Page 15 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼●2006絵本部門● 管理人 06/10/31(火) 22:05 ┣Re:●2006絵本部門●(みーこ) やまねこ会員 06/11/1(水) 0:13 ┣Re:●2006絵本部門●(蒼子) やまねこ会員 06/11/1(水) 12:30 ┣Re:●2006絵本部門●(shoko) やまねこ会員 06/11/8(水) 5:35 ┣Re:●2006絵本部門●(ちゃぴ) やまねこ会員 06/11/13(月) 10:50 ┣Re:●2006絵本部門●(さかな) やまねこ会員 06/11/13(月) 17:01 ┣Re:●2006絵本部門●(Chicoco) やまねこ会員 06/11/14(火) 1:21 ┣Re:●2006絵本部門●(NON) やまねこ会員 06/11/14(火) 9:39 ┣Re:●2006絵本部門●(SUGO) やまねこ会員 06/11/14(火) 9:39 ┣Re:●2006絵本部門●(ケンタ) やまねこ会員 06/11/15(水) 11:58 ┣Re:●2006絵本部門●(Incisor) やまねこ会員 06/11/15(水) 17:55 ┣Re:●2006絵本部門●(おちゃわん) やまねこ会員 06/11/15(水) 19:03 ┣Re:●2006絵本部門●(くらら) やまねこ会員 06/11/15(水) 20:51 ┣Re:●2006絵本部門●(えみりい) やまねこ会員 06/11/15(水) 20:59 ┣Re:●2006絵本部門●(ワラビ) やまねこ会員 06/11/15(水) 21:35 ┣Re:●2006絵本部門●(つー) やまねこ会員 06/11/15(水) 23:03 ┣Re:●2006絵本部門●(おとむとむ) やまねこ会員 06/11/15(水) 23:45 ┣Re:●2006絵本部門●(BUN) やまねこ会員 06/11/16(木) 0:05 ┗Re:●2006絵本部門●(りり) やまねこ会員 06/11/16(木) 2:47 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ●2006絵本部門● ■名前 : 管理人 ■日付 : 06/10/31(火) 22:05 -------------------------------------------------------------------------
投票開始は、11月1日です。 日付が変わったら、投票していただいてかまいません。 こちらは絵本部門です。 絵本部門の投票は、この発言に返信する形でお願いします。 題名の後ろにハンドルを、 Re:★2006絵本部門★(しろねこ) 内容の最初に、ハンドルと会員番号をお忘れなく。 管理人:ワラビ |
みーこ(WYN-1020) おくりものはナンニモナイ ありがとうのえほん 1位 『おくりものはナンニモナイ』(パトリック・マクドネル作/谷川俊太郎訳/あすなろ書房/2005.10) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4751522841/yamanekohonya-22/ 心の中が、とても豊かになる絵本です。小学校のおはなし会で読んだときは、最初のページを読んだとたん、「クリスマス!」と子どもたち。でもクリスマスとは一言も書いていないので、どこででも、誰とでも楽しめる絵本だと思います。 2位 『ありがとうのえほん』(フランソワーズさく/なかがわちひろやく/偕成社/2005.11) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4033279504/yamanekohonya-22/ こちらも、心がほわっと温かくなる絵本です。身の回りのひとつひとつに、「ありがとう」という言葉をかけている、ただそれだけなのに、最後にはちょっと涙ぐんでしまいました。 |
蒼子(WYN-1031) バスラの図書館員 ステラのえほんさがし おとうさんの庭 あかりをけして ちいさなもみのき 1位 『バスラの図書館員――イラクで本当にあった話――』(ジャネット・ウィンター絵と文 長田弘訳 晶文社) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794920423/yamanekohonya-22 イラク戦争のさなか、本を守るために立ち上がった女性の物語。語り継いでいきたい。 2位 『ステラのえほんさがし』(リサ・キャンベル・エルンスト作 藤原宏之訳 童心社) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4494007390/yamanekohonya-22 本を読む楽しみがつまっている。 3位 『おとうさんの庭』(ポール・フライシュマン文 バグラム・イバトゥーリン絵 藤本朝巳訳 岩波書店) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4001108887/yamanekohonya-22 日照りで畑も家畜たちも手放すことになってしまった、父と3人の息子たち。希望を見出し、自分の生きる道を見つけていく姿がすがすがしい。答えは自分の中にあるのだなと思った。 4位 『あかりをけして』(アーサー・ガイサート作 久美沙織訳 BL出版) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4776401983/yamanekohonya-22 とにかく、好き! 頭つかいながら読まないといけません……ZZZZ。 5位 『ちいさなもみのき』(ファビエンヌ・ムニエ文 ダニエル・エノン絵 河野万里子訳 ほるぷ出版) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4593504767/yamanekohonya-22 ラストにほっとする心あたたまる絵本。クリスマスを前におすすめです。 以下迷ったものです。 『バラ咲くじゅうたんのあるところ』 ルクサナ・カーン作 ロナルド・ハイムラー絵 若林千鶴訳 草炎社 『こしょうできまり』 ヘレン・クーパー作 かわだあゆこ訳 アスラン書房 『どうぶつにふくをきせてはいけません』 ジュディ・バレット文 ロン・バレット画 ふしみみさを訳 朔北社 『ハンダのびっくりプレゼント』 アイリーン・ブラウン作 福本友美子訳 光村教育図書 『ワイズ・ブラウンの 詩の絵本』 マーガレット・ワイズ・ブラウン詩 レナード・ワイスガード絵 木坂涼訳 フレーベル館 『野はらの音楽家』 マヌエロ ドン・フリーマン作 みはらいずみ訳 あすなろ書房 |
shoko(WYN-1042) まんまるおつきさまをおいかけて まいごのペンギン あかりをけして どうぶつにふくをきせてはいけません なにももたないくまの王さま 1位 『まんまるおつきさまをおいかけて』 ケビン・ヘンクス作・絵 小池昌代訳 福音館書店(2005.10) モノトーンの落ち着いた絵本ですが、子ねこがとってもかわいらしくて、子どもも気に入っています。 コールデコット賞受賞 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4834020851/yamanekohonya-22/ 2位 『まいごのペンギン』 オリヴァー・ジェファーズ作 三辺律子訳 ソニー・マガジンズ(2005.12) 絵がとても好みです。でもかわいいだけじゃない、最後はぐっときます。 ネスレ子どもの本賞 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4789726452/yamanekohonya-22/ 3位 『あかりをけして』 アーサー・ガイサート作 久美沙織訳 BL出版(2006.08) 子どもといっしょに楽しみました。 何度見てもあきません。どこやらから音まで聞こえてくるようです。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4776401983/yamanekohonya-22/ 4位 『どうぶつにふくをきせてはいけません』 ジュディ・バレット文 ロン・バレット画 ふしみみさを訳 朔北社(2005.12) 絵と文章がぴたっとはまって、読者に笑いを与えてくれます。 大人も楽しめます。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860850297/yamanekohonya-22/ 5位 『なにももたないくまの王さま』 エリック・ファン・オスとエレファン・リースハウト文 パウラ・ヘリッツェン絵 野坂悦子訳 にいるぶっくす(2006.1) 人には大事なものがある。何が自分らしくて、何が大切なものなのか。 自分をしっかり持っている王さまにはっとさせられます。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4789727394/yamanekohonya-22/ |
ちゃぴ(WYN-1026) ハンダのびっくりプレゼント やねの上にさいた花 びくびくビリー こうしてぼくは海賊になった ながいながいかみのおひめさま 1位『ハンダのびっくりプレゼント』 アイリーン・ブラウン作 福本友美子訳 光村教育図書 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4895726517/yamanekohonya-22/ 文と絵がともに物語り、ページをめくる楽しみがある。絵本の特性を十二分に生かしている。 2位『やねの上にさいた花』(インギビョルグ・シーグルザルドッティル作 ブライアン・ピルキントン絵 はじあきこ訳 さ・え・ら書房) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4378041146/yamanekohonya-22/ 楽天的で元気なおばあちゃんが素敵! アイスランドの絵本。 3位『びくびくビリー』(アンソニー・ブラウン作 灰島かり翻訳 評論社) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4566008460/yamanekohonya-22/ 作者の人間的なあたたかさ、やさしさが際だつ。 4位『こうしてぼくは海賊になった』(メリンダ・ロング文 デイビッド・シャノン絵 小川仁央訳 評論社) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4566008495/yamanekohonya-22/ 海賊たちの野蛮さ、陽気さに、あこがれそう。 5位『ながいながいかみのおひめさま』(コーミラー・ラーオーテ文 ヴァンダナー・ビシュト絵 木坂涼訳 アートン) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861930308/yamanekohonya-22/ 様式化された細かな線と彩色の美しい絵。人に与え、縛られていた心を解放っていく姿が清らかですがすがしい。 |
さかな(WYN-0021) わたしのすきなもの バスラの図書館員 ボヨンボヨンだいおうのおはなし おとうとは青がすき かえるくんはかなしい 1位『わたしのすきなもの』 フランソワーズ文・絵 なかがわちひろ訳 偕成社 『おおきくなったらなにになる?』『ありがとうのえほん』の2作とともに、読めば読むほど幸せを感じる絵本。 2位『バスラの図書館員 イラクで本当にあった話』 ジャネット・ウィンター絵と文 長田弘訳 晶文社 メッセージ色の強いものは好きではないのですが、この絵本は、絵本ならではの伝える力をもった作品だと思いました。 3位『ボヨンボヨンだいおうのおはなし』 ヘルメ・ハイネ作 ふしみみさを訳 朔北社 佑学社からでていた絵本の新訳復刊。リズムよく、コラージュの美しい絵本。 4位『おとうとは 青がすき』 イフェオマ・オニェフル文・写真 さくまゆみこ訳 偕成社 色の美しさが写真ならではの迫力で伝わってきます。異文化にふれる楽しみに満ちた絵本。 5位『かえるくんはかなしい』 マックス・ベルジュイス文と絵 清水奈緒子訳 セーラー出版 昨年亡くなられたベルジュイスの「かえるくん」シリーズ最終絵本。悲しいかえるくんが、どんな気持ちの変化をたどるのか。心やさしくなる絵本。 --------------- 他には、『ながいよるのおつきさま』(シンシア・ライラント作 マーク・シーゲル絵 渡辺葉訳 講談社)も美しく情感ある絵本で最後まで迷いました。『フラニー・B・クラニー、あたまにとりがすんでるよ!』(ハリエット・ラーナー文 スーザン・ゴルドール文 ヘレン・オクセンバリー絵 ふしみみさを訳 PHP研究所)は、何度も読み返した楽しい絵本。 |
Chicoco(WYN-0007) フラニー・B・クラニー、あたまにとりがすんでるよ! おとうとは青がすき 1位 『フラニー・B・クラニー、あたまにとりがすんでるよ!』 ハリエット・ラーナー&スーザン・ゴルドール文、ヘレン・オクセンバリー絵、ふしみみさお訳、PHP研究所、2006.07 ヘレン・オクセンバリーの絵は、かわいく、細かいところでおもしろい。息子と鳥の表情やしぐさを楽しみました。絵本ばなれしつつある息子(小2)といっしょに楽しんだ本。 2位 『おとうとは青がすき』 イフェオマ・オニェフル作・写真、さくまゆみこ訳、偕成社、2006.06 アフリカの明るい太陽のせいでしょうか、写真の色がとても鮮やかできれい。赤い帽子の大おじさんをはじめ、写真にうつっている人たち(もちろん子どもたちも)、いい顔しています。 |
エクセル集計のため、前半部分のタイトルを一部修正させていただきました。 2006年11月14日、17日 管理人:ワラビ NON(WYN-1019) かえるくんはかなしい まんまるおつきさまをおいかけて やねの上にさいた花 ふたごのひよちゃんぴよちゃんはじめてのようちえん ちびうさにいちゃん!(ちびうさシリーズ) 1位 『かえるくんはかなしい』(マックス・ベルジュイス作 清水奈緒子訳 セーラー出版) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4883301567/sr=11-1/qid=1163463020/ref=sr_11_1/503-6093890-3146313 最後だなんて、ほんとうにかなしい。 2位 『まんまるおつきさま』(ケビン・ヘンクス作 小池昌代訳 福音館書店) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4834020851/sr=1-1/qid=1163463210/ref=sr_1_1/503-6093890-3146313?ie=UTF8&s=books かわいいのに甘さがない。子どもを、ちょうどいい距離感でみつめる作者のなせる業。 3位 『やねの上にさいた花』(インギビョルグ・シーグルザルドッティル作 ブライアン ピルキントン絵 はじ あきこ訳 さ・え・ら書房) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4378041146/sr=11-1/qid=1163463711/ref=sr_11_1/503-6093890-3146313 アイルランドの田舎の風景がいい。都会にできた鶏のいるベランダ菜園がいい。都会の空気に負けずに田舎の風をもってくるおばあちゃんがいい。 4位 『ふたごのひよちゃんぴよちゃんはじめてのようちえん』(バレリー ゴルバチョフ作 なかがわ ちひろ訳 徳間書店) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4198621241/sr=11-1/qid=1163464047/ref=sr_11_1/503-6093890-3146313 絵本はやっぱり子どものものだよと、いいたくなる絵本。 5位 『ちびうさにいちゃん』(ハリー ホース作 千葉 茂樹訳 光村教育図書) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4895726568/sr=11-1/qid=1163464224/ref=sr_11_1/503-6093890-3146313 にいちゃんになったら、絵本の中身もグレードアップした感じです。 |
SUGO *=*=WYN-1012=*=* 野はらの音楽家マヌエロ まいごのペンギン おとうさんの庭 ながいながいかみのおひめさま なにももたないくまの王さま 1位 『野はらの音楽家マヌエロ』 (ドン・フリーマン作 みはらいずみ訳 あすなろ書房) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN4751522868//yamanekohonya-22 「コールテンくん」のイメージが強かったので、まったく古さを感じずびっくりしました。心に残るすてきな作品です。子どもといっしょに読んだところ、ほかの虫たちがカマキリのマヌエロくんに声をかけるたびに、「食べられちゃう」と心配していましたが、マヌエロの志の高さを感じたのか、最後は「よかったね」と話していました。 2位 『まいごのペンギン』 (オリヴァー・ジェファーズ作 三辺律子訳 ソニー・マガジンズ) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4789726452/yamanekohonya-22 小学校の読み聞かせで読んだところ、校長先生も深い作品だねえとおっしゃっていました。子どもたちは、かわいい絵にひかれて楽しめたようです。うちに遊びに来た子どもたちは、「学校で読んだ本だ!」といって読み直しています(でも、読み聞かせはいらないといわれて、ちょっとさびしい) 3位 『おとうさんの庭』 (ポール・フライシュマン文 バグラム・イバトゥーリン絵 藤本朝巳訳 岩波書店) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4001108887/yamanekohonya-22 原書で読んで気に入っていたので、ああ邦訳がでてよかったなあと感慨深いです。長く読み継がれていって欲しい作品です。 4位 『ながいながいかみのおひめさま』 (コーミラー・ラーオーテ文 ヴァンダナー・ビシュト絵 木坂涼訳 アートン) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861930308/yamanekohonya-22 美しく長い髪の毛に、わたしもうっとりしてしまいました。お姫さまの潔さが気持ちのいい作品です。 5位 『なにももたないくまの王さま』 (エリック・ファン・オスとエレファン・リースハウト文 パウラ・ヘリッツェン絵 野坂悦子訳 にいるぶっくす) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4789727394/yamanekohonya-22 もしかしたら、子どもよりも中高年の夫婦に向けた作品かも。絵もストーリーもロマンチックに感じました。 今年の絵本は、強く印象に残ったものが若干少なかったかもしれません。その中で、英語圏以外の作品が健闘しているように思いました。『どうぶつに ふくを きせては いけません』や『じてんしゃにのるアヒルくん』『ねこのせんちょう』を投票するか迷いました。 |
ケンタ(WYN-1038) ねこのパンやさん 1位 『ねこのパンやさん』 ポージー・シモンズ作 松波佐知子訳 徳間書店 ◎何べん読んでも楽しめる、遊び心たっぷりの絵が最高です。 |
Incisor(WYN-2016) おおきくなったらなにになる? ながいよるのおつきさま あかりをけして くるみ割り人形 1位『おおきくなったらなにになる?』フランソワーズ作 なかがわちひろ訳 偕成社 夢がいっぱい。こどもの希望に満ちた笑顔と一緒にわたしもまた夢をみる。もっと大きくなったら……と。 2位『ながいよるのおつきさま』シンシア・ライラント作 マーク・シゲール絵 渡辺葉訳講談社 ページをひらくたびに浴びる月の光。その輝きは夜空のおつきさまと同じくらい。 3位『あかりをけして』アーサー・ガイサート作 久美沙織訳 BL出版 訳でひとつ気になるところがあるけれど、壮大な発想と実行力にうなってしまう。 4位『くるみ割り人形』スザンネ・コッペ文 リスベート・ツヴェルガー絵 池田香代子訳 BL出版 昨年のクリスマス、3冊のくるみ割り人形本をあつめた。甘ったるくないちょっと不気味で不思議な雰囲気いっぱいのこの絵本はとても魅惑的。 なんとか絵本も投票できそうです。(あたふた) |
おちゃわん (WYN-2134) ふわふわくもパン あかりをけして 1位 『ふわふわくもパン』 ペク・ヒナ作 キム・ヒャンス写真 ペク・ヒナ絵 星あきら キム・ヨンジュン訳 小学館 雲入りパンを焼いてしまうのがすてき。焼きたてのくもパン美味しそう。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4097278053/ref=pd_ecc_rvi_3/503-2772273-4353501 2位 『あかりをけして』 アーサー・ガイサート作 久美沙織訳 BL出版 天才コブタのからくりがとても楽しい。 |
くらら(WYN-1046) ハンダのびっくりプレゼント びくびくビリー 1位 『ハンダのびっくりプレゼント』(アイリーン・ブラウン作 福本友美子訳 光村教育図書) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4895726517/yamanekohonya-22/ ケニアのルオ族をモデルにしたというかわいい少女と、リアルだけどユーモラスな動物たちの鮮やかな絵がいい。文と絵で違うドラマが同時進行し、最後にうまくおさまるのがおもしろい。読み聞かせにもぴったり。 2位 『びくびくビリー』(アンソニー・ブラウン作 灰島かり訳 評論社) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4566008460/yamanekohonya-22/ 想像力豊かな心配ごとをするビリー。そのビリーが見せる優しさと、カラフルなグアテマラの人形たちが印象的。 |
えみりい(WYN-1041) ねこのせんちょう ねこのパンやさん 1位 『ねこのせんちょう』(マドレーヌ・フロイド作 木坂涼訳 セーラー出版) ロマンチックです〜。とてもステキな夢を見せてもらった気分。 2位 『ねこのパンやさん』(ポージー・シモンズ作 松波佐知子訳 徳間書店) 実は、原書はそんなに好きなタイプではなかったのですが、邦訳はとてもおもしろかったです。ねこさんの語尾に「ニャ」とかついているのが、陳腐にならないで、すごくいい感じでした。 ねこばっかりですね(^^;)。今年は絵本もあまり読めなかったです。しくしく。 |
ワラビ(wyn-1001) ベルのともだち アンジェロ 恐竜時代 嵐のティピー 1位『ベルのともだち』 サラ・スチュワート文 デイビッド・スモール絵 福本友美子訳 アスラン書房 2006.09 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4900656453/yamanekohonya-22 スモールのリストを作っていて読んでみたいな〜と思っていた絵本が邦訳で出版されてとても嬉しい。 幼いベルのそばにいていつも世話をしてくれ、友達でいてくれた家政婦のビー。ふたりの何気ない日常が切り取られたように描かれています。言葉のないページの広がりが、ふたりのゆたかな時間をあらわしているよう。 2位『アンジェロ』デビッド・マコーレイ作 千葉茂樹訳 ほるぷ出版 2006.05 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/459350449X/yamanekohonya-22 あのマコーレイがこんな絵本を出すとはと、最初はびっくり。でも、最後まで淡々と自分の仕事をこなす主人公の壁塗り職人アンジェロの姿は、マコーレイと共通するところがあるんだろうなと思った。 3位『恐竜時代 エンサイクロペディア太古の世界』 ロバート・サブダ&マシュー・ラインハート作 わくはじめ訳 大日本絵画 2005.10 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4499281202/yamanekohonya-22 アマゾンjp のページでは2005年9月出版ですが、実物では10月となっています。 子どもとふたりで年末に本屋で一目惚れして大騒ぎしながら買い込んだ仕掛け絵本。迫力がすごい。職人技だなあ。子どもはこのあたりから、ますます恐竜にのめりこんでいきました。 4位『嵐のティピー』ポール・ゴーブル作 千葉茂樹訳 光村教育図書 2006.01 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4895726495/yamanekohonya-22 デザイン・構成がとても美しい絵本。特に縦置きのページが大胆でステキ。 あと1冊がどうしても選びきれませんでした。 「ちびうさシリーズ」の『ちびうさがっこうへ!』『ちびうさにいちゃん!』もよかったし、 シャノンの『じてんしゃにのるアヒルくん』の動物たちの表情もよかった。 『おとうさんの庭』はもう少し読み込んでいたら、もっと好きになっていただろうな。 『ポテトスープが大好きな猫』も原書を読んで気になっていた絵本が突然出版されて驚きました。 |
つー(WYN-1016) まいごのペンギン おとうとは青がすき 1位 『まいごのペンギン』(オリヴァー・ジェファーズ作/三辺律子訳/ソニー・マガジンズ) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4789726452/yamanekohonya-22/ 心が柔らかくなる絵本。原作を読んでうれしくなって、邦訳を読んでまたまたうれしくなりました。 2位 『おとうとは青がすき』(イフェオマ・オニェフル文・写真/さくまゆみこ訳/偕成社) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4033285407/yamanekohonya-22 姉弟の笑顔と写真の色がとてもきれいでした。 |
おとむとむ(WYM-2033) ハンダのびっくりプレゼント アンジェロ バラ咲くじゅうたんのあるところ あかりをけして さとうねずみのケーキ 1位『ハンダのびっくりプレゼント』アイリーン・ブラウン 光村教育図書 娘とハラハラしながら読んだ。最後にものすごくハッピーな気持ちになった。 2位『アンジェロ』デビッド・マコーレイ ほるぷ出版 静かな中に芯の通った力強さがある。かっこいい……。 3位『バラ咲くじゅうたんのあるところ』ルクサナ・カーン文 ロナルド・ハイムラー絵 草炎社 平和を願う強い思いが痛いほど伝わってきた。 4位『あかりをけして』アーサー・ガイサート作 BL出版 ものすごく頭を使ったけど……おもしろい! 5位『さとうねずみのケーキ』ジーン・ジオン文 マーガレット・ブロイ・フレアム絵 アリス館 ネズミの運命を心配して、思わず緊張……。温かい友情物語。 |
BUN(WYN-0003) ナツメグとまほうのスプーン バスラの図書館員 ぐうぐうぐっすり アンジェロ ベルのともだち 1位 『ナツメグとまほうのスプーン』(デイヴィッド・ルーカス作/なかがわちひろ訳/偕成社) ページをめくりながら先がどうなるかまったく予測がつかなかった絵本。小さな子どもに読むとシュールさにぽかんとしてしまうのだけど、中・高生ならピンと来るかも。 2位 『バスラの図書館員』(ジャネット・ウィンター作/長田弘訳/晶文社) メッセージ性の強いものは苦手なので、どうかなと思いながら読んだのだけど、最後に涙が出た。メッセージではなく、人類共通の願いを描いた絵本。 3位 『ぐうぐうぐっすり』(アーリーン・アールダ作/とみたれいこ訳/アスラン書房) このうえなくハッピーな写真絵本。とろとろと眠る動物たち、そして赤ちゃん。子どもたちに見せるとみんなとろけそうな笑顔になります。 4位 『アンジェロ』(デビッド・マコーレイ作/千葉茂樹訳/ほるぷ出版) じわっとくる絵本。いい人生だなと思います。 5位 『ベルのともだち』(サラ・スチュワート文/デイビッド・スモール絵/福本友美子訳/) 笑顔のページなんて1枚もないのに、大きくてこまやかな愛情がしっかり伝わってくる。やはりこの作者ふたりはゴールデンコンビです。 はー、ぎりぎりのかけこみです。間に合いますように! ☆BUN(WYN-0003)☆ |
りり(WYN-1006) バスラの図書館員 おとうとは青がすき 1位 『バスラの図書館員――イラクで本当にあった話――』(ジャネット・ウィンター絵と文 長田弘訳 晶文社) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794920423/yamanekohonya-22 作者は『9月のバラ』の人なんですねえ。こう、目のつけどころがうまいですねえ。(皮肉じゃないです) 2位 『おとうとは青がすき――アフリカの色のお話』 (イフェオマ・オニェフル文・写真 さくまゆみこ訳 偕成社) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4033285407/yamanekohonya-22 すっきり、素直に、気持ちのいい写真絵本。 あー、2冊しか投票できなかったー 番外 『ここが家だ』(ベン・シャーン絵 アーサー・ビナード構成・文 集英社) 今の今まで、うっかり翻訳絵本と思いこんでいたのですが、書誌を書こうとしてよく見ると違った(←うつけもの) ベン・シャーンのラッキー・ドラゴン(第五福竜丸)の絵を使って、絵本に再構成したものです。 りり |