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 ▼第23回(2020年)★読み物部門★  やまねこ翻訳クラブ 20/11/19(木) 14:21

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 ■題名 : 第23回(2020年)★読み物部門★
 ■名前 : やまねこ翻訳クラブ
 ■日付 : 20/11/19(木) 14:21
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   第23回(2020年)★読み物部門★投票の様子です。

≪投票内容≫

ハンドル名(※(=^_^=)は、匿名希望の会員です。 )

順位
タイトル(※【】内のシリーズ名は、管理人が便宜上付記したものです。)
出版社名
その他の書誌情報
投票コメント

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Incisor (WYN-2016)

1位
コピーボーイ
岩波書店
ヴィンス・ヴォーター作 原田勝訳 2020.3.26
味わい深い前作の読後、反芻するように思い起こしてきたスピロさんの言葉が、さらに魂にぐっと刻み込まれた。

2位
影を呑んだ少女
東京創元社
フランシス・ハーディング著 児玉敦子訳 2020.6.22
過酷な歴史背景のなか、メイクピースの生きる力が見事。誰もが自分のなかにそういう場所がある、あってほしいと思うようになった。『嘘の木』以来、毎年楽しみにしていたので、もっとハーディング作品が読みたい!

3位
ソレルとおどろきの種
ハーパーコリンズ・ジャパン
ニコラ・スキナー作 宮坂宏美訳 2020.4.1
新しい生活様式を受け入れて、この時代に向き合って生きていく勇気をもらった。先行き不安に気持ちが混乱したとき、ソレルが取り組んできた姿勢と、この物語のラストを思い出すと前を向く力がわいてくる。

4位
グレタ・トゥーンベリ
金の星社
ヴィヴィアナ・マッツァ著 赤塚きょう子訳 2020.5.8
知りたかったグレタさんのことや、その活動がまっすぐに伝わり、そのままに受け取ることができた。静かに心に響き、深く残る。考えようとする余地を与えてくれる。

5位
夜フクロウとドッグフィッシュ
小学館
ホリー・ゴールドバーグ・スローン/メグ・ウォリッツァー著 三辺律子訳 2020.7.9
ページをめくるたびに既成概念から心がどんどん自由になる。ご縁がご縁をよぶストーリー展開に、愛すること、生きることの喜びにあらためて気づかされる。

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キジトラ(WYN-1060)

1位
兄の名は、ジェシカ
あすなろ書房
ジョン・ボイン作、原田勝訳、2020.4
トランスジェンダーだと告白した兄ジェイソン。家族や周囲の対応はコミカルであり、残酷であり。息が詰まるような家族の関係が描かれますが、最後は温かな涙が込み上げました。

2位
ねこと王さま
徳間書店
ニック・シャラット作・絵、市田泉訳、2019.12
楽しいお話、ユーモアのあるイラスト、登場人物がやさしくて、どこをとっても最高です!

3位
おじいちゃんとの最後の旅
徳間書店
ウルフ・スタルク作、キティ・クローザー絵、菱木晃子訳、2020.9
自身のおじいちゃんとの思い出を描いた本作はユーモアたっぷりですが、人生に対する深い思いがつまっていて、じわりとしました。

4位
影を呑んだ少女
東京創元社
フランシス・ハーディング作、児玉敦子訳、2020.6
とにかく力のあるホラーファンタジー。主人公の強さがすばらしい。

5位
スアレス一家は、今日もにぎやか
あすなろ書房
メグ・メディナ作、橋本恵訳、2019.12
家庭の事情にふりまわされ、学校生活も楽ではなく。主人公が明るく突破していく物語だが、ずしっと感じるものがあった。

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いけだ(WYN-2351)

1位
5000キロ逃げてきたアーメット
学研プラス
作:ラウフ・オンジャリ/訳:久保 陽子
イギリスにおける難民のお話ですが、対象年齢が低めで幅広い世代に難民について知ってもらえる作品で、多くの人に読んでもらいたいと思いました。大人が読んでも、主人公たちの懸命さには心を打たれます。

2位
夜フクロウとドッグフィッシュ
小学館
作:ホリー・ゴールドバーグ・スローン/訳:三辺律子
LGBTの問題などを含みつつも、現代の中高生が楽しく読める今時のYAです。主人公たちの友情にも感動するし、メールでのやりとりだから素直に表現できるようで、時々大人も顔負けの深いことを少女たちが考えていることに驚きを覚えます。

3位
【嵐の守り手】嵐の守り手 〈1〉 闇の目覚め
評論社
作:キャサリン・ドイル/訳:村上利佳
今までにない魔法の形に、読んでいてワクワクしました。次回作が楽しみです。

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ベス(WYN-0004)

1位
死について考える本
あかね書房
メリー=エレン・ウィルコックス
死を容赦なく描いているのに、読むと生きる勇気がわいてくる。よくぞ出してくれました、と思える本。

2位
グレタ・トゥーンベリ
金の星社
ヴィヴィアナ・マッツァ
グレタについての基本的な情報がわかりやすく整理されていて、気候変動問題を知る入口としてもおすすめ。

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hanemi(WYN-0036)

1位
ぼくたちがギュンターを殺そうとした日
徳間書店
ヘルマン・シュルツ作/渡辺広佐訳
作者が子ども時代に経験したことを、70代後半になってから物語として世に出したという。それだけの年月が必要だったということか。戦争で受けた傷の深さに胸がえぐられる。

2位
コピーボーイ
岩波書店
ヴィンス・ヴォーター作/原田勝訳
読み始めてすぐにスピロさんが恋しくなった。スピロさん、亡くなっているのに、存在感がすごい。

3位
影を呑んだ少女
東京創元社
フランシス・ハーディング作/児玉敦子訳
今回も時代設定が秀逸。

4位
死について考える本
あかね書房
メリー=エレン・ウィルコックス作/おおつかのりこ訳
ここ数か月はいつになく死を意識することが多かったように思う。この本は死についていろいろな側面から書かれているので、文字どおり、死について考えるヒントを与えてくれる。

5位
ねこと王さま
徳間書店
ニック・シャラット作/市田泉訳
ねこ、有能すぎる!

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みちこ(WYN-1057)

1位
おじいちゃんとの最後の旅
徳間書店
ウルフ・スタルク作 菱木晃子訳
こんなとんでもないおじいちゃんをどうして愛せるのだろうと最初は思ったが、だんだん切なくなっていって、いろんなことに思いをはせた。

2位
父さんが帰らない町で
徳間書店
キース・グレイ 作 野沢佳織訳

3位
ハロー、ここにいるよ
評論社
エリン・エントラーダ・ケリー作 武富博子訳

4位
囚われのアマル
さ・え・ら書房
アイシャ・サイード作 相良倫子訳

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(=^_^=)

1位
この海を越えれば、わたしは
さ・え・ら書房
みなしごのクロウが自分のルーツを知ろうと闘う過程で、今の自分の幸せに気づく感動的なストーリーが、これまた感動的に美しい文章に載せて語られている。迷いなしの今年のマイベストです!

2位
【嵐の守り手】嵐の守り手
評論社
ファンタジーとSFの見事な融合。終盤、父の死の真相が明らかになったときは、「なるほど、そうか、なぜ気づかなかったのか!」とほんとに声を出してしまった……。

3位
フレンドシップ ウォー こわれたボタンと友情のゆくえ
講談社
「小学校高学年女子あるある」が、ボタンという魅力的なモチーフをたくみに使って、リアルに描かれている。そうそう、この年の子どもにとっての喜怒哀楽の原因はすべて友だちにあり。

4位
秘密のノート
小学館
程度の差はあれ、だれだって、周りから見られている自分と本当の自分とのギャップに悩むことはあるはず。ジェリー、がんばれ! ジェリー、だいじょうぶ。ジェリー、また? 読書中、何度主人公に声をかけてしまったことか。

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あぐりんこ(WYN-2218)

1位
おじいちゃんとの最後の旅
徳間書店
頑固で汚い言葉の好きなおじいちゃんが見せる亡き妻への愛にグッとくる。

2位
秘密のノート
小学館
ノートにしか話せないことを話せる人ができるって幸せ。

3位
兄の名は、ジェシカ
小学館
トランスジェンダーを知らせたことで、本人以上の反応をする家族。一番辛い人の気持ちに寄り添うのってなかなか難しい。

4位
囚われのアマル
さ・え・ら書房

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なおじ(WYN-2355)

1位
ぼくだけのぶちまけ日記
岩波書店
スーザン・ニールセン 作 , 長友 恵子 訳
それぞれがそれぞれの立場で苦しみ葛藤していること、またそれは自然なことで、前を向けばきっと乗り越えていけることを描いている。残忍なシーンもあるが、コミカルなジョークもバランスよく織り交ぜられており、読むと背中を押してもらえる。

2位
死について考える本
あかね書房
メリー=エレン・ウィルコックス 作/おおつかのりこ 訳
身近な人の死も、自分の死も、いつか必ず向き合わなければいけないことだから、このような分かりやすく温かみのある本は、大人も子どもも、多くの人が読んで心が穏やかになれたらいいなと思う。

3位
囚われのアマル
さ・え・ら書房
アイシャ・サイード/作 相良 倫子/訳
物語として緩急が付いており良くできている以上に、現実として同様のことが多く起こっていると思うと、現実世界を変えていかなければいけないと強く思わされた。パキスタンの現状を知らなかった自分を恥じた。

4位
兄の名は、ジェシカ
あすなろ書房
ジョン・ボイン 著/原田 勝 訳
トランスジェンダーに関する本人や身近な人の葛藤を想像するには、とても優れた本だと思う。途中何気なく張られていた伏線が終盤に向かって見事に繋がっていき、その点爽快。

5位
十歳、ぼくは突然「敵」とよばれた
汐文社
アンドレア・ウォーレン/著 もりうちすみこ/訳
なんとなく知っているつもりだったが、全然知らなかった、第二次大戦中(前後)のアメリカでの日系人の経験。差別を受けた経験を、後に、カテゴリーで分けるのではなく一人一人を見て対応をする必要性をアメリカの中で主張する人物になったということに本当に感銘を受ける。

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ワラビ(wyn-1001)

1位
コピーボーイ
岩波書店

2位
影を呑んだ少女
東京創元社

3位
5000キロ逃げてきたアーメット
学研プラス

4位
ハロー、ここにいるよ
評論社

5位
おじいちゃんとの最後の旅
徳間書店

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(=^_^=)

1位
【ベネベントの魔物たち】いたずらの季節
偕成社
ジョン・ベーメルマンス・マルシアーノ作/ソフィー・ブラッコール絵/横山和江訳
作者は『マドレーヌ』のルドウィッヒ・ベーメルマンスのお孫さんとのこと。第2巻に続く謎にわくわくします。

2位
うちの弟、どうしたらいい?
岩波書店
エリナー・クライマー著/小宮由訳
1本の映画を見終わったような読後感でした。映画のジャンルでいうならヒューマンドラマ。

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☆BUN(WYN-0003)☆

1位
囚われのアマル
さ・え・ら書房
アイシャ・サイード作  相良倫子訳
何十年も前の話かと思うほど理不尽な成り行きのなか、アマルの、学びたい,本を読みたいという意欲と、あくまでも希望を捨てない強さに惹かれた。思いのほかエンタメ的な側面もあって、一気読み。

2位
夜フクロウとドッグフィッシュ
小学館
ホリー・ゴールドバーグ・スローン&メグ・ウォリッツァー作 三辺律子訳
メールだけで書かれた小説なのに、話がワイルドにころがってむちゃくちゃ楽しく読んだ。主人公ふたりの距離感が変わるにつれてメールの口調が変化するあたりの訳が、自然ですごい。

3位
コピーボーイ
岩波書店
ヴィンスヴォーター作 原田勝訳
前作からずいぶん成長したヴィクターの姿が、力強くもさわやか。向こう見ずに見えてなかなか用意周到なところも頼もしい。「河口」から大海原へ出ていく若者の物語。

4位
影を呑んだ少女
東京創元社
フランシス・ハーディング作 児玉敦子訳
いつもながらずっしりした読みごたえのページターナー。特殊な能力を持つ主人公だけど、その力をあやつりながら、知恵と勇気で混乱の世を息抜いていく姿がかっこいい。そしてクマがいとおしい。

5位
紙の心
岩波書店
エリーザ・プリチェッリ・グエッラ作  長野徹訳
「夜フクロウ〜」と同じく書簡体小説。こちらは図書室の本にメモをはさんでやりとりする。うっすらとただよう不穏さの理由がじょじょに解明されていき、緊張の高まる終盤がすごくよかった。

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ゆま(WYN-1032)

1位
明日をさがす旅 故郷を追われた子どもたち
福音館書店
アラン・グラッツ作 さくまゆみこ訳
生きた時代も故郷も違う、3人の子どもたちのそれぞれの旅に、最後までハラハラ。この世の子どもたちが、いつでも安全で幸せに、故郷で暮らせますようにと祈らずにはいられない。

2位
この海を越えれば、わたしは
さ・え・ら書房
ローレン・ウォーク作 中井はるの訳
勇気をもって自分のルーツを知ろうとするクロウと、いつも前向きではないながら支える大人たちとの関係に、温かさを感じた。

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ケンタ(WYN-0038)

1位
わたしの全てのわたしたち
ハーパーコリンズ・ジャパン
サラ・クロッサン

2位
明日をさがす旅
福音館書店
アラン・グラッツ

3位
紙の心
岩波書店
エリーザ・プリチェッリ・グエッラ

4位
ハロー、ここにいるよ
評論社
エリン・エントラーダ・ケリー

5位
ぼくだけのぶちまけ日記
岩波書店
スーザン・ニールセン

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おちゃわん(WYN-1054)

1位
コピーボーイ
岩波書店
ヴィンス・ヴォーター作 原田 勝訳
主人公の一生懸命さが切ない。素晴らしい人生賛歌。

2位
フラミンゴボーイ
小学館
マイケル・モーパーゴ 
フラミンゴの来るという仏のカマルグへ行ってみたい。

3位
夜フクロウとドッグフィッシュ
小学館
ホリー・ゴールドバーグ・ス ローン&メグ・ウォリッツアー
女の子の友情万歳。人生を楽しむおばあちゃん万歳。

4位
ぼくだけのぶちまけ日記
岩波書店
スーザン・ニールセン
最悪のシナリオを味わう主人公だが果敢に人生を乗り切ろうとする姿がとてもいいです。

5位
紙の心
岩波書店
エリーザ・プリチェッリ・グエッラ
読書と手紙を書くことの良さを再認識させてくれる。

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mikiron(WYN-1066)

1位
コピーボーイ
岩波書店
成長したヴィクターくんの青春がまぶしくて、一緒に旅をしている気分になれました。

2位
兄の名は、ジェシカ
あすなろ書房
トランスジェンダーの苦悩を、弟の目線で描いています。家族の成長物語ともいえそう。

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(=^_^=)

1位
ぼくだけのぶちまけ日記
岩波書店
スーザン・ニールセン/長友恵子訳
読んでよかった!と思った本です。つらい話だけれどユーモアもあって、声を出して笑ったところもありました。苦悩と希望のバランスがよい。脇役たちが類型的になりそうでならないところが好きでした。

2位
最後の竜殺し
竹書房
ジャスパー・フォード/ないとうふみこ

3位
ソレルとおどろきの種
ハーパーコリンズ・ジャパン
ニコラ・スキナー/宮坂宏美

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SUGO(WYN-1012)

1位
戦場の秘密図書館
文溪堂
命の危険に脅かされるなかでも、本を読みたい守りたいという強い信念で行動した人びとに感動しました。

2位
希望の図書館
ポプラ社
酒井駒子さんの表紙がとても美しい上に、黒人少年ラングストンが図書館を通して居場所をみつける物語がとても魅力的。

3位
わたしの全てのわたしたち
ハーパーコリンズ・ジャパン
散文詩の物語を、金原瑞人・最果タヒの共訳で仕上げるなんて、すごい着想。

4位
影を呑んだ少女
東京創元社
フランシス・ハーディングの作品には読まずにはいられない不思議な魅力がある。

5位
おじいちゃんとの最後の旅
徳間書店
亡きおばあちゃんへの愛情ゆえに努力する姿を見て、一気におじいちゃんが大好きになりました。

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(=^_^=)

1位
おじいちゃんとの最後の旅
徳間書店
ウルフ・スタルク

2位
ほんとうの願いがかなうとき
偕成社
バーバラ・オコーナー

3位
希望の図書館
ポプラ社
リサ・クライン・ランサム

4位
アーニャは、きっと来る
評論社
マイケル・モーパーゴ

5位
5000キロ逃げてきたアーメット
学研プラス
オンジャリ・Q.・ラウフ

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(=^_^=)

1位
キャラメル色のわたし
鈴木出版
シャロン・M・ドレイパー

2位
この海を越えれば、わたしは
さ・え・ら書房
ローレン・ウォーク

3位
うちの弟、どうしたらいい?
岩波書店

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mikkii (WYN-2329)

1位
夜フクロウとドッグフィッシュ
小学館
ホリー・ゴールドバーグ・スローン、メグ・ウォリッツァー、三辺律子
現代っ子のメール小説、ハラハラドキドキ楽しみました。

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モリー(WYN-1059)

1位
秘密のノート
小学館
ジョー・コットリル
本当の気持ちを誰にも言えず、秘密のノートに書くだけの主人公。仮面をかぶっている自分、多かれ少なかれ誰にでもそういう面はある。頼れそうな人の登場にほっとした。

2位
ぼくたちがギュンターを殺そうとした日
徳間書店
ヘルマン・シュルツ
同調圧力のすさまじさを感じた。とてもショッキングな話だった。

3位
フレンドシップウォー
講談社
アンドリュー・クレメンツ
小学校でまきおこるボタンブームが楽しかった。コレクター、手作りの工夫、交換の駆け引きなどなど、めっちゃ面白い。

4位
5000キロ逃げてきたアーメット
学研プラス
オンジャリ Q. ラウフ
子どもたちの純粋な優しさに胸をうたれた。

5位
ぼくだけのぶちまけ日記
岩波書店
スーザン・ニールセン
主人公の追いつめられている様子が、切れ味鋭い語り口で伝わってくる。

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ちゃぴ(WYN-1026)

1位
コピーボーイ
岩波書店
ヴィンス・ヴォーター作 原田勝訳 2020.3.26
『ペーパーボーイ』の内気なヴィクが、たくましく成長するが嬉しかった。素敵な文章でうまり、まるまる一冊、ぜんぶに線を引きたくなる、読み終えるのが悲しくなるような本。

2位
兄の名は、ジェシカ
あすなろ書房
ジョン・ボイン作、原田勝訳、2020.4.16
LGBTがテーマ。主人公が弟のサムであることや、母親が次期英国首相候補で、EU離脱、難民などの問題が議論されるのが他のLGBT系作品と違う。

3位
ほんとうの願いがかなうとき
偕成社
バーバラ・オコーナー作 中野怜奈訳 2019.11.28
恵まれない境遇の中、かすかな光をみいだそうと毎日願掛けをしていた少女が、叔母夫婦の愛情、近所の男子との友情、野良犬と出会いを通して、居場所をみつけていく姿が感動的。

4位
ハロー、ここにいるよ
評論社
エリン・エントラーダ・ケリー作 武富博子訳 2020.1.20
思春期前の個性豊かな4人の子どもたちがに、前進する若い力を感じる。フィリピン人祖母のする不思議な話が面白い。

5位
ぼくたちがギュンターを殺そうとした日
徳間書店
ヘルマン・シュルツ作 渡辺広佐訳 2020.3.31
今のいじめにもつながるけれど、やはり戦争での悲惨な体験や出来事、思想が強く陰を落とす。人間は弱くも強くもある。子どもは大人の姿を見ている。

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モーモー(WYN-1062)

1位
ぼくだけのぶちまけ日記
岩波書店
つらい場面も多いけれど、ときどきユーモアが織り込まれていて救われる。支えてくれる友だちや隣人たちが素敵。

2位
クレンショーがあらわれて
フレーベル館
両親の気持ちを慮っているジャクソン。切なかった。クレンショーが現れて本当によかった。わたしもクレンショーに会いたいな。

3位
希望の図書館
ポプラ社
黒人の少年が、図書館の本を通して、自分の心の言葉をみつけ、亡き母の愛を感じる。とてもよかった。

4位
ねこと王さま
徳間書店
とってもかわいくて、ほのぼのする。

5位
震える叫び
理論社
こわいというより、読んでいてとても楽しかった。

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Chicoco(WYN-0007)

1位
影を呑んだ少女
東京創元社
ゴーストストーリーでもあり、秀逸な、胸躍る冒険譚でもある。「自分」を失わずに生きるための闘いが熱い。クマも最高。

2位
ソレルとおどろきの種
ハーパーコリンズ・ジャパン
謎の種を見つけて頭に植えちゃうという奇想天外なエンタメ作のようで、じつは自分の考えよりも「いい子」でいるのを優先することや環境問題なども考えさせてくれる。

3位
囚われのアマル
さ・え・ら書房
現代のパキスタンが舞台。12歳の少女が直面する、ジェンダーや強制労働などの問題はからみあい、根深い。読みやすい訳で最初から最後までひきこまれた。

4位
ぼくたちがギュンターを殺そうとした日
徳間書店
第二次世界大戦後まもないドイツ。大人は戦争でたくさんの人を殺したじゃないかといって、少年たちはいじめたギュンターを殺そうとする。戦争が子どもたちの思考と行動に与える影響がリアルに描かれていた。

5位
グレタ・トゥーンベリ
金の星社
2019年と2020年のグレタさんのスピーチ全文掲載されているのがとくによい。ときどき読んで、環境問題を忘れないようにしたい(コロナだけじゃなく)。

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asayaka(WYN-1058)

1位
おじいちゃんとの最後の旅
徳間書店
ユーモアと愛情たっぷりで、それでいて切なくて、読んでいて胸がいっぱいに。ぼく、おじいちゃん、パパがそれぞれに抱えている思いがじわじわと伝わってくる。

2位
クレンショーがあらわれて
フレーベル館
ジャクソンのように、家族を気遣いつつ自分は周りを頼れずにいる子がたくさんいるのかもしれないと、子どもの貧困問題について考えさせられる。クレンショーの存在が救い。

3位
囚われのアマル
さ・え・ら書房
これが現代を舞台にした物語であることに驚かされる。アマルの行動にハラハラドキドキしながら、あきらめずに強い意志を持ち続ける姿を応援せずにはいられない。

4位
【トゥートゥルとふしぎな友だち】真夜中の妖精、なかなおりの魔法、精霊のなみだ
あかね書房
すぐ近くにいる「ふしぎな友だち」との交流が温かくて、ちょっぴり切ない。素直で好奇心旺盛なトゥートゥルが愛らしい。

5位
父さんが帰らない町で
徳間書店
100年近く前のアメリカを舞台にしているが、多感な年頃の少年の家族への思い、不安やおそれがリアルに描かれている。怖い場面もあるものの、読後感はさわやか。

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(=^_^=)

1位
死について考える本
あかね書房

2位
クレンショーがあらわれて
フレーベル館

3位
ハロー、ここにいるよ
評論社

4位
ソレルとおどろきの種
ハーパーコリンズ・ジャパン

5位
青銅とひまわり
樹立社

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おとむとむ(WYN-2033)

1位
コピーボーイ
岩波書店
ヴィンス・ヴォーター作 原田勝 訳

2位
兄の名は、ジェシカ
あすなろ書房
ジョン・ボイン作 原田勝 訳

3位
キャラメル色のわたし
鈴木出版
シャロン・M・ドレイパー作 横山和江 訳

4位
ぼくだけのぶちまけ日記
岩波書店
スーザン・ニールセン作 長友恵子 訳

5位
おじいちゃんとの最後の旅
徳間書店
ウルフ・スタルク作 菱木晃子 訳

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shoko(WYN-1042)

1位
ぼくだけのぶちまけ日記
岩波書店
重すぎるほどのテーマを扱っているのに、ユーモアを含んだヘンリーの語り口で、うまくバランスがとられている。一風変わった引っ越し先の面々が、温かいことに救われた。途中何度かうるっとし、後半はついに涙がこぼれた。

2位
コピーボーイ
岩波書店
『ペーパーボーイ』の続編。前作より成長したヴィクターは、吃音の悩みは彼なりに折あいをつけ小さくなっていたし、職場や道中でたくさんの理解者に出会って一皮二皮むけていく姿もまぶしかった。

3位
夜フクロウとドッグフィッシュ
小学館
ある日知らない子から、じぶんの父親とあなたの父親がつきあってる……なんてメールが届いたら? タイプの違う女子が、父親同士の付き合いをきっかけに友情を育む、メールによる書簡小説。おばあちゃんのガガがとってもすてき。

4位
ソレルとおどろきの種
ハーパーコリンズ・ジャパン
誤解しあっていた母との相互理解、親友ニーナとのケンカと和解といった個人的な問題も、環境問題や人間のエゴみたいな大きな問題もはいっているのに、奇想天外でユーモアたっぷりのファンタジー。おもしろかった。

5位
ほんとうの願いがかなうとき
偕成社
子どものころよくやっていた、○○を見たら願いごとをいうなどのおまじない。いつの間にかしなくなっている自分に気づいた。チャーリーの本当の願いははっきりと書かれていないが、読者にはきっとわかる。ラストで涙が出た。

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まなみ

1位
わたしの全てのわたしたち
ハーパーコリンズ・ ジャパン
サラ・クロッサン作 金原瑞人訳

2位
【ゴースト】ゴーストソング
サウザンブックス社
スーザン・プライス作 金原瑞人訳

3位
ぼくだけのぶちまけ日記
岩波書店
スーザン・ニールセン作 長友恵子訳

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くるり(WYN-0005)

1位
死について考える本
ポプラ社
メリー=エレン・ウィルコックス作 おおつかのりこ訳

2位
最後の竜殺し
竹書房
ジャスパー・フォード作 ないとうふみこ訳

3位
わたしの全てのわたしたち
ハーパーコリンズ・ジャパン
サラ・クロッサン作 最果タヒ、金原瑞人訳

4位
グレタ・トゥーンベリ
金の星社
ヴィヴィアナ・マッツァ著 赤塚きょう子訳

5位
希望の図書館
ポプラ社
リサ・クライン・ランサム作 松浦直美訳

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からくっこ(WYN-1050)

1位
コピーボーイ
岩波書店
ヴィンス・ヴォーター 作, 原田 勝 訳
ひたすらにまぶしく美しい、極上の青春小説。文句なしの年間ベスト。

2位
月のケーキ
東京創元社
ジョーン・エイキン 三辺律子 訳

3位
夜フクロウとドッグフィッシュ
小学館
作/ホリー・ゴールドバーグ・スローン 作/メグ・ウォリッツァー 訳/三辺律子

4位
兄の名は、ジェシカ
あすなろ書房
ジョン・ボイン 著/原田 勝 訳

5位
影を呑んだ少女
東京創元社
前2作と同じく、時代の選び方とファンタジー設定が独創的で絶妙。この作家の次回作が楽しみ。

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NON

1位
コピーボーイ
岩波書店
ヴォーター,ヴィンス作/原田勝訳
拠り所だっただいじな人をなくした主人公がひとりでしっかり進みはじめる姿が丹念にえがかれている。魅力的な登場人物がぞくぞく現れ、あたたかな絆がつながっていくのが居心地いい。

2位
おひめさまになったワニ
福音館書店
ローラ・エイミー・シュリッツ著/ブライアン・フロッカ絵
むかし話に現代風味をつけた楽しいおはなし。すっぽり物語にはいりこみ満足してもどってこられる幼年童話のお手本。

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anya(WYN-0049)

1位
夜フクロウとドッグフィッシュ
小学館
ホリー・ゴールドバーグ・スローン&メグ・ウォリッツァー著、三辺律子訳
全編ほぼメールという形式で、人はひとりひとりちがって、友情、愛情、家族の形もさまざまだということをさりげなく伝えてくれている。不器用で生意気で一生懸命な主人公ふたりが愛おしい。

2位
明日をさがす旅
福音館
アラン・グラッツ作、さくまゆみこ訳
時代も国もちがう3組の難民の家族の物語だが、時を経てもいまだに悲劇がつづいていることに改めて衝撃を覚えた。

3位
兄の名は、ジェシカ
あすなろ書房
ジョン・ボイン作、原田勝訳
トランスジェンダーをカミングアウトした少年の弟の視点から、本人と周囲の葛藤と混乱が語られる。理想の姿ではなく、悩み傷つけあう現実の姿が描かれていてよかった。

4位
囚われのアマル
さ・え・ら書房
アイシャ・サイード作、相良倫子訳
ほんとうに現代の話なのだろうかと驚いたが、ひどい仕打ちを受けていた主人公の少女が、自分がもてる武器を精一杯生かして闘っていく姿に胸を打たれた。

5位
最後の竜殺し
竹書房
ジャスパー・フォード作、ないとうふみこ訳

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りり(WYN-1006)

1位
ハロー、ここにいるよ
評論社

2位
フレンドシップ・ウォー
講談社

3位
兄の名は、ジェシカ
あすなろ書房

4位
クレンショーがあらわれて
フレーベル館

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みーこ

1位
希望の図書館
ポプラ社
リサ・クライン・ランサム作 松浦直美訳

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