◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 2018年6月号    =====☆                    ☆=====   =====★   月 刊  児 童 文 学 翻 訳   ★=====    =====☆   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ☆=====          Yamaneko Honyaku Club 20th Anniversary                                 No.185 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、電子メール版情報誌◆ ◆http://www.yamaneko.org                         ◆ ◆編集部:mgzn@yamaneko.org     2018年6月15日発行 配信数 2510 無料◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●2018年6月号もくじ● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎賞情報:第65回(2018年)産経児童出版文化賞翻訳作品賞発表!  産経児童出版文化賞翻訳作品賞受賞作品レビュー:『うみべのまちで』      ジョアン・シュウォーツ文/シドニー・スミス絵/岩城義人訳/BL出版 ◎注目の本(未訳読み物):"After the Fire" ウィル・ヒル作 ◎賞速報 ◎イベント速報 ◎読者の広場:読者から寄せられた質問にお答えします ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●賞情報●第65回(2018年)産経児童出版文化賞翻訳作品賞発表! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  産経児童出版文化賞は、子どもたちに優れた本を与えることを目的に、1954年の学 校図書館法の施行とともに制定された。大賞を含む7つの賞からなり、そのうち翻訳 作品賞は2007年より設けられている。前年の1年間に初版として刊行された児童書が 対象で、毎年5月5日の「こどもの日」に発表される。  2018年の翻訳作品賞には、以下の2作品が選ばれた。 ★翻訳作品賞  『うみべのまちで』ジョアン・シュウォーツ文/シドニー・スミス絵/岩城義人訳                                  /BL出版  『わたしがいどんだ戦い 1939年』キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー作/                              大作道子訳/評論社  本号では、両受賞作品の翻訳者のかたからお寄せいただいたコメントをご紹介する とともに、『うみべのまちで』のレビューをお届けする。『わたしがいどんだ戦い 1939年』のレビューについては、本誌2017年12月号「注目の本」をご覧いただきたい。 ▽産経児童出版文化賞受賞作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/award/jp/sankei/index.htm ▽『わたしがいどんだ戦い 1939年』レビュー(本誌2017年12月号「注目の本」) http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2017/12.htm#hyomi ☆~~~~~~~~~~~~~~~~ 『うみべのまちで』翻訳者 岩城義人さん ~~~~~~~~~~~~~~~~☆ |                                    | | ホーン・ブックの書評に「テキストとイラストが完璧に調和した好事例」とあ| |りますが、翻訳する身としては、責任の重さを感じる言葉です。しかし、あまり| |気負わずに訳しました。訳し終えたいまでも、まだ自分が作中にいるような、こ| |の少年の一日がいまもずっと続いているような、不思議な感覚をおぼえます。読| |者をそういう世界に引き込む魅力が、この絵本にはあると思います。このたびの| |受賞を大変うれしく思っております。読者の心のどこかにずっと残る作品になれ| |ば幸いです。                              | ☆                                    ☆  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ☆~~~~~~~~~ 『わたしがいどんだ戦い 1939年』翻訳者 大作道子さん ~~~~~~~~~☆ |                                    | | 受賞に際し、よい作品を訳す機会に恵まれた幸せをかみしめています。今年1| |月にやまねこ翻訳クラブ主催で行われた本書の読書会では、印象に残った箇所と| |して、さまざまな場面があげられました。本の味わい方は人それぞれなのだと改| |めて気づかされ、感慨深かったです。虐待のトラウマに苦しむ少女を描いた厳し| |い内容ながら、愛情もたっぷり込められたこの物語を、これからも多くの方々に| |読んでいただけたらうれしいです。                    | ☆                                    ☆  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ **************************************************************************** 『うみべのまちで』ジョアン・シュウォーツ文/シドニー・スミス絵/岩城義人訳 BL出版 定価1,600円(本体) 2017.07 52ページ ISBN 978-4776408093 "Town Is by the Sea" text by Joanne Schwartz, illustrations by Sydney Smith Groundwood Books, 2017 ★2018年ケイト・グリーナウェイ賞ショートリスト作品 ★2017年カナダ総督文学賞児童書部門(絵)最終候補作品 ★2017年度ニューヨークタイムズ・ベストイラスト賞受賞作品 ★2017年ボストングローブ・ホーンブック賞絵本部門オナー作品 ★2017年やまねこ賞絵本部門第5位  海の近くで暮らす家族の1日が静かに描かれる。早朝、まだ朝もやのけむるなか、 父さんは炭鉱へと働きに出かける。ここに暮らす男たちの多くが海の下にある炭鉱の 仕事に就いている。  ぼくは目を覚まし、朝食を取り、友達と公園で遊ぶ。お使いに街へ行き、父さんと 同じように炭鉱で働いていたおじいちゃんのお墓にも行く。ぼくの行く場所では、い つも潮風が吹き、波の音が聞こえ、目の前には海がひろがる。今日の海は穏やかで水 面が輝いている。とてもいい眺めだ。そして、今も父さんたちは、海の下の炭鉱で働 いている。夕方、父さんが帰ってくる。夕食を終えると、家族でゆっくりと海の向こ うに沈む夕日を眺める。夜、ぼくは考える。ぼくのこれからのことを。  この作品は、カナダの炭鉱の島を舞台に、かつて石炭にエネルギーを委ねていた時 代を力強く生きた人々を描いている。危険と隣り合わせの炭鉱で働くことを受け入れ、 子どもたちもそれを受け継いだ時代がある。少年の目を通して描かれる1日の暮らし が、家族の生きてきた時代の流れを、ノスタルジックに映し出す。まぶしく光る海、 それと対照をなす、地下深く暗い炭坑。絵の持つ力と、少年の語る飾らない言葉が、 炭鉱に拠る暮らしや風景を鮮明に印象づけている。仕事を終えて家族が無事に帰って くる。それを待っている家族がいる。なんて幸せなんだろう。読み終えて、今は亡き 父や祖父に思いをはせた。懐かしくてたまらなくなった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【文】ジョアン・シュウォーツ(Joanne Schwartz):本作の舞台である、カナダの ノヴァ・スコシア州ケープ・ブレトン島に生まれる。2009年のデビュー作 "Our Corner Grocery Store" でカナダの優れた絵本に贈られるマリリン・ベイリー賞の最 終候補作品に選ばれた。邦訳作品は本作が初。児童図書館員を25年近く務め、現在、 トロントに暮らしている。 【絵】シドニー・スミス(Sydney Smith):カナダ、ノヴァ・スコシア州郊外に生ま れる。ノヴァ・スコシア美術デザイン大学卒業。これまでに携わった作品も高く評価 され、邦訳作品では、文字なし絵本の『おはなをあげる』(ジョナルノ・ローソン作 /ポプラ社)などがある。家族とともにトロントで暮らしている。 【訳】岩城義人(いわじょう よしひと):高校卒業後、英国に渡り音楽を学んだ。 帰国後、翻訳学校で翻訳を学ぶ。訳書には、『軋む心』(ドナル・ライアン作/白水 社)や、今年5月に刊行された『スムート かたやぶりなかげのおはなし』(ミシェ ル・クエヴァス文/シドニー・スミス絵/BL出版)などがある。 【参考】 ▼ジョアン・シュウォーツ公式ウェブサイト http://joanneschwartz.ca/ ▼シドニー・スミス公式ウェブサイト https://www.sydneydraws.ca/ ▽本誌2017年12月号「特集:第20回やまねこ賞」紹介記事 http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2017/12.htm#tokushu                                 (三好美香) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(未訳読み物)●少女が語る、カルト教団の実態 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ "After the Fire" 『あの日を境に』(仮題) by Will Hill ウィル・ヒル作 Usborne Publishing Ltd., 2017, ISBN 978-147493953 (Kindle) Usborne Publishing Ltd., 2017, 512pp. ISBN 978-1474924153 (PB) ★2018年カーネギー賞ショートリスト作品 (このレビューは Kindle 版を参照して書かれています)  銃声が耳をつんざき、チャペルが炎にのみこまれる。あたりは煙に包まれ、銃弾が 飛び交う。痛みに苦しむ声、助けを求める悲鳴、地面に倒れている仲間、「武器を捨 てろ」と投降を促す声。そんな中、ムーンビームは必死に走る。向かう先は――。  17歳の少女ムーンビームは、幼い頃に両親に連れられて宗教団体に入信し、信者と ともに集団で暮らしてきた。この宗教団体に政府の強制捜査が入り、銃撃戦になった 緊迫した場面から本書は始まる。信者の多くが命を落とし、生き残ったのは子どもた ちだけ。病院に収容されたムーンビームは、事情聴取を兼ねたカウンセリングを受け る。そんな彼女の視点で事件の「前」と「後」が交互に語られ、悲劇への道筋が明か されていくのと並行して、信じてきた世界が崩れ去った子どもたちの姿が描かれる。  かつては地域との交流もあり和やかだった教団は、ジョン師というカリスマ性を持 つ男がやってきて、変貌を遂げた。ジョン師は教団外の人々を悪魔の手先と見なし、 信者たちに社会との交流を禁じた。そして厳しい掟と虐待同然の懲罰でみんなを縛り、 自身の言葉を唯一絶対に正しいものと認識させていった。その過程は洗脳そのもので、 おぞましい。事件後、頭の中に響き渡るジョン師の声に苦しみながらも、ムーンビー ムは掟に反して医師たちに語り続ける。それはジョン師が作りあげた偽りの世界を直 視し、真実と向き合い、前に進んでいくことにつながっていく。また、悲劇は自分の せいだとムーンビームは自らを責め続けるが、これは洗脳による思いこみからなのか、 生き残った罪悪感からなのか、実際になにか罪を犯したからなのか、随所でほのめか される謎も気になり、ページをめくる手が止まらなかった。  1993年アメリカのテキサス州ウェーコで、ある教団に強制捜査が入り、80名を超え る死者が出た。この実際の事件にインスピレーションを受け、本作は生まれたという。 信仰を巧みに利用して暴力と恐怖で人の心を支配する手口が、むごたらしく鮮明に描 写されており、ここまで極端な形ではないにしても、学校や会社など身のまわりにも 同様の構造があるのではないか、と不安を覚えた。なにかを盲信してはいないか、同 調圧力に屈してはいないか、改めて考えさせられる1冊だ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【作】Will Hill(ウィル・ヒル):1979年生まれ。英国イングランドのリンカンシ ャーで育つ。バーテンダー、書店員などの職を経て、2011年にYA作品でデビュー。 ヴァンパイアとの戦いを描いたデビュー作 "Department 19" は好評を博し、シリー ズ化されている。日本で紹介された作品はまだない。ロンドン在住。 【参考】 ▼ウィル・ヒル公式ウェブサイト http://www.willhillauthor.com/ ▼ウィル・ヒル紹介ページ(Usborne ウェブサイト内) https://usborne.com/browse-books/author-pages/will-hill/                                 (森井理沙) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●賞速報● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★2018年コレッタ・スコット・キング賞発表 ★2018年MWA賞受賞作品発表 ★2017年度アガサ賞児童書及びヤングアダルト部門受賞作品発表 ★2018年オーストラリア児童図書賞ショートリスト発表                      (受賞作品の発表は8月17日の予定) ★2018年CBI最優秀児童図書賞(旧ビスト最優秀児童図書賞)発表 ★2018年ボストングローブ・ホーンブック賞発表 ★2018年ニュージーランド児童書及びヤングアダルト小説賞候補作品発表                      (受賞作品の発表は8月8日の予定) ★2018年ブランフォード・ボウズ賞ショートリスト発表                      (受賞作品の発表は7月4日の予定) ★2017年度アンドレ・ノートン賞受賞作品発表 ★2018年ミソピーイク賞児童書部門最終候補作品発表                       (受賞作品の発表は7月末の予定) ★2018年ローカス賞YA部門最終候補作品発表(受賞作品の発表は6月24日の予定)  海外児童文学賞の書誌情報を随時掲載しています。「速報(海外児童文学賞)」を ご覧ください。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=award ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●イベント速報● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★展示会情報  こおりやま文学の森資料館   「にじいろのさかな原画展 〜マーカス・フィスターの世界〜」  芦屋市立美術博物館「チャペック兄弟と子どもの世界」 など ★講演会情報  アンスティチュ・フランセ東京メディアテーク   「絵本作家ジュリアン・マグナニを迎えて          フランスの絵本におけるデザインとは?」  本の学校「大草原のローラ物語―すべてはパイオニア・ガールから始まった―」                                     など ★イベント情報  練馬文化センター 大ホール「2018 ムーミンの日の集い」 など  詳細やその他のイベント情報は、「速報(イベント情報)」をご覧ください。なお、 空席状況については各自ご確認願います。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=event                           (冬木恵子/山本真奈美) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●読者の広場● 海外児童文学や翻訳にまつわるお話をどうぞ! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  読者のかたからお寄せいただいたご質問を紹介します。 ★20数年前からいつも読ませていただいています。  私が翻訳を勉強し始めたころは、翻訳文学が盛んに紹介されていましたが、最近の 翻訳本の出版状況はどんな感じなのでしょうか。じつは、私は介護などで志半ばでず っと翻訳から離れていましたが、介護が終わって一念発起、翻訳したい本が見つかり、 出版社にお願いしようと思っているのです。しばらく離れているうちに、つてもなく なってしまっているような者が、いきなり持ち込み原稿をしても受けつけて頂ける状 況か不安です。何か情報が頂ければ幸いです。宜しくお願いします。 ☆長年ご愛読いただき、ありがとうございます。  翻訳児童書の出版状況や持ち込みについては、「通訳・翻訳ジャーナル 2018年夏 号」(2018年5月21日発売 イカロス出版)の「出版翻訳ジャンル別ガイド」第2弾 「児童書・YA」がたいへん参考になると思いますので、ご紹介します。翻訳家のイ ンタビュー、誌上翻訳レッスン、翻訳児童書を扱う出版社の情報に加え、当クラブ会 員の有志が執筆を担当した「30人の児童文学翻訳家」の記事も掲載されています。ま た、各出版社について調べるにあたっては、本誌「月刊児童文学翻訳」の「出版社研 究」や「出版社シリーズ研究」の記事もぜひ参考になさってください。  そのほか、レジュメの書き方、持ち込みの仕方などについて本誌に掲載した記事を バックナンバーのページにまとめています。こちらもご覧いただければ幸いです。  これからも読者のみなさまに有益な情報をお届けできるよう取り組んでまいります。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 ▼通訳翻訳WEB http://tsuhon.jp/ ▼イカロス出版ウェブサイト http://www.ikaros.jp/ 本誌バックナンバー、コーナー紹介 ▽出版社研究 http://www.yamaneko.org/mgzn/corner/press.htm ▽出版社シリーズ研究 http://www.yamaneko.org/mgzn/corner/series1.htm ▽「特別企画」(コンテスト対策、レジュメの書き方、持ち込みの仕方など) http://www.yamaneko.org/mgzn/corner/special1.htm                                  (編集部) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  このコーナーでは、本誌に対するご感想・ご質問をはじめ、海外児童書にまつわる お話、ご質問、ご意見等を募集しています。mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せ ください。 ※メールはなるべく400字以内で、ペンネームをつけてお送りください。 ※タイトルには必ず「読者の広場」とお入れください。 ※掲載時には、趣旨を変えない範囲で文章を改変させていただく場合があります。 ※質問に対するお返事は、こちらに掲載させていただくことがあります。原則的に編 集部からメールでの回答はいたしませんので、ご了承ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●お知らせ●  本誌でご紹介した本を、各種のインターネット書店で簡単に参照していただけます。 こちらの「やまねこ翻訳クラブ オンライン書店」よりお入りください。 http://www.yamaneko.org/info/order.htm  本号の html 版を6月18日に公開予定です。以下の URL よりお入りください。 http://www.yamaneko.org/mgzn/bncorner.htm#html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━            ・☆・〜 次 号 予 告 〜・☆・  詳細は10日頃、出版翻訳ネットワーク内「やまねこ翻訳クラブ情報」のページに掲 載します。どうぞお楽しみに!           http://litrans.g.hatena.ne.jp/yamaneko1/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽▲▽▲▽   海外児童書のシノプシス作成・書評執筆を承ります   ▽▲▽▲▽  やまねこ翻訳クラブ( yagisan@yamaneko.org )までお気軽にご相談ください。 PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━     ☆☆ FOSSIL 〜 Made in USA のライフスタイルブランド ☆☆  独創的なデザインで世界120ヶ国以上で愛用されているフォッシルはアメリカを代 表するライフスタイルブランドです。1984年、時計メーカーとして始まったフォッシ ルは時計をファッションアクセサリーのひとつと考え、カジュアルでポップなライン からフォーマルなシーンにも使えるアイテムまで、年間300種類以上のモデルを発売 し続けています。またフォッシル直営店では、時計以外にもレザーバッグや革小物な どのラインを展開しています。 TEL 03-5992-4611 http://www.fossil.com/     (株)フォッシルジャパン:やまねこ賞協賛会社 PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆     出版翻訳ネットワークは出版翻訳のポータルサイトです     ☆★              http://www.litrans.net/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ =- PR -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=      ★☆メールマガジン『海外ミステリ通信』 隔月15日発行☆★           http://honyakuwhod.blog.shinobi.jp/ 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