◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 2024年6月号    =====☆                    ☆=====   =====★   月 刊  児 童 文 学 翻 訳   ★=====    =====☆   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ☆=====                                 No.227 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、電子メール版情報誌◆ ◆http://www.yamaneko.org                         ◆ ◆編集部:mgzn@yamaneko.org     2024年6月15日発行 配信数 2530 無料◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●2024年6月号もくじ● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎賞情報:2024年国際アンデルセン賞発表! ◎訳者が語る! 注目の本(邦訳絵本):『つばさをちょうだい』    ハインツ・ヤーニッシュ文/ゼルダ・マルリン・ソーガンツィ絵/中村智子訳 ◎訳者が語る! 注目の本(邦訳読み物):『図書館がくれた宝物』                        ケイト・アルバス作/櫛田理絵訳 ◎賞速報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●賞情報●2024年国際アンデルセン賞発表! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  4月8日、ボローニャブックフェアにおける国際児童図書評議会(IBBY)の記 者会見で、2024年国際アンデルセン賞の受賞者が発表された。この賞は、児童文学に 貢献してきた作家/画家の全業績を称え、IBBYが2年に1度、西暦偶数年に発表 するものである。今年度のショートリストには、各国から推薦された候補者の中から 作家賞6名、画家賞6名が選ばれ、1月18日に発表されていた。授賞式は、8月30日 から9月1日にかけてイタリアのトリエステで開催予定の、IBBY世界大会にてと りおこなわれる。  本号では、作家賞と画家賞の受賞者を紹介する。 ▼国際児童図書評議会(IBBY)公式ウェブサイト https://www.ibby.org/ ▼上記ウェブサイト内、2024年国際アンデルセン賞のページ https://www.ibby.org/awards-activities/awards/hans-christian-andersen-award/hans-christian-andersen-awards-2024 ▼IBBY記者会見のライブストリーム(IBBY YouTube チャンネル)                 (国際アンデルセン賞受賞者発表は会見の後半) https://www.youtube.com/watch?v=JeQOLLiyT5Q&t=1s ▽国際アンデルセン賞受賞者リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/award/andersen/index.htm ■作家賞■ 〜 The Hans Christian Andersen Author Award 2024 〜  ★Winner  Heinz Janisch ハインツ・ヤーニッシュ (オーストリア)  2024年の作家賞には、オーストリアの作家ハインツ・ヤーニッシュが選ばれた。 1960年にオーストリアのブルゲンラント州で生まれた彼は、ウィーンでドイツ学とジ ャーナリズムを学ぶ。同時にオーストリア放送協会のラジオ局でフリーのライターと して40年以上勤務してきた。1989年に最初の絵本 "Mario, der Tagmaler" を発表後、 絵本や詩、物語を多数出版し、作品は多くの言語に翻訳されている。  ヤーニッシュの作品は、文学に小さすぎるものはないという主張を具現化している。 詩や短い物語は、簡潔でありながらも深い意味を持ち、読者の想像力をかき立てる。 また哲学的な要素を含むこともあり、それが作品に深みを与える魅力となっている。  彼はこれまで多くの画家と手を組んで、独自の作品を生み出してきた。ヴォルフ・ エァルブルッフがイラストを担当した "Der Konig und das Meer" は、王様が体験し たであろう21の短編からなるお話で、シンプルでありながら奥深いエピソードが読者 の心に残る。ほかに、少年とおばあさんの交流を描いた『フリードリヒばあさん』 (ヘルガ・バンシュ絵/関口裕昭訳/光村教育図書)や、天使が絵から出てきてお話 する『つばさをちょうだい』(ゼルダ・マルリン・ソーガンツィ絵/中村智子訳/フ レーベル館)(本誌今月号の「訳者が語る! 注目の本」を参照)など、画家とのコ ラボレーションによって芸術的でより豊かな作品を造り出すことに成功している。近 年では『アンデルセンの夢の旅』(マーヤ・カステリック絵/天沼春樹訳/西村書店) で伝記絵本にも挑戦している。また2023年には、Michael Roher が絵を担当した "Schneelowe" で、オーストリア児童文学賞などに選ばれた。  ヤーニッシュは作家やラジオ編集者としての仕事のほか、朗読会や創作のワークシ ョップを数多く開催している。このようなコミュニケーション活動は、人と文学への 橋渡しとして、読書界において多大な貢献となっている。 ※「Konig」:「o」の上にウムラウト(¨)がつく  「Schneelowe」:「o」の上にウムラウト(¨)がつく 【参考】 ▼ハインツ・ヤーニッシュ公式ウェブサイト(ドイツ語) https://heinz-janisch.com/ ▼ハインツ・ヤーニッシュのインタビュー         (オーストリアのケーブルテレビである HiWay-TV 内、ドイツ語) https://www.youtube.com/watch?v=QTMHT94Nlhw ▽"Schatten"(ハインツ・ヤーニッシュ文/アルチョム絵)レビュー                      (本誌2020年12月号「世界の本棚」) http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2020/12.htm#sekai                                 (大隈容子) + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + ■画家賞■ 〜 The Hans Christian Andersen Illustrator Award 2024 〜  ★Winner  Sydney Smith シドニー・スミス (カナダ)  2024年の画家賞には、カナダ出身のシドニー・スミスが選ばれた。手がけた絵本が 次々と世界各国の主要な絵本賞に選出され、日本国内でも注目される絵本作家の満を 持しての受賞といえるだろう。近年では2018年に "Town Is by the Sea"(『うみべ のまちで』ジョアン・シュウォーツ文/岩城義人訳/BL出版)が、2021年には初め て文も手がけた絵本 "Small in the City"(『このまちのどこかに』(せなあいこ訳 /評論社)が2作連続でケイト・グリーナウェイ賞(現カーネギー賞画家賞)を受賞 した快挙が記憶に新しい。  1980年にカナダのノバスコシア州で生まれたシドニー・スミスは、2010年に絵本作 家としてデビュー。2015年に文字のない絵本 "Sidewalk Flowers"(『おはなをあげ る』ジョナルノ・ローソン作/ポプラ社)でカナダ総督文学賞(児童書絵部門)を受 賞したのを皮切りに、詩情豊かな「物語る絵」で世界中の子どもと大人を魅了してき た。邦訳は7作品を数え、上記に挙げた『うみべのまちで』と、吃音をもつ少年の心 の内を繊細な絵で表現した "I Talk Like a River"(『ぼくは川のように話す』ジョ ーダン・スコット文/原田勝訳/偕成社)の両作が産経児童出版文化賞翻訳作品賞を 受賞。後者は2021年のやまねこ賞絵本部門大賞にも選ばれた。円熟期を迎えつつある 才能豊かな作家の今後に期待したい。 【参考】 ▼シドニー・スミス公式ウェブサイト https://www.sydneydraws.ca/ ▽『うみべのまちで』レビュー(本誌2018年6月号) http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2018/06.htm#hehon ▽『ぼくは川のように話す』レビュー(本誌2022年6月号) http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2022/06.htm#hehon1                                 (松倉真理) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●訳者が語る! 注目の本(邦訳絵本)●『つばさをちょうだい』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  本コーナーでは、やまねこ翻訳クラブ会員である訳者本人が、訳した作品の魅力や 翻訳にまつわるエピソードを語ります。  執筆者は中村智子さん。取り上げるのは、2024年国際アンデルセン賞作家賞に輝い たハインツ・ヤーニッシュさんの作品です。 **************************************************************************** 『つばさをちょうだい』 ハインツ・ヤーニッシュ文/ゼルダ・マルリン・ソーガンツィ絵/中村智子訳 フレーベル館 定価1,200円(本体) 2008.05 32ページ ISBN 978-4577035689 "Schenk mir Flugel" text by Heinz Janisch, illustrations by Selda Marlin Soganci Residenz Verlag, 2003 【特殊文字】 「Schenk mir Flugel」:「Flugel」の「u」の上にウムラウト(¨)がつく  ぼくが天使の絵を描いていると、天使がしゃべりだした。いつもとはちがう翼がほ しいの、見たことないのがいいな、と。そこでいろんな翼を考えてみた。波や草、キ ラキラ光るガラスやお日さまの光。お花畑や吹雪……。  天使と翼。言葉から思い浮かべる姿とはかけ離れた天使が、新しくもらった翼をと りかえながら、幻想的な世界へと誘います。これは夢? それとも現実? 答えは読 む人にゆだねられる不思議な物語。  想像力を働かせ、物語をふくらませていくスタイルは、ヤーニッシュさんのお得意 の世界です。そして、それに応えたソーガンツィさんの鮮やかなイラストが印象的で す。木の板に描かれた華やかな絵の下にすけて見える素朴な木目が、手にとった人を 優しい気持ちにしてくれます。ほっこりとしていて、かわいらしくもあり、おとなっ ぽくもあり。日本語版では描き文字と、こだわりがいっぱいつまった作品です。  2024年4月、アンデルセン賞受賞者が発表されたとき、わたしは、ヤーニッシュさ ん、ついに受賞されたのだな、と他人事のようにぼんやり記事を読んでいました。そ して、ふと顔をあげたとき、訳書を並べた棚の真ん中でほほえむ“天使”が目にはい ってはじめて気がつきました。『つばさをちょうだい』はヤーニッシュさんの作品で はありませんか! すると、なかば忘れかけていた翻訳をしていた当時のあれこれが 蘇ってきました。今でもこの絵本を棚の真ん中においているのは、イラストと色合い が美しく、飾らずにいられない作品だからです。ですが、訳出にはものすごく苦労し ました。テキストが短すぎて、しっくりする言葉が見つけられずに何十回も書き直し、 絵本翻訳の難しさを痛感した作品でもありました。そして16年のときを経た今、たい へんおめでたいできごとをきっかけに、改めてご紹介できる機会をいただき嬉しく思 います。偶然にどこかで見かけることがあれば、ぜひお手に取ってみてください。色 鉛筆をにぎって自分の翼を描いてみたくなるかもしれません。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【文】ハインツ・ヤーニッシュ(Heinz Janisch):オーストリアの児童文学作家、 ORF国営放送ジャーナリスト。これまでに数多くの物語や絵本、詩など、子どもか ら大人まで幅広い層に読める本を発表。オーストリアとドイツをはじめ数多くの児童 文学賞を受賞。2024年にはウィーン市文化局によるクリスティーナ・ネストリンガー 賞も受賞。邦訳作品に『アンデルセンの夢の旅』(マーヤ・カステリック絵/天沼春 樹訳/西村書店)、『おやすみなさいのおともだち』(バーバラ・ユンク絵/斉藤洋 訳/講談社)などがある。ウィーン在住。 【絵】ゼルダ・マルリン・ソーガンツィ(Selda Marlin Soganci):イラストレータ ー。ドイツのミュンスターでグラフィックデザインを学ぶ。フリーのグラフィックデ ザイナー、イラストレーターとして活躍。絵本や雑誌のイラスト、子ども向け劇場や デザイナーの仕事も手がけている。子どもと大人向けのワークショップも開催してい る。ドイツ・ミュンスター在住。 【訳】中村智子(なかむら ともこ):児童書を中心にドイツ語書籍の翻訳に従事。 訳書に『ミシシッピ冒険記』(ダヴィデ・モロジノット作/岩崎書店)、『くるみ割 り人形』(E・T・A・ホフマン作/ポプラ社)、「動物と話せる少女リリアーネ」 シリーズ(タニヤ・シュテーブナー作/学研プラス)などがある。やまねこ翻訳クラ ブ会員、JBBY会員。3匹の猫と南ドイツに在住。                                 (中村智子) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●訳者が語る! 注目の本(邦訳読み物)●『図書館がくれた宝物』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  本コーナーでは、やまねこ翻訳クラブ会員である訳者本人が、訳した作品の魅力や 翻訳にまつわるエピソードを語ります。  執筆者は、櫛田理絵さん。取り上げるのは、第71回産経児童出版文化賞翻訳作品賞、 2023年やまねこ賞読み物部門第5位に選ばれた作品です。 **************************************************************************** 『図書館がくれた宝物』 ケイト・アルバス作/櫛田理絵訳 徳間書店 定価1,900円(本体) 2023.07 384ページ ISBN 978-4198656652 "A Place to Hang the Moon" by Kate Albus Holiday House Publishing, INC., 2021  物語の舞台は第二次世界大戦下のロンドン、主人公は本が大好きな三人きょうだい です。幼いころに両親を亡くした三人は、厳格な祖母に育てられますが、その祖母も 亡くなったため、弁護士の提案で、当時行われていた学童疎開に参加して、新しく親 になってくれる人を探しに出ます。厳格なだけで愛情を注ぐことのなかった祖母の下 で育った三人があこがれるのは、物語に出てくるような、家族らしい家族。この三人 きょうだい、それぞれに個性があって、手にする本にも好みが出るのですが、そんな 三人が一致して「この人だ!」と思える里親は、はたして見つかるのでしょうか?  この作品の原書 "A Place to Hang the Moon" を私が初めて目にしたのは2021年の 春でした。まず表紙に惹かれ、あらすじを読んでもう虜に。でも、300頁もある作品 を企画として通す自信がなく、そのままになったのですが、その後しばらくして、 「歴史小説を訳してみませんか?」とお声がけをいただいたのが、まさかのこの作品 でした。  いざ訳しはじめてみると、登場人物たちに混じって、ときおり物語の語り手が顔を 出すなど、ディケンズ作品のような古典の趣をたたえた作品で、この持ち味を生かし つつも、現代の子どもたちが親しみやすい読み物に仕上げるにはどうしたらいいか、 ずいぶん悩みました。原文の魅力にとりつかれ、古典の世界にさまよう訳者を、何度 も呼び戻しては微妙なさじ加減をいっしょに考えて下さった担当編集者さんには、た だただ頭が下がるばかりです。  イギリス児童文学の王道をいくような作品ですが、著者はアメリカ人のケイト・ア ルバスさん。児童心理学の研究者として、長年、調査・研究に携わってこられたその 手腕が、この物語を書くにあたっての史実の調査にも生かされているようです。作中 登場する本も、そんな調査を経て採用された選りすぐりの作品ばかり。場面場面に合 わせた本のチョイスも、この作品の見どころの一つです。  愛情という絆でかたく結ばれた三人きょうだいが、ときにぶつかり、ときに支え合 いながら、さまざまな困難を乗り越え、新たな愛を見つけてゆくまでの人間ドラマを、 ぜひお楽しみください。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【作】ケイト・アルバス(Kate Albus):米国の児童文学作家。2000年に児童心理学 の博士号を取得。長年、心理学の研究に携わっていたが、友人の誘いで創作のワーク ショップに参加したことをきっかけに、作家への道を歩む。2021年に本作で児童書作 家としてデビュー。2021年ニューヨーク公共図書館ベスト・ブック・オブ・ザ・イヤ ー(児童書部門)に選ばれる。 【訳】櫛田理絵(くしだ りえ):滋賀県生まれ。早稲田大学法学部卒。訳書に『ぼ くとベルさん 友だちは発明王』(フィリップ・ロイ作/PHP研究所)、『魔女だ ったかもしれないわたし』(エル・マクニコル作/PHP研究所)、『HAVE PRIDE 生きる! 愛する! LGBTQ+ の2300年の歴史』(ステラ・A・コールドウェル作/ 合同出版)など。やまねこ翻訳クラブ会員。JBBY会員。                                 (櫛田理絵) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●賞速報● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★第71回産経児童出版文化賞発表 ★2024年ニュージーランド児童書及びヤングアダルト小説賞候補作品発表                      (受賞作品の発表は8月14日の予定)  海外児童文学賞の書誌情報を随時掲載しています。「速報(海外児童文学賞)」を ご覧ください。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=award ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●お知らせ● ・本誌に対するご感想をはじめ、海外児童書にまつわるお話、ご質問、ご意見等をお 待ちしています。mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せください。ご質問等は本誌 に掲載させていただく場合があります。 ・本誌の html 版(ウェブ版)は、発行日から5日後に公開予定です。以下の URL よりお入りください。 http://www.yamaneko.org/mgzn/bncorner.htm#html ・次号(2024年7月号)の配信は7月15日の予定です。お楽しみに! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ =- PR -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=      ★☆メールマガジン『海外ミステリ通信』 隔月15日発行☆★            https://www.mag2.com/m/0000075213 未訳書から邦訳新刊まで、あらゆる海外ミステリの情報を厳選して紹介。翻訳家や 編集者の方々へのインタビューもあります!    〈フーダニット翻訳倶楽部〉 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- PR -= ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=    ◇各掲示板の話題やクラブの動きなど、HOT な情報をご紹介しています◇ ★やまねこ翻訳クラブ Facebook ページ https://www.facebook.com/yamaneko1997/ ★やまねこ翻訳クラブ X(旧 Twitter)  やまねこアクチベーター       https://twitter.com/YActivator  やまねこ翻訳クラブ☆ゆる猫ツイート https://twitter.com/yamanekohonyaku  巷で見かけたやまねこたち      https://twitter.com/ChimataYamaneko *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●編集後記●今月は「訳者が語る!」を二本立てでお届けしました。訳者ならではの 数々のエピソード、お楽しみいただけたことと思います。訳書も素敵な作品ですので、 ぜひお読みください!(も) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発 行 やまねこ翻訳クラブ 編集人 森井理沙/平野麻紗/三好美香(やまねこ翻訳クラブ スタッフ) 企画・執筆・協力 やまねこ翻訳クラブ会員有志 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・このメールマガジンは、「まぐまぐ」( http://www.mag2.com/ )を利用して配信 しています。購読のお申し込み、解除は下記のページからお手続きください。 http://www.mag2.com/m/0000013198.html ・バックナンバーは、http://www.yamaneko.org/mgzn/ でご覧いただけます。 ・「月刊児童文学翻訳」編集部 連絡先 mgzn@yamaneko.org ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆無断転載を禁じます。