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『郵便屋さんの話』
カレル・チャペック 作
関沢明子 訳
藤本将 画
ISBN 978-4-89432-425-1
定価:本体1333円+税
「わたしは前から思っているのですが、王さまや王子さまの話、盗賊の話、羊飼いの話、騎士や魔法使い、巨人、木こり、かっぱの話などたくさんあるのですから、郵便屋さんの話だって、ひとつぐらいあってもいいはずです。」
こんな風なチャペックさんの声で物語は始まります。コルババさんという郵便屋さんのお話なのですが、コルババさんは自分の仕事があまり楽しいと思えませんでした。郵便局も退屈なところだと思っていましたが。その思いに変化がおとずれるのは、小人との出会いです――。
http://www.litrans.net/maplestreet/p/felisimo/index.htm
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