ほるぷ出版 翻訳児童書新刊情報

2001年11月30日刊行

ねむれない子どもたちのための
おやすみなさいの絵本

『ねむれない しろくまくん』表紙

ねむれない しろくまくん

デビ・グリオリ作
片山令子訳 

原題: "POLAR BOLERO"

よる、あつくてねむれないしろくまくん。そっと家をぬけだして しばふのはじっこまでいくと そこは、ねむれないこがあつまって まほうのボレロを おどるおか……。

あっというまに ここちよいねむりのなかに おちてゆく、おやすみなさいの絵本です。

【作者/デビ・グリオリ(Debi Gliori)】スコットランド生まれ。エジンバラ美術大学を卒業後、イタリアとスコットランドでイラストレーターとして活躍する。1989年に最初の本を出版して以来、精力的な活動を続け、彼女の本は世界各国で親しまれている。2000年11月には、来日して「ブックスタート国際シンポジウム」にも参加した。現在は、エジンバラ近くの田舎に住んでいる。4児の母。絵本に、『ゆうかんなヒツジかい』『クマとうさんのこもりうた』『クマとうさんのピクニック』(いずれも評論社)など。

【訳者/片山令子(かたやまれいこ)】詩人、作家。詩集『夏のかんむり』(村松書店)、詩画集『ブリキの音符』(白泉社)、絵本『たのしいふゆごもり』(福音館書店)『もりのセーラー』(PHP研究所)、童話『すいしょうゼリー』(ほるぷ出版)、訳書に『おやすみなさい』(ほるぷ出版)などがある。

2001年10月25日刊行

巻末に楽しいしかけつき!

『おばけだぞぉー!』表紙

おばけだぞぉー!

ジャック・デュケノワさく おおさわ あきらやく 

原題: "PACOME LE FANTOME"

ぼくは いたずら だいすきの まっしろ おばけ まっくらくらでも へっちゃらさ

いたずらずきの かわいいおばけ パコームといっしょにあそぼう。
さいごには たのしいしかけが まってるよ。

【作者/ジャック・デュケノワ】1953年、フランスのアミアンに生まれる。美術学校を卒業後、ポスターや新聞の挿し絵など多彩な分野に作品を発表。現在は、幼稚園の教師のかたわら絵本作家として活躍。作品に、『おばけパーティ』『ペンギン、ほっきょくへゆく』『おばけ、ネス湖へいく』『なかよしのりもの大ぼうけん』『おじいさんとらいおん』『ベンギン、まいごになる』『おばけの地下室たんけん』『おばけ びょうきになる』『おばけ まほうにかかる』(以上ほるぷ出版)があり、世界数カ国で翻訳出版されている。『おばけパーティ』で、1995年ペアレンツ・チョイス賞を受賞。

【訳者/大澤晶(おおさわ あきら)】京都府生まれ。大阪外国語大学フランス語学科卒業後、新聞記者などを経て翻訳家。主な訳書にYA小説『なんとかなるって!』、デュケノワの絵本『おばけパーティ』『ペンギン、ほっきょくへゆく』『おばけ、ネス湖へいく』『なかよしのりもの大ぼうけん』『おじいさんとらいおん』『ベンギン、まいごになる』『おばけの地下室たんけん』『おばけ びょうきになる』『おばけ まほうにかかる』(以上、ほるぷ出版)などがある。

2001年8月25日刊行

かきねのむこうはアフリカ

バルト・ムイヤールトさく アンナ・ヘグルンドえ
佐伯愛子やく 

原題: "Afrika Achter Het Hek"

ぼくの家は、小さな庭がついていて、物置と菜園がある。近所はどこもおなじだ。みんなきれいに手入れしている。
でも、おとなりさんだけはべつだ。草は、はやしっぱなし。しかも、ある雨の日、物置をこわし、シャベルをひきずってきて、なにかをつくりはじめた…。

あたたかく、ユーモアたっぷりに、アフリカと子どもの出会いを描きます。

【作者/バルト・ムイヤールト】1964年、ベルギーのブルージュで生まれる。ベルギー文学を代表する作家のひとり。16歳になるかならないかの頃に書き上げた『調子っぱずれのデュエット』(くもん出版)は、19歳のときに刊行され、翌年、子ども審査団賞を受賞した。その後、『素手』でライオン賞、オランダ銀の鉛筆賞を受賞している。

【絵/アンナ・ヘグルンド】1958年生まれ。スウェーデンの人気絵本作家。1988年『ぼくはジャガーだ』(ウルフ・スタルク 文)でエルサ・ベスコフ賞受賞。以後スタルクとのコンビ『おじいちゃんの口笛』(ほるぷ出版刊)でドイツ児童文学賞などを受賞し、注目される。日本では広告イラストも手がけ、幅広く活躍している。みずから文章も手がけた作品に『ふたり 2ひきのくまの物語』『ふたり ミーナの家出』(ほるぷ出版)などがある。

【訳者/佐伯愛子(さえき あいこ)】 1973年長崎生まれ。国際基督教大学教養学部語学科を卒業後、イーストアングリア大学で北欧語学を専攻、ストックホルム大学でスウェーデン語を学ぶ。スウェーデンの文学、児童書の紹介に意欲的に取り組んでいる。アメリカのボストンに在住。

2001年6月30日刊行

ねんころりん表紙

ねんころりん

ジョン・バーニンガムさく
谷川俊太郎やく 

原題: "Husherbye"

ジョン・バーニンガムがおくる、おやすみなさいの絵本。バーニンガム独特のさわやかなタッチで描かれた絵と、リズミカルなことばが、あなたをやさしくねむりのくにへさそいます

【作者/ジョン・バーニンガム】 1936年生まれ。現在、最も注目される絵本作家のひとり。1964年はじめて手がけた絵本『ボルカ』でケイト・グリーナウェイ賞を受賞、その後『ガンピーさんのふなあそび』(ともにほるぷ出版)で再度受賞した。また、『おじいちゃん』(ほるぷ出版)は、クルト・マッシュラー賞を受け、アニメーション映画にもなって、人気を博している。『アルド わたしだけのひみつのともだち』『アボカド・ベイビー』『コートニー』(以上、ほるぷ出版)ほか多数の作品を発表している。

【訳者/谷川俊太郎(たにかわ しゅんたろう)】 1931年、東京生まれ。詩人。主な詩集に『二十億光年の孤独』『コカコーラ・レッスン』『はだか』など。絵本の翻訳、創作も多数手がけ、その自在な言葉の広がりが、多くの人に親しまれている。主な絵本の翻訳に、『マザー・グースのうた』(草思社)、『おじいちゃん』『アルド わたしだけのひみつのともだち』『コートニー』(ほるぷ出版)など。

2001年6月25日刊行

雨の木曜パーティー表紙

Dayan's Collection Books

雨の木曜パーティー

池田あきこ さく

ドシャドシャとおおぜいが駆けだしているかのような、すごい雨がふってきたので、ダヤンはあわてて駆けだしました。ところが、その雨をよろこんでいる小さな緑色のかえるがいるのです。そんなに雨が好きなら、雨の木曜パーティにおいでよ、とダヤンは誘います……。

ダヤンとなかよしの仲間たちの楽しいパーティーへようこそ。

【作者/池田あきこ】 東京、吉祥寺生まれ。1987年より〈わちふぃーるど〉と猫のダヤンの物語を書きはじめる。旅をイラストとエッセイでつづったスケッチ紀行のシリーズや、教科書の挿絵なども手がけ、幅広く活躍。著書に『ダヤンのミステリークッキング』『ダヤンのクリスマスまでの12日』〈ダヤンのコレクションブック〉シリーズ、長編物語『ダヤン、わちふぃーるどへ』など多数。

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Last Modified: 2002/4/19
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