高志の国文学館
　絵本作家　降矢なな原画展

　降矢ななは、巧みな絵本の表現で最も注目を集める絵本作家のひとりです。物語にふさわしい多彩な表現、登場人物の魅力的な造形、生き生きとした線とダイナックな構図や色彩、絵のなかの遊び……作品によってあらゆる表現方法を駆使し、子どもたちが絵本の世界で遊び、夢中になる工夫を凝らしています。
　本展は、物語に新しい息吹を吹き込む絵本表現の魅力にあふれた作品原画を150点以上展示いたします。原画とともに名作絵本を読む贅沢な時間を、ぜひ親子でお楽しみください。

会　期：2023年６月24日（土）〜９月４日（月）
会　場：高志の国文学館
　　　　富山市舟橋南町2-22
　　　　TEL 076-431-5492
時　間：9:30〜18:00（観覧受付は17:30まで）
休館日：毎週火曜日、８月16日（水）
　　　　※８月15日（火）は開館
観覧料：一般400円（320円）、大学生200円（160円）
　　　　※（）内は20名以上の団体料金。企画展観覧券で常設展もご覧いただけます。
　　　　※小・中・高校生及びこれに準ずる方、各種障害者手帳をお持ちの方は無料。

参考：
https://www.koshibun.jp

姫路文学館
　特別展　ぞうのエルマー絵本原画展

　パッチワーク模様のぞうの物語、陽気でいたずら好きのエルマーのお話は、イギリスの絵本作家デビッド・マッキーが1968年に発表した代表作です。これまでに60以上の言語に翻訳され、世界中で愛されてきました。ありのままの自分を受け入れること、だれかと喜びを分かち合うこと、毎日が“とくべつな日”だということ ―楽しいお話の中に込められたデビッドのメッセージは、いつもわたしたちを力づけてくれます。
　本展では、日本では未刊行の作品を含む「エルマー」シリーズの絵本原画など約170点を展示。ロシアのウクライナ侵攻で話題となった『せかいでいちばんつよい国』も紹介します。
　昨年この世を去ったデビッド・マッキーからのたくさんの贈り物を、ぜひ受け取ってください。

会　期：2023年６月24日（土）〜９月３日（日）
会　場：姫路文学館　北館
　　　　兵庫県姫路市山野井町84番地
　　　　TEL 079-293-8228
時　間：10:00〜17:00（入館は16:30まで）
休館日：月曜日、7月18日（火）。ただし7月17日（月）、8月7日（月）は開館。
観覧料：一般700円、大学・高校生400円、中学・小学生200円　未就学児無料

参考：
http://www.himejibungakukan.jp

軽井沢絵本の森美術館

　童話のなかのアンデルセン

「おやゆびひめ」や「人魚姫」などの童話で知られるH.C.アンデルセン。彼の書いた童話は「アンデルセン童話」と呼ばれ、世界中で親しまれています。アンデルセン童話には、アンデルセンの幼少期の思い出、見聞きした風景や昔話などが散りばめられています。
　本展では様々なアンデルセン童話を、アンデルセンの生涯やデンマークの文化などを絡めながらご紹介します。童話のなかにアンデルセンの人生を感じていただけたら幸いです。

会　期：2023年06月23日(金)〜2023年10月9日(月)
会　場：軽井沢絵本の森美術館（ムーゼの森）
　　　　長野県佐久郡軽井沢町長倉182（塩沢）
　　　　電話 0267-48-3340
時　間：9:30〜17:00　※最終入館は閉館の30分前
休館日：火曜日 　※7〜9月は無休
入館料：大人　950円、中高生　600円、小学生　450円、小学生未満無料
　　　　＊エルツおもちゃ博物館・軽井沢との2館共通セット券あり
　　　　＊小学生以下のご入館には保護者の同伴が必要です
　　　　＊障がい者割引あり

　※6月7日（水）〜6月9日（金）は、エルツおもちゃ博物館は展示入替のため、ご利用いただけません。また、この期間中はセット券の販売は停止させていただきます。（ショップは利用可能です。）
　※6月21日（水）〜6月22日（木）は、軽井沢絵本の森美術館・第2展示館は展示入替のため、ご利用いただけません。その他の施設は通常通り営業いたします。また、この期間中のみ特別入館料となります。（ショップは利用可能です。）

参考：
https://museen.org/event/4339

クレヨンハウス

　アーサー・ビナードさん　読み語り＆サイン会
　　ようこそ『ありえない！』セカイへ
　　　〜アメリカ生まれの詩人といっしょに絵本と紙芝居を楽しもう〜

　ラジオパーソナリティーとしても活躍されている詩人のアーサー・ビナードさんによる、読み語り＆サイン会を開催いたします。
　自然に親しみ、言葉の持つ本質の面白さを追求し続けるアーサー・ビナードさんは、詩作品だけでなく、エッセイ、随筆、翻訳作品や、紙芝居の創作など、その活動は多岐にわたります。日本語について、平和について、鋭い感性と観察から紡がれる作品の数々は、どれも新鮮なおどろきを読者に届けてくれています。そんなアーサー・ビナードさんのおはなしが直接聞けるこの機会、お見逃しなく！

開催日：2023年6月15日(木)14:00〜
会　場：クレヨンハウス東京店2F
　　　　子どもの本、おもちゃ売り場
　　　　東京都武蔵野市吉祥寺本町2-15-6
参加費：無料

サイン対象書籍：クレヨンハウスでご購入のアーサー・ビナードさんの作品すべて
　　　　　　　　※レシートなど、購入したことがわかるものをご持参ください

問い合わせ：クレヨンハウス東京店 子どもの本売り場
　　　　　　TEL 0422-27-2114(11:00〜19:00）
　　　　　　E-mail ehon@crayonhouse.co.jp

参考：
https://www.crayonhouse.co.jp/shop/pg/1tk03-230615/

安曇野ちひろ美術館

　ちひろ美術館コレクション　熱帯の国々の絵本

　2023年は日本とベトナムの外交関係樹立50周年です。このことを機会として、ちひろ美術館コレクションのベトナムの画家、タ・ヒー・ロン『姫君と望遠鏡』を中心に赤道に近い熱帯の国々６ヵ国の作品を展示します。豊かな自然や地域独特のくらしのなかで描かれた、個性豊かな作品をお楽しみください。

会　期：2023年6月3日（土）〜2023年9月3日（日）
会　場：安曇野ちひろ美術館
　　　　長野県北安曇郡松川村西原3358-24
　　　　電話　0261-62-0772
時　間：10:00〜17:00（8月は9:00〜17:00）
休館日：毎週水曜日（祝休日開館、翌平日休館、8月は無休）
観覧料：大人900円　高校生以下無料
　　　　団体(有料入館者20名以上)、65歳以上の方、学生証をお持ちの方は700円
　　　　＊障害者手帳をご提示の方と介添えの方（１名）は無料

参　考：http://www.chihiro.jp/azumino/

小さな絵本美術館　八ヶ岳館

　竹上妙 絵本原画展

　一瞬、どきっとするほどしっかりと私たちを捉える動物たちは力強く、しかしどこか愛嬌があります。竹上 妙による自由で色鮮やかな木版画は、生きものと『目があった』瞬間に生まれる心の動きを、私たちに思い出させます。木版画により描かれた作品は、作者の生きものに注ぐ温かいまなざしがそのまま伝わってくるかのように感じられます。
　本展では、制作の主要テーマとして追い続けている『みたら　みられた』や、お話の創作まで手掛けた『うみのあじ』といった絵本原画から版画、こけしといった立体作品まで一堂に展示いたします。力強い生命力にあふれた生き物の世界をぜひお楽しみください。

会　期：2023年4月15日（土）〜7月9日（日）
時　間：10:00〜17:00 ※最終入館 16:30
休館日：火曜・水曜　※祝日の場合は開館・翌平日は休み
会　場：八ヶ岳小さな絵本美術館
　　　　長野県諏訪郡原村原山
　　　　Tel (0266)75-3450
入館料：大人800円、中高生400円、小学生300円

参考：
https://www.ba-ba.net/

クレヨンハウス

第32期　子どもの本の学校
　　鈴木のりたけさん講演会（会場＆オンライン）
　　　「おもしろがるとたのしくなる」

　鈴木のりたけさんをお迎えしての講演会です。
　会場で公演をご覧いただくには、東京店にお電話にてお申し込みください。
　オンライン講座にはインターネットアプリZoomを使用し、ご参加さま同士のお顔が見えない設定で行います。記事末の参考URLに掲載のページからチケットをご購入ください。

開催日：2023年6月17日（土）
時　間： 16:00〜17:30（開場15:40）
　　　　※見逃し配信はありません
会　場：東京店会場+Zoomをつかったオンラインライブ
　　　　東京都武蔵野市吉祥寺本町2-15-6　　　　
料　金：1500円（参考URLに掲載のページで購入）
　　　　チケット販売期間：2023年6月17日(土)13:00まで

問い合わせ：クレヨンハウス東京店 子どもの本売り場
　　　　　　TEL 0422-27-2114(11時〜19時）
　　　　　　E-mail ehon@crayonhouse.co.jp

参考：
https://www.crayonhouse.co.jp/shop/g/g2206090013335/

釧路市立美術館

　美術館で体験！　しかけ絵本の世界

　本展では現代の作家を中心に、様々なタイプの仕掛け絵本を展示します。見事な仕掛けとイラストで読者をストーリーに引き込むしかけ絵本の世界を美術館でご体験ください。

会　期：2023年5月20日（土）〜7月2日（日）
休館日：月曜日
時　間：10：00〜17：00（入館は16：30まで）
会　場：釧路市立美術館
　　　　釧路市幣舞町４-28
　　　　電話：0154-42-6116（直通）
観覧料：一般700円（500）、大学生以下無料
　　　　※（　）は10名以上の団体料金
　　　　※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の公布を受けた方および付き添いの方は無料。

参考：https://k-bijutsukan.net/

奈良 蔦屋書店

　絵本作家　谷口智則さん
　　絵本原画展＆絵本と音楽の時間
　
　新刊絵本『アマガエルのうた』の原画展示のほか、オリジナル原画・ジクレー原画・オリジナルグッズ・絵本の販売もあります。
　ライブペインティングやサイン会など、楽しいイベントもりだくさんです！

会　期：2023年6月17日（土）〜7月13日（木）
時　間：8:00〜23:00 （年中無休）
会　場： 奈良 蔦屋書店　天平ギャラリー
　　　　奈良県奈良市三条大路1丁目691-1
　　　　電話 0742-35-0600

【関連イベント】

○「絵本と音楽の時間　〜アマガエルのうた〜」　

　新刊『アマガエルのうた』をはじめ数作品の絵本を音楽にのせて谷口智則さんが語り歌います。また、子どもたちからリクエストを受けその場で描くライブペインティングなど楽しい絵本と音楽の時間です。

日　時：2023年6月25日（日）14:00〜15:50（受付13:30）
会　場：奈良県コンベンションセンター 天平ホール
出演者：絵本作家 谷口智則さん、かっぱさん（キーボード）
定　員：300人（自由席）
参加費：大人（中学生以上）1,500円、こども（３歳〜小学生まで）1,000円
　　　　親子ペア2,000円、0〜2歳　無料（お席が必要なお子様はチケットの購入をお願いします）

○サイン会

日　時：2023年6月25日（日）
　　　　午前の部：10:30〜11:00（20名）
　　　　午後の部：16:00〜18:00（100名）
会　場：天平ギャラリー
対　象：谷口智則さんのすべての絵本
　　　　※先着120名様1人１冊まで
　　　　※原画展開始の6月17日より、絵本購入時にサイン会参加券を配布します。
　　　　※午前の部（20名）午後の部（100名）をお選びいただけます。
　　　　※サイン会は参加券に記載の整理番号順にご案内します。

詳細：
https://store.tsite.jp/nara/event/magazine/33151-1451540421.html

射水市大島絵本館

　しおたにまみこ絵本原画展
　
　しおたにまみこ氏の絵本より、『さかなくん』『やねうらべやのおばけ』（ともに偕成社）の２作品を取りあげた原画展を開催します。

会　期：2023年6月1日(木)〜7月20日(木)
時　間：9:30〜17:30
休館日：月曜日（祝日の場合はその翌日）、資料整理日(月1回)
会　場：射水市大島絵本館
　　　　富山県射水市鳥取50
　　　　電話：0766-52-6780
入館料：大人600円、高校生300円、中小中学生100円
　　　　※現金のみのお取り扱いとなります。

参考：
http://www.ehonkan.or.jp/index.htm

ブックハウスカフェ
　
　『プリンちゃんのなつやすみ』絵本原画展

　みんな大好き「プリンちゃん」シリーズの、待望の最新刊の原画展を開催いたします。お楽しみに！

会　期：2023年6月7日(水)〜6月20日(火)　期間中無休
時　間：11:00〜18:00　＊最終日17:00まで
会　場：ブックハウスカフェ　ガリバー（左奥の部屋）
　　　　東京都千代田区神田神保町２-５　北沢ビル１F
　　　　TEL　03 (6261) 6177／FAX　03 (6261) 6178

　　　　※入場無料。カフェスペースですので座ってご飲食をお楽しみいただけます。
　　　　※貸切などで一時的にご覧いただけない時間帯がある場合があります。あらかじめご了承ください。

【関連イベント】
○プリンちゃん最新刊『プリンちゃんのなつやすみ』発売記念イベント

「プリンちゃん」シリーズの作者・なかがわちひろさんと、たかおゆうこさんが、ブックハウスカフェにやってきます。
　夏休み気分いっぱいのプリンちゃんで　あそぼう！イベント終了後は、なかがわちひろさん、たかおゆうこさんのサイン会もあります。ふるってご参加ください！

日　時：2023年6月10日（土）14:00〜約60分（開場は13:45）
出　演：なかがわちひろさん、たかおゆうこさん
参加費：1,000円（小学生以下のお子さまお一人に、大人お一人無料でご参加いただけます。2歳以下は無料です）
　　　　☆『プリンちゃんのなつやすみ』（￥1,320）と参加費セットで￥2,000のお得セットがオススメ！（本は、イベントの日に受付でお渡しいたします）
対　象：3歳〜小学校中学年くらい
定　員：先着20名
場　所：ブックハウスカフェ　2Fひふみ
申込み：先着順・事前決済

申込方法・詳細：https://bookhousecafe.jp/event/content/971

ベルナール・ビュフェ美術館

　こわくて、たのしいスイスの絵本展
　　〜クライドルフ、フィッシャー、ホフマンの世界〜
　
　ぞくぞく、わくわく、誰もが夢中になる、懐かしくて新しい絵本の世界へ！
　スイスは多くのすぐれた絵本画家を輩出した国で、その絵本は日本でも出版され、今もなお愛され続けています。
　本展では、スイスを代表する 3 人の絵本画家、クライドルフ、 フィッシャー、ホフマンの世界を紹介します。スイスという国の美しい風土と歴史、そして世界共通の、親が子どもを愛する気持ちから生まれた絵本の魅力、ぜひお楽しみください。

会　期：2023年4月8日（土）〜7月2日（日）
時　間：10:00〜17:00　 ※入館は閉館の30分前まで
休館日：毎週水・木曜日 （祝日は開館し、金曜を休館）
会　場：ベルナール・ビュフェ美術館
　　　　静岡県長泉町東野クレマチスの丘515-57
　　　　TEL 055-986-1300　FAX 055-987-5511
入館料：大人1200円(1100円)、高・大学生600円(500円)、中学生以下無料
　　　　※ ( )内は20名様以上の団体割引

参考：
https://www.clematis-no-oka.co.jp/buffet-museum/

弘前市立博物館

　令和5年度特別企画展1「隙あらば猫　町田尚子絵本原画展」

　絵本作家・画家として近年注目を浴び、絵本「なまえのないねこ」で日本絵本賞（2019）など、多くの賞を受賞している町田尚子さんの原画作品展です。隙あらば描かれるかわいい猫たちだけでなく、空想の世界やちょっと怖い世界も描く町田尚子さんの原画は、美しくて吸い込まれそう。デビュー作から最新作の絵本原画や絵画、ラフ、貴重な制作資料など、約250点を公開します。ぜひ、ご覧ください。

会　期：2023年5月20日（土）〜7月2日（日）
時　間：9:30〜16:30
休館日：企画展開催中は無休
会　場：弘前市立博物館
　　　　青森県弘前市大字下白銀町1−6 弘前公園内
　　　　電話：0172-35-0700　　
観覧料：大人300円(420円）、高大生150円（210円）、小中学生100円（140円）
　　　　※（　）内は共通券の料金
　　　　※共通券とは、博物館及び高岡の森弘前藩歴史館に、それぞれ1回入館できる券です。
　　　　※障がい者（介助者含む）、65歳以上の弘前市民、弘前市内の小・中学生・外国人留学生、ひろさき多子家族応援パスポートを持参の人は無料です。

【関連イベント】
○町田尚子トーク＆サイン会イベント

「町田尚子トーク＆サイン会イベント」を開催します。町田先生本人のトークの後、当選者50名には購入した絵本にサインをしてくださいます。当日、立ち見でトークを聴くこともできます。その場合はサインはありません。

日　時：2023年6月10日（土）14:00〜16:30
会　場：弘前市立博物館ロビー
参加費：無料（別途観覧料が必要）
定　員：50名（抽選）
申込み：はがきによる事前応募が必要
　　　　※応募締め切り：2023年5月29日（月）（当日消印有効）

申込み・詳細：https://www.city.hirosaki.aomori.jp/hakubutsukan/index.html

えほんミュージアム清里

　えほんミュージアム清里×黒井健絵本ハウス　共同企画
　　画業五〇年のあゆみ「黒井健絵本原画展」

　清里にあるふたつの絵本美術館、えほんミュージアム清里と、黒井健絵本ハウスの共同企画。これまでに300冊以上の児童文学や絵本の挿絵を描いた絵本画家・黒井健の画業50年を記念した特別展です。
　当館では「第2部　絵本画家としてのあゆみ」と題し、黒井健が描く名作児童文学から現代作家作品までさまざまな絵本の原画や、大作風景画、合わせて約60点を展示します。原画のほかにも画材やスケッチ、試作本などの資料も展示します。
　きっとどこかで目にしたことのある黒井健が描く挿絵や風景画。その珠玉の作品の一端に触れる原画展をどうぞお楽しみください。

会　期：2023年5月20日（土）〜7月3日（月）
時　間：10:00〜17:30（入館受付は17:00まで）
入館料：一般 700円、小中学生　300円
　　　　※黒井健絵本ハウス共通割引券　1,200円（共通割引券の販売は４〜11月）
休館日：火曜日（祝日の場合は翌日）
会　場：えほんミュージアム清里
　　　　　山梨県北杜市高根町清里3545-6079
　　　　　電話 0551-48-2220

参考：
https://www.ehonmuseum.com/

福岡市科学館

　特別展「ヨシタケシンスケ展かもしれない」

　絵本作家としてのデビュー作『りんごかもしれない』（2013年）以降、子どもから大人まで大ブームを巻き起こしているヨシタケシンスケ。頭のなかに広がる果てしない妄想やアイデア、クスッと笑える人のクセやしぐさ、世界の真理をつくようなものの見方を細いペン先で描き続け、多くの人々をひきつけています。ヨシタケさんは絵本を出版する以前から、イラストレーター、造形作家として活躍してきました。
　初の大規模個展となる本展では、作家の発想の源である小さなスケッチや絵本原画、本展のためにヨシタケさんが考案した立体物や愛蔵のコレクションなど約400点以上を展示し、作家の「頭のなか」をのぞいてみます。
　発想の豊かさに支えられたヨシタケさんの「かもしれない」展示空間を、ぜひご体感ください。

会　期：2023年5月22日（月）〜7月16日（日）
時　間：9:30〜18:00（入館は17:30まで）
会　場：福岡市科学館
　　　　３階企画展示室
　　　　福岡市中央区六本松4-2-1
　　　　TEL 092-731-2525
休館日：毎週火曜日
観覧料：一般1,300円（1,100円）、中高生1,000円（800円）、小学生600円（400円）、未就学児無料
　　　　＊（　）は前売り料金、30人以上の団体は当日料金より100円引き

参考：
https://www.fukuokacity-kagakukan.jp

イルフ童画館
　開館25周年記念　大人も楽しむ武井武雄展

　1894（明治27）年、長野県諏訪郡平野村（現岡谷市）に生まれた武井武雄は、「子どもの心にふれる絵」の創造を目指して、『童画』という言葉を生み出し、絵雑誌『コドモノクニ』や『キンダーブック』などに多くの童画を描く一方、版画や刊本作品など様々な芸術分野にも果敢に挑戦をしてきました。その創作活動は子どものみならず大人をも魅了しています。
　本展示では、童画、版画、刊本作品など、あらゆる分野から武井武雄の画業を辿り、子どもだけでなく大人までも魅了される武井武雄の芸術の世界をご紹介します。

会　期：2023年4月1日（土）〜6月6日（火）
時　間：9:00〜18:00（入館は17:30まで）
会　場：イルフ童画館　2階企画展示室
　　　　長野県岡谷市中央町2-2-1
　　　　TEL 0266-24-3319
休館日：水曜日（祝日は開館）
観覧料：一般510（410）円、中高生310（210）円、小学生160（110）円
　　　　（　）内は10人以上の団体料金。

参考：https://www.ilf.jp

新潟市美術館

　美術館に行こう！　ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方

　絵本『うさこちゃん びじゅつかんへいく』（ディック・ブルーナ 文・絵／まつおかきょうこ 訳、福音館書店、1997）は、ミッフィー（うさこちゃん）が両親とともに初めて美術館を訪れるお話で、幼い子どもが、美術作品と出会った驚きと喜びがつづられています。本展はこの絵本をガイドにして新潟市美術館所蔵品を紹介し、子どもから大人まで、自由な雰囲気の中で美術への視点を広げられる機会を提案するものです。
　また、ミッフィーの生みの親として知られる絵本作家であり、グラフィック・デザイナーのディック・ブルーナ（1927〜2017、オランダ）のデザインワークも併せて展示し、ブルーナの創作の秘密に迫ります。さらに、ブルーナのデザイン手法を体験できるワークショップコーナーも併設します。

会　期：2023年4月8日（土）〜5月28日（日）
会　場：新潟市美術館　企画展示室　常設ロビー
　　　　新潟市中央区西大畑町5191-9
　　　　電話：025-223-1622
休館日：月曜日（ただし５月１日は開館）
時　間：9:30〜18:00（観覧券販売は閉館30分前まで）
観覧料：一般1,200円　大学・高校生1,000円　中学生以下無料

参考：
http://www.ncam.jp

絵本美術館 森のおうち

企画展「森よ！」VOl.2
　森にあつまれ「鳥の絵本」原画展

会　期：2023年4月14日(金)〜7月3日(月)
会　場：絵本美術館 森のおうち
　　　　長野県安曇野市穂高有明2215-9
　　　　TEL 0263-83-5670
時　間：9:30〜17:00
　　　※変更日有、当館HP参照
休館日：木曜日（ゴールデンウィーク期間・お盆期間中・年末年始無休）
　　　　※祝日振替休有、当館HP参照
入館料：大人800円、小・中学生500円、3才以上250円、3才未満無料


【関連イベント】

鈴木まもる講演会
「絵本と鳥の巣の不思議〜鳥の巣が教えてくれること」
　画家・絵本作家、そして鳥の巣研究家でもある鈴木まもる。
　当日は展示の鳥の巣以外に、実物の鳥の巣を約20個ほど持参し、絵本と鳥の巣について、大人から子どもにまで、わかりやすく話します！

開催日：6月4日（日）
時　間：13:00〜受付開始、
　　　　13:30〜講演会開演、
　　　　16:00〜サイン会

参加費：大人：3000円（高校生含）
小・中学生：1500円
親子ペア：4000円
※参加費には美術館入館料が含まれます。
※定員50名（完全予約）

申込方法：電話
　　　　　0263-83-5670
　　　　　受付時間9:30〜16:30


参考：http://www.morinoouchi.com/index.html

足利市立美術館

　ブラチスラバ世界絵本原画展
　　絵本でひらくアジアの扉　韓国・日本をめぐって


　「ブラチスラバ世界絵本原画展」は、スロバキア共和国の首都ブラチスラバで2年ごとに開催される、世界最大規模の絵本原画コンクールです。
　本展では、2021年10月から翌年2月にかけて現地で開催された第28回展（BIB 2021）の参加国より、近年の活躍がめざましいアジア諸国に焦点をあて、中でも隣り合うふたつの国、日本と韓国のいまをご紹介します。
　会場では、BIB 2021に参加した日本と韓国の作家による全出品作と絵本をご覧いただく他、絵本が生み出され読者に届くまでの背景を取材した特集展示、グランプリ他各賞受賞作家の作品をパネルと絵本によりご覧いただきます。
会　期：2023年4月15日（土）〜６月4日（日）
会　場：足利市立美術館
　　　　栃木県足利市通2丁目14-7
　　　　電話0284-43-3131
時　間：10:00〜18:00（入館は17：30まで）
休館日：月曜日
観覧料：一般710（560）円、高校・大学生500（400）円、中学生以下無料
　　　＊５月18日（木）は国際博物館の日のため無料


参考：http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/

市原湖畔美術館

　末盛千枝子と舟越家の人々　―絵本が生まれるとき―

　日本を代表する彫刻家・舟越保武の長女に生まれ、上皇后陛下美智子さまの講演録の編集者としても知られる末盛千枝子。「絵本は子どもだけのためのものではない」との思いのもと、人生の悲しみや希望、美しさを伝える多くの絵本を世に送り出し、東日本大震災では被災地の子ども達に絵本を届ける活動を立ち上げました。
　本展では、末盛がさまざまな人々との出会いと協働によって生み出した珠玉の絵本の原画や貴重な資料とともに、彼女を育んだ芸術家一家――彫刻家の父・保武、弟・桂、直木、自らの句作を断念し彫刻家の妻として生きた母・道子をはじめとする舟越家の人々の作品の数々を一堂に展観、その波乱に富んだ人生と仕事の全容に光を当てます。

会　期：2023年4月15日（土）〜6月25日（日）
会　場：市原湖畔美術館
　　　　千葉県市原市不入 75-1
　　　　TEL 0436-98-1525
時　間：平日　10：00〜17：00
　　　　土・祝前日　9：30〜19：00
　　　　日・祝日　　9：30〜18：00
休館日：毎週月曜日（祝日の場合は翌平日）
鑑賞料：一般1,000（800）円、大高生・65歳以上800（600）円
　　　　※（　）内は20名以上の団体料金。
　　　　※中学生以下無料・障がい者手帳をお持ちの方とその介添者（1名）は無料

参考：https://lsm-ichihara.jp