メニュー読書室やまねこ賞投票所
やまねこ翻訳クラブ
2004年やまねこ賞投票所(オールタイム部門)

投票する

  くるり(WYN-1005)
闇の女王に捧げる歌,1位,ローズマリ・サトクリフ作,,乾侑美子訳,評論社
ケルトとローマの息子,2位,ローズマリ・サトクリフ作,,灰島かり訳,ほるぷ出版
ともしびをかかげて,3位,ローズマリ・サトクリフ作,チャールズ・キーピング絵,猪熊葉子訳,岩波書店
エンジェル シリーズ,4位,ジュディ・デルトン作,,岡本 浜江訳,朔北社

1〜3位
 今年はサトクリフがマイブームだったので、こんな内容になりました。いちおう順位はつけましたが、順不同です。そしてこれ以外に読んだ作品もどれも本当にすばらしかったです。
 歴史のなかに時を超えた人の生き方を映し出す手法はいうまでもなく、人生にあらわれる光と闇の両方を、等しく価値あるものとしてとらえる姿勢に感銘を受けます。来年は、サトクリフ作品全制覇をめざします。

4位
 シリーズ通して、すっかりエンジェルのとりこです! とてもけなげだけど、いい子なだけじゃないエンジェルがとても愛しいです。これからもずっと、わたしの友達としてそばにいてくれるでしょう。
2004年11月16日 (火) 投票 

  わんちゅく
ワイルド・ミートとブリー・バーガー,1位,ロイス・アン・ヤマナカ作,斎藤倫子訳,東京創元社
「プリンセス・ダイアリー」シリーズ,2位,メグ・キャボット作,金原瑞人・代田亜香子訳,河出書房新社
「アラビアン・ナイト」シリーズ,3位,作者不詳,川真田純子訳,講談社青い鳥文庫(絶版)
「ルイスと魔法使い協会」シリーズ,4位,ジョン・ベレアーズ作,三辺律子訳,アーティストハウス
「ミルドレッドの魔女学校」シリーズ,5位,ジル・マーフィ作,松川真弓訳,評論社

今年はシリーズものばかり読んでいたように思います。
そんななかで1位は別格。これはすっごくすっごくツボでした。
「プリンセス・ダイアリー」シリーズは文句なしに楽しませてもらいました。今年の読み物の対象に1冊も入ってないのが残念です。「ミルドレッド」は、翻訳ものの苦手な娘が唯一はまったシリーズでした。
2004年11月15日 (月) 投票 

  小湖(WYN-1014)
シャーロットのおくりもの,1位,EB・ホワイト文,ウィリアム・ガース絵,さくまゆみこ訳、あすなろ書房
ウェズレーの国,2位,ポール・フライシュマン文,ケビン・ホークス絵,千葉茂樹訳,あすなろ書房

ほんとうは甲乙つけがたいのでずが、、、シャーロットは自分自身の幼い頃に読んで感動した作品なのでこちらを1位にしました。

1位『シャーロットのおくりもの』
小2の娘に読み聞かせました。子どもたちをとりまく嫌なことのが多い今日、こころの妙薬のような物語です。子どもといっしょにこの作品を読めてほんとうによかった!

2位『ウェズレーの国』
長女のクラス(小5)で「ぢかい」をテーマにお話しする機会があり、読みました。娘から後の話で子どもたちがしっかり受けとめてくれているのがわかり、うれしかったです。
2004年11月15日 (月) 投票 

  ワラビ (wyn-1001)
シカゴより好きな町,1位,リチャード・ペック作,斎藤倫子訳,東京創元社
ハッピー*ボーイ,2位,ジェリー・スピネッリ作,千葉茂樹訳,理論社
ミオよ わたしのミオ,3位,アストリッド・リンドグレーン作,大塚勇三訳,岩波書店
青いイルカの島,5位,スコット・オデル作,訳,理論社


『シカゴより好きな町』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488013198/yamanekohonya-22
今年やっと続編を読めました。やっぱり、おばあちゃん最高!

『ハッピー*ボーイ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4652077238/yamanekohonya-22
今でも主人公ジンコフのことが、時々心をよぎります。心に残る作品でした。

『ミオよ わたしのミオ』
読んでみると、漠然と想像していたのとずいぶん違いましたが、こちらも心に残りました。

『青いイルカの島』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4652005245/yamanekohonya-22
今年復刊されたのを読みました。
他にもたくさん復刊・再刊されていて、読んでみたい作品がたくさん。


児童書ではありませんが、『オキーフの家』(マイロン・ウッド写真・キャプション/クリスティン・テイラー・パッテン文/江國香織訳/メディアファクトリー)も良かったです。
2004年11月15日 (月) 投票 

  ち〜ず(WYN-1040)
ダンデライオン,1位,メルヴィン・バージェス著,池田真紀子訳,東京創元社
二つの旅の終わりに,2位,エイダン・チェンバーズ作,原田勝訳,徳間書店
“少女神”第9号,3位,フランチェスカ・リア・ブロック作,金原瑞人訳,理論社
ゴースト・ドラム,4位,スーザン・プライス作,金原瑞人訳,福武書店
パンツマンたんじょうのひみつ,5位,デイブ・ピルキー,木坂涼,徳間書店

1位 『ダンデライオン』
    実は芯が強い少女ジェンマ、優しくて素直な(影響を受けやすい)少年タール。このふたりの物語の終わり方に胸を打たれた。
2位 『二つの旅の終わりに』
作者による繊細な心理描写が非常に印象に残る。
3位 『“少女神”第9号』
    『人魚の涙天使の翼』『ひかりのあめ』がすごくよかったので読んでみた。あぁ、こんな些細なことにも一喜一憂したなあとその頃のことがひりひりと思い出された。また、文字が虹色のグラデーションで描かれとてもきれい。文字の色が内容とマッチしているようにも思えた。
4位 『ゴースト・ドラム』
    静かな雰囲気。情景がありありと頭の中に描かれる。淡々としているが、いつもどこかに暖かみを感じる。
5位 『パンツマンたんじょうのひみつ』
    パンツマンの正体にびっくり!
2004年11月15日 (月) 投票 

  ゆずみ(WYN-2038)
魔法使いハウルと火の悪魔,1位,ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作,西村醇子訳,徳間書店
ガールズ・アンダー・プレッシャー,2位,ジャクリーン・ウィルソン作,尾高薫訳,理論社
時の旅人,3位,アリスン・アトリ作,松野正子訳,岩波書店
ガールズ・アウト・レイト,4位,ジャクリーン・ウィルソン作,尾高薫訳,理論社
ジェレミーとドラゴンの卵,5位,ブルース・コウヴィル作,金原瑞人,講談社

1位 『魔法使いハウルと火の悪魔』
    言うまでもなく今度のジブリ映画の原作。ソフィーとハウルがかわいかったです。映画を見るのが楽しみなような、怖いような……
2位 『ガールズ・アンダー・プレッシャー』
    ダイエット、拒食症という深刻なテーマに引き込まれました。
3位 『時の旅人』
    体の弱い主人公の女の子が、養生のため田舎のおばさんの家に行き、不思議な体験をします。翻訳学校の課題でアトリの作品が出たのをきっかけに読んでみたらおもしろかったです。
4位 『ガールズ・アウト・レイト』
    ガールズの危なっかしい行動にハラハラ、ドキドキ。
5位 『ジェレミーとドラゴンの卵』
    ドラゴンとどんどん仲良しになっていくジェレミーの気持ちにとっても共感できました。

2004年11月14日 (日) 投票 

  ちゃぴ(WYN-1026)
不思議を売る男,1位,ジェラルデイン・マコーリアン作,佐竹美保絵,金原瑞人訳,偕成社
シカゴより好きな町(シカゴシリーズ?),2位,リチャード・ペック作,斎藤倫子訳,東京創元社
シロクマたちのダンス,3位,ウルフ・スタルク作,菱木晃子訳,堀川理万子絵,佑学社/偕成社,
アナベル・ドールの冒険,4位,アン・M・マーティン&ローラ・ゴドウィン作,ブライアン・セルズニック絵,三原泉訳,偕成社
ブルーイッシュ,5位,ヴァージニア・ハミルトン作,朝倉めぐみ絵,片岡しのぶ訳,あすなろ書房


1位『不思議を売る男』
 MCCの語る11のお話は、どれもおもしろくて、おしゃれ。そのうえ人間の深い味わいがある。

2位『シカゴより好きな町』
 なんといっても訳がうまいです。わざと大げさな言葉をつかったユーモラスな語り口が笑えます。メアリ・アリスの淡い恋がさわやか。

3位『シロクマたちのダンス』
 切なさがたまらない。

4位『アナベル・ドールの冒険』
 もしかしたら、人形が……と信じさせてくれます。人形好きにはたまらない魅力的。

5位『ブルーイッシュ』
 たがいの違いを認め、違うことを特別あつかいするのではなく、相手がどうしたら喜ぶかを考えながら友情を結んでいく子どもたちの姿がすばらしいです。
2004年11月14日 (日) 投票 

  えみりい(WYN-1041)
走れ、走って逃げろ,1位,ウーリー・オルレブ作,母袋夏生訳,岩波書店
ネコのミヌース,2位,アニー・M・G・シュミット作,西村由美訳,徳間書店
ムッドレのくびかざり,3位,イルメリン・サンドマン=リリウス作,木村由利子訳,フェリシモ
ひかりの国のタッシンダ,4位,エリザベス=エンライト作,久保田輝男訳,フェリシモ
夜中に犬に起こった奇妙な事件,5位,マーク・ハッドン作,小尾芙佐訳,早川書房


1位『走れ、走って逃げろ』
過酷な状況の中ただひとり、自分の名前さえも忘れ、生き抜いていくスルリックの姿に胸を打たれました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4001155710/qid%3D1100357727/250-1776171-2790622

2位『ネコのミヌース』
楽しく、ハッピーな気持ちになれました。映画も観られて、よかった〜。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198612021/qid%3D1100358401/250-1776171-2790622

3位『ムッドレのくびかざり』
以前の版を読んだわけではないけれど、とても懐かしさを感じました。物語の初めから本の世界にすうっとひきこまれるようで、わくわくしながら読みました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894323028/qid%3D1100358663/250-1776171-2790622

4位『ひかりの国のタッシンダ』
『ムッドレのくびかざり』がよかったので、フェリシモの復刊シリーズを続けて読みました。どちらも懐かしく、かつ色あせない瑞々しさをもった上質のファンタジーだと感じます。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/401d3572cb5850104fc6?aid=20cci0002&bibid=02067667&volno=0000

5位『夜中に犬に起こった奇妙な事件』
アスペルガー症候群の少年の目を通して、というかたちがとても面白かった。ああ、こういうものの観方、考え方があるのだなと、新鮮に感動しました。
2004年11月14日 (日) 投票 

  りり (WYN-1006)
血族の物語〈上下〉,1位,ピーター・ディッキンソン作,斉藤健一訳,ポプラ社
龍のすむ家,2位,クリス・ダレーシー作,三辺律子訳,竹書房
魔法がいっぱい(大魔法使いクレストマンシー 外伝),3位,ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作,田中薫子・野口絵美共訳,徳間書店
ブリット‐マリはただいま幸せ,4位,アストリッド・リンドグレーン作,石井登志子訳,徳間書店
聖書伝説物語―楽園追放から黄金の都陥落まで,5位,ピーター・ディキンスン作,山本史郎訳,原書房

1位 『血族の物語〈上下〉』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4591076490/yamanekohonya-22/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4591078086/yamanekohonya-22/

これは、原書をちょっと読んで、わけがわからずに投げ出していたんです。惜しいことをした。おもしろいです、ほんとに。ディキンソン、好きです(←告白?)だいぶ高齢になられましたが、お元気なのかなあ。今年出た作品も読みましたが、お祖父さんが倒れる話で、なんとなく心配……

2位 『龍のすむ家』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4812412544/yamanekohonya-22/

ダレーシーは、こういう路線の話がいちばんいいような気がします。続編も出たようで、楽しみ!

3位 『魔法がいっぱい』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198616639/yamanekohonya-22/

外伝って、好き。外伝の楽しさを味わうためだけにでも、本編を読むくらい。
(イヤこれは本編も面白いですが!)
違う話の主人公どうしが出会うドタバタとか、たまりません。
それにつけてもクレストマンシー、いいなあ。

4位 『ブリット‐マリはただいま幸せ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198617139/yamanekohonya-22/

昨年、読み損ねて新刊投票できなかった。
うわさどおり、楽しい作品です。

5位 『聖書伝説物語―楽園追放から黄金の都陥落まで』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/456203680X/yamanekohonya-22/

カーネギー賞受賞作。
これもすごいです。ディキンソンって、どういう頭をしてるんだろう。
1位にあげた作品もそうですが、それだけで作品ができそうなネタを惜しげもなくふんだんにつめこんである。想像力も知識も描写力もすばらしい。
2004年11月13日 (土) 投票 

  めい (WYN-1035)
クマのプーさん,1位,A.A.ミルン,石井桃子訳,岩波書店
水晶玉と伝説の剣,2位,ヴィクトリア・ハンリー作,多賀京子訳,徳間書店
アンブラと4人の王子3位,アン・ローレンス作、金原瑞人訳、偕成社
もうひとりの息子,4位,ドリット・オルガッド作,樋口範子訳,さ・え・ら書房

1位『クマのプーさん』
癒されます。

2位『水晶玉と伝説の剣』
ハラハラしながら楽しめて、後々まで残るいい作品です。

3位『アンブラと4人の王子』
この本、いまどきの子どもにはぴったりじゃないかと思います。

4位『もうひとりの息子』
一文字ごとに祈りが込められているような本です。現在進行形の中東問題とだぶります。
2004年11月13日 (土) 投票 

  tommy(WYN-2085)
夜中に犬に起こった奇妙な事件,1位,マーク・ハッドン作,小尾芙佐訳,早川書房
トイレまちがえちゃった!,2位,ルイス・サッカー作, 唐沢則幸訳, 講談社
天国までもう一歩,3位, アン・ナ作,代田亜香子訳,白水社
1位『夜中に犬に起こった奇妙な事件』
今年になってようやく読めました。やはり素晴らしかった。最後の一文がいまでも胸に残っています。
2位『トイレまちがえちゃった!』
題名からは想像もつかないような内容でしたが、とっても感動的でした。子どもの目線になって一緒に考えられる大人って魅力的だと思いました。
3位『天国までもう一歩』
この本も、今年になってやっと読めました。哀しみと清々しさが入り混じった何ともいえない読後感が残りました。
2004年11月13日 (土) 投票 

  NON(WYN-1019)
きいてほしいの、あたしのこと,1位,ケイト・ディカミロ作,片岡しのぶ訳,ポプラ社
豚の死なない日,2位,ロバート・ニュートン・ペック作,金原瑞人訳,白水社
おれの墓で踊れ,3位,エイダン・チェンバーズ作,浅羽莢子訳,徳間書店
小さなソフィーとのっぽのパタパタ,4位,エルス・ペルフロム作,野坂悦子訳,徳間書店
山羊座の腕輪,5位,ローズマリ・サトクリフ作,山本史郎訳,原書房

1位 『きいてほしいの、あたしのこと』
 あたたかいお話と主人公の女子の語り口が心地よい。読み終わりたくないと思える本
2位 『豚の死なない日』
 お父さんの信念に共感するところが多々あった。自分の子育ての理想に近い。
3位 『おれの墓で踊れ』
 ユーモア、文の端々の言葉の使い方などかなり好みだ。
4位 『小さなソフィーとのっぽのパタパタ』
 深い。たぶんもっと何度も読まないと奥底までは理解できないんだろうな。5年ごとに読むという読み方をしたい本。
5位 『山羊座の腕輪』
 恥ずかしながら、今年になって初めてサトクリフを読み始めた。今年読んだ中ではこれが一番おもしろかった。
2004年11月13日 (土) 投票 

  ゆま(WYN-1032)
チョコレート病になっちゃった!?,1位,ロバート・K・スミス作,宮坂宏美訳,ポプラ社
四月の野球,2位,ギャリー・ソト作,神戸万知訳,理論社
アウトサイダーズ,3位,S.E.ヒントン作,唐沢則幸訳,あすなろ書房

1位 チョコレート病になっちゃった!?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4591077772/yamanekohonya-22/
 普段、マンガ以外読書をしない娘たちが夢中になって読んでいました。もちろん私も。ヘンリーの冒険をどきどきしながら読みました。

2位 四月の野球
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/465207171X/yamanekohonya-22/
 ほのぼのと心が温かくなる話が多く、よかったです。

3位 アウトサイダーズ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4751518119/yamanekohonya-22/
 テレビで映画を見てヒントンの作品リスト作成を思いつき、図書館で調べ物のついでに借りてきて読みました。原作は30年以上も昔のものなのに、全然古さを感じさせず驚きました。
2004年11月13日 (土) 投票 

  みーこ
少女パレアナ,1位,エレナ・ポーター著,村岡花子訳,角川書店

1位『少女パレアナ』
今年は自分の過去を振り返る機会があり、あの時もこの時も、どうして私は泥沼から自分を助け出してここまでやってこられたのだろうと不思議に思いました(そういう選択をする人は少ないのだということを最近知ったので)。で、その答えが幼い頃に読んだこの本の中にあるような気がして、再読したのでした。今でも「喜びの遊び」は時々するんだけれど、それが答えだとは思えなくて。答えはありました、パレアナのせりふの中に。「まあ、パレー叔母さん、パレー叔母さん、それじゃあ、あたしにはまるで時間がありませんわ――生きるための」わたしはいつも一日を「生きるための時間」と「生きるための雑用の時間」とに分けているのですが、これがパレアナから来ているのだとは今までちっとも気がつきませんでした。謎が解けてよかった(^^)。
2004年11月13日 (土) 投票 

  さかな(WYN-0021)
オスカルとポプラ通りのひみつ,1位,マルガレータ・リンドベリイ作,石井登志子訳,徳間書店
やんちゃがらすとさくらんぼ,2位,ウルフ・ニルソン作/エヴァ・エリクソン絵,いしいとしこ訳,祐学社
ともしびをかかげて,3位,ローズマリ・サトクリフ作/チャールズ・キーピング絵,猪熊葉子訳,岩波書店
ピーターパンとウェンディ,4位,J・M・バリー作,石井桃子訳,福音館書店
ロビンソン・クルーソー,5位,デフォー作,阿部知二訳,岩波少年文庫

1位 『オスカルとポプラ通りのひみつ』
読むと心も体もとってもあったかくなる児童書。知りたがりやのオスカルが周りの人を驚かせ、あきれさせ、でもどれだけ愛されているかそのあったかいまなざしがうれしい。

2位 『やんちゃがらすとさくらんぼ』
こちらも、子どもらしさの一杯つまった絵本。さくらんぼは誰のもの? からすはどうなるの?

3位 『ともしびをかかげて』
今年は、サトクリフ作品を読破しました。これ以外のものもどれもよく、歴史の流れを読み、そして今を生きる力をもらえます。

4位 『ピーター・パンとウェンディ』
石井桃子さんの訳では初めて読みました。子どもも一緒に読んだ今年の思い出本です。
ウェンディの母性や、ピーター・パンののびやかさ、フック船長の魅力などあたらしい発見がたくさんありました。

5位 『ロビンソン・クルーソー』
こちらも古典ですが、阿部知二さん訳では初めて。子どもの頃もわくわくしましたが、作物の栽培に成功するシーンは格別です。
2004年11月11日 (木) 投票 

  shoko(WYN-2123)
13ヶ月と13週と13日と満月の夜,1位,アレックス・シアラー作,金原瑞人訳,求龍堂
「うら庭のエンジェル」シリーズ,2位,ジュディ・デルトン作,岡本浜江,朔北社
ハッピーボーイ,3位,ジェリー・スピネッリ作,千葉茂樹訳,偕成社
イスカンダルと伝説の庭園,4位,ジョアン・マヌエル・ジルベルト作,宇野和美訳,徳間書店
十二番目の天使,5位,オグ・マンディーノ作,坂本貢一訳,求龍堂

1位『13ヶ月と13週と13日と満月の夜』
ドキドキしてどんどん読めました。感情移入もできました。

2位『「うら庭のエンジェル」シリーズ』
はじめに『エンジェル翼をひろげる』を読んで、エンジェルが好きになりました。その後、図書館へいくたびに1冊ずつ借りて、
全制覇しました。

3位『ハッピーボーイ』
純粋すぎる主人公をみているのが、つらくて、でも支えてあげたくて。息子を想いながら読みました。

4位『イスカンダルと伝説の庭園』
スペイン語圏の作者のものも面白いと思えた本です。スペイン語やらなくちゃ、と思わせてくれました。

5位『十二番目の天使』
帯に泣けると書いてあったので、ちょっと疑いつつ読みましたが、泣いてしまいました。
2004年11月11日 (木) 投票 

  SUGO(WYN-1012)
水晶玉と伝説の剣,1位,ヴィクトリア・ハンリー作,多賀京子訳,徳間書店
モリー・ムーンの世界でいちばん不思議な物語,2位,ジョージア・ビング作,三好一美訳,早川書房
13ヵ月と13週と13日と満月の夜,3位,アレックス・シアラー作,金原瑞人訳,求龍堂

1位
 読書室で『ヒーラーズ・キープ』の前に読んだ方がいいと教えていただいて読みました。ダイナミックな展開ですごくおもしろかったです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198615500/yamanekohonya-22/
2位
 モリー、最高!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152500166/yamanekohonya-22/

3位
 ハラハラドキドキ、すごく読みやすくて楽しめました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763003070/yamanekohonya-22/

 読書記録をつけていればもっと投票できたのに、と反省しました(^^;)
2004年11月09日 (火) 投票 

  蒼子(WYN-1031)
台所のマリアさま,1位,ルーマー・ゴッデン作,猪熊葉子訳,評論社
龍のすむ家,2位,クリス・ダレーシー作,三辺律子訳,竹書房
嵐をつかまえて,3位,ティム・ボウラー作,小竹由美子訳,白水社
HOOT,4位,カール・ハイアセン作,千葉茂樹訳,理論社
水晶玉と伝説の剣,5位,ヴィクトリア・ハンリー作,多賀京子訳,徳間書店

1位 『台所のマリアさま』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4566011364/yamanekohonya-22/
少年グレゴリーが初めて人のために、外にむかって行動をおこし、成長していく過程に感動した。

2位 『龍のすむ家』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4812412544/yamanekohonya-22/
こんな龍がわたしも欲しい!

3位 『嵐をつかまえて』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4560047553/yamanekohonya-22/
家族のなかの秘密が明らかになっていく過程は、サスペンスに満ちた展開でどきどきした。

4位 『ホー HOOT』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4652077270/yamanekohonya-22/
大事なことが詰まっている。ロイ少年の両親のことばが心に残った。

5位 『水晶玉と伝説の剣』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198615500/yamanekohonya-22/
未来を見ることができるトリーナと、過酷な運命に翻弄されるランドンの恋のゆくえが気になり、一気に読んでしまった。

 次点は以下の4冊です。
『危険な空間』(マーガレット・マーヒー作/青木由紀子訳/岩波書店)
『小川は川へ、川は海へ』(スコット・オデール作/柳井薫訳/小峰書店)
『ぼくは生きている』(テリー・トルーマン作/藤村裕美訳/東京創元社)
『エンジェルとお母さんの結婚』(ジュディ・デルトン作/岡本浜江訳/朔北社)
2004年11月08日 (月) 投票 

  Incisor(WYN-2016
水晶玉と伝説の剣,1位,ヴィクトリア・ハンリー作,多賀京子訳,徳間書店
二つの旅の終わりに,2位,エイダン・チェンバーズ作,原田勝訳,徳間書店
大英博物館ファブリック・コレクション,3位,アン・ヘクト他作,近藤修訳,デザインエクスチェンジ
完訳アンデルセン童話集,4位,ハンス・クリスチャン・アンデルセン作,大畑末吉訳,岩波書店
夜中に犬に起こった奇妙な事件,5位,マーク・ハッドン作,小尾芙佐訳,早川書房

1位『水晶玉と伝説の剣』
読み物部門2位に投票した続編の『ヒーラーズ・キープ上下』とあわせて心から楽しめた。好きなのだと思う。

2位『二つの旅の終わりに』
多くのテーマが語られているが、そのひとつひとつがしっかりと心に届き、残った。織物のように壮大だが、重すぎないところに作者の力を感じる。

3位『大英博物館ファブリック・コレクション』
全6タイトルを少しずつそろえた。人のぬくもりを感じる美しさは、手仕事ゆえだろうか。眺めているとどんどん豊かな気持ちになる。手ざわりが伝わってきそうな写真。翻訳もわかりやすく、技法や民族についてのガイドもつい夢中で読んだ。

4位『完訳アンデルセン童話集』
あらためてアンデルセンを読むことができて、ラッキーだったと思う。子ども時代に出会えていたらもっとラッキーだったが、もしこのままずっと読まないでいたらなんとも味気ない読書人生だっただろう……といっても大げさでない。

5位『夜中に犬に起こった奇妙な事件』
緊張感のあるストーリーだったが、両親が人間くさくて親しみを感じた。

6位以下
アナベル・ドールの冒険,アン・M・マーティン&ローラ・ゴドウィン作,三原泉訳,偕成社
四月の野球,ギャリー・ソト作,神戸万知訳,理論社

『アナベル・ドールの冒険』
「ほら、やっぱりあるんだね、こういう世界」とわくわくしながら読んだ。幼い頃から信じてやまない人形の世界がくっきりとえがかれていた。3歳の娘にもこの世界の話を大まじめで聞かせている。サンタクロースと同じかも。

『四月の野球』
ローティンの折り合いのつきにくいもやもやした気持ちがみずみずしくえがかれていた。
2004年11月06日 (土) 投票 

  hanemi (WYN-1036)
大きいカアアと小さいカアカア,1位,アヒム・ブレーガー作,松沢あさか訳,さ・え・ら書房
光草――ストラリスコ――,2位,ロベルト・ピウミーニ作,長野徹訳,小峰書店
ヘヴンアイズ,3位,デイヴィッド・アーモンド作,金原瑞人訳,河出書房新社
シカゴよりこわい町,4位,リチャード・ペック作,斎藤倫子訳,東京創元社
ヒエログラフを書こう!,5位,フィリップ・アーダー作,林啓恵訳,翔泳社

1位 『大きいカアアと小さいカアカア』
    子どもたちが寝る前に、1章ずつ読んであげました。
2位 『光草――ストラリスコ――』
    原書で読み直そうという気に全くなりません……。
3位 『ヘヴンアイズ』
    この話好き!と思った場面が頭に焼き付いています。
4位 『シカゴよりこわい町』
    「シカゴ」シリーズというべきでしょうか? もっと早く読んでおけばよかったと思います。
5位 『ヒエログラフを書こう!』
    ばかばかしさがツボにはまってしまいました。原書でも読みたいなあ。


今年も『指輪物語』をこの中に加えられませんでした(映画『王の帰還』も見ていませんが……)。小6の長女は途中まで読んでいるらしく、先を越されてしまいました。


2004年11月04日 (木) 投票 


- Sun Board -