◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 号外    =====☆                    ☆=====   =====◆   月 刊  児 童 文 学 翻 訳   ◆=====    =====☆   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ☆=====          Yamaneko Honyaku Club 10th Anniversary                                      #16 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、電子メール版情報誌◆ ◆http://www.yamaneko.org/                        ◆ ◆編集部:mgzn@yamaneko.org     2008年1月17日発行 配信数 2480 無料◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●号外 もくじ● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎速報1:2008年  ニューベリー賞/コールデコット賞/プリンツ賞発表!! ◎速報2:2007年度 コスタ賞(旧ウィットブレッド賞)児童書部門発表!! ◎賞速報 ◎イベント速報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●速報1●2008年 ニューベリー賞/コールデコット賞/プリンツ賞発表!! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  現地時間の1月14日、アメリカで最も権威ある児童文学賞、ニューベリー賞/コー ルデコット賞の発表が行われた。これらの賞は、米国図書館協会(ALA: American Library Association)が、昨年米国で出版された子どもの本の中で、最も優れた作 品に対して贈るものである。  同時に、ヤングアダルト(YA)作品を対象とするマイケル・L・プリンツ賞の発 表も行われた。この賞の主催は米国図書館協会(ALA)のヤングアダルト部門(YALSA : Young Adult Library Services Association)である。 ▼ALA 公式ウェブサイト http://www.ala.org/ ▼YALSA 公式ウェブサイト http://www.ala.org/ala/yalsa/yalsa.htm  各賞の受賞作、およびオナー(次点)は以下の通り。 【ニューベリー賞】(作家対象)  ★Winner  "Good Masters! Sweet Ladies!: Voices from a Medieval Village"                       by Laura Amy Schlitz (Candlewick)  ☆Honor Books(3作)  "Elijah of Buxton" by Christopher Paul Curtis (Scholastic)  "The Wednesday Wars" by Gary D. Schmidt (Clarion)  "Feathers" by Jacqueline Woodson (Putnam)  本年のニューベリー賞に輝いたのは、"Good Masters! Sweet Ladies!: Voices from a Medieval Village"。ボルティモアにある私立学校に司書として15年間勤めて いる作者が、5年生の歴史学習プロジェクトの一環として1997年に書いたものが本に なった。19編の独白劇と2編の対話劇で構成されており、子どもたちは中世の農家や 騎士や粉引きの子どもになりきって、ノミやシラミのいる生活や封建社会の様子を生 き生きと表現していくことができる。子どもたちが演じるという新しい分野を児童文 学の世界に提示したことも、高く評価された。  オナーブックの1作目、Christopher Paul Curtis による "Elijah of Buxton" の 主人公 Elijah は11歳。自由を求めてカナダへと逃げてきた黒人奴隷の居住地で、最 初に生まれた子どもだ。彼は、友達が盗まれた大事なお金を取り戻そうとして、アメ リカへの危険な旅を敢行する。そして、アメリカの奴隷制度という現実に向き合うこ とになる。シリアスなテーマを扱っているものの、もちろん『ワトソン一家に天使が やってくるとき』(唐沢則幸訳/くもん出版)のようにユーモアや笑いが忘れられて いるはずはなく、Curtis の技量が存分に発揮された作品になっている。  1960年代後半、ベトナム戦争期のアメリカ、ロングアイランド近郊を舞台にしてい るのは、Gary D. Schmidt の "The Wednesday Wars" だ。7年生になった主人公ホリ ングは、時間割りの関係で、水曜日の午後を担任のベイカー先生とふたりきりでシェ イクスピアの戯曲に取りくまなくてはならなくなった。嫌がるホリングだったが、時 間が経つにつれておもしろいと感じるようになる。Schmidt は、学校生活、スポーツ、 思春期の入り口、子どもに無関心な両親、ベトナム戦争の影、といった数多くの要素 をうまく盛り込み、読み応えのある作品にしあげた。  さて、最後に紹介する Jacqueline Woodson の "Feathers" の舞台も、同じくベト ナム戦争時代の1971年。アフリカ系の子どもばかりの学校に通う6年生の女の子フラ ニー、友達のサマンサ、転校生の白人の男の子、彼をいじめる子どもたちが登場する。 差別社会、問題を抱えた家族といった厳しい現実の中で、希望を持って生きていこう とするフラニーの内面がやさしくリリカルに語られている。エミリー・ディキンスン の詩から引用された "Hope is the thing with feathers" という言葉が印象的だ。  オナーの3作には、アメリカ児童文学賞の常連作家たちによる渾身の作品が並んだ。 邦訳が出る日も近いのではなかろうか。 《参考》 ▼ニューベリー賞公式ウェブサイト http://www.ala.org/alsc/newbery.html ▼Schlitz が勤める私立学校のサイト内受賞記事 http://www.parkschool.net/more.cfm?objectid=262 ▼Christopher Paul Curtis 公式ウェブサイト(Randomhouse 内) http://www.randomhouse.com/features/christopherpaulcurtis/ ▼Jacqueline Woodson 公式ウェブサイト http://www.jacquelinewoodson.com/ ▽ニューベリー賞受賞作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/award/us/newbery/index.htm ▽クリストファー・ポール・カーティス(カーチス)作品リスト                         (やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/author/c/cpcurtis.htm ▽ジャクリーン・ウッドソン作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/author/w/jwdsn.htm                                (植村わらび) 【コールデコット賞】(画家対象)  ★Winner  "The Invention of Hugo Cabret" by Brian Selznick (Scholastic)  ☆Honor Books(4作)  "Henry's Freedom Box" by Ellen Levine, illustrated by Kadir Nelson                                 (Scholastic)  "First the Egg" by Laura Vaccaro Seeger (Roaring Brook)  "The Wall: Growing Up Behind the Iron Curtain"                     by Peter Sis (Farrar Straus & Giroux)  "Knuffle Bunny Too: A Case of Mistaken Identity" by Mo Willems (Hyperion)  コールデコット賞に輝いた "The Invention of Hugo Cabret"(『ユゴーの不思議 な発明』金原瑞人訳/アスペクト)は、12歳の孤児ユゴーが主人公だ。彼は泥棒にし て、時計の管理人であり、だれにも存在を知られないことを身上に、パリ駅の時計台 にある秘密の小部屋に住みついている。ところが時計職人だった父が遺したからくり 人形をめぐって、不思議な少女イザベルと出会い、おもちゃ屋の老人が登場し、物語 はミステリアスな方向へ……。500ページにもなる長編だが、そのうち約300ページを デッサンのようなモノクロ挿絵がしめる。カメラワークのようなクローズアップや、 動きのある描写は読者をあきさせない。2007年度ニューヨークタイムズベストイラス ト賞を受賞し、2007年全米図書賞児童書部門の最終候補作品にも選ばれた。映画化も 決定している。  オナー作品、"Henry's Freedom Box" は、まだ奴隷制の存在した1849年のアメリカ を舞台に、自由を手にするために南部から北部へ自分を木箱に詰めて送る行動にでた ヘンリー・ブラウンの物語。まるで写真のような臨場感あふれる挿絵が、強い力を持 って迫ってくる。Nelson は昨年も "Moses: When Harriet Tubman Led Her People to Freedom" でオナーに選ばれている。  "First the Egg" の表紙は巣の上にある大きな卵が印象的だ。卵が先かにわとりが 先か、おたまじゃくしが先かカエルが先か、といった昔からの問いかけから始まるの だが、絵本そのものに回文のような仕掛けがある。最後に思わず微笑んでしまう、楽 しくて温かい作品だ。  "The Wall: Growing Up Behind the Iron Curtain" は、ピーター・シスの自伝的 絵本で、彼がアメリカに移住するまでのチェコスロバキアでの生活を描いたもの。 2008年ロバート・F・サイバート知識の本賞にも選ばれている。白黒の細かい場景で は赤い星と旗ばかりに目がいく。ところが作者がのちに知ることになった壁のこちら 側ではカラフルな色彩があふれんばかりだ。鉄のカーテンの向こう側で暮らすことに はどれだけの制約を伴うものであったか。柔らかな雰囲気を漂わせた絵が、シリアス な状況下で暮らす人々の様子をコミカルに伝える。  "Knuffle Bunny Too: A Case of Mistaken Identity" は、2005年オナーブック "Knuffle Bunny: A Cautionary Tale"(『トリクシーのくたくたうさぎ』中川ひろた か訳/ヴィレッジブックス)の続編。クリクリ頭のトリクシーがきれいな金髪のかわ いらしい女の子に成長し、大好きなうさぎを持って幼稚園へいくことになる。ところ がまったく同じうさぎを持っている女の子があらわれ……。Mo Willems は、2003年 の "Don't Let the Pigeon Drive the Bus!"(『ハトにうんてんさせないで』中川 ひろたか訳/ソニー・マガジンズ)でもオナーに選ばれており、今回で3度目となっ た。 《参考》 ▼コールデコット賞公式ウェブサイト http://www.ala.org/alsc/caldecott.html ▼"The Invention of Hugo Cabret" 作品公式ウェブサイト http://theinventionofhugocabret.com/index.htm ▼Kadir Nelson 公式ウェブサイト http://www.kadirnelson.com/ ▼Laura Vaccaro Seeger 公式ウェブサイト http://www.studiolvs.com/website_root/index.html ▼Peter Sis 公式ウェブサイト http://www.petersis.com/index2.html ▼Mo Willems 公式ウェブサイト http://www.mowillems.com/ ▽コールデコット賞受賞作リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/award/us/caldecot/index.htm ▽ブライアン・セルズニック作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/author/s/bslznck.htm ▽ピーター・シス作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/author/s/psis.htm                                (尾被ほっぽ) 【プリンツ賞】(YA作品対象)  ★Winner  "The White Darkness" by Geraldine McCaughrean                 (Harper Tempest, an imprint of HarperCollins)  ☆Honor Books(4作)  "Dreamquake: Book Two of the Dreamhunter Duet" by Elizabeth Knox        (Frances Foster Books, an imprint of Farrar, Straus and Giroux)  "One Whole and Perfect Day" by Judith Clarke                (Front Street, an imprint of Boyds Mills Press)  "Repossessed" by A.M. Jenkins (HarperTeen, an imprint of HarperCollins)  "Your Own, Sylvia: A Verse Portrait of Sylvia Plath" by Stephanie Hemphill        (Alfred A. Knopf, an imprint of Random House Children's Books)  プリンツ賞は、作品の分野や作者の居住地に制限がなく、前年にアメリカで出版さ れたYA作品なら、過去に他国で出版された作品も対象となる。  今年の受賞作品は、児童文学の巨匠 Geraldine McCaughrean の "The White Darkness" に決まった。20世紀初頭の南極探検家ローレンス・オーツを敬愛する14歳 の少女 Symone。彼女が楽しみにしていた南極大陸への旅行が、おじの思惑で命をか けた危険な旅になってしまう。複雑なプロットと豊かな想像力で生み出された本作品 は、英国ではすでに2005年ウィットブレッド賞(現コスタ賞)児童書部門ならびに 2005年カーネギー賞のショートリスト作品に選ばれ、高い評価を受けている。昨年米 国版が出版され、今回の受賞に至った。  今年のオナーは4作品。"Dreamquake: Book Two of the Dreamhunter Duet" は、 今から100年ほど前の、南半球のとある小さな町が舞台だ。地図には描けない異次元 空間「プレイス(その場所)」に入り、中から夢を持ち帰って他人に見せる選ばれし ドリームハンター Laura を主人公にした第2巻。なお、本作品は1、2巻ともに 『ドリームハンター上・下』(鈴木彩織訳/日本放送出版協会)として邦訳されてい る。作者 Elizabeth Knox は、ニュージーランドの作家である。  風変わりな家族に対して愛情と同時に当惑も抱く少女 Lily が、家族や周りの人々 とともに成長していく様子を描いたのが、"One Whole and Perfect Day"。作者 Judith Clarke はオーストラリアの作家で、数々の文学賞を受賞しており、日本でも "Starry Night"(『星降る夜に』/柿沼摩貴子訳/DHC)が紹介されている。  仕事に疲れ休暇を取ろうと考えた悪魔が、人間の体を借り、人間はどうして罪を犯 すのか、実体を持つということはどんな気分なのかを体験してみようとする話が、 A.M. Jenkins の "Repossessed" だ。米国内での評価は高い Jenkins だが、大きな 文学賞のオナーに選ばれたのはこれが初めてで、邦訳はまだない。  最後に紹介する "Your Own, Sylvia: A Verse Portrait of Sylvia Plath" は、実 在のアメリカ女流詩人シルヴィア・プラスの作品と人生を題材にしている。プラスの 人生に関わった人々の視点からの詩、という形で年代順にプラスの人生が語られる。 プラスについては、すでにたくさんの伝記が出ており、その人生は映画化もされてい るが、Stephanie Hemphill は、それでもまだプラスの詩の真の魅力は伝え切れられ ていないと考え、今回題材に選んだという。 《参考》 ▼プリンツ賞公式ウェブサイト http://www.ala.org/yalsa/printz/ ▼Geraldine McCaughrean 公式ウェブサイト http://www.geraldinemccaughrean.co.uk/Indexx.html ▼Elizabeth Knox 紹介ページ(New Zealand Book Coucil 内) http://www.bookcouncil.org.nz/writers/knoxelizabeth.html ▼"One Whole and Perfect Day" レビューページ(ABC.net.au 内) http://www.abc.net.au/rollercoaster/therap/reviews/s1793439.htm ▼A.M. Jenkins 紹介ページ(HarperCollins 内) http://www.harpercollins.com/authors/15325/A_M_Jenkins/index.aspx ▼Stephanie Hemphill 紹介ページ(Random House 内) http://www.randomhouse.com/author/results.pperl?authorid=70523&view=full_sptlght ▽マイケル・L・プリンツ賞受賞作リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://yamaneko.org/bookdb/award/us/printz/ ▽オーストラリア児童図書賞受賞作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/award/au/cbca/index.htm                                 (村上利佳) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●速報2●2007年度 コスタ賞(旧ウィットブレッド賞)児童書部門発表!! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  現地時間の1月2日、2007年度コスタ賞(旧ウィットブレッド賞)各部門の受賞作 品が発表された。この賞は、英国とアイルランドに居住する作家によって書かれた作 品のうち、最も優れたものに贈られる。児童書部門を含め、全5部門から成る。  本年度の児童書部門受賞作は以下の通り。 2007 Costa Children's Book Award  ★Winner  "The Bower Bird" by Ann Kelley (Luath Press Ltd)  ☆Shortlist  "Crusade" by Elizabeth Laird (Macmillan Children's Books)  "What I Was" by Meg Rosoff (Puffin Books)  "Blood Red Snow White" by Marcus Sedgwick (Orion Childrens)  今年度のコスタ賞には、初ノミネートの Ann Kelley が輝いた。受賞作 "The Bower Bird" は、心臓を患う12歳の少女 Gussie が、初恋や両親とのトラブルなどを 経験し、自分を取り巻く世界を見つめながら、強く生きていこうとする姿が描かれる。 本作は Gussie を主人公とする3部作の第2作で、第1作の "The Burying Beetle" は2006年のブランフォード・ボウズ賞の候補作に選ばれた。  ショートリストに残った3作品はいずれも、昨年11月に発表された2007年度カーネ ギー賞のロングリストに選ばれている。  "Crusade" は、史実をもとにして描かれたフィクション。12世紀末、イギリス人の 少年 Adam は十字軍の遠征に参加し、イスラム教徒の Salim と出会った。ふたりは 敵同士のはずなのだが――。Elizabeth Laird は、何度もカーネギー賞候補に選ばれ るなどの実績がある作家だが、意外にもコスタ賞の候補は初めて。邦訳に『ぼくたち の砦』(石谷尚子訳/評論社)などがある。  Meg Rosoff は、昨年の "Just In Case" に続き、"What I Was" で本賞の3度目の 候補に選ばれた。100歳の老人が16歳の頃を回想する物語だ。全寮制の学校で、規則 に縛られ単調な日々を送っていた少年が出会ったのは、海辺でひとり気ままに暮らす、 同年代の少年 Finn。ふたりに友情が芽生えるが、ある事件が起こり……。  "Blood Red Snow White" は、『ツバメ号とアマゾン号』(岩田欣三・神宮輝夫訳 /岩波書店)などで有名な作家、アーサー・ランサムが主人公。ロシア革命に巻き込 まれたランサムの恋と冒険の実話が、ロシアのおとぎ話を織り交ぜて描かれる。作者 Marcus Sedgwick は、児童書のデビュー作 "Floodland" で2001年のブランフォード ・ボウズ賞を受賞。邦訳に『ザ・ダークホース』(唐沢則幸訳/理論社)などがある。  児童書部門を含めた全部門の受賞作から選ばれる、コスタ文学賞(The Costa Book of the Year 2007)最優秀賞は、2008年1月22日に発表される予定。 《参考》 ▼コスタ賞公式ウェブサイト http://www.costabookawards.com/ ▼Ann Kelley 公式ウェブサイト http://www.annkelley.co.uk/ ▼Elizabeth Laird 公式ウェブサイト http://www.elizabethlaird.co.uk/ ▼Meg Rosoff 公式ウェブサイト http://www.megrosoff.co.uk/ ▼Marcus Sedgwick 公式ウェブサイト http://www.marcussedgwick.com/ ▽コスタ賞受賞作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/award/uk/whit/index.htm ▽エリザベス・レアード作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/author/l/elaird.htm ▽メグ・ローゾフ作品リスト(やまねこ翻訳クラブ資料室) http://www.yamaneko.org/bookdb/author/r/mrosoff.htm ▽コスタ賞児童書部門(本誌1999年5月号情報編「世界の児童文学賞」) http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/1999/05.htm#a1bungaku                                 (井原美穂) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●賞速報● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★2007年度カーネギー賞ロングリスト発表 ★2007年度ケイト・グリーナウェイ賞ロングリスト発表 (カーネギー賞および、ケイト・グリーナウェイ賞ショートリストの発表は4月18日、 受賞作の発表は6月26日) ★2007年ラサリーリョ賞発表 ★2008年スコット・オデール賞発表 ★2008年ロバート・F・サイバート知識の本賞発表 ★2008年プーラ・ベルプレ賞発表 ★2008年セオドア・スース・ガイゼル(ドクター・スース)賞発表 ★2008年コレッタ・スコット・キング賞発表  海外児童文学賞の書誌情報を随時掲載しています。「速報(海外児童文学賞)」を ご覧ください。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=award ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●イベント速報● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★展示会情報  教文館 子どもの本のみせ ナルニア国 「見てみよう! 読んでみよう! 2007年の子どもの本」  国立国会図書館 国際子ども図書館「チェコへの扉――子どもの本の世界」など  詳細やその他のイベント情報は、「速報(イベント情報)」をご覧ください。なお、 空席状況については各自ご確認願います。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=event                                 (笹山裕子) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●お知らせ●  本誌でご紹介した本を、各種のインターネット書店で簡単に参照していただけます。 こちらの「やまねこ翻訳クラブ オンライン書店」よりお入りください。 http://www.yamaneko.org/info/order.htm  本号の html 版を1月18日に公開予定です。以下の URL よりお入りください。 http://www.yamaneko.org/mgzn/bncorner.htm#html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽▲▽▲▽   海外児童書のシノプシス作成・書評執筆を承ります   ▽▲▽▲▽    やまねこ翻訳クラブ(info@yamaneko.org)までお気軽にご相談ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行人 かまだゆうこ(やまねこ翻訳クラブ 会長) 編集人 井原美穂/大原慈省(やまねこ翻訳クラブ スタッフ) 企 画 植村わらび 尾被ほっぽ かまだゆうこ 児玉敦子 笹山裕子 冬木恵子     村上利佳 協 力 出版翻訳ネットワーク 管理人 小野仙内     ながさわくにお ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・このメールマガジンは、「まぐまぐ」( http://www.mag2.com/ )を利用して配信 しています。購読のお申し込み、解除もこちらからどうぞ。 ・バックナンバーは、http://www.yamaneko.org/mgzn/ でご覧いただけます。 ・ご意見・ご感想は mgzn@yamaneko.org までお気軽にお寄せください。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆無断転載を禁じます。