※こちらは「書評編」です。「情報編」もお見逃しなく!! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 2001年3月号(書評編) =====☆ ☆===== =====★ 月 刊 児 童 文 学 翻 訳 ★===== =====☆  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ☆===== No.28 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ●児童文学翻訳学習者による、児童文学翻訳学習者のための、電子メール版情報誌● ●http://www.nifty.ne.jp/forum/flitrans/yamaneko/mgzn/      ● ●編集部:yamaneko-mgzn@office-ono.com 2001年3月15日発行 配信数 2100 無料● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●2001年3月号(書評編)もくじ● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎注目の本(邦訳絵本):ピーター・コリントン文/絵『おりこうねこ』 ◎注目の本(邦訳読み物):コルビー・ロドースキー作『ルーム・ルーム』 ◎注目の本(未訳絵本):クリーチ文/ラシュカ絵 "Fishing in the Air" ◎注目の本(未訳読み物):E・L・カニグズバーグ作 "Silent to the Bone" ◎Chicoco の親ばか絵本日誌:第8回「夢にみるほど」(よしいちよこ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(邦訳絵本)●お利口な猫とは、どんな猫? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ピーター・コリントン文/絵『おりこうねこ』 いずむらまり訳 2000.12.31 徳間書店 本体1,500円 Peter Collington "Clever Cat"      Jonathan Cape Children's Books 2000  ねこのシマシマは、毎朝、飼い主のフォードさん一家がごはんをくれるのを待って いる。ご主人は「仕事におくれちゃうよ」と通り過ぎ、お嬢さんや坊っちゃんもかま わず学校に出かける。シマシマは待って、待って、待ち続け、ようやく奥さんに気づ いてもらえるが、ごはんを用意する奥さんは「自分で支度できないのかしら、ぐうた ら猫ねえ」とぼやく。  ある朝、もう我慢できなくなったシマシマは、自分で戸棚からキャットフードの缶 詰をとり出すと、ふたを開け、お皿によそって、食べはじめた! 飼い主一家はびっ くり。なんて利口な猫だろうと感激する。そして、他にもできることはないかと、家 の鍵を持たせたり、銀行のカードを預けたりする。シマシマは難なく使いこなし、や がて自分のことは自分でするようになった。  知恵をもち、どんどん新しいことに挑戦するシマシマ。その行動は、読者の想像を ちょっぴり超えていて、声をあげて笑ってしまうほど。だが、猫がこんなことをした ら可笑しいなと思う一方で、ペットを飼いながらその世話を面倒がる人間の存在も見 え隠れする。猫の無邪気な行動が、身勝手な人間に対する痛烈な皮肉のようにも感じ られるからだ。同じように利口な猫が登場する『長靴をはいた猫』を思い出した。お 話のなかで、猫は貧乏で優しい男のために奮闘し、その男を公爵に仕立てあげた。さ て、こちらの猫は、身勝手な現代人のためにどういう選択をするのか? 結末もユー モアと皮肉に満ちている。  小学校で読み聞かせのボランティアをしている。この絵本を4年生のクラスで読ん だところ大人気だった。子どもたちは、シマシマの活躍に「わぁーっ!」と大声で応 えてくれる。次に何をするのかと目を輝かせて本を見つめる。そして、どの場面でも、 「ひどいな」「冷たいよ」など、飼い主を非難する優しい声がきこえてきた。     (河原まこ) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【作者】Peter Collington(ピーター・コリントン):写真を学んだ後、イラストレ ーションを学び、1986年、絵本作家としてデビュー。『ちいさな天使と兵隊さん』 (すえもりブックス)はスマーティー賞を受賞。1997年に発表された『聖なる夜に』 (BL出版)はケイト・グリーナウェイ賞の候補作品になった。文字のない絵本が多 い。英国在住。 【訳者】伊豆村真理(いずむら まり):1972年、東京生まれ。ニューヨーク・スク ール・オブ・ビジュアル・アーツにてイラストレーションを学ぶ。絵の制作に励む傍 ら、絵本の下訳の仕事をする。本書がはじめての翻訳絵本。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(邦訳読み物)●元気になれるハート・ウォーミング・ストーリー ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                  コルビー・ロドースキー作『ルーム・ルーム』                  金原瑞人訳 2000.12 金の星社 本体1,300円                     Colby Roadowsky "The Turnabout Shop"                         Farrar, Straus & Giroux 1998  あたしは弁護士のフレッドさんと列車に乗って、ボルチモアにきた。母アルシーア の大学時代の友だち、ジェシーのところで暮らすために。ねえ、アルシーア。あたし、 ボルチモアなんかいや、ニューヨークに帰りたい。でも、アルシーアはもうニューヨ ークにはいないんだ、死んでしまったから……。アルシーアは、お母さんだけじゃな く、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、おばさん、おじさん、全部の役をやっ てくれていたね。でも今、あたしはひとりぼっち。あたしを残して死んじゃうなん て! ジェシーはいい人だけど、お母さんじゃない。  あたしにはわからない。いくらアルシーアの遺言だからって、どうしてジェシーは あたしを引き取ってくれといわれて、イエスと答えたんだろう。あたしが今寝ている 部屋はルーム・ルーム〔機(はた)を織る部屋〕といって、ジェシーの大切な機が置 かれていたらしいけど、今、その機はジェシーの店〈くるり屋〉の地下に置かれてる。 なんでジェシーは機と引きかえにしてまで、あたしを引き取ってくれたんだろう。  心にぽっかり空いたスペースは、そう簡単には埋められない。小学5年生にして天 涯孤独の身になってしまった主人公のリビィは、母親に心の手紙を書くことで、この スペースを埋めようとする。そしてリビィひとりで埋めきれないところを、彼女のま わりにいる人たちが少しずつ埋めていってくれる。彼女を取り巻くこれらの人たちは、 みなとても温かだ。アパートの隣人チャーリーは、自分の生活に新しい人が入ってき たら、心のなかにその人のためのスペースを作る、といっていた。本当に彼らはそう いうことをごく自然にやっている。リビィを見ていると、心の悲しみは、前に踏み出 そうとする本人の気持ちと、まわりにいる人の愛で癒されていくものなのだとつくづ く思う。  リビィはここで暮らしていくうちに変わっていくが、変わったのは彼女だけではな い、ジェシーもだ。これまでなかなか新しいことへ足を踏み出せなかったジェシーが、 リビィのおかげでジャンプすることができたのだから。それも特大のジャンプを。  元気をなくしてしまったとき、この本はきっと力になってくれるだろう。ページを 繰っているうちに、心が温められていくはずだから。                                 (蒲池由佳) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【作者】Colby Rodowsky(コルビー・ロドースキー):1932年生まれ。アメリカ、ボ ルチモアのノートルダム・カレッジ卒業後、小学校で教鞭をとる。1976年に作家デビ ュー。メリーランド州、ヴァージニア州などを舞台にしたヤングアダルト作品が多数 ある。現在、夫とともにボルチモアに暮らす。 【訳者】金原瑞人(かねはら みずひと):1954年、岡山県生まれ。法政大学文学部 博士課程修了。法政大学教授・翻訳家。英米文学を中心に、数多くの翻訳を手がけて いる。主な訳書に『のっぽのサラ』(パトリシア・マクラクラン作/ベネッセ)、 『“少女神”第9号』(F・L・ブロック作/理論社)、『イルカの歌』(カレン・ ヘス作/白水社)などがある。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(未訳絵本)●少年と父親との強いきずなを感じる絵本 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   シャロン・クリーチ文 クリス・ラシュカ絵『思い出を釣りにいこう』(仮題)             Text by Sharon Creech, Illustrated by Chris Raschka "Fishing in the Air" 32pp.            HarperCollins Children's Books 2000, ISBN 0-0602-8111-1  あなたには、父親と共有している秘密の思い出がありますか? 大人になっても時 おり思い起こすようなすばらしい日の思い出が……。  主人公の少年は、ある土曜日の朝早く父さんの運転する車に乗って、さかな釣りに 出かけます。車に乗り込む前に、父さんはなぞめいたことをいいました。「秘密の場 所で、空や、風をつかまえよう……」。川に着くと、父さんは川に釣り糸をたらし、 少年は浮きだけをつけたつリ糸を、空に向かって高く高く飛ばします。ふたりは、父 さんが少年だったころの話をはじめました。父さんの話を聞きながら、つり糸を巻い ては、飛ばす少年。少年は、次第に出発前に父さんがいった言葉の意味が分かってき ます。少年が投げるつり糸と、父さんの懐かしいふるさとの思い出が、いつしか絡ま りあい、とけあって……。  この絵本は、シャロン・クリーチが文章を担当した初めての絵本。作者の幼いころ の思い出がベースになっているそうです。絵を担当したのは、コールデコット賞次点 の絵本作家であるクリス・ラシュカ。受賞作『やあ、ともだち!』の絵は、この作品 と同じように勢いがありましたが、どちらかというと細かい描写を省いたポップでシ ンプルな印象でした。わたしは、今回の挿絵を見たとき、絵本からあふれでんばかり の鮮やかな色彩の波に、おぼれてしまいそうな錯覚を起こしました。が、話を読みな がらじっくり絵をながめていると、少年が、父親の話からイメージをふくらませ、心 の中に広げていくようすを、渦をまいて流れていくように表現しているのだと感じま した。父親が、「あの街灯は、小さなお月さまに見えないかい」というと街灯が月に 変わります。木々は、緑色の服を着た兵隊に。そして、小鳥がさえずっている姿は天 使が歌っている姿に変わっていきます。純真な少年の心は、鏡のように、父親の話す とおりの光景を映し出すのでした。少年が心から父親を尊敬し、共感したからこそ、 かけがえのない一日を得ることができたのでしょう。  残念ながら、わたしにはこのような思い出はありませんが、自分にはなかったもの を、この絵本からもらったような気がしました。大人になってからでも、遅くはない と思います。自分の子どもに思い出を残してあげるという方法もありますから。あな たも、忘れられない思い出を作ってみませんか?                                 (横山和江) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【作者】Sharon Creech(シャロン・クリーチ):1945年、アメリカ、オハイオ州生 まれ。ハイラム大学、ジョージ・メイソン大学で英語学を専攻。渡英後、教職のかた わら執筆。『めぐりめぐる月』で1994年度ニューベリー賞受賞。『赤い鳥を追って』 (ともに講談社)のほか、未訳書も多い。 【画家】Chris Raschka(クリス・ラシュカ):1959年、アメリカ、ペンシルヴァニ ア州生まれ。『やあ、ともだち!』は、1994年度コールデコット賞オナー(次点)に 選ばれている。ほかに『おねえちゃんったらもう!』『やあ、もしもし!』(いずれ も偕成社)などの作品がある。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●注目の本(未訳読み物)●言葉を失った少年の謎を巡るミステリー・タッチの傑作 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━           E・L・カニグズバーグ作『沈黙の底へ』(仮題)                  E.L.Konigsburg "Silent to the Bone" 261pp. Atheneum Books for Young Readers 2000, ISBN 0-68-83601-5  救急ダイヤル911の緊迫した会話で、物語ははじまる。オペレーターの一方的な質 問。沈黙。質問。沈黙。英国なまりの女の声が割って入る、「彼がやったのよ!」。  11月25日水曜日午後2時43分、13歳の少年ブランウェルは話すことができなくなっ た。一言も。ベビーシッターのヴィヴィアンは、その日ブランウェルが、赤ん坊の妹 ニッキを床に落としたと証言する。ニッキは深刻な昏睡状態に陥る。しかし、ブラン ウェルは何も弁明しない。救急ダイヤルの最中に、彼は言葉を失ってしまったのだ。  ブランウェルは一風変わった少年だった。頭はずば抜けていいが、動作はぎこちな く、手先は不器用だった。けれど自分のことより、友の成功を喜ぶ心を持っていた。  ブランウェルの親友コナーは、事件から1か月半前のある日を境に、自分たちの関 係が変化したと感じていた。話好きのブランウェルが急にふさぎの虫に取りつかれた。 コナーには親友の心のありようが理解できなかった。しかし事件後、コナーは確信す る。誰にも聞こえない、ブランウェルの心の叫びを聞くのは自分しかいない、と。  コナーは、名前や言葉を書いた12枚のカードを作る。ブランウェルはロボットのよ うになってしまったが、その目は輝いていた。まばたきの合図とこのカードとで、貝 になったブランウェルの沈黙の殻を破るのだ。ブランウェルは言葉遊びが何より好き だった。彼の沈黙には何か深いわけがあるはずだと、コナーは確信していた。  言葉を失うとは、一体どんなふうだろう。言葉は一体どこへ行ってしまうのだろう。 語り手の少年コナーは、それは「心の中」にあると言う。ではなぜ、言葉は心の中に 閉じこめられてしまったのか。コナーは親友ブランウェルの心のひだをなぞるように、 幾重にも重なり合った謎の層を剥いでいく。しかし、物語は単なる謎解きに留まらな い。思春期という大きな変わり目に直面した少年の、心身の変化に対する動揺を巧み に描き出していく。また、揺らぎやすく、と同時に、永久に続く可能性を秘めた友情 も、忘れられていない。若い人に注がれる作者のカニグズバーグの眼差しは、あたた かい。鋭い洞察のはしばしに、小気味よいユーモアのセンスが光る。作者70歳の作品。 こういう仕事をする作家を、私はほんとうに尊敬する。                                 (中務秀子) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【作者】 E.L.Konigsburg (E・L・カニグズバーグ):1930年、ニューヨークに生 まれる。ピッツバーグ大学大学院で有機化学を専攻。女子校で化学の教師を務めた後、 作家活動に入る。1968年、『クローディアの秘密』(松永ふみ子訳/岩波書店)でニ ューベリー賞受賞。この年、『魔女ジェニファとわたし』(松永ふみ子訳/岩波書店) も、同賞のオナー(次点)に選ばれる。1997年『ティーパーティーの謎』(小島希里 訳/岩波書店)で2度目のニューベリー賞を受賞。現代アメリカ児童文学の巨匠。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●Chicoco の親ばか絵本日誌●第8回「夢にみるほど」       よしいちよこ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  しゅんはよく寝言をいいます。夜中の2時に「でんしゃー」といったことがありま した。大好きな電車の夢をみていたのでしょう。そのとき『でんしゃがくるよ!』 (シャーロット・ヴォーク作/竹下文子訳/偕成社)を思い出しました。お父さんと お姉ちゃんと「ぼく」は、陸橋まで電車を見に行きます。「こないかな、こないかな」 と待っていると、線路の先のほうに小さいものが見えました。くるよ、くるよ……。  わがやから歩いて10分(しゅんと歩くと20分)のところに、線路を見おろせる橋が あります。神戸電鉄の電車がほぼ10分おきに通ります。しゅんは橋の手すりのあいだ から顔を出し、「しんてつでんしゃ、まだかな。まだかな」といいながら電車を待ち ます。待ちきれなくて、何度も「きた!」と叫びます。ほんとうに来ると、黙ってし まい、息をとめ、まばたきもしません。電車が足の下を走りぬけ、行ってしまうと、 ふーと息をはき、「こんど、こっち? こっち?」と次の電車を待つのです。『でん しゃがくるよ!』の「ぼく」は、しゅんにそっくり。はじめて読んだとき、本人も 「しゅんみたい。いっしょ。いっしょ」と大喜びしました。10回も続けて読んだあげ く、「せんろつくんの」といって、わたしにプラレールの線路をつくらせ、「くるよ、 くるよ」と『でんしゃがくるよ!』ごっこをしました。  寝ているときも、起きているときも、好きな乗り物に夢中の子がもうひとり。『マ ットくんのしょうぼうじどうしゃ』(ピーター・シス作/中川ひろたか訳/BL出版) のマットくんです。マットは消防自動車が大好きで、部屋中、消防自動車のおもちゃ や絵本がいっぱい。ある朝、目が覚めると、マットは消防自動車になっていました。 この本を読むたびに、しゅんはマットくんの消防自動車を1台ずつ指さし、「これ? これ?」と種類をききます。わたしは乗り物図鑑とくびっぴきで、はしご車、ポンプ 車、高所放水車、レスキュー車などとこたえます。最近では、しゅんひとりでも「は しごしゃ、ぽんぷしゃ……」といえるようになりました。  きょうの明け方、しゅんはまた寝言をいいました。「ぴーぽーぴーぽー」今度は救 急車の夢のようです。  やまねこ翻訳クラブホームページにも『でんしゃがくるよ!』の楽しいレビューが あります。ぜひご覧ください。 http://www.nifty.ne.jp/forum/flitrans/yamaneko/osusume/1998/train.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●おわび●2月号に一部誤りがありました。 「注目の本(邦訳読み物)」で取り上げた『丘の家、夢の家族』の訳者紹介中、訳者 本多英明さんの著書『四人の旅立ち』の出版元は、ミネルヴァ書房ではなく、芸林書 房でした。お詫びして訂正させていただきます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●編集後記●春は別れと出会いの季節。過ぎ去ってしまうものは多くとも、本は一生 の友達だということ、おぼえておきたいです。(き) PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    【FOSSIL .....The American Authentic】  1984年、テキサス州ダラス生まれ。「fun, smile and humor」がモットーです。  楽しいイラスト入りのティン缶がパッケージ。お店でお好きな絵柄をお選びくだ  さい。申し遅れましたが私は「カジュアル・ウオッチ」。老若男女の皆様にご提  供できる豊富な品揃えが自慢です。日本でもお買い求めいただけます。  詳しくはフォッシル・ホームページまで。 http://www.fossil.com                   ★フォッシルジャパン:やまねこ賞協賛会社 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発 行 やまねこ翻訳クラブ        発行人 吉井知代子(やまねこ翻訳クラブ 会長) 編集人 菊池由美 (やまねこ翻訳クラブ スタッフ)   企 画 河まこ キャトル きら くるり こべに さかな 小湖 Gelsomina      sky SUGO Chicoco つー どんぐり NON BUN ベス みーこ      みるか MOMO YUU りり Rinko ワラビ わんちゅく 協 力 @nifty 文芸翻訳フォーラム     小野仙内 ながさわくにお 麦わら ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・このメールマガジンは、「まぐまぐ」( http://www.mag2.com/ )を利用して配信 しています。購読のお申し込み、解除もこちらからどうぞ。 ・バックナンバーは、http://www.nifty.ne.jp/forum/flitrans/yamaneko/mgzn/でご 覧いただけます。 ・ご意見・ご感想はyamaneko-mgzn@office-ono.comまでお気軽にお寄せください。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ●無断転載を禁じます。