Page 89 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼★2015読み物部門★ 管理人 15/10/30(金) 14:03 ┣Re:★2015読み物部門★(キジトラ) やまねこ会員 15/11/9(月) 21:18 ┣Re:★2015読み物部門★(みちこ) やまねこ会員 15/11/12(木) 20:41 ┣(=^_^=) やまねこ会員 15/11/13(金) 13:45 ┣(=^_^=) やまねこ会員 15/11/13(金) 13:48 ┃ ┗(=^_^=) 管理人 15/11/13(金) 16:29 ┣Re:★2015読み物部門★(ベス) やまねこ会員 15/11/13(金) 22:42 ┣Re:★2015読み物部門★(ロールちゃん) やまねこ会員 15/11/14(土) 18:06 ┣Re:★2015読み物部門★(まなみ) やまねこ会員 15/11/16(月) 1:12 ┣Re:★2015読み物部門★(mapleleaf) やまねこ会員 15/11/16(月) 21:07 ┣Re:★2015読み物部門★(shoko) やまねこ会員 15/11/17(火) 6:38 ┣Re:★2015読み物部門★(うりこひめ) やまねこ会員 15/11/17(火) 9:41 ┣Re:★2015読み物部門★(winter) やまねこ会員 15/11/17(火) 10:11 ┣Re:★2015読み物部門★(あぐりんこ) やまねこ会員 15/11/17(火) 11:10 ┣Re:★2015読み物部門★ (おちゃわん) やまねこ会員 15/11/17(火) 11:26 ┣Re:★2015読み物部門★(BUN) やまねこ会員 15/11/17(火) 11:36 ┣Re:★2015読み物部門★(モリー) やまねこ会員 15/11/17(火) 12:28 ┣Re:★2015読み物部門★(くるり) やまねこ会員 15/11/17(火) 13:59 ┣Re:★2015読み物部門★(おとむとむ) やまねこ会員 15/11/17(火) 14:47 ┣Re:★2015読み物部門★(ワラビ) やまねこ会員 15/11/17(火) 16:59 ┣Re:★2015読み物部門★(MOMO) やまねこ会員 15/11/17(火) 18:06 ┃ ┗(=^_^=) やまねこ会員 15/11/17(火) 18:29 ┃ ┗(=^_^=) 管理人 15/11/17(火) 21:11 ┣Re:★2015読み物部門★(モーモー) やまねこ会員 15/11/17(火) 18:07 ┣Re:★2015読み物部門★(ちゃぴ) やまねこ会員 15/11/17(火) 18:14 ┣Re:★2015読み物部門★(SUGO) やまねこ会員 15/11/17(火) 18:38 ┣Re:★2015読み物部門★(anya) やまねこ会員 15/11/17(火) 18:45 ┣Re:★2015読み物部門★(ゆま) やまねこ会員 15/11/17(火) 22:01 ┣Re:★2015読み物部門★(コアラン) やまねこ会員 15/11/17(火) 22:41 ┣Re:★2015読み物部門★(NON) やまねこ会員 15/11/18(水) 5:29 ┗(=^_^=) やまねこ会員 15/11/18(水) 6:53 ┗Re:★2015読み物部門★ (ayo) やまねこ会員 15/11/18(水) 6:55 ┗(=^_^=) 管理人 15/11/18(水) 8:36 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ★2015読み物部門★ ■名前 : 管理人 ■日付 : 15/10/30(金) 14:03 -------------------------------------------------------------------------
投票開始は、11月1日(日)午前0時です。 -------------------------------------------------- こちらは★読み物部門★です。 読み物部門の投票は、この発言に返信する形でお願いします。 題名の後ろにハンドルを、 → Re:★2015読み物部門★(しろねこ) 内容の最初に、ハンドルと会員番号をお忘れなく。 投票フォーム ★読み物部門★ -------------------------------------------------- ハンドル(WYN-****) <前半:タイトルまたはシリーズ名のみ> (1位から順番にタイトル、またはシリーズ名のみ書き出してください。 エクセル処理のため、『 』や副題は書かないでください。 シリーズものは、1つにまとめて、投票してください。 シリーズものに投票される場合は、わかる範囲でシリーズ名で投票してください。 5位まで全部書かなくてもかまいません) タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ タイトルまたはシリーズ名のみ <後半:書誌情報とコメント> (順位・『タイトル』・書誌情報・コメントをお願いします。 前半の順番と同じになるよう、最後にご確認ください) 1位 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) 2位 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) 3位 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) 4位 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) 5位 シリーズ名、タイトル、副題と書誌情報 (コメント) ・コメントの分量はなるべく100文字以内でお願いします。ネタバレしないようご注意ください。 ここに収まらない熱い思いは、読書室掲示板にて語り合いましょう! -------------------------------------------------- 管理人 |
キジトラ(WYN-1060) ベルンカとやしの実じいさん 誰でもない彼の秘密 魔使いシリーズ ゆうれい作家はおおいそがしシリーズ だいじょうぶ カバくん 1位『ベルンカとやしの実じいさん』(上・下) (パベル・シュルット/作、ガリーナ・ミクリーノワ/絵、大沼有子/訳、福音館書店、上巻2015.2刊行、下巻2015.3刊行) 不思議なやしの実じいさんがやってきて、ベルンカの毎日は退屈知らず! プラハを舞台とした1年間のお話。挿絵もたっぷりでうれしい。 2位『誰でもない彼の秘密』 (マイケラ・マッコール/作、小林浩子/訳、東京創元社、2015.4) 少女時代のエミリー・ディキンソンをモデルとしたミステリー。フィクションでありながら(であるからこそ?)、ディキンソンの内面描写に説得力があり引き込まれた。 3位「魔使い」シリーズ (ジョゼフ・ディレイニー/作、田中亜希子/訳、東京創元社) 『魔使いの復讐』 2015.2 ほか 『魔使いの弟子』から始まるシリーズをこの1年で一気読み! 最終巻、まさかこんなことになるなんて〜!! 4位「ゆうれい作家はおおいそがし」シリーズ (ケイト・クライス/文、M・サラ・クライス/絵、宮坂宏美/訳、ほるぷ出版) 『死者のコインをさがせ』2014.10 『白い手ぶくろのひみつ』2015.3 あいかわらず個性的な面々が登場して飽きさせない。幽霊執事、いい味を出していました。 5位『だいじょうぶ カバくん』 (ダニエル・ネスケンス/作、ルシアーノ・ロサノ/絵、宇野和美/訳、講談社、2015.2) 動物園を出ていったカバくんのお話。人間とのやりとりがユーモラスで、良質なアイロニーが漂う。イラストの遊びもおもしろい。 |
みちこ(WYN-1057) Wonder ワンダー 不思議な尻尾 オリガミ・ヨーダの事件簿シリーズ 走れ、風のように ブロード街の12日間 1位『Wonder ワンダー』 R・J・パラシオ作/中井はるの訳/ほるぷ出版 2015.07 「9月の格言」にいきなりガツンとやられた。評判通りのすばらしさで、一気読みでした。 2位『不思議な尻尾』 マーガレット・マーヒー作/山田順子訳/東京創元社 2014.12 3位「オリガミ・ヨーダの事件簿」シリーズ 『オリガミ・ヨーダの研究レポート』2014.10 トム・アングルバーガー作/相良倫子訳/徳間書店 4位『走れ、風のように』 マイケル・モーパーゴ作/佐藤見果夢訳/評論社 2015.09 5位『ブロード街の12日間』 デボラ・ホプキンソン作/千葉茂樹訳/あすなろ書房 2014.11 |
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ベス(WYN-0004) Wonder ワンダー 1位『Wonder ワンダー』 R・J・パラシオ作/中井はるの訳/ほるぷ出版 2015.07 主人公だけでなく家族や友人の視点からも書かれているので、それぞれの立場がよくわかる。つらい話なのにユーモアがあるところもいい。本を読みながらこんなに泣いたのは久しぶりでした。 (たぶん10年ぶりくらいの投票です。1冊だけですみませんが、よろしくお願いします) |
ロールちゃん(WYN-2286) 一年後のおくりもの スモーキー山脈からの手紙 走れ、風のように だれにも話さなかった祖父のこと 浮き橋のそばのタンムー 1位『一年後のおくりもの』 サラ・リーン作/宮坂宏美訳/あかね書房 2014.12 言葉がなくても心で感じること、奇跡のような出会い・・・・・・後半から涙が止まらなかった。 2位『スモーキー山脈からの手紙』 バーバラ・オコーナー作/こだまともこ訳/評論社 2015.06 3人の子どもたちとその家族、そしてモーテルの女主人の心の交流が描かれる。出会ったばかりなのに、それぞれの抱える切実な悩みや複雑な事情を理解しあえる、世代を超えた友情に温かい気持ちになれた。 3位『走れ、風のように』 マイケル・モーパーゴ作/佐藤見果夢訳/評論社 2015.09 運命に引き寄せられるように三人の飼い主に出会っていくグレイハウント。三者三様の飼い主の心に寄り添うグレイハウントの語りに、胸を打たれた。 4位『だれにも話さなかった祖父のこと』 マイケル・モーパーゴ作/片岡しのぶ訳/あすなろ書房 2015.02 戦争の爪痕は、見た目にわかるものであろうがなかろうが、当人のみならず周囲の人々をも苦しめることに改めて気づかされた。最後の「祖父の手紙」は心にしみ、泣けた。 5位『浮き橋のそばのタンムー』 彭学軍作/渡辺仙州編訳/ポプラ社 2015.07 「やつを殺せ!」と自分の殺害指令を偶然聞いてしまった十歳の少年、タンムー。展開が見えず、いい意味で最後までハラハラさせられた作品。 |
まなみ(WYN-1063) マザーランドの月 1位『マザーランドの月』 (サリー・ガードナー/作、三辺律子/訳、小学館、2015.5刊行) 美しいタイトルから想像していた内容とははるかに違い、歴史的事実を元にした厳しい時代を生きる主人公の闘いを描いた物語。辛い環境の中でもたくましく生きる少年の姿、彼を支える人々の温かさ、衝撃の結末に、涙が止まらなかった。 |
mapleleaf(WYN-1064) 月にハミング 消えた犬と野原の魔法 遠い日の呼び声 1位『月にハミング』 マイケル・モーパーゴ作/杉田七重訳/小学館 2015.08 モーパーゴの語りの力にはいつも引き込まれます。 2位『消えた犬と野原の魔法』 フィリパ・ピアス作/ヘレン・クレイグ絵/さくまゆみこ訳/徳間書店 2014.12 ピアスとクレイグのコラボ! 二人のお孫さんって本当に幸せだなぁ。。。 3位『遠い日の呼び声』ウェストール短編集 ロバート・ウェストール作/野沢佳織訳/徳間書店 2014.11 大人にとっても読み応えたっぷりの短編集。 |
shoko(WYN-1042) 魔使いシリーズ Wonder ワンダー マリゴールドの願いごと タイムライダーズシリーズ 「魔使い」シリーズ (ジョゼフ・ディレイニー/作、田中亜希子/訳、東京創元社) 『魔使いの復讐』 2015.2 ほか 長年にわたって描かれてきた壮大な物語。最終巻までやってくると、トムの成長がなんだか我が子のように思えてしまった。 『Wonder ワンダー』 (R・J・パラシオ作/中井はるの訳/ほるぷ出版 2015.07) 誰にだっていろいろな事情がある。しんどい事情の中で人にやさしくできる人、それがほんとうに強い人なのだ。それぞれの角度から描かれたオーガストをとりまく登場人物たちのそれぞれの物語。 『マリゴールドの願いごと』 (ジェーン・フェリス/ないとうふみこ、池上小湖訳/小峰書店 2015.1) 物語は洞くつとその周辺、お城という狭い範囲で展開するのに、わくわくして読み進めた。懐かしいような、それでいて新しい、読むと幸せな気持ちになれる作品。 『タイムライダーズ 1: Time Riders』 『タイムライダーズ 紀元前6500万年からの逆襲』 (アレックス スカロウ作/金原瑞人、樋渡正人訳/小学館) なんだかんだいってもタイムトラベル物はおもしろい。この作品は、純粋なエンタメ系。続きが気になる。 |
うりこひめ(WYN-2249) ブロード街の12日間 ハーレムの闘う本屋 まだなにかある だれにも話さなかった祖父のこと マザーランドの月 1位 『ブロード街の12日間』 デボラ・ホプキンソン作/千葉茂樹訳/あすなろ書房/2014.11 いまから150年も前のことなのが、いきいきと描かれています。 2位 『ハーレムの闘う本屋:ルイス・ミショーの生涯』 ヴォーンダ・ミショー・ネルソン作/原田勝訳/あすなろ書房/2015.2 まさに「闘う」人生に、気骨を感じました。 3位 『まだなにかある』 パトリック・ネス作/三辺律子訳/辰巳出版/2015.6 苦手な分野なのですが、視点が面白く、妙に引き込まれました。 4位 『だれにも話さなかった祖父のこと』 マイケル・モーパーゴ作/片岡しのぶ訳/あすなろ書房/2015.02 戦争のことは、当人はあまり語りたがらないけれど、聞いておくべきだなあと思いました。 5位 『マザーランドの月』 サリー・ガードナー作/三辺律子訳/小学館/2015.5) ある国を想像させる、寒々しい設定ながら、たくましく生きる姿に強く惹きつけられました。 2年ぶりの参加です。こうしてみると、重い内容のものばかり読んでいたようです。 うりこひめ |
winter(WYN-2293) だれにも話さなかった祖父のこと ベッツィ・メイとにんぎょう 1位『だれにも話さなかった祖父のこと』 (マイケル・モーパーゴ作/ジェマ・オチャラハン絵/片岡しのぶ訳/あすなろ書房 2015.02) 2位『ベッツィ・メイとにんぎょう』 (イーニッド・ブライトン作/ジョーン・G・トーマス絵/小宮由訳/岩波書店 2015.05) よろしくお願い致します。 |
あぐりんこ(WYN-2218) コービーの海 だれにも話さなかった祖父のこと ブロード街の12日間 1位「コービーの海」 ベン・マイケルセン作 代田亜香子訳 鈴木出版 2015年6月 2位「だれにも話さなかった祖父のこと」 マイケル・モーバーゴ作 ジェマ・オチャラハン絵 片岡しのぶ訳 あすなろ書房 2015年2月 3位「ブロード街の12日間」 デボラ・ホプキンソン作 千葉茂樹訳 あすなろ書房 2014年11月 コメントなしですみません。 |
おちゃわん(WYN-1054) 神々と戦士たちシリーズ ハーレムの闘う本屋 まだなにかある 月にハミング 夢へ翔けて 1.神々と戦士たち 1 ミシェル・ペイヴァー 中谷友紀子 訳 あすなろ書房 2015.6 全5巻とされる最初の一冊。 紀元前1500年ごろ、青銅器時代のギリシアが舞台。よそ者として追われる少年と、母なる大巫女の操り人形であることを止めた少女、部族長の一人息子として部族の運命と、友情を試される少年。紺碧の海に、女神の島。愛らしいイルカが清涼剤。魅力満載。 2.ハーレムの闘う本屋 ルイス・ミショーの生涯 ヴォーンダ・ミショー・ネルソン 原田勝 訳 あすなろ書房 2015.2 人生において「闘う」とは、「信じる」とは、どういうことかを教えてくれる本。 3.まだなにかある パトリック・ネス 三辺律子 訳 辰巳出版 2015.6 人生に「もしも」はつきものだが……。青年の死で始まるこの本は、究極の形でそれを再現して見せてくれる。先を読まずにいられない。 4.月にハミング マイケル・モーパーゴ 杉田七重 訳 小学館 2015.8 反戦を子供に語るにはモーパーゴほどうまい人はいない。第二次大戦中にナチの攻撃を受けて沈んだ世界最速の客船ルシタニア号の悲劇と、イギリスの南端シリー諸島に残る逸話が絡み合って、人間の弱さと強さを描いて見せる。 5.夢へ翔けて 戦争孤児から世界的バレリーナへ ミケーラ・デプリンス エレーン・デプリンス 共著 田中奈津子 訳 ポプラ社 2015.6 アフリカ最貧国で戦争孤児となった少女が養子としてアメリカに渡り、黒人のバレリーナとして活躍するようになるまでを描いた本人による自伝。事実は小説より奇なり。信じられないような状況で前進する彼女に力づけられる。 |
BUN(WYN-0003) 月にハミング Wonder ワンダー ブロード街の12日間 オリガミ・ヨーダの事件簿シリーズ ウソつきとスパイ 1位 『月にハミング』(マイケル・モーパーゴ作 杉田七重 訳 小学館 2015年8月) 第一次大戦が背景だけど、歴史的事実を知らなくても問題なく読めるところが、さすがにモーパーゴさん。でありながら現代に通じる人間の黒さもびしびしつきつけられる。それでも読後感は温かい。ほんとうにすごい。 2位 『Wonder ワンダー』(R・J・パラシオ作 中井はるの 訳 ほるぷ出版 2015年7月) 主人公のオーガストを含め、両親、姉、先生、ジャックやミランダやサマーなど、周りをとりまく人たちが、みな迷ったり悩んだり失敗したりしながらも好きにならずにいられないすてきな人たちなのがいい。 3位 『ブロード街の12日間』(デボラ・ホプキンソン作 千葉茂樹 訳 あすなろ書房 2014年10月) 立ちあがり、「青い恐怖」とよばれるコレラの蔓延するさまが生々しくてこわいんだけど、主人公のイールがほんとに聡明でかわいいのだ。事実とフィクションの融合具合もいい。 4位 「オリガミ・ヨーダの事件簿」シリーズ 『オリガミ・ヨーダの研究レポート』(トム・アングルバーガー作 相良倫子 訳 徳間書店 2014年10月) チューボー男子(6年生だけど)の話ってうっとうしいのが多いんだけど、これはユーモア満点。日常の小さな(本人にとっては大きな)悩みに意外な、でも的確な答えを出すヨーダ。イイネ! 5位 『ウソつきとスパイ』(レベッカ・ステッド作 樋渡正人 訳 小峰書店 2015年5月) 地味なんだけど、学校の授業や、家庭でのやりとりや、引っ越し先で見つけた新しい友だちなんかを、ぜんぶ主人公にていねいにからませていくあたりが作者ならでは。初めて読んだときからずっと「男の子版魔女ジェニファ」だなと思っている。 |
モリー(WYN-1059) 青い目の人形物語シリーズ ペンダーウィックの四姉妹シリーズ ハーレムの闘う本屋 読書マラソン、チャンピオンはだれ? 浮き橋のそばのタンムー 1位 「青い目の人形物語」シリーズ 『青い目の人形物語I 平和への願い アメリカ編』 (シャーリー・パレントー/作、河野万里子/訳、岩崎書店、2015.6) 日米友好の証として交換された人形たちという実話を背景にしたフィクション。少女と祖母の関係にぐっときた。 2位 「ペンダーウィックの四姉妹」シリーズ (ジーン・バーズオール/作、代田亜香子/訳、小峰書店) 『ペンダーウィックの四姉妹2:ささやかな奇跡』2015.8 古き良き児童文学という雰囲気のシリーズ。個性豊かな四姉妹が丁寧に描かれていて素敵。 3位 『ハーレムの闘う本屋:ルイス・ミショーの生涯』 (ヴォーンダ・ミショー・ネルソン/作、原田勝/訳、あすなろ書房、2015.2) ミショーさんの情熱にしびれた。 4位 『読書マラソン、チャンピオンはだれ?』 (クラウディア・ミルズ/作、若林千鶴/訳、文渓堂、2014.11) どう競うの?といろいろ疑問だったけれど、本文を読んで納得。同じ本が好きな者同士っていいなあと改めて思った。 5位 『浮き橋のそばのタンムー』 (彭学軍/作、渡辺仙州/編訳、ポプラ社、2015.7) 自分が殺されると知ったからこその、少年の成長がまぶしかった。 |
くるり(WYN-0005) 太陽の草原を駆けぬけて マリゴールドの願いごと ルミッキシリーズ 1位『太陽の草原を駆けぬけて』 ウーリー・オルレブ作/母袋夏生訳/岩波書店/2014.12 2位『マリゴールドの願いごと』 ジェーン・フェリス作/ないとうふみこ、池上小湖訳/小峰書店/2015.1 3位「ルミッキ」シリーズ1『血のように赤く』 サラ・シムッカ作/古市真由美訳/西村書店/2015.7 今年は、児童書はじめ読んだ本自体が少なくて、3位までの投票です。 ぎりぎりで、コメントもなしですみません……。 |
おとむとむ(WYN-2033) Wonder ワンダー 偽りの王子 月にハミング だれにも話さなかった祖父のこと アルカーディのゴール 1位『Wonder ワンダー』 R・J・パラシオ作/中井はるの訳/ほるぷ出版/2015.07 2位『偽りの王子』 ジェニファー・A・ニールセン作/橋本恵訳/ほるぷ出版/2014.10 3位『月にハミング』 マイケル モーパーゴ作/杉田 七重訳/小学館/2015.08 4位『だれにも話さなかった祖父のこと』 マイケル モーパーゴ文/ジェマ オチャラハン絵/片岡 しのぶ訳/あすなろ書房/2015.02 5位『アルカーディのゴール』 ユージン・イェルチン作/若林 千鶴訳/岩波書店/2015.02 (代理投票) |
(ワラビ wyn-1001) Wonder ワンダー 神々と戦士たちシリーズ タイムライダーズシリーズ コービーの海 兵士になったクマ 1位 『Wonder ワンダー』 R・J・パラシオ作/中井はるの訳/ほるぷ出版/2015.07 すばらしい作品でした。 2位 『神々と戦士たち 1 青銅の短剣』 ミシェル・ペイヴァー 中谷友紀子 訳 あすなろ書房 2015.6 「クロニクル 千古の闇」シリーズのペイヴァーによる新シリーズ。青銅器時代という設定も、登場人物も魅力的で、ぐいぐい読み進めた。続きが楽しみ。 (シリーズものだけど、今年度に入るのは1巻目だけです) 3位 「タイムライダーズ」シリーズ 『タイムライダーズ 1: Time Riders』 『タイムライダーズ 紀元前6500万年からの逆襲』 アレックス スカロウ作/金原瑞人、樋渡正人訳/小学館 4位『コービーの海』 ベン・マイケルセン作 代田亜香子訳 鈴木出版 2015年6月 事故で右ひざから下を失い、また、父母の仲も家庭の経済状態もうまくいかないという主人公の辛さと葛藤に、ゴンドウクジラの親子を救いたいという強い思いが溶け合い、心に響く作品に仕上がっている。 5位 『兵士になったクマ ヴォイテク』 ビビ・デュモン・タック文 フィリップ・ホプマン絵 長野徹訳 汐文社 2015年8月 戦争がテーマの作品に、クマの存在がユーモアを与え、とても印象深いものになっている。 |
MOMO(WYN-1013) ぼくと象のものがたり Wonder ワンダー ブロード街の12日間 ウソつきとスパイ マザーランドの月 1位 『ぼくと象のものがたり』 (リン・ケリー作/若林千鶴訳/鈴木出版/2015.03) 少年と象の強い絆に胸が震えた。舞台が21世紀の今のインドであることを知って、大きな衝撃を受けた。 2位 『Wonder ワンダー』 (R・J・パラシオ作/中井はるの訳/ほるぷ出/2015.07) 登場人物それぞれの心の声を聞きながら、たくさんのことを考えさせられた。自分の中で障害のとらえかたが少し変わった気がする。 3位 『ブロード街の12日間』 (デボラ・ホプキンソン作/千葉茂樹訳/あすなろ書房/2014.10) 150年前のロンドンの様子がはっきりと目に浮かぶほどリアル。どんな過酷な状況に置かれてもあきらめない、少年イールのたくましさにぐいぐいひきつけられ、一気読みした。 4位 『ウソつきとスパイ』 (レベッカ・ステッド作/樋渡正人訳/小峰書店/2015.05) あちこちに張られた伏線が、最後にパズルのようにピタリとはまり、やられた!と思った。少年たちがほろにがい経験を通して成長していく姿もいい。 5位 『マザーランドの月』 (サリー・ガードナー作/三辺律子訳/小学館/2015.05) 怖い、怖すぎる。読み終わったあとも、背中のぞくぞくが止まらなかった。言葉で表現できない読後感。 |
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モーモー(WYN-1062) Wonder ワンダー マザーランドの月 ハーレムの闘う本屋 オリガミ・ヨーダの事件簿シリーズ タイムライダーズシリーズ 第1位『Wonder ワンダー』 (R.J.パラシオ作/中井はるの訳/ほるぷ出版/2015.07) オーガストも素敵だけれど、彼を愛する家族や友人たちの姿がすばらしい。それぞれの苦しみや葛藤が描かれていて、胸を打たれた。 第2位『マザーランドの月』 (サリー・ガードナー作/三辺律子訳/小学館/2015.05) 何という設定だろう。でも、ありえなくもないところが恐ろしい。ふたりの少年があまりにもかわいそうで涙が止まらなかった。 第3位『ハーレムの闘う本屋 ルイス・ミショーの生涯』 (ヴォーンダ・ミショー・ネルソン作/原田勝訳/あすなろ書房/2015.02) ルイスの「知識こそ力」という信念と、それに突き進む姿に感動する。本が持つ底力を改めて感じた。 第4位「オリガミ・ヨーダの事件簿」シリーズ 『オリガミ・ヨーダの研究レポート』 (トム・アングルバーガー作/相良倫子訳/徳間書店/2014.10) ヨーダの絵がユニークで、とても楽しかった。男の子の心理がよく描かれている。 第5位「タイムライダーズ」シリーズ 『タイムライダーズ 1: Time Riders』 『タイムライダーズ 2: Time Riders』 (アレックス・スカロウ作/金原瑞人・樋渡正人訳/小学館/2014.10) タイムトラベルが可能となった2040年代。狂った現実をもとの世界にもどすため、タイムライダーズの戦いが始まる。設定はそれほど斬新ではないが、話の運びがうまく、子どもたちの心理描写が巧みで楽しく読めた。 |
ちゃぴ(WYN-1026) コミック密売人 ブロード街の12日間 コービーの海 1位『コミック密売人』 ピエルドメニコ・バッカラリオ作/杉本あり訳/岩波書店/2015.2/2011 独裁政権下のハンガリーで、禁書だったアメリカンコミックを密売する15歳の少年の大人への脱皮をハンガリーの民主化と絡めて描く。少年たちがまぶしい。 2位『ブロード街の12日間』 デボラ・ホプキンソン作/千葉茂樹訳/あすなろ書房/2014.11/2013 歴史的事実をしっかり伝えつつ、読む者の心を動かす。作品全体にちりばめられた慈愛が心にしみる。 3位『コービーの海』 べン・マイケルセン作/代田亜香子訳/鈴木出版/2015.06/1995 義足になり、殻にこもった少女が、ザトウクジラを救うことで、すばらしい自分に気づき、力強く成長してい様子が丁寧に描かれる。自分のボートを持っているなんて憧れる。 ************* 読み物部門は3冊選びました。 来年はもっと読もう!! ちゃぴ(WYN-1026) |
(SUGO WYN-1012) ブロード街の12日間 消えた犬と野原の魔法 ウソつきとスパイ テンプル・グランディン 兵士になったクマ 1位『ブロード街の12日間』 (デボラ・ホプキンソン作/千葉茂樹訳/あすなろ書房/2014.10) 歴史的事実とフィクションがうまくミックスされた、良質な児童書。 2位『消えた犬と野原の魔法』 (フィリパ・ピアス作/ヘレン・クレイグ絵/さくまゆみこ訳/徳間書店/2014.12) 作者・画家共通のお孫さんに対する愛情がたっぷりこめられた作品です。不思議は不思議のまま、続きが読みたいけれどかなわないのが残念。 3位『ウソつきとスパイ』 (レベッカ・ステッド作/樋渡正人訳/小峰書店/2015.5) ナイーブな少年たちの心に触れ、久しぶりにキュンとしました。 4位『テンプル・グランディン―自閉症と生きる』 (サイ・モンゴメリー作/杉本詠美訳/汐文社/2015.2) 自閉症について勉強になっただけでなく、グラディンさんのすばらしい功績を知ることができてよかったです。 5位『兵士になったクマ ヴォイテク』 (ビビ・デュモン・タック文/フィリップ・ホプマン絵/長野徹訳/汐文社) クマが兵士として従軍していた事実が一番の驚きでした。 今年は心に残った作品を選んだため、本当は順不同です。 |
anya(WYN-1049) 月にハミング ブロード街の12日間 マリゴールドの願いごと 誰でもない彼の秘密 1位 『月にハミング』マイケル・モーパーゴ作 杉田七重訳 小学館、2015年8月 2位 『ブロード街の12日間』デボラ・ホプキンソン作 千葉茂樹訳 あすなろ書房、2014年10月 3位 『マリゴールドの願いごと』ジーン・フェリス作 ないとうふみこ 池上小湖訳 小峰書店、2015年1月 4位 『誰でもない彼の秘密』マイケラ・マッコール作 小林浩子訳 東京創元社、2015年4月 |
●読み物部門● ゆま(WYN-1032) ルミッキシリーズ 1位 「ルミッキ」シリーズ 『ルミッキ1 血のように赤く』(サラ・シムッカ作、古市真由美訳、西村書店、2015.07) (コメント)タフでたくましいヒロイン、ルミッキはそれだけでも十分魅力的だけど、時折現れる影のような過去がミステリアスで、素顔を知りたくなる。続きが待ち遠しく思えた。 |
コアラン(WYN−1053) ウソつきとスパイ Wonder ワンダー オリガミ・ヨーダの事件簿シリーズ 1位『ウソつきとスパイ』(レベッカ・ステッド作/樋渡正人訳/小峰書店/2015.5) 2位『Wonder ワンダー』(R・J・パラシオ作/中井はるの訳/ほるぷ出版 2015.07) 3位「オリガミ・ヨーダの事件簿」シリーズ 『オリガミ・ヨーダの研究レポート』(トム・アングルバーガー作/相良倫子訳/徳間書店/2014.10) |
NON(WYN-0019) 月にハミング 1位『月にハミング』マイケル・モーパーゴ作/杉田 七重訳/小学館 温かくて示唆に富むモーパーゴおじさんの戦争物語。これからもたくさん書いてほしい。語り手がつぎつぎかわる難しい作品を、ぬきさしならない日本語で編みなおした訳もすばらしい。 NON |
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ayo(WYN-1061) ぼくと象のものがたり だれにも話さなかった祖父のこと 1位 『ぼくと象のものがたり』 リン・ケリー作/若林千鶴訳/鈴木出版/2015.03 2位『だれにも話さなかった祖父のこと』 マイケル・モーパーゴ作/片岡しのぶ訳/あすなろ書房 2015.02 |
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