☆8月号は休刊します。次回の発行は9月19日になります。どうぞお楽しみに☆ ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      月刊      やまねこ      A C T I V A T O R (FA-TEXT)      やまねこ翻訳クラブ・アクチベーター                       (2008年7月18日)                           No.186 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  編集・発行……やまねこ翻訳クラブ http://www.yamaneko.org/ ------------------------------------------------------------------------ 【目次】 ●やまねこ10周年記念連動「名古屋オフ」報告&「多言語オフ」のお知らせ ●2008年カーネギー賞/ケイト・グリーナウェイ賞発表! ●掲示板ア・ラ・カルト ●メープルストリート新刊情報 ------------------------------------------------------------------------ やまねこ10周年記念連動「名古屋オフ」報告&「多言語オフ」のお知らせ ------------------------------------------------------------------------    当誌先月号でお知らせした「名古屋オフ」が、去る6月29日に某フレ   ンチレストランで華やかに開催された。そこで、今年度入会したばかり   のフレッシュな会員に、報告を兼ねて感想を語ってもらった。(ち)  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  昨年の11月に東京で開催された「やまねこ翻訳クラブ創立10周年記念オフ」に 連動して、名古屋でもオフ会が開かれました。「記念連動オフ」ということで、 参加者は地域を問わず、西は兵庫から東は東京まで、そして南はなんと太平洋の 彼方から海外組も集まり、総勢9名のにぎやかな会となりました。  私は昨年10月に入会したばかりで、オフ会初参加です。掲示板で話したことが ある方も数名だけ。もちろんどなたの顔も存じていません。待ち合わせの場所に 行くまでは楽しみ半分不安半分でドキドキでした。ところがいったん顔を合わせ ると、いつの間にか昔からの知り合いみたいな気分。まわりの参加者の心づかい とやまねこの不思議な連帯感で、いっきに打ち解けることができました。  話題の中心は、やっぱりやまねこや翻訳の話。ふだんは掲示板だけのつながり とは思えないほど仲が良くて、互いに切磋琢磨しあうやまねこのみなさんの様子 がちょっぴりうらやましく、自分も早くそんな風になりたいと思いました。また 参加された創設メンバーの話からは、やまねこの歴史の重さもずっしりと感じま した。この歴史を大切に、やまねこがこれからもますます発展していきますよう に……。                              (marketmeat)  この名古屋オフの熱気もさめやらぬなか、会員専用の広場掲示板では、次なる 企画「多言語オフ」の話題が持ち上がっている。英語以外の言語の翻訳に携わる メンバーで集まろうというオフ会だ。今のところ、8月2日(土)の昼に都内で 行われる予定となっている。興味のある方は、広場掲示板をチェックのこと! (ち) ▽広場掲示板(会員専用) http://www.yamaneko.or.tv/member/c-board/c-board.cgi?id=hiroba ------------------------------------------------------------------------ 2008年カーネギー賞/ケイト・グリーナウェイ賞発表! ------------------------------------------------------------------------  去る6月26日、2008年カーネギー賞/ケイト・グリーナウェイ賞が発表された。 受賞作は以下のとおり。 【カーネギー賞】  "Here Lies Arthur"(by Philip Reeve, Scholastic) 【ケイト・グリーナウェイ賞】  "Little Mouse's Big Book of Fears"(by Emily Gravett, Macmillan)  両賞とも日本ですでに人気のある作家の受賞となった。作品の内容や邦訳予定 など詳しい情報は、今月15日に発行されたメールマガジン「月刊児童文学翻訳」 7月号で。 ▽「月刊児童文学翻訳」7月号 http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2008/07.htm  なお、当「アクチベーター」5月号でお知らせしたように、今年度の「カーネ ギー賞&ケイト・グリーナウェイ賞の候補作を読もう会」は「世界の児童文学賞 ラリー」特設掲示板で合同開催してきたが、一昨日をもって終了した。すでにレ ビュー集を公開しており、今後も随時レビューを追加していく予定だ。どうぞご 注目を! ▽「やまねこアクチベーター」5月号 http://www.yamaneko.org/mgzn/acti/acti_bn2/20080520.txt ★「2008年(2007年度)カ・グ賞候補作を読もう会」合同企画レビュー集 ▽カーネギー賞 http://www.yamaneko.org/dokusho/shohyo/tokusetsu/10th/car_rv2a.htm ▽ケイト・グリーナウェイ賞 http://www.yamaneko.org/dokusho/shohyo/tokusetsu/10th/gre_rv2a.htm                                (ち〜ず) ------------------------------------------------------------------------ 掲示板ア・ラ・カルト ------------------------------------------------------------------------    「#」のうしろの数字は、各掲示板での発言番号を表しています。 ★読書室掲示板★ http://www.yamaneko.or.tv/open/c-board/c-board.cgi?id=dokusho 【主なトピック】 #1914〜 『マンホールの少女 サンダーレの夢』訳者より #1916〜 【訃報】ターシャ・テューダーさん #1917〜 "Ente, Tod und Tulpe"(『死神さんとアヒルさん』)読みました      (続き) #1918〜 『シルクの花』読みました(続き) #1923〜 カーネギー賞発表! #1924〜 ケイト・グリーナウェイ賞発表! #1934〜 米国の小学生が学校で読んだ本 #1935〜 オランダ銀の石筆賞発表! #1937〜 ブランフォード・ボウズ賞発表! #1939〜 6月に読んだ本 #1945〜 「カーネギー賞&ケイト・グリーナウェイ賞候補作を読もう会」終了  賞関連の情報は、速報掲示板もご利用ください。 ▽「速報(海外児童文学賞)」掲示板 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=award 【新刊絵本】 #1927〜『ぼくとおとうさんのテッド』(トニー・ディテルリッジ文・絵/安藤 哲也訳/文溪堂):三角帽をかぶって「やあ、おたんじょうびくん!」とやって きたのは、ラズベリー色のふしぎな生き物。「ぼく」の前に現れた空想の友だち、 テッドと「ぼく」は、大人が思いつきもしないことを次々とやっていく。 #1928〜『ながいながい旅 エストニアからのがれた少女』(ローセ・ラーゲル クランツ文/イロン・ヴィークランド絵/石井登志子訳/岩波書店):リンドグ レーンの作品に挿絵を描いたことで知られるスウェーデン在住の画家、イロン・ ヴィークランドの自伝ともいえる作品。 ▽『ながいながい旅 エストニアからのがれた少女』のレビュー(やまねこ10周  年記念「世界の児童文学賞ラリー」レビュー集に掲載) http://www.yamaneko.org/dokusho/shohyo/tokusetsu/10th/bes_rv1a.htm ▽このほかにも、メープルストリートで紹介されている新刊書の話題などで盛り 上がっています。掲示板の「トピック表示」もどうぞご利用ください。 http://www.yamaneko.or.tv/open/c-board/c-board.cgi?cmd=tpc;id=dokusho                               (えみりい) ★喫茶室掲示板★ http://www.yamaneko.or.tv/open/c-board/c-board.cgi?id=kissa #481〜 中釜浩一郎さんのこと #488〜 「月刊児童文学翻訳」6月号特別企画インタビュー、ロングバージョン #491〜 「月刊児童文学翻訳」7月号 html 版公開 ▽作品リストの更新情報などは「更新履歴」掲示板でどうぞ。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=rireki ▽リストに関する追加・訂正等の情報は「やまねこ資料室:メモ用掲示板」まで。 http://www.yamaneko.or.tv/open/c-board/c-board.cgi?id=siryo ▽「イベント情報掲示板」はこちら。 http://www.yamaneko.org/cgi-bin/sc-board/c-board.cgi?id=event ★お菓子掲示板★ http://www.yamaneko.or.tv/open/c-board/c-board.cgi?id=okashi ★おはなし小部屋掲示板★ http://www.yamaneko.or.tv/open/c-board/c-board.cgi?id=ohanashi ★広場掲示板★(会員限定) http://www.yamaneko.or.tv/member/c-board/c-board.cgi?cmd=tre;id=hiroba #2892〜 名古屋オフ(続き)→ありがとうございました #2916〜 新会員の挨拶 #2918〜 「月刊児童文学翻訳」100号記念読者アンケート→                        締め切り7月31日まで延長! #2920〜 やまねこ10周年記念ラリー レビュー集(7月公開分) #2960〜 CLCDニュースレター7月号 #2964〜 「多言語オフ」のお誘い #3002〜 ★★★入会・更新(会員登録)担当交代のお知らせ★★★ #3003〜 ◎●他言語登録担当交代のお知らせ●◎ ▽現在進行中または予定されている勉強会の情報はこちらでどうぞ。 http://www.yamaneko.org/gakushu/open/index.htm(勉強会の予定) ▽非会員で、勉強会に興味のある方は入会案内ページへ。 http://www.yamaneko.org/info/guide.htm                                (tommy) ------------------------------------------------------------------------ メープルストリート新刊情報 ------------------------------------------------------------------------ http://www.litrans.net/maplestreet/index.htm <偕成社> http://www.litrans.net/maplestreet/p/kaisei/index.htm 『夢の彼方への旅』(エヴァ・イボットソン作/三辺律子訳):事故で両親を亡 くし天涯孤独となったマイアは、ロンドンの寄宿学校で暮らしている。両親との セピア色の思い出を心の支えにしながら。そんなある日、マイアは親戚にひきと られ彼方の地アマゾンで暮らすことになる。期待と不安を胸にロンドンを後にし たマイアが、長い船旅の末についたのは、生命力にあふれる総天然色の世界だっ た。わかりやすいキャラクター、計算されたプロット、ため息の出るような彼の 地の描写……。語り部イボットソンの力が遺憾なく発揮されたこの作品には、夏 の木陰とひんやり冷たい飲み物が似合う。木漏れ日と風を感じながら、極上の物 語をどうぞ。 <光村教育図書> http://www.litrans.net/maplestreet/p/mitumura/index.htm 『トム』(トミー・デ・パオラ作/福本友美子訳):自分を「おじいちゃん」で はなく「トム」と呼んでほしいと孫にいうおじいちゃん。おもしろい話をしてく れて、おもしろい物(ちょっとびっくりするような物!)をくれるおじいちゃん。 おかしな大人、「トム」との思い出を、デ・パオラ特有のユーモアで綴る自伝的 絵本。                                  (NON) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ● 発行人 植村わらび(やまねこ翻訳クラブ 会長) 編 集 えみりい/ち〜ず/tommy/NON/ラッテ 協 力 出版翻訳ネットワーク管理人 小野仙内(http://www.litrans.net/)     marketmeat  先月号でお知らせした「月刊児童文学翻訳」100号記念読者アンケートの締 め切りが、7月31日(木)に延長されました! 詳しくは、7月15日に配信さ れた「月刊児童文学翻訳」7月号をご覧ください(会員の方には広場掲示板で もお知らせしています)。 ★会員以外の購読者のみなさまも、どうぞ奮ってご応募ください!(ち) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●