Ｐａｇｅ 22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ ＩＮＤＥＸ ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼★2007読み物部門★ 管理人 07/10/31(水) 21:47 ┣Re:★2007読み物部門★（ワラビ） やまねこ会員 07/11/2(金) 21:25 ┣Re:★2007読み物部門★（hanemi） やまねこ会員 07/11/8(木) 20:33 ┣Re:★2007読み物部門★（みーこ） やまねこ会員 07/11/10(土) 14:39 ┣Re:★2007読み物部門★（ちゃぴ） やまねこ会員 07/11/10(土) 18:03 ┣Re:★2007読み物部門★（蒼子） やまねこ会員 07/11/10(土) 21:57 ┣(=^・^=) やまねこ会員 07/11/12(月) 16:48 ┃ ┗(=^・^=) やまねこ会員 07/11/14(水) 4:27 ┣Re:★2007読み物部門★（shoko) やまねこ会員 07/11/12(月) 19:57 ┃ ┗Re:★2007読み物部門★（shoko) やまねこ会員 07/11/12(月) 20:29 ┣Re:★2007読み物部門★（ぐりぐら） やまねこ会員 07/11/13(火) 12:53 ┣Re:★2007読み物部門★（あんこ） やまねこ会員 07/11/13(火) 17:12 ┣Re:★2007読み物部門★(SUGO) やまねこ会員 07/11/14(水) 17:41 ┣Re:★2007読み物部門★（ち〜ず） やまねこ会員 07/11/14(水) 23:11 ┣Re:★2007読み物部門★（くるり） やまねこ会員 07/11/15(木) 1:01 ┣Re:★2007読み物部門★（りり） やまねこ会員 07/11/15(木) 3:36 ┃ ┗Re^2:★2007読み物部門★（りり） やまねこ会員 07/11/15(木) 3:38 ┣Re:★2007読み物部門★（NON) やまねこ会員 07/11/15(木) 6:08 ┣Re:★2007読み物部門★（さかな） やまねこ会員 07/11/15(木) 10:32 ┣Re:★2007読み物部門★（ぎねびあ） やまねこ会員 07/11/15(木) 15:16 ┣Re:★2007読み物部門★（つー） やまねこ会員 07/11/15(木) 16:06 ┣Re:★2007読み物部門★（ＭＯＭＯ） やまねこ会員 07/11/15(木) 18:33 ┣Re:★2007読み物部門★（ハイタカ） やまねこ会員 07/11/15(木) 19:21 ┣Re:★2007読み物部門★（anya） やまねこ会員 07/11/15(木) 21:22 ┣Re:★2007読み物部門★（ゆま） やまねこ会員 07/11/15(木) 22:13 ┣Re:★2007読み物部門★（ケンタ） やまねこ会員 07/11/15(木) 22:59 ┣Re:★2007読み物部門★（えみりい） やまねこ会員 07/11/15(木) 23:24 ┣Re:★2007読み物部門★（おちゃわん） やまねこ会員 07/11/15(木) 23:36 ┣Re:★2007読み物部門★（ゆずみ） やまねこ会員 07/11/15(木) 23:43 ┣Re:★2007読み物部門★（からくっこ） やまねこ会員 07/11/16(金) 0:10 ┗Re:★2007読み物部門★（くらら） やまねこ会員 07/11/16(金) 1:39 ─────────────────────────────────────── ■題名 ： ★2007読み物部門★ ■名前 ： 管理人 ■日付 ： 07/10/31(水) 21:47 -------------------------------------------------------------------------
| 投票開始は、11月１日です。 日付が変わったら、投票していただいてかまいません。 こちらは読み物部門です。 読み物部門の投票は、この発言に返信する形でお願いします。 題名の後ろにハンドルを、 Re:★2007読み物部門★（しろねこ） 内容の最初に、ハンドルと会員番号をお忘れなく。 管理人：ワラビ |
| ワラビ（WYN-1001） サフィーの天使、インディゴの星 ビッグＴと呼んでくれ 魂食らい 涙のタトゥー お手紙レッスン １位 『サフィーの天使』『インディゴの星』 ヒラリー・マッカイ作 冨永星訳 小峰書店 2007.01と07 飾らずありのままに描かれている人物たちが、とてもいとおしい。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/433814419X/yamanekohonya-22 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4338144246/yamanekohonya-22 ２位 『ビッグＴと呼んでくれ』 Ｋ・Ｌ・ゴーイング作 浅尾敦則訳 徳間書店 2007.03 徐々に変わっていく主人公の姿がとてもリアル。かっこいい！ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198623112/yamanekohonya-22 ３位 『魂食らい』（クロニクル千古の闇３） ミシェル・ペイヴァー作 さくまゆみこ訳 評論社 2007.04 巻が進むにつれて、読み応えが増していく。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/456602413X/yamanekohonya-22 ４位 『涙のタトゥー』 ギャレット・フレイマン＝ウェア作 ないとうふみこ訳 ポプラ社 2007.07 微妙な心情が丁寧に描きこまれていて、心にひびいてきた。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/459109846X/yamanekohonya-22 ５位 『お手紙レッスン』Ｄ．Ｊ．ルーカス（サリー・グリンドリー）作 トニー・ロス絵 千葉茂樹訳 あすなろ書房 2006.11 嬉しくなるほど、まっすぐな作品。いろいろな工夫も楽しい。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/*/yamanekohonya-22 ワラビ |
| hanemi（WYN-1036） サクランボたちの幸せの丘 サフィーの天使、インディゴの星 アマチェム星のセーメ カウガールにへんしん！、ジーニー・スクールへようこそ（リトル・ジーニーシリーズ） １位 『サクランボたちの幸せの丘』 アストリッド・リンドグレーン作 石井登志子 徳間書店 2007.08 読み始めてすぐに、やまねこ賞の１位はこれ！と決めた。リンドグレーンの生誕100年にあたる今年、今さらのようにリンドグレーンの作品を読んでいるけれど、初期のこの作品にはその後の作品の原型となるものが見え隠れしていて、うれしい。 ２位 『サフィーの天使』『インディゴの星』 ヒラリー・マッカイ作 冨永星訳 小峰書店 2007.01と07 読んだ感想をあれこれ話した本としては、今年１番。 ３位 『アマチェム星のセーメ』 ロベルト・ピウミーニ作 長野徹訳 汐文社 2006.11 ロベルト・ピウミーニっていい人そう……と３年連続で同じコメントをしているけれど、３年連続でピウミーニの新刊に投票できて幸せ。 ４位 「リトル・ジーニー」シリーズ 『カウガールにへんしん！』『ジーニー・スクールへようこそ』 ミランダ・ジョーンズ作 宮坂宏美訳 ポプラ社 2007.04と08 話が面白いだけでなく、挿絵も可愛い。日本の子どもたちのことを考えて丁寧に作ってあって、作り手の熱意を感じる。小３の次女だけでなく、中３の長女まではまってしまったのにはびっくり。でも、それって、子ども相手だからって手を抜いたりしていないことの証明だと思う。 今年はあまり読めなかったので、４位まで。 絵本部門とオールタイムはパスしますが、原書部門には投票したいです。 |
| みーこ（WYN-1020） ベルリン1945 １位 『ベルリン1945』 クラウス・コルドン作 酒寄進一訳 理論社 ベルリン三部作の最後の１冊です。本当にいろいろ考えさせられました。わたしがこの歳になってようやく国際情勢に目を向けるようになったのは、この三部作の影響がとても大きいです。今年度はあまり本が読めなかったので、１位のみの投票となりました。残念〜 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4652077998/yamanekohonya-22 ★☆ みーこ WYN-1020 ☆★ |
| ちゃぴ（WYN-１０２６） 魂食らい 歩く 時間のない国で アイスマーク アル･カポネによろしく １位『魂食らい』（クロニクル千古の闇３）ミシェル・ペイヴァー作 さくまゆみこ訳 評論社 2007.04 自分の宿命にしたがって、恐れながらも進んでいく主人公たちがいい。早く続刊が読みたい。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/456602413X/yamanekohonya-22 ２位『歩く』ルイス・サッカー作 金原瑞人・西田登訳 講談社 2007.05 綱渡りを見るようなはらはら感が魅力。弱さもあるけれど、誠実でまじめな主人公に幸せになってほしい！ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062140403/yamanekohonya-22 ３位『時間のない国で』上下 ケイト・トンプソン 渡辺庸子 東京創元社 2006.11 アイルランドの雰囲気がたっぷり味わえるおはなし。いたるところに秘密の鍵がかくされていて、最後で読んだら読み返さずにいられない。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488019498/yamanekohonya-22 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488019501/yamanekohonya-22 ４位『アイスマーク』 スチュアート・ヒル作 金原瑞人・中村浩美訳 ヴィレッジブックス 2007.06 少女の素顔をもちながら、女王として気丈に振舞う14歳の女王が格好いい。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/478972784X/yamanekohonya-22 ５位『アル･カポネによろしく』ジェニファ・チョールデンコウ作 こだまともこ訳 あすなろ書房 2006.12 主人公、父、母、家族それぞれのつらい気持ちがよくわかる。でも、重苦しさを吹きとばす子どもたちのパワーが素敵。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4751522035/yamanekohonya-22 次点は 「ミッドナイターズ」シリーズ１『真夜中に生まれし者』 もっと読みたいなあ。 ちゃぴ |
| 蒼子（WYN-1031） 本泥棒 ヴォイス 西のはての年代記シリーズ 「魔使い」シリーズ ブルーバック プークが丘の妖精パック １位 『本泥棒』 マークース・ズーサック作 入江真佐子訳 早川書房 2007.07 ナチス政権下のドイツで、本を盗むことで言葉の力を得て、生き延びた少女。言葉の力強さと人間のあたたかさに感動しました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088354/yamanekohonya-22 ２位 「西のはての年代記」シリーズ『ヴォイス』 アーシュラ・Ｋ・ル＝グウィン作 谷垣暁美 河出書房新社 2007.08 １位の作品につづいて、秘密の部屋で読み書きを習い、言葉の力を感じた少女のお話。言葉の力は、実体験があるからこそだと思いました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309204783/yamanekohonya-22 ３位 「魔使い」シリーズ 『魔使いの弟子』『魔使いの呪い』 ジョゼフ・ディレイニー作 金原瑞人・田中亜希子訳 東京創元社 2007.03、09 まずは疑い、自分で考えて行動する、ゆるぎないトムの姿がかっこいい。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488019528/yamanekohonya-22 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488019552/yamanekohonya-22 ４位 『ブルーバック』 ティム・ウィントン作 小竹由美子訳 さ･え･ら書房 2007.07 オーストラリアの美しい自然の描写。次の世代に伝えていくことの大切さをひしひしと感じました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4378007967/yamanekohonya-22 ５位 『プークが丘の妖精パック』 ラドヤード・キプリング作 金原瑞人・三辺律子訳 光文社 2007.01 後世の作品に多大な影響を与えたことがよくわかりました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334751210/yamanekohonya-22 次点は以下です。 『ボーイ・キルズ・マン』 マット・ワイマン作 長友恵子訳 鈴木出版（2007.05） 『ビッグＴと呼んでくれ』 Ｋ・Ｌ・ゴーイング作 浅尾敦則訳 徳間書店（2007.03） 『ルイジアナの青い空』 キンバリー・ウィルス・ホルト作 河野万里子訳 白水社（2007.09） 『銀のロバ』 ソーニャ・ハートネット作 野沢佳織訳 主婦の友社（2006.10） 『ホリー・クロースの冒険』 ブリトニー・ライアン作 永瀬比奈訳 早川書房（2006.11） 『真珠のドレスとちいさなココ』 ドルフ・フェルルーン作 中村智子訳 主婦の友社（2007.07） 『お手紙レッスン』 Ｄ・Ｊ・ルーカス（AKAサリー・グリンドリー）作 千葉茂樹訳 あすなろ書房（2006.11） |
| 本人のお申し出により、消去しました。 再投票していただく予定です。 （管理人） |
| (=^・^=) |
| ワラビさん、みなさま 訂正までは不要ですが、 １位 『ビッグＴと呼んでくれ』Ｋ・Ｌ・ゴーイング作 浅尾敦則訳 徳間書店 2007.03 とにかく胸にずーんときました。主人公がかっこいい！ です。 （ああ、穴があったら入りたい。メモ帳に書式をコピーして作ったのに……。） |
| ぐりぐら（WYN-1039) アル・カポネによろしく ウォーリアーズシリーズ ボーイ・キルズ・マン 旅するヤギはバラードを歌う アヴァロン １位『アル･カポネによろしく』 ジェニファ・チョールデンコウ作／こだまともこ訳／あすなろ書房 ムース少年と、彼を取り巻く人間関係がすばらしかった。 ２位 ウォーリアーズシリーズ 『ファイヤポー、野生にかえる』『ファイヤポー、戦士になる』 『ファイヤハートの戦い』『ファイヤハートの挑戦』 エリン・ハンター作／金原瑞人・高林由香子共訳／小峰書店 とてもネコ社会とは思えないほどの人間臭い関係が魅力的でした。 ３位『ボーイ・キルズ・マン』 マット・ワイマン作／長友恵子訳／鈴木出版 平和な日本では想像すらできない過酷な運命を生きている子どもがいることに強い衝撃を受けました。 ４位『旅するヤギはバラードを歌う』 ジャン＝クロード・ムルルヴァ作／山本知子訳 早川書房 ひょうひょうとしたヤギの旅物語に、心がほんわかしました。ウィットに富んだ、フランスらしいおしゃれな物語。 ５位『アヴァロン』 メグ・キャボット作／代田亜香子訳／理論社 本当にメグ・キャボットってストーリー展開がうまいなあと感心しました。思春期の女の子たちが夢中になる理由がわかります。 |
| あんこ（WYN-1048） ニルスのふしぎな旅 遊んで遊んで １位 『ニルスのふしぎな旅(上）（下） セルマ・ラーゲルリーヴ作 菱木晃子訳 福音館書店 （コメント）まるでニルスと一緒に、鳥の背中にのって、スウェーデンをすみずみまで旅した気分になれた。スウェーデンという国に親しみを持てたのも、この本のおかげ。今から100年も昔に、子どもたちに自国の地理を教えるために書き下ろされた本だというところがすごいと思う。 ２位 『遊んで 遊んで』 クリスティーナ・ビヨルク文 石井登志子訳 岩波書店 大好きなリンドグレーンの子ども時代を詳しく知ることができて、嬉しかった。この作家への興味が再びわいてきて、このごろ彼女の作品を読んでいる。 新刊本をあまり読んでいないので、２位までですが、今年はなんとか投票できてよかったです。 |
| SUGO *=*=WYN-1012=*=* 『サフィーの天使』、『インディゴの星』 『ビッグＴと呼んでくれ』 〈クロニクル 千古の闇〉シリーズ 『アンデルセンの13の童話』 『赤い手袋の奇跡―ギデオンの贈りもの』 １位 『サフィーの天使』『インディゴの星』ヒラリー・マッカイ作 冨永星訳 小峰書店 2007.01と07 カッソン家、すごいです。続きは出るのかなあ。読みたいけどどうかなあ。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/433814419X/yamanekohonya-22 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4338144246/yamanekohonya-22 ２位 『ビッグＴと呼んでくれ』Ｋ・Ｌ・ゴーイング作 浅尾敦則訳 徳間書店 2007.03 みなぎる汗に圧倒されました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198623112/yamanekohonya-22 ３位『魂食らい』（クロニクル千古の闇３）ミシェル・ペイヴァー作 さくまゆみこ訳 評論社 2007.04 去年も投票したような……年に１巻のペースはつらい。続きが気になる！ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/456602413X/yamanekohonya-22 ４位『アンデルセンの13の童話』ハンス・クリスチャン・アンデルセン作 ナオミ・ルイス訳 ジョエル・ステュワート絵 代田亜香子日本語版訳 小峰書店 2007.3 ぜいたくな装丁＆濃い内容は手元に置かないではいられません。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4338010312/yamanekohonya-22 ５位『赤い手袋の奇跡―ギデオンの贈りもの』カレン・キングズベリー作 小沢瑞穂訳 集英社 2006.10 感動ものという評判に身構えていたけれど、涙を止めることができませんでした。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087734544/yamanekohonya-22 以下、次点です。『魔使いの弟子』『ボーイ・キルズ・マン』『ぼく、カギをのんじゃった！』 |
| ち〜ず（WYN-1040） サンタの最後のおくりもの １位 『サンタの最後のおくりもの』マリー・オード・ミュライユ＆エルヴィール・ミュライユ作／クェンティン・ブレイク絵／横山和江訳／徳間書店 自分の子ども時代の甘酸っぱい思い出がよみがえってきた。 １冊だけですみません！ |
| くるり（WYN-0005） プークが丘の妖精パック 銀のロバ １位 『プークが丘の妖精パック』 ラドヤード・キプリング作 金原瑞人・三辺律子訳 光文社 2007.01 物語を読む楽しさがぎゅっと凝縮された作品。子どもが成長の過程で、過去とつながり、今の自分を見つめ、未来に向かう力を蓄える。歴史ファンタジーの傑作だと思います。 ２位 『銀のロバ』 ソーニャ・ハートネット作 野沢佳織訳 主婦の友社 2006.10 つらく苦しい現実のなかでそっと光を放つ人の善意や誇りが、あたたかく描かれています。小さな小さな「銀のロバ」のようにささやかな光だからこそ、胸を打つ力に満ちているお話です。 |
| （管理人が、#169のコメントを追加しました） りり（WYN-1006） 歩く アル･カポネによろしく 時間のない国で 旅するヤギはバラードを歌う お金もうけは悪いこと？ １位『歩く』ルイス・サッカー作 金原瑞人・西田登訳 講談社 2007.05 すこーしテイストが変わってきた気はしますが（ファンタジー色が薄れたような？）、やっぱり、見事です。 ２位『アル･カポネによろしく』ジェニファ・チョールデンコウ作 こだまともこ訳 あすなろ書房 2006.12 思いだしただけでも泣けてきます……。 ３位『時間のない国で』上下 ケイト・トンプソン 渡辺庸子 東京創元社 2006.11 こういうタイプの話はもれなく好き。 ４位『旅するヤギはバラードを歌う』ジャン＝クロード・ムルルヴァ作 山本知子訳 早川書房 2006.10 ５位『お金もうけは悪いこと？』アンドリュー・クレメンツ作 田中奈津子訳 講談社 2007.08 やや低年齢向けですが、この作家もはずれがないと思っています。 とくに、うちの子たちに受けがいいです（もうやまねこキッズとはいえない年齢になってしまったのだけど）。 すみません、リンクと感想が（ほとんど）書けませんでした……。 今年は、厳しい現実の中にも希望がもてる作品がいいなーと感じた年でした。 それにはユーモアが大事なのかな、やっぱり。 りり |
| 発言の後ろ半分が切れてました。 （申し訳ありません、わたしのペーストミスだと思います……） ************************************************************ ５位『お金もうけは悪いこと？』アンドリュー・クレメンツ作 田中奈津子訳 講談社 2007.08 やや低年齢向けですが、この作家もはずれがないと思っています。 とくに、うちの子たちに受けがいいです（もうやまねこキッズとはいえない年齢になってしまったのだけど）。 すみません、リンクと感想が（ほとんど）書けませんでした……。 今年は、厳しい現実の中にも希望がもてる作品がいいなーと感じた年でした。 それにはユーモアが大事なのかな、やっぱり。 りり |
| WYN-1019 NON サクランボたちの幸せの丘 マチルダばあやといたずらきょうだい オー・ヘンリー ショートストーリーセレクション ビッグＴと呼んでくれ ブルーバック １．サクランボたちの幸せの丘 アストリッド・リンドグレーン作／石井登志子訳／徳間書店 大きい人のことを書いても、小さい人のことを書いても、リンドグレーンはリンドグレーンなんだな。もっともっと読みたい。伝記もよかったですね。 ２．マチルダばあやといたずらきょうだい クリスティアナ・ブランド作／エドワード・アーディゾーニ絵／こだまともこ訳／あすなろ書房 小さなころに夢中で読んだ本のうれしい新訳復刊。だけど、訳がまたどんぴしゃで、さらにうれしい。 ３．オー・ヘンリー ショートストーリーセレクション オー・ヘンリー作／和田誠絵／千葉茂樹訳／理論社 この方って説教じみた話を書く人だと思っていたわたしは、先入観のかたまりでした。オー・ヘンリー氏に土下座したい。 ４．ビッグＴと呼んでくれ K.L.ゴーイング作／浅尾敦則訳／徳間書店 ファンキーです！ 楽しくうれしいことを心のままにするのが、人間なんですよね。でもそれができる人って実はあまりいない。みんな、ファンキーになればいいのに。 ５．ブルーバック ティム・ウィントン作／橋本礼奈絵／小竹由美子訳 表紙の美しさにみせられたままとびらをめくり、そのまま最後のページまで青い世界を旅しました。こういう暮らし、あこがれます。 再アップさせていただきました。 ワラビさん、お手数をおかけしました。 NON |
| さかな（WYN-0021) ラーマーヤナ ヴォイス 西のはての年代記シリーズ 「マーメイド・ガールズ」シリーズ 「魔使い」シリーズ ブルーバック １位 『ラーマーヤナ』 エリザベス・シーガー 山本まつよ訳 子ども文庫の会 2006.12 今年の読み初め本。一年を過ごす力をもらえました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/490607510X/yamanekohonya-22 ２位 「西のはての年代記」シリーズ『ヴォイス』 アーシュラ・Ｋ・ル＝グウィン作 谷垣暁美 河出書房新社 2007.08 ル＝グウィンが創り出した新しい物語。地に足のついた骨太ファンタジー作品です。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309204783/yamanekohonya-22 ３位 「マーメイド・ガールズ」シリーズ 『マーメイド・ガールズ マリンのマジック・ポーチ』 『マーメイド・ガールズ サーシャと魔法のパール・クリーム』 『マーメイド・ガールズ スイッピーと銀色のイルカ』 『マーメイド・ガールズ リコと赤いルビー』 『マーメイド・ガールズ エラリーヌとアザラシの赤ちゃん』 『マーメイド・ガールズ ウルルと虹色の光』 ジリアン・シールズ作 宮坂宏美・田中亜希子訳 あすなろ書房 2007.07-09 かわいらしい人魚たちが、素直な気持ちと助け合いで王国のためにがんばる姿は、読後感を心地よいものにしてくれます。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4751525514/yamanekohonya-22 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4751525522/yamanekohonya-22 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4751525530/yamanekohonya-22 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4751525549/yamanekohonya-22 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4751525557/yamanekohonya-22 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4751525565/yamanekohonya-22 ４位 「魔使い」シリーズ 『魔使いの弟子』『魔使いの呪い』 ジョゼフ・ディレイニー作 金原瑞人・田中亜希子訳 東京創元社 2007.03/09 魔法使いじゃなくて、魔使い。まずは言葉にやられました。ファンタジーはまだまだおもしろい作品があるんだとうれしくなったシリーズです。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488019528/yamanekohonya-22 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488019552/yamanekohonya-22 ５位 『ブルーバック』 ティム・ウィントン作 小竹由美子訳 さ･え･ら書房 2007.07 知っておきたい大事な事が書かれている海の物語。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4378007967/yamanekohonya-22 ---- 『ファイヤーガール』（トニー・アボット 代田亜香子訳 白水社）、『アラスカを追いかけて』（ジョン・グリーン著 伊達淳訳 白水社）も残るＹＡ作品でした。「ビースト」シリーズ（パトリシア・ライリー・ギフ作 もりうち すみこ訳 さ・え・ら書房）も子どもたちの大好きな元気のいいシリーズ作品。そう今年はシリーズの当たり年でした。３位にあげたマーメイドシリーズと共に、宮坂翻訳作品はいつも注目です。ジーニーシリーズも娘と一緒に楽しんで読んでいます。『涙のタトゥー』（ギャレット・フレイマン＝ウェア作 ないとうふみこ訳）、『気むずかしやの伯爵夫人』（サリー・ガードナー作・絵 村上利佳訳）、『黄色いハートをつけたイヌ』（ユッタ・リヒター作 松沢あさか訳 さ・え・ら書房）も順位にいれたかった。 |
| ぎねびあ（WYN-1045） ピーター・パン イン スカーレット 夢の書 １位『ピーター・パン イン スカーレット』 ジェラルディン・マコックラン作／こだまともこ訳／小学館 100年の時を越えて、バリの魂がマコックランに乗り移り、そして話が佳境に至ったところでマコックラン自身の語りに戻る、という絶妙のストーリー運び。この物語のもう一人の主役の切ない思いが、いま、明らかになる。 ２位『夢の書（上・下）』 O.R.メリング作／井辻朱美訳／講談社 ケルトファンタジーシリーズ完結編。アイルランドからカナダに舞台を移し、妖精界を救う鍵がカナダにあるという発想と展開に一票。 ううう、読んでたら投票するのになあ、という本ばかり……というわけで、自分が読んだ新刊からは２位までしか選べませんでした。とほほ。 （１位、書誌情報の通りにしたので１文字空きが２カ所入ってますが、OKでしょうか？＞管理人様） ぎねびあ |
| つー（WYN-1016） ラリー フーさん １位『ラリー ぼくが言わずにいたこと』ジャネット・タージン作 田中亜希子訳 主婦の友社 2007.03 大人が読んで心を動かす秀作は多いが、この本は主人公と同世代の人たちが読んだ時、１冊の中のどこかに自分を見つけられる数少ない作品だと思う。研究した末なのか、自然に持つ感覚なのかわからないが、正直で素直に溶け込んでくる訳がすばらしかった。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4072539368/yamanekohonya-22 ２位『フーさん』ハンヌ・マケラ作 上山美保子訳 国書刊行会 2007.09 自分の頭で考えることって楽しいと思わせる、小学校入学前から読める不思議系哲学書。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4336049475/yamanekohonya-22 今年度もすばらしい作品にたくさん出合いましたが、その中で飛びぬけたのがこの２冊でした。両方ともメルマガでレビューを書かせていただいたわけで、忙しい中でも敢えて紹介したいと思わせる充実さだったということです。 つー |
| ＭＯＭＯ(WYN-1013) アル・カポネによろしく 涙のタゥー 小鳥たちが見たもの １位 『アル・カポネによろしく』 ジェニファ・チョールデンコウ作 こだまともこ訳 あすなろ書房 2006.12.25 ぶっきらぼうだけど心のあたたかいムース少年がとにかくいい。おかしくてじんとくる作品。 ２位 『涙のタゥー』 ギャレット・フレイマン＝ウェア作 ないとうふみこ訳 ポプラ社 2007.07 涙のように心にしみました。 ３位 『小鳥たちが見たもの』 ソーニャ・ハーネット作 金原瑞人・田中亜希子訳 河出書房新社 2006.12 予想外の結末に、読み終わったあとしばらくぼーっとしてしまいました。いろんなことを考えさせられた作品。 ＭＯＭＯ |
| ハイタカ（WYN-1052） ピーター・パン イン スカーレット 魂食らい ブラッカムの爆撃機 １位 『ピーター・パン イン スカーレット』ジェラルディン・マコックラン作 こだまともこ訳 小学館 2006.12 まさに「続編」！ おもしろかった〜。 ２位 『魂食らい』（クロニクル千古の闇３）ミシェル・ペイヴァー作 さくまゆみこ訳 評論社 2007.04 １巻からずっと張りつめた感じが途切れないのがすごい。 ３位 『ブラッカムの爆撃機 チャス・マッギルの幽霊 ぼくを作ったもの』ロバート・ウェストール作 宮崎駿編 金原瑞人訳 2006.12 宮崎さんが描いた爆撃機の図解付き。お得な本です。 |
| anya(WYN-1049) サフィーの天使、インディゴの星 サクランボたちの幸せの丘 涙のタトゥー ラリー ぼくが言わずにいたこと シャイニング・オン １位『サフィーの天使』『インディゴの星』ヒラリー・マッカイ作、富永星訳、小峰書店 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/433814419X/yamanekohonya-22 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4338144246/yamanekohonya-22 どたばたとしんみりのバランスが絶妙。風変わりな一家にあきれたり驚いたりしながらも、個性豊かな面々に魅せられて、カッソン家の世界にすっかりひきこまれてしまった。 ２位『サクランボたちの幸せの丘』アストリッド・リンドグレーン作、石井登志子訳、徳間書店 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198623856/yamanekohonya-22 農場の生活や自然の描写がほんとうに生き生きとしていて、きらきらした夏の日々が目に浮かぶよう。こういう世界はいいなあと、しみじみ思った。リンドグレーンのその後の作品と重なるところもあって、なつかしい気持ちにもなった。 ３位『涙のタトゥー』 ギャレット・フレイマン・ウェア、ないとうふみこ訳、ポプラ社 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/459109846X/yamanekohonya-22 切ない過去を乗り越えていく少女の心の動きが、とても丹念に、そしてみずみずしく描かれている。 4位『ラリー ぼくが言わずにいたこと』ジャネット・タージン作、田中亜希子訳、主婦の友社 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4072539368/yamanekohonya-22 ユニークな設定もおもしろかったが、現代への警告がこめられ、そんな時代を生きる若者の危うさがよく描かれていた。 5位『シャイニング・オン』 ジャクリーン・ウィルソンほか、理論社 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4652079087/yamanekohonya-22459109846XThe 人気YA作家の競演。それぞれの個性が出ていて興味深かった。 anya anya |
| ゆま（WYN−1032） ルイジアナの青い空 気むずかしやの伯爵夫人 ピトゥスの動物園 少女探偵ナンシー・ドルー サンタの最後のおくりもの １位『ルイジアナの青い空』 キンバリー・ウィリス・ホルト作 河野万里子訳 白水社 2007.09 メルマガで原書でのレビューを読んだときから気になっていた作品。少女の孤独感、いら立ち、そして成長する過程が丁寧に描かれていて、タイトル同様さわやかでした。 ２位『気むずかしやの伯爵夫人』 サリー・ガードナー作 村上利佳訳 偕成社 2007.05 高飛車で周りをはねつけるばかりの、ジコチュウな伯爵夫人に終始ハラハラさせられっぱなしでした。 ３位『ピトゥスの動物園』 サバスティア・スリバス作 スギヤマカナヨ絵 宇野和美訳 あすなろ書房 2006.12 子どもたちのにぎやかな声が、本からも聞こえてきそうな作品でした。 ４位「少女探偵ナンシー・ドルー」シリーズ キャロリン・キーン作 甘塩コメコ絵 小林淳子訳 金の星社 2007.03 往年の（？）少女探偵がまだ現役で、新刊が出たのが嬉しい。娘と一緒に楽しめました。 ５位『サンタの最後のおくりもの』 マリー＝オード・ミュライユ、エルヴィール・ミュライユ作 クェンティン・ブレイク絵 横山和江訳 、徳間書店 2006.10 サンタクロースの存在を信じない年になっても、子どものような素直な気持ちになれました。やはりこちらも、娘と楽しみました。 次点で、『小鳥たちがみたもの』（ソーニャ・ハートネット作 金原瑞人、田中亜希子訳 河出書房新社）、『ボーイ・キルズ・マン』（マット・ワイマン作 長友恵子訳 鈴木出版）、『ラリー ぼくが言わずにいたこと』（ジャネット・タージン作 田中亜希子訳 主婦の友社） |
| ケンタ（WYN-1038) サフィーの天使 １位 『サフィーの天使』 ヒラリー・マッカイ作 冨永星訳 小峰書店 2007.01 ばらばらなようでいて、お互いを深く理解しているカッソン家の兄弟たちからは、目が離せません。『インディゴの星』の、インディゴとローズも、だいすきです。 |
| えみりい（WYN−1041） 愛をみつけたうさぎ 小鳥たちがみたもの ボーイ・キルズ・マン サンタの最後のおくりもの １位『愛をみつけたうさぎ』 ケイト・ディカミロ作 子安亜弥訳 ポプラ社 2006.10 絵もおはなしも、とてもとても美しかったです。 ２位『小鳥たちがみたもの』 ソーニャ・ハートネット作 金原瑞人、田中亜希子訳 河出書房新社 2006.12 ミステリアスな始まりから、胸を衝かれるようなラストまで、不安と緊張をじりじりと感じつつ、引きこまれるように読みました。『銀のロバ』もよかったけど、間に合いませんでしたー（←来年のオールタイム候補）。 ３位『ボーイ・キルズ・マン』 マット・ワイマン作 長友恵子訳 鈴木出版 2007.05 ずしっとくる物語でした。少年たちが、あどけなさも感じられるような子どもらしい子どもたちだけに、坂道を転げ落ちていくような展開がやるせないです。 ４位『サンタの最後のおくりもの』 マリー＝オード・ミュライユ、エルヴィール・ミュライユ作 クェンティン・ブレイク絵 横山和江訳 、徳間書店 2006.10 小さな宝箱のように、そっと抱きしめたくなるようなおはなしでした。 |
| おちゃわん （WYN-2134） さかさま川の水 １トメック ２ハンナ トリ・サムサ・ヘッチャラ 時間のない国で 上下 曲芸師ハリドン うちの一階には鬼がいる！ 1位『トメック さかさま川の水 １』『ハンナ さかさま川の水 ２』 ジャン＝クロード・ムルルヴァ 堀内 紅子 2007.5 福音館書店 さかさまに流れる川を探して旅にでる物語。その森に入ると自分が誰であるかも忘れてしまう森、香りをかぐと眠りつづけてしまう花、眠り続ける人を起こすための「めざめの言葉」を毎日語りかける村人……魅力がいっぱい！！！ 2位『トリ・サムサ・ヘッチャラ』 ゾラン・ドヴェンカー 木本 栄 2006.11 ひくまの出版 横暴で独り善がりで、どうしようもないけど憎めない。あのペンギンに会いたい！四季ホテルってなんてステキ。 ３位『時間のない国で 上下』 ケイト・トンプソン 渡辺庸子 訳 2006.11 東京創元社 これを読んでますます アイルランドへ行きたくなった。 ４位『曲芸師ハリドン』 ヤコブ・ヴェゲリウス 菱木晃子 2007.8 あすなろ書房 表紙の絵に魅了されて、一気に読んでしまった一冊。 ５位『うちの一階には鬼がいる！』 ダイアナ･ウィン・ジョーンズ 原島文世 2007.7 東京創元社 やっぱりダイアナは上手いなぁ。彼女の手にかかると、両親の再婚で生まれた寄せ集め家族もこんな味付けで料理され一品になる。魔法屋（おもちゃ屋？）行きたい！ ★とても印象深く忘れられないフランスの高校生たちが選んだ本 マグヌス シルヴィー・ジェルマン 辻由美 2006.11 みすず書房 ナチス将校夫妻の一人息子がたどる人生なのだが、物語は一転二転。戦争が終わったとき自分が養子であったことを知り、主人公の旅がはじまる。 ☆☆迷って迷って６位からの本たち （順位はありません） 『気むずかしやの伯爵夫人』 サリー・ガードナー 村上利佳 2007.5 偕成社 『百まいのドレス』 エレナー・エスティス ルイス・スロボドキン絵 石井桃子 2006.11 岩波書店 『ビッグＴと呼んでくれ』 Ｋ．Ｌ．ゴーイング 浅尾敦則 2007.3 徳間書店 『耳の聞こえない子がわたります』 マーリー・マトリン 日当陽子 2007.8 フレーベル館 『サリーおばさんとの一週間』 ポリ―・ホーヴァス 北條文緒 2007.4 偕成社 『プークが丘の妖精パック』 キプリング 金原瑞人＆三辺律子 2007.1 光文社 『空からおちてきた男』 ジェラルディン・マコックラン 佐竹美保 絵 金原瑞人 2007.4 偕成社 『フィリップ・プルマン 「ライラ」からの手紙』 マーガレット・S・ユアン 中村佐千江 2007.3 文溪堂 『ふしぎなロシア人形バーバ』 ルース・エインズワース ジョーン・ヒクソン絵 多賀京子訳 2007.1 福音館書店 『海駆ける騎士の伝説』 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 野口絵美訳 2006.12 徳間書店 『旅するヤギはバラードを歌う』 ジャン＝クロード・ムルルヴァ作 ／クレマン・ウブルリー絵／ 山本知子 訳 2006.10 早川書房 『飛んでった家』 クロード・ロワ 石津ちひろ 2007.7 長崎出版 『きつねのライネケ』 ゲーテ 上田真而子 2007.7 岩波書店 |
| ゆずみ（WYN-2038） アルカポネによろしく 1位 『アルカポネによろしく』 ジェニファー・リョウルデンコウ作 こだまともこ訳 あすなろ書房 2006年12月 ムースの友達パイパーには時々イラっとしたけど、ムースの心の動き、母の気持ち父の気持ちに涙があふれました。そしてラストがよかった。 ゆずみ |
| からくっこ（WYN-1050） サンタの最後のおくりもの フーさん 『サンタの最後のおくりもの』 マリー＝オード・ミュライユ、エルヴィール・ミュライユ作／クェンティン・ブレイク絵／横山和江訳／徳間書店／2006.10 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198622493/yamanekohonya-22 最後の１文に胸がきゅんとなりました。 『フーさん』 ハンヌ・マケラ作／上山美保子訳／国書刊行会／2007.09 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4336049475/yamanekohonya-22 フィンランドってどんな国？ ときかれたら、うふふ、と笑ってこの本を差し出します。 からくっこ（WYN-1050） |
| くらら（WYN-1046） アル・カポネによろしく ビッグＴと呼んでくれ 月あかりのおはなし集 ラーマーヤナ ラリー ぼくが言わずにいたこと １位 『アル・カポネによろしく』ジェニファ・チョールデンコウ作 こだまともこ訳 あすなろ書房 2006.12 子どもが子どもらしくのびのびと動きまわる時代の物語。ムース少年がまわりの人たちとともに成長していく姿がすてきです。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4751522035/yamanekohonya-22 ２位 『ビッグＴと呼んでくれ』Ｋ・Ｌ・ゴーイング作 浅尾敦則訳 徳間書店 2007.03 のっけから熱いパワーに圧倒されっぱなしでした。音楽は、それぞれに傷をかかえるＮＹの少年たちの魂の叫び！ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198623112/yamanekohonya-22 ３位 『月あかりのおはなし集』アリソン・アトリー作 こだまともこ訳 小学館 2007.3 小さなおはなしが６つ。むかしのイギリスの田園風景のなかで、ちょっとふしぎなことや、ちょっとすてきなことが起こります。やわらかな語り口もここちよいです。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4092905009/yamanekohonya-22 ４位 『ラーマーヤナ』エリザベス・シーガー 山本まつよ訳 子ども文庫の会 2006.12 タイトルだけはよく聞く有名な物語を、やっと読むことができました。語り継がれてきた物語の力を感じます。インドの文化にも触れることができました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/490607510X/yamanekohonya-22 ５位 『ラリー ぼくが言わずにいたこと』ジャネット・タージン作 田中亜希子訳 主婦の友社2007.03 この構成は見事です。現代の大量消費主義を批判するネットのカリスマと、彼女になかなか本心を言えない高校生の少年……。知的な少年たちに読んでほしい。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4072539368/yamanekohonya-22 |