「やまねこ賞」投票の様子

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【3】第27回(2024年)●絵本部門●
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[NEW]  やまねこ翻訳クラブ  - 24/11/22(金) 16:48 -

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   第27回(2024年)★絵本部門★投票の様子です。

≪投票内容≫

ハンドル名(※(=^_^=)は、匿名希望の会員です。)

順位/タイトル/出版社名
その他の書誌情報
一言コメント

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(=^_^=)

1位/まぼろしの巨大クラゲをさがして/BL出版

2位/こっちにおいでよ、ちびトラ/徳間書店

3位/海辺の村のパン屋/BL出版

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えみりい(WYN-0041)

1位/まぼろしの巨大クラゲをさがして/BL出版
クロエ・サベージ作/よしいかずみ訳

2位/シッゲのおうちはどこ?/子どもの未来社
スティーナ・ヴェルセン&セーブ・ザ・チルドレン・スウェーデン作/きただいえりこ訳

3位/藍染めのアポレンカ/求龍堂
ロマナ・コシュトコヴァー作/ヴェロニカ・ヴルコヴァー、ヤン・シュラーメク絵/小川里枝訳

4位/いつかまたあおうね/偕成社
パット・ジトロー・ミラー文/スージー・リー絵/かみやにじ訳

5位/おとうとはアボカド?/ひさかたチャイルド
トレーシー・ダーントン文/ヤスミン・イスマイル絵/木坂涼訳

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(=^_^=)

1位/こぶたのルーファスがっこうへいく/サイエンティスト社

2位/サンタさんはどうやってえんとつをおりるの?/徳間書店

3位/わたしを描く/あかね書房

4位/いやっ!といえないノニ/サイエンティスト社

5位/どうぶつえん/サウザンブックス

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shoko(WYN-1042)

1位/戦争は、/岩波書店
ジョゼ・ジョルジェ・レトリア文 アンドレ・レトリア絵 木下眞穂訳 
詩と絵のどちらにも力があり抑えた怒りが伝わってきた。この絵本が遠い昔の、過去のお話だったらどんなによかったことか。

2位/ねえ、おぼえてる?/偕成社
シドニー・スミス作 原田勝 (2024.4)
においや味、音、空間や間、空気感までもがうかんでくるような描き方はさすがシドニー・スミス。

3位/なんていいひ/小学館
リチャード・ジャクソン文 スージー・リー絵 東直子訳 (2024.6)
雨なのにでなく、雨だからいい日。そういうように考えられたら雨だって晴れだってわいわいと手をたたいて生きていける。心がはれやかになるすてきな絵本。

4位/わたしたちのケーキのわけかた/偕成社
キム・ヒョウン作 おおたけきよみ訳  
冒頭だけみると算数のお話かなと思えるが、これは家族のお話。一人っ子ならなんでも独り占めできるけれど、それがいいことだとは限らない。わけあうことで知るくやしさ、さびしさ、うれしさや温かさ、それに、楽しいことだってある。

5位/ねえねえ、なに見てる?/河出書房新社
ビクター・ベルモント絵と文 金原瑞人訳 (2024.5)
色覚異常のトーマスから見える世界を皮切りに、家族の興味関心から世界がどんな風に見えているか、犬はハエは?と想像を広げていくところがユニーク。

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(=^_^=)

1位/海辺の村のパン屋/BL出版

2位/まぼろしの巨大クラゲをさがして/BL出版

3位/こぶたのルーファスがっこうへいく/サイエンティスト社

4位/ちいさなゆめがあったなら/工学図書

5位/いぬのサイモン ほねがほしいもん/化学同人

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いけだ(WYN-1068)

1位/まぼろしの巨大クラゲをさがして/BL出版
横から見た断面図のような絵が面白く、すみずみまで楽しい。ユーモラスなだけでなく、オーロラや空、海の色まで美しく描かれている。絵本の絵と文のずれによる面白さが存分に発揮されている作品。

2位/ドクロ/スイッチ・パブリッシング
クラッセンらしいユーモアが謎の多いストーリーの合っていて、とても余韻が残る作品。

3位/ママたちが言った/クレヨンハウス
家族と友人に囲まれ、健やかに育つ男の子。それでいいはずだったのに、悪いことなんて何もしていないのに、伝えなければいけないことがある悲しさ。BLMがテーマの作品は多くあるが、描き方にぐっときた。

4位/ひとつぶのおくりもの/あかつき教育図書
命はめぐり、ひとつぶの贈り物が、夢が、世代を超えて受け継がれていく。それを表現するカラフルな絵もすばらしい。

5位/ぼく、いいたい ことが あるの/評論社
大切な人の死を理解し、受け入れることの難しさが感じられ、繊細で温かみのある絵と相まって、涙せずにおられない。

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asayaka(WYN-1058)

1位/パパはたいちょうさんわたしはガイドさん/PHP研究所
ゴンサロ・モウレ文 マリア・ヒロン絵 星野由美訳
視覚障害のあるわたしとパパの強い結びつきとふたりがつくりあげる豊かな世界にひきこまれる。

2位/こぶたのルーファスがっこうへいく/サイエンティスト社
キム・T・グリズウェル文 バレリー・ゴルバチョフ絵 くまがいじゅんこ訳
まっすぐでいっしょうけんめいなルーファスがいとおしい!

3位/夜明けをまつどうぶつたち/NHK出版
ファビオラ・アンチョレナ文・絵 あみのまきこ訳
闇と炎と太陽の光が美しく描き分けられた世界に大切なメッセージがこめられている。

4位/キツネザルのあったかいセーター/徳間書店
ウルリカ・ケステレ文・絵 石井登志子訳
ユーモラスな設定にくすりとさせられつつ、あたたかい友情にほっこり。どこでどうやって出会ったのか気になる!

5位/戦争は、/岩波書店
ジョゼ・ジョルジェ・レトリア文 アンドレ・レトリア絵 木下眞穂訳
戦争の本質を鋭く突いたことばだけでなく、絵のみで語られていることにもドキリとさせられる。

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しほ(WYN-1069)

1位/どうぶつえん/サウザンブックス
スージー・リー文・絵/松岡礼子・姜汶政訳
おとなと子どもが見ている世界の対比がおもしろく、それぞれの表情も生き生きしている。今年はほかにもスージー・リーさんの作品がたくさん出てうれしかった。文章と絵を両方手がけている貴重な作品。

2位/まぼろしの巨大クラゲをさがして/BL出版
クロエ・サベージ文・絵/よしいかずみ訳
氷の海も美しいし、細かく描き込まれた船の中の様子も、のぞき見しているようで楽しい。夢中になれることがあるっていいな。

3位/まぼろしの雲豹をさがして/工学図書
鄒駿昇文・絵/東山彰良訳
こちらは実話ベースの台湾の絵本。時間を越えたロマン。落ち着いた色合いと緻密なタッチ、構図など伝統的な絵画を思わせるイラストも素敵で、もっと台湾の絵本を読んでみたくなった。

4位/海辺の村のパン屋/BL出版
ポーラ・ホワイト文・絵/いけださちこ訳
女の人たちが冷えた手をバンズであたためるところがたまらなく好き。ひとつひとつの描写に実感がこもっていて、作品の世界にひきこまれる。

5位/キツネザルのあったかいセーター/徳間書店
ウルリカ・ケステレ文・絵/石井登志子 訳
もともとちがうところにすむ動物たちの交流が楽しい。毛糸を染めたり、友だちのためにセーターをいちからつくる過程にわくわく。

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モリー(WYN-1059)

1位/海辺の村のパン屋/BL出版

2位/まぼろしの巨大クラゲをさがして/BL出版

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みーこ(WYN-1020)

1位/ペンギンのウィリー/好学社
ロバート・ブライトさく こみやゆうやく

2位/ママたちが言った/クレヨンハウス
アリシア・D.ウィリアムズ文 ブリアナ・ムコディリ・ウチェンドゥ絵 落合恵子訳

3位/グリメルダ/化学同人
カッサンドラ・オドネル文 ジャン=マティアス・グザヴィエ絵 やまもとみき訳

4位/ちいさなかしこいオオカミ/化学同人
ヘイス・ファン・デア・ハメン文 ハネケ・シーメンスマ絵 野坂悦子訳

5位/ちいさなゆめがあったなら/工学図書
ニーナ・レイデン作 メリッサ・カストリヨン絵 よしざわたまき訳

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(=^_^=)

1位/海辺の村のパン屋/BL出版
ポーラ・ホワイト (作)  いけだ さちこ (訳)
パンのおいしそうなにおいが漂ってきそうな絵と文章。社会での職業のつながりを考えさせる絵本。小学生くらいの子どもたちにもぜひよんでほしい。

2位/まぼろしの巨大クラゲをさがして /BL出版
クロエ・サベージ (作) よしい かずみ (訳)
船の断面図に、細部まで描きこまれた絵がたのしい。

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NON(WYN-0019)

1位/藍染めのアポレンカ/求龍堂
ロマナ・コシュトコヴァー作、ヴェロニカ・ヴルコヴァー、ヤン・シュラーメク絵、小川里枝訳
とにかくひたすら美しい。そして、手のなす仕事の意味がつたわってくる。宝石みたいな絵本。

2位/わたしは地下鉄です/岩崎書店
キム・ヒョウン作、万木森玲訳
勢いのある韓国絵本の代表ではないかとおもいます。地下鉄内という世界的にも普遍的な情景に韓国らしさがかいまみられるのがいいな。

3位/ソリアを森へ マレーグマを救ったチャーンの物語/鈴木出版
チャン・グエン著、ジート・ズーン絵、杉田七重訳
圧倒的。それだけです。絵も物語も訳も。

4位/5ふんだけちょうだい/ひさかたチャイルド
ジル・マーフィ作、木坂涼訳
いまでたか!とうれしい気持ちでいっぱいです。ちょうど子育てしていたときに原書をよんでいました。

5位/パパはたいちょうさん わたしはガイドさん
ゴンサロ・モウレ作、 マリア・ヒロン絵、星野 由美訳
こういう絵本がしぜんによまれて、書店にふえていってくれますように。

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ゆま(WYN-1032)

1位/パパはたいちょうさん わたしはガイドさん/PHP研究所
ゴンサロ・モウレ文 マリア・ヒロン絵 星野由美訳 2024/01
優しさとユーモアでいっぱいの作品。

2位/夜明けをまつどうぶつたち/NHK出版
ファビオラ・アンチョレナ作 あみのまきこ訳 2024/05
動物たちの表情や、静かな森が火災で一変した、緊迫感ある描写が印象的。希望を持てるラストもよかった。

3位/しずかなおきゃくさま/光村教育図書
ヌリア・フィゲラス文 アンナ・フォン絵 宇野 和美訳 2024/09
生き生きしているこぎつねの表情がかわいらしい。色彩もきれい。

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(=^_^=)

1位/ゆきのひ/徳間書店
サム・アッシャー作/吉上恭太訳

2位/こっちにおいでよ、ちびトラ/徳間書店
キルステン・ハバード文/スーザン・ギャル絵/長友恵子訳

3位/ちびミミズクのこわーいいちにち/BL出版
ペトル・ホラチェック作/いわじょうよしひと訳

4位/つめて つめて!/BL出版
カトリーナ・チャーマン文/ギリェルメ・カルステン絵/木坂涼訳

5位/海辺の村のパン屋/BL出版
ポーラ・ホワイト作/いけださちこ訳

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よしたまご(CYN-2319)

1位/夜明けをまつどうぶつたち/NHK出版
ファビオラ・アンチョレナ 作 あみのまきこ 訳
ほとんど黒、そして火。残酷な成り行きしか想像できないが、エンディングにはほんとうに救われる。読後、強い共感を湧かせる絵本だと思う。

2位/エップのひっこし きいろいおうちのゆかいな人たち/Korvapuusti
イェンニ・エルキンタロ レカ・キラリー 作 島津絵里 訳
引っ越した先にはいろんなひとたちがいて、お互いをうけいれる自然さと軽やかさがいい。イラストのポップな色づかいが明るい。多様、カラフルであることの楽しさ、豊かさが一冊で表現されている感じが好き。

3位/海辺の村のパン屋/BL出版
ポーラ・ホワイト 作・絵 いけだ さちこ 訳
家族への不満や疑問が湧く年頃―だれでも通る道。「ぼく」の視点が、父親、家族という単位から、村とか社会というところへ行き届いているのが素敵。静かな気づきと成長。優しい筆致と色で海辺の潮の香りが漂ってくる気がする。

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mikiron(WYN-1066)

1位/きみは、ぼうけんか/ブロンズ新社
「ぼうけん」という楽しげな内容の中に悲しいテーマが込められている。大好きな家を去らなければならなかったお兄ちゃんが、自分の気持ちをおさえて、妹に「これはぼうけんだよ」と言いつづける、その心中を思うと胸が痛い。

2位/まぼろしの巨大クラゲをさがして/BL出版
巨大クラゲを探しつづける博士たち。人間たちをからかうかのように、絵の中でだけクラゲの姿が見え隠れしていて楽しい。

3位/海辺の村のパン屋/BL出版
どんな仕事も大切で、社会に欠かせないものだと教えてくれる絵本。限られた色(グレーと水色)しか使われていないのに、ほかほかと湯気をたてるパンが美味しそう!

4位/ソリアを森へ:マレーグマを救ったチャーンの物語/鈴木出版
野生動物の保護活動をする!と心に決めてから、その夢を実現するため努力を惜しまないチャーンの姿がまぶしい。

5位/ちびミミズクのこわーいいちにち/BL出版
明るい時間にも起きていることにした、ミミズクのこどものお話。明るい時間は色とりどりで楽しいけれど危険もいっぱい。ちびミミズクの表情がかわいい。

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ちゃぴ(WYN-1026)

1位/まぼろしの巨大クラゲをさがして/BL出版
クロエ・サベージ作/よしいかずみ訳
絵が美しい。絵本が閉じた後も想像が広がる。

2位/わたしたちのケーキのわけかた/偕成社
キム・ヒョウン作/おおたけきよみ訳
5人きょうだいのリアルな日常。いざこざもあるけれど家族の温かさを感じる。

3位/ビーチサンダル号 海へ!/あすなろ書房
リンダ・ラービン・ロッディングとディーペイシュ・パバリー文/M・M・ムワンギ絵/千葉茂樹訳
海のプラスティックゴミについて、子どもたちが興味を持つのに紹介したい。夢が広がっていく感じがいい。

4位/ひこうきにのろう/好学社
バイロン・バートン作/なかがわちひろ訳
見開き表紙の旅客機に魅せられた。

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SUGO(WYN-0012)

1位/戦争は、/岩波書店

2位/ソリアを森へ マレーグマを救ったチャーンの物語/鈴木出版

3位/空気を変える/あすなろ書房

4位/ママたちが言った/クレヨンハウス

5位/まぼろしの巨大クラゲをさがして/BL出版

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Kaori(CYN-2312)

1位/『海辺の村のパン屋』/BL出版

2位/『まぼろしの巨大クラゲをさがして』/BL出版

3位/『なんていいひ』/小学館
リチャード・ジャクソン 作, スージー・リー絵, 東 直子 訳 

4位/『ママたちが言った』/クレヨンハウス
アリシア・D・ウィリアムズ 文, ブリアナ・ムコディリ・ウチェンドゥ 絵, 落合恵子 訳 

5位/『さいごの木:オリーブときぼうのたね』/ガイアブックス
ルーク・アダム・ホーカー 作, 八木恭子 訳

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bagpuss(CYN-2207)

1位/戦争は、/岩波書店
ジョゼ・ジョルジェ・レトリア作 アンドレ・レトリア 絵 木下 眞穂訳

2位/まぼろしの巨大クラゲをさがして/BL出版
クロエ・サベージ作 よしい かずみ訳

3位/パパはたいちょうさん わたしはガイドさん/PHP研究所
ゴンサロ・モウレ 作/マリア・ヒロン 絵/星野 由美訳

4位/海辺の村のパン屋/BL出版
ポーラ・ホワイト作/いけだ さちこ訳

5位/くらくてふかいもりのおく/ひさかたチャイルド
デルフィーヌ・ブルネ作/ふしみみさを訳

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おとむとむ(WYN-2033)

1位/わたしのすみか/岩波書店 
さまざまな生き物のすみかが繊細に描かれていて見入ってしまう。自然は、命はこんなにも美しく尊い、とあらためて思った。

2位/かえでがおか農場のねこマックス/ほるぷ出版
表情豊かで味わいのある絵と女の子の語り口が楽しく、声も聞こえてきそう。野性味を感じるラストがとても好き。実家にいた猫を思い出した。

3位/ねえ、おぼえてる?/偕成社
母と子の語り合うこれまでとこれからが、光と影のなかで映画のように展開。語られる幸せと不安と希望に心を揺さぶられた。

4位/ぼく、いいたい ことが あるの/評論社
大切な人を亡くした悲しみから、死を受け入れ、思い出とともに前を向くまでの気持ちに寄り添っていてあたたかい。 

5位/チョウになりたい/金の星社
羽をつけた男の子の躍動感と、ページいっぱいに広がる緑や花の迫力に圧倒された。自分らしくあることを応援する気持ちがあふれている。

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Incisor(WYN-2016)

1位/海辺の村のパン屋/BL出版

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(=^_^=)

1位/ソリアを森へ/すずき出版
クマの保護活動にがむしゃらに突き進む主人公のエネルギーがすごい。絵も迫力があって美しく、別れのシーンは泣きそうになった。

2位/まぼろしの巨大クラゲをさがして/BL出版
子どもと読んだら「いるいる!」「なんで気づかないの?」と盛り上がりそう。細部まで描き込まれている絵も楽しかった。

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(=^_^=)

1位/きょうりゅうレントゲンびょういん/パイ インターナショナル
恐竜の体の仕組みを「お悩み相談」という切り口で説明しているのが斬新。ティラノサウルスのお悩みには爆笑!

2位/キツネザルのあったかいセーター/徳間書店
あったかいセーターの作られ方が、なんともいい。そのセーターは、きっと一生の宝物。

3位/植物が彩る切り絵・しかけ図鑑/化学同人
神秘に満ちた植物の世界へいざなってくれる、アート感たっぷりの図鑑。繊細な切り絵がため息の出るほど美しい。

4位/チョウになりたい/金の星社
「すき」という気持ちと、応援してくれる人がいれば、なんだってできる――そう背中を押してくれる作品。

5位/おとなりのだれかさん/評論社
新しい生活は、ワクワク、ドキドキするし、ちょっぴり不安もある。そんな気持ちが見事に表現されている。

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くるり(WYN-0005)

1位/戦争は、/岩波書店
「戦争は、」このあとになにが語られるのか、描かれるのか。残酷さ、暴力、轟音、そのおそろしさはもちろん、静かに、ゆっくり、気づかぬうちにしのびより、すぐそこに潜む影でもある、戦争の本質。短く端的に綴られる言葉と、恐怖を形あるものとして描き出す絵が、戦争のあらゆる姿を圧倒的な力で示してくる。ただし「答え」はここにはない。むしろ、「戦争は、」と、自分自身に問われる。

2位/わたしを描く/あかね書房
原題は "Magic Canvas"。この邦題はより作品のテーマを言い当てていて、とても秀逸だと思う。「わたしを描く」とはつまり、自分自身と向き合うこと。それはもちろん、かんたんなことではなかった。

3位/名探偵ホームズが生まれた日/光村教育図書
コナン・ドイルの伝記としてもホームズシリーズの紹介としてもうまく凝縮されていて、ひじょうに優れた内容。ユーモラスなタッチで細部も丁寧に描きこまれた絵も味わい深い。楽しい作品を生み出した作家への敬意と感謝というベースで、子ども向け絵本として丁寧に作られている。

4位/藍染めのアポレンカ/求龍堂
おとぎ話風に語られるチェコの伝統文化、藍染めの技術の歴史と未来につながる物語。とにかく絵が美しい。手作業の道具類やさまざまな模様にうっとりと見入ってしまう。訳者の小川里枝さんによる詳細な解説を含むあとがきも読みごたえがある。

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みみず(WYN-2354)

1位/まぼろしの巨大クラゲをさがして/BL出版

2位/夜明けをまつどうぶつたち/NHK出版

3位/こぶたのルーファスがっこうへいく/サイエンティスト社

4位/パパはたいちょうさん わたしはガイドさん/PHP研究所

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BUN(WYN-0003)

1位/パパはたいちょうさん わたしはガイドさん/PHP研究所
視覚障害のパパと弱視の「わたし」。でもパパは、だれよりもずっとたくさんのものを見ている。するどい感覚でまわりの世界を感じとるパパと、豊かなイメージが広がる「わたし」の世界が伝わってくる。絵もとても美しい。

2位/こっちにおいでよ、ちびトラ/徳間書店 
何かにつけて爪を出しがちなちびトラ。でも女の子は、そんなちびトラに自分との共通点を感じとる。少しずつ距離をつめていくうちに、女の子と家族の関係もゆるやかに変わっていくのがいい。

3位/まぼろしの巨大クラゲをさがして/ビーエル出版
実録ものふうのこまかい描き込みからはじまって、いつの間にかクラゲとのかくれんぼになっているのが楽しい。冷たい海の色と、すきとおったクラゲの姿が、美しく、かつ、ほのぼのとユーモラス。

4位/ちいさなゆめがあったなら/工学図書
メリッサ・カストリヨンの美しい絵と、リズミカルで心地よい文章がすてき。お休み前に読んだら、いい夢が見られそう。

5位/マーガレットとまいごのユニコーン/岩崎書店 (2023/11/16)
とてもかわいらしいファンタジー物語。あかちゃんユニコーンを見つけたマーガレットは、おばあちゃんやパパ、ママの助けをかりて、ユニコーンの世話をします。おとなにもちゃんとユニコーンが見えるのがいい。

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なおじ(WYN-2355)

1位/『空気を変える』/あすなろ書房
温暖化の仕組みが分かりやすく説明されており、また「自分たちが行動を変えれば地球環境を変えられるかも」とポジティブに思わせてくれる素晴らしい絵本。「待ったなしでみんなで考えたい」思いを込めて、本書を1位に選びました。

2位/『おばあちゃんの白い鳥 ~ガザのものがたり~』/講談社
実際にガザに生きる子の作品が、日本のような遠い地でも読まれる意味は、本当に大きいと思います。今こそ、そしてなるべく多くの人に、読まれるべき作品だと思いました。

3位/『パパはたいちょうさん わたしはガイドさん』/PHP研究所
おだやかで、互いを思い合う親子の生活が、本当に愛おしく感じられる絵本。障害の有無への焦点がやわらかで、「人はひとりひとり皆違う、でも日々を大事に生きる点でみな同じ」と思わせてくれる素晴らしい作品だと感じました。

4位/『ぼく、いいたい ことが あるの』/評論社
表紙の背中……亡くなった方との思い出の温かさ……何度も胸がぎゅっとなる絵本です。命が尽きることは悲しいけれど、思い出はずっと寄り添ってくれると思わせてくれる、温かい作品。

5位/『ドクロ』/スイッチ・パブリッシング
ジョン・クラッセンに、柴田元幸さん!至福のひとときでした。あとがきにも、なんだかすごく救われました。

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mipo(WYN-1070)

1位/海辺の村のパン屋/BL出版
ポーラ・ホワイト作/いけだ さちこ訳
海辺の村で多くの人が海に関わる仕事をしているのに、なぜとうさんはパン屋なの?という風にみんなと同じがいいと思う気持ちは普遍的。自分の子ども時代を思いだして胸がいっぱいに。ささやかな人の営みに光をあてたあたたかい作品。

2位/まぼろしの巨大クラゲをさがして/BL出版
クロエ・サベージ作/よしい かずみ訳
海と船の物語に目がないので船の輪切り図がふんだんでうれしい。
近所の6歳の女の子に読んでもらったら、懸命にクラゲをさがし、最後のページで「あっ」と息をのんでいた。子どもが夢中になる絵本だと実感した。

3位/わたしを描く/あかね書房
曹文軒 文/スージー・リー絵/広松由希子 申明浩 訳
国際アンデルセン賞受賞コンビによる最高品質の作品。キャンバスに自画像を描くも夜にはその「わたしの顔」がドロドロに流れていた。読む人によってさまざまな解釈ができそう。ぜひ読んでみてほしい。

4位/わたしのすみか/岩波書店
イザベル・シムレール作/石津ちひろ訳
イザベル・シムレールさんは、さまざまな生き物のすみかをその繊細な筆致できらめく宝石にみせている。目を凝らせば〈センスオブワンダー〉がすぐそばにあると気づかせてくれた。お気に入りは「オートクチュールのいえ」と「貝のはりぼてやしき」。

5位/ちいさなゆめがあったなら/工学図書
ニーナ・レイデン文/メリッサ・カストリヨン絵/よしざわたまき 訳
こちらも近所に住む6歳の女の子のお気に入り。日々、内心は不安でいっぱいの子どもたちが安心して社会や人を信頼できるようになる絵本だと思った。

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(=^_^=)

1位/くらくてふかいもりのおく/ひさかたチャイルド
デルフィーヌ・ブルネ作 ふしみみさお訳

2位/パパはたいちょうさん わたしはガイドさん/PHP研究所
ゴンサロ・モウレ文 星野由美訳 

3位/ねえ、おぼえてる?/偕成社
シドニー・スミス著 原田勝訳

4位/ひとつぶのおくりもの/あかつき教育図書
マーシー・キャンベル著 なかがわちひろ訳

5位/こぐまのいばしょ/BL出版
ブリッタ・テッケントラップ作 三原泉訳

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(=^_^=)

1位/ねえ、おぼえてる?/偕成社
シドニー・スミス 著/原田勝 翻訳
またシドニー・スミスかと思いながら絵本を手にとるのだが、やはり引き込まれてしまう。静かな感動で読者をゆさぶる絵本。

2位/パパはたいちょうさん わたしはガイドさん/PHP研究所
ゴンサロ・モウレ 著/マリア・ヒロン イラスト/星野由美 翻訳
図書館で予約して、ようやく読めました!
障がいのある父と娘の優しさとユーモアに満ちた美しい絵本。
この絵本に出会えてよかった。

3位/ぼくのひみつのともだち/あすなろ書房
フレヤ・ブラックウッド 作/椎名かおる 文
木を動物にみたて、ひみつの友達として愛おしむ主人公に惹かれた。

4位/かえでがおか農場のねこ マックス/ほるぷ出版
アリス・プロベンセン、マーティン・プロベンセン 作/中井はるの 訳
プロベンセン夫妻のダミーから、夫妻の絵のタッチを再現し、新たに刊行された絵本。完全には飼いならされていない猫の、本来の猫らしさにじんときた。

5位/まぼろしの巨大クラゲをさがして/ビーエル出版
クロエ・サベージ 著/よしい かずみ 翻訳
タイトルから想像するよりもユーモアのある楽しい作品。

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みちこ(WYN-0057)

1位/海辺の村のパン屋/BL出版
ポーラ・ホワイト作/いけださちこ訳
素朴で静かで温かい、私の好きな世界。こういう世界を評価して出版したり読んだりする人がたくさんいるって、勇気づけられる。

2位/くらくてふかいもりのおく/ひさかたチャイルド
デルフィーヌ・ブルネ作/ふしみみさを訳
「寝る前の儀式」がテーマの愉快な絵本。ふしみみさをさんは絵本翻訳の天才だ! ちなみに、私の寝る前の儀式は、持病の薬を飲むことです(笑)

3位/ぼくのなまえはサンゴール/ゆぎ書房
カレン・リン・ウィリアムズ、カードラ・モハメッド作/キャサリン・ストック絵/小野寺美奈、當銘美菜、山西優二、前田君江訳
アフリカの何にもない村から飛行機でアメリカへ行く。そのカルチャーギャップの大きさをイラストが語っている。でも悲しみに暮れることになる前にいいことを思いついて笑顔になるサンゴール君。『ともだちのしるしだよ』の著者コンビの愛を感じる。

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キジトラ(WYN-1060)

1位/パパはたいちょうさん わたしはガイドさん/PHP研究所
ゴンサロ・モウレ文/マリア・ヒロン絵/星野由美訳
視覚障害を持つパパとわたしの通学は、毎日が冒険! 二人の世界が豊かに描かれ、忘れがたい作品だった。

2位/かえでがおか農場のねこ マックス/ほるぷ出版
アリス&マーティン・プロベンセン作/中井はるの訳
いたずら猫マックスへの愛情があふれでる、最高な1冊。ほれぼれします。

3位/こぐまのいばしょ/BL出版
ブリッタ・テッケントラップ作/三原泉訳
秋色の美しいイラストに目をみはる。こぐまの心情が胸にせまり、ぐっときた。

4位/ぼくはなんのほん?/光文社
カロリーナ・ラベイ作/はせがわけい訳
図書館で手に取ってもらえずにいた本が、ぴったりの読者にめぐりあう。仲間思いの本たちの奮闘がいとおしかった。

5位/ネコになりたかったクモのルイージ/岩崎書店
ミシェル・ヌードセン文/ケビン・ホークス絵/福本友美子訳
ネコになりきろうとしているクモが、とにかくかわいい!

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【3】第27回(2024年)●絵本部門● やまねこ翻訳クラブ 24/11/22(金) 16:48 [NEW]

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