ほるぷ出版 翻訳児童書新刊情報

2003年11月10日刊行

待望の復刊!!
マーガレット・ワイズ・ブラウンのクリスマス絵本

『クリスマス・イブ』表紙

クリスマス・イブ

マーガレット・ワイズ・ブラウン文
ベニ・モントレソール絵
矢川澄子訳

原題: "On Christmas Eve" (1961)

待ちに待ったクリスマス・イブの夜。あたりは、静かに雪がふっています。眠れない子どもたちは、そっとベッドをぬけだして、階下へ冒険にでかけました。そこで子どもたちが見たものは……。
マーガレット・ワイズ・ブラウンの遺作に、イタリアの舞台美術家出身のベニ・モントレソールが絵をつけた、静かで美しい、クリスマスの傑作絵本。

【作者/マーガレット・ワイズ・ブラウン(Margaret Wise Brown)】 このお話を書いたマーガレット・ワイズ・ブラウンはアメリカの女性で、本名のほかに3つもの男名前を使いわけ、すぐれた画家たちと組んで、わずか42歳でなくなるまでに100冊以上もの絵本を世に送りました。
この『クリスマス・イブ』は、彼女の遺作に、イタリアの舞台美術家出身のベニ・モントレソール(Beni Montresor)が絵をつけたものです。


【参考】マーガレット・ワイズ・ブラウン邦訳作品リスト(やまねこ翻訳クラブ作成)

 

2003年10月30日刊行

BIB世界絵本原画展グランプリ受賞作家
エリック・バトゥーの傑作絵本

『リックとリック』表紙

リックとリック

エリック・バトゥー作
天沼春樹訳

原題: "RIK UND RIK" (2002)

おおおとこのくににうまれた ちいさなリックと、
こびとのくににうまれた おおきなリック。
やっかいもので ひとりぼっちのふたりが、
あるひ であって……。
BIB世界絵本原画展グランプリ受賞作家
エリック・バトゥーが描く、
ちょっぴりせつなくて、とってもしあわせな物語。

【作者/エリック・バトゥー(Eric Battut)】 1968年フランス生まれ。リヨンの美術アカデミーで絵画を学ぶ。2001年、『めぐる月日に』と『ペローの青ひげ』(ともに講談社)でBIBグランプリ受賞。他の作品に、『いつだってともだち』『あかいろてんてん』『ペローの赤ずきん』『ペローのろばの皮』『ぼくはだあれ?』(以上、講談社)『もしもゆきがあかだったら』『あかねこくん』(以上、フレーベル館)『せんそう』(ほるぷ出版)など。

【訳者/天沼春樹(あまぬま はるき)】 1953年埼玉県川越市生まれ。中央大学大学院博士課程修了。ドイツ文学専攻。現在、中央大学文学部兼任講師、日本ツェッペリン協会会長、日本児童文芸家協会理事、日本グリム協会副会長。著書に『夢みる飛行船』(時事通信社)『飛行船ものがたり』『メルヘン標本箱』(NTT出版)、『猫町∞』『水に棲む猫』『夢童子』『アリストピア』(パロル舎)など、訳書に『ながいおはなのハンス』(ほるぷ出版)「宇宙英雄ローダン」シリーズ(早川書房)など多数ある。


BIB世界絵本原画展について詳しくは、やまねこ翻訳クラブのメールマガジン「月刊児童文学翻訳」で紹介した記事をご覧ください。

 

2003年9月30日刊行

前作『ジュマンジ』をしのぐ傑作絵本

『ザスーラ』表紙

ザスーラ

クリス・バン・オールスバーグ作
金原瑞人訳

原題: "ZATHURA" (2002)

「ゲームをつづけないと、ぼくたち、ずっと宇宙にいるみたいだよ……」。
ウォルターとダニーが公園でみつけたものは、呪われたゲームだった! 
サイコロをふり、ゲームを始めた二人に待っていたものは、
予想もしなかった危険で奇妙な冒険だった……。
前作「ジュマンジ」をしのぐ傑作絵本、ついに刊行!
2004年ソニー・ピクチャーズより映画化決定。

【作者/クリス・バン・オールスバーグ(Chris Van Allsburg)】 1949年、アメリカのミシガン州生まれ。デビュー作『魔術師ガザージ氏の庭で』(ほるぷ出版)で、ニューヨーク・タイムズ1980年度最優秀絵本に選ばれ、同年コルデコット・オナー賞を受賞。その後、1981年の『ジュマンジ』(ほるぷ出版)と1985年の『急行「北極号」』(河出書房新社)で、2度のコルデコット賞を受賞した。その他の作品に、『西風号の遭難』『ベンの見た夢』(河出書房新社)など多数。

【訳者/金原瑞人(かねはら みずひと)】 1954年岡山市生まれ。法政大学英文学専攻博士課程修了。法政大学教授。翻訳家。訳書に、ロバート・ニュートン・ベック『豚の死なない日』(白水社)、アレックス・シアラー『青空のむこう』『13カ月と13週と13日と満月の夜』(求龍堂)、ローズマリー・サトクリフ『ヴァイキングの誓い』『ケルト神話 黄金の騎士フィン・マックール』(ともに共訳、ほるぷ出版)など多数。

 

2003年9月15日刊行

「イメージの魔術師」エロール・ル・カインのデビュー作

『アーサー王の剣』表紙

アーサー王の剣

エロール・ル・カイン絵・文
灰島かり訳

原題: "King Arthur's Sword" (1968)

はるかなむかし、アーサー王という名だかい王さまがおりました。
ある日アーサー王は、湖の姫から、魔法の剣エクスカリバーをさずかりました。
ところが、アーサー王の姉モルガナがその剣を盗みだして……。
有名な騎士物語・アーサー王伝説を、
エロール・ル・カインがユーモアあふれる絵本にしました。
「イメージの魔術師」エロール・ル・カインのデビュー作。

【作者/エロール・ル・カイン(Errol Le Cain)】 1941年、シンガポールに生まれる。子どものころ、日本、香港、サイゴンなどを旅行したり、インドに5年間住んだりした。14歳のときから、アニメーション作りにとりつかれ、また東洋の神話や伝説にも興味をもった。1968年に初めての絵本を出版して以来、数多くの作品を発表。『ハイワサのちいさかったころ』でケイト・グリーナウェイ賞を受賞し、名実ともにイギリスを代表する絵本作家となった。代表作に『いばらひめ』『おどる12人のおひめさま』『魔術師キャッツ』『シンデレラ』『アラジンと魔法のランプ』『白猫』(ほるぷ出版刊)などがある。1989年没。

【訳者/灰島かり(はいじま かり)】 国際基督教大学卒業。コピーライターを経て、サリー大学ローハンプトン校の修士課程で児童文学を学ぶ。現在、白百合女子大、朝日カルチャーセンターなどで講師をしながら、子どもの本の翻訳、批評、研究を行っている。共著に『英米児童文学ガイド』(研究社)、『英米児童文学の宇宙』(ミネルヴァ書房)、訳書に『猫語の教科書』(ポール・ギャリコ著、筑摩書房)、『へそまがり昔ばなし』(ロアルド・ダール著、評論社)、『ケルトの白馬』(ローズマリー・サトクリフ著、ほるぷ出版)、『キャベツ姫』(エロール・ル・カイン作、ほるぷ出版)など。

 

2003年7月31日刊行

  「イメージの魔術師」エロール・ル・カインがおくる、
ユーモラスでロマンティックなおとぎ話

『白猫』表紙

白猫

エロール・ル・カイン再話・絵/中川千尋訳

原題: "The White Cat" (1973)

 むかし、ある国の王さまが、三人の王子をよんでいいました。
「この世でいちばんかしこい犬をつれてきたものを、つぎの王にしよう」
そこで王子たちは、犬をさがしに、それぞれ、べつの方角へとむかいました。
上の王子は町へ、つぎの王子は遠くの国へ、そして末の王子は、まほうの森へ。
森のなかで末の王子は、うつくしい白猫に出会い……。
「イメージの魔術師」エロール・ル・カインがえがく、
ユーモラスでロマンティックなおとぎ話。

【作者/エロール・ル・カイン(Errol Le Cain)】 1941年、シンガポールに生まれる。子どものころ、日本、香港、サイゴンなどを旅行したり、インドに5年間住んだりした。14歳のときから、アニメーション作りにとりつかれ、また東洋の神話や伝説にも興味をもった。1968年に初めての絵本を出版して以来、数多くの作品を発表。『ハイワサのちいさかったころ』でケイト・グリーナウェイ賞を受賞し、名実ともにイギリスを代表する絵本作家となった。代表作に『いばらひめ』『おどる12人のおひめさま』『魔術師キャッツ』『シンデレラ』『アラジンと魔法のランプ』(ほるぷ出版刊)などがある。1989年没。

【訳者/中川千尋(なかがわちひろ)】 1958年生まれ。主な訳書に『まほうつかいのむすめ』『シンデレラ』『アラジンと魔法のランプ』(ほるぷ出版)、『ディア・ノーバディ』(新潮文庫)、『たくさんのお月さま』(徳間書店)など、創作絵本に『のはらひめ』『たこのななちゃん』『きょうりゅうのたまご』(徳間書店)、『ぼくにはしっぽがあったらしい』『てんしのかいかた』(理論社)などがある。

 

2003年6月30日刊行

  世界一おろかな王さまと、平和をねがうこどもたちのお話

『せんそう』表紙

せんそう

エリック・バトゥー作/石津ちひろ訳

原題: "Bataille" (2000)

 あるところに、赤いお城と青いお城がならんでたっていました。そこに住む人々は、みんな大のなかよしで、楽しく平和にくらしていました。ところがある日、ささいなことがきっかけで、せんそうがはじまってしまったのです……。
 フランスの人気絵本作家エリック・バトゥーがえがく、世界一愚かな王さまと、平和をねがう子どもたちのお話。

【作/エリック・バトゥー(Eric Battut)】1968年フランス生まれ。リヨンの美術アカデミーで絵画を学ぶ。2001年、『めぐる月日に』と『ペローの青ひげ』(ともに講談社)でBIBグランプリ受賞。他の作品に、『いつだってともだち』『あかいろてんてん』『ペローの赤ずきん』『ペローのろばの皮』『ぼくはだあれ?』(以上、講談社)『もしもゆきがあかだったら』『あかねこくん』(以上、フレーベル館)など。

【訳/石津ちひろ(いしづ ちひろ)1953年愛知県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。翻訳に「リサとガスパール」シリーズ(ブロンズ新社)、『ペローのろばの皮』(講談社)、『おしゃべりくれよん』(ほるぷ出版)など。創作絵本に『ことばあそびえほん』『しりとりあそびえほん』(のら書店)、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)など。

 

2003年5月30日刊行
2003年6月30日刊行

『なかよしおばけと ちびちびおばけ』表紙

なかよしおばけと ちびちびおばけ

ジャック・デュケノワ作/大澤晶訳

原題: "LES FANTOMES Les petits galopins" (2002)

 なかよしおばけ4にんぐみが、きょうは みんなで ごちそうづくり。 まよなかの12時、柱時計のかねが ぼーん ぼーん となりひびく。すると、ごみ箱のふたが ことりとあいて、なかから小さなおばけがでてきた……。

 

『なかよしおばけと いたずらネッシー』表紙

なかよしおばけと いたずらネッシー

ジャック・デュケノワ作/大澤晶訳

原題: "LES FANTOMES La farce de Nessie" (2002)

 なかよしおばけ4にんぐみが、ネス湖でのんびり さかなつり。 そこへ、いたずらもののかいじゅうネッシーがやってきて、ネス湖のせんをぬいてしまったから さあ たいへん! 湖の水が、どんどんへっていって……。

 

『なかよしおばけの びっくりおふろ』表紙

なかよしおばけの びっくりおふろ

ジャック・デュケノワ作/大澤晶訳

原題: "LES FANTOMES La salle de bain" (2002)
 おばけのアンリが、おしろに大きなおふろをつくった。たいくつしていた金魚のキキはおおよろこび。だけど……たいへん! おふろのみずが、とまらなくなっちゃった!!

 

『なかよしおばけの ゆかいなけっこんしき』表紙

なかよしおばけの ゆかいなけっこんしき

ジャック・デュケノワ作/大澤晶訳

原題: "LES FANTOMES Surprise a la noce" (2002)
  なかよしおばけ4にんぐみが、けっこんしきにしょうたいされた。こんどはグリグリおばちゃんもいいしょにおでかけ。なんだか、すてきなことがおこりそうなよかん……。

【作者/ジャック・デュケノワ】1953年、フランスのアミアンに生まれる。美術学校を卒業後、ポスターや新聞の挿し絵など多彩な分野に作品を発表。作品に、『おばけパーティ』『おばけの地下室たんけん』『おばけ、ネス湖へいく』『おばけ びょうきになる』『おばけ まほうにかかる』『おばけだぞぉー!』(以上ほるぷ出版)などがあり、世界数か国で翻訳出版されている。『おばけパーティ』で、1995年ペアレンツ・チョイス賞を受賞。

【訳者/大澤晶(おおさわ あきら)】京都府生まれ。大阪外国語大学卒業(フランス語専攻)。新聞記者などを経て翻訳家。主な訳書は、デュケノワのおばけ絵本シリーズのほか、『ペンギン、ほっきょくへゆく』『おばけ、ネス湖へいく』『なかよしのりもの大ぼうけん』『おじいさんとらいおん』『なかよしのりもの大ぼうけん』(以上、ほるぷ出版)『ミルトン』『ミルトンのクリスマス』(以上、朔北社)など。

 

2003年3月31日刊行

  サトクリフのケルト神話

『炎の戦士クーフリン』表紙

ケルト神話 炎の戦士クーフリン

ローズマリー・サトクリフ作
灰島かり訳

原題: "The Hound of Ulster" (1963)

 太古のむかし、太陽神ルグとアルスター王の一族の姫デクテラとのあいだに生まれたクーフリンは、勇者ぞろいの赤枝戦士団のなかでも並ぶもののない勇者に成長した。『アルスターの猛犬』と呼ばれ、そして「アイルランド一の戦士」とうたわれた……。
 カーネギー賞作家サトクリフの手によって、力強く、迫力いっぱいに語りなおされた、ケルト神話英雄譚。

【作者/ローズマリー・サトクリフ(Rosemary Sutcliff)】 イギリスの児童文学者、小説家。幼いときにスティルス氏病がもとで歩行が不自由になり、その障害と闘いながら、数多くの作品を書いた。『第九軍団のワシ』、『銀の枝』、『ともしびをかかげて』(59年カーネギー賞受賞)のローマン・ブリテン三部作で、歴史小説家としての地位を確立。数多くの長編、ラジオの脚本、イギリスの伝説の再話、自伝などがある。

【訳者/灰島かり(はいじま かり)】 国際基督教大学卒。英国のローハンプトン大学院で児童文学を学ぶ。著書に『こんにちは』(講談社)、『英米児童文学の宇宙』(ミネルヴァ書房)など、訳書に『猫語の教科書』(ポール・ギャリコ著、筑摩書房)、『それぞれのかいだん』(アン・ファイン著、評論社)、『ケルトの白馬』『ケルトとローマの息子』(ローズマリー・サトクリフ著、ほるぷ出版)、『キャベツ姫』(エロール・ル・カイン作、ほるぷ出版)などがある。

 

2003年2月25日刊行

  サトクリフのケルト神話

『黄金の騎士フィン・マックール』表紙

黄金の騎士フィン・マックール

ローズマリー・サトクリフ作/金原瑞人・久慈美貴訳

原題: "THE HIGH DEEDS OF FINN MAC COOL" (1967)

 むかし、アイルランドはエリンと呼ばれ、五つの王国にわかれていた。小王国のあいだの争いや血の復讐を治め、またエリンを侵略者から守るために、フィアンナ騎士団はあった。英雄フィン・マックールは、その騎士団長だった……。
 人間と妖精がいりまじって紡ぎあげられた、フィンの冒険物語は、ケルト神話の代表的な英雄物語として古くから語り継がれてきた。
 鮮かに、力強く、ときにユーモラスに、カーネギー賞作家サトクリフによって語りなおされた、ケルト神話英雄譚。

【作者/ローズマリー・サトクリフ(Rosemary Sutcliff)】 イギリスの児童文学者、小説家。幼いときにスティルス氏病がもとで歩行が不自由になり、その障害と闘いながら、数多くの作品を書いた。『第九軍団のワシ』、『銀の枝』、『ともしびをかかげて』(59年カーネギー賞受賞、以上岩波書店)のローマン・ブリテン三部作で、歴史小説家としての地位を確立。『ケルトの白馬』『ケルトとローマの息子』『ヴァイキングの誓い』(ほるぷ出版)など数多くの長編、イギリスの伝説の再話などがある。

【訳者/金原瑞人(かねはら みずひと)】 1954年生まれ。法政大学英文学専攻博士課程修了。法政大学教授。翻訳家。訳書に、ロバート・ニュートン・ベック『豚の死なない日』(白水社)、ジェイ・マキナニー『モデル・ビヘイヴィア』(アーティストハウス)、フランチェスカ・リア・ブロック『ウィーツィ・バット』(東京創元社)など多数。

【訳者/久慈美貴(くじ みき)】 岩手県生まれ。法政大学英文学専攻博士課程修了。大学非常勤講師。翻訳家。訳書に、ジャン・マーク『ヒッピー・ハッピー・ハット』(ベネッセコーポレーション)、テレサ・トムリンソン『水のねこ』(徳間書店)、サトクリフ『ヴァイキングの誓い』(ほるぷ出版)など多数。

 

2003年1月31日刊行

  ジョン・バーニンガムの最新作!

『旅するベッド』表紙

旅するベッド

ジョン・バーニンガム作/長田弘訳

原題: "THE MAGIC BED" (2003)

ジョージーの新しいベッドは、小さな古いベッド。そのおんぼろベッドには、「このベッドがあれば、どこへでも旅ができます」と書いてあった。ジョージーがおいのりのもんくをとなえると……。
子どもの夢みる力を羽ばたかせる、ジョン・バーニンガムの愉快な最新作。

【作/ジョン・バーニンガム(John Burningham)】1936年生まれ。現在、最も注目される絵本作家のひとり。1964年はじめて手がけた絵本『ボルカ』でケイト・グリーナウェイ賞を受賞、その後『ガンピーさんのふなあそび』(ともにほるぷ出版)で再度受賞した。1971年には、80日間44000マイルの世界一周旅行をしたおり、日本にも立ち寄り、それが絵本『80日間世界一周』となった。また、『おじいちゃん』(ほるぷ出版)は、クルト・マッシュラー賞を受け、アニメーション映画にもなり、人気を博している。『ガンピーさんのドライブ』『なみにきをつけてシャーリー』『アルドわたしだけのひみつのともだち』『アボカド・ベイビー』『クリスマスのおくりもの』『ショッピング・バスケット』『いっしょにきしゃにのせてって!』『コートニー』『ねんころりん』(以上、ほるぷ出版)など多数の作品を発表している。

【訳/長田弘(おさだ ひろし)詩人。1979年生まれ。主な詩集に『深呼吸の必要』(晶文社)『一日の終わりの詩集』(みすず書房)、エッセーに『すべてきみに宛てた手紙』(晶文社)『読書からはじまる』(NHK出版)、絵本に『ねこのき』(クレヨンハウス)『森の絵本』(講談社)、子どもの本の翻訳にシリーズ『詩人が贈る絵本』(全14冊、みすず書房)『ことば』(ほるぷ出版)『そらとぶいぬ』(メディアファクトリー)ほか多数。

 

2003年1月30日刊行

  『声に出して読みたい日本語』の齋藤孝のことば絵本

『おっと合点承知之助』表紙

おっと合点承知之助

齋藤孝文/つちだのぶこ絵

 


おじいちゃんと子どもたちが、「驚き桃の木山椒の木」「その手は桑名の焼蛤」など、楽しい言葉あそびをくりひろげます。『声に出して読みたい日本語』(草思社)で子どもたちに大人気だった付けたし言葉が、楽しい絵本になりました。

【文/齋藤孝(さいとう たかし)】1960年、静岡生まれ。東京大学法学部卒。同大学教育学研究科博士課程をへて、現在明治大学文学部助教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション論。主な著書に『宮沢賢治という身体』『子どもに伝えたい〈三つの力〉』『自然体のつくり方』『身体感覚を取り戻す』(新潮学芸賞)『読書力』など。『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞)がミリオンセラーとなり、以後『三色ボールペンで読む日本語』『理想の国語教科書』『人間劇場』などを次々に刊行して教育問題に新鮮な問題提起を行っている。小学生対象の塾「齋藤メソッド』を主宰。http://www.kisc.meiji.ac.jp/~saito/

【絵/つちだのぶこ1970年、東京生まれ。作品に『でこちゃん』『でこちゃんとらすたくん』『カリカリのぼうしやさん』『マニマニのおやすみやさん』『くんちゃんはあきらめないもん』『やまのやまびこ』『ぎゅうぎゅうかぞく』。

2002年の新刊紹介

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Last Modified: 2003/11/26
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