりいいのだなぁと思いました。 コアラン |
みちこ(WYN-2089) 木曜日に生まれた子ども ウィロビー館のオオカミ 宇宙への秘密の鍵 サンタの最後のおくりもの いつもだれかが… 『木曜日に生まれた子ども』 ソーニャ・ハートネット著 金原瑞人訳 河出書房新社 2004(読み物) オーストラリアの内陸に住む家族の物語。地面を掘り続ける少年はいったい何を考えているのか? 家族は破滅にむかうのか? 戸惑いながら読んでいったけれど、最後はとてもよかった。 『ウィロビー館のオオカミ』 ジョーン・エイキン作 掛川恭子訳 講談社青い鳥文庫 1992(読み物) やさしくも正義感の強い主人公ボニーに冒頭から魅力を感じ、その後は物語に引き込まれてどんどんページをめくりました。 「ホーキング博士のスペースアドベンチャー」シリーズ 『宇宙への秘密の鍵』 ルーシー・ホーキング作 スティーヴン・ホーキング作 さくまゆみこ訳 岩崎書店 2008(読み物) けっこう分厚いし、難しそうだし、なかなか手に取れなかったのですが、読んでみたらすごくわかりやすくておもしろかった。 『サンタの最後のおくりもの』 マリー・オード・ミュライユ& エルヴィール・ミュライユ作 クェンティン・ブレイク絵 横山和江訳 徳間書店 2006(読み物) クリスマスの話は山ほどありますが、このお話はとても新鮮に感じました。しみじみと感動。 『いつもだれかが…』 ユッタ・バウアー作・絵 上田真而子訳 徳間書店 2002(絵本) いつも誰かに守られて生きてきたというおじいちゃんの語りに、大きくうなずきながら読みました。涙なしでは読めません。 『ウィロビー館のオオカミ』は、冨山房から出ている新訳を読んで読み物部門に投票したかったのですが、間に合いませんでした〜。 講談社青い鳥文庫では、ジョーン・エイキンの作品はこれしか出ていないようなので、シリーズとしませんでしたが、大丈夫でしょうか? また、『宇宙への秘密の鍵』はシリーズかと思いますが、この書き方でよかったでしょうか? ぎりぎりにすみませんが、間違っていたらご指摘くださいませ。>スタッフのみなさま |
からくっこ(WYN-1050) マイがいた夏 バディ 目をとじれば平和が見える デルス・ウザラー リスとお月さま === 『マイがいた夏』 マッツ・ヴォール作/菱木晃子訳/徳間書店(2004.05) 少年というものの心の内側を、はじめてほんとうに見た気がする。 『バディ たいせつな相棒』 V.M.ジョーンズ作/田中亜希子訳/PHP研究所 (2008.01) まっすぐで、すがすがしくて、すこやかな青春。読後はさわやかな気持ちになれる。主人公と同じ年頃の男の子にぜひ読んでほしい。 『目をとじれば平和が見える 旧ユーゴスラビアの子どもたちの描く戦争』 ユニセフ編/斎藤倫子訳/ほるぷ出版 (1994.05) 旧ユーゴスラビアの子どもたちが絵と言葉で表現した戦争の体験。彼らの叫びに触れれば、戦争を正当化するあらゆる理屈は欺瞞であるとわかる。地球上のすべての大人が読むべき本。 『デルス・ウザラー 森の人』 ヴラジーミル・クラーヴジエヴィチ・アルセーニエフ文/ゲンナージイ・ドミートリエヴィチ・パヴリーシン絵/岡田和也訳/群像社 (2006/05) 100年前の極東ロシヤの大自然を描いた絵は、圧巻の一言。その美しさと迫力に息を呑んだ。 『リスとお月さま』 ゼバスティアン・メッシェンモーザー文・絵/松永美穂訳/コンセル (2007/03) 動物たちの大真面目ぶりがおかしくて、何度見ても笑ってしまう。牢屋のシーンがいい。オチも最高。 からくっこ(WYN-1050) |
Emme(WYN-2182) 時間のない国で 夢の彼方への旅 「時間のない国で」シリーズ(ということになるのでしょうか?) 『時間のない国で』(上下)ケイト・トンプソン作 渡辺庸子訳 東京創元社(2006.11) こういう作家好き!とうれしくなってしまった作品。音楽とストーリーの絡みも絶妙で、純粋に楽しめました。早く続編も読まなくては。 『夢の彼方への旅』エヴァ・イボットソン作 三辺律子訳 偕成社(2008.06) 昨年のやまねこ賞の結果を見て、これは読まねば!と思って手に取ったのですが、期待通りでした! アマゾンの神秘的な雰囲気、あざやかな色の動植物などを想像するだけで、なんだか非現実世界にいるようなわくわくした気持ちになりました。 新刊を読んでいない分、オールタイム部門ぐらいは……と思ったのですが、読書記録を見返してみると日本の作品が多く、投票に結びつきませんでした(泣) 初めての投票です。粗相がありましたらご指摘ください。。 |
muzu(WYN-1056) 曲芸師ハリドン シロクマたちのダンス ナゲキバト ホリス・ウッズの絵 『曲芸師ハリドン』 ヤコブ・ヴェゲリウス 作/菱木晃子訳/あすなろ書房/2007.08 ほんの数時間の出来事なのに、この濃密さ。じっくり心にしみこんでくる物語だと思います。 『シロクマたちのダンス』 ウルフ・スタルク作/菱木晃子訳/偕成社/1996.05 周囲の大人たちの価値観に押しつぶされそうになりながらも、自分らしさを模索しようとするラッセの様子に、彼を心から応援したい気持ちになりました。とても重い内容なのに、読後の爽やかさが印象に残る作品です。 『ナゲキバト』 ラリー・バーダクル作/片岡しのぶ訳/あすなろ書房/2006.04 主人公の少年と祖父とのかかわりあいが淡々と綴られているのですが、そこに起こる出来事には胸をかき乱されるよう。こうやって人は失敗や挫折のなかから生きることを学んでいくのだと、改めて思い出させてくれる作品だと思います 『ホリス・ウッズの絵』 パトリシア・ライリー・ギフ作/もりうちすみこ訳/さ・え・ら書房/2004.04 問題ばかりおこす孤児のホリスが得意な絵によって自分を理解し、大切なものを見つけていく過程に胸が熱くなりました。 |
あんこ(WYN-1048) 王への手紙 犬のウィリーとその他おおぜい ハートランド物語シリーズ 1位 『王への手紙』(上下) トンケ・ドラフト作 西村由美訳 岩波少年文庫 2005.11 スケールの大きな歴史ファンタジー。騎士をめざす主人公ティウリが苦難に立ち向かって行く姿がすがすがしい。 2位『犬のウィリーとその他おおぜい』ペネロピ・ライヴリー作、神宮輝夫訳、理論社 1998.9 この作品を神宮訳で読めるしあわせ。犬や虫に感情移入できて、とにかくおもしろかった。 3位「ハートランド物語シリーズ」ローレン・ブルック著 勝浦寿美訳 あすなろ書房 2006.9〜2007.11 心や体に傷を負った馬をケアする牧場ハートランドを舞台にくりひろげられる青春ドラマ。キャッチコピーにあるように、読み出したら止まらなくなった。 |
asayaka (WYN-2210) ピトゥスの動物園 ペニー・フロム・ヘブン ホリス・ウッズの絵 『ピトゥスの動物園』 サバスティア・スリバス作 宇野和美訳 あすなろ書房 2006.12 ユーモラスでしかもあたたかい気持ちにあふれている作品。次々に浮かぶ子どもたちのアイデアが楽しい。 『ペニー・フロム・ヘブン』 ジェニファー・L・ホルム作 もりうちすみこ訳 ほるぷ出版 2008.07 家族思いで、明るい少女ペニー。前向きだからこそ、時折見せる心の揺れが印象的。 『ホリス・ウッズの絵』 パトリシア・ライリー・ギフ作 もりうちすみこ訳 さ・え・ら書房 2004.04 現在と過去が交互に登場する構成がユニーク。なかなか素直になれないホリスにハラハラしながら、ホリスを見守る大人たちの存在にほっとする。 |
おちゃわん(WYN-1054) 星座を見つけよう 光の子がおりてきた ジョーとベッツィー りすのヒュータス 山のクリスマス 『星座を見つけよう』 H.A.レイ文・絵 1969.4 福音館書店 おさるのジョージの作者による星座の絵本。世界中のどこにいても星が見え、そこには生死を越えた時間の流れがある!すごい。 『光の子がおりてきた』 ポーラ・フォックス作 葉 祥明 絵 平野郷子 訳 2000.1 金の星社 ダウン症の弟ができ、それを受け入れられない兄が主人公。心が痛くなる物語だった。 『ジョーとベッツィー』 アーネスト・シェパード作 阿部 宏 訳 S60.7 篠崎書林 この作家・挿絵画家さんは、クマのプーさんや、「たのしい川べ」を書いた人だそうだ。野外で暮らすことに楽しみを感じる男は、なんにでも興味を持つリスと知り合いになる。おしゃまなリスがかわいい。 『りすのヒュータス』 V.H.ドラモンド文・絵 やまだ しげこ訳 1988.6(1939) 福音館書店 この作家さんは1957年グ賞“Mrs. Easter and the Storks”を書いた人だ。どこか懐かしい絵。あるべき姿に戻ったリスがいい。 『山のクリスマス 岩波の子どもの本』 ルドウィヒ・ベーメルマンス文・絵 光吉夏弥 訳 1953.12 岩波書店 冬に山のおじのうちで暮らす男の子の話。とても豊かな冬休みの話。マドレーヌシリーズで有名なベーメルマンスの初めての絵本だそうだ。 |
くらら(WYN-1046) 思い出のマーニー 金鉱町のルーシー あなたがうまれたひ クリスマス人形のねがい おもちゃ屋へいったトムテ 『思い出のマーニー』(上・下) ジョーン・ロビンソン作 松野正子訳 岩波書店 2003(新版) 速読みする変な癖がついてしまったのが、この物語に浸るうちに少し治った気がします。殻に閉じこもった少女が、生き生きと生きていけるようになる過程に寄り添っていきました。これからときどき読み返すことになりそうです。 『金鉱町のルーシー』 カレン・クシュマン作 柳井薫訳 あすなろ書房 2000 1849年のゴールドラッシュのときに、母と弟と妹たちとカリフォルニアに移住した少女の物語。当時の様子が鮮やかに伝わってきます。人々のたくましさに圧倒され、ルーシーの生き方に勇気をもらいました。中村悦子さんの表紙もすばらしい。(復刊の予定はないのでしょうか……。) 『あなたがうまれたひ』 デブラ・フレイジャー作 井上荒野訳 福音館書店 1999 うまれてきたことを地球規模で祝福するスケールの大きさ! この世界に少し慣れてきた子ども、そしてお母さん、お父さんにおすすめしたいです。 『クリスマス人形のねがい』 ルーマー・ゴッデン文 バーバラ・クーニー絵 掛川恭子訳 岩波書店 2001 美しい絵と心が満たされる物語のぜいたくな組み合わせ。 『おもちゃ屋へいったトムテ』 エルサ・ベスコフ作 菱木晃子訳 ささめやゆき絵 福音館書店 1998 クリスマスにぴったりのお話。トムテの子の失敗が、思いがけずすてきな結末につながり、心が温かくなります。 |
えみりい(WYN-0041) ケンジントン公園のピーター・パン セシルの魔法の友だち 飛ぶ教室 ハンナのひみつの庭 くっくちゃん 『ケンジントン公園のピーター・パン』 ジェームズ・マシュー・バリー著 中川正文訳 文研出版 1976年(読み物) 『ピーター・パンとウェンディ』よりも素朴な分、心にしみる気がしました。 『セシルの魔法の友だち』 ポール・ギャリコ作 野の水生訳 福音館書店 2005年(読み物) 読み進むうちに、たまらなくわくわくしてきて、夢中で読みました。 『飛ぶ教室』エーリヒ・ケストナー作 高橋健二訳 岩波書店 1962年(読み物) 男の子の話だと思って敬遠していたのですが、どうして今まで読まなかったんだろうと激しく後悔! 名作を読んだ、という実感がありました。 『ハンナのひみつの庭』 アネミー・ヘイマンス/マルフリート・ヘイマンス文・絵 野坂悦子訳 岩波書店 1998年(絵本) 何度も読み返し、絵のすみずみにまで見入ってしまいました。 『くっくちゃん』 ジョイス・ダンバー文 ポリー・ダンバー絵 もとしたいづみ訳 フレーベル館 2005年(絵本) 楽しくて、なんだかとっても幸せな気分になりました。くっくちゃんのぷにゅぷにゅしたほっぺのせいかも! ますます遅刻でごめんなさい! |
ゆま(WYN-1032) としょかんライオン シャンプーなんて、だいきらい みーんないすのすきまから 『としょかんライオン』(ミシェル・ヌードセン文 ケビン・ホークス絵 福本友美子訳) ライオンに寄りかかって本を読むと気持ちよさそう! こんなライオンが図書館にいたら楽しいだろうなと思わされた。 『シャンプーなんて、だいきらい』(アンバー・スチュワート文 ローラ・ランキン絵 おおつかのりこ訳) ポップくんの表情も、がんばって苦手を克服しようとする姿もかわいらしい。 『みーんないすのすきまから』(マーガレット・マーヒー作 ポリー・ダンバー絵 もとしたいづみ訳) 軽快でおもしろい訳文。学校での読み聞かせで読んだら、子どもたちもくすくす笑いながら聞いてくれた。 大遅刻です。すみません! |