2003年10月刊行
ホバートは、4匹きょうだいの末っ子ブタで、タップダンサーを夢みています。 どんなことがあっても、前向きに生きるホバートは、不幸な運命に悲しむきょうだいたちをなぐさめます。 そのまっすぐさが、とてもすがすがしいのです。 前向きに、自分の夢に向かってすすんでいくホバート。 気持ちが明るくなる物語です。 【作者】アニタ・ブリッグズ Anita Brigs アメリカ、ニューヨーク州チェリー・バレー在住。花の咲き乱れるウィロウ・ヒルという丘にある18世紀建造の家に、夫と6人の子ども、ネコのミス・キティと住んでいる。ハープ奏者としても活躍。 【訳者】金原瑞人(かねはら・みずひと) 1954年、岡山県に生まれる。法政大学大学院英文科専攻博士課程修了。法政大学教授、翻訳家。英米文学を中心に多数の訳書がある。主な訳書に『スィート・メモリーズ』『ルーム・ルーム』『カナリーズ・ソング』(金の星社)『豚の死なない日』(白水社)『レイチェルと滅びの呪文』(理論社)「盗神伝」シリーズ(あかね書房)『難民少年』(講談社)『青空のむこう』『13カ月と13週と13日と満月の夜』(求龍堂)『ヘヴンアイズ』(河出書房新社)など。 【画家】落合恵(おちあい・めぐみ) 1970年生まれ。セツ・モードセミナー卒業後、雑誌のイラストを描き始め、現在はフリーのイラストレーター。個展で作品を発表するかたわらプリントゴッコを使用したオリジナル雑貨の製作を開始。2001年よりオリジナルブランド「megpgq」(ミージービージーキュー)を始動。雑貨店や通販で販売を行っている。 |
2003年7月刊行
ゆきまじりの、さむうい日、 おひさまは、ずいぶん長いあいだ、かおをみせてくれません。 お天気新聞スタンドにも、くらい天気のニュースばかり。 パンやさんは、ふと考えました。 ―― わたしが うちで、ちさなおひさまを つくるってわけ ―― まず、きじをこねます。 それをまあるく大きくしていくと ―― まるで、うでのなかに かがやくおひさまを だいてるみたい!―― あたたかいおひさま色、どうぶつたちの表情の変化、 うつくしいコラージュをちりばめながら、 読み終わった時は、おひさまパンを自分の手でつくりたくなります。 そういう方のために、 表紙裏には、「おひさまパンのつくりかた」が書かれています。 お子さんは、どうぞ大人の方といっしょにつくってくださいね。 【作者】エリサ・クレヴェン Elisa Kleven アメリカ・カリフォルニア生まれ。大学卒業後、高校と小学校での教師生活を経て、独学で絵を学び、絵本製作を始める。日本で出版されている作品に、『おたんじょうびのエルンスト』『ぼくの水たまりバケツ』『わたしのおひめさま』『あかいことりとライオン』などがある。 |
2003年3月刊行
なにげない毎日の風景のなかで めぐる季節のなかで 太陽のもとで 月や星たちにてらされて―― 少女の瞳に映った ひろびろとした世界を 23編の詩でつづります 詩と絵がぴったり寄り添っていると、そのことばは心にすっと入りやすくなる。 23編それぞれに添えられた絵は、色あざやかに美しい。 読めばきっとお気に入りの一編に出会うはず。 たとえば、わたしのお気に入りは「みどりちゃん」 ちいさい いぬは こいぬ ちいさい うしは こうし ちいさい ベッドは ゆりかご …… どうぞページを開いて、ことばの世界へ!
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Last Modified: 2003/11/13
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