●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      週刊      やまねこ      A C T I V A T O R (FA-TEXT)      やまねこ翻訳クラブ・アクチベーター                       (2003年7月25日)                           No.116 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  編集・発行……やまねこ翻訳クラブ mail……m_acti@yamaneko.org ------------------------------------------------------------------------ 【目次】 ●読書室掲示板にレビューを書こう ●掲示板ア・ラ・カルト ●メープルストリート新刊情報 ------------------------------------------------------------------------ [読書室掲示板]読書室掲示板にレビューを書こう ------------------------------------------------------------------------ http://www.yamaneko.org/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?id=12  賞情報、作家リストなど、海外の子どもの本の情報の充実度には自信のある当 クラブ。こういった情報は「資料室」にストックされているので必要な時にぜひ ご活用いただきたい。一方、掲示板では子どもの本の新情報が飛び交っている。 なかでも読書室掲示板では、新刊について詳しく知ることのできる生きのいいレ ビューを読むことができる。【新刊絵本】、【新刊読み物】で始まるタイトルで 多くの会員が読んだ新刊のあらすじと感想をアップしてくれているからだ。また 【HP】で始まるサイト情報のうちのメープルストリート情報も新刊案内となっ ている。【HP】で始まるタイトルの書き込みには、他にリストの更新情報など があり、やまねこサイトの変化を知らせてくれるので気をつけて見ていてほしい。 他にカーネギー賞マラソンαの【カ賞α】など、継続している企画の書き込みに も、一目でわかるタイトルになるよう工夫がしてある。もちろん、こういったこ とは便宜上のもの。自由なタイトルで自由な気持ちで書き込んでほしい。  ただしレビューをアップするとなると、「自由に」がかえって負担になるかも しれない。またある程度のルールにのっとった方が読むほうも読みやすい。そこ で「総合案内」の「掲示板・会議室のご案内」に基本的なレビューのフォーマッ トを用意した。ここを参考にレビューに挑戦してみてほしい。後は他の人が書い たレビューを研究すること。恐れる事はない。たくさんレビューを読み、たくさ ん本を読めば、自分のレビューは自ずとできあがってくるものだ。ただし、ネタ バレにだけはご注意を。 ▽総合案内>掲示板・会議室のご案内>読書室掲示板への書き込み http://www.yamaneko.org/info/rules2.htm#dokusho ▽「ネタバレ」ってなに?という人はこちらをどうぞ http://www.yamaneko.org/info/bbsnote.htm#netabare ------------------------------------------------------------------------ 掲示板ア・ラ・カルト ------------------------------------------------------------------------ [お詫びとお知らせ] ★7月15日より数日間、やまねこ翻訳クラブサイトに不具合が生じた影響で、★ ☆掲示板がURLを変えて再スタートしました。みなさまには大変ご迷惑をお☆ ★かけして申し訳ございませんでした。お手数ですがブックマークの変更をお★ ☆願いいたします。なお15日以前の記録へのアクセス方法は各掲示板に表示し☆ ★てありますのでどうぞご利用ください。                ★ @喫茶室掲示板@ http://www.yamaneko.org/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?id=13 総合案内掲示板は喫茶室掲示板に統合された。サイトの使用方法についての質問 はこちらの掲示板にどうぞ。 ・8月23・24日に栃木県・宇都宮市で「栃木子どもの本サマースクール」が行わ れる。講師は猪熊葉子さんや、金原瑞人さんなど。申込締切は8月16日。 ・9月〜11月には宮城県・仙台市で「第8回 子どもの本・秋・連続講座」が開 催される(全4回)。 ・「月刊児童文学翻訳」2003年7月号のホームページ版を公開。 【情報編】http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2003/07a.htm 【書評編】http://www.yamaneko.org/mgzn/dtp/2003/07b.htm ・資料室の「映画になった児童文学」、アストリッド・リンドグレーンのページ を更新。動くピッピやカッレ君に会いにいこう! http://www.yamaneko.org/bookdb/gen/eiga/lind.htm @読書室掲示板@ http://www.yamaneko.org/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?id=12 ・【新刊読物】『フランチスカとくまのアントン』(ヴィルヘルム・トプシュ作 /ダニエーレ・ヴィンターハーガー絵/齋藤尚子訳/徳間書店):ひとりでなん でもできてしまう女の子、フランチスカ。ある日、森でクマと友達になって……。 ・【新刊絵本】『クェンティン・ハーター三世』(エイミー・マクドナルド文/ ジゼル・ポター絵/ふくもとゆきこ訳):お行儀がよくて、いい子のクェンティ ン・ハーター三世。ところが、その後ろに潜んでいるのは、姿形はそっくりのも うひとりのクェンティン・ハーター三世で……。 ・インガルス一家のお母さんの話「キャロライン」シリーズはもう読んだ?  『森の小さな開拓地』(マリア・D・ウィルクス作/土屋京子訳/福音館書店) ・対訳付絵本の紹介。 "A Forest Picture-Book"『森の絵本』(長田弘文/荒井 良二絵/ピーター・ミルワード訳/講談社):森へ行こう、一番大切なものをさ がしに森へ行こう。 @お菓子板掲示板@ http://www.yamaneko.org/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?id=15 ・読書室に登場のくまのアントンは、料理上手だった!? フランチスカがうら やましいぞ。 ・話題の「キャロライン」シリーズのレビューが読書室に登場! @おはなし小部屋掲示板@ http://www.yamaneko.org/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=all;id=14 ・読書室で紹介された『森の絵本』と、メープルで紹介された『子どもに語るイ タリアの昔話』はおはなしにもぴったりの本。 @広場掲示板@(会員限定) http://www.yamaneko.org/cgi-bin/l2/c-board/c-board.cgi?id=212 ・『通訳翻訳ジャーナル』(イカロス出版)の今月号に耳寄り情報が! ・8月上旬に関西オフの気配が……。関西やまねこのみなさま、まずは広場に集 合! @学習室掲示板@(会員限定) http://www.yamaneko.org/cgi-bin/l2/c-board/c-board.cgi?id=211 ★現在進行中または予定されている勉強会の情報はこちらでどうぞ★ http://www.yamaneko.org/gakushu/open/index.htm @子どもの本のページ@ http://www.litrans.net/c-board/c-board.cgi?id=05 ・『日本昔話百選 改訂新版』(稲田浩二・稲田和子編著/三省堂)で考えさせ られる「子どもに言葉を伝える」ということ。  ↓ ・改訂新版に思う。「本はだれのもの?」 ・わらべうたを口ずさむ「おちびちゃん」。 ------------------------------------------------------------------------ メープルストリート情報 ------------------------------------------------------------------------ http://www.litrans.net/maplestreet/index.htm <瑞雲舎>new! http://www.litrans.net/maplestreet/p/zuiunsya/index.htm 『大力(だいりき)ワーニャの冒険』(オトフリート・プロイスラー作/大塚勇 三訳/堀内誠一絵):ドイツ児童文学の巨匠が描く、ロシアの昔話を元にした冒 険物語。7年間、かまどで寝ていたワーニャは、「さんねんねたろう」の上をい く!? <河出書房新社>new! http://www.litrans.net/maplestreet/p/kawade/index.htm 『ヘヴンアイズ』(デイヴィッド・アーモンド作/金原瑞人訳):孤児院を脱走 した少女、手に水かきのある女の子、奇妙な老人……3人の人生の川はひとつに なってどこに流れていくのだろう? <講談社> http://www.litrans.net/maplestreet/p/kodansha/index.htm 『道 ROAD』(ルイス・サッカー作/幸田敦子訳/出久根育(表紙・扉)深瀬優 子(本文)絵):あのスタンリーがキャンプでの体験を思い返しながら、生きの びるための知恵とこつをユーモアたっぷりに語ってくれる。『穴』(ルイス・サ ッカー作/幸田敦子訳/出久根育絵)の読者必読の1冊。 <光村教育図書> http://www.litrans.net/maplestreet/p/mitumura/index.htm 『ステラ もりへいく』(メアリー=ルイーズ・ゲイ作/江國香織訳):妖精を さがしに森へ出かけたステラと弟のサム。カナダの森に妖精はいるか? カナダ を中心に北米中で暮らした経験を持つ作者は、テキストでは英語とフランス語を、 イラストではカナダの自然とカリフォルニアの太陽を使いこなす!? <こぐま社> http://www.litrans.net/maplestreet/p/koguma/index.htm 『子どもに語るイタリアの昔話』(剣持弘子訳・再話/平田美恵子再話協力): 日の光をたっぷり浴びるオリーブやレモンの木が象徴する、豊かな色彩にみちた イタリア。この国の昔話にもそんな色がちりばめられている。グリム童話でおな じみの「子どもに語る」シリーズのイタリア版だ。 <東京創元社> http://www.litrans.net/maplestreet/p/tsogen/index.htm 『500年のトンネル 上・下』(スーザン・プライス作/金原瑞人・中村浩美訳) :500年の時空を越えた欲、500年の時空を越えた恋。主人公の心理描写がすばら しい。「児童文学とは思えないぐらいです」との感想があがっている。 <あかね書房> http://www.litrans.net/maplestreet/p/akane/index.htm 『盗神伝2 アトリアの女王 前篇 ?復讐?』(M・W・ターナー作/金原瑞人・ 宮坂宏美訳):盗人ジェンがかえってきた! 今度はエディスの女王のためにあ るものを盗みにいく。9月には後篇が刊行予定。 <童話館出版> http://www.litrans.net/maplestreet/p/douwakan/index.htm 『かわせみのマルタン』(リダ・フォシェ文/フェードル・ロジャンコフスキー 絵/石井桃子訳編):川のほとりに住むカワセミの夫婦の生活を、ロジャンコフ スキーが豊かな色彩で描いている。 <あすなろ書房> http://www.litrans.net/maplestreet/p/asunaro/index.htm 『鏡のなかの迷宮1 水の女王』(カイ・マイヤー著/遠山明子訳/佐竹美保絵) :魔法の鏡をつくるという鏡工房にふたりの孤児が弟子入りする。人魚や石のラ イオンがいるもうひとつのヴェネチアを舞台に、数々の謎が解き明かされる。 『ローワンと白い魔物』(エミリー・ロッダ作/さくまゆみこ訳/佐竹美保絵) :おなじみローワンシリーズ第5弾! おなじみの登場人物のあらたな一面が明 らかになる。ローワンのさらなる成長が楽しみだ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ● やまねこ翻訳クラブ http://www.yamaneko.org/ 執筆 NON 編集 さかな 8月第2週号(8日)はお休みさせていただきます。次号は、8月22日に発 行いたします。今年の夏は、へんな天気が続きますが、心を夏にしてよいお 休みを!(さ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●