2004年6月10日発売 大好きな女の子のために、子ぐまは出発!?
子ぐまのくまくまは、しょんぼりしています。
【作者/アレックス・デ・ウォルフ (Alex
de Wolf)】 1958年、オランダのアムステルダム郊外に生まれる。小さいころから、「絵を描くこと」と「まんがを集めること」が大好きで、お気に入りの授業は「動物園での写生」だった。建築家の父親の影響で芸術にめざめ、アムステルダムのリートフェルト・アカデミーでイラストレーションを学ぶ。卒業後、子どもの本のイラストレーター、絵本作家としてオランダをはじめ、ドイツ、イギリス、アメリカなどで活躍している。ボローニャ国際絵本原画展や、ブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)に何度か絵が展示されたこともある。 【訳者/野坂 悦子 (のざか えつこ)】 1959年、東京に生まれる。「本を読むこと」と「英語」が好きだった。1985年オランダに渡り、オランダ語の絵本と出会う。その後フランスに引っ越し、1990年に帰国。今でも、人や本との出会いを求め、オランダ、ベルギー、フランスを行き来している。『おじいちゃん わすれないよ』(ベッテ・ウェステラ/文 ハルメン・ファン・ストラーテン/絵 金の星社)で、第50回産経児童出版文化賞大賞を受賞。児童文学の訳書には『オシリカミカミをさがせ!』(リンデルト・クロムハウト/作 アンネマリー・ファン・ハーリンゲン/絵 朔北社)、『レアの星』(パトリック・ジルソン/作 クロード・K・デュボア/絵 くもん出版)など。また、「紙芝居文化の会」運営委員として、「カミシバイ」を世界に愛されるものにしようと、国内外で活動をつづけている。 |
2004年5月20日発売 新しい家族の姿をあたたかく描く
ママが もうすぐ おうちに かえってくる!
【画家/トメク・ボガツキ (Tomek Bogacki)】 1950年、ポーランド生まれ。ワルシャワ・アート・アカデミー卒業後、画家・彫刻家・デザイナーと多方面で活躍し、1973年より子ども向けの本のイラストレーションを手がけ、その独自のスタイルによって絵本作家としても国際的に評価されている。おもな著作に、『ねこと ねずみ』、『わたしの いえは ごにんかぞく』(以上、講談社)、『すき』(セーラー出版)ほか。現在は、ニューヨーク在住。 【作者/ケイト・バンクス (Kate Banks)】 アメリカ生まれ。本好きな両親の影響をうけ、幼いころから本、特に絵本に親しむ。ボストン近郊のウェルズリー・カレッジを経て、コロンビア大学で史学を専攻。卒業後、ニューヨークの出版社に勤務した後、ローマに住む。おもな作品に、『おつきさまは きっと』(ボストングローブ賞受賞)、『おかあさんと もりへ』(以上、講談社)など。現在は夫とふたりの息子とともに南フランス在住。 【訳者/木坂 涼 (きさか りょう)】 1958年埼玉県生まれ。詩人、絵本作家、翻訳家。おもな詩集に『木坂 涼詩集』(思潮社・現代詩文庫)、手がけた絵本に『みんなおっぱいのんでたよ』(福音館書店)、翻訳絵本に『ヨセフのだいじなコート』(フレーベル館)、『口を大きくあけて!〜歯の学校はこちらです〜』(講談社)ほか。トメク・ボガツキの絵本『わたしの いえは ごにんかぞく』(講談社)、『すき』(セーラー出版)の翻訳も手がける。 |
2004年4月25日発売 心の穴をそっとうめる やさしく不思議な物語
パトリシアとこねこのプティは たいせつなペットをなくした
【画家/ フィリップ・ゴーサンス (Philippe Goossens)】 サン=リュック美術学校で学んだのち、フリーのイラストレーターとして広告・映画・アニメーション・出版関係など多方面で活躍。数年前より、絵本および児童書のイラストに専念している。作品は、フランスをはじめ、ヨーロッパや世界各国で翻訳出版されている。現在、妻とふたりの子どもとともに、生地のブリュッセル在住。 【作者/アンヌ=マリ・ベアス (Anne-Marie Beasse)】 小学校の教員を経て、現在は、マニャール出版の児童局長を務める。子どもの世界にたいへん興味と愛着をもっており、想像力と独創性を駆使した作品作りで人気を集めている。趣味は白い愛馬に乗ること。 【訳者/石津ちひろ (いしづ ちひろ)】 1953年、愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。3年間のフランス滞在を経て、絵本作家・翻訳家として活躍中。『なぞなぞのたび』(荒井良二/絵 フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞を、『あしたうちにねこがくるの』(ささめやゆき/絵 講談社)で、日本絵本賞を受賞。翻訳絵本に〈リサとガスパール〉シリーズ(ブロンズ新社)、『ペローのろばの皮』、『おやすみのキッス』、『パフパフ』(以上 講談社)などがある。 |
2003年8月29日発売 オルレブ+グライヒのコンビ第4作目登場!
おしゃぶりがとっても好きな、ヨナタンは、もうすぐ4歳。 【作者/ウーリー・オルレブ (Uri Orlev)】 1931年、ポーランドのワルシャワで生まれる。ユダヤ人であるため、第2次世界大戦中ゲットーやポーランド人区で隠れ住まいをし、ベルゲン・ベルゼン強制収容所で終戦を迎える。戦後イスラエルへ移り、現在エルサレム在住。1956年、ホロコーストの体験を『鉛の兵隊』で発表。主な作品に、『壁のむこうの街』(偕成社)、『壁のむこうから来た男』『走れ、走って逃げろ』(いずれも岩波書店)、『かようびは シャンプー』『Tシャツのライオン』『ちいさい おおきな 女の子』(いずれも講談社)などがある。1996年、国際アンデルセン賞作家賞を受賞。 【画家/ジャッキー・グライヒ (Jacky Gleich)】 1964年、ドイツのダルムシュタット生まれ。大学ではアニメーションを修める。1995年より絵本を描きはじめる。作家アメリー・フリートとの作品『どこにいるの、おじいちゃん?』(日本では偕成社より刊行)で、ドイツ児童文学賞・ドイツの最も美しい本賞を受賞。 【訳者/母袋 夏生 (もたい なつう)】 長野県生まれ。ヘブライ大学文学部修士課程実用言語コースを終了。出版社勤務を経て、翻訳業に専念。主な訳書に、『壁のむこうから来た男』『走れ、走って逃げろ』(いずれも岩波書店)、『編みものばあさん』(径書房)、『ブルーリア』(国書刊行会)、『心の国境をこえて』(さ・え・ら書房)、『もちろん返事をまってます』(岩崎書店)、『羽がはえたら』(小峰書店)など。
関連図書〈ウーリー・オルレブの絵本〉 『かようびは シャンプー』 ★『かようびはシャンプー』は、2000年のやまねこ賞絵本部門第1位作品です。 |
2003年6月刊行 とってもかわいいキャラクターが新登場!
|
|
『カモノハシのプラティ
|
クリス・リデル作 おかだ よしえ訳 原題: "Platypus and the Lucky Day" (2002) |
『カモノハシのプラティ たからさがしにいく』
カモノハシのプラティは、新しい宝物を探しに海へ……。なにが見つかるかな?
『カモノハシのプラティ うれしいいちにち』
今日はついてる! と、たこあげにでかけたプラティ。ところが、ついてるどころか、大変なことばかり起こって……!?
【作者/クリス・リデル (Chris Riddell)】 南アフリカ生まれ。ブライトン大学卒業後、経済誌の漫画、小説のさし絵等、幅広い分野で画家として活躍している。リチャード・プラットと組んだ「Pirate Diary」で、2002年ケイト・グリーナウェイ賞を受賞。キャサリン・ケイブと組んだ「Something Else」では、ユネスコ賞を受賞している。手がけた絵本に、『ぞうって、こまっちゃう』(徳間書店)がある。
【訳者/岡田 好惠 (おかだ よしえ)】 1950年、静岡県生まれ。青山学院大学仏文科卒業。翻訳作品に、『ぼく パパに なるんだよ』(講談社)、『ジャングル・ブック』(講談社・青い鳥文庫シリーズ)、『だれをのせるの、ユニコーン?』(評論社)『デルトラ・クエスト(全8巻)』(岩崎書店)など。著作に、『アインシュタイン』、『ダイアナ妃』(講談社・火の鳥文庫シリーズ)などがある。
講談社「絵本通信」のサイトには、
訳者、編集者からのメッセージが掲載されています。
かわいいプラティにも会えるページです。ぜひアクセスしてみてください。
2003年4月刊行マーガレット・ワイズ・ブラウンの傑作絵本登場!
おおきな機関車と小さな機関車が、遠くの町トンブクトゥーめざして出発進行! 【作者/マーガレット・ワイズ・ブラウン (Margaret Wise Brown)】 1910年、アメリカのニューヨーク市ブルックリンに生まれ、ロング・アイランドで育つ。バージニア州ホリンズ・カレッジから、ニューヨーク市のバンク・ストリート教育大学に進む。卒業後、出版社に勤務し編集者となる。15年の編集者生活のかたわら、100冊におよぶ絵本を書く。その後、執筆に専念。1947年に出した『おやすみなさい おつきさま』(絵/クレメン・ハード 日本では評論社より)で、圧倒的評価をえた、アメリカ児童文学・絵本を代表する作家。1952年、滞在先のフランスにて病没。享年42歳。 【作者/アート・セイデン (Art Seiden)】 1950年代から、アメリカで活躍したイラストレーター。いきいきとした動線と、色彩感覚ゆたかな楽しい作品には定評があり、現代アメリカを代表するイラストレーターといわれている。主な作品に、『The Animal's Playground』『The Turtle and Rabbit』(ともに米ランダム・ハウス社)『My ABC book』『The Little Engine that Laughed』(ともに米ワンダー・ブックス社)などがある。 【訳者/小池 昌代 (こいけ まさよ)】 1959年、東京に生まれる。詩人。津田塾大学国際関係学科卒業。出版社で長年編集にたずさわったのち、現在は文筆業に専念している。詩集に、『水の町から歩きだして』『青果祭』『永遠に来ないバス』(1997年/現代詩花椿賞)『夜明け前十分』(いずれも思潮社)、『もっとも官能的な部屋』(書肆山田・1999年/高見順賞)、エッセイ集に『屋上への誘惑』(岩波書店・2001年/講談社エッセイ賞)などがある。絵本の翻訳で『ゆきが ふりはじめたら』(講談社)などがある。 講談社「絵本通信」のサイトには、 |
株式会社 講談社
〒112-8001 東京都文京区音羽2-12-21
TEL.03-3945-1111(番号案内)
Copyright (C) 2003-2004 Kodansha Co., Ltd.
Last Modified: 2004/6/25
HTML編集: 出版翻訳ネットワーク・やまねこ翻訳クラブ (河)