2003年4月刊行
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テリーの恋
アラン・ギボンズ 著
金原瑞人 訳・田中亜希子 訳
定価:本体1500+税
ISBN 4-391-12785-7
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サッカー少年テリーが恋をした
その気持ちを表現すると → 「腹にチョウの大群がいる感じ」?!
テリーが恋しているとき
両親は → 父親「チョウがいなくなった感じ」 母親「とっくにチョウなんていないわよ!」
これって、離婚の危機?!
リバプールに住むサッカー大好き少年テリーは、転校生ジュリーにひと目ぼれをする。ところが、彼女は地元のプロサッカーチーム「リバプール」FCのサポーター。リバプールといえば、テリーがこよなく愛する「マンチェスター・ユナイテッド」(ベッカムの在籍チーム)の宿敵! 恋の悩みに加え、突然テリーの両親が離婚すると言いだし……。恋愛、家族、サッカーの話がちりばめられた、ユーモアとちょっと泣ける話がつまった本。
サッカーの実況中継とともに、テリーの恋の進行にもハラハラ。
この物語は、青春ノベルズとして胸をときめかしたり、サッカーのシーンには、思わず夢中になって試合を思い浮かべたり、結婚している大人には、ちょっぴり身につまされたり、さまざまな切り口で楽しめる。
青春ノベルズとして楽しむと、テリーにはイライラ、ハラハラ、ヤキモキ!
サッカー好き、スポーツ好きにはサッカーチームの試合結果に、イライラ、ハラハラ、ヤキモキ!
そして、恋なんて卒業したわと思っている人、結婚して少したった人には主人公の両親の行く末に、イライラ、ハラハラ、ヤキモキ!
まずは、ページをめくってみよう!
【作者】アラン・ギボンズ リバプール在住の英国人気作家。小学校の教師をしながら、執筆活動を始める。"Shadow of the Minotaur(ミノタウロスの影)」で、イギリスの文学賞「ブルー・ピーター・アワード」を受賞。
【訳者】金原瑞人 法政大学教授。翻訳家。主な訳書に『青空のむこう』(アレックス・シアラー著、求龍堂)、『豚の死なない日』(ロバート・ニュートン・ペック著、白水社)、『逃れの森の魔女』(ドナ・ジョー・ナポリ著、青山出版社)、『リザベーション・ブルース』(シャーマン・アレクシー、東京創元社)などがある。
【訳者】田中亜希子 東京女子大学短期学部英語科卒業。訳書に『コッケモーモー!』(ジュリエット・ダラス=コンテ文、アリソン・バートレット絵、徳間書店)、『ピクニックにいこう!』(パット・ハッチンス絵、徳間書店、『テリーと海賊』(ジュリアン・トンプスン著、金原瑞人共訳、アーティストハウス)がある。やまねこ翻訳クラブ会員。 |
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Last Modified: 2003/04/30
担当:さかな
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