Page 8 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼【グ】Always and Forever ちゃぴ(WYN-1026) 04/6/18(金) 15:27 ┗Re:【グ】Always and Forever hanemi (WYN-1036) 04/6/22(火) 14:30 ┗Re^2:【グ】Always and Forever ちゃぴ(WYN-1026) 04/6/22(火) 17:51 ┗Re^3:【グ】Always and Forever hanemi (WYN-1036) 04/6/25(金) 10:01 ┗Re^4:【グ】Always and Forever ちゃぴ(WYN-1026) 04/6/25(金) 11:34 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 【グ】Always and Forever ■名前 : ちゃぴ(WYN-1026) ■日付 : 04/6/18(金) 15:27 -------------------------------------------------------------------------
みなさま 読んだままにしていましたが、ようやくあらすじと感想をまとめました。 Always and Forever『いつまでも ずっと』(仮題) Debi Gliori(デビ・グリオリ)絵 Alan Duarant(アラン・デュラント)文 ある森の一軒の家にカワウソとモグラとキツネとウサギが仲良く暮らしていた。カワウソは料理係。モグラは家のものを作ったり直したり。ウサギは庭の手入れ。さて、キツネは? キツネはみんなのまとめ役。アドバイスしたり、励ましたりする。 ところがある秋の日にキツネは病気になって、なくなった。3匹は、かしこくてやさしくてあたたかだったキツネをおもいだしては、悲しみにくれる。 冬がきて雪がつもり、また木々に緑が芽生えだす頃、リスが3匹の家に訪ねてくる。リスになぐさめられても、少しも気が晴れない3匹だったが、久しぶりのお客さんに料理をつくり、キツネの思い出話をするうちに……。 カバーの作者紹介によると、作家のデュラントはこのおはなしを、父親を亡くした、友だちの姪ごさんたちのために書いたという。親しい人をなくしたものたちが、はじめはただ悲しみにくれ、時を経てようやく死を受け入れ、ふたたび笑顔をとりもどすまでが、ゆったりした季節の流れのなかで、あたたかなユーモアをまじえながら描かれている。 ストーリーは有名なスーザン・バーレイの『わすれられないおくリもの』とよく似ている。『わすれられないおくりもの』のアナグマがいいことばっかり思い出してもらったに対して、こちらのキツネはドジなところばかり思い出してもらうのが笑える。 絵からみるとおそらくおはなしは、初夏にはじまり、秋、冬を越して、すべてが芽生えの春をむかえて、再び夏で終わる。木々や草花を通して季節の変化が描かれ、悲しみが癒されるまでの時間の流れが感じられる。草花と木(とくに柳の木)が美しい。 穏やかで温かい色の配色、ととのった構図の絵は、心を落ち着け、安心感を与えてくれる。でも、インパクトや新しさといった面はあまりないから、賞をとるのは無理かな? ちゃぴ***WYN-1026*** |
ちゃぴさん、こんにちは。 あらすじを読みながら、私も『わすれられないおくリもの』を連想しました。 『わすれられないおくりもの』のアナグマが、いいことばかり思い出してもらえたのに、このおはなしのきつねが、ドジなことばかり思い出されてしまうのは、アナグマときつねの違いでしょうか? ** hanemi (WYN-1036) ** |
hanemi さん、こんにちは。 うーん、アナグマだからキツネだからってことはないと思いますが……。 アナグマ、キツネ、モグラ、ウサギ、カワウソって、イギリスの本によく出てきますよね。 よく見かける動物なのかなーと思います。 ちゃぴ***WYN-1026*** |
ちゃぴさん、 > アナグマ、キツネ、モグラ、ウサギ、カワウソって、イギリスの本によく出てきますよね > 。 > よく見かける動物なのかなーと思います。 ケネス・グレーアムの『たのしい川べ』にも、アナグマ、モグラ、カワウソは出てきますしね。 去年の夏、ロンドン郊外で、キツネやウサギはよく見かけました(生きているものも、いないものも……道路に飛び出して、悲しい結末を迎える動物も少なくないようです)。アナグマ、カワウソはさすがに見ませんでしたが(でも、江戸時代には江戸にカワウソがいたんですよね。隅田川に?と考えると、ふしぎな気持ちがします)。モグラは以前の勤務先の敷地内によく出没していました。いえ、姿を見たわけではないのですが、穴がぼこぼこあいていました。緑豊かな環境だったので、ときどき、「え?」と思う動物たちが現れることもありました。「キジを見た」という人もいましたが、さすがにこれは……。 個人的には、アンデルセンの『親指姫』でのモグラの扱いに、思わず同情してしまいます。 ** hanemi (WYN-1036) ** |
hanemi さん いま、小3の息子に『楽しい川べ』を読んでいるところです(^.^) 読む前に、ネズミとモグラとアナグマとヒキガエルが出てくると話したら、「もう知っているよ。それでアナグマがしんじゃうんでしょ」というの。一瞬?だったけれど、すぐ『わすれられないおくりもの』のことかとわかりました。 それで、イギリスにはおなじみの動物かなーと思ったりしたのでした。 モグラといえば、「おむすびころりん」の悪いおじいさんが最後にモグラになるんだったけ。 読んだことはないのですが、「ガンバの冒険」シリーズにはカワウソが出てくるのですね。 アナグマはさすがに日本ではないかなあ。 ちゃぴ***WYN-1026*** |